JP5507172B2 - 蓋付きトレー - Google Patents

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Description

本発明は、スーパー、百貨店等の陳列ケースや陳列台で使用されるもので、蓋部材の開閉移動範囲が小さいにも拘わらず、開口を大きく採れる蓋付きトレーに関するものである。
スーパー、百貨店等の陳列ケース内で使用される蓋付きトレーとしては、本体の板部材が厚さ0.3 〜4 mmのPET樹脂製で、底板および背面板を省略した実質的に透明な販売ケースであって、外周縁部の断面がコ字状のリブに形成された右サイドカバーおよび左サイドカバーと、前記右サイドカバーおよび左サイドカバーを互いに連結して固定する連接棒と、前記右サイドカバーおよび左サイドカバーの上面に差し渡しでスライド自在に嵌められるスライド扉とからなる販売ケースが知られている(特開2000−125999号公報)。
この販売ケースによれば、軽量であり、接着割れが起こることはない。使用に際しては、内部に収納される陳列物に空気中の埃や塵、人の唾等がかからないようにスライド扉を閉じた状態で置けばよい。また、顧客が陳列商品を直に見たい時あるいは取り出したい時、陳列商品の取り替えの時などはスライド扉を開ければよく、簡易な構造で使い勝手がよいというものである。
また、図13及び図14に示した公知の蓋開閉型トレー100は、トレー本体部101の上面の軸支部102に蓋部材103が回動自在に取り付けられたものである(図13(A))。蓋開閉型トレー100は、商品の出し入れの際、蓋部材103を回動角度α2で上方に回動させて開け、開口寸法W2の開口を得ることができる(図13(B))。
また、図15に示した公知のドーム型トレー200は、後方フード202が被せられたトレー本体部201の中央の軸支部203にフード状の蓋部材204が回動自在に取り付けられたものである(図15(A))。ドーム型トレー200は、商品の出し入れの際、フード状の蓋部材204を回動角度α4で上方に回動させて開け、開口寸法W4の開口を得ることができる(図15(B))。
特開2000−125999号公報(請求項1)
しかしながら、特開2000−125999号公報の販売ケースは、スライド扉をスライドさせて開口を大きく採ると、スライド扉の後方側が本体部の後方から突出してしまい、前後方向に複数の販売ケースを近接して設置できない、と言う問題がある。また、スライド扉を開けた際、平面視での開口が大きくなるため、上方からの塵やごみが入り易くなる、という問題がある。
また、蓋開閉型トレー100は、開口を開けるため、扉103を回動させると、扉103は起立するか、あるいは後方に倒れる状態となるが(図13(B)及び図14(A))、扉103の移動距離が長いため、予期せぬ外力が作用して、扉103が前方に倒れると、手が打撲するという問題がある。また、扉103を開けた際、平面視での開口が大きくなるため、上方からの塵やごみが入り易くなる、という問題がある。
また、ドーム型トレー200における扉204は後方フード202より僅かに大きなフードであるため、奥行き長さを大きく採ると、高さが高くなり、設置場所が制限されるという問題がある。また、前後方向に複数の販売ケースを近接して設置すると、隙間205が狭いため、後方の販売ケースの使い勝手が悪いと言う問題がある。
従って、本発明の目的は、十分な開口を採るまでの蓋部材の移動距離が短く、前後に販売ケースを近接して設置しても後方の蓋付きトレーの使い勝手がよいこと、十分な開口を採っても平面視での開口面積が小さく、上方からの塵やごみの混入を抑制できる蓋付きトレーを提供することにある。
すなわち、本発明は、上記従来の課題を解決するものであって、平面視が方形の浅底トレーの上方の左右両側、後側及び後方上側を、左右両側板、後板及び円弧状天板で囲み状に覆うことで商品収容空間を形成すると共に、商品が出し入れされる開口を形成し、更に該左右両側板の内面に円弧状の係合溝を設けたトレー本体部と、 該開口を蓋する蓋本体部と、該蓋本体部の両側から下方に延びる蓋側板であって、該蓋側板の下方前端に、外側に突出する第1突起を、該蓋側板の下方後端に、外側に突出する第2突起をそれぞれ設けた蓋側板と、を備える蓋部材と、を有し、該係合溝は、円弧状の上部壁部と円弧状の下部壁部で形成され、内側が開口する横U溝であり、該係合溝の前方端は、該左右両側板の前方端より後方側に位置し、該第1突起と該第2突起は、該係合溝に係合し、該係合溝の中央の僅か後方寄りに、横U溝を形成する上方壁部を貫通する、該蓋部材の装着又は脱着の際、該第1突起及び第2突起が通る上方開口を有し、該蓋部材は、該第1突起が該係合溝の前方端に係合する閉じ位置と、該第2突起が該係合溝の後方端に係合する開き位置間で開閉されることを特徴とする蓋付きトレーを提供するものである。
本発明によれば、十分な開口を採るまでの蓋部材の移動距離が短い。また、前後に蓋付きトレーを近接して設置しても後方の蓋付きトレーの使い勝手がよい。また、十分な開口を採っても平面視での開口面積が小さく、上方からの塵やごみの混入を抑制できる。
本実施の形態における蓋開き状態における蓋付きトレーの斜視図である。 本実施の形態における蓋閉め状態における蓋付きトレーの斜視図である。 図1の蓋付きトレーの分解斜視図である。 図1の蓋付きトレーで使用する蓋部材を裏面から見た斜視図である。 (A)は図3のX−X線に沿って切断し、Y−Y方向から見た断面図であり、(B)はX−X線が上方開口を通る場合のY−Y方向から見た断面図であり、(C)は蓋部材の突起と係合溝との係合関係を説明する図である。 (A)及び(B)共に開き位置における蓋付きトレーの簡略側面図である。 (A)は開き位置における蓋付きトレーの簡略側面図、(B)は直列に並べた蓋付きトレーの簡略側面図である。 トレー本体部に蓋部材を取り付ける手順で、(A)が第1手順、(B)が第2手順である。 トレー本体部に蓋部材を取り付ける手順で、図8(B)に続く手順で、(A)が第3手順、(B)が第4手順、(C)が第5手順である。 図9(C)の閉じ位置から蓋部材を開き位置にする際の蓋部材の移動を説明する図である。 蓋部材をトレー本体部から取り外す手順で、(A)が第1手順、(B)が第2手順、(C)が第3手順である。 蓋部材をトレー本体部から取り外す手順で、図11(C)に続く手順で、(A)が第4手順、(B)が第5手順である。 (A)は従来の蓋開閉型トレーにおける閉じ位置を示し、(B)は蓋部材が開いて起立した状態を示す図である。 (A)、(B)は従来の蓋開閉型トレーにおける開き位置を示す図である。 (A)は従来のドーム型トレーにおける閉じ位置を示し、(B)は開き位置を示し、(C)は直列に並べたドーム型トレーの簡略側面図である。
蓋付きトレー10は、トレー本体部1aと、トレー本体部1aに一定の範囲で移動自在に取り付けられる蓋部材5からなる。
トレー本体部1aは、平面視が方形の浅底トレー1の上方の左右両側、後側及び後方上側を、左右両側板2、2、後板3及び円弧状天板4で囲み状に覆うことで商品収容空間Zを形成すると共に、商品が出し入れされる開口111を形成し、更に左右両側板2、2の内面に円弧状の係合溝6、6を設けたものである。
平面視が方形の浅底トレー1は、本例では側面視がやや前方下り傾斜の側板、すなわち、前方板の高さが後方板の高さよりやや低いトレーであるが、これに限定されず、板状及び板状に近いものであってもよい。板状及び板状に近い浅底トレーであっても、蓋部材5の側板形状により商品収納空間を形成することができる。
左右両側板2、2は、商品収納空間の左右両側を区画すると共に、その内面に係合溝6、6の形成を可能とするものである。本例の左右両側板2、2の側面形状は、後方側から前方側に向けて、円弧部と前方下り緩傾斜の直線部とからなる後方高形状である。なお、左右両側板2、2の先端部は、更に前方下り急傾斜の直線部となっている。左右両側板2、2をこのような形状とすることで、中央部から後方部にかけて円弧状の係合溝6を側板20の縁部に沿って形成することができると共に、前後に蓋付きトレー10を近接して設置しても後方の蓋付きトレーの使い勝手がよい。
後板3は方形の板状物である。円弧状天板4は囲み状であって、その前端は左右両側板2、2の円弧の前後方向の略中心である。これにより、商品収納空間Zの後方及び上方の一部を区画すると共に、商品が出し入れされる開口111を大きく採ることができる。また、円弧状天板4には、任意の構成要素である、左右方向に所定のピッチで、5個の空気抜き孔41が形成されている。また、側板2と円弧状天板4間には、蓋部材の側板52の厚みより僅かに大きく、第2突起72の軸径よりやや大の深さの溝が形成されている。これにより、側板2の円周端面と円弧状天板4の天面とが面一となるとともに、蓋部材5の後方移動を円滑にすることができる。
左右両側板2に形成される係合溝6、6は左右対称であるため、左側板2に形成される係合溝6についてのみ説明する。係合溝6は、円の円周の略2/3倍の周長さの円弧であって、係合溝6の前端65と係合溝6の後端66を結ぶ線が前方下り傾斜となるように傾斜状に形成されている。これにより、板状に近い蓋部材5の使用を可能にしている。
また、係合溝6の前端65は、側板2の上方端から内側(下方側)であり、側板2の前方端から後方側にある。また、係合溝6の後端は、側板2の後端にある。従来の係合溝6は全体が、側板2の外周縁に沿って形成されるものであるが、本発明の係合溝6は、係合溝6の後ろ半分が、側板2の外周縁に沿って形成され、前半分が、側板2の縁部から内側に入ったところに形成されている。このような特定の形状と位置を有する係合溝6と板状に近い蓋部材5の併用により、前方側に向けて徐々に深さが浅くなる形状とすることができ、前後に蓋付きトレーを近接して設置しても後方の蓋付きトレーの使い勝手がよいものとなる。また、開口を採るまでの蓋部材の移動距離が短く、また、十分な開口を採っても平面視での開口面積が小さく、上方からの塵やごみの混入を抑制できる。
係合溝6は、内側が開口する横U溝である。すなわち、係合溝6は、側板2の内面に円弧状の上部壁部61と円弧状の下部壁部63間に形成される溝である。係合溝6の中央の僅か後方寄りに、横U溝を形成する上方壁部61を貫通する上方開口8が形成されている。上方開口8は第1突起71及び第2突起72が抵抗なく通過ができる大きさである。上方開口8は蓋部材5の装着及び脱着の際、第1突起71及び第2突起72が通過する。
係合溝6は、上方開口8の中心より前方側の係合溝67の溝幅が、上方開口8の中心より後方側の係合溝68の溝幅より大である。すなわち、係合溝を形成する上部壁部61の内壁面は円滑な面であり、係合溝を形成する下部壁部63の内壁面は、溝幅が変わる箇所で、段差を形成している。このような溝幅寸法とすると共に、第1突起71の軸径長さ(直径)を後方側の係合溝68の幅と同等又はそれより大とすることで、第1突起71が上方開口8から入り込む際、誤って、後方側の係合溝に入り込むことを防止できる。なお、係合溝6の形状は2つの異なる溝幅を有するものに限定されず、円弧状の前端から後端に亘る全域で同じ溝幅のものであってもよい。
また、係合溝6を形成する円弧状の上部壁部61の突起長さは、円弧状の下部壁部63の突起長さより小である。突起長さとは、側板から内側方向に延びる長さを言う。円弧状の下部壁部63の突起長さを、上部壁部61の突起長さより大とすることで、係合安定性を保持しつつ、商品陳列空間を無闇に狭めることはない。
蓋部材5は、開口を蓋する蓋本体部51と、蓋本体部51の両側から下方に延びる蓋側板であって、蓋側板の下方前端に、外側に突出する第1突起71を、蓋側板の下方後端に、外側に突出する第2突起72をそれぞれ設けた蓋側板52と、を備える。蓋部材5は、板状に近いもので、前方側と後方側が僅かに内側に屈曲した形状である。これにより、扁平状のトレー本体部1aの大きな開口を閉じることができると共に、回動距離を抑制することができる。
蓋本体部51の後端中央には、指掛け突起55が形成され、脱着時の指の差込を容易にしている。また、蓋本体部51の前方中央には、突起92が形成され、蓋本体部51の開閉の際、指を掛けるようになっている。また、蓋本体部51の前方左右両側には、係止片91が形成され、値札の差込ができるようになっている。なお、蓋本体部51の裏面には係止片91を形成させる成型の都合上、凹部91aが形成されている。
蓋側板52は、蓋本体部51の補強部材であると共に、第1突起71及び第2突起72を形成させるための部材である。蓋側板52は、円弧状係合溝6の円弧の長さの半分より僅かに長い円弧の下端面形状521を有する。円弧521の後端は、蓋本体部51の後方端の裏面近傍に位置している。また、円弧521の形状は、係合溝6の円弧と同様の形状を呈している。そして、その円弧521の前端に第1突起71を、円弧521の後端に第2突起72をそれぞれ形成している。すなわち、第2突起72は、蓋本体部51の後方端の裏面近傍に配設されることになり、第1突起71は、蓋本体部51の中央よりやや前方の下方位置に配設されることになる。また、蓋側板52における円弧521の前端から蓋本体部51の前端までの形状は、特に制限されないが、本例では円弧形状となっている。
第1突起71及び第2突起72は、円弧状係合溝6に遊嵌して、円弧状係合溝6にガイドされて円弧状係合溝6内を移動する形状であれば特に制限されないが、本例では円筒形状であり、第1突起71の円筒太さ(直径)は、第2突起72の円筒太さより大である。また、第1突起71の円筒太さ(直径)は、後方係合溝68の溝幅と同じか若しくはそれより大である。これにより、第1突起71は前方係合溝67に、第2突起72は後方係合溝68にそれぞれ移動自在に嵌ることができ、誤った取り付けをすることがない。
蓋付きトレー10において、トレー本体部1aに蓋部材5を取り付ける方法を、図8〜図10を参照して説明する。先ず、トレー本体部1aに対して、蓋部材5を上方位置に配置し、次いで蓋部材5の第1突起71を、トレー本体部1aの係合溝6に形成された上方開口8から横U溝内に入れ込む(図8(A)、(B))。次いで、蓋部材5の第1突起71を、横U溝のガイドに沿って前方側へ移動させる(図9(A))。蓋部材5の第1突起71が係合溝6の前端65まで来ると、自動的に第2突起72が係合溝6の上方開口8から横U溝内に落ち込み、第1突起71と第2突起が係合溝6に係合することになる(図9(B)、(C))。これにより、蓋付きトレー10は開口が蓋本体部51で閉じられた状態(閉じ位置)となる。この状態から蓋部材5を開けるため、蓋部材5を後方へ移動させると、第1突起71と第2突起が係合溝6にガイドされて後方に移動し(図10(A))、第2突起が係合溝6の後端66に当たって停止する(図10(B))。この状態において、第1突起は上方開口8の直下ではなく、上方開口8の手前に位置するため、蓋部材5がトレー本体部1aから外れることはない。これは、係合溝6の後端から上方開口8までの円弧の長さが、第1突起71と第2突起72で形成される円弧長さより僅かに小としたためである。これにより、蓋付きトレー10は開口が開かれた状態(開き位置)となる。
次に、トレー本体部1aから蓋部材5を取り外す方法を、図11〜図12を参照して説明する。先ず、図11(A)で示すような閉め位置にある蓋付きトレー10に対して、蓋部材5の指掛け突起55に指を掛け、指掛け突起55上方(矢印方向)に引上げる(図11(B))。次いで、蓋部材5を、係合溝6のガイドに沿って後方(矢印方向)へスライド移動させる(図11(C))。次いで、係合溝6に形成された上方開口8から第1突起71を抜くことで、トレー本体部1aから蓋部材5を外す(図12(A)、(B))。
蓋付きトレー10は、図6及び図7に示すように、側面視がやや扁平状であるため、全高が低く、更に前方側が低い。従って、前後に蓋付きトレーを近接して設置しても後方の蓋付きトレーの使い勝手がよい(図7(B)参照)。また、開口(w)を採るまでの開閉移動範囲は、60度〜75度(α)と小さく、且つ蓋部材5の移動距離(l)が短いため、取り扱い易い。また、十分な開口を採っても平面視での開口幅(w)が小さく、上方(矢印方向)からの塵やごみの混入を抑制できる。
これに対して、従来の蓋開閉型トレー100は図13及び図14に示すように、本願発明の蓋付きトレー10と比べると、開口(w)を採るまでの開閉移動範囲は、90度(α)、最大で150度(α)と大きく、且つ蓋部材5の移動距離(l)が長いため、取り扱い難い。また、十分な開口を採っても平面視での開口幅(w)が大きく、上方(矢印方向)からの塵やごみの混入を抑制できない。
また、従来のドーム型トレー200は図15に示すように、本願発明の蓋付きトレー10と比べると、全高が高く、開口(w)を採るまでの開閉移動範囲は、90度(α)と大きく、且つ蓋部材5の移動距離が長いため、取り扱い難い。また、十分な開口を採っても平面視での開口幅が大きく、上方(矢印方向)からの塵やごみの混入を抑制できない。また、前後にドーム型トレー200を近接して設置すると後方のドーム型トレー200の使い勝手が悪い(図15(C)参照)。
スーパー、百貨店等の陳列ケースや陳列台において、例えば、惣菜の販売で使用されるもので、蓋部材の開閉移動範囲が小さいにも拘わらず、開口を大きく採れる一方、平面視での開口幅が小さく、上方からの塵やゴミの混入を抑制することができるため、使い勝手がよい。
1a トレー本体部
1 トレー
2 側板
3 後板
4 円弧状天板
5 蓋部材
6 円弧状の係合溝
8 上方開口
10 蓋付きトレー
71 第1突起
72 第2突起
100 蓋開閉形トレー
200 ドーム型トレー
Z 商品収容空間

Claims (8)

  1. 平面視が方形の浅底トレーの上方の左右両側、後側及び後方上側を、左右両側板、後板及び円弧状天板で囲み状に覆うことで商品収容空間を形成すると共に、商品が出し入れされる開口を形成し、更に該左右両側板の内面に円弧状の係合溝を設けたトレー本体部と、 該開口を蓋する蓋本体部と、該蓋本体部の両側から下方に延びる蓋側板であって、該蓋側板の下方前端に、外側に突出する第1突起を、該蓋側板の下方後端に、外側に突出する第2突起をそれぞれ設けた蓋側板と、を備える蓋部材と、を有し、
    該係合溝は、円弧状の上部壁部と円弧状の下部壁部で形成され、内側が開口する横U溝であり、
    該係合溝の前方端は、該左右両側板の前方端より後方側に位置し、
    該第1突起と該第2突起は、該係合溝に係合し、
    該係合溝の中央の僅か後方寄りに、横U溝を形成する上方壁部を貫通する、該蓋部材の装着又は脱着の際、該第1突起及び第2突起が通る上方開口を有し、
    該蓋部材は、該第1突起が該係合溝の前方端に係合する閉じ位置と、該第2突起が該係合溝の後方端に係合する開き位置間で開閉されることを特徴とする蓋付きトレー。
  2. 前記蓋側板は、該円弧状係合溝の円弧の長さの半分より僅かに長い円弧の下端面形状を有することを特徴とする請求項1記載の蓋付きトレー。
  3. 前記第2突起は、前記蓋本体部の後方端の裏面近傍に配設されることを特徴とする請求項1又は2記載の蓋付きトレー。
  4. 前記係合溝は、該係合溝の前端と該係合溝の後端を結ぶ線が前方下り傾斜となるように傾斜状に形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓋付きトレー。
  5. 前記上方開口より前方側の係合溝の溝幅が、上方開口より後方側の係合溝の溝幅より大であり、前記第1突起及び前記第2突起は円筒形状であり、該第1突起の円筒太さは、該第2突起の円筒太さより大であり、該第1突起の円筒太さは、上方開口より後方側の係合溝の溝幅と同じか若しくはそれより大であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の蓋付きトレー。
  6. 前記係合溝は、該円弧状の上部壁部の突起長さは、円弧状の下部壁部の突起長さより小であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の蓋付きトレー。
  7. 該蓋本体部の形状は、板状に近いもので、前方側と後方側が僅かに内側に屈曲した形状であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の蓋付きトレー。
  8. 該蓋部材の開閉移動範囲は、60度〜70度であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の蓋付きトレー。
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