JP5536708B2 - 加熱調理器用操作装置 - Google Patents

加熱調理器用操作装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5536708B2
JP5536708B2 JP2011094707A JP2011094707A JP5536708B2 JP 5536708 B2 JP5536708 B2 JP 5536708B2 JP 2011094707 A JP2011094707 A JP 2011094707A JP 2011094707 A JP2011094707 A JP 2011094707A JP 5536708 B2 JP5536708 B2 JP 5536708B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable frame
damper
rack
storage case
side plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011094707A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012225604A (ja
Inventor
陽一郎 石垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP2011094707A priority Critical patent/JP5536708B2/ja
Publication of JP2012225604A publication Critical patent/JP2012225604A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5536708B2 publication Critical patent/JP5536708B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

本発明は、加熱調理器の器体内の前部に設けられる収納ケースに、器体前面から前方に突出する突出位置と、収納ケースに収納される没入位置とに移動自在に軸支される可動枠を備え、可動枠の上面に操作盤を固定して、可動枠の突出位置への移動で操作盤が器体前面から前方に露出するようにした加熱調理器用操作装置に関する。
従来、この種の操作装置は、可動枠を突出位置側に付勢する付勢手段と、付勢手段の付勢力による可動枠の移動速度を減速する減速手段とを備えている。減速手段は、可動枠の移動方向に長手のラックと、ラックに噛合するピニオン及びピニオンを軸支するダンパケースとを有しピニオンに回転負荷を与えるダンパとで構成されている。そして、従来は、可動枠の横方向一側の側板部にラックが設けられ、収納ケースにダンパが設けられている(例えば、特許文献1、2参照)。
ここで、特許文献1に記載のものでは、可動枠の側板部の内側面にラックが設けられている。この場合、可動枠と一体にラックを成形することが、可動枠の成形金型の型抜きの関係で難しくなる。そのため、従来は、可動枠と別体のラックを可動枠の側板部の内側面に固定しており、部品点数が増加してコストアップを招く。
また、特許文献2に記載のものでは、可動枠の側板部の外側面にラックが設けられている。そのため、可動枠と一体にラックを容易に成形でき、部品点数を削減してコストダウンを図ることができる。然し、このものでは、可動枠を突出位置に移動させたときに、ラックが器体前面から露出して外観に現れてしまい、体裁を損なう。
特開2004−263903号公報(段落0022,0025、図11−14参照) 特開2009−216322号公報(図2参照)
本発明は、以上の点に鑑み、部品点数を増加することなく、可動枠の突出位置への移動で減速手段の構成部品が外観に現れることを防止できるようにした低コストで体裁の良好な加熱調理器用操作装置を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、加熱調理器の器体内の前部に設けられる収納ケースに、器体前面から前方に突出する突出位置と、収納ケースに収納される没入位置とに移動自在に軸支される可動枠を備え、可動枠の上面に操作盤を固定して、可動枠の突出位置への移動で操作盤が器体前面から前方に露出するようにした加熱調理器用操作装置であって、可動枠を突出位置側に付勢する付勢手段と、付勢手段の付勢力による可動枠の移動速度を減速する減速手段とを備え、減速手段は、可動枠の移動方向に長手のラックと、ラックに噛合するピニオン及びピニオンを軸支するダンパケースを有しピニオンに回転負荷を与えるダンパとで構成されるものにおいて、収納ケースの横方向一側の側板部に、可動枠の移動方向に長手の孔縁部を持つ透孔が開設され、透孔の前記孔縁部にラックが形成され、可動枠の突出位置でも収納ケースから突出しない可動枠の横方向一側の側板部の部分にダンパが前記透孔を通して着脱自在に装着されることを特徴とする。
本発明によれば、減速手段の構成部品の一つであるラックが器体内の収納ケースに設けられるため、可動枠を突出位置に移動させてもラックが外観に現れることはない。また、可動枠の突出位置でも収納ケースから突出しない可動枠の側板部の部分に減速手段の構成部品の他の一つであるダンパが設けられるため、ダンパも外観に現れることがなく、体裁が良好になる。
ここで、収納ケースの側板部の内側面にラックを設けることも考えられるが、これでは、収納ケースと一体にラックを成形することが、収納ケースの成形金型の型抜きの関係で難しくなる。そのため、収納ケースと別体のラックを収納ケースの側板部の内側面に固定することが必要になり、部品点数が増加してしまう。これに対し、本発明では、収納ケースの側板部に開設する透孔の孔縁部にラックを形成するため、収納ケースと一体にラックを容易に成形でき、部品点数の増加によるコストアップを回避できる。
また、本発明においては、上記の如く可動枠の横方向一側の側板部に、ダンパが収納ケースの側板部に開設した透孔を通して着脱自在に装着されるため、メンテナンスに際し、収納ケースを器体内から取り出すだけで、可動枠を収納ケースから取り外すことなく、透孔を通してダンパを交換することができ、メンテナンス性が向上する。
この場合、ダンパは、その中心に対しラックとは反対側のダンパケースの周面部分から突出する二股状の第1突起と、第1突起とは周方向に離れたダンパケースの周面部分から突出する第2突起とを有し、可動枠の横方向一側の側板部に、第1と第2の各突起を横方向両側から挟むようにして受け入れる第1と第2の一対のポケット部と、第1突起の股部に係合してダンパを揺動自在に支持するピン部とが設けられると共に、ピン部を支点にしたダンパの揺動方向のうち第2突起が第2ポケット部に挿入される方向をプラス方向、第2突起が第2ポケット部から離脱する方向をマイナス方向として、可動枠の横方向一側の側板部に、ダンパをピニオンがラックに噛合する所定位置までプラス方向に揺動させたときにダンパケースのプラス方向の周面部分が当接する受面部と、この所定位置でダンパケースのマイナス方向の周面部分に係合する先端の爪部を有する横方向に弾性的に湾曲自在な舌片部とが設けられることが望ましい。
これによれば、舌片部を横方向内方に押して、ダンパケースのマイナス方向の周面部分に対する爪部の係合を解除することにより、ダンパをマイナス方向に揺動させて、第2突起を第2ポケット部から離脱させることができる。その後、第1突起を第2ポケット部から引き抜くと共にピン部に対する第1突起の係合を解除することにより、ダンパを透孔を通して取り出すことができる。また、これとは反対の手順でダンパを透孔を通して可動枠の側板部に装着することができる。この場合、ダンパは、受面部と舌片部の爪部との間に挟まれて、その揺動方向に関し上記所定位置に位置決めされると共に、第1と第2の各突起が第1と第2の各ポケット部で横方向両側から挟まれて、横方向、即ち、ピニオンの軸方向にも位置決めされる。そのため、ダンパは、ピニオンがラックに噛合する状態で可動枠の側板部に固定される。従って、ダンパをねじ止めする必要がなく、ダンパの着脱作業が容易になって、メンテナンス性が一層向上する。
本発明の実施形態の操作装置を具備する加熱調理器の一例を示す斜視図。 (a)実施形態の操作装置の可動枠が突出位置に存する状態の斜め前方から見た斜視図、(b)実施形態の操作装置の可動枠が没入位置に存する状態の斜め前方から見た斜視図。 実施形態の操作装置の斜め後方から見た斜視図。 実施形態の操作装置の側面図。
図1に示す加熱調理器は、システムキッチンのカウンタトップに開設した開口に落とし込むようにして設置する器体1と、器体1の上面を覆う天板11に開設した複数のバーナ用開口を通して天板11上に突出する複数のコンロバーナ2と、器体1内に配置したグリルとを備えるビルトイン型のガスコンロである。器体前面の横方向中間部には、グリル前面のグリル扉3が配置され、グリル扉3の両側の器体前面には、器体1に前方から着脱自在に装着される前パネル12が配置されている。
前パネル12は、前面上部の操作パネル部12aと、操作パネル部12aの裏側から下方にのびる裏板12b(図4参照)とを備えている。操作パネル部12aには、コンロバーナ2やグリルに設けられたグリルバーナを点消火する複数の操作子4が配置されている。また、操作パネル部12aの下方位置で前方に出没自在な可動枠5が設けられている。
ここで、操作パネル部12aより下方の裏板12bの部分には開口が開設されており、図2に示す収納ケース6をこの開口に挿通した状態で前パネル12に固定し、前パネル12を器体前面に装着することで、収納ケース6が器体1内の前部に設置されるようにしている。そして、可動枠5が、収納ケース6に、前パネル12の前方に突出する突出位置(図2(a)に示す位置)と、収納ケース6に収納される没入位置(図2(b)に示す位置)とに移動自在に支持されるようにしている。
以下、図2〜図4を参照して、可動枠5及び収納ケース6について詳述する。可動枠5は、前板部51と左右両側の側板部52と上板部53とを有する樹脂成形品で構成され、上板部53の上面には、加熱温度や加熱時間等を設定する各種操作スイッチ54a及び表示部54bを有する操作盤54が固定されている。収納ケース6は、上板部61と左右両側の側板部62と底板部63と前端の額縁状のフランジ部64とを有する樹脂成形品で構成されている。また、フランジ部64の上辺部の左右両端部に上方にのびる突片部64aを形成し、この突片部64aに、前方に突出するピン64bと取付孔64cとを設けている。そして、図4に示す如く、収納ケース6を上記裏板12bの開口に前方から挿入して、フランジ部64を裏板12bの前面に当接させると共に、操作パネル部12aの裏面の凹孔にピン64bを嵌合させ、その後、裏板12b及び取付孔64cを通して操作パネル部12aの裏面のねじ孔にねじを螺入して、突片部64aと操作パネル部12aとを裏板12bに共締めし、収納ケース6を前パネル12に固定している。
また、図4に示す如く、可動枠5の前端部下端の左右両側部にC字状の切欠き55を形成すると共に、収納ケース6の前端部下端の左右両側部に軸部65を設け、切欠き55に軸部65を嵌め込むことで、収納ケース6に可動枠5が軸部65を支点にして上記突出位置と上記没入位置とに回動自在に支持されるようにしている。そして、可動枠5の突出位置への回動で操作盤54が前パネル12の前方に露出して、操作盤54の操作が可能になるようにしている。尚、可動枠5の上板部53の後端部には、収納ケース6のフランジ部64の上辺部に後方から当接して、可動枠5が所定の突出位置よりも前方に突出することを防止するストッパ部53aが設けられている。
また、図3に示す如く、可動枠5を突出位置側に付勢するねじりコイルバネから成る付勢手段7と、可動枠5を没入位置に係止すると共に可動枠5を没入位置から押し操作することで係止を解除するプッシュプッシュ式の係止機構8と、付勢手段7の付勢力による可動枠5の移動(回動)速度を減速する減速手段9とを備えている。
係止手段8は、収納ケース6に固定したカム部材81と、可動枠5の片側の側板部52に揺動自在に軸支したレバー部材82とで構成されている。レバー部材82の自由端には係合ピン82aが突設されている。そして、可動枠5を突出位置から没入位置に押し操作したとき、係合ピン82aがカム部材81に形成したハート形のカム溝(図示せず)の係止溝部に係合して、可動枠5が没入位置に係止され、可動枠5を没入位置から押し操作したとき、係合ピン82aが係止溝部から離脱して可動枠5の係止が解除され、以後、付勢手段7の付勢力により可動枠5が突出位置まで回動されるようにしている。
減速手段9は、可動枠5の移動方向に長手の形状、即ち、可動枠5の回動支点となる前記軸部65と同心の円弧状のラック91と、ラック91に噛合するピニオン921及びピニオン921を軸支する円盤状のダンパケース922を有するダンパ92とで構成される。ダンパ92は、ダンパケース922内に封入した高粘性オイルによってピニオン921に回転負荷を与えるように構成されている。
ここで、本実施形態では、収納ケース6の横方向一側の側板部62に、軸部65と同心の円弧状の孔縁部を持つ透孔62aを開設して、透孔62aの円弧状孔縁部にラック91を形成している。また、この側板部62の内側に位置する可動枠5の横方向一側の側板部52に、可動枠5の突出位置でも収納ケース6から突出しない部分に位置させて、ダンパ92を設けている。これによれば、可動枠5が付勢手段7の付勢力によって収納位置から突出位置に回動するとき、ピニオン921がラック91に沿って回転しつつ移動し、ピニオン921に付与される回転負荷により可動枠5の回動速度が減速される。
そして、本実施形態では、減速手段9の構成部品の一つであるラック91が器体1内の収納ケース6に設けられるため、可動枠5を突出位置に移動させてもラック91が外観に現れることはない。また、可動枠5の突出位置でも収納ケース6から突出しない可動枠5の側板部52の部分に減速手段の構成部品の他の一つであるダンパ92が設けられるため、ダンパ92も外観に現れることがなく、体裁が良好になる。
尚、収納ケース6の側板部62に透孔62aを形成せずに、側板部62の内側面にラックを設けることも考えられる。然し、このものでは、収納ケース6と一体にラックを成形することが、収納ケース6の成形金型の型抜きの関係で難しくなる。そのため、収納ケース6と別体のラックを収納ケース6の側板部62の内側面に固定することが必要になり、部品点数が増加してしまう。これに対し、本実施形態の如く収納ケース6の側板部62に開設する透孔62aの孔縁部にラック91を形成すれば、側板部62の外側面を成形する横方向に型開き自在な金型の透孔成形用凸部にラック成形部を設けるだけで、収納ケース6と一体にラック91を容易に成形できる。そのため、収納ケース6と別体のラックが不要となり、部品点数の増加によるコストアップを回避できる。
ところで、加熱調理器のメンテナンスに際し、前パネル12を取り外すと、前パネル12と一緒に収納ケース6が器体1の前方に取り出される。この場合、可動枠5の側板部52に、ダンパ92が透孔62aを通して着脱自在に装着されていれば、軸部65に対する可動枠5の係合を解いて可動枠5を収納ケース6から取り外すことなく、ダンパ92を交換することができ、メンテナンス性が向上する。
ここで、可動枠5の側板部52にダンパ92を透孔62aを通してのねじ止めで固定することも考えられるが、これでは、ねじ止め作業が面倒になる。そこで、本実施形態では、可動枠5の側板部52にダンパ92を透孔62aを通して着脱自在に、且つ、ねじ止めを要することなく固定できるようにしている。以下、この点について詳述する。
本実施形態では、ダンパ92に、その中心に対しラック91とは反対側のダンパケース922の周面部分から突出する二股状の第1突起923と、第1突起923とは周方向に半周離れたダンパケース922の周面部分から突出する第2突起924とが設けられている。また、可動枠5の横方向一側の側板部52に、第1と第2の各突起923,924を横方向両側から挟むようにして受け入れる第1と第2の一対のポケット部521,522と、第1突起923の股部に係合してダンパ92を揺動自在に支持するピン部523とが設けられている。
更に、ピン部523を支点にしたダンパ92の揺動方向のうち第2突起924が第2ポケット部522に挿入される方向をプラス方向、第2突起924が第2ポケット部522から離脱する方向をマイナス方向として、可動枠5の横方向一側の側板部52に、ダンパ92をピニオン921がラックに噛合する所定位置(図4に実線で示す位置)までプラス方向に揺動させたときにダンパケース922のプラス方向の周面部分が当接する、横方向内方への段差面から成る受面部524と、この所定位置でダンパケース922のマイナス方向の周面部分に係合する先端の爪部525aを有する舌片部525とが設けられている。舌片部525は、その幅方向両側でスリットにより側板部52から分離されている。そのため、舌片部525は、側板部52の法線方向たる横方向に弾性的に湾曲自在となる。尚、第1と第2のポケット部521,522、ピン部523、受面部524及び舌片部525は、側板部52に一体成形されている。
本実施形態によれば、舌片部525を横方向内方に押して、ダンパケース922のマイナス方向の周面部分に対する爪部525aの係合を解除することにより、ダンパ92をマイナス方向に揺動させて、第2突起924を第2ポケット部522から離脱させることができる。そして、ダンパ92を第2突起924がラック91に干渉しない位置(図4に仮想線で示す位置)まで揺動させた後、第1突起923を第1ポケット部521から引き抜くと共にピン部523に対する第1突起923の係合を解除することにより、ダンパ92を透孔62aを通して取り出すことができる。また、これとは反対の手順でダンパ92を透孔62aを通して可動枠5の側板部52に装着することができる。
この場合、ダンパ92は、受面部524と舌片部525の爪部525aとの間に挟まれて、その揺動方向に関し上記所定位置に位置決めされると共に、第1と第2の各突起923,934が第1と第2の各ポケット部521,522で横方向両側から挟まれて、横方向、即ち、ピニオン921の軸方向にも位置決めされる。そのため、ダンパ92は、ピニオン921がラック91に噛合する状態で可動枠5の側板部52に固定される。従って、ダンパ92をねじ止めする必要がなく、ダンパ92の着脱作業が容易になって、メンテナンス性が一層向上する。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記実施形態は、可動枠5を収納ケース6に回動自在に支持させる操作装置に本発明を適用したものであるが、可動枠を収納ケースに前後方向に摺動自在に支持させる操作装置にも同様に本発明を適用できる。また、熱源として電磁誘導コイルや電気ヒータを用いるガスコンロ以外の加熱調理器用の操作装置にも同様に本発明を適用できる。
1…器体、5…可動枠、52…可動枠の側板部、521…第1ポケット部、522…第2ポケット部、523…ピン部、524…受面部、525…舌片部、525a…爪部、54…操作盤、6…収納ケース、62…収納ケースの側板部、62a…透孔、7…付勢手段、9…減速手段、91…ラック、92…ダンパ、921…ピニオン、922…ダンパケース、923…第1突起、924…第2突起。

Claims (2)

  1. 加熱調理器の器体内の前部に設けられる収納ケースに、器体前面から前方に突出する突出位置と、収納ケースに収納される没入位置とに移動自在に軸支される可動枠を備え、可動枠の上面に操作盤を固定して、可動枠の突出位置への移動で操作盤が器体前面から前方に露出するようにした加熱調理器用操作装置であって、
    可動枠を突出位置側に付勢する付勢手段と、付勢手段の付勢力による可動枠の移動速度を減速する減速手段とを備え、減速手段は、可動枠の移動方向に長手のラックと、ラックに噛合するピニオン及びピニオンを軸支するダンパケースとを有しピニオンに回転負荷を与えるダンパとで構成されるものにおいて、
    収納ケースの横方向一側の側板部に、可動枠の移動方向に長手の孔縁部を持つ透孔が開設され、透孔の前記孔縁部にラックが形成され、可動枠の突出位置でも収納ケースから突出しない可動枠の横方向一側の側板部の部分にダンパが前記透孔を通して着脱自在に装着されることを特徴とする加熱調理器用操作装置。
  2. 前記ダンパは、その中心に対し前記ラックとは反対側の前記ダンパケースの周面部分から突出する二股状の第1突起と、第1突起とは周方向に離れたダンパケースの周面部分から突出する第2突起とを有し、前記可動枠の横方向一側の側板部に、第1と第2の各突起を横方向両側から挟むようにして受け入れる第1と第2の一対のポケット部と、第1突起の股部に係合してダンパを揺動自在に支持するピン部とが設けられると共に、ピン部を支点にしたダンパの揺動方向のうち第2突起が第2ポケット部に挿入される方向をプラス方向、第2突起が第2ポケット部から離脱する方向をマイナス方向として、可動枠の横方向一側の側板部に、ダンパを前記ピニオンがラックに噛合する所定位置までプラス方向に揺動させたときにダンパケースのプラス方向の周面部分が当接する受面部と、この所定位置でダンパケースのマイナス方向の周面部分に係合する先端の爪部を有する横方向に弾性的に湾曲自在な舌片部とが設けられることを特徴とする請求項記載の加熱調理器用操作装置。
JP2011094707A 2011-04-21 2011-04-21 加熱調理器用操作装置 Active JP5536708B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011094707A JP5536708B2 (ja) 2011-04-21 2011-04-21 加熱調理器用操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011094707A JP5536708B2 (ja) 2011-04-21 2011-04-21 加熱調理器用操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012225604A JP2012225604A (ja) 2012-11-15
JP5536708B2 true JP5536708B2 (ja) 2014-07-02

Family

ID=47275964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011094707A Active JP5536708B2 (ja) 2011-04-21 2011-04-21 加熱調理器用操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5536708B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6832532B2 (ja) * 2018-03-29 2021-02-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 加熱調理器
JP7220895B2 (ja) * 2018-11-30 2023-02-13 株式会社パロマ コンロ
CN109611897B (zh) * 2018-12-10 2020-11-03 严斌 一种集成灶的移动式灶具

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4978972B2 (ja) * 2008-04-04 2012-07-18 リンナイ株式会社 加熱調理器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012225604A (ja) 2012-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5536708B2 (ja) 加熱調理器用操作装置
JP4448062B2 (ja) グリル付きドロップイン式コンロ
JP5153743B2 (ja) コンロ
JP6111826B2 (ja) 炊飯器
JP2012080995A (ja) 調理容器用片手ハンドル
JP5073237B2 (ja) 加熱調理器
JP5450553B2 (ja) 加熱調理器用操作装置
JP5888751B2 (ja) 加熱調理器用操作装置
JP2012005736A (ja) 炊飯器
JP2002095580A (ja) 炊飯器の蓋
JP4040508B2 (ja) ビルトイン式コンロ
JP2014226343A (ja) 炊飯器
JP6312199B2 (ja) 加熱調理器
JP4553818B2 (ja) 組込式加熱調理器
JP2009250591A (ja) 加熱調理器
JP3754373B2 (ja) 蓋付き容器のフック装置
JP5471671B2 (ja) 炊飯器
JP2004138307A (ja) グリル装置
JP7167504B2 (ja) 加熱調理器
JP2016031217A (ja) 加熱調理器用操作装置
JP4040506B2 (ja) ビルトイン式コンロ
JP2016205665A (ja) ビルトイン式コンロ
JP2514741Y2 (ja) 加熱調理器
JP2022133505A (ja) 炊飯器
JP6086598B2 (ja) 加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140424

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5536708

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250