JP2013128504A - 引出し - Google Patents

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Abstract

【課題】引出し操作性が向上した引出しを提供する。
【解決手段】引出し2の鏡板部Kは前板4と裏板5とで中空構造になっており、鏡板部Kの内部にラッチ装置が配置されている。ラッチ装置はサイド引手9とアッパー引手10を有しており、その指掛け部9a,10aは鏡板部Kの外側に露出している。いずれかの引手9,10が引かれると、第1連動部材12はその上部が押されて支軸41の軸心回りに回動し、すると、第2連動部材13はその内端部が押されて筒部13aの軸心回りに回動し、すると、ラッチ爪11はその爪部24がワゴン本体から離脱可能な係合解除状態になり、従って、ラッチ爪11は逃げ回動して引出し2の前進動が許容される。人は鏡板部Kの側面部と上面部とのいずれの箇所からも引手を操作できるため、操作性に優れている。
【選択図】図9

Description

本願発明は、引手で解除操作されるラッチ装置を備えた引出しに関するものである。
引出しのラッチ装置は、基本構成として、人が操作する引手と、家具本体の内側部に設けた係合部に蹴り込み係合するラッチ爪と、引手の動きによってラッチ爪をフリー状態にする連動部材とを有している。
引手は回動式になっていることが普通であり、引出し本体の前板に空けた引手穴に1つだけ設けていることが多いが、特許文献1には、中空状鏡板部の左右側面に沿って上下長手の引手を配置することが開示されている。特許文献1では、鏡板部の上部に左右横長の連動部材を配置しており、左右いずれかの引手を引くとこの連動部材がその軸心回りに回動する。また、連動部材の端部には下向きのアームを曲げ形成している一方、ラッチ爪の支軸には横向きのアームを曲げ形成しており、連動部材がその軸心回りに回動すると、下向きのアームが回動してラッチ爪が家具本体から離脱するようになっている。
特開2006−291573号公報
さて、引出しは机に設けたりワゴンにも設けたりキッビネットに設けたりしているが、机に設けたり、机とセットで使用される疎でキャビネット又はワゴンに設けたりした場合、必然的に、引出しは使用者の右又は左に位置することなる。
そして、引出しの左右側部のみに引手が配置されているに過ぎない場合は、使用者は手を右又は左の引手に伸ばして引手の引き操作を行わねばならず、その場合、使用者と反対側の引手には手が届かないことが普通なので、使用者に近い側の引手を引くことになるが、そのために手をねじって手の平を後ろに向けて引手に指をかけるという不自然な動作をせねばならず、このため、人によっては使いずらいと感じることがあるといえる。
また、特許文献1の連動部材は、線材と板材とを材料として曲げ加工と溶接加工とで製造しているが、この構造では、曲げ工程や溶接工程で加工誤差が発生しやすいため、引手の動きをラッチ爪に伝える正確さにバラツキが発生しやすいおそれもある。
本願発明はこのような現状を改善すべく成されたものであり、操作性に優れたラッチ装置を有する引出しを提供することを目的とするものである。
前記目的を達成すべく、本願発明者は各請求項1の発明を成した。このうち請求項1の発明に係る引出しは、収納箱とその前端に設けた中空の鏡板部とを有しており、前記鏡板部の左側部又は右側部若しくは左右両側部にサイド引手の指掛け部を設けると共に上部にはアッパー引手の指掛け部を設けている一方、前記鏡板部の左側部又は右側部若しくは左右両側部の後ろ側にラッチ爪を設けており、更に、サイド引手とアッパー引手とのいずれを操作してもラッチ爪を係合解除状態にする連動手段が設けられている。
なお、この構成において、「ラッチ爪を係合解除状態にする」とは、特許文献1のようにラッチ爪を家具本体の係合部から離脱させることと、本実施形態のように離脱可能な状態にして引出しの前進動によってラッチ爪が係合部から離脱することとの両方を含んでいる。
請求項2の発明は、請求項1において、前記鏡板部の内部に、前記サイド引手とはアッパー引手とのいずれを操作しても作動姿勢に回動する左右横長の第1連動部材と、前記第1連動部材が作動姿勢に回動することに連動して前記ラッチ爪を係合解除状態にする第2連動部材とを設けている。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記サイド引手は水平回動式である一方、前記アッパー引手と第1連動部材とは左右横長の平行な軸心回りに回動する方式であり、前記アッパー引手のうち回動軸心を挟んで指掛け部と反対側に位置した部位で第1連動部材を押すことで当該第1連動部材が作動姿勢に回動すると共に、前記サイド引手のうち回動軸心を挟んで指掛け部と反対側の部分で第1連動部材を押すことで当該第1連動部材が作動姿勢に回動するようになっている。更に請求項4の発明では、前記アッパー引手及びサイド引手は、金属又は樹脂を素材とした成形品になっている。
本願発明の引出しはアッパー引手とサイド引手とを有するため、使用者はその位置や姿勢等に応じて扱いやすい引手に指を掛けて引けばよく、このため使い勝手がよい。更に述べると、例えば机の袖部の引出しや袖キャビネット又袖ワゴンに適用した場合は、使用者は、腕をねじることなく手の平を下に向けた自然な状態でアッパー引手に指を掛けることができるため、引出しの引き操作を楽に行える。また、使用者が引出しの正面方向に位置している場合は、使用者はサイド引手とアッパー引手とのうちいずれにも自然な状態で指を掛けることができる。
そして、アッパー引手とサイド引手の動きは共通の連動手段に伝えられてラッチ爪を係合解除状にするため、アッパー引手用の連動手段とサイド引手用の連動手段とを別々に設ける必要はなくて、それだけ構造を簡単化できる。
連動手段を単一の連動部材で構成することも不可能ではないと言えるが、この場合は、連動部材の構造が複雑化して設計が面倒になると共に、動きが複雑化して動作の確実性が損なわれるおそれがある。これに対して、本願請求項2のように連動手段を第1連動部材と第2連動部材とで構成すると、第1連動部材と第2連動部材との役割が分かれているため設計が容易であると共に、各連動部材の動きも単純化できるため動作の確実性も確保できる。また、連動部材は2種類のみであるため、構造は簡単であって鏡板部の内部に配置することも支障なく行える。
請求項3の構成を採用すると、第1連動部材は左右横長であるため、引出しの横幅の違いに対しては第1連動部材の長さを変えることで対応でき、第2連動部材は異なる横幅の引出しに使用できるため、横幅が異なる複数種類の引出しを品揃えするにおいて、コストを抑制できる。
また、引手はプッシュ式とすることも可能であるものの、この場合は、引手のプッシュ方向と引出しの引き方向とが異なるため操作のスムース性に欠けるのに対して、本願請求項3のようにアッパー引手及びサイド引手を回動式に構成すると、引手の操作方向と引出しの引き方向とが同じであるため、操作性に優れている。更に、請求項3ではアッパー引手とサイド引手とは平行になっているため、アッパー引手の動きを第1連動部材に的確に伝えることができる。
請求項4のようにアッパー引手及びサイド引手に成形品を採用すると、高い寸法精度と剛性とを確保できるため、動きの確実性とスムース性とを向上できる。特に、引出しの横幅はかなの長さであってアッパー引手の長さも長くなるが、押し出し加工品のような成形品を使用することにより、長い長さであっても真直性を確保して動きをスムース化できる利点がある。
なお、鏡板部の少なくとも上面部にアッパー引手を設けること、及び、アッパー引手とサイド引手とのうち少なくともいずれか一方を押し出し加工品のような成形品とすることは、それ自体で独立した発明たり得る。また、実施形態の第1連動部材を押し出し加工品のような成形品とすることも可能であり、これも独立した発明たり得る。
(A)は実施形態を適用したワゴンの斜視図、(B)は引出しの前部の分離斜視図である。 (A)は引出しの分離斜視図、(B)は引出しを横から見た部分斜視図、(C)は引出しの前部の部分斜視図である。 引出しの全体の分離斜視図である。 (A)(B)は要部を後ろから見た斜視図、(C)(D)は引出しのうちラッチ爪を設けた部分の斜視図である。 (A)は要部を後ろから見た一部分離斜視図、(B)は前板を後ろから見た斜視図である。 要部を後ろから見た分離斜視図である。 ベースと第1連動部材との関係を示す分離斜視図である。 前板を省略した状態での斜視図である。 引手と連動部材とラッチ爪との関係を示す斜視図である。 (A)は錠を分離した状態での斜視図、(B)は図2(B)の X-X視断面図である。 ラッチ爪の箇所の平断面図である。 図8のXII-XII視断面図である。 サイド引手とラッチ爪と第1連動部材との関係を示す斜視図である。 サイド引手とラッチ爪と第1連動部材との関係を示す図で、(A)は斜視図、(B)は分離平面図である。 ラッチ爪の取り付け構造を示す斜視図である。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、家具の一例としてのワゴンの引出しに適用している。以下の説明で方向を特定するため「前後」「左右」の文言を使用するが、これは、図1(A)に表示するように、ワゴンを正面から見た状態を基準にしている。
(1).引出しの概略
本実施形態のワゴンは例えば机の内部に配置できるものであり、図1に示すように、前向きに開口したワゴン本体1とその内部に前後動自在に装架した3段の引出し2,2′,2″とを備えている。3段の引出し2,2′,2″のうち上段の引出し2は最も高さ寸法が小さく、下段の引出し2″は高さ寸法が最も大きく、中段の引出し2′は両者の中間の高さ寸法になっている。上段の引出し2の右側部にシリンダ錠6を設けており、鍵穴を有する内筒6aが手前に露出している。中段の引出し2′にダイヤル錠6′を取り付けている。
各引出し2はサスペンションレール装置(図示せず)により、ワゴン本体2を構成する内側板に前後動自在に支持されている。敢えて述べるまでもないが、ワゴン及び引出し2,2′,2″は正面視で四角形になっている。まず、引出しを説明する。ここでは上段の引出し2について説明する。
例えば図2,3に示すように、引出し2は、底板3aと左右側板3bと背面板(図示せず)とを有する収納箱3と、その前端に設けた前板(鏡板)4及び裏板5とを主要部材として有しており、これら三者で引出し本体が構成されている。収納箱3における側板3bの外面にはレール部材7を取り付けている。収納箱3と前板4はスチール製であるが、裏板5は樹脂の成形品を採用している。勿論、裏板5をスチール製としたり前板4を樹脂製とすることも可能である。
例えば図5(B)から理解できるように、前板4は四周に壁板4a,4b,4cを有していて後ろ向きに開口した浅い箱状に形成されている一方、例えば図3に示すように、裏板5も四周に壁板5a,5b,5cを有する前向き開口の浅い箱状に形成されており、両者は離脱不能に嵌合している。そして、前板4と裏板5とで中空の鏡板部Kが構成されており、鏡板部Kの内部に正面視四角形のベース8を配置している。
ベース8は四周に壁8a,8b,8cを有する浅いトレー状に形成されており、前向きに開口した状態で裏板5の内部に配置されている。そして、例えば図8に示すように、ベース8に、前板4の左右側部箇所から指を当てて引き操作できる左右のサイド引手9と、前板4の上部箇所から指を当てて引き操作できるアッパー引手10と、ワゴン本体1に係合するラッチ爪11と、いずれかの引手9,10の引き操作によってラッチ爪11をフリー状態にする第1連動部材12及び第2連動部材13を取り付けている。
これら引手9,10、ラッチ爪11,連動部材12,13を要素として、ラッチ装置が構成されている。ラッチ爪11はベース8の左側部に取り付けている。中段と下段の引出し2′,2″はサイド引手9のみを備えており、アッパー引手10は備えていない。
なお、第2連動部材13はラッチ爪11をワゴン本体1に係合した状態に保持するストッパーとして機能しており、第1連動部材12の動きで第2連動部材13のストッパー機能が解除される。従って、本実施形態では、第2連動部材13をストッパーと呼び、第1連動部材12を中継部材と呼ぶことも可能である。
(2).引出し本体
次に、各部位を詳述する。まず、引出し本体の構造を説明する。例えば図1(B)に示すように、裏板5の左右側壁5bは内側にずれた段落ち部5dを有しており、この段落ち部5dの箇所に収納箱3の前部が後ろから嵌まっている。収納箱3は裏板5に対して離脱不能に保持されている。
また、図12に明示するように、裏板5の上壁5aの前端には上向きの起立片5eを設けている一方、前板4の上部は上壁4aに垂下片4dを設けることで中空状に構成されており、その内部に裏板5の起立片5eをきっちり嵌め込んでいる。従って、鏡板部Kの外周面は、前板4の外周面で構成される高段部と裏板5の外周面で構成される低段部とで2段階になっており、引手9,10は、裏板5の外周面で構成される低段部から外側に露出している。
裏板5の下壁5cは前板4の裏面に当接している。例えば図1(B)に示すように、裏板5の上壁5aには、アッパー引手10の取り付けを許容するための逃がし穴14が開口している。逃がし穴14は中心線を挟んだ左右両側に配置されており、左右横長の角穴になっている。
図1(B)や図2(B)に示すように、裏板5における段落ち部5dの外端の側壁5bに、サイド引手9の取り付けと動きを許容するため、前向き開口のサイド逃がし穴15を形成している。サイド逃がし穴15は、上下に長い形態になっている。
また、図1(B)に示すように、裏板5のうちその後面と右側の段落ち部5dとを繋ぐ右側の段差壁5b′に、シリンダ錠21の閂杆50が通る第1窓穴16aを形成し、段落ち部5dには第2窓穴16bを形成している。これら窓穴16a,16bには、錠の閂杆50をスライド自在に保持するロックガイド17を装着している。他方、図4(C)(D)に示すように、裏板5の左側部には、段落ち部5dと段差壁5b′とに連通した逃がし穴18が形成されており、この逃がし穴18からラッチ爪11を露出させている。
図5,7に示すように、本実施形態のベース8は、左部材8′と右部材8″との2つの部材で構成されており、左部材8′にラッチ爪11を取り付けている。左部材8′の右側部8d′と右部材8″の左側部8d″とは互いに重なり合う重合部になっている。すなわち、右部材8″の左側部8d″に左部材8′の右側部8d′が覆う状態で嵌まっている。右部材8″における左側部8d″の上面には左右一対の位置決めピン8e′を設けている一方、左部材8′の右側部8d′には位置決めピン8e′が嵌まる位置決め穴8e″を設けている。
図3から理解できるように、左部材8′の右側部8d′と右部材8″の左側部8d″とは底壁8c′,8c″も重なり合っており、相対姿勢保持手段の一例として、左部材8′の底壁5c′に前後長手の突条(図示せず)を下向き突設して、左側部8d′の底壁8c″には突条が嵌まる溝条8fを形成している。
ベース8を構成する左部材8′と右部材8″との上面には、内側突起19aと外側突起19bとを突設している。これら突起19a,19bは裏板5の上壁5aに設けた穴20a ,20bに嵌まっている。これら突起19a,19bと穴20a ,20bとの嵌まり合いによって、ベース8は裏板5にきっちり保持されている。そして、外側突起19bは裏板5から大きく突出しており、図12に示すように、ワゴン本体1における上カマチ21の下面に設けたストッパー板21aに当接又は密接するように設定している。これにより、上段の引出し2はワゴン本体1の内部に押し込んだ状態で上下にガタ付かない状態に保持される。
なお、図12に一点鎖線で示すように、ワゴン本体1には、昇降式の天板1aを取り付けることができる。敢えて述べるまでもないが、昇降式の天板1aを取り付けた状態でも、アッパー引手10の上方には人が指をアッパー引手10に掛けるための空間が空いている。
(3).ラッチ装置(ラッチ爪・第2連動部材)
次に、ラッチ装置を説明する。まず、主として図9,11,14,15に基づいてラッチ爪11を説明する。例えば図9(C)に明示すように、ラッチ爪11は、左右方向に延びる基部23と、基部23のうち左外端部から後ろ向きに突出した平面視L形の爪部24とを有しており、ベース8の左側壁8aの外側に配置されている。
図11に示すように、ラッチ爪11の爪部24の係合面(前面)24aは、左右方向に延びる姿勢になっている。他方、係合面24aの後ろの面は、基部23の側に近づくに従って後ろにずれる傾斜面24bになっている。
例えば図15に示すように、ラッチ爪11は、ベース8の左側部に一体に設けたホルダー部26に取り付けられている。ホルダー部26はラッチ爪11の上下と内側から囲う形態であり、ラッチ爪11は、ホルダー部26のうちベース8の外側に突出した部位に、上下長手のピン27で連結されている。ピン27はラッチ爪11に一体成形している。図14に示すように、ホルダー部26のピン穴は左右長手の長穴28になっており、従って、ラッチ爪11は姿勢を変えずに左右スライドし得ると共に、ピン27を中心にして水平回動し得る。
図15に示すように、ラッチ爪11の爪部23には、正面視コの字形の抱持部材29が内側から嵌まっており、抱持部材29とベース8の左側壁8bとの間にばね30(図11参照)を配置している。従って、ラッチ爪11はばね30によって左外側に付勢されている。抱持部材29は、摩擦係数が小さくて耐久性が高い樹脂(例えばPOM樹脂やナイロン樹脂)からなっており、従って、スライダーと呼ぶことも可能である。
図11に示すように、ワゴン本体1の側面部の前部は側板31に補強枠32を固着することで中空状になっており、補強枠32に、引出し2を押し込み切った状態でラッチ爪11の爪部24が嵌まり係合する係合穴33を設けている。そして、ラッチ爪11は、爪部24の先端が係合穴33に嵌まった係合姿勢において、ストッパー部25がベース8の底面に当接又は近接するように設定している。従って、ラッチ爪11は、図13の状態で時計回り方向(爪部24が係合穴33から離脱する係合解除方向)には回動し得るが、反時計回り方向には回動できない。
図14,15に示すように、ラッチ爪11の基端部に上向きのガイドピン70を突設している一方、ベース8に設けたホルダー部26の上面板に、ガイドピン70が嵌まるガイド溝71を形成して、ラッチ爪11の動きを的確にガイドしている。
ガイド溝71は、ホルダー部26に設けた長穴28と平行なスライドガイド部71aと、ラッチ爪11が前進し切った係合姿勢から水平回動することをガイドする円弧状の回動ガイド部71bとから成っており、両者は互いに連通している。ガイド溝35によるガイドピン70のガイド作用により、引出し2の前進に際してラッチ爪11が回動のみして、押し込みに際してはスライドして蹴り込むことがスムースに行われる。
例えば図15に示すように、ベース8の底面のうちホルダー部26の右側にボス状の支軸36を一体に設け、この支軸36に第2連動部材13が回動自在に取り付けられている。第2連動部材13は、支軸36に嵌まる筒部13aと、ラッチ爪11における基部23の後ろに延びる略水平姿勢のストッパー部13bと、ストッパー部13bと反対側に位置した受動部13cとを有しており、支軸36により、前後方向に延びる軸心回りに回動し得るように保持されている。
図15に示すように、第2連動部材13における筒部13aの基端部には、ストッパー部13b及び受動部13cと直交した方向に突出する一対の突起13dを設けている一方、ベース8の底部には、第2連動部材13の突起13dを囲う一対の抱持片36aを設けており、このため、第2連動部材13は支軸36から抜け不能に保持されている。第2連動部材13は、突起13dが抱持片36aに当たらないように回動させた状態で支軸36に嵌め込み,次いで、所定の姿勢に戻し回動するという手順で取り付けられる。例えば図8に示すように、ラッチ爪11を保持するホルダー部26にも、第2連動部材13の抜けを阻止するための下向き片26aを設けている。
そして、図9(C)に示すように、第2連動部材13のストッパー部13bがラッチ爪11の基部の後ろに位置した姿勢のときには、ラッチ爪11は水平回動不能な係合維持状態に保持されている一方、第2連動部材13がストッパー部13bが下向き動させたフリー姿勢になると、ラッチ爪11も係合解除方向に回動可能なフリー状態になる。図9(C)に示すように、ラッチ爪11を構成する基部23の端部に設けた鉤部23aと第2連動部材13のストッパー部13bの先端に設けた鉤部13eとが互いに噛み合うように設定している。従って、ラッチ爪11は係合維持姿勢での前進位置が規制されている。
(4).ラッチ装置(第1連動部材・引手)
例えば図9(A)(B)から理解できるように、第1連動部材12は板金加工品であって左右方向に長く延びており、図12に明示するように、略垂直姿勢の基部12aと、基部12aの上端に設けた後ろ向き開口コ字形の受動部12bと、基部12aの下端から前向きに突出した平板状の駆動部12cとを有する。駆動部12cの左端部は第2連動部材13の受動部13cに下から重なっている(例えば図8(C)も参照)。
第1連動部材12の軸支構造としては、樹脂製の支軸(ボス体)37を使用している。すなわち、図7に示すように、第1連動部材12における基部12aの左右両端部に切欠き12dを形成して、この切欠き12dの箇所に支軸37を嵌め込み装着する一方、ベース8には、支軸37が嵌まる第1軸受け片38を形成している。支軸37のうち切欠き12dの箇所に嵌まる部分は、第1連動部材12を挟むように二股状になっている。また、支軸37の頭部は丸みを帯びている。
第1軸受け片38には切り開き方式でない円形の穴が空いており、支軸37は、第1軸受け片38にその弾性に抗して押し込み挿入される。2つの第1軸受け片38の相対向する面には、支軸37を誘い込むための傾斜面が形成されている。
例えば図6(A)に示すように、アッパー引手10は、指掛け部10aと、指掛け部10aから下向きに突出した左右一対の足部10bとを有しており、左右の足部10bの上下中途高さ部位に左右一対ずつの支軸41を取り付けて、この支軸41を、ベース8に設けた左右一対ずつの第2軸受け片39,40に嵌め込んでいる。足部10bの下端は第1連動部材12の受動部12bに手前から当接又は密接している。
アッパー引手10に設けた支軸41は第1連動部材12に使用したものと同じ構造であり、この支軸41は、足部10bの側面部に設けた切欠き41aに形成されている。また、支軸41が嵌め込まれる一対の第2軸受け片39,40のうち内側に位置したものは、上向きに開口して開口部がくびれた軸受け穴を有しており、外側に位置した第2軸受け片40は、切り開かれていない円形の軸受け穴を有している。
アッパー引手10に設けた支軸41は、上からの押し込みによって第2軸受け片39,40に嵌め込み装着され、これにより、アッパー引手10は左右方向に長い軸心回りに回動する。この場合、内側の第2軸受け片39を上向きに開口させることにより、位置決め(誘い込み)を容易ならしめている。また、支軸41は軸受け片39,40に強制的に嵌め込まれるが、第2軸受け片40のうち支軸41が当たる面を外側に逃げた傾斜面に形成すると共に、支軸41の先端を半球形状とすることにより、支軸41の嵌め込みを容易化している。
なお、アッパー引手10の取り付けは、引出し2の組み立ての最後の工程で行われる。すなわち、裏板5へのベース8の取り付け、収納箱3と裏板5及び前板4との連結という工程を経たのち、足部10bを逃がし穴14に挿入して第2軸受け片39,40に嵌め込むという手順で行われる。
図12に明瞭に示すように、アッパー引手10の指掛け部10aは、前板4における上壁4aに設けた垂下片4dの裏側に位置している(すなわち、アッパー引手10は前板4の上部の裏側に位置している。)。また、アッパー引手10の指掛け部10aの下端部には、前向きリブ10cが左右全長にわたって延びるように形成されており、この前向きリブ10cを裏板5の上壁5aに当てることにより、アッパー引手10の前向き回動角度を規制することができる。すなわち、前向きリブ10cを回動規制用のストッパーとして機能させることができる。
さて、既述のとおり、裏板5の上壁5aにはアッパー引手10の足部10bが嵌まるアッパーアッパー逃がし穴14が空いており、何等の手段を講じないとこのアッパー逃がし穴14が人目に触れて美観を損なうおそれがある。この点について、本実施形態では、アッパー引手10の指掛け部10aに前向きリブ10cを設けて、前向きリブ10cでアッパーアッパー逃がし穴14を覆っている。このため、美観の悪化を防止することができる。指掛け部10aの基端には、後ろ向きリブ10dを設けている。従って、人の指先は後ろ向きリブ10dに当たって動きが止められる。
アッパー引手10の指掛け部10aのうち人の指先が当てる面は、側面視において鉛直線に対してある程度の角度θ1で前傾している。このため、人が指先をアッパー引手10の指掛け部10aに上から当てることにより、傾斜面のガイド作用によってアッパー引手10はフリー姿勢に向けて回動させることができる。すなわち、指掛け部を手前に引く動作をすることなくアッパー引手10をフリー姿勢に移行させることができるのであり、これにより、引出しを引く操作を軽快に行える。
例えば図6(A)に示すように、サイド引手9は、上下長手の指掛け部9aと、この指掛け部9aから左右内向きに延びる基板9bとを有しており、基板9bの左右中途部が、上下の支軸45により、ベース8に設けた上下一対の第3軸受け片43に回動自在に取り付けられている。支軸45は第1連動部材12及びアッパー引手10に使用したものと同じであり、基板9bに形成した切欠き45aの箇所に嵌め込み装着されている。第3軸受け片43の相対向した面には、支軸45の嵌まり込みをガイドする傾斜面が形成されている。
図9(A)(B)に示すように、基板9bのうち内端部は第1連動部材12の受動部12bに手前から当接又は近接している。従って、サイド引手9の指掛け部9aに指先を掛けて引くと、基板9bの内端部で第1連動部材12の受動部12bが後ろに押され、これによって第1例動部材12が支軸41の軸心回りに回動(回転)し、すると、既述のとおり、第2連動部材13はストッパー部13bを下向き動させたフリー姿勢に移行する。サイド引手9の基板9bは、その内端部が後ろに位置するように階段状に曲がっている。このため、指掛け部9aをできるだけ手前に位置しつつ、第1連動部材12との当接関係を確保できる。
図10,11に明示するように、サイド引手9の指掛け部9aには、人の指先が当たる後ろ向きリブ9cを設けている。このため、人は柔らかい感触を得ることができる。後ろ向きリブ9cは、裏板5の側壁5bに当たることでストッパーとしても機能し得る。また、サイド引手9の基板9bの付け根には、裏板5の内側に位置した前向きリブ9dを設けている。前向きリブ9dは側面視で裏板5のサイド逃がし穴15と重なっており、このため、サイド逃がし穴15を通じて鏡板部Kの奥が見えることはない。
アッパー引手10の場合と同様に、サイド引手9の指掛け部9aのうち人の指先が当たる面も、平面視においてある程度の角度θ2(図11参照)だけ前傾させている。このため、サイド引手9についても、指先を当てることでサイド引手9はフリー姿勢に回動する。このため、引出しの前進動を軽快に行うことができる。
本実施形態では、アッパー引手10及びサイド引手9は、アルミ等の軽金属又は樹脂を素材にした押し出し加工品を使用しており、長尺の中間品を所定の長さに切断してから部分的に切除して完成品と成している。押し出し加工品を使用すると、引出しの大きさ(横幅・高さ)に応じて切断したらよいためコストを削減できる利点がある。また、真直性と剛性に優れていて撓みや反りがないため、回動もスムースである。特に、本実施形態のように前後反対側に突出したリブ9c,9d、10c,10dを設けると、剛性と真直性をより一層向上できて好適である。
例えば図9に示すように、サイド引手9の基板9bには、ラッチ爪11の回動を許容する逃がし穴9fが空いている。他方、例えば図13に示すように、サイド引手9の内端は第2連動部材13の筒部13aよりも左右内側に位置している。そこで、サイド引手9の逃がし穴9fを第2連動部材13の筒部13aが嵌まる大きさに設定していると共に、第2連動部材13の受動部13cを筒部13aの付け根部に繋がった平面視L形に形成することにより、サイド引手9と第2連動部材13との衝突を防止している。なお、左右のサイド引手9は同一種類であり、上下・左右の姿勢を変えて使用している。
図12から理解できるように、第1連動部材12のうち重量が大きい駆動部12cは回動軸心Oから手前にずれるように配置されており、かつ、受動部12bも回動軸心O手前側にずれている。このため、第1連動部材12は、自重により、駆動部12cを下向き回動させるように付勢されており、かつ、自重による回動は引手9,10によって規制されている。
従って、引手9,10による第1連動部材12の回動操作は、当該第1連動部材12の自重に抗して行われ、人が引手9,10から指を離すと、第1連動部材12及び各引手9,10は原姿勢(係合状態保持姿勢)に戻る。従って、引手9,10や連動部材12,13を元の姿勢に戻すためのばねは不要である。もとより、戻し用のばねを設けることは可能である。なお、上記構成によれば、非操作状態において、第1連動部材12は常にアッパー引手10と当接している為、引手操作時の初動ロスを無くす事ができる。更に、上記構成によれば、図8に示すとおり、第1連動部材12は常に時計回りに回転しようとする為、引出しを急に閉めた場合でも、第1連動部材12は反時計回りに回転し難い為、第2連動部材13のストッパー部13bが下向き動させたフリー姿勢になり難く、ラッチのロック状態の確実性を高めることができる。
(5).シリンダ錠
次に、図10を参照してシリンダ錠6の取り付け構造を説明する。本実施形態で使用しているシリンダ錠6は従来から知られているものであり、鍵穴が開いた内筒6aと、これが回転自在に嵌まった本体(外筒)6bと、内筒6aの回転で左右動する閂杆50とを有している。内筒6aの先端は本体6bの前端から突出しており、この突出部が前板4に開けた丸穴51に嵌まっている。閂杆50は外筒6bの後部に左右スライド自在に装着されている。シリンダ錠6の本体6bの後端には上下一対のスリット52が形成されている一方、ベース8の底部には、スリット52が嵌合する上下一対ずつの補助突条53と主突条54とが形成されている。
シリンダ錠6の本体6bは、スリット52が主突条54に嵌まることで、上下動不能及び前向き抜け不能に保持され、かつ、ベース8の側壁8bに内向き突設したリブ55に当たることで外向き移動不能に保持されている。また、ベース8の底部に設けたストッパー爪56が本体6bの内側面に当たることで、内側への移動が阻止されている。ベース8の側壁8bには、閂杆50を突出させるための逃がし穴57が空いている。
また、裏板5には第1窓穴16aと第2窓穴16bとが形成されており、両窓穴16a,16bにを利用して取り付けたロックガイド17に閂杆50がスライド自在に嵌まっている。ワゴン本体1の内側面を構成する補強枠32には、閂杆50が嵌脱するロック穴58を空けている。なお、正面視で裏板5はワゴン本体1の前面と部分的に重なっているため、ドライバのような物を差し込んで閂杆50にアクセスするということはできない。
ロックガイド17は樹脂製で中空のケース状に構成されており、第1窓穴16aに嵌まる横向き足部59と、第2窓穴16aの内縁部に引っ掛かり係合する鉤片60と、第2窓穴16aの外縁部に当接する爪体61とを有する。シリンダ錠6をセットした状態で、横向き足部59を第1窓穴16aに嵌め込みつつ、鉤片60を第2窓穴16bに外側から嵌め込んで押し込むと、爪体61が第2窓穴16bの内側面に当接して抜け不能に保持される。
(6).動作・まとめ
引出し2をワゴン本体1に押し込んで各引手9,10を引いていない状態では、既述のように、第2連動部材13のストッパー部13bがラッチ爪11の基部23の後ろに位置しているため、ラッチ爪11は回動不能に保持されている。他方、図9に白抜き矢印で示すように、人がいずれかの引手9,10の指掛け部9a,10aに指を掛けて手前に引くと、引手9,10が実線矢印で示すように回動することで、第1連動部材12と第2連動部材13とが黒抜き矢印で示すようにフリー姿勢に回動し、すると、ラッチ爪11はその爪部24がワゴン本体1の係合穴33から離脱可能なフリー状態(係合解除状態)になり、従って、ラッチ爪11は逃げ回動して引出し2の前進動が許容される。
図10〜12に示すように、鏡板部Kの外周面とワゴン本体1の前面との間には空間が空いており、引出し2を引出す場合は、この空間に外側から指先を挿入して引手9,10の指掛け部9a,10aを引き操作することになる。
また、図10及び図12に表示するように、引手9,10における指掛け部9a,10aの先端は前板4の外周面よりも若干の寸法eだけ内側に入り込んでいるため、人の指先が指掛け部9a,10aの先端に当たることを防止又は著しく抑制できる。
本実施形態では、第2連動部材13でラッチ爪11をフリー姿勢に回動させるのではなく、第1連動部材13による規制を解除してラッチ爪11を逃げ回動可能なフリー状態に移行させている。従って、ラッチ爪11は、その爪部24の先端をワゴン本体1の内側面に当てた状態で前進動し、ワゴン本体1から外れるのと同時にばね30によって元の姿勢に戻る。
引出しを押し込むと、ラッチ爪11における爪部24の傾斜面24aがワゴン本体1の前端面に当たる。すると、ラッチ爪11は長穴28及びスライドガイド部35aに沿って後退動する。すなわち、平面視の姿勢は変えずに内向きスライドする。そして、引出し2を押し込み切ると、ラッチ爪11はばね30によって外向きに前進動して爪部24の先端部が係合穴30に嵌まる。
(7).その他
本実施形態は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、キャビネットや机など各種の家具の引出しに適用できる。鏡板部は必ずしも段違いになっている必要はない。この場合は、引手の指掛け部はその全体が鏡板部の外周面の外側に露出することになる。更に、引手は、鏡板部の上面部のみに設けたり、鏡板部の下面部のみに設けたり、下面部と左右両側面部とに設けたりすることも可能である。
本願発明は、引手の操作でラッチ爪が家具本体から逃げ移動するものにも適用できる。この場合は、第1連動部材でラッチ爪を直接に操作することも可能である。
本願発明は実際に引出し具体化できる。従って、産業的に理由できる。
K 引出しの鏡板部
1 ワゴン本体(家具本体)
2 引出し
3 引出し本体を構成する収納箱
4 鏡板部を構成する前板
5 鏡板部を構成する裏板
8 ベース
9 サイド引手
9a サイド引手の指掛け部
10 アッパー引手
10a アッパー引手の指掛け部
11 ラッチ爪
12 第1連動部材
13 第2連動部材

Claims (4)

  1. 収納箱とその前端に設けた中空の鏡板部とを有しており、前記鏡板部の左側部又は右側部若しくは左右両側部にサイド引手の指掛け部を設けると共に上部にはアッパー引手の指掛け部を設けている一方、前記鏡板部の左側部又は右側部若しくは左右両側部の後ろ側にラッチ爪を設けており、更に、サイド引手とアッパー引手とのいずれを操作してもラッチ爪を係合解除状態にする連動手段が設けられている、
    引出し。
  2. 前記鏡板部の内部に、前記サイド引手とはアッパー引手とのいずれを操作しても作動姿勢に回動する左右横長の第1連動部材と、前記第1連動部材が作動姿勢に回動することに連動して前記ラッチ爪を係合解除状態にする第2連動部材とを設けている、
    請求項1に記載した引出し。
  3. 前記サイド引手は水平回動式である一方、前記アッパー引手と第1連動部材とは左右横長の平行な軸心回りに回動する方式であり、前記アッパー引手のうち回動軸心を挟んで指掛け部と反対側に位置した部位で第1連動部材を押すことで当該第1連動部材が作動姿勢に回動すると共に、前記サイド引手のうち回動軸心を挟んで指掛け部と反対側の部分で第1連動部材を押すことで当該第1連動部材が作動姿勢に回動するようになっている、
    請求項1又は2に記載した引出し。
  4. 前記アッパー引手及びサイド引手は、金属又は樹脂を素材とした成形品である、
    請求項1〜3のうちのいずれかに記載した引出し。
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