JP2008092984A - 抽斗のロック用ラッチ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ラッチ機構を有する把手部の厚みを比較的小さいものに構成することができ、抽斗の前面鏡板部の厚さと同等程度のものに構成することを可能とする操作性に優れた簡易構成のラッチ装置を提供する。
【解決手段】
抽斗本体3の前面鏡板4の上縁に、その全長に亘る横長の把手部材5を設け、該把手部材5は、前面側に全長に亘って抽斗を引き出す際に手を入れる前面開口9aとこれの上方に連続する空所9とを有するものとし、この空所内に、横長帯状のラッチレバー板10を斜め下方に垂下した状態に設ける一方、前記把持部材5の両端に被着されたキャップ内に可動ラッチ片11を設け、この可動ラッチ片11を、前記ラッチレバー板10の両端部に連動連結せしめ、該ラッチレバー板10を上方に揺動させることによって可動ラッチ片11を、固定側の係止片7に対する係合を解くロック解除位置に移動せしめ得るものとする。
【選択図】 図2
【解決手段】
抽斗本体3の前面鏡板4の上縁に、その全長に亘る横長の把手部材5を設け、該把手部材5は、前面側に全長に亘って抽斗を引き出す際に手を入れる前面開口9aとこれの上方に連続する空所9とを有するものとし、この空所内に、横長帯状のラッチレバー板10を斜め下方に垂下した状態に設ける一方、前記把持部材5の両端に被着されたキャップ内に可動ラッチ片11を設け、この可動ラッチ片11を、前記ラッチレバー板10の両端部に連動連結せしめ、該ラッチレバー板10を上方に揺動させることによって可動ラッチ片11を、固定側の係止片7に対する係合を解くロック解除位置に移動せしめ得るものとする。
【選択図】 図2
Description
本発明は、キャビネット等の抽斗を有する家具における、抽斗のロック用ラッチ装置に関する。更に具体的には、抽斗の前面の把手部に手を掛けて手前に引く際に、把手部に組合わせて設けられたラッチレバーを同時に操作することによって、抽斗の閉止状態の保持用ロックを解除し、前方への引き出しを可能とする形式のラッチ装置に関する。
従来、このような形式のロック用ラッチ装置は、抽斗を引き出す際に同時にロック解除操作を自動的に行いうる便宜性を有することから、キャビネット類において広く一般的に採用されており、具体的な機構、構造を異にした種々のものが提案され実用化されている。
その中でも、最も一般的なラッチ装置は、下記特許文献1〜3等に示すように、抽斗を引き出す際に手を掛ける把手部材の内側に、「前後方向」に揺動自在な態様でラッチレバーを設け、このラッチレバーを手前に引き寄せることでラッチのフックが係止部材から外れてロック解除状態とされ、このロック解除のための手前側に引き寄せる動作の延長線上でそのまま続いて手前方向に引張ることによって抽斗を引き出すことができるものとなされたラッチ装置が主流を占めている。
特開平9−313276号公報
特開2003−13651号公報
特開2002−291551号公報
上記のラッチ装置は、確かに便利ではあるが、把手の手掛かり部分の内側の背面側に揺動許容間隔を置いて別途ラッチレバーが配置されることになり、更にはこのラッチレバーの背後に、手指を差し入れるための空間が必要になるため、概して把手部分が前後方向に厚く、大型化する傾向があり、把手部分において抽斗の前面鏡板の実質厚さが増大してしまうという固有の問題点があった。即ち、把手部分が前面鏡板の前面側に張り出して、家具の前面デザインに悪影響を及ぼすとか、あるいは前面をフラットにするときは、前面鏡板の背面側に膨出部分を生じ、抽斗の収容体積を減少させてしまうというような難点があった。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑み、簡易な構成で、しかもロックの解除操作を行うためのラッチ装置が嵩張らず、特に前後方向の厚みを減じて、抽斗の前面鏡板の厚みの範囲内にほぼ収めることができると共に、操作上も簡便で故障のおそれも少ない抽斗のロック用ラッチ装置を提供しようとするものである。
本発明は、上記の課題を解決するための手段として、下記[1]〜[4]項に記載の構成を提示する。
[1]抽斗本体の前面鏡板の上縁に沿ってその全長に亘る横長の把手部材が設けられ、
該把手部材は、前面側に全長に亘って抽斗を引き出す際に手を入れる前面開口とこれの上方に連続する空所とを有するものとなされ、
上記空所内に、横長帯状のラッチレバー板が、その一側縁を把持部材の上部前面壁部の内面に枢着して、後方に向かって斜め下方に垂下した状態に設けられる一方、
前記把持部材の両端に被着されたキャップ内に可動ラッチ片が設けられ、
該可動ラッチ片が、前記ラッチレバー板の両端部に連動連結され、該ラッチレバー板を上方に揺動させることによって可動ラッチ片を、固定側の係止片に対する係合を解くロック解除位置に移動せしめるようになされていることを特徴とする、抽斗のロック用ラッチ装置。
該把手部材は、前面側に全長に亘って抽斗を引き出す際に手を入れる前面開口とこれの上方に連続する空所とを有するものとなされ、
上記空所内に、横長帯状のラッチレバー板が、その一側縁を把持部材の上部前面壁部の内面に枢着して、後方に向かって斜め下方に垂下した状態に設けられる一方、
前記把持部材の両端に被着されたキャップ内に可動ラッチ片が設けられ、
該可動ラッチ片が、前記ラッチレバー板の両端部に連動連結され、該ラッチレバー板を上方に揺動させることによって可動ラッチ片を、固定側の係止片に対する係合を解くロック解除位置に移動せしめるようになされていることを特徴とする、抽斗のロック用ラッチ装置。
[2] ラッチレバー板は、一側縁に断面円形膨隆状の回動枢支部を有し、この回動枢支部が把手部材の前面壁部の内面側に形成された断面欠円形の軸受凹部内に挿入設置されことにより、後方に向って斜め下方に傾斜した常態位置と、略水平状態になる跳ね上げ位置との間で揺動自在なものとなされている、前項[1]に記載の抽斗のロック用ラッチ装置。
[3]前記可動ラッチ片は、キャップ内に昇降自在に設けられ、押しばねによって常時下方に弾力的に付勢されたものとなされると共に、下端に斜め後方に向いた下方傾斜カム面が形成され、この傾斜カム面がキャップの後面にあけられた開口部に臨む位置に配置されている前項[1]または[2]項に記載の抽斗のロック用ラッチ装置。
[4]前記固定側の係止片は、抽斗を閉めたときに前記可動ラッチ片に係合する対応位置において、キャビネット等の筐体の側面板の内面に取付られており、前部に突出状に前記可動ラッチ片に係合されるフック部を有し、かつ該フック部の先端面が前記可動ラッチ片の下方傾斜カム面に対応する上方傾斜カム面に形成されている前項[1]〜[3]のいずれか1項に記載の抽斗のロック用ラッチ装置。
本発明に係る抽斗のロック用ラッチ装置によれば、前述のように、抽斗本体の前面鏡板の上縁に沿ってその全長に亘る横長の把手部材が設けられ、この把手部材は、前面側に、全長に亘って抽斗を引き出す際に手を入れる前面開口とこれの上方に連続する空所とを有するものとなされて、この空所内に、横長帯状のラッチレバー板が、その一側縁を把持部材の上部前面壁部の内面に枢着して、後方に向かって斜め下方に垂下した状態に設けられ、このラッチレバー板を上方に揺動させることによってラッチのロック解除を行いうるものとなされている。このように把手部材の空所内に設けられたラッチレバー板を、「上方」に揺動させることによってロック解除操作を行いうるものとなされているから、把手部材の前面上部の手掛り部の背後に、ラッチレバー板の揺動空間と手指の入る操作用空間の両者を確保する必要がなくなる。つまり、手掛り部となる把手部材の前面壁部の背後に、手指の入る空間だけを確保するものとすれば足り、把手部材の前後方向の厚さを従来の前方揺動式のものに較べ大幅に減少することができる。従って、把手部材の装着部分の厚みを、抽斗の前面鏡板の厚さにほぼ合致させて、全体としてスマートな外観に仕上げることが可能となり、従来技術によるものより一層デザイン設定の自由性を増大し、意匠性に優れた家具の提供を可能にする。
また、上記ラッチレバー板は、抽斗の幅の全長に亘って設けられた把手部材の全長域に亘る横長帯状のものとなされているから、抽斗の前面幅のどの部分からでも把手部材の前面開口部を通じて空所内に手指を差し入れて操作することができると共に、把手部材内に邪魔板的に存在するラッチレバー板の下面に手指の先端が上向きに当接し、格別の意図的操作を行うことなしにロックレバー板を上方に揺動させ得て、ロックを解除し、そのまま手前に引き寄せることで抽斗を引き出すことができるので、操作性が良く簡便である。
また、ロック用の可動ラッチ片が、横長の把手部材の両端に被せられたキャップ内に設けられ、これが前記ラッチレバー板の両端に連動連結されたものとなされているから、可動部分のすべてを把手部材とその両端のキャップ間に収めていて、外部から保護されるものとなされているから、外観体裁に優れるのはもとより、外力を受けて故障の原因を惹起すおそれもなく、耐久性に優れる。
また、前記[2]項に記載のように、ラッチレバー板の一側縁に形成した断面円形膨隆状の回動枢支部を、把手部材の前面壁部の内面側に形成された断面欠円形の軸受凹部内に挿入設置することによって、ラッチレバー板を把手部材内の空所内に揺動自在に取付けたものとすることにより、上記ラッチレバー板の取付作業を簡易になし得ると共に、作動の円滑なものとなし得、かつ構造の簡素化をはかり得る。
また、前記[3][4]項に記載のように、前記可動ラッチ片を、キャップ内に昇降自在に設け、押しばねによって常時下方に弾力的に付勢させたものとすると共に、下端に斜め後方に向いた下方傾斜カム面をキャップの後面にあけられた開口部に臨む位置に配置する一方、抽斗を閉めたときに前記可動ラッチ片に係合する対応位置において、キャビネット等の筐体の側面板の内面に固定側の係止片を取付けたものとし、しかもこの係止片は、前部に突出状に前記可動ラッチ片に係合されるフック部を有し、かつ該フック部の先端面が前記可動ラッチ片の下方傾斜カム面に対応する上方傾斜カム面に形成されたものとすることにより、抽斗を閉めたときの自動ロック、及びラッチレバー板を上方揺動せしめたときのロック解除を、いずれも非常にスムーズに行わせることができる。
殊に、可動ラッチ片及び固定側係止片をいずれも合成樹脂製のものに製作して支障なく耐久的に作動せしめ得るものとすることができるから、金属同士の耳ざわりな摺擦音を生じることのない、軽快で静粛に作動するラッチ装置を提供することができる。
なお、本発明は、スチール製のキャビネット等のほか、木製の家具の抽斗にも同様に通用しうるものである。
次に、本発明の好ましい実施形態の1つを、添附図面に基いて説明する。
図1は、本発明をスチール製キャビネット(1)の抽斗(3)に適用した場合の一例を示すものであり、上下3段の抽斗のうちの最下段の1つの抽斗(3)を引き出した状態にして示している。また、図2は、本発明の主要部構成をなす抽斗(3)の把手部分の構成部材を分解状態にして示している。
抽斗(3)は、その本体部分の前面鏡板(4)の上縁に沿って、その全長に至る長さを有する横長の把手部材(5)を有する。
この把手部材(5)は、硬質合成樹脂製の押出部材からなるものであり、図3を参照すると理解し易いように、抽斗(3)の前面鏡板(4)の後面部の存する位置から上方に立ち上がった主体部分となる後面壁部(5a)を有する。そして、この後面壁部(5a)の上端から前方に水平に延びた帯状の上面壁部(5b)と、この上面壁部(5b)の前端からやや前方傾斜状に下方に延びた短い庇状の前面壁部(5c)とを有する。そしてまた、後面壁部(5a)の基部は断面三角状の肉厚基部(5f)に形成され、そこに断面横長のキャップ止着用長円孔(5e)が形成されると共に、上記肉厚基部(5f)の下面側に断面下向きコ字状の取付部(5d)が形成され、この取付部(5d)が抽斗(3)の前面鏡板(4)の上端に弾力的に強制嵌合され、かつ後面下端の係止爪(5g)で係止されることにより、取付ねじ等の固着手段を一切用いることなく嵌合のみによって強固に取付けられたものとなされている。
把手部材(5)は上記の構成により、その前面側に全長に反って、抽斗(3)を引き出す際に手を入れる前面開口(9a)とこれの上方に連続する空所(9)とを有する。
そしてこの空所(9)内に、ラッチレバー板(10)が配置されている。
ラッチレバー板(10)は、これも硬質合成樹脂製押出材からなる帯状のもので、一側縁に断面円形膨隆状の回動枢支部(10a)を有し、この固動枢支部(9a)を、把手部材(5)の前面壁部(5c)の内面側に形成された断面欠円形の軸受凹部(8)内に挿入設置することにより、後方に向かって下方に傾斜した常態位置と、略水平状態になる跳ね上げ位置との間で揺動自在に枢支されたものとなされている。
把手部材(5)の両端には、合成樹脂製のキャップ(6)(6)が嵌合装着されている。
これらのキャップ(6)(6)は、外形において把手部材(5)の断面形状と略符合するものであり、上下両端部から把手部材方向に大きく突出した板状の上下1対の取付用差込突起(6a)(6a)を有し(図2参照)、これらを把手部材(5)の空所(9)内の上部及びキャップ取付用長円孔(5e)に緊密挿入することにより、容易に脱出しない態様で把手部材(5)の両端に装着されている。
キャップ(6)(6)内には、上下方向にスライド自在な可動ラッチ片(11)を有する。
この可動ラッチ片(11)は、キャップ(6)内に突設されたガイド部(6b)によって、上下摺動自在に保持され、下降位置がガイド部(6b)の上面段部(6c)にラッチ片(11)自身の一側面の下面段部(11c)が当接されることにより規定されるものとなされている。
そして可動ラッチ片(11)は、上面側に装備されたコイルばね(12)によって常時下方に付勢され、上記の下降位置に保持されるものとなされると共に、下端に斜め後方に向いた下方傾斜カム面(11a)が形成され、この傾斜カム面(11a)がキャップ(6)の後面にあけられた開口部(13)(図2参照)に臨む位置に配置されるものとなされている。
一方、上記の両可動ラッチ片(11)は、ラッチレバー板(10)の両端に連動連結されて、該レバー板の揺動により上下方向にスライド移動されるものとなされている。即ち、ラッチレバー(10)の両端面の遊端寄りの位置に、連結ピン(10b)(10b)(図2参照)が突設され、これらがそれぞれ両端のキャップ(6)(6)内の可動ラッチ片(11)に設けられた横長の長孔(11b)に挿し込まれ、ラッチレバー板(10)が上方に揺動されることによってコイルばね(12)に抗して可動ラッチ片(11)が垂直に上方に移動されるものとなされている。
上記可動ラッチ片(11)が係合する固定側の係止片(7)は、キャビネット(1)等の筐体の側面板(2)(図1参照)の内面に取付けられたものである。この取付位置は、抽斗(3)を閉めたときに前記可動ラッチ片(11)と係合する対応位置に設定されている。
而して、固定側の係止片(7)は、取付用基部(7c)と、その前面側から前方に突設された係合用フック部(7a)とを有し、このフック部(7a)の先端面が前記可動ラッチ片(11)の下方傾斜カム面(11a)に対応する上方傾斜カム面(7b)に形成されている。
上記構成において、抽斗(3)を引き出す際に、把手部材(5)の前面開口部(9a)から空所(9)内に手指を入れると、手指の先端は不可避的にラッチレバー板(10)の下面に触れることになるが、作業者が指先を把手部材(5)の前面壁部(5c)に内側に掛けようとする動作を行うことにより、必然的に上記ラッチレバー板(10)に対して押し上げの力が働き、その結果該ラッチレバー板(10)は図3の下方傾斜状の実線位置から略水平状となる鎖線位置に向けて回動枢支部(10a)を中心に上方に揺動される。
その結果、前述のように、両端の可動ラッチ片(11)(11)が上方にスライド移動され、キャビネット(1)の筐体に固着されている固定側の係止片(7)との係合が外れ、ロックが解除された状態となる。
従って、作業者はそのまま、把手部材(5)の前面壁部(5c)に指先を掛けたまま、手前側に引くことによって抽斗(3)を引き出すことができる。
この引き出し状態から、前面鏡板(4)後方に押し込むと、やがて可動ラッチ片(11)の下方傾斜カム面(11a)が固定側の係止片(7)の上方傾斜カム面(7b)に当接する。以降更に押し込むと可動ラッチ片(11)が上記カム面の案内作用でコイルばね(12)の付勢力に抗して一旦上昇移動したのち、抽斗の完全閉止位置に至ると自重とコイルばね(12)の付勢力で下降移動して固定側の係止片(7)のフック部(7a)に係合され、抽斗(3)のロック状態が実現される。
以上により、本発明の好適な実施形態の1つを説明したが、本発明はこの実施形態の設計構造のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に特定した事項の範囲内で、種々の設計的な変更が許容されるものである。
1…キャビネット
3…抽斗
4…前面鏡板
5…把手部材
5a…後面壁部
5b…上面壁部
5c…前面壁部
5d…取付部
6…キャップ
7…固定側の係止部材
7a…フック部
7b…上面傾斜カム部
8…軸受凹部
9…空所
10…ラッチレバー板
10a…枢支部
11…可動ラッチ片
11a…上方傾斜カム面
12…コイルばね
13…開口部
3…抽斗
4…前面鏡板
5…把手部材
5a…後面壁部
5b…上面壁部
5c…前面壁部
5d…取付部
6…キャップ
7…固定側の係止部材
7a…フック部
7b…上面傾斜カム部
8…軸受凹部
9…空所
10…ラッチレバー板
10a…枢支部
11…可動ラッチ片
11a…上方傾斜カム面
12…コイルばね
13…開口部
Claims (4)
- 抽斗本体の前面鏡板の上縁に沿ってその全長に亘る横長の把手部材が設けられ、
該把手部材は、前面側に全長に亘って抽斗を引き出す際に手を入れる前面開口とこれの上方に連続する空所とを有するものとなされ、
上記空所内に、横長帯状のラッチレバー板が、その一側縁を把持部材の上部前面壁部の内面に枢着して、後方に向かって斜め下方に垂下した状態に設けられる一方、
前記把持部材の両端に被着されたキャップ内に可動ラッチ片が設けられ、
該可動ラッチ片が、前記ラッチレバー板の両端部に連動連結され、該ラッチレバー板を上方に揺動させることによって可動ラッチ片を、固定側の係止片に対する係合を解くロック解除位置に移動せしめるようになされていることを特徴とする、抽斗のロック用ラッチ装置。 - ラッチレバー板は、一側縁に断面円形膨隆状の回動枢支部を有し、この回動枢支部が把手部材の前面壁部の内面側に形成された断面欠円形の軸受凹部内に挿入設置されことにより、後方に向って斜め下方に傾斜した常態位置と、略水平状態になる跳ね上げ位置との間で揺動自在なものとなされている、請求項1に記載の抽斗のロック用ラッチ装置。
- 前記可動ラッチ片は、キャップ内に昇降自在に設けられ、押しばねによって常時下方に弾力的に付勢されたものとなされると共に、下端に斜め後方に向いた下方傾斜カム面が形成され、この傾斜カム面がキャップの後面にあけられた開口部に臨む位置に配置されている請求項1または2項に記載の抽斗のロック用ラッチ装置。
- 前記固定側の係止片は、抽斗を閉めたときに前記可動ラッチ片に係合する対応位置において、キャビネット等の筐体の側面板の内面に取付られており、前部に突出状に前記可動ラッチ片に係合されるフック部を有し、かつ該フック部の先端面が前記可動ラッチ片の下方傾斜カム面に対応する上方傾斜カム面に形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の抽斗のロック用ラッチ装置。
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