JP6119180B2 - フラップ天板付家具 - Google Patents

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Description

本発明は、オフィスや学校等に用いられ、天板が使用姿勢から跳ね上げ姿勢までの間でフラップ動作し得るとともに、天板の下面側に棚が配設されたフラップ天板付家具に関する。
従来より、オフィスにおける会議等に用いられる天板付家具として、天板が使用姿勢から跳ね上げ姿勢までの間でフラップ動作し得るとともに、天板の下面側に配設され天板と平行にフラップ動作可能な棚を有するフラップ天板付家具が知られている(例えば、特許文献1を参照)。従来のこの種のフラップ天板付家具は、天板を前記跳ね上げ姿勢とした状態で、使用端側に同一構造をなす他のフラップ天板付家具をスタッキング可能であるが、スタックピッチを小さくしてより効率的にこのようなフラップ天板付家具を収納すべく、棚を天板と連動してフラップ動作可能にし、天板を前記跳ね上げ姿勢とした状態で棚が天板の下面に接近するようにしている。より具体的には、棚の基端部の左右両端を左右の脚体にそれぞれ接続しているとともに先端側をリンクステーを介して天板側に接続している。ところが、このような構造では、部品点数が多く、また、棚の基端部の左右両端を脚体にピン軸を介して接続する必要があり、さらにリンクステーの両端をそれぞれ棚及び天板に軸着する必要があるので、組み付け工数も多いという不具合が存在する。
特開平11−155665号公報
本発明は以上の点に着目し、天板の下面側に配設された棚を備えたフラップ天板付家具において、収納時のスタックピッチを短縮しより効率的に収納できるようにすることを図りつつ、部品点数及び組み付け工数の削減を図ることを目的とする。
以上の課題を解決すべく、本発明の各請求項に係るフラップ天板付家具は、以下に述べるような構成を有する。すなわち請求項1の発明に係るフラップ天板付家具は、左右対をなす脚体と、これら脚体上に配される天板と、この天板を前記各脚体に使用姿勢から跳ね上げ姿勢までの間でフラップ動作し得るように支持させる左右対をなす天板支持機構と、これら両天板支持機構同士を結合させる連結ビームと、前記天板の下面側に配設された棚とを具備してなるとともに、前記連結ビームにより前記対をなす天板支持機構同士を結合させることによりメカユニットが構成され、前記棚の基端側を、前記メカユニットを構成する連結ビームに回動可能かつ着脱可能に直接支持させるとともに、先端側をリンクステーを介して前記天板の使用端側に支持させている。
このようなものであれば、棚の基端側を直接前記連結ビームに回動可能に支持させているので、棚が天板と連動してフラップ動作可能となり収納時のスタックピッチの短縮を図ることができるとともに、棚の基端側を接続するための軸が不要となり、部品点数及び組み付け工数の削減を図ることができる。なお、本発明において、「棚の先端側を天板の使用端側に支持させる」とは、棚の先端側を天板の使用端側の部位に直接支持させる態様だけでなく、棚の先端側の部位と天板の使用端側の部位とを他の部材を介して間接的に支持させる態様も含む概念である。
基端部を直接連結ビームに回動可能に支持させることができる棚の構成の一例として、左右対をなす側フレームと、これら側フレーム間に架設される横架材とを備え、前記側フレームの基端部を前記連結ビームに回動可能に支持させるとともに、前記側フレームの先端部を前記リンクステーを介して前記天板の使用端側に支持させるものが挙げられる。
請求項3の発明に係るフラップ天板付家具は、左右対をなす脚体と、これら脚体上に配される天板と、この天板を前記各脚体に使用姿勢から跳ね上げ姿勢までの間でフラップ動作し得るように支持させる左右対をなす天板支持機構と、これら両天板支持機構同士、又は前記脚体同士を結合させる連結ビームと、前記天板の下面側に配設された棚とを具備してなり、前記棚の基端側を前記連結ビームに回動可能かつ着脱可能に支持させるとともに、先端側をリンクステーを介して前記天板の使用端側に支持させているフラップ天板付家具であって、前記棚が、左右対をなす側フレームと、これら側フレーム間に架設される横架材とを備えたものであり、前記側フレームの基端部を前記連結ビームに回動可能に支持させるとともに、前記側フレームの先端部を前記リンクステーを介して前記天板の使用端側に支持させているもので、前記連結ビームが、横断面円形をなすものであり、前記棚の側フレームの基端部が、前記連結ビームに対して径方向から部材の一時的な弾性変形を利用して着脱しうる側面視C字形をなすものである。
このようなものであれば、棚が天板と連動してフラップ動作可能となり収納時のスタックピッチの短縮を図ることができるとともに、棚の基端側を接続するための軸が不要となり、部品点数及び組み付け工数の削減を図ることができるといった効果に加えて、棚の連結ビームへの取り付けを容易に行うようにすることができるという効果も得られる。
このような棚の使用時に棚に載置した物品の荷重により棚が落下する不具合の発生を抑制するには、前記側フレームの基端部が使用姿勢において下方に開放された形態をなし、上側から前記連結ビームに対して着脱しうる形態を採用するとよい。
請求項5の発明に係るフラップ天板付家具は、左右対をなす脚体と、これら脚体上に配される天板と、この天板を前記各脚体に使用姿勢から跳ね上げ姿勢までの間でフラップ動作し得るように支持させる左右対をなす天板支持機構と、これら両天板支持機構同士、又は前記脚体同士を結合させる連結ビームと、前記天板の下面側に配設された棚とを具備してなり、前記棚の基端側を前記連結ビームに回動可能かつ着脱可能に支持させるとともに、先端側をリンクステーを介して前記天板の使用端側に支持させているフラップ天板付家具であって、前記連結ビームにより前記両天板支持機構同士を結合し、前記リンクステーを前記天板支持機構に接続している。
このようなものであれば、棚が天板と連動してフラップ動作可能となり収納時のスタックピッチの短縮を図ることができるとともに、棚の基端側を接続するための軸が不要となり、部品点数及び組み付け工数の削減を図ることができるといった効果に加えて、天板支持機構、連結ビーム、及びこの棚を共通部品化し、種々の脚体及び天板と組み合わせて棚を有する多くの種類の天板付家具を少ない種類の部品で製造することを図ることができるという効果も得られる。
天板の下面側に配設された棚を備えたフラップ天板付家具において、収納時のスタックピッチを短縮しより効率的に収納できるようにすることを図りつつ、部品点数及び組み付け工数の削減を図ることができる。
本発明の一実施形態にかかるフラップ天板付家具の外観図。 同実施形態にかかるフラップ天板付家具(使用姿勢)の左側面図。 同実施形態にかかるフラップ天板付家具(跳ね上げ姿勢)の左側面図。 同実施形態にかかるフラップ天板付家具(跳ね上げ姿勢)の正面図。 図4のX−X線断面図。 同実施形態にかかるフラップ天板付家具の分解斜視図。 同実施形態にかかるフラップ天板付家具の要部を拡大して示す分解斜視図。 図4のY部分を一部省略して示す図。 図4のZ−Z線拡大断面図。 図4のW−W線断面で示す作用説明図。 図4のW−W線断面で示す作用説明図。 同実施形態にかかるフラップ天板付家具の中央側断面で示す作用説明図。 同実施形態にかかるフラップ天板付家具の中央側断面で示す作用説明図。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
この実施形態は、図1〜図13に示すように、本発明をいわゆるフラップテーブルと称されるフラップ天板付家具Tに適用した場合のものである。
このフラップ天板付家具Tは、図1〜図13に示すように、左右対をなす脚体1A、1Bと、これら脚体1A、1B上に配される天板2と、この天板2を前記各脚体1A、1Bに使用姿勢(U)から跳ね上げ姿勢(F)までの間でフラップ動作し得るように支持させる左右対をなす天板支持機構3A、3Bと、これら両天板支持機構3A、3B同士を結合させる連結ビーム4と、前記天板2の使用端x側の下方に配設された棚5と、前記天板2の反使用端y側の下方に配設された幕板6を具備してなる。そして、前記左右の天板支持機構3A、3Bと、これら天板支持機構3A、3B同士を結合させる連結ビーム4とを主体としてプラットフォーム化の中核となるメカユニット7が構成されている。以下、前記各構成要素について詳述する。
<脚体>
前記左の脚体1Aは、図1〜図9に示すように、支柱11と、この支柱11の下端部11aから使用端x側に延設された後脚12と、この後脚12よりも内側に位置させて前記支柱11の下端部11aから反使用端y側に延設された前脚13と、これら後脚12及び前脚13の先端に設けたキャスタ14とを備えてなる。
前記支柱11は、図1〜図9に示すように、例えばスチール製の角柱パイプ素材を所要長さに切断して作られるもので、その内部に下方からボルト111を装着可能な竪ネジ孔112を有する脚取付用ブロック113と、左右方向からボルト114を装着可能な横ネジ孔115及び位置決め孔116を有する軸プレート取付用ブロック117とが溶接等により固設されている。この支柱11の上端には、合成樹脂製のキャップ118が帽着されている。なお、前記横ネジ孔115及び位置決め孔116は、この支柱11の起立面である内側面119にそれぞれ開口させてある。
前記後脚12は、図1〜図6に示すように、基端側に前記支柱11の下端に嵌合する嵌合部121を有したもので、その嵌合部121を貫通して前記支柱11の竪ネジ孔112に下側から螺合させたボルト111により該支柱11に取着されている。この後脚12の外側面122と前記支柱11の外側面110とは略面一に連続させてあり、前記前脚13は、これら支柱11及び後脚12よりも内側に偏位させて設けてある。
前記前脚13は、図1〜図6に示すように、基端側外側面131を前記後脚12の基端側内側面123に一体化させたもので、この前脚13と前記後脚12とは、例えばアルミニューム合金を材料にして一体に作られたダイキャスト製のものである。すなわち、この前脚13は前記後脚12の嵌合部121を介して前記支柱11の下端部11aに取り付けられている。前記後脚12及び前記前脚13の各中間部分は下方に開放された中空体状をなしており、内部に図示しない補強用のリブを備えている。
前記右の脚体1Bは、図1、図4〜図6及び図10〜図13に示すように、以上説明した左の脚体1Aと左右対称形状をなすものであり、同一又は対応する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
前記左の脚体1Aの後脚12及び前記右の脚体1Bの後脚12は、図4及び図5に示すように、後方に向って漸次その間隔が大きくなるように傾斜させてあるとともに、前記左の脚体1Aの前脚13及び前記右の脚体1Bの前脚13は、前方に向って漸次その間隔が小さくなるように傾斜させてある。
上記の構成であるため、前記天板2を跳ね上げた状態で前記両脚体1A、1Bの後脚12、12間に同一構造をなす他の家具Qの左右の前脚13、13を侵入させることによって、当該フラップ天板付家具Tの使用端x側に、同一構造をなす他のフラップ天板付家具Qをスタッキングさせることができるようになっている。
<天板>
前記天板2は、図1〜図6及び図8〜図13に示すように、左右方向に細長い長方形状をなすものであり、例えば通常の木製天板と同様な構成をなしている。この天板2の下面21における左右両端部に天板受け取付用の埋設ナット22が設けられている。そして、左右方向中央に天板たわみ防止部材8が取り付けられているとともに、前記天板2の下面21における反使用端y側に前記幕板6の支持部材である固定タイプのリンクステー91が取り付けられている。
前記天板たわみ防止部材8は、図4、図6、図12及び図13に示すように、天板2の中央部が下方にたわむのを防止するためのもので、外縁に前記使用姿勢(U)において前記連結ビーム4に当接する当接面82と、この当接面82に連続し前記跳ね上げ姿勢(F)から使用姿勢(U)に至る動作領域において前記連結ビーム4の外周面41に常時近接する対向面84とを有する当接板81を備えたものである。すなわち、この天板たわみ防止部材8は、同一形状をなす2枚の当接板81間に取付部83を設けたものであって、合成樹脂等により一体に成形されており、前記取付部83に貫挿したボルト85を天板2の下面21に設けた埋設ナット23に螺着させることによって前記天板2に止着されている。
前記固定タイプのリンクステー91は、図1〜図6及び図8〜図13に示すように、基端部911をボルト912を用いて天板2の下面21に取り付けられたもので、その先端部913を後述する幕板6の取付台座63に枢着してある。
<天板支持機構>
前記左の天板支持機構3Aは、図1〜図11に示すように、前記天板2の下面21に略直交する2枚の平行な仮想隣接平面P1、P2間に、前記脚体1Aに取り付けられる軸プレート31と、この軸プレート31に軸支持され上面で前記天板2を受ける天板受け32と、この天板受け32を前記使用姿勢(U)及び前記跳ね上げ姿勢(F)に選択的にロックするためのロック爪33とを配してなるものである。すなわち、この天板支持機構3A、3Bは、前記脚体1A、1Bに取り付けられ上半にヘッド部36を有した軸プレート31と、この軸プレート31のヘッド部36に軸支持された天板受け32と、この天板受け32内に配設された天板ロック用のロック爪33とを備えたものである。
前記軸プレート31は、図1及び図4〜図11に示すように、前記取付面351を有した取付部35と、この取付部35から上方に延出し前記天板受け32を主軸37を介して軸支持するヘッド部36とを備えたものである。前記取付部35は、外側に取付面351を有したもので、その取付面351を前記一方の仮想隣接平面P1に合致させている。すなわち、外側に位置する一方の仮想隣接平面P1に略合致させた前記軸プレート31の取付面351を、前記脚体1Aの起立面である内側面119に側方から当接させて、当該軸プレート31を前記脚体1Aに取り付けるようにしてある。
前記取付部35は、図1及び図4〜図11に示すように、前記支柱11の横ネジ孔115に対応する複数の第1のボルト挿通孔352と、前記連結ビーム4の軸心に対応する第2のボルト挿通孔355とを備えている。第1のボルト挿通孔352は、内側からボルト114を挿通して当該軸プレート31と脚体1Aとを結合するためのもので、内方端にボルト114の頭部114aを収容する座ぐり孔354を備えている。第2のボルト挿通孔355は、外側からボルト356を挿通して当該軸プレート31と前記連結ビーム4の一端とを結合するためのもので、外方端にボルト356の頭部356aを収容する座ぐり孔357を備えている。なお、この取付部35の取付面351には、前記支柱11の位置決め孔116に嵌合する位置決めピン38が突設されている。
前記軸プレート31のヘッド部36は、図7〜図11に示すように、前記使用姿勢(U)に達した天板2を前記天板受け32を介して上端面391により受け止めるヘッド部本体39と、このヘッド部本体39の一側に設けられ前記ロック爪33が選択的に係わり合う第1、第2の係止部301、302を有した爪受け30とを備えている。すなわち、前記軸プレート31のヘッド部36は、前記使用姿勢(U)に達した天板2を上端面391により受け止めるヘッド部本体39と、このヘッド部本体39の一側に設けられ前記ロック爪33と係わり合って前記天板2を使用姿勢(U)にロックする第1の係止部301及び前記ロック爪33と係わり合って前記天板2を跳ね上げ姿勢(F)にロックする第2の係止部302を有する爪受け30とを備えたものであり、前記爪受け30の前記ロック爪33に対面する側の端縁303を、前記ヘッド部本体39の端縁392よりも奥に控えた位置に配している。
前記爪受け30は、図7〜図11に示すように、前記ヘッド部本体39と一体に成形されたもので、前記ヘッド部本体39の外側に配されている。すなわち、前記軸プレート31は、アルミダイキャスト製のもので、前記ヘッド部本体39及び前記爪受け30からなるヘッド部36と、前記取付部35とは、一体に成形されている。
前記天板受け32は、図1〜図4及び図6〜図11に示すように、前記天板2の下面21に取り付けられる上板321と、この上板321の両側縁から延出され前記ヘッド部36の両側に位置する対をなす側板322、323とを備えたものである。
前記上板321は、図7〜図11に示すように、天板2の下面21に密着する平板状のもので、前記埋設ナット22に螺着されるボルト328により天板2に取り付けられている。
前記側板322、323は、図1〜図4及び図6〜図11に示すように、この上板321の両側縁から延出され前記ヘッド部36の両側に位置するもので、一方の側板322の外側面324は、前記外側に位置する一方の仮想隣接平面P1の内側に近接させてある。前記天板受け32の両側板322、323間の内法寸法s1は、前記ヘッド部36の厚み寸法s2にフラップ動作を許容するためのクリアランス寸法s3を加算した値に設定されている。また、前記支柱11の上端部分11bと前記軸プレート31のヘッド部本体39との間に、前記爪受け30及び前記天板受け32の一方の側板322を収容可能な隙間が形成されている。前記両側板322、323には、前記主軸37が貫通する主軸用貫通孔325と、ロック爪33を支持する駆動軸333が貫通するロック爪用貫通孔326とが設けられている。
前記ロック爪33は、図7、図8、図10及び図11に示すように、例えば、先端側に屈曲部331を備えた鎌状のもので、基端部332に前記駆動軸333が一体回転可能に貫装されている。駆動軸333の外方端334は、一方の側板332から外側方に突出しており、その外方端334にロック解除用の操作レバー330が装着されている。このロック爪33は、図示しないねじりコイルスプリング等により軸プレート31の爪受け30方向に回動付勢されており、使用姿勢(U)においては、このロック爪33の屈曲部331が前記爪受け30の第1の係止部301に係わり合い、跳ね上げ姿勢(F)においては、前記屈曲部331の先端が前記爪受け30の第2の係止部302に係わり合うようになっている。
この天板支持機構3Aは、前記ロック爪33及び前記ヘッド部36を隠ぺいするようにして前記天板受け32に設けられたカバー34を備えている。
カバー34は、図1〜図4、図6、図7及び図10〜図11に示すように、フラップ動作時に前記軸プレート31との干渉を避けるための可動部341を備えている。なお、図8及び図9では、内部の機構を示すためカバー34の図示を省略している。具体的には、このカバー34は、前記天板受け32における両側板322、323の外縁間に設けられフラップ動作時にいずれの部材とも干渉することのないカバー本体343と、このカバー本体343にヒンジ342を介して蝶着された可動部341とを備えたものである。
前記カバー本体343は、図3、図7及び図10〜図11に示すように、前記両側板322、323の先端縁間に蓋着される帯板状のもので、両側縁に前記両側板322、323の内側面に当接する取付片344を備えている。取付片344は、側板322、323に添接する側の面に突起345を備えており、その突起345を部材の一時的な弾性変形を利用して前記側板322、323に設けた取付孔327に係わり合わせることができるようになっている。
前記可動部341は、図1〜図4、図7及び図10〜図11に示すように、前記カバー本体343と略同一幅を有する板状のもので、一端が前記ヒンジ342を介して前記カバー本体343に回動自在に支持されており、図11に示す跳ね上げ姿勢(F)において前記カバー本体343では隠しきれない余剰領域R1を隠ぺいするとともに、図10に示す使用姿勢(U)で前記余剰領域R1から退避するように構成されている。
前記右の天板支持機構3Bは、図1、図4〜図6、図12及び図13に示すように、以上説明した左の天板支持機構3Aと左右対称形状をなすものであり、同一又は対応する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
<連結ビーム>
連結ビーム4は、図1、図4〜図9、図12及び図13に示すように、横断面円形をなすパイプ素材を所定長さに切断してなるビーム本体42と、このビーム本体42内の両端近傍部に剛結された固定ナット板43とを備えたもので、前記固定ナット板43の中心に前記ボルト356が螺着されるネジ孔44が形成されている。そして、この連結ビーム4により前記左右の天板支持機構3A、3B同士を結合させることにより、前記メカユニット7が構成されている。
<メカユニット>
メカユニット7は、図1〜図13に示すように、左右に対をなす天板支持機構3A、3Bと、これら天板支持機構3A、3Bの軸プレート31、31同士を連結する前記連結ビーム4と、前記天板支持機構3A、3Bの駆動軸333、333同士を連結する操作連動ビーム71とを備えたものである。
前記軸プレート31と前記連結ビーム4との結合は、連結ビーム4の端面を軸プレート31の内側面に当接させ、軸プレート31の外側面側から第2のボルト挿通孔355に挿入したボルト356を前記連結ビーム4のネジ孔44に螺合させ緊締することにより行われる。前記ボルト356をネジ孔44に締着した状態では、前記ボルト356の頭部356aが前記軸プレート31の座ぐり孔357に埋没するようになっている。
また、これら両天板支持機構3A、3Bにおける軸プレート31、31の外側に形成された取付面351、351を左右に対をなす脚体1A、1Bの内側に形成された起立面にそれぞれ取り付けている。すなわち、前記脚体1A、1Bと前記軸プレート31との結合は、脚体1A、1Bの支柱11に設けられた起立面である内側面119に軸プレート31の取付部35に形成された取付面351を添接させ、前記取付部35に設けられた第1のボルト挿通孔352に挿入したボルト114を前記支柱11のネジ孔44に螺合させ緊締することにより行われる。なお、脚体1A、1Bの支柱11の起立面である内側面119に軸プレート31の取付面351を添接させる際に、前記軸プレート31に設けられた位置決めピン38が前記支柱11に設けられた位置決め孔116に嵌合し、軸プレート31と支柱11との位置決めがなされるようになっている。これによって、そのメカユニット7の外側に前記脚体1A、1Bがそれぞれ配されることになる。
<棚>
前記棚5は、図1〜図4、図6及び図8〜図13に示すように、左右対をなす側フレーム51、52と、これら側フレーム51、52間に架設される横架材53とを備えたものである。前記側フレーム51、52はそれぞれ、基端部511、521を前記連結ビーム4に回動可能かつ着脱可能に支持させるとともに、先端部512、522を自由端タイプのリンクステー93を介して前記天板2の使用端x側、具体的には、天板受け32の内側の側板323に支持させたもので、その内側面に前記横架材53の端部を保持する保持孔513、523を備えている。側フレーム51、52の基端部511、521はそれぞれ、使用姿勢(U)において下方に開放された形態をなし、上側から前記連結ビーム4に対して着脱し得る形態をなしている。具体的には、前記棚5の側フレーム51、52の基端部511、521はそれぞれ、前記連結ビーム4に対して径方向から部材の一時的な弾性変形を利用して着脱し得る側面視C字形をなすものである。
<幕板>
前記幕板6は、図1〜図6及び図8〜図13に示すように、中空板状をなす幕板本体61と、この幕板本体61の開口端に蓋着されたエンドカバー62と、前記幕板本体61にボルト69、60を介して取着されリンクステー91、92が取り付けられる取付台座63、64とを備えたものである。具体的には、前記幕板6は、左右両端部における上縁近傍部分65に第1の取付台座63を有するとともに、左右両端部における下縁近傍部分66に第2の取付台座64を有したものであり、前記天板2に固定された第1のリンクステー91の先端部913が前記第1の取付台座63に枢着されているとともに、前記脚体1A、1Bに枢着された第2のリンクステー92の先端部923が前記第2の取付台座64に枢着されている。
以上に述べたように、本実施形態によれば、棚5の基端側を直接連結ビーム4に回動可能に支持させているので、棚5が天板2と連動してフラップ動作可能であり、収納時のスタックピッチの短縮を図ることができるとともに、棚5の基端側及び先端側をそれぞれリンクステーを介して天板側に支持させる態様と比較して、部品点数及び組み付け工数の削減を図ることができる。さらに、棚5の基端側、より具体的には側フレーム51、52の基端部511、521が前記連結ビーム4に着脱可能であるので、この棚5の連結ビーム4への組付けが容易化を図ることもできる。
また、棚5が、左右対をなす側フレーム51、52と、これら側フレーム51、52間に架設される横架材53とを備え、前記側フレーム51、52の基端部511、521を前記連結ビーム4に回動可能に支持させるとともに、前記側フレーム51、52の先端部512、522を前記リンクステー93、93を介して前記天板2の使用端x側に支持させているので、簡単な構成により、棚5の基端部を直接連結ビーム4に回動可能に支持させることができる。
さらに、前記連結ビーム4が横断面円形をなし、前記棚5の側フレーム51、52の基端部511、521が前記連結ビーム4に対して径方向から部材の一時的な弾性変形を利用して着脱しうる側面視C字形をなすので、このような棚5の連結ビーム4への取り付けを容易に行うことができる。
加えて、前記側フレーム51、52の基端部511、521が使用姿勢において下方に開放された形態をなし、上側から前記連結ビーム4に対して着脱しうるようにしているので、このような棚5の使用時に棚5の横架材上に載置した物品の荷重により棚5が落下する不具合の発生を抑制することができる。
そして、前記連結ビーム4により前記両天板支持機構3A、3B同士を結合し、前記リンクステー93、93を前記天板支持機構3A、3Bを構成する天板受け32、32の内側の側板232、232の使用端x側に接続しているので、天板支持機構3A、3B同士を連結ビーム4により連結したメカユニット7とこの棚5とを一体的に扱うことができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限らない。
例えば、上述した実施形態では、棚が、左右対をなす側フレームと、これら側フレーム間に架設される横架材とを備え、前記側フレームの基端部を前記連結ビームに回動可能に支持させるとともに、リンクステーを介して前記側フレームの先端部を天板の使用端側に支持させているが、この態様に限らず、左右対をなす縦枠、これら対をなす縦枠の基端部同士を接続する第1の横枠及び前記対をなす縦枠の先端部同士を接続する第2の横枠を有する枠材と、前記枠材の縦枠の基端又は前記枠材の第1の横枠の基端側に設けられ枠材を前記連結ビームに回動可能に支持させる支持部材とを備えた棚を採用する態様等を採用してもよい。
また、上述した実施形態では、連結ビームにより左右に対をなす天板支持機構同士を結合しているが、連結ビームにより左右に対をなす脚体同士を結合する態様を採用してもよい。
さらに、上述した実施形態では、連結ビームが横断面円形をなすものであり、棚の側フレームの基端部が、前記連結ビームに対して径方向から部材の一時的な弾性変形を利用して着脱しうる側面視C字形をなすものであるが、例えば、棚の側フレームの基端部を、前記連結ビームの一半部に係り合う第1の支持要素と、前記連結ビームの他半部に係り合う第2の支持要素とを備えた半割構造を有するものとし、第1の支持要素の先端部と第2の支持要素の先端部とを、ネジに代表される止着具や、第1及び第2の支持要素の一方に設けた弾性爪と他方に設けた係合凹部とを係り合わせてなる弾性係合部等を介して接続する構成を採用してもよい。一方、連結ビームの横断面形状も、円形に限らず、矩形状等、任意の形状に設定してもよい。
加えて、上述した実施形態では、前記側フレームの基端部が、使用姿勢において下方に開放された形態をなし、上側から前記連結ビームに対して着脱しうるようにしているが、例えば、前記側フレームの基端部が使用姿勢において側方に開放された形態等を採用してもよい。
そして、上述した実施形態では、連結ビームにより左右に対をなす天板支持機構同士を結合し、リンクステーを前記天板支持機構を構成する天板受けに接続しているが、リンクステーを天板に直接接続する態様等を採用してもよい。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変更してよい。
T…フラップ天板付家具
1A、1B…脚体
2…天板
3A、3B…天板支持機構
4…連結ビーム
5…棚
93…リンクステー
x…使用端
(U)…使用姿勢
(F)…跳ね上げ姿勢

Claims (5)

  1. 左右対をなす脚体と、これら脚体上に配される天板と、この天板を前記各脚体に使用姿勢から跳ね上げ姿勢までの間でフラップ動作し得るように支持させる左右対をなす天板支持機構と、これら両天板支持機構同士を結合させる連結ビームと、前記天板の下面側に配設された棚とを具備してなるとともに、前記連結ビームにより前記対をなす天板支持機構同士を結合させることによりメカユニットが構成され、
    前記棚の基端側を、前記メカユニットを構成する連結ビームに回動可能かつ着脱可能に直接支持させるとともに、先端側をリンクステーを介して前記天板の使用端側に支持させていることを特徴とするフラップ天板付家具。
  2. 前記棚が、左右対をなす側フレームと、これら側フレーム間に架設される横架材とを備えたものであり、前記側フレームの基端部を前記連結ビームに回動可能に支持させるとともに、前記側フレームの先端部を前記リンクステーを介して前記天板の使用端側に支持させている請求項1記載のフラップ天板付家具。
  3. 左右対をなす脚体と、これら脚体上に配される天板と、この天板を前記各脚体に使用姿勢から跳ね上げ姿勢までの間でフラップ動作し得るように支持させる左右対をなす天板支持機構と、これら両天板支持機構同士、又は前記脚体同士を結合させる連結ビームと、前記天板の下面側に配設された棚とを具備してなり、
    前記棚の基端側を前記連結ビームに回動可能かつ着脱可能に支持させるとともに、先端側をリンクステーを介して前記天板の使用端側に支持させているフラップ天板付家具であって、
    前記棚が、左右対をなす側フレームと、これら側フレーム間に架設される横架材とを備えたものであり、前記側フレームの基端部を前記連結ビームに回動可能に支持させるとともに、前記側フレームの先端部を前記リンクステーを介して前記天板の使用端側に支持させているもので、
    前記連結ビームが、横断面円形をなすものであり、前記棚の側フレームの基端部が、前記連結ビームに対して径方向から部材の一時的な弾性変形を利用して着脱しうる側面視C字形をなすものであるフラップ天板付家具。
  4. 前記側フレームの基端部が、使用姿勢において下方に開放された形態をなし、上側から前記連結ビームに対して着脱しうる形態をなしている請求項3記載のフラップ天板付家具。
  5. 左右対をなす脚体と、これら脚体上に配される天板と、この天板を前記各脚体に使用姿勢から跳ね上げ姿勢までの間でフラップ動作し得るように支持させる左右対をなす天板支持機構と、これら両天板支持機構同士、又は前記脚体同士を結合させる連結ビームと、前記天板の下面側に配設された棚とを具備してなり、
    前記棚の基端側を前記連結ビームに回動可能かつ着脱可能に支持させるとともに、先端側をリンクステーを介して前記天板の使用端側に支持させているフラップ天板付家具であって、
    前記連結ビームにより前記両天板支持機構同士を結合し、前記リンクステーを前記天板支持機構に接続しているフラップ天板付家具。
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