JP5160517B2 - ビルトインコンロ - Google Patents

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Description

本発明は、ビルトインコンロに関し、詳しくは、カウンタトップに形成された開口に組み込まれるコンロ本体を備えたビルトインコンロに関する。
従来、カウンタトップに形成された開口にビルトインコンロを嵌め込むようにしたシステムキッチンが一般的に利用されている(例えば、特許文献1参照)。カウンタトップの下方には枠状のフレームが設けられ、そのフレーム内にコンロ本体が組み込まれる。コンロ本体の前面の右側には、枠状の「右側固定フレーム」が取り付けられ、中央のグリル扉を挟んで左側には、枠状の「左側固定フレーム」が取り付けられている。右側固定フレーム及び左側固定フレームは上下二段の枠になっている。例えば、右側固定フレームの上側には、各種バーナを点火・消火させるための点火スイッチを取り付けるためのスイッチ取付部材が嵌め込まれ、下側には、電源としての乾電池を収納するための電池ボックスが嵌め込まれている。一方、左側固定フレームの上側には、同様のスイッチ取付部材が嵌め込まれ、下側には、バーナを操作するための操作パネルを出退させる操作ユニットが嵌め込まれている。
このようなビルトインコンロをシステムキッチンに設置する場合、壁側に中火力バーナを配置し、壁側とは反対側に強火力バーナを配置するのが好ましい。しかし、ビルトインコンロの左右のどちら側に壁がくるかは、各家庭の台所のレイアウトによって様々である。さらに、強火力側は中火力側に比べてコンロ本体2の内部の雰囲気が高温になるので、操作ユニットに接続されている制御基板を強火力側とは反対側に設置する必要がある。これらの事情を踏まえてビルトインコンロを設計する必要がある。
上述のような各事情を考慮して、それぞれの事情に対応したビルトインコンロを全て用意すればいいのであるが、部品点数が増えることから好ましくない。そこで、中火力バーナ及び強火力バーナの位置を互いに交換する場合、中火力バーナ及び強火力バーナの各位置に合わせ、左右の各スイッチ取付部材の位置を互いに交換したり、電池ボックスと操作ユニットの位置を互いに交換する必要がある。
特開平9−303793号公報
しかしながら、左右の各スイッチ取付部材の位置を互いに交換したり、電池ボックスと操作ユニットの位置を互いに交換する場合、各部材及び各ユニットに対応する「右側固定フレーム」及び「左側固定フレーム」をそれぞれの形状に応じて準備しなけれなならず、部品点数が増えるという問題点があった。また、コンロ本体の前面には、右側固定フレーム、左側固定フレーム、2つのスイッチ取付部材、電池ボックス及び操作ユニットの少なくとも6部材を取り付けなければならないため、コンロ本体の前面の構成を変更することが困難であった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、コンロ本体の前面の構成を簡単に変更できるビルトインコンロを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係るビルトインコンロは、カウンタトップに形成された開口に組み込まれるコンロ本体を備えたビルトインコンロであって、前記コンロ本体の前面の右側又は左側には第1ユニットが組み込まれ、前記コンロ本体の前面の左側又は右側には第2ユニットが組み込まれ、前記第1ユニットは、第1構造体と、当該第1構造体の上部に取り付けられる第1部材とを備え、前記第2ユニットは、前記第1構造体とは異なる第2構造体と、当該第2構造体の上部に取り付けられる第2部材とを備え、前記第1構造体の上部には、第1係合部が設けられ、前記第2構造体の上部には、第2係合部が設けられ、前記第1部材及び前記第2部材の底部には、前記第1係合部及び前記第2係合部の何れにも係合する同一の被係合部が各々設けられている。
また、請求項2に係る発明のビルトインコンロは、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記コンロ本体の左右両側には、前記第1部材又は前記第2部材を固定するための固定部が各々設けられている。
また、請求項3に係る発明のビルトインコンロは、請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、前記第1構造体は、前記バーナを操作するための略直方体状の操作体であって、前記第2構造体は、電源としての乾電池を収納するための略直方体状の電池ボックスであることを特徴とする。
請求項1に係るビルトインコンロでは、コンロ本体の前面の右側又は左側に第1ユニットが組み込まれ、その反対側に第2ユニットが組み込まれる。第1ユニットは、第1構造体と、当該第1構造体の上部に取り付けられる第1部材とを備えている。第2ユニットは、第2構造体と、当該第2構造体の上部に取り付けられる第2部材とを備えている。第1構造体の上部に設けられた第1係合部と、第2構造体の上部に設けられた第2係合部とは、第1部材及び第2部材の底部に設けられた同一の被係合部に係合できる。従って、ビルトインコンロを設置するキッチンのレイアウト事情等によって、コンロ本体の前面の構成を変更したい場合は、第1ユニットと、第2ユニットとにおいて、第1構造体の位置と第2構造体の位置とを互いに交換し、第1部材及び第2部材の各底部にそれぞれ取り付けた状態で、コンロ本体に組み込む。これにより、コンロ本体の前面の構成を種々変えることができる。また、コンロ本体の前面に、第1構造体、第2構造体、第1部材及び第2部材を取り付けることにおいて、第1構造体及び第2構造体と、第1部材及び第2部材とを互いに取り付けてユニット化した状態で、コンロ本体の前面に組み付けることができるので、従来において取り付けの際に必要であった固定フレーム等が不要となり、部品点数を減らすことができる。また、コンロ本体に対する組み付けも容易にできる。
また、請求項2に係るビルトインコンロでは、請求項1に記載の発明の効果に加え、コンロ本体の前面に第1ユニット及び第2ユニットを組み込んだ状態において、コンロ本体の左右両側に各々設けられた固定部に対して、第1部材又は第2部材を固定することによって、第1ユニット及び第2ユニットをコンロ本体に対して確実に固定できる。
また、請求項3に係るビルトインコンロでは、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、第1構造体は、バーナを操作するための略直方体状の操作体であって、第2構造体は、電源としての乾電池を収納するための略直方体状の電池ボックスであるので、これら略直方体の上面に対して、第1部材又は第2部材を安定して取り付けることができる。そして、コンロ本体に設置される各種バーナの配置に応じて、第1ユニットと、第2ユニットとにおいて、操作体の位置と電池ボックスの位置とを互いに交換できる。
ビルトインコンロ1の前面側から見た斜視図である。 コンロ本体2の前面から意匠パネル7,8を取り外した状態の斜視図である。 装置ユニット10の斜視図である。 スイッチ取付部材30の前側から見た斜視図である。 スイッチ取付部材30を底面側から見た斜視図である。 電池ボックス50の斜視図である。 装置ユニット20の斜視図である。 操作ユニット60の斜視図である。 取付用開口3に装置ユニット20を組み付ける状態を右前方から見た斜視図である。 取付用開口3に装置ユニット20を組み付ける状態を左前方から見た斜視図である。
以下、本発明の一実施形態であるビルトインコンロ1について、図面を参照して説明する。図1に示すビルトインコンロ1は、図示外のシステムキッチンのカウンタトップに形成された開口に落とし込まれ、枠状の収納フレームにコンロ本体2が組み込まれることによって、システムキッチンに取り付けられるものである。
図1に示すように、ビルトインコンロ1は略直方体状のコンロ本体2を備えている。コンロ本体2の天面にはトッププレート111が設けられ、その右側には強火力バーナ121が設けられ、その反対の左側には中火力バーナ122が設けられている。
コンロ本体2の前面の略中央には、グリル庫から焼き網及び受け皿(図示外)を引き出すためのグリル扉5が設けられている。そして、グリル扉5には取っ手5Aが設けられている。グリル扉5の右側の中段位置には、各種バーナ(図示外)を点火するための点火スイッチ71,72が設けられている。グリル扉5の左側の中段位置にも、各種バーナ(図示外)を点火するための点火スイッチ81,82が設けられている。
コンロ本体2の前面の右側には、コンロ本体2の前面の右側を装飾・保護するための意匠パネル7が取り付けられている。意匠パネル7は、点火スイッチ71,72の上側に取り付けられる第1パネル11と、点火スイッチ71,72の下側に取り付けられる第2パネル12とから構成されている。第1パネル11のレバー用開口17からは、各種バーナの火力を調節するために左右に回動する火力調節レバー91,92が突出している。
一方、コンロ本体2の前面の左側にも、コンロ本体2の前面の左側を装飾・保護するための意匠パネル8が取り付けられている。意匠パネル8も、点火スイッチ81,82の上側に取り付けられる第1パネル14と、点火スイッチ81,82の下側に取り付けられる第2パネル15とから構成されている。第1パネル14のレバー用開口18からは、各種バーナの火力を調節するために左右に回動する火力調節レバー94,95が突出している。
図2に示すように、コンロ本体2の前面の右側において、意匠パネル7を取り外すと、装置ユニット10が組み込まれている。装置ユニット10は、点火スイッチ71,72等を備えるスイッチ取付部材30と、その下側に取り付けられ、電源としての乾電池を収納するための電池ボックス50とから構成されている。
一方、コンロ本体2の前面の左側においても、意匠パネル8を取り外すと、装置ユニット20が組み込まれている。装置ユニット20は、点火スイッチ81,82等を備えるスイッチ取付部材40と、その下側に取り付けられ、各種バーナを操作するための操作パネル(図示外)を前後方向に出退可能に保持する操作ユニット60とから構成されている。
次に、装置ユニット10の構造について、図3を参照して説明する。装置ユニット10は、上述したように、略直方体状の電池ボックス50と、該電池ボックス50の上面に取り付けられたスイッチ取付部材30とから構成されている。以下、各構成部材について説明する。
まず、スイッチ取付部材30の構造について、図4,図5を参照して説明する。スイッチ取付部材30は、土台部31Aと、該土台部31Aの上部に起立して設けられ、前後に両面を向けた正面視長方形状の板である保持部31Bとからなる。土台部31Aの前側には、点火スイッチ71,72が押下可能に各々支持されている。土台部31Aの左右両側面の下部には、底面79(図5参照)よりも下方に延出された取付用リブ75,75が各々設けられている。各取付用リブ75の内側には、後述する電池ボックス50の上面の左右に各々設けられたリブ55が差し込まれる溝77が形成されている。これら取付用リブ75及び溝77で「被係合部」を構成している。溝77,77のさらに内側であって、底面79の後端側には、コンロ本体2に固定するための一対の固定孔76,76が左右両側に各々設けられている。
図4,図5に示すように、保持部31Bの上端部近傍の左右両側の各位置には、コンロ本体2に固定するための固定孔37,37が各々設けられている。保持部31Bの右端部には、右側方に延出したリブ32が設けられている。リブ32の下側部分は後方に屈曲して延設され、さらに下方に屈曲して延設され、その下端部が土台部31Aの右側の上部に連結されている。リブ32の下端部近傍には、前後方向に貫通するコンロ本体2に固定するための固定孔38が設けられている。
保持部31Bの左端部にも、左側方にやや延出したリブ33が設けられている。リブ33の下側部分は後方に屈曲して延設され、さらに下方に屈曲して延設され、その下端部が土台部31Aの左側の上部に連結されている。リブ33の下端部近傍にも、前後方向に貫通するコンロ本体2に固定するための固定孔(図示外)が設けられている。
次に、電池ボックス50の構造について、図6を参照して説明する。電池ボックス50は、前面が開口する略直方体状の箱であるボックス本体52と、該ボックス本体52の前面に開閉可能に取り付けられた蓋51とから構成されている。蓋51はその下端部が被軸支端となり、その反対側の上端部が上下方向に回動する自由端となる。ボックス本体52の左右両側壁の各上端部には、該上端部に沿って上方に突出するリブ55,55が各々設けられている。ボックス本体52の上面の後端部近傍の左右両側にはスイッチ取付部材30(又は40)に固定するための固定孔57,57が各々設けられている。このような電池ボックス50のボックス本体52の内側に、電源としての乾電池を2つ設置し、蓋51を閉じるようになっている。
次に、装置ユニット20の構造について、図7を参照して説明する。装置ユニット20は、装置ユニット20は、上述したように、略直方体状の操作ユニット60と、該操作ユニット60の上面に取り付けられたスイッチ取付部材40とから構成されている。以下、各構成部材について説明する。
まず、スイッチ取付部材40の構造について、図7を参照して説明する。なお、スイッチ取付部材40は、上述したスイッチ取付部材30と同じ構造である。スイッチ取付部材40も、土台部41Aと、該土台部41Aの上部に起立して設けられ、前後に両面を向けた正面視長方形状の板である保持部41Bとからなる。土台部41Aの前側には、点火スイッチ81,82が押下可能に各々支持されている。土台部41Aの左右両側面の下部には、底面(図示外)よりも下方に延出された取付用リブ85が各々設けられている。各取付用リブ85の内側には、後述する操作ユニット60の操作カバー61の前側の左右両側に各々設けられたリブ68,68が差し込まれる溝(図示外)が各々設けられている。これら取付用リブ85及び溝で「被係合部」を構成している。
保持部41Bの上端部近傍の左右両側の各位置には、コンロ本体2に固定するための固定孔47,47が各々設けられている。保持部41Bの右端部には、右側方にやや延出したリブ42が設けられている。リブ42の下側部分は後方に屈曲して延設され、さらに下方に屈曲して延設され、その下端部が土台部41Aの右側の上部に連結されている。リブ42の下端部近傍には、前後方向に貫通するコンロ本体2に固定するための固定孔48が設けられている。
保持部41Bの左端部にも、左側方にやや延出したリブ43が設けられている。リブ43の下側部分は後方に屈曲して延設され、さらに下方に屈曲して延設され、その下端部が土台部41Aの左側の上部に連結されている。リブ43の下端部近傍にも、前後方向に貫通するコンロ本体2に固定するための固定孔49(図10参照)が設けられている。
次に、操作ユニット60の構造について、図8を参照して説明する。操作ユニット60は、バーナを操作するための略直方体状の操作パネル62と、該操作パネル62を前後方向に出退可能に保持する箱状の操作カバー61とを備えている。操作ユニット60には、操作パネル62を一定速度で前方に押し出すための定荷重バネ装置(図示外)を備えている。操作カバー61は、天壁65と、その左右両端部から下方に延出して設けられた右側壁66及び左側壁67とを備えている。右側壁66及び左側壁67の各上端部の前側部分には、上方に突出するリブ68,68が各々設けられている。これら一対のリブ68,68の離間距離は、電池ボックス50に設けられた一対のリブ55,55の離間距離と同一に調整されている。さらに、天壁65の左右両側には、スイッチ取付部材30(又は40)に固定するための一対の固定孔69,69が各々設けられている。
次に、装置ユニット10の組み立て方法について説明する。まず、電池ボックス50(図6参照)の上面に、スイッチ取付部材30(図5参照)を載置する。このとき、電池ボックス50の上面に設けられたリブ55,55に、スイッチ取付部材30の底面79に設けられた溝77,77を合わせて係合させる。このとき、スイッチ取付部材30の底面側に設けられた取付用リブ75,75は、電池ボックス50の上面に設けられたリブ55,55の外側に各々配置されるので、電池ボックス50の上面に被せた状態となる。この状態で、スイッチ取付部材30の土台部31Aの底面79に設けられた4つの固定孔76のうち、前側の一対の固定孔76,76の各位置が、電池ボックス50の上面に設けられた一対の固定孔57,57の各位置に対応するので、ビス(図示外)で各々締結する。これにより、装置ユニット10の組み立てが完了する。
次に、装置ユニット20の組み立て方法について説明する。まず、操作ユニット60(図8参照)の上面に、スイッチ取付部材40(図7参照)を載置する。このとき、操作ユニット60の操作カバー61の右側壁66及び左側壁67の各上端部に設けられた一対のリブ68,68に、スイッチ取付部材40の底面に設けられた一対の溝(図示外)に合わせて係合させる。このとき、図7に示すように、スイッチ取付部材40の底面側に設けられた取付用リブ85,85は、操作カバー61に設けられたリブ68,68の外側に各々配置されるので、操作カバー61の天壁65の外面に被せた状態となる。この状態で、スイッチ取付部材40の土台部41Aの底面に設けられた4つの固定孔(図示外)の各位置が、操作カバー61の天壁65の上面に設けられた4つの固定孔69の各位置に対応するので、ビス(図示外)で各々締結する。これにより、装置ユニット20の組み立てが完了する。
次に、コンロ本体2の前面に設けられた取付用開口3の構造について、図9,図10を参照して説明する。コンロ本体2の前面の左側には、装置ユニット20を前側から挿入して組み付けるための正面視長方形状の取付用開口3が設けられている。なお、コンロ本体2の前面の右側にも、装置ユニット10を前側から挿入して組み付けるための正面視長方形状の取付用開口(図示外)が設けられている。
取付用開口3の上端部には、下方に延出した当接片101が設けられている。当接片101の左右両側には、前後方向に貫通する固定孔102,102が各々設けられている。コンロ本体2の左側壁4の前端部の略上半分には、右側方に向けてやや延出した当接片103が設けられている。取付用開口3の内側において、グリル庫の左側壁9の外面であって、当接片103に対向する位置には、左側方に向けて延出した当接片104(図10参照)が設けられている。さらに、取付用開口3の内側において、図10に示すように、左側壁4の内面における前側の略中段位置には、右側方に突出し、かつ前後に両面を向けた板状の突出片106が設けられている。突出片106の略中央には固定孔107が設けられている。なお、当接片101,103,104、突出片106,108が本発明の「固定部」に相当する。
次に、取付用開口3に装置ユニット20を組み付ける方法について、図9,図10を参照して説明する。まず、装置ユニット20を、コンロ本体2の取付用開口3に対して前側から挿入する。すると、当接片101に対して、スイッチ取付部材40の保持部41Bの裏面の上端部が当接し、当接片103,104、突出片106,108に対して、スイッチ取付部材40の保持部41Bの左右両側のリブ42,43の裏面が当接して、装置ユニット20の前後方向の位置決めが完了する。
このとき、当接片101に設けられた一対の固定孔102,102に対して、スイッチ取付部材40の保持部41Bの上端部近傍に設けられた一対の固定孔47,47が対向する。さらに、突出片106に設けられた固定孔107に対して、スイッチ取付部材40の保持部41Bのリブ43に設けられた固定孔49が対向する。さらに、突出片108に設けられた固定孔109に対して、スイッチ取付部材40の保持部41Bのリブ42に設けられた固定孔48が対向する。
この状態で、コンロ本体2の前面側から、固定孔47,48,49に対して、ビス(図示外)を差し込んで締結する。これにより、装置ユニット20が取付用開口3の内側に組み込まれた状態で、コンロ本体2に対して確実に固定できる。
なお、コンロ本体2の前面の右側に設けられた取付用開口(図示外)にも、取付用開口3に設けられた当接片101、当接片103、当接片104、突出片106と同形状の各部材がそれぞれ設けられている。それら各部材の位置は、取付用開口3における各位置とは左右対称の位置に各々配置されている。従って、装置ユニット20を、コンロ本体2の前面の右側に設けられた取付用開口に組み付けることもでき、装置ユニット10を、取付用開口3に組み付けることもできる。
なお、コンロ本体2の右側の取付用開口(図示外)に対して、装置ユニット10を組み付ける方法については、取付用開口3に装置ユニット20を組み付ける方法と全く同じである。
次に、電池ボックス50と操作ユニット60の配置変更について説明する。図1に示すように、本実施形態のビルトインコンロ1のコンロ本体2のトッププレート110には、右側に強火力バーナ121、左側に中火力バーナ122が各々設置されている。強火力バーナ121は、その周囲が高温になるため、ビルトインコンロ1がシステムキッチンに設置されたときに、壁側に強火力バーナ121が配置されないようにする必要がある。そこで、コンロ本体2において、強火力バーナ121と中火力バーナ122との位置を互いに交換することがある。この場合、装置ユニット10,20に設けられたスイッチ取付部材30,40は互いに同一形状であるから、その配線を変更するだけで、スイッチ取付部材30,40の位置を変更する必要はない。
しかしながら、ビルトインコンロ1の制御基板(図示外)が、操作ユニット60側に配置されることが多く、高温に弱いことから、操作ユニット60を強火力バーナ121が設置されている側とは反対側に配置する必要がある。従って、強火力バーナ121を右側から左側に位置を変更する場合は、スイッチ取付部材30,40の位置はそのままで、電池ボックス50の位置と操作ユニット60の位置とを互いに交換すればよい。
この場合、スイッチ取付部材30の底面に操作ユニット60を取り付け、スイッチ取付部材40の底面に電池ボックス50を取り付けて、それぞれユニット化すればよい。具体的には、まず、操作ユニット60(図8参照)の上面に、スイッチ取付部材30(図5参照)を載置する。このとき、操作ユニット60の操作カバー61に設けられた一対のリブ68,68に、スイッチ取付部材30の底面に設けられた一対の溝77,77(図10参照)を合わせて係合させる。このとき、スイッチ取付部材30の底面側に設けられた取付用リブ75,75は、操作カバー61に設けられたリブ68,68の外側に各々配置され、操作カバー61の天壁65の外面に被せた状態となる。この状態で、スイッチ取付部材30の土台部31Aの底面に設けられた4つの固定孔76の各位置が、操作カバー61の天壁65の上面に設けられた4つの固定孔69の各位置に対応するので、ビス(図示外)で各々締結する。これにより、スイッチ取付部材30と操作ユニット60とのユニットが完成する。
一方、電池ボックス50(図6参照)の上面に、スイッチ取付部材40(図7参照)を載置する。このとき、電池ボックス50の上面に設けられたリブ55,55に、スイッチ取付部材40の底面に設けられた一対の溝(図示外)を合わせて係合させる。このとき、スイッチ取付部材40の底面側に設けられた取付用リブ85,85は、電池ボックス50の上面に設けられたリブ55,55の外側に各々配置され、電池ボックス50の上面に被せた状態となる。この状態で、スイッチ取付部材40の土台部41Aの底面に設けられた4つの固定孔(図示外)のうち、前側の一対の固定孔の各位置が、電池ボックス50の上面に設けられた一対の固定孔57,57の各位置に対応するので、ビス(図示外)で各々締結する。これにより、スイッチ取付部材40と電池ボックス50とのユニットが完成する。
以上説明したように、本実施形態のビルトインコンロ1では、スイッチ取付部材30,40と、電池ボックス50及び操作ユニット60とをそれぞれユニット化できる。そして、それぞれユニット化した状態で、コンロ本体2の前面に組み付けることができるので、従来において取り付けの際に必要であった固定フレーム等が不要となる。即ち、部品点数を減らすことができるのでコスト削減ができる。
また、装置ユニット10,20の状態で、コンロ本体2にそのまま組み付けることができるので、取り付け時の作業性が向上する。さらに、スイッチ取付部材30,40の底面の左右両側には、同一形状の取付用リブ75,85と、溝77が各々設けられている。一方、電池ボックス50の上部には、一対のリブ55,55が設けられ、操作ユニット60の操作カバー61の上部には、一対のリブ68,68が設けられている。
そして、このようなスイッチ取付部材30,40の取付用リブ75,85と、溝77とで構成される「被係合部」に対して、電池ボックス50に設けられたリブ55,55と、操作カバー61に設けられたリブ68,68との何れも係合させることができる。これにより、スイッチ取付部材30,40の位置はそのままで、電池ボックス50の位置と、操作ユニット60の位置とを互いに交換できる。従って、ビルトインコンロを設置するキッチンのレイアウト事情等によって、コンロ本体の前面の構成を変更できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施形態では、操作ユニット60を「第1構造体」とし、電池ボックス50を「第2構造体」として説明したが、これ以外の部品であっても適用可能である。
また、上記実施形態では、操作ユニット60の操作カバー61に設けられたリブ68は、前後方向の幅が短い短冊状に形成されているが、電池ボックス50の上面に設けられたリブ55のように前後方向に延出した形状であってもよい。
1 ビルトインコンロ
2 コンロ本体
3 取付用開口
10 装置ユニット
20 装置ユニット
30 スイッチ取付部材
40 スイッチ取付部材
50 電池ボックス
55 リブ
60 操作ユニット
61 操作カバー
62 操作パネル
68 リブ
75 取付用リブ
77 溝
79 底面
85 取付用リブ
101 当接片
102 固定孔
103 当接片
104 当接片
106 突出片
107 固定孔
108 突出片
109 固定孔

Claims (3)

  1. カウンタトップに形成された開口に組み込まれるコンロ本体を備えたビルトインコンロであって、
    前記コンロ本体の前面の右側又は左側には第1ユニットが組み込まれ、
    前記コンロ本体の前面の左側又は右側には第2ユニットが組み込まれ、
    前記第1ユニットは、第1構造体と、当該第1構造体の上部に取り付けられる第1部材とを備え、
    前記第2ユニットは、前記第1構造体とは異なる第2構造体と、当該第2構造体の上部に取り付けられる第2部材とを備え、
    前記第1構造体の上部には、第1係合部が設けられ、
    前記第2構造体の上部には、第2係合部が設けられ、
    前記第1部材及び前記第2部材の底部には、前記第1係合部及び前記第2係合部の何れにも係合する同一の被係合部が各々設けられていることを特徴とするビルトインコンロ。
  2. 前記コンロ本体の左右両側には、前記第1部材又は前記第2部材を固定するための固定部が各々設けられたことを特徴とする請求項1に記載のビルトインコンロ。
  3. 前記第1構造体は、前記バーナを操作するための略直方体状の操作体であって、
    前記第2構造体は、電源としての乾電池を収納するための略直方体状の電池ボックスであることを特徴とする請求項1又は2に記載のビルトインコンロ。
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