JP4225410B2 - 開閉扉ロック構造 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、流し台等の引出し前部の補助収納部の開閉扉ロック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
流し台の引き出しは、全体を引き出して収納した物品を引き出すようになっているのが殆どであり、使用頻度の高い物品を奥部に収納したり、他の物品と混在して収納したりすると、目的の物品を取り出すのに時間がかかる。
【0003】
このような問題に対処するために、本願の出願人は、引出し本体の収納容積を小さくせずに、引出し本体の前面部に引出し全体を引出すことなく開閉して、裏面の収納部に収納した物品を容易に取出すことができるようにした補助収納部を有する引出しを案出し、先に特許出願している(特願2003−69677号参照)。
【0004】
図9(a)に示されるように、流し台01におけるシンク02の下方の空間内には、引出し03が、図示しない左右1対のガイド手段により、前方(以下、図9の左方を前として説明する)に引出し可能として収納されている。
【0005】
引出し03は、後部に収納箱04を有する引出し本体05と、その前部の補助収納部06とからなり、それらは引出し本体05の前端に設けた前面板07により仕切られている。この前面板07の上端における前向片07aの前端には、引出し03の取手08が取り付けられ、これを手前に引くことにより、引出し03全体を前方に引出すことができる。
【0006】
補助収納部06の前面開口部(図示略)には、下端の枢支部(図示略)を中心として前方に所要角度開放しうる開閉扉09が、上記前面板07との間に所要の収納空間が形成されるようにして、左右1対の折り畳み式ステ−010により、開閉可能に設けられている。
【0007】
そして開閉扉09の上端には取手026が取り付けられ、これを手前に引くことにより、開閉扉09の開閉が行えるようになっており、開閉扉09の背面下方に取付けられた補助収納部018に物品を予め収納しておけば、開閉扉09を開放するだけで取出しが容易となり、引出し03を前方に引出して収納箱04から所望の品を取出さなければならない手間が省けるようになっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、通常においては開閉扉09は補助収納部06の前面開口部に設けられたマグネット(図示略)等の慣性力により係止状態が保持されているが、図9(b)に示されるように、上記先願の補助収納部構造が適用された引出し03を手前に引出して収納箱04に物品類を収納したり、取出したりする際に取手08を勢いよく引出すと、その勢いによりマグネット等による慣性力での係止状態が保持できなくなり、開閉扉09が図中の矢印に示されるように開放してしまう恐れがあり、取手08を引出した利用者の身体にぶつかったり、補助収納箱018に収納された品が飛び出す不具合が生じることがあった。
【0009】
そこで本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、引出しが引き出された状態では開閉扉の閉止状態が保持される開閉扉ロック構造を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記した問題を解決するために、本発明の開閉扉ロック構造は、前方に引出し可能な引出しの前面部に補助収納部が形成され、前記補助収納部を前方から所要角度開閉できる開閉扉のロック構造であって、
前記開閉扉には第1係合部が、さらに前記開閉扉を除く引出しの一部には第2係合部が設けられ、前記引出しが収納位置から引き出されることにより、前記第2係合部と前記第1係合部とが係合し、前記開閉扉の閉止状態が保持され、かつ、前記引出しが収納されることにより、前記第1係合部と前記第2係合部との係合が解除されるようになっていることを特徴とする。
この特徴によれば、前記引出しが引き出された状態では、前記第1係合部と前記第2係合部が係合され前記開閉扉の閉止状態が保持されるので、前記引出しの引き出し時に前記開閉扉がむやみに開放してしまうことがない。また引出しが収納された位置で開閉扉の閉止状態が解除されるので、開閉扉の開放と引出しの引き出しとの選択が可能となり、利用者は適宜選択することができる。
【0013】
本発明の開閉扉ロック構造は、前記引出しの収納部本体側にガイド部材が、前記補助収納部側に前記第2係合部が、そして前記開閉扉側に前記第1係合部が取付けられており、前記引出し収納時において、前記ガイド部材によって前記第1係合部と、前記第2係合部との互いの係合が解除され、前記第2係合部が移動可能、かつ第1係合部に設けた係合孔に係合可能な係合片であり、この係合片には誘導片が連係されており、前記ガイド部材には前記誘導片を案内する傾斜面と平坦面が形成されていることが好ましい。
このようにすれば、前記引出しが収納されると、前記誘導片が前記傾斜面から前記平坦面に案内されるとともに前記係合片が連動されて、前記係合孔と前記係合片との係合が確実に解除される。また、前記引出しが引き出されると、前記誘導片が前記平坦面から前記傾斜面に案内されるとともに前記係合片が連動されて、前記係合孔と前記係合片とが確実に係合されることになる。
【0014】
本発明の開閉扉ロック構造は、前記開閉扉側または補助収納部側に、前記第2係合部を強制的に移動できる強制解除機構を設けたことが好ましい。
このようにすれば、前記引出しが引き出された状態においても前記強制解除機構によって前記開閉扉を自由に開放できる。
【0015】
本発明の流し台は、引出しの前面部に設けられた補助収納部と、該補助収納部を開閉できる前記開閉扉と、に請求項1〜5のいずれかに記載の前記開閉扉ロック構造が形成されていることを特徴とする。
この特徴によれば、引出しが引き出されると、開閉扉ロック構造によって前記開閉扉と前記補助収納部とが係合されることから、利用者は引出しを引き出した際に勢いで前記開閉扉が開放されてしまう事を危惧することなく、引出しを引き出すことができるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0017】
図1は、本発明を適用した流し台の縦断側面図を示すもので、流し台1におけるシンク2の下方の空間である収納部本体27内には、引出し3が左右1対のガイド手段(図示略)により、前方(以下、図1の左方を前として説明する)に引出し可能として収納されている。
【0018】
引出し3は、後部に収納箱4を有する引出し本体5と、その前部の補助収納部6とからなり、それらは引出し本体5の前端に設けた前面板7により仕切られている。この前面板7の上端における前向片7aの前端には、引出し3の取手8が取り付けられ、これを手前に引くことにより、引出し3全体を前方に引出すことができる。
【0019】
補助収納部6は主に前面板7と前向片7aと前方左右に設けられた前面板側板7bにより構成されており、補助収納部6の前面開口部(図示略)には、下端の枢支部(図示略)を中心として前方に所要角度開放しうる開閉扉9が、上記前面板7との間に所要の収納空間が形成されるようにして、左右1対の折り畳み式ステ−10により、開閉可能に設けられている。
【0020】
前面板7と開閉扉9間の収納空間における下端部には、補助収納箱18が設けられている。この補助収納箱18は、アルミニウム合金等により押し出し成形された、左右寸法が開閉扉9の左右寸法とほぼ等長をなす側面視上向きコ字状の収納ベース19と、その左右両側面に接着剤等により固着される合成樹脂製の側板20,20とからなっており、収納ベース19の前板19aがネジ(図示略)により固定され、取付けられている。
【0021】
開閉扉9の上端には取手26が取り付けられ、これを手前に引くことにより、開閉扉9の開閉が行えるようになっており、補助収納箱18に物品を予め収納しておけば、開閉扉9を開放するだけで所望の品を容易に取出せることができるようになっている。
【0022】
そして後述するが、開閉扉9の背面の左右の上部には係止部材35、左右の前面板側板7bの上部には摺動部材32が内挿された案内ハウジング31、収納部本体27の前方開口部(図示略)の左右上部にはガイド部材30、がそれぞれ取付けられている(図3参照)。
【0023】
なお、上記の係止部材35、案内ハウジング31、ガイド部材30、は引出し3の左右側それぞれに取付けられる構成になっているが、これらは同構成のため以下実施例においては、引出し3の左側の構成と作用の説明を行い、右側の説明を省略する。
【0024】
図2に示されるように、係止部材35はL字状に屈曲形成された金属板であり、長片側に第1係合部に相当する係合孔35aが形成されている。
【0025】
収納部本体27には解除機構に相当するガイド部材30がネジ(図示略)で取り付けられており、このガイド部材は平坦面30bの角を切り欠くように、収納部本体27の開口側から引出し3の収納方向に傾斜する傾斜面30aが形成された一対の形状となっており、一対のガイド部材30間を前記係止部材35の長片側が通過できる空間が形成されている。
【0026】
案内ハウジング31、摺動部材32、キャップ33はいずれもプラスチック部材が用いられ、押出成型によって形成されており、案内ハウジング31の内部にには後述において詳述する摺動部材32を収納可能な空間が形成され、上部に取付片31aが形成されている。
【0027】
摺動部材32には、先端部の一部が切り欠かれた第2係合部に相当する係合片32aと、先端が半球状の一対の誘導片32bと、が略E字状に一体に形成されている。
【0028】
この摺動部材32が前後に摺動可能な状態で案内ハウジング31内に収納されており、この摺動部材32にはキャップ33に押されたコイルバネ34によって、付勢力が与えられている。
【0029】
次に図3に示されるように、前述の摺動部材32が収納された案内ハウジング31の取付片31aが前面板側板7bの頂部にネジ(図示略)で取付けられており、ガイド部材30の平坦面30bに誘導片32bの先端が当接された状態になっている。係止部材35は一対のガイド部材30間を可動可能に通過される位置で開閉扉9の背面上部にネジ(図示略)で取付けられている。
【0030】
図4(a)(b)に示されるように、引出し3が収納部本体27に収納された状態では、平坦面30bに誘導片32bが至っており、摺動部材32が付勢力に抗してコイルバネ34を圧縮した状態になっている。
【0031】
この誘導片32bに一体の係合片32aも係止部材35と所定の間隔で離間されることから、係止部材35が一対のガイド部材30間から収納部本体27の前方に可動可能な状態となっている。
【0032】
したがって、利用者が補助収納部6の補助収納箱18を利用したい場合には、図5に示されるように、取手26を手前に引き出すことで矢印の示す方向に開閉扉9を開放することができ、従来と同様に引出し3の収納箱4を利用したい場合には、取手8を手前に強く引くことで引出し3を引き出すことができるようになっている。
【0033】
次に、図6(a)(b)に示されるように開閉扉9が閉止された状態で引出し3が収納部本体27から引き出されていくと、ガイド部材30の平坦面30bに保持されていた誘導片32bは、コイルバネ34の付勢力で平坦面30bから傾斜面30aに沿って傾斜方向に移動される。
【0034】
そして、摺動部材32がコイルバネ34の付勢力によって、案内ハウジング31から押し出されるように移動されていき、誘導片32bと一体の係合片32aも係合孔35aへ向かって連動され、確実に係合孔35aと係合される。
【0035】
以上説明したように、上記実施形態においては、係合片32aと係合孔35aとが係合されることで、係止部材35の可動が係合孔35aの前後範囲内で規制される状態となる。
【0036】
すなわち、図7に示されるように、引出し3が収納部本体27から引き出された状態では、開閉扉9の閉止状態が保持されるので、例えば利用者によって取手8が強く引き出された場合でも、勢いで開閉扉9がむやみに開放してしまうことが防止される。
【0037】
なお、この前方に引き出された引出し3を収納部本体27に収納するには、取手8を収納部本体27側に押し戻せば良く、この収納部本体27に引出し3が収納されていくと、誘導片32bがガイド部材30の傾斜面30aから平坦面30bに乗り上げるように誘導され、この誘導片32bに一体の係合片32aも連動されて係合孔35aと係合片32aとの係合が確実に解除される(図4(a)(b)参照)。
【0038】
このように、引出し3側や収納部本体27側に複雑なセンサー等を設けなくとも、引出し3が収納された位置で開閉扉9の閉止状態が解除されるので、開閉扉9の開放と引出し3の引き出しとの選択が可能となり、利用者は適宜選択することができる。
【0039】
また、本実施例では開閉扉9が前面板側板7b側に閉止した状態で引き出しが行われているが、引出し3の収納時に開閉扉9を開放させた状態で、引出し3の引き出しを行うことも可能な構造になっている。
【0040】
次に、本実施例の変形例を図8に基づいて説明する。なお、以下の変形例において前記実施例と同様の構造部分に関しては、同一の符号を付すことにより詳細な説明は省略することとする。
【0041】
図8(a)に示されるように、開閉扉9の前面に強制解除ボタン41が摺動可能に取付けられており、開閉扉9の背面側には一対の誘導片32bの一方に対設する位置に規制斜面44aが形成された規制片44が設けられ、この規制片44と強制解除ボタン41とが軸43によって連結され、バネ42によって前記強制解除ボタン41を開閉扉9前方側に付勢させることで強制解除機構40が構成されている。
【0042】
そこで、引出し3が収納部本体27から引き出された状態において、利用者が開閉扉9を開放させたい場合には、まず図8(b)に示されるように、強制解除ボタン41をバネ42の付勢に抗して押操作をする。
【0043】
この押操作により、規制片44を押し込むことで、規制片44の規制斜面44aを誘導片32bの先端部に当接させ、さらに押し込むことで強制的に誘導片32bと一体の係合片32aを連動させて、係合孔35aと係合片32aとの係合を一時的に解除できるようになっている。
【0044】
さらに図8(c)に示されるように、引出し3が引き出された状態においても、強制解除ボタン41の押操作を継続しながら解除状態を維持させ、取手26を前方に引き出すことで、開閉扉9の開放を自由に行うことが可能となる。
【0045】
以上、本発明の実施形態を図面により前記実施例にて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれることは言うまでもなく、前記実施例においては、開閉扉9は補助収納部6の開口部の下端を中心として前方に所定角度開放可能になっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば補助収納部6の開口部の上下左右いずれかの側辺を中心として開閉可能な開閉扉が用いられても良い。
【0046】
また前記実施例においては、引出し3が収納部本体27から引き出された状態において、利用者が開閉扉9を開放させたい場合には、手動で係合片32aを案内ハウジング31方向に押操作することで、係合片32aと係合孔35aの係合を解除し、この解除状態を維持しながら取手26を前方に引き出すことで、強制的に開閉扉9を開放することができる。
【0047】
また前記実施例においては、開閉扉9に係止部材35が、前面板側板7bに案内ハウジング31、収納部本体27にガイド部材30、がそれぞれ左右対称位置に取付けられているので、開閉扉9の閉止状態を左右より確実に保持しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば収納部本体27の開口の大きさに合わせて、左右のいずれか一方に取付けられるようにしても良いし、複数備えられるようにしても良い。
【0048】
また、前記実施例では、一対の誘導片32bが係合片32aと一体構造になっており、安定的に係合片32aと係合孔35aとの係合または係合の解除が行えることが好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、少なくとも互いに連係される構造であれば良く、例えば係合片32aの一部に誘導片が形成されるようにしても良い。
【0049】
また、前記実施例では、係止部材35に係合孔35aが形成され、この係合孔35aに係合片32aが挿通されることで係合されるようになっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、一時的にそれぞれが係合すれば足り、例えば係止部材35に凹部や凸片が形成され、この凹部や凸片に係合片32aを係合させるようにしても良い。
【0050】
また、前記実施例においては、流し台1の引出し3の前面部に設けられた補助収納部6と、該補助収納部6を開閉できる前記開閉扉9と、に本発明としての開閉扉ロック構造が形成されている例が示されていたが、本発明の開閉扉ロック構造は流し台のみに適用されるものではなく、特に図示はしないが、例えば、引出しを備える一般的なキャビネット(家具)等の前面部に設けられた補助収納部と、該補助収納部を開閉できる前記開閉扉と、に本発明としての開閉扉ロック構造を適用しても良い。
【0051】
【発明の効果】
本発明は次の効果を奏する。
【0052】
(a)請求項1の発明によれば、前記引出しが引き出された状態では、前記第1係合部と前記第2係合部が係合され前記開閉扉の閉止状態が保持されるので、前記引出しの引き出し時に開閉扉がむやみに開放してしまうことがない。また引出しが収納された位置で開閉扉の閉止状態が解除されるので、開閉扉の開放と引出しの引き出しとの選択が可能となり、利用者は適宜選択することができる。
【0055】
)請求項の発明によれば、前記引出しが収納されると、前記誘導片が前記傾斜面から前記平坦面に案内されるとともに前記係合片が連動されて、前記係合孔と前記係合片との係合が確実に解除される。また、前記引出しが引き出されると、前記誘導片が前記平坦面から前記傾斜面に案内されるとともに前記係合片が連動されて、前記係合孔と前記係合片とが確実に係合されることになる。
【0056】
)請求項の発明によれば、前記引出しが引き出された状態においても前記強制解除機構によって前記開閉扉を自由に開放できる。
【0057】
)請求項の発明によれば、前記引出しが引き出されると開閉扉ロック構造によって、前記開閉扉と前記補助収納部とが係合されることから、利用者は引出しを引き出した際に勢いで前記開閉扉が開放されてしまう事を危惧することなく、引出しを引き出すことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開閉扉ロック構造が適用された流し台の縦断側面図である。
【図2】本発明の開閉扉ロック構造の分解斜視図である。
【図3】本発明の開閉扉ロック構造の組付け斜視図である。
【図4】(a)は引出しの収納時を示す図3のA−A線断面図である。(b)は(a)のB−B線断面図である。
【図5】引出しの収納時の開閉扉の開放を示す側断面図である。
【図6】(a)は引出しの引き出し時を示す平面断面図である。(b)は(a)のC−C線断面図である。
【図7】引出し引き出し時の開閉扉の閉止状態が保持されていることを示す側断面図である。
【図8】(a)は本実施例の開閉扉ロック構造に規制解除機構が適用された変形例を示す斜視図である。(b)は規制解除機構が操作される平面断面図である。(c)は規制解除機構が操作され開閉扉が開放された平面断面図である。
【図9】(a)従来の引出しの前部に補助収納部が適用された流し台の引出し収納時の縦断側面図である。(b)は引出し引出時の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 流し台
2 シンク
3 引出し
4 収納箱
5 引出し本体
6 補助収納部
7 前面板
7a 前向片
7b 前面板側板
8 取手
9 開閉扉
10 折り畳み式ステー
18 補助収納箱
19 収納ベース
19a 前板
20 側板
26 取手
27 収納部本体
30 ガイド部材(解除機構)
30a 傾斜面
30b 平坦面
31 案内ハウジング
31a 取付片
32 摺動部材
32a 係合片(第2係合部)
32b 誘導片
33 キャップ
34 コイルバネ
35 係止部材
35a 係合孔(第1係合部)
40 強制解除機構
41 強制解除ボタン
42 バネ
43 軸
44 規制片
44a 規制斜面
45 ボタン受部

Claims (4)

  1. 前方に引出し可能な引出しの前面部に補助収納部が形成され、前記補助収納部を前方から所要角度開閉できる開閉扉のロック構造であって、
    前記開閉扉には第1係合部が、さらに前記開閉扉を除く引出しの一部には第2係合部が設けられ、前記引出しが収納位置から引き出されることにより、前記第2係合部と前記第1係合部とが係合し、前記開閉扉の閉止状態が保持され、かつ、前記引出しが収納されることにより、前記第1係合部と前記第2係合部との係合が解除されるようになっていることを特徴とする開閉扉ロック構造。
  2. 前記引出しの収納部本体側にガイド部材が、前記補助収納部側に前記第2係合部が、そして前記開閉扉側に前記第1係合部が取付けられており、前記引出し収納時において、前記ガイド部材によって前記第1係合部と、前記第2係合部との互いの係合が解除され、前記第2係合部が移動可能、かつ第1係合部に設けた係合孔に係合可能な係合片であり、この係合片には誘導片が連係されており、前記ガイド部材には前記誘導片を案内する傾斜面と平坦面が形成されている請求項1に記載の開閉扉ロック構造。
  3. 前記開閉扉側または補助収納部側に、前記第2係合部を強制的に移動できる強制解除機構を設けた請求項1または2に記載の開閉扉ロック構造。
  4. 引出しの前面部に設けられた補助収納部と、該補助収納部を開閉できる前記開閉扉と、に請求項1〜3のいずれかに記載の前記開閉扉ロック構造が形成されている流し台。
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