JP6008492B2 - ラッチ装置付きの引出し - Google Patents
ラッチ装置付きの引出し Download PDFInfo
- Publication number
- JP6008492B2 JP6008492B2 JP2011258468A JP2011258468A JP6008492B2 JP 6008492 B2 JP6008492 B2 JP 6008492B2 JP 2011258468 A JP2011258468 A JP 2011258468A JP 2011258468 A JP2011258468 A JP 2011258468A JP 6008492 B2 JP6008492 B2 JP 6008492B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- interlocking member
- latch
- claw
- latch claw
- drawer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Drawers Of Furniture (AREA)
Description
家具本体の係合部に係合するラッチ爪と、人が操作する引手と、前記引手の動きに連動して動く連動部材とを備えており、
前記ラッチ爪が前記係合部に係合しかつ前記引手が引かれていない状態では、前記ラッチ爪は、前記係合部から離脱不能となるように前記連動部材で規制されており、
前記引手を引くと、前記連動部材は、前記ラッチ爪を動かすのではなくラッチ爪が自由に動き得る規制解除状態に移行し、
前記ラッチ爪が前記係合部に係合していないと共に前記引手が引かれていない状態で押し込まれると、前記ラッチ爪はいったん動いてから戻り動して前記係合部に係合する、という構成であって、
前記ラッチ爪を挟んで前記家具本体の係合部と左右反対側に、前記ラッチ爪の動きを直接に止める第2連動部材が配置されて、前記第2連動部材を挟んで前記ラッチ爪と左右反対側の部位に、前記第2連動部材を動かす第1連動部材が配置されており、このため、前記ラッチ爪と第1連動部材と第2連動部材とが左右に並んでおり、前記第1連動部材は、前記引手とは別体であるか又は一体である。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記第2連動部材は、前記ラッチ爪部の動きを規制するストッパー部と前記第1連動部材の動きが伝達される受動部とを有する左右横長であり、前記ストッパー部と受動部とが逆方向に上下回動するように配置されている一方、前記第1連動部材は左右横長であって、その長手軸心回りに回動するように配置されている。
本実施形態のワゴンは例えば机の内部に配置できるものであり、前向きに開口したワゴン本体1と、その内部に前後動自在に装架した3段の引出し2とを有する。3段の引出し2のうち上段のものは最も高さ寸法が小さく、下段のものは高さ寸法が最も大きく、中段のものは両者の中間の高さ寸法になっている。各引出し2はサスペンションレール装置(図示せず)により、ワゴン本体2を構成する内側板に前後動自在に支持されている。敢えて述べるまでもないが、ワゴン及び引出しは正面視で四角形になっている。まず、主として図1〜図8に基づいて引出しの概略を説明する。
次に、各部位を詳述する。まず、引出し本体を説明する。例えば図4から容易に理解できるように、裏板5の左右側壁5bは内側にずれた段落ち部5b′を有しており、この段落ち部5bの箇所に、収納箱3の前部が後ろから嵌まっている。収納箱3は、裏板5に対して離脱不能に保持されている。従って、裏板5は、収納箱3の左右外側に露出した張り出し部5dを有している。
次に、従前の図に加えて図9以下の図面も参照してラッチ装置を説明する。まず、主として図9,12に基づいてラッチ爪11を説明する。図12(A)に明示するように、ラッチ爪11は、ベース8の左側壁8bを横切るような姿勢で左右方向に延びる基部23と、基部23のうち左外端部から後ろ向きに突出した平面視L形の爪部24と、基部23のうち右内端部から後ろ向きに突出したストッパー部25とを有しており、従って、ラッチ爪11は平面視後ろ向き開口のコの字形の形態を呈しており、ベース8の左側壁8aを跨ぐような状態で配置されている。例えば図12,13に示すように、サイド引手9の基板9bに、ラッチ爪11の基部23が入り込む逃がし穴9fを形成している。
引出し2をワゴン本体1に押し込んで各引手9,10を引いていない状態では、既述のように、第2連動部材13のストッパー部13bがラッチ爪11の基部23の後ろに位置しているため、ラッチ爪11は回動不能に保持されている。他方、人がいずれかの引手9,10の指掛け部9a,10aに指を掛けて手前に引くと、引手9,10の動きによって第1連動部材12と第2連動部材13とが規制解除状態(フリー姿勢)に回動し、すると、ラッチ爪11は、その爪部24をワゴン本体1の係合穴33から離脱可能なフリー状態になり、従って、図15に示すように、ラッチ爪11は逃げ回動して引出し2の前進動が許容される。
本実施形態は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、適用対象はワゴンには限らず、キャビネットや机など各種の家具の引出しに適用できる。引手や連動部材、ラッチ爪の形状は様々に具体化できる。例えば、前板に引手穴に空けて、この引手穴の部位に引手を配置したものに適用できる。
2 引出し
3 引出し本体を構成する収納箱
4 引出し本体を構成する前板
5 引出し本体を構成する裏板
6 引出し本体
8 ベース
9 サイド引手
10 アッパー引手
11 ラッチ爪
12 第1連動部材
13 第2連動部材
24 ラッチ爪の爪部
33 係合部の一例としての係合穴
Claims (3)
- 家具本体の係合部に係合するラッチ爪と、人が操作する引手と、前記引手の動きに連動して動く連動部材とを備えており、
前記ラッチ爪が前記係合部に係合しかつ前記引手が引かれていない状態では、前記ラッチ爪は、前記係合部から離脱不能となるように前記連動部材で規制されており、
前記引手を引くと、前記連動部材は、前記ラッチ爪を動かすのではなくラッチ爪が自由に動き得る規制解除状態に移行し、
前記ラッチ爪が前記係合部に係合していないと共に前記引手が引かれていない状態で押し込まれると、前記ラッチ爪はいったん動いてから戻り動して前記係合部に係合する、という構成であって、
前記ラッチ爪を挟んで前記家具本体の係合部と左右反対側に、前記ラッチ爪の動きを直接に止める第2連動部材が配置されて、前記第2連動部材を挟んで前記ラッチ爪と左右反対側の部位に、前記第2連動部材を動かす第1連動部材が配置されており、このため、前記ラッチ爪と第1連動部材と第2連動部材とが左右に並んでおり、前記第1連動部材は、前記引手とは別体であるか又は一体である、
ラッチ装置付きの引出し。 - 前記ラッチ爪は、前記係合部に係脱する方向にスライド可能及び回動可能となるように支持部材に取り付けられており、押し込み動時にはスライド動によって前記係合部に係合し、前進動時には回動によって係合部から離脱するように設定されている、
請求項1に記載したラッチ装置付きの引出し。 - 前記第2連動部材は、前記ラッチ爪部の動きを規制するストッパー部と前記第1連動部材の動きが伝達される受動部とを有する左右横長であり、前記ストッパー部と受動部とが逆方向に上下回動するように配置されている一方、前記第1連動部材は左右横長であって、その長手軸心回りに回動するように配置されている、
請求項1又は2に記載したラッチ装置付きの引出し。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011258468A JP6008492B2 (ja) | 2011-11-28 | 2011-11-28 | ラッチ装置付きの引出し |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011258468A JP6008492B2 (ja) | 2011-11-28 | 2011-11-28 | ラッチ装置付きの引出し |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013112957A JP2013112957A (ja) | 2013-06-10 |
JP6008492B2 true JP6008492B2 (ja) | 2016-10-19 |
Family
ID=48708764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011258468A Active JP6008492B2 (ja) | 2011-11-28 | 2011-11-28 | ラッチ装置付きの引出し |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6008492B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5948976U (ja) * | 1982-09-24 | 1984-03-31 | 富士通株式会社 | ロック装置 |
JP3868029B2 (ja) * | 1996-05-23 | 2007-01-17 | 美和ロック株式会社 | 引戸用電気錠 |
US6431615B1 (en) * | 2000-04-28 | 2002-08-13 | Fisher Hamilton L.L.C. | Latching assembly |
JP4259827B2 (ja) * | 2002-08-30 | 2009-04-30 | コクヨ株式会社 | 収納具 |
AU2002951161A0 (en) * | 2002-09-02 | 2002-09-19 | Micro Locks Pty Ltd | Lock |
JP4602823B2 (ja) * | 2005-04-11 | 2010-12-22 | 株式会社岡村製作所 | 引き出しの操作装置 |
-
2011
- 2011-11-28 JP JP2011258468A patent/JP6008492B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013112957A (ja) | 2013-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8496306B2 (en) | Opening mechanism of slide assembly | |
US20060103278A1 (en) | Latch mechanism for tool cabinet drawers | |
US20080030946A1 (en) | Drawable tray assembly | |
US9423889B2 (en) | Ergonomic computer mouse | |
TWM455325U (zh) | 外殼之把手結構 | |
EP2532272B1 (en) | Opening mechanism of slide assembly | |
JP6008492B2 (ja) | ラッチ装置付きの引出し | |
KR100726267B1 (ko) | 푸시버튼형 잠금장치 | |
JP2013111139A (ja) | 引出し | |
TWM474400U (zh) | 滑軌復歸結構 | |
JP2004041616A (ja) | 飛び出し装置及び抽斗キャビネット | |
KR20130065591A (ko) | 슬라이드 레일 | |
JP3140208U (ja) | スライドレール自動収納装置 | |
JP2007089680A (ja) | 引出しキャビネット | |
JP4736732B2 (ja) | 収納家具における引出しの引手装置 | |
JP2013102846A (ja) | 収納キャビネット | |
JP5876776B2 (ja) | 引出し | |
JP4307963B2 (ja) | 家具におけるラッチ装置 | |
JP5154870B2 (ja) | スライドレール | |
JP4255206B2 (ja) | ラッチ装置 | |
JP4158708B2 (ja) | ラッチ装置、扉及び収納家具 | |
JP4225410B2 (ja) | 開閉扉ロック構造 | |
JP3062931U (ja) | 開閉用のハンドル装置 | |
GB2414035A (en) | Connecting device for connecting an article releasably to a retaining ring | |
JP4654860B2 (ja) | 引出しキャビネット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141119 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150519 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150527 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150721 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160106 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160301 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160818 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160913 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6008492 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |