JP2013128504A - 引出し - Google Patents
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Abstract
【解決手段】引出し2の鏡板部Kは前板4と裏板5とで中空構造になっており、鏡板部Kの内部にラッチ装置が配置されている。ラッチ装置はサイド引手9とアッパー引手10を有しており、その指掛け部9a,10aは鏡板部Kの外側に露出している。いずれかの引手9,10が引かれると、第1連動部材12はその上部が押されて支軸41の軸心回りに回動し、すると、第2連動部材13はその内端部が押されて筒部13aの軸心回りに回動し、すると、ラッチ爪11はその爪部24がワゴン本体から離脱可能な係合解除状態になり、従って、ラッチ爪11は逃げ回動して引出し2の前進動が許容される。人は鏡板部Kの側面部と上面部とのいずれの箇所からも引手を操作できるため、操作性に優れている。
【選択図】図9
Description
本実施形態のワゴンは例えば机の内部に配置できるものであり、図1に示すように、前向きに開口したワゴン本体1とその内部に前後動自在に装架した3段の引出し2,2′,2″とを備えている。3段の引出し2,2′,2″のうち上段の引出し2は最も高さ寸法が小さく、下段の引出し2″は高さ寸法が最も大きく、中段の引出し2′は両者の中間の高さ寸法になっている。上段の引出し2の右側部にシリンダ錠6を設けており、鍵穴を有する内筒6aが手前に露出している。中段の引出し2′にダイヤル錠6′を取り付けている。
次に、各部位を詳述する。まず、引出し本体の構造を説明する。例えば図1(B)に示すように、裏板5の左右側壁5bは内側にずれた段落ち部5dを有しており、この段落ち部5dの箇所に収納箱3の前部が後ろから嵌まっている。収納箱3は裏板5に対して離脱不能に保持されている。
次に、ラッチ装置を説明する。まず、主として図9,11,14,15に基づいてラッチ爪11を説明する。例えば図9(C)に明示すように、ラッチ爪11は、左右方向に延びる基部23と、基部23のうち左外端部から後ろ向きに突出した平面視L形の爪部24とを有しており、ベース8の左側壁8aの外側に配置されている。
例えば図9(A)(B)から理解できるように、第1連動部材12は板金加工品であって左右方向に長く延びており、図12に明示するように、略垂直姿勢の基部12aと、基部12aの上端に設けた後ろ向き開口コ字形の受動部12bと、基部12aの下端から前向きに突出した平板状の駆動部12cとを有する。駆動部12cの左端部は第2連動部材13の受動部13cに下から重なっている(例えば図8(C)も参照)。
次に、図10を参照してシリンダ錠6の取り付け構造を説明する。本実施形態で使用しているシリンダ錠6は従来から知られているものであり、鍵穴が開いた内筒6aと、これが回転自在に嵌まった本体(外筒)6bと、内筒6aの回転で左右動する閂杆50とを有している。内筒6aの先端は本体6bの前端から突出しており、この突出部が前板4に開けた丸穴51に嵌まっている。閂杆50は外筒6bの後部に左右スライド自在に装着されている。シリンダ錠6の本体6bの後端には上下一対のスリット52が形成されている一方、ベース8の底部には、スリット52が嵌合する上下一対ずつの補助突条53と主突条54とが形成されている。
引出し2をワゴン本体1に押し込んで各引手9,10を引いていない状態では、既述のように、第2連動部材13のストッパー部13bがラッチ爪11の基部23の後ろに位置しているため、ラッチ爪11は回動不能に保持されている。他方、図9に白抜き矢印で示すように、人がいずれかの引手9,10の指掛け部9a,10aに指を掛けて手前に引くと、引手9,10が実線矢印で示すように回動することで、第1連動部材12と第2連動部材13とが黒抜き矢印で示すようにフリー姿勢に回動し、すると、ラッチ爪11はその爪部24がワゴン本体1の係合穴33から離脱可能なフリー状態(係合解除状態)になり、従って、ラッチ爪11は逃げ回動して引出し2の前進動が許容される。
本実施形態は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、キャビネットや机など各種の家具の引出しに適用できる。鏡板部は必ずしも段違いになっている必要はない。この場合は、引手の指掛け部はその全体が鏡板部の外周面の外側に露出することになる。更に、引手は、鏡板部の上面部のみに設けたり、鏡板部の下面部のみに設けたり、下面部と左右両側面部とに設けたりすることも可能である。
1 ワゴン本体(家具本体)
2 引出し
3 引出し本体を構成する収納箱
4 鏡板部を構成する前板
5 鏡板部を構成する裏板
8 ベース
9 サイド引手
9a サイド引手の指掛け部
10 アッパー引手
10a アッパー引手の指掛け部
11 ラッチ爪
12 第1連動部材
13 第2連動部材
Claims (4)
- 収納箱とその前端に設けた中空の鏡板部とを有しており、前記鏡板部の左側部又は右側部若しくは左右両側部にサイド引手の指掛け部を設けると共に上部にはアッパー引手の指掛け部を設けている一方、前記鏡板部の左側部又は右側部若しくは左右両側部の後ろ側にラッチ爪を設けており、更に、サイド引手とアッパー引手とのいずれを操作してもラッチ爪を係合解除状態にする連動手段が設けられている、
引出し。 - 前記鏡板部の内部に、前記サイド引手とはアッパー引手とのいずれを操作しても作動姿勢に回動する左右横長の第1連動部材と、前記第1連動部材が作動姿勢に回動することに連動して前記ラッチ爪を係合解除状態にする第2連動部材とを設けている、
請求項1に記載した引出し。 - 前記サイド引手は水平回動式である一方、前記アッパー引手と第1連動部材とは左右横長の平行な軸心回りに回動する方式であり、前記アッパー引手のうち回動軸心を挟んで指掛け部と反対側に位置した部位で第1連動部材を押すことで当該第1連動部材が作動姿勢に回動すると共に、前記サイド引手のうち回動軸心を挟んで指掛け部と反対側の部分で第1連動部材を押すことで当該第1連動部材が作動姿勢に回動するようになっている、
請求項1又は2に記載した引出し。 - 前記アッパー引手及びサイド引手は、金属又は樹脂を素材とした成形品である、
請求項1〜3のうちのいずれかに記載した引出し。
Priority Applications (1)
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2011
- 2011-12-20 JP JP2011277887A patent/JP5750365B2/ja active Active
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