JP4301023B2 - 引出し装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物品の収容部を有する胴部の前端に固着又は着脱可能に取着された裏カバーの前面に鏡板を取着してなる引出し装置の改良に関するものである。
物品の収容部を有する胴部の前端に固着又は着脱可能に取着された裏カバーの前面に鏡板を取着してなる従来の引出し装置として、後方へ開放した断面略コ字形の概略形状を有すると共に、周囲の縁板より内方であって、両側部と下部に連続した内壁を後面に一体形成してなる合成樹脂製の鏡板の後面に、前記胴部の前端に一体固着した裏カバーを固定して前記前板を形成し、当該裏カバーは、スチール製の板材をプレス、折曲加工して、中央部に前方を開放した箱状部を形成し、該箱状部の上部前縁から上方へ延びた取付板を形成すると共に、該箱状部の側部前縁から側方へ延びた側カバー板を一体形成したものであり、前記裏カバーの取付板を前記鏡板の上縁に係合し且つ裏カバーの下部を鏡板の下部に取付け、両側の側カバー板にて前記張出部に対応する鏡板の側部背面を被覆してなるもの(例えば、特許文献1参照。)、合成樹脂製の鏡板の後面の左右両側を、引出しの収納時において本体の前面に当接するように形成し、前記鏡板の左右両側面には縦長の引手溝を形成すると共に、前記鏡板の後面中央部に凹部を形成し、該凹部に裏カバーを嵌合して、前記凹部の適宜箇所に設けた突起部に前記裏カバーに形成した孔を通して前記裏カバーの後方からねじを螺合してなるもの(例えば、特許文献2参照。)等がある。
特開平8−154763号公報(図14) 実公平3−2189号公報(第2図、第3図、第5図)
特許文献1の構成は、前記裏カバーの箱状部の上部前縁から上方へ延びた取付板を前記鏡板の上縁から下方へ延びた係合片に係合させ、前記合成樹脂製の鏡板の内壁に突設した爪を前記箱状部の両側面に形成した孔に抜止め係合すると共に、前記鏡板の下部の内壁に係合孔と通孔とを並設して、それと重合する前記裏カバーの箱状部の略H字形に打抜いて形成した一対の打抜片と取付孔とを並設し、該打抜片を前記係合孔に対応させた状態で、該係合孔内に折り曲げて抜止めすると共に、前記裏カバーの取付孔の下方から挿入したタッピングネジを前記取付孔に挿通して螺合し固定するものであり、組立作業性に改善の余地があるものである。
また、特許文献2の構成では、前記鏡板の後面中央部に形成された凹部に前記裏カバーが嵌合されるが、前記凹部は合成樹脂の射出成形により形成されること及び前記裏カバーはスチール製の板材の板金加工により形成されることから、前記凹部と前記裏カバーとの嵌合を可能とするためには、前記凹部及び裏カバーの加工精度等のために、前記凹部と前記裏カバーとの嵌合部のはめあいを、かなりの余裕をもって緩めに設定する必要があるものである。したがって、前記内壁及び箱状部により前記鏡板と前記裏カバーとの位置決めを行うことができない。また、例えば前記鏡板と前記裏カバーとを選択的に組み合わせて前記嵌合部にて位置決めをした場合には、このような選択作業により組立作業性が悪化すると共に、前記凹部に形成された突起部及び前記裏カバーの孔の加工精度等により、前記突起部と前記裏カバーの後方からのねじとの螺合ができないか、あるいか、該螺合により前記鏡板及び裏カバーに応力及び歪みが生じるため、好ましくないものである。
本発明は、前記のような問題点を解決するためになされたものであり、簡素な構成により前記鏡板と前記裏カバーとを精度よく位置決めして強固に固定できると共に組立作業性を向上することができる実用的な引出し装置を得ることを目的とする。
本発明に係る引出し装置は、前記課題解決のために、物品の収容部を有する胴部の前端に固着又は着脱可能に取着された裏カバーの前面に鏡板を取着してなる引出し装置であって、前記鏡板の後面に、外周において後方へ延出する上下左右の周縁板、該上下の周縁板と略平行に形成されると共に後方へ延出する上下の複数の横リブ、及び、前記左右の周縁板と略平行に形成されると共に後方へ延出する左右の複数の縦リブを形成し、前記裏カバーの後板の前面に、前方へ延出した左右の側板、上板及び底板を形成し、前記鏡板後面の上下の周縁板の内側、上周縁板の内側及び下横リブの内側若しくは外側、又は、上横リブの内側若しくは外側及び下周縁板の内側に、前記裏カバーの上板及び底板を当接させると共に、前記左右の縦リブの内側又は外側に前記裏カバーの左右の側板を当接させ、前記左右の縦リブの内側と前記上下の横リブの左右端面との間隙に前記裏カバーの左右の側板を嵌入してなるものである。
また、本発明に係る引出し装置は、前記課題解決のために、物品の収容部を有する胴部の前端に固着又は着脱可能に取着された裏カバーの前面に鏡板を取着してなる引出し装置であって、前記鏡板の後面に、外周において後方へ延出する上下左右の周縁板、該上下の周縁板と略平行に形成されると共に後方へ延出する上下の複数の横リブ、及び、前記左右の周縁板と略平行に形成されると共に後方へ延出する左右の複数の縦リブを形成し、前記裏カバーの後板の前面に、前方へ延出した左右の側板、上板及び底板を形成し、前記鏡板後面の上下の周縁板の内側、上周縁板の内側及び下横リブの内側若しくは外側、又は、上横リブの内側若しくは外側及び下周縁板の内側に、前記裏カバーの上板及び底板を当接させると共に、前記左右の縦リブの内側又は外側に前記裏カバーの左右の側板を当接させ、前記上周縁板、前記下周縁板又は前記横リブの近傍に平行に補助リブを設け、該補助リブと前記上周縁板、前記下周縁板又は前記横リブとの間に前記裏カバーの上板又は底板を嵌入してなるものである
さらに、本発明に係る引出し装置は、前記課題解決のために、物品の収容部を有する胴部の前端に固着又は着脱可能に取着された裏カバーの前面に鏡板を取着してなる引出し装置であって、前記鏡板の後面に、外周において後方へ延出する上下左右の周縁板、該上下の周縁板と略平行に形成されると共に後方へ延出する上下の複数の横リブ、及び、前記左右の周縁板と略平行に形成されると共に後方へ延出する左右の複数の縦リブを形成し、前記裏カバーの後板の前面に、前方へ延出した左右の側板、上板及び底板を形成し、前記鏡板後面の上下の周縁板の内側、上周縁板の内側及び下横リブの内側若しくは外側、又は、上横リブの内側若しくは外側及び下周縁板の内側に、前記裏カバーの上板及び底板を当接させると共に、前記左右の縦リブの内側又は外側に前記裏カバーの左右の側板を当接させ、前記裏カバーの上板又は底板が前記鏡板の上下端面の少なくとも一端面と略面一となるように、又は、前記裏カバーの上板又は底板に設けた凸部が前記鏡板の上下端面の少なくとも一端面と略面一となるように、前記鏡板と前記裏カバーとを取着してなるものである
本発明に係る引出し装置によれば、物品の収容部を有する胴部の前端に固着又は着脱可能に取着された裏カバーの前面に鏡板を取着してなる引出し装置であって、前記鏡板の後面に、外周において後方へ延出する上下左右の周縁板、該上下の周縁板と略平行に形成されると共に後方へ延出する上下の複数の横リブ、及び、前記左右の周縁板と略平行に形成されると共に後方へ延出する左右の複数の縦リブを形成し、前記裏カバーの後板の前面に、前方へ延出した左右の側板、上板及び底板を形成し、前記鏡板後面の上下の周縁板の内側、上周縁板の内側及び下横リブの内側若しくは外側、又は、上横リブの内側若しくは外側及び下周縁板の内側に、前記裏カバーの上板及び底板を当接させると共に、前記左右の縦リブの内側又は外側に前記裏カバーの左右の側板を当接させ、前記左右の縦リブの内側と前記上下の横リブの左右端面との間隙に前記裏カバーの左右の側板を嵌入してなるので、簡素な構成により前記鏡板と前記裏カバーとを精度よく位置決めして強固に固定することができると共に組立作業性を向上することができる実用的な引出し装置を得ることができる。
また、本発明に係る引出し装置によれば、物品の収容部を有する胴部の前端に固着又は着脱可能に取着された裏カバーの前面に鏡板を取着してなる引出し装置であって、前記鏡板の後面に、外周において後方へ延出する上下左右の周縁板、該上下の周縁板と略平行に形成されると共に後方へ延出する上下の複数の横リブ、及び、前記左右の周縁板と略平行に形成されると共に後方へ延出する左右の複数の縦リブを形成し、前記裏カバーの後板の前面に、前方へ延出した左右の側板、上板及び底板を形成し、前記鏡板後面の上下の周縁板の内側、上周縁板の内側及び下横リブの内側若しくは外側、又は、上横リブの内側若しくは外側及び下周縁板の内側に、前記裏カバーの上板及び底板を当接させると共に、前記左右の縦リブの内側又は外側に前記裏カバーの左右の側板を当接させ、前記上周縁板、前記下周縁板又は前記横リブの近傍に平行に補助リブを設け、該補助リブと前記上周縁板、前記下周縁板又は前記横リブとの間に前記裏カバーの上板又は底板を嵌入してなるので、簡素な構成により前記鏡板と前記裏カバーとを精度よく位置決めして強固に固定することができると共に組立作業性を向上することができる実用的な引出し装置を得ることができる。その上、前記鏡板と前記裏カバーとの合わせ位置が明確であると共に位置決めを確実に行うことができると共に、組立時のガイドとしてより容易に組立を行うことができる。
さらに、本発明に係る引出し装置によれば、物品の収容部を有する胴部の前端に固着又は着脱可能に取着された裏カバーの前面に鏡板を取着してなる引出し装置であって、前記鏡板の後面に、外周において後方へ延出する上下左右の周縁板、該上下の周縁板と略平行に形成されると共に後方へ延出する上下の複数の横リブ、及び、前記左右の周縁板と略平行に形成されると共に後方へ延出する左右の複数の縦リブを形成し、前記裏カバーの後板の前面に、前方へ延出した左右の側板、上板及び底板を形成し、前記鏡板後面の上下の周縁板の内側、上周縁板の内側及び下横リブの内側若しくは外側、又は、上横リブの内側若しくは外側及び下周縁板の内側に、前記裏カバーの上板及び底板を当接させると共に、前記左右の縦リブの内側又は外側に前記裏カバーの左右の側板を当接させ、前記裏カバーの上板又は底板が前記鏡板の上下端面の少なくとも一端面と略面一となるように、又は、前記裏カバーの上板又は底板に設けた凸部が前記鏡板の上下端面の少なくとも一端面と略面一となるように、前記鏡板と前記裏カバーとを取着してなるので、簡素な構成により前記鏡板と前記裏カバーとを精度よく位置決めして強固に固定することができると共に組立作業性を向上することができる実用的な引出し装置を得ることができる。その上、上下に並設した引出し装置間の隙間が小さくなり、該引出し装置の統一した印象により横方向(左右方向)から見た美観が向上するため、意匠性を高めることができる。
次に、本発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明するが、本発明は、添付図面に示された形態に限定されず特許請求の範囲に記載の要件を満たす実施形態の全てを含むものである。なお、本明細書においては、引出しを引き出す方向側を前、その反対側を後とし、前方に向かって左側を左、その反対側を右とする。図1及び図2は、本発明の実施の形態に係る引出し装置を適用してなるキャビネットの例を示す斜視図及び左側面図であり、該キャビネットに3段の引出し装置を備えた場合を示している。キャビネット101は、キャビネット本体102と、キャビネット本体102に取着されたサスペンションレール又は通常のレールとローラ及びスライダー等の組合せからなる案内手段102a,102b,102cにより支持されて前後に引き出し及び収納可能な、上段引出し装置1、中段引出し装置2及び下段引出し装置3から構成されており、各引出し装置1ないし3の鏡板4ないし6前面は把手を無くした外観を備えている。
キャビネット本体102の下面にはキャスター103,103・・・が取着されており、キャビネット101の移動が容易となっている。また、下段引出し3の鏡板6の下面中央には、下段引出し3を引き出した際に床面に接地してキャビネット101の前倒れを防止する転倒防止用ローラ104が取着されており、重量が大きな下段引出し3の引き出し及び収納動作を円滑に行うことができる。
図3は、本発明の実施の形態に係る引出し装置の斜視図であり、図3(a)は上段引出し装置を、図3(b)は中段引出し装置を、図3(c)は下段引出し装置を示している。各引出し装置1,2,3は、各々、鏡板4,5,6の後面に裏カバー7,8,9を取り付けた前板1a,2a,3aを物品の収容部を有する胴部1b,2b,3bの前端に備えている。胴部1b,2b,3bは左右、下及び後の胴板により物品の収容部を形成している。また、上端引出し装置1はペントレイ10を、中段引出し装置2及び下段引出し装置3は仕切板11を備えている。なお、図1ないし図3の構成例では、中段引出し装置2と下段引出し装置3とは、鏡板5と6の高さが異なる場合を示しているが、裏カバー8と裏カバー9は同一としている。また、キャビネット本体102の高さ等の要求仕様に応じて、鏡板5と6の高さも含め、中段引出し装置2及び下段引出し装置3を同一のものとすることもできる。
また、上段引出し装置1、中段引出し装置2及び下段引出し装置3の鏡板4,5,6は、平面視において前方に膨らむ円弧形状をしている。また、上段引出し装置1、中段引出し装置2及び下段引出し装置3の収納位置(図1参照。)において、上段引出し装置3の鏡板3a後面の上側縁とキャビネット本体102の前面との間には隙間G1が設けられている。また、上段引出し装置1、中段引出し装置2及び下段引出し装置3の鏡板4,5,6後面の左右側縁とキャビネット本体102の前面との間には隙間G2,G2が設けられている。したがって、これらの隙間に指を掛け、鏡板4,5,6の上側縁及び左右側縁を把手として、上段引出し装置1、中段引出し装置2及び下段引出し装置3を容易に引き出すことができる。
なお、上段引出し装置1、中段引出し装置2及び下段引出し装置3を前記収納位置で停止させて、前記隙間G1及びG2を形成するのは、案内手段102a,102b,102cに樹脂又はゴム等の緩衝材からなるストッパを設けることにより実現することができる。このような構成により、前記各引出し装置の収納時において、キャビネット本体102の前面と各引出し装置の鏡板4,5,6の後面とは当接しないため、衝突音もなく円滑な引出し装置の引き出し及び収納動作が可能である。また、各引出し装置の収納位置における前記隙間G1,G2の存在により、各引出し装置の収納時における指詰めを防止することができる。
特に、上段引出し装置1の鏡板4の形状が平面視において前方に膨らむ円弧形状をしていると共に、前記隙間G1が設けられているため、キャビネット101に対する使用者の位置、すなわち左側、右側、正面等の位置に対して、前記隙間G1は前記使用者が指を掛けやすい方向を向いていることになる。したがって、最上段の引出し装置である上段引出し装置1の操作性をより向上することができる。
裏カバー7,8及び9の前後方向の長さは、上段引出し装置1、中段引出し装置2及び下段引出し装置3の収納位置(図1参照。)における前記隙間G1,G2の前後方向の長さよりも長く形成されている(図2参照。)。また、図2において、上段引出し装置1の裏カバー7と中段引出し装置2の裏カバー8との間の上下方向の隙間G3、及び、中段引出し装置2の裏カバー8と下段引出し装置3の裏カバー9との間の上下方向の隙間G4が小さくなるように、各裏カバーが形成されている。
図4は、上段引出し装置の前板の例を示す説明図であり、図4(a)は左側面図、図4(b)は左側面断面図である。上段引出し装置1の裏カバー7には、後板7aから前方へ延出した左右の側板7b,7b、上板7c及び底板7dが形成されており、鏡板4の後面に形成された突起部12の雌ねじ部13に裏カバー7の後板7aに形成されたボルト孔15からボルト16を螺合させることにより鏡板4と裏カバー7とは容易に組み立てることができる。また、裏カバー7の底板7dには凸部18が設けられているため、上段引出し装置1の鏡板4下面(図中A参照。)と裏カバー7下面(図中B参照。)とは略面一となるように形成されている。また、キャビネット本体102の上框下部には樹脂製の天板先端キャップ105と一体にストッパー106が形成されており、上段引出し装置1の裏カバー7の上板7cへ向かって突出している。したがって、上段引出し装置1の上下方向のガタツキを防止することができる。図5は、樹脂製の天板先端キャップ105の説明図であり、図5(a)は斜視図、図5(b)は背面図、図5(c)は底面図である。樹脂製の天板先端キャップ105は、図1のようにキャビネット本体102の上部の上框に係合すると共に、引出し装置1,2,3の平面視において前方に膨らむ円弧形状に合わせた平面視において前方に膨らむ円弧形状としている。また、樹脂製の天板先端キャップ105の底面には、前記ストッパ106,106・・・が形成されている。
以上のような構成により、前記収納位置(図1参照。)において側面又は上面からキャビネット101を見た場合に、前記隙間G1,G2,G3及びG4は目地のように見えるため統一した外観の印象を与えることができる。
また、上段引出し装置1を引き出した位置から収納位置まで収納する場合において、鏡板4を挟持して鏡板4の後部に指があったとしても、裏カバー7の上面により前記指の引出し内への進入が規制されるため前記指を上段引出し装置1とキャビネット本体102との間で挟むことがない。さらに、前記裏カバー7,8及び9の前後方向の長さの設定により、特に上段引出し装置1において、引出し装置内への埃の侵入を抑制することができる。さらにまた、前記の上段引出し装置1、中段引出し装置2及び下段引出し装置3の鏡板4,5,6が平面視において前方に膨らむ円弧形状をしているため、前記隙間G1,G2から各鏡板の裏側が見えにくくなっており、美観を損なうことがない。
図6は、本発明の実施の形態に係る引出し装置を適用してなるキャビネットの例を示す斜視図であり、該キャビネットに2段の引出し装置を備えた場合を示している。また、図7は、本発明の実施の形態に係る引出し装置の斜視図であり、図7(a)は上段引出し装置を、図7(b)は下段引出し装置を示している。なお、図1及び図3と同一符号は同一又は相当部分を示している。上段引出し装置22及び下段引出し装置23は、各々、鏡板25,26の後面に裏カバー28,29を取り付けた前板22a,23aを物品の収容部を有する胴部22b,23bの前端に備えている。また、胴部22b,23bは左右、下及び後の胴板により物品の収容部を形成している。なお、図6及び図7の構成例では、上段引出し装置22と下段引出し装置23とが同一の部品により構成される場合を示している。上下段の引出し装置の部品を共通化することにより、製造コストの低減及び組立作業性の向上を図ることができる。
本発明の引出し装置は、後述のように、簡素な構成により鏡板と裏カバーとを精度よく位置決めして強固に固定することができると共に、鏡板と裏カバーとの相対的な高さ位置を容易に変更できる構成を採用することができるため、上下の鏡板間の隙間を小さく抑えながら、例えば図1及び図6のようなキャビネットに多段に配設する構成等、机又はキャビネット等の家具に上下多段に配設する自由度を向上することができる。
図8は、本発明の実施の形態に係る下段引出し装置をキャビネット本体から引き出した状態を示す平面図である。また、図9及び図10は、鏡板への裏カバーの取り付け方法の説明用斜視図である。さらに、図11は、下段引出し装置23の鏡板26の背面図(後方から見た図)である。以下において下段引出し装置23について説明するが、図3の中段引出し装置2及び下段引出し装置3並びに図7の上段引出し装置22も同様の構成である。下段引出し装置23の前板23aを構成する鏡板26は、平面視において前方に膨らむ円弧形状をなす薄板状に、アルミニウム、マグネシウム若しくは亜鉛等の好ましくは軽合金のダイカスト又はポリアセタール、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート若しくはABS等の熱可塑性樹脂の射出成形により製作されている。該鏡板の材料としてオレフィン系樹脂を用いると、焼却時に有害な塩化水素ガスやダイオキシン類が発生しないため好ましい。また、前記鏡板の材料として再生材料を用いると、リサイクル、資源の節約及び製造エネルギーの削減等の観点から好ましい。なお、鏡板の剛性及び強度をより向上するため並びに鏡板と裏カバーとの位置決め精度をより向上するためには、前記鏡板をダイカストにより製作するのが好ましい。
鏡板26の後面には突起部12,12・・・が形成されており、該突起部12,12・・・には雌ねじ部13,13・・・が設けられている。該雌ねじ部13,13・・・は、鏡板26をダイカストにより製作する場合には、突起部12,12・・・に直接螺刻すればよい。また、前記雌ねじ部13,13・・・は、鏡板26を射出成形により製作する場合には、突起部12,12・・・に直接螺刻することもできるが、突起部12,12・・・に金属製のナットをインサート成形等により設ける方が好ましい。
図9及び図11に示すように、鏡板26の後面には、外周において後方へ延出する左右の周縁板30,31並びに上周縁板34及び下周縁板35,35が形成されている。また、該上下左右の周縁板の内側に、左右の周縁板30,31と略平行に形成されると共に後方へ延出する左右の縦リブ32,33、及び、上下の周縁板34,35,35と略平行に形成されると共に後方へ延出する上下の横リブ36,37,37,42,44,45,46,47,48が形成されている。なお、鏡板26の後面下部中央には、転倒防止用ローラ104の支持部26aが形成されている。
上周縁板34の近傍には、上周縁板34と略平行に補助リブ38が、後述する裏カバーの上板が上周縁板34と補助リブ38との間に嵌入可能なように形成されており、下周縁板35,35の近傍には、下周縁板35,35と略平行に補助リブ39,39が、後述する裏カバーの底板が下周縁板35,35と補助リブ39,39との間に嵌入可能なように形成されている。また、横リブ36の近傍には、横リブ36と略平行に補助リブ40が、後述する裏カバーの上板が横リブ36と補助リブ40との間に嵌入可能なように形成されており、横リブ37,37の近傍には、横リブ37,37と略平行に補助リブ41,41が、後述する裏カバーの底板が、横リブ37,37と補助リブ41,41との間に嵌入可能なように形成されている。なお、縦リブ32の近傍に、縦リブ32と略平行に補助リブを、後述する裏カバーの左側板が、縦リブ32と該補助リブとの間に嵌入可能なように形成してもよい。また、縦リブ33の近傍に、縦リブ33と略平行に補助リブを、後述する裏カバーの右側板が、縦リブ33と該補助リブとの間に嵌入可能なように形成してもよい。さらに、左右の縦リブ32,33の内側には、後方へ延出する斜め方向のリブ43,43・・・が形成されている。
前記周縁板及びリブにより鏡板の反りを抑制することができると共に剛性及び強度を向上することができる。特に、前記斜めのリブ43,43・・・により、水平軸まわりの反りを効果的に抑制することができる。
また、図9に示すように、鏡板26の後面の横リブ44ないし48は、突起部12、12等の鏡板26の後面からの突出部分よりも高く形成されている。したがって、鏡板26の運搬時又は収納時等において、下の鏡板26の横リブ44ないし48の上に安定して上の鏡板26を載置することができるため、鏡板を重ねても嵩張らないと共に傷又は打痕等の不良の発生を抑制することができ、物流効率の向上及び不良率の低減を実現することができる。
なお、左縦リブ32と上下の横リブ及び斜め方向のリブ36,44,43,42,43,47,37との間には、後述する裏カバーの左側板が嵌入可能な間隙49,49・・・が形成されており、右縦リブ33と上下の横リブ及び斜め方向のリブ36,46,43,42,43,48,37との間には、後述する裏カバーの右側板が嵌入可能な間隙50,50・・・が形成されている。
図8ないし図10に示すように、下段引出し装置23の前板23aを構成する裏カバー29は、板金により形成され、後板29aの前面には、前方へ延出した左右の側板29b,29b、上板29c及び底板29dが形成されている。また、図8及び図10に示すように、裏カバー29の左右の上部位置又は適宜位置には、単若しくは複数箇所又は上下に連続して、ポリアセタール又はポリプロピレン等の樹脂製の振れ止め19,19が取着されており、下段引出し装置23収納時においてキャビネット本体202の内面と当接して下段引出し装置23の左右方向の移動が規制されるため、キャビネット本体202に対する下段引出し装置23の振れを抑制することができる。図10に示すように、振れ止め19は、裏カバー29の係合孔20,21に抜け止め19a,19bを係合させることにより裏カバー29に取着される。特に裏カバー29の上端面と面一になるように振れ止め19,19を取り付けると、裏カバー29の板金の角に指や手が当たらなくなるため、また、外観上からも、より好ましいといえる。
以下において、図9及び図11を参照して、鏡板の後面への裏カバーの取り付け方法を説明する。図6のような2段の引出し装置を備えたキャビネットの下段引出し装置23の鏡板26後面へ裏カバー29を取り付ける場合、鏡板後面の左縦リブ32の右面に裏カバー29の左側板29bの左面を、右縦リブ33の左面に裏カバー29の右側板29bの右面を、周縁板34の下面に裏カバー29の上板29cの上面を、横リブ37,37の上面に裏カバー29の底板29dの下面を当接させるように、鏡板26と裏カバー29とを組み合わせる。この状態で裏カバー29の後板29aのボルト孔15からボルト16を挿入して、鏡板26後面の突起部12,12・・・に設けられた雌ねじ部13,13・・・と螺合することにより、鏡板26と裏カバー29とは、容易かつ強固に組み立てることができる。
このような鏡板26と裏カバー29との組立において、裏カバー29の上板29cは上周縁板34と補助リブ38との間に嵌入され、裏カバー29の底板29dは、横リブ37,37と補助リブ41,41との間に嵌入される。また、裏カバー29の左側板29bは、前記左縦リブ32と上下の横リブ等との間隙49,49・・・に嵌入され、裏カバー29の右側板29bは、前記右縦リブ33と上下の横リブ等との間隙50,50・・・に嵌入される。このような嵌入により、鏡板26と裏カバー29との合わせ位置が明確であると共に位置決めを確実に行うことができ、さらに組立時のガイドとしてより容易に組立を行うことができる。また、組立後においては、前記嵌入により、鏡板26と裏カバー29とがより強固に固定されることになる。さらに、前記のとおり、横リブ44,46,47及び48は、突起部12、12よりも高く形成されているため、これらのリブにより組立時のガイド効果が高められると共に、鏡板26と裏カバー29との固定後の剛性及び強度を高めることができる。なお、裏カバー29の左右の側板29b,29bには、前記横リブに嵌合する切り欠き24,24・・・が形成されているため、鏡板26と裏カバー29との組立時の位置決めを行うことができるため、組立作業性を向上することができる。
なお、鏡板26後面の縦リブ32及び33等リブの外側に裏カバー29を当接させること、例えば、鏡板26後面の左縦リブ32の左面に裏カバー29の左側板29bの右面を当接させ、右縦リブ33の右面に右側板29bの左面を当接させる構成を採用することもできる。しかし、前記リブの内側に裏カバー29を当接させる構成の方が、前記リブの外側に裏カバー29を当接させる構成に比べ、引出しの把手として機能する鏡板の後面の左右側縁部の手掛かりがよいこと、及び、裏カバーの板金切り放し面が見えなくなることから、より好ましい構成であるといえる。
以上のような2段の引出し装置を備えたキャビネットの下段引出し装置23の鏡板26後面への裏カバー29の取り付けは、図1ないし図3のような3段の引出し装置を備えたキャビネット101の下段引出し装置3における鏡板6後面への裏カバー9の取り付けにおいても全く同じものとすることができる。また、図6及び図7のような2段の引出し装置を備えたキャビネット201の上段引出し装置22の鏡板25後面への裏カバー28の取り付けは、例えば図11の鏡板26と全く同じ鏡板を用いて、鏡板26後面の左縦リブ32の右面に裏カバー28の左側板の左面を、右縦リブ33の左面に裏カバー28の右側板28bの右面を、横リブ36の下面に裏カバー28の上板28cの上面を、下周縁板35,35の上面に裏カバー28の底板28dの下面を当接させるように、鏡板26と裏カバー28とを組み合わせればよい。この場合において、上段引出し22の上縁後部は把手として使用されるが、補助リブ38下面には傾斜面38aが形成されているため(図11参照。)、手掛かりがよく容易に上段引出し22を引き出すことができる。
なお、このように裏カバーに対する鏡板の上下方向の位置を変えるために、裏カバーの上板及び底板に当接する横リブ及び上下周縁板が変わる場合においても、図9に示すように、裏カバー29の左右の側板29b,29bには、前記横リブに嵌合する多数の切り欠き24,24・・・が形成されているため、鏡板と裏カバーとの組立時の位置決め位置を容易に変更することができ、組立作業性を向上することができる。また、図11のような鏡板の構成により、部品の共通化を促進することができるため、部品の管理コスト及び製造コストの低減並びに組立作業性の向上を図ることができる。
なお、例えば図1ないし図3のような3段の引出し装置を備えたキャビネット101の中段引出し装置2における鏡板への裏カバーの取り付けにおいて、鏡板裏面の上周縁板の下面に裏カバーの上板の上面を、下周縁板上面に裏カバーの底板29dの下面を当接させるように構成することもできる。
図12は鏡板へ裏カバーを取り付けた状態を示す左側面断面図であり、下段引出し装置23の場合を例として示している。また、図13はスペーサの説明図であり、図13(a)は斜視図、図13(b)は平面図である。鏡板後面の突起部12には、その中央部分に雌ねじ部13が設けられていると共に、スペーサ14の係合凸部51と係合する係合凹部12a及びスペーサ14のリブ52,52が外嵌される周壁12bが設けられている。また、スペーサ14にはボルト16の軸部16aが通る孔55が形成されていると共に、裏カバー29の後板29aのボルト孔15の周りの前側に突出する円錐台状の凸部17と係合する円錐台状の凹部54が形成されている。
したがって、鏡板26と裏カバー29との組立時において、図9のようにスペーサ14,14・・・を鏡板26後面の突起部12,12・・・に装着した状態で、裏カバー29を鏡板26に取り付けると、前記スペーサ14の円錐台状の凹部54と前記裏カバー29の円錐台状の凸部17との係合により、該スペーサ14,14・・・をガイドとして芯合わせがなされるため組立作業性を向上することができる。また、裏カバー29の後板29aの後方から、ボルト孔15,15・・・を通して鏡板26後面の突起部12,12・・・の雌ねじ部13,13・・・にボルト16,16・・・を螺合させる際にも、スペーサ14,14・・・がガイドとなるため、組立作業性を向上することができる。さらに、スペーサ14,14・・・を設けることにより、鏡板26後面の突起部12,12・・・に対する裏カバー29のボルト孔15,15・・・の相対的な位置誤差を吸収することができるため、鏡板26及び裏カバー29に応力及び歪みが生じるのを抑制することができる。
裏カバー29を奥行方向へ寸法を大きくとる場合、スペーサ14,14・・・がないと、突起部12,12・・・の高さを非常に高く形成する必要があるが、スペーサ14,14・・・を使用することにより鏡板16の厚さを小さく保つことができる。したがって、鏡板16の金型費用等を含めて製造コストを削減することができると共に、梱包のスペース効率が向上するため物流コストを削減することができる。
図12に示すように、スペーサ14,14・・・を介して鏡板26と裏カバー29が連結固定され、裏カバー29の前端部と鏡板26の後面とは直接当接しない構成となっておいる。したがって、ボルト16,16・・・を強く締めて鏡板26と裏カバー29とを強固に締結しても、裏カバー29及び鏡板26共に反り等の変形を生じることがない。また、図12において、裏カバー29の上板29cの前端部には段差29eが形成されているため、鏡板26の上面と裏カバー29の上板29cの上面とを略面一とすることができる。
スペーサ14の係合凸部51には、弾性変形をしやすいように薄肉部分51a,51aが形成されている。したがって、薄肉部分51a,51aの弾性変形により、鏡板26後面の突起部12の係合凹部12aとの係合を円滑に行うことができる。また、スペーサ14のリブ52,52間には、リブ52,52が離れる方向に弾性変形をしやすいように切り欠き部53,53が形成されている。したがって、リブ52,52が離れる方向の弾性変形により、鏡板26後面の突起部12の周壁12bへのリブ52,52の外嵌を円滑に行うことができる。以上のような構成により、スペーサ14,14・・・を鏡板26後面の突起部12,12・・・に装着する組立作業性を向上することができると共に、鏡板26の突起部12,12・・・とスペーサ14,14・・・との固定を安定かつ強固にすることができる。
図14ないし図16は、引出しのロック装置の説明図であり、図14は正面図、図15は平面図、図16はロック装置の要部を示す斜視図である。図1ないし図3の上段引出し装置1、中段引出し装置2及び下段引出し装置3の収納位置(図1参照。)において、通常位置(ロック解除位置)では、取り付け部材59により支持されたクランク体61は、ねじりコイルばね60によりその作動アーム61bを上方に移動させるように弾性付勢されており、作動アーム61bが係合する規制片64a,64bを介して前記弾性付勢力によりロック杆63全体が上部位置にあるため、ストッパー片65・・・が係合部66・・・から外れている。この状態で、上段引出し装置1内に配設された錠前56に図示しない鍵を挿入して回動させると、錠前56の偏心ピン56aが、錠前掛金58を支持するポリアセタール等の樹脂製の支持部材57のピン係合孔57aを通って回動し、偏心ピン56aが長孔58aに挿入されてなると共に前記支持部材57により上下動可能に支持された錠前掛金58が上方に移動する(図14の矢印C参照。)。このように、錠前掛金58を支持部材57により支持する構成により、錠前掛金58の上下動を安定かつ確実に行うことができる。
次に、前記錠前掛金58の上方への移動にしたがって、錠前掛金58の上面によりクランク体62の当接アーム61aが上方に移動させられるため、クランク体61は回動中心軸62まわりに回動し(図14の矢印D参照。)、クランク体61の作動アーム61bが係合する規制片64a,64bを介してロック杆63全体が下部位置に移動する(図14の矢印E参照。)。このロック杆63の下部位置への移動により、ロック杆63のストッパー片65・・・が各引出しの係合部66・・・(図16参照。)に係合する。このようにして、上段引出し装置1、中段引出し装置2及び下段引出し装置3を一括してロックすることができる。
以上の説明においては、本発明の引出し装置として、鏡板が平面視において前方に膨らむ円弧形状をしていると共に鏡板の前面に把手がない引出し装置について説明すると共に、該引出し装置をキャビネットに適用した場合を例として説明したが、本発明に係る引出し装置はこのような構成に限定されるものではなく、鏡板が側面視において前方に膨らむ円弧形状等の曲面、又は、平面であってもよく、鏡板の前面に把手を設ける構成であってもよい。また、本発明に係る引出し装置は、キャビネットではなく机その他の家具にも適用することができる。
本発明の実施の形態に係る引出し装置を適用してなるキャビネットの例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る引出し装置を適用してなるキャビネットの例を示す左側面図である。 本発明の実施の形態に係る引出し装置の斜視図であり、(a)は上段引出し装置を、(b)は中段引出し装置を、(c)は下段引出し装置を示している。 上段引出し装置の前板の例を示す説明図であり、(a)は左側面図、(b)は左側面断面図である。 樹脂製の天板先端キャップの説明図であり、(a)は斜視図、(b)は背面図、(c)は底面図である。 本発明の実施の形態に係る引出し装置を適用してなるキャビネットの例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る引出し装置の斜視図であり、(a)は上段引出し装置を、(b)は下段引出し装置を示している。 下段引出し装置をキャビネット本体から引き出した状態を示す平面図である。 鏡板への裏カバーの取り付け方法の説明用斜視図である。 鏡板への裏カバーの取り付け方法の説明用断面図である。 下段引出し装置の鏡板の背面図である。 鏡板へ裏カバーを取り付けた状態を示す左側面断面図である。 スペーサの説明図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 引出しのロック装置の説明図である。 引出しのロック装置の説明図である。 引出しのロック装置の説明図である。
符号の説明
1 上段引出し装置
2 中段引出し装置
3 下段引出し装置
1a,2a,3a 前板
1b,2b,3b 胴板
4,5,6 鏡板
7,8,9 裏カバー
7a 後板
7b 側板
7c 上板
7d 底板
12 突起部
12a 係合凹部
12b 周壁
13 雌ねじ部
14 スペーサ
15 ボルト孔
16 ボルト
18 凸部
22 上段引出し装置
23 下段引出し装置
22a,23a 前板
22b,23b 胴部
25,26 鏡板
28,29 裏カバー
29a 後板
29b 側板
29c 上板
29d 底板
30,31,34,35 周縁板
32,33 縦リブ
36,37,42,44,45,46,47,48 横リブ
38,39,40,41 補助リブ
49,50 間隙
101,201 キャビネット
102,202 キャビネット本体
102a,102b,102c 案内手段

Claims (3)

  1. 物品の収容部を有する胴部の前端に固着又は着脱可能に取着された裏カバーの前面に鏡板を取着してなる引出し装置であって、
    前記鏡板の後面に、外周において後方へ延出する上下左右の周縁板、該上下の周縁板と略平行に形成されると共に後方へ延出する上下の複数の横リブ、及び、前記左右の周縁板と略平行に形成されると共に後方へ延出する左右の複数の縦リブを形成し、
    前記裏カバーの後板の前面に、前方へ延出した左右の側板、上板及び底板を形成し、
    前記鏡板後面の上下の周縁板の内側、上周縁板の内側及び下横リブの内側若しくは外側、又は、上横リブの内側若しくは外側及び下周縁板の内側に、前記裏カバーの上板及び底板を当接させると共に、前記左右の縦リブの内側又は外側に前記裏カバーの左右の側板を当接させ、前記左右の縦リブの内側と前記上下の横リブの左右端面との間隙に前記裏カバーの左右の側板を嵌入してなる引出し装置。
  2. 物品の収容部を有する胴部の前端に固着又は着脱可能に取着された裏カバーの前面に鏡板を取着してなる引出し装置であって、
    前記鏡板の後面に、外周において後方へ延出する上下左右の周縁板、該上下の周縁板と略平行に形成されると共に後方へ延出する上下の複数の横リブ、及び、前記左右の周縁板と略平行に形成されると共に後方へ延出する左右の複数の縦リブを形成し、
    前記裏カバーの後板の前面に、前方へ延出した左右の側板、上板及び底板を形成し、
    前記鏡板後面の上下の周縁板の内側、上周縁板の内側及び下横リブの内側若しくは外側、又は、上横リブの内側若しくは外側及び下周縁板の内側に、前記裏カバーの上板及び底板を当接させると共に、前記左右の縦リブの内側又は外側に前記裏カバーの左右の側板を当接させ、前記上周縁板、前記下周縁板又は前記横リブの近傍に平行に補助リブを設け、該補助リブと前記上周縁板、前記下周縁板又は前記横リブとの間に前記裏カバーの上板又は底板を嵌入してな引出し装置。
  3. 物品の収容部を有する胴部の前端に固着又は着脱可能に取着された裏カバーの前面に鏡板を取着してなる引出し装置であって、
    前記鏡板の後面に、外周において後方へ延出する上下左右の周縁板、該上下の周縁板と略平行に形成されると共に後方へ延出する上下の複数の横リブ、及び、前記左右の周縁板と略平行に形成されると共に後方へ延出する左右の複数の縦リブを形成し、
    前記裏カバーの後板の前面に、前方へ延出した左右の側板、上板及び底板を形成し、
    前記鏡板後面の上下の周縁板の内側、上周縁板の内側及び下横リブの内側若しくは外側、又は、上横リブの内側若しくは外側及び下周縁板の内側に、前記裏カバーの上板及び底板を当接させると共に、前記左右の縦リブの内側又は外側に前記裏カバーの左右の側板を当接させ、前記裏カバーの上板又は底板が前記鏡板の上下端面の少なくとも一端面と略面一となるように、又は、前記裏カバーの上板又は底板に設けた凸部が前記鏡板の上下端面の少なくとも一端面と略面一となるように、前記鏡板と前記裏カバーとを取着してな引出し装置。
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