JP5196527B2 - 収納棚 - Google Patents
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Description
この種の収納棚においては、載置されたシャンプーボトルなどの載置物品が載置部から滑り落ちたりしないように、落下防止ガード(防御柵)が設けられている(特許文献1参照)。
すなわち、この収納棚は、上記のように落下防止ガードが枢支軸を中心に回転自在になっているので、物品を載置して使用する場合には、落下防止ガードを所定の落下防止位置にしておき、棚本体の清掃を行う場合に、落下防止ガードを枢支軸を中心に回転させれば、落下防止ガードが邪魔になることなく棚本体を清掃することができる。
枠状本体が落下防止解除位置まで回転させれば、棚本体の清掃を容易に行うことができる。しかも、落下防止ガード部材が枠形状をしているので、落下防止ガード部材の強度が向上し、使用中の脱落や、破損を防止できる。
落下防止ガード部材が、枠状本体と、前記軸受け部を軸受け溝の軸方向両側から挟むように前記枠状本体から延出する1対のカバー部と、このカバー部間に掛け渡されるように設けられ、前記軸受け溝に嵌り込んで軸受け溝内で回転自在に支持される軸部と、両カバー部の前記軸受け部側の面に設けられ、軸部が軸受け溝に支持された状態で前記ガイド溝にスライド自在に嵌り込むガイド突起とを備え、前記枠状本体が軸部を中心にして落下防止位置から落下防止解除位置方向に所定位置以上まで回転したとき、枠状本体の回転に伴ってガイド溝に沿ってスライドしたガイド突起のスライド位置でガイド突起を中心に軸部が回転して軸受け溝から離脱可能に構成すれば、軸受け溝内を容易に清掃することができる。しかも、ガイド突起がガイド溝内に入り込んだ状態のままガイド突起を中心に回転させるので、落下防止ガード部材が棚本体部材から離れることがない。したがって、元の状態に戻すことが容易である。
図1および図11は、本発明にかかる収納棚の1つの実施の形態をあらわしている。
棚本体部材2は、図1〜図4および図7〜図11に示すように、棚板部21と、軸受け部22と、ガード部材受け部23とを備えている。
軸受け部22は、棚板部21の室内壁面W側の端縁に沿って上方に立ち上がるように設けられていて、上面に棚板部21の端縁に平行な軸受け溝24が穿設されている。
また、軸受け部22の両側面25には、後述するガイド突起34のガイド溝26が穿設されている。
軸受け部22の室内壁面側の面には、後述するトラスタッピンビス4の頭部41が嵌り込む係止凹部28が左右に設けられている。
落下防止ガード部材3は、図1、図2、図5〜図11に示すように、枠状本体31と、一対のカバー部32と、軸部33と、ガイド突起34とを備えている。
軸部33は、2つのカバー部32間に跨るように設けられ、軸受け溝24に嵌り込むとともに、肉盗み部分33a以外の部分が軸受け面に沿う断面円弧状をしている。
すなわち、この組立状態で、落下防止ガード部材3が軸部33を中心にして回転自在に支持され、図9に示すように、枠状本体31の後端部分31aが棚本体部材2のガード部材受け部23に受けられた落下防止位置と、図10に示すように、枠状本体31と棚板部21とほぼ直角となる清掃位置とを選択できる。
そして、室内壁面Wに上記のようにして固定された収納棚1は、室内壁面Wに沿って上方にスライドさせれば、室内壁面Wから容易に取り外すことができる。
しかも、枠状本体31を備えているので、落下防止ガード部材3が強度的に優れたものとなっている。
軸受け溝を無くし、軸ねじ等を用いて落下防止ガード部材を棚本体部材に軸支するようにしても構わない。
2 棚本体部材
21 棚板部(物品載置部)
22 軸受け部
24 軸受け溝
26 ガイド溝
3 落下防止ガード部材
31 枠状本体
32 カバー部
33 軸部(回転軸)
34 ガイド突起
W 室内壁面
Claims (1)
- 物品を載置する物品載置部を有し、室内壁面に固定される棚本体部材と、物品載置部に
載置された物品が、物品載置部周縁から落下するのを防止する落下防止ガード部材とを備
え、前記落下防止ガード部材が、枠形状をしているとともに、前記室内壁面側で室内壁面に平行な回転軸を中心に回転し、落下防止位置と落下防止解除位置とを選択可能に前記棚本体部材に枢支されている収納棚であって、
前記棚本体部材が、室内壁面側の端縁に沿って上面に軸受け溝が穿設され、両側面に円弧状のガイド溝が穿設された軸受け部を有し、前記落下防止ガード部材が、枠状本体と、前記軸受け部を軸受け溝の軸方向両側から挟むように前記枠状本体から延出する1対のカバー部と、このカバー部間に掛け渡されるように設けられ、前記軸受け溝に嵌り込んで軸受け溝内で回転自在に支持される軸部と、両カバー部の前記軸受け部側の面に設けられ、軸部が軸受け溝に支持された状態で前記ガイド溝にスライド自在に嵌り込むガイド突起とを備え、前記枠状本体が軸部を中心にして落下防止位置から落下防止解除位置方向に所定位置以上まで回転したとき、枠状本体の回転に伴ってガイド溝に沿ってスライドしたガイド突起のスライド位置でガイド突起を中心に軸部が回転して軸受け溝から離脱可能に構成されていることを特徴とする収納棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007253431A JP5196527B2 (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 収納棚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007253431A JP5196527B2 (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 収納棚 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009082284A JP2009082284A (ja) | 2009-04-23 |
JP5196527B2 true JP5196527B2 (ja) | 2013-05-15 |
Family
ID=40656580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007253431A Active JP5196527B2 (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 収納棚 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5196527B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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---|---|---|---|---|
JP5721366B2 (ja) * | 2010-08-24 | 2015-05-20 | 株式会社Lixil | 棚構造 |
JP6395245B2 (ja) * | 2013-09-26 | 2018-09-26 | 株式会社ノーリツ | 収納掛留具に引っ掛け固定して使用する収納具 |
JP6821264B2 (ja) * | 2017-05-31 | 2021-01-27 | クリナップ株式会社 | 棚 |
JP6949423B2 (ja) * | 2017-05-31 | 2021-10-13 | クリナップ株式会社 | 棚 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS60156413A (ja) * | 1984-01-25 | 1985-08-16 | 鈴木技研工業株式会社 | 瓶などの転倒防止装置 |
-
2007
- 2007-09-28 JP JP2007253431A patent/JP5196527B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009082284A (ja) | 2009-04-23 |
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