JP4915675B2 - 厨房装置 - Google Patents

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本発明は調理器を組み込んだ厨房装置に関する。
従来から利用されている調理器を組み込んだ厨房装置としては例えば特許文献1に示すものがある。この厨房装置はキャビネットに組み込んだ調理器の前方部に厨房装置の前面側に開口する操作ユニット収納部を設けている。操作ユニット収納部には調理器を操作するための操作ユニットを前後方向にスライド自在に収納してあり、これにより操作ユニットはキャビネットの前方に引き出し可能となっている。
特開2007−024485号公報
ところで、調理器の前方部に収納される操作ユニットは直ぐ後方に調理器が位置するため前後寸法を長くできないという設計上の制限があり、このため操作ユニットは左右に長尺で前後幅の小さなものとする必要がある。
ここで、上記操作ユニットを前後方向にスムーズにスライドさせるには、操作ユニットの両側の後部前後に左右軸回りに回転する縦ローラーを設け、これら縦ローラーを操作ユニット収納部の両側に設けたレール部に沿って走行させることが考えられる。
しかし、前述のように操作ユニットが前後幅の小さなものである場合には、前後の縦ローラー間の距離を長くすることができないため、縦ローラーとレール部の左右方向のクリアランスの影響により、操作ユニットが左右方向に対して傾きやすくなり、また、スライド時には左右にがたつきが生じやすくなる。また、操作ユニットを収納する際に操作ユニットの左右方向の端部を押し込んだ場合には、操作ユニットが左右方向に対して大きく傾いた状態で操作ユニット収納部に収納され、見栄えが悪くなる恐れもある。
本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、調理器の前方部に収納される左右に長尺で前後幅の小さな操作ユニットの傾きやがたつきを防止できる厨房装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明の請求項1に係る厨房装置は、以下の構成を有している。キャビネット3に調理器5を組み込む。キャビネット3に調理器5の前方部に位置して前方に開口する操作ユニット収納部8を設ける。該操作ユニット収納部8にそれぞれローラー機構11が設けられる。このローラー機構11は、ローラー取付部32と、ローラー取付部32の外側面の前後に左右軸回りに回転自在に取り付けられた縦ローラー30と、ローラー取付部32の下面に上下軸回りに回転自在に取り付けられた左右一対の横ローラー31とを有する。操作ユニット収納部8の底部48の左右両側にレール部材35が設けられる。このレール部材35は、操作ユニット収納部8の底部48に取り付けられる取付部18と、取付部18の外側端部の立上部21に設けられて前記各縦ローラー30を前後方向に走行させる縦ローラー用レール部36と、取付部18の立上部21とは反対側の内側端部に設けられて左右一対の横ローラー31を前後方向に走行させる横ローラー用レール部37とを有する
また、本発明の請求項2に係る厨房装置は、請求項1において以下の構成を有している。上記各横ローラー31を操作ユニット6に対して左右方向に移動自在に設ける。各対の横ローラー31を横ローラー31同士が近づく方向に付勢力を与える連結ばね63を介して連結する。各連結ばね63の付勢力により各対の横ローラー31で対応する横ローラー用レール部37を挟持する。
請求項1に係る発明では、それぞれのローラー機構に縦ローラー横ローラーを設け、それぞれのレール部材に縦ローラー用レール部と横ローラー用レール部を設けることで、横ローラー用レール部にて横ローラーを左右方向に支持することができ、これにより操作ユニットの左右方向に対して傾きやがたつきを防止できる。また、操作ユニット収納部に操作ユニットが左右方向と平行に収納できる。
また請求項2に係る発明では、請求項1に係る発明の効果に加えて、左右に一対設けた横ローラーを操作ユニットに対して左右方向に移動自在に設け、連結ばねの付勢力により各対の横ローラーで対応する横ローラー用レール部を挟持できる。このため仮に操作ユニットのスライド時において操作ユニットが左右方向に対して傾いたり、左右にずれたりしたとしても、左右一対の横ローラーが左右に移動してこれを吸収できる。また、この場合も、同様に左右一対の横ローラーで横ローラー用レール部を挟持して横ローラー用レール部にて左右方向の力を安定して支持できる。従って、より確実に上記傾きやがたつきを防止でき、また、操作ユニットをスムーズにスライドできる。
図1乃至図11に基づいての本実施形態を説明する。図2に示すように厨房装置はキャビネット3で主体を構成してある。キャビネット3は、キッチンに設置される箱体16と、箱体16上に設けられる天板7とからなり、箱体16は内部に収納部を備えている。キャビネット3の上部には上方に開口する調理器収納部4(図3参照)を形成している。
調理器5はIHクッキングヒータからなる。調理器5は調理器収納部4の上開口から調理器収納部4内に収納してあり、これによりキャビネット3に組み込んである。調理器5の上面には電磁誘導加熱を行うための加熱部9を複数設けている。
キャビネット3の上端部には調理器5の前方部に位置してキャビネット3の前面から前方に開口する操作ユニット収納部8を設けている。操作ユニット収納部8には調理器5を操作するための操作ユニット6が前後方向にスライド自在に収納される。
操作ユニット収納部8の上方は天板7の前端部によって覆われている。操作ユニット収納部8は操作ユニット6の出入口となるキャビネット3の前面側に開口する開口部47(図2参照)を上端部に備えている。操作ユニット収納部8の開口部47下方の前方は箱体16の前壁部46により覆われる。
図4に示すように操作ユニット収納部8の底部48は左右に長尺な金属製の底部構成材43によって構成してある。底部構成材43の前端には前壁部46の背面に沿設される前面板44を立設している。操作ユニット収納部8の底部48(底部構成材43)の左右両側には金属製のレール部材35を立設している。
各レール部材35は金属製である。各レール部材35は取付部18を備えており、該取付部18が操作ユニット収納部8の底部48上に取り付けられる。
取付部18の外側端部には立上部21を一体に立設してある。立上部21の上部には正断面で内側方に開口するコ字状の縦ローラー用レール部36を設けている。縦ローラー用レール部36の内側開口の上縁及び下縁の夫々には下方及び上方に向けて突出する抜止部38を一体に形成してある。
取付部18の立上部21と反対側の内側端部には縦板状の横ローラー用レール部37を上方に向けて一体に突出してある。横ローラー用レール部37は先端は縦ローラー用レール部36よりも下方に位置する。
ここで、図1のように縦ローラー用レール部36を立上部21と一体に設け、縦ローラー用レール部36を横ローラー用レール部37と一体に設けることが好ましい。この場合、縦ローラー用レール部36を横ローラー用レール部37に対して正確な位置に配置できる。なお、縦ローラー用レール部36を図5のように立上部21と別体に設けても良い。
操作ユニット6はプッシュオープン式のものである。図4及び図11に示すように操作ユニット6は、左右方向に長いユニット本体10と、ユニット本体10の両側端面に夫々取付けられる一対のローラー機構11とで構成してある。
図7に示すように、ユニット本体10は、左右に長い略板状の操作器12と、左右に長いベース13と、ベース13の両側端部に取り付けられる合成樹脂製のエンドキャップ14で構成してある。操作器12の上面には操作スイッチ28を複数設けている。これら操作スイッチ28を操作して調理器5を操作する。
ベース13は金属製押出型材からなり、詳しくはアルミ押出材からなる。ベース13は側断面上向きコ字状の上方に開口するコ字状部15と、コ字状部15の後板部20の上縁部から後方に突出する突出板部23を備えている。
図8及び図9に示すように、左右のローラー機構11は、エンドキャップ14の外側面に取り付けられるブラケット29と、ブラケット29に取り付けられる縦ローラー30及び横ローラー31を備えている。ブラケット29は金属製であり、ローラー取付部32からエンドキャップ固定部33を前方に向けて突出してなる。
ローラー取付部32は正断面上向きコ字状に形成してある。ローラー取付部32の外側面の前後に間隔を介した2箇所には縦ローラー30を左右軸回りに回転自在に取り付けてある。各縦ローラー30を枢支する枢支部61はローラー取付部32に固定的に取り付けてある。
ローラー取付部32の下面の前後に間隔を介した2箇所には夫々左右一対の横ローラー31を上下軸回りに回転自在に取り付けてある。各ローラー取付部32の前部に設けた縦ローラー30と前部に設けた左右一対の横ローラー31、及び、後部に設けた縦ローラー30と後部に設けた左右一対の横ローラー31は、前後方向において位置を揃えて配置してある。
各横ローラー31を枢支する枢支部62はローラー取付部32の底部を貫通する左右に長い長孔(図示せず)を通してローラー取付部32の底部上に突出し、ローラー取付部32の底部上に載置したスライド具60に取り付けてある。
スライド具60は左右に2個配置されている。左側のスライド具60の前後には左側に配置した前後の横ローラー31の枢支部62を取り付けている。右側のスライド具60の前後には右側に配置した前後の横ローラー31の枢支部62を取り付けている。両スライド具60の上部前後2箇所同士は図1のように夫々連結ばね63で連結してある。両連結ばね63により両スライド具60及びこれに連結された左右一対の横ローラー31は左右方向に近づく方向に付勢される。
エンドキャップ固定部33は正断面L字状に形成してある。エンドキャップ固定部33の縦板部34はローラー取付部32の縦ローラー30を取り付けた外側面部を前方に延出したものである。また、エンドキャップ固定部33の横板部17はローラー取付部32の横ローラー31を取付けた下面部を前方に延出したものである。
上記縦板部34はエンドキャップ14の外側面に沿う。縦板部34をエンドキャップ14にねじ止めすることにより、ブラケット29はユニット本体10に取り付けられる。この取付け状態では各ローラー取付部32は操作ユニット6の両側端部から後方に突出する。
上記各ブラケット29の前後2個の縦ローラー30は対応するレール部材35の縦ローラー用レール部36の内側に収納されて上下方向に支持される。そして、各縦ローラー用レール部36の内側で前後方向に走行自在となる。なお、各縦ローラー30は既述の抜止部38により縦ローラー用レール部36の内側開口から脱落することが防止されている。
また、各ブラケット29の前後2対の横ローラー31は対応するレール部材35の横ローラー用レール部37の上端部の左右両側に夫々配置される。また、各対の横ローラー31は前述の連結ばね63から互いに近づく方向の付勢力を受けており、これにより各対の左右の横ローラー31にて横ローラー用レール部37は挟持され、これにより各横ローラー31は横ローラー用レール部37にて左右方向に支持される。そして、この状態で各横ローラー31は対応する横ローラー用レール部37に沿って前後に走行自在となっている。
上記のように各縦ローラー30及び各横ローラー31を対応する縦ローラー用レール部36や横ローラー用レール部に対して前後に走行自在とすることで、操作ユニット6は前後にスライド自在となる。
また、操作ユニット収納部8には収納した操作ユニット6を係脱自在に係止する係止手段を設けている。係止手段は図4に示す操作ユニット6のユニット本体10の後方に配設したラッチ66で構成してある。ラッチ66は操作ユニット6から後方に突出するストライカ65に係脱自在に係止され、係止を解除するには操作ユニット6を若干後方に移動してストライカ65を押し込む。
図10に示すようにラッチ66は、操作ユニット収納部8に固定される収納部材68と、可動部材67を備えている。
収納部材68は前方に開口する可動部材収納部73を備えている。可動部材収納部73には可動部材67を前後スライド自在に収納している。可動部材収納部73の底部上面の開口側の端部は後方程上方に向かって傾斜したガイド面74となっている。可動部材収納部73の底部上面のガイド面74の後方部は水平な押圧面79となっている。
可動部材67は、斜め下前方に向かって突出する弾性変形可能な係止爪部71と、側面視略ハート形のハート形溝69を備えている。
可動部材収納部73の奥部と可動部材67の間には押し出しばね72を介装してあり、該押し出しばね72により可動部材67は前方に付勢される。
可動部材収納部73の奥部にはピン76を左右軸回りに枢支している。ピン76の被枢支部と反対側の端部は側方に折り曲げられて係合部75となっている。係合部75はハート形溝69にスライド自在に挿入してある。
図10(b)に示す係止状態においては、可動部材収納部73の後部に可動部材67が位置する。この時、ハート形溝69に囲まれた部分からなるハート形被係合部70の前方に開口する凹所にピン76の係合部75が係止され、可動部材67は前方へ移動不能となる。また、係止爪部71は押圧面79によって上方に押圧され、ストライカ65の膨大した先端部77の前縁に係止される。これによりストライカ65、ひいては操作ユニット6が前方に移動不能に保持される。
上記係止状態を解除する場合、まず使用者は手で操作ユニット6を少しだけ後方に押し込む。操作ユニット6が後方に押し込まれた時、可動部材67はストライカ65の先端部77にて後方に押圧され、押し出しばね72に抗して若干量後方に移動する。これに伴いピン76の係合部75は矢印aのようにハート形被係合部70から外れ、可動部材67が後方へ移動可能な状態となる。
次に上記操作ユニット6の押し込みを止めて手を離す。そして、この状態で操作ユニット6を前方に移動すれば、これに伴い可動部材67は押し出しばね72の付勢を受けつつ前方に移動し、図10(a)のように可動部材収納部73の前部に至る。この時、ピン76の係合部75は図10(b)の矢印bに示すようにハート形溝69内を後方に移動し、ハート形溝69の後端部の退避位置78へと移動する。
図10(a)のように可動部材67が可動部材収納部73の前部に移動すれば、係止爪部71は押圧面79からの押圧力が加わらない状態となり、弾性復帰してガイド面74側である下側に移動する。これにより係止爪部71とストライカ65の先端部77との係止は解除される。
上記係止解除状態から図10(b)の係止状態とするには操作ユニット6を後方に押し込む。操作ユニット6が後方に押し込まれた時、可動部材67はストライカ65の先端部77にて後方に押圧され、押し出しばね72に抗して後部に移動し、前述の係止状態となる。また、これに伴いピン76の係合部75は退避位置78からハート形溝69内を矢印c、dに示すように移動し、ハート形被係合部70に係止される。
また、図4乃至図6に示すように、操作ユニット収納部8には、操作ユニット6を前方に移動させる突出用ばね39と、操作ユニット6の前後スライド時において抵抗となるダンパ40を設けている。
操作ユニット収納部8の底部48上において両レール部材35よりも内側の左右2箇所にはアーム保持具42を取り付けている。各アーム保持具42にはアーム19の一端部から両側方に向けて一体に突出した回動軸部50が枢支されている。これにより各アーム19はアーム保持具42に対して回動自在となっている。また、両アーム19の回動軸部50同士は連結棒55を介して連結してあり、両アーム19の回動を同期させている。
各アーム19の回動軸部50から離れた箇所には、アーム19の長さ方向に伸びる摺動溝54を形成している。一方、操作ユニット6の各ローラー取付部32の縦ローラー30を設けた側と反対側の側面部には内側方に向けて摺動突起51を突設している。各摺動突起51は対応する摺動溝54内にアーム19の長さ方向に摺動自在に挿入してある。
このため、操作ユニット6の後方への移動時には、各ブラケット29の摺動突起51は摺動溝54内をアーム19の長さ方向に摺動しつつアーム19の摺動溝54を後側に押し、これによりアーム19は後方へ回動する。
逆に操作ユニット6の前方への移動時には、各ブラケット29の摺動突起51は摺動溝54内をアーム19の長さ方向に摺動しつつアーム19の摺動溝54を前側に押し、これによりアーム19は前方へ回動する。
上記各アーム19にはねじりばね39aからなる突出用ばね39を設けている。各ねじりばね39aはその一端を操作ユニット収納部8の底部48側に接続してあり、他端をアーム19の回動軸部50に接続してあり、各ねじりばね39aはアーム19を前方に回動する方向に付勢する。
上記により操作ユニット収納部8に操作ユニット6を収納した状態で、操作ユニット6を若干前方に押し込んで上記係止手段による操作ユニット6の係止を解除し、手を離せば、ねじりばね39aの付勢力を受けて操作ユニット6が前方に自動的にスライドし、図4や図5に示すように操作ユニット6がキャビネット3の前面から前方に突出する。これにより操作器12はキャビネット3よりも前方に位置し、該操作器12による調理器5の操作が可能となる。
また、操作ユニット6を上記前方に突出させた状態から図2のように操作ユニット収納部8に収納する場合は、操作ユニット6をねじりばね39aの付勢力に抗して後方に押し込み、既述の係止手段により操作ユニット6を係止する。
また、上記操作ユニット収納部8の底部48上の左右2箇所にはダンパ40を構成するロータリーダンパ40aを設けている。各アーム19の外側方に突出した回動軸部50の端部は上記ロータリーダンパ40aに接続してある。
既述のように操作ユニット6の前後スライド時には各アーム19は操作ユニット6の前後移動に伴い前後方向の力を受けて前後に回動する。この時、各ロータリーダンパ40aはアーム19の回動時の抵抗となるので、操作ユニット6の前後の移動速度は緩和される。従って、ねじりばね39aの付勢により操作ユニット6が前方に勢いよく突出することを防止できる。
上記、ねじりばね39a及びロータリーダンパ40aは操作ユニット収納部8に収納した操作ユニット6の突出板部23やブラケット29の下方に位置する。
以上説明した本実施形態の厨房装置は、操作ユニットの後部両側の前後2箇所に設けた縦ローラー30に加えて横ローラー31を設けることで、各横ローラー31を横ローラー用レール部37で支持して前後方向に走行させるものである。このため、以下の利点を有する。
即ち、上記のように操作ユニット6の前後幅が小さく、前後の縦ローラー30間の距離を長くすることができない場合には、縦ローラー30と縦ローラー用レール部36間の左右方向のクリアランスの影響により、操作ユニット6が左右方向に対して傾いたり、がたついたりする恐れがある。
しかし、本実施形態では上記のように縦ローラー30に加えて横ローラー31を設けることで、横ローラー用レール部37にて横ローラー31を左右方向に支持し、上記傾きやがたつきを防止できる。また、操作ユニット収納部8に操作ユニット6が左右方向に対して傾いた状態で収納されることも防止できる。
また、本実施形態では、左右に一対設けた横ローラー31を操作ユニット6に対して左右方向に移動自在に設け、連結ばね63の付勢力により各対の横ローラー31で対応する横ローラー用レール部37を挟持している。このため仮に操作ユニット6のスライド時において操作ユニット6が左右方向に対して傾いたり、左右にずれたりしたとしても、左右一対のスライド具60及び横ローラー31が左右に移動してこれを吸収できる。また、この場合も、同様に左右一対の横ローラー31で横ローラー用レール部37を挟持して横ローラー用レール部37にて左右方向の力を安定して支持できる。従って、より確実に上記傾きやがたつきを防止でき、また、操作ユニット6をスムーズにスライドできる。
なお、本実施形態では、操作ユニット6に摺動突起51を設けると共にアーム19に摺動溝54を形成したが、逆にアーム19に摺動突起51を設けると共に操作ユニット6に摺動溝54を設けても良い。また、突出用ばね39は上記ねじりばね39aに限定されるものではなく、操作ユニット6に直接付勢力を与えるばね等のその他のばねで構成しても良い。
本実施形態のローラー機構及びレール部材を示す正面図である。 (a)は同上の厨房装置の斜視図であり、(b)は厨房装置の概略側断面図である。 同上の調理器及び天板を取り外した厨房装置の斜視図である。 同上の操作ユニット及び操作ユニット収納部を示す斜視図である。 図4のB部拡大図である。 同上のねじりばね、アーム、アーム保持具、ダンパを示す斜視図である。 同上の操作ユニット収納部及び底部構成材を示す斜視図である。 同上のローラー機構及びレール部材を示す斜視図である。 同上のローラー機構を示し、(a)は上側からの斜視図であり、(b)は下側からの斜視図である。 同上のラッチの概略側断面図であり、(a)は係止解除状態を示し、(b)は係止状態を示す。 同上の操作ユニットの分解斜視図である。
符号の説明
3 キャビネット
5 調理器
6 操作ユニット
8 操作ユニット収納部
30 縦ローラー
31 横ローラー
35 レール部材
36 縦ローラー用レール部
37 横ローラー用レール部
63 連結ばね

Claims (2)

  1. キャビネットに調理器を組み込むと共に、キャビネットに調理器の前方部に位置して前方に開口する操作ユニット収納部を設け、該操作ユニット収納部に調理器を操作するための操作ユニットを前後方向に出し入れ自在に収納した厨房装置であって、
    操作ユニットの後部両側にそれぞれローラー機構が設けられ、
    このローラー機構は、ローラー取付部と、ローラー取付部の外側面の前後に左右軸回りに回転自在に取り付けられた縦ローラーと、ローラー取付部の下面に上下軸回りに回転自在に取り付けられた左右一対の横ローラーとを有し、
    操作ユニット収納部の底部の左右両側にレール部材が設けられ、
    このレール部材は、操作ユニット収納部の底部に取り付けられる取付部と、取付部の外側端部の立上部に設けられて前記各縦ローラーを前後方向に走行させる縦ローラー用レール部と、取付部の立上部とは反対側の内側端部に設けられて左右一対の横ローラーを前後方向に走行させる横ローラー用レール部とを有することを特徴とする厨房装置。
  2. 記各横ローラーを操作ユニットに対して左右方向に移動自在に設け、各対の横ローラーを横ローラー同士が近づく方向に付勢力を与える連結ばねを介して連結し、各連結ばねの付勢力により各対の横ローラーで対応する横ローラー用レール部を挟持することを特徴とする請求項1に記載の厨房装置
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