JP5845082B2 - 引出し - Google Patents
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Description
前記引手は、前記鏡板の外周の一辺を構成する一外壁の外側に露出していて前記一外壁の長手方向に長く延びる指掛け部を有していると共に、前記一外壁の長手方向と平行な軸心回りに回動自在であり、前記引手の指掛け部の後面に人が指先を当てて手前に引いて回動させることでラッチが解除される。
そして、請求項1の発明では、前記引手の指掛け部のうち人の指先が当たる後面を、指先の挿入方向に向かって後ろにずれる傾斜面と成しており、かつ、前記引手における指掛け部の基端部に、前記一外壁の外側に位置して前記指掛け部の長手方向に長く延びる後ろ向きリブが形成されている。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記鏡板は、前記引手の指掛け部よりも手前に位置して前記一外壁の外側にはみ出た前板を有しており、前記引手における指掛け部の先端を前記前板の外周面よりも内側に入り込ませている。
指掛け部の基端には後ろ向きリブを設けているため、人の指先は鏡板の一外壁に当たることなく、後ろ向きリブに当たって動きが止まり、人は柔らかい感触を得ることができる。
本実施形態のワゴンは例えば机の内部に配置できるものであり、図1に示すように、前向きに開口したワゴン本体1と、その内部に前後動自在に装架した3段の引出し2,2′,2″とを備えている。3段の引出し2,2′,2″のうち上段の引出し2は最も高さ寸法が小さく、下段の引出し2″は高さ寸法が最も大きく、中段の引出し2′は両者の中間の高さ寸法になっている。上段の引出し2の右側部にシリンダ錠6を設けており、鍵穴を有する内筒6aが手前に露出している。中段の引出し2′にダイヤル錠6′を取り付けている。
次に、各部位を詳述する。まず、引出し本体を説明する。例えば図1(B)に示すように、裏板5の左右側壁5bは内側にずれた段落ち部5dを有しており、この段落ち部5dの箇所に、収納箱3の前部が後ろから嵌まっている。収納箱3は、裏板5に対して離脱不能に保持されている。
次に、ラッチ装置を説明する。まず、主として図9,11,14,15に基づいてラッチ爪11を説明する。例えば図9(C)に明示すように、ラッチ爪11は、左右方向に延びる基部23と、基部23のうち左外端部から後ろ向きに突出した平面視L形の爪部24とを有しており、ベース8の左側壁8aの外側に配置されている。
例えば図9(A)(B)から理解できるように、第1連動部材12は板金加工品であって左右方向に長く延びており、図12に明示するように、略垂直姿勢の基部12aと、基部12aの上端に設けた後ろ向き開口コ字形の受動部12bと、基部12aの下端から前向きに突出した平板状の駆動部12cとを有する。駆動部12cの左端部は、第2連動部材13の受動部13cに下から重なっている(例えば図8(C)も参照)。
次に、図10を参照してシリンダ錠6の取り付け構造を説明する。本実施形態で使用しているシリンダ錠6は従来から知られているものであり、鍵穴が開いた内筒6aと、これが回転自在に嵌まった本体(外筒)6bと、内筒6aの回転で左右動する閂杆50とを有している。内筒6aの先端は本体6bの前端から突出しており、この突出部が、前板4に開けた丸穴51に嵌まっている。閂杆50は、外筒6bの後部に左右スライド自在に装着されている。シリンダ錠6の本体6bの後端には上下一対のスリット52が形成されている一方、ベース8の底部には、スリット52が嵌合する上下一対ずつの補助突条53と主突条54とが形成されている。
引出し2をワゴン本体1に押し込んで各引手9,10を引いていない状態では、既述のように、第2連動部材13のストッパー部13bがラッチ爪11の基部23の後ろに位置しているため、ラッチ爪11は回動不能に保持されている。他方、人がいずれかの引手9,10の指掛け部9a,10aに指を掛けて手前に引くと、引手9,10の動きによって第1連動部材12と第2連動部材13とがフリー姿勢に回動し、すると、ラッチ爪11はその爪部24がワゴン本体1の係合穴33から離脱可能なフリー状態になり、従って、ラッチ爪11は逃げ回動して引出し2の前進動が許容される。
本実施形態は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、ワゴンには限らず、キャビネットや机など各種の家具の引出しに適用できる。更に、引手は、鏡板の上端部近傍のみに設けたり、前板の下端近傍に設けたり、下端部と左右両側部近傍とに設けたりすることも可能である。
2 引出し
3 引出し本体を構成する収納箱
K 鏡板
4 鏡板を構成する前板
5 鏡板を構成する裏板
5a 裏板の一外壁たる上壁
5b 裏板の一外壁たる側壁
6 引出し本体
8 ベース
9 サイド引手
9a サイド引手の指掛け部
9c サイド引手の後ろ向きリブ
10 アッパー引手
10a アッパー引手の指掛け部
10d アッパー引手の後ろ向きリブ
11 ラッチ爪
12 第1連動部材
13 第2連動部材
24 ラッチ爪の爪部
Claims (3)
- 正面視四角形の鏡板と、前記鏡板の少なくとも1つの辺の外周の外側から操作される引手とを有しており、
前記引手は、前記鏡板の外周の一辺を構成する一外壁の外側に露出していて前記一外壁の長手方向に長く延びる指掛け部を有していると共に、前記一外壁の長手方向と平行な軸心回りに回動自在であり、前記引手の指掛け部の後面に人が指先を当てて手前に引いて回動させることでラッチが解除される構成であって、
前記引手の指掛け部のうち人の指先が当たる後面を、指先の挿入方向に向かって後ろにずれる傾斜面と成しており、かつ、前記引手における指掛け部の基端部に、前記一外壁の外側に位置して前記指掛け部の長手方向に長く延びる後ろ向きリブが形成されている、
引出し。 - 前記引手は、前記鏡板の左右側辺に沿った2カ所の部位か、又は、左右側辺と上辺とに沿った3カ所の部位に配置されている、
請求項1に記載した引出し。 - 前記鏡板は、前記引手の指掛け部よりも手前に位置して前記一外壁の外側にはみ出た前板を有しており、前記引手における指掛け部の先端を前記前板の外周面よりも内側に入り込ませている、
請求項1又は2に記載した引出し。
Priority Applications (1)
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JP2011277888A JP5845082B2 (ja) | 2011-12-20 | 2011-12-20 | 引出し |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011277888A JP5845082B2 (ja) | 2011-12-20 | 2011-12-20 | 引出し |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013128505A JP2013128505A (ja) | 2013-07-04 |
JP5845082B2 true JP5845082B2 (ja) | 2016-01-20 |
Family
ID=48906625
Family Applications (1)
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JP2011277888A Active JP5845082B2 (ja) | 2011-12-20 | 2011-12-20 | 引出し |
Country Status (1)
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2011
- 2011-12-20 JP JP2011277888A patent/JP5845082B2/ja active Active
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