JP2008032236A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ビス等の取付部材を使用せずとも確実且つ迅速に取付可能な電池ボックスを備えた加熱調理器を提供する。
【解決手段】 電池ボックス17が取り付けられるケース本体19の底板30と、電池ボックス17に備えられた屈曲係合片25,25とが係合すると共に、その係合状態が、屈曲係止爪片27,27の先端に設けられた爪部28,28が、上記底板30に設けられた係止孔34,34に落とし込まれることにより係止され、電池ボックス17が固定される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、加熱調理器に関し、更に詳しくは、加熱調理器の制御等のための電源用電池が収納される電池ボックスを備えた加熱調理器に関するものである。
従来一般に、加熱調理器の種類としては、ビルトインコンロやテーブルコンロ等が挙げられ、これら加熱調理器の電源用電池を収納する電池ボックスは、スライド式及び固定式に大別される。スライド式電池ボックスは、加熱調理器本体内にガイドレールを設けて電池ボックスを収納し、電池交換の際には電池ボックスを操作パネルよりスライドさせて手前に引き出し、乾電池を上面開口部から取り出すことができるようにしたものである。また、固定式電池ボックスは、加熱調理器本体に取付固定され、開閉蓋が設けられた前面パネルの開口部より乾電池を取り出し可能としたものである。
このような固定式の電池ボックスの加熱調理器(ビルトインコンロ)本体への取付方法を図8を参照して説明する。一般的な固定式の電池ボックスは、電池ボックス70に設けられたビス穴72,72を利用して、加熱調理器の枠体であるケース本体の底板74に設けられた取付穴76,76にタッピングビス78,78で固定される。なお、本発明に関連する先行技術文献としては下記特許文献が挙げられる。
特開2002−243159号公報
しかしながら、加熱調理器の組立工程において、決して大きくない電池ボックスのケース本体へのビス止め作業は作業者にとって煩わしく、組立工程内での時間的ロスが大きく、ビスが十分に締め付けられていないといった取付不良が生じるおそれもあった。そして、このことが電池ボックスの取付に要するビス自体のコストと合わせて加熱調理器の低コスト化を阻む一因となっていた。
本発明が解決しようとする課題は、ビス等の取付部材を使用せずとも、加熱調理器の組立工程において電池ボックスを迅速に組み込むことができ、しかも、従来よりも安定した取付状態で電池ボックスが組み込まれている加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る加熱調理器は、請求項1に記載のように、電池ボックスと該電池ボックスが取り付けられるケース本体とを備えた加熱調理器であって、該電池ボックスの外壁面には屈曲係合部材及び屈曲係止爪部材が同一方向に屈曲して形成され、前記ケース本体を構成する枠板には係合孔、案内孔及び係止孔が形成され、前記屈曲係合部材及び屈曲係止爪部材が該係合孔及び案内孔に挿通され屈曲方向にスライドされることで、前記屈曲係合部材の屈曲部と前記ケース本体の枠板が係合されると共に、この係合状態が前記屈曲係止爪部材の先端爪部が前記係止孔に係止されて固定されていることを要旨とするものである。
また、請求項2に記載の加熱調理器は、電池ボックスと該電池ボックスが取り付けられるケース本体とを備えた加熱調理器であって、該電池ボックスの外壁面には屈曲係合爪部材が形成され、前記ケース本体を構成する枠板には係合孔及び係止孔が形成され、前記屈曲係合爪部材が該係合孔に挿通され屈曲方向にスライドされることで、前記屈曲係合爪部材の屈曲部と前記ケース本体の枠板が係合されると共に、この係合状態が前記屈曲係合爪部材の先端爪部が前記係止孔に係止されて固定されていることを要旨とするものである。
ここで、請求項3に記載のように、上記加熱調理器は前記電池ボックスが弾性のある合成樹脂材料で一体的に成形されていればさらに好適である。
また、請求項4に記載のように、上記加熱調理器は前記ケース本体に設けられる前記係止孔は前記電池ボックスが前記ケース本体に取り付けられた状態において、該電池ボックスから露出した箇所に設けられていることが望ましい。
本願請求項1に記載の加熱調理器によれば、電池ボックスの外壁面に設けられ、同一方向に屈曲している屈曲係合部材及び屈曲係止爪部材が、電池ボックスが設置されるケース本体の枠板に設けられた係合孔及び案内孔に挿通された後、屈曲方向にスライドされることで、屈曲係合部材の屈曲部とケース本体が係合されると共に、屈曲係止爪部材の先端爪部が上記枠板に設けられた係止孔に係止されて、係合状態が完全にロックされるという構成であるため、加熱調理器に電池ボックスを安定した状態で容易に取り付けることができ、加熱調理器の組立工程の迅速化につながる。また、従来であれば電池ボックス取付のために必要であったビス等の取付部材を使用しないため、部品数の削減につながり加熱調理器の製造コストを低減することができる。
また、本願請求項2に記載の加熱調理器によれば、電池ボックスの外壁面に設けられた屈曲係合爪部材が、電池ボックスが設置されるケース本体の枠板に設けられた係合孔に挿通された後屈曲方向にスライドされることで、屈曲係合爪部材の屈曲部と上記枠板が係合されると共に、屈曲係合爪部材の先端爪部がケース本体に設けられた係止孔に係止されて、その係合状態が完全にロックされるという構成であるため、請求項1に記載の加熱調理器よりも、電池ボックスを簡易な構成として、ケース本体の枠板に取り付けることができる。
この時、上記電池ボックスが弾性のある合成樹脂材料で一体的に形成されていれば、より確実且つ容易に電池ボックスをケース本体に嵌め込むようにして取付固定することができる。
また、上記加熱調理器の係止孔が電池ボックスが取り付けられた状態で電池ボックスに覆われておらず露出していれば、簡単に係止孔に係止されている爪部材の係止を解くことができるため、一旦取り付けた電池ボックスを容易に取り外すことができ、メンテナンス性が向上する。さらに、電池ボックスの取り付けの際には、先端爪部が係止孔に確実に係止されているかを目視で確認することができるため、組立工程での電池ボックスの取付不良を低減することができる。
次に、本発明の一実施形態について、ビルトインコンロを例に図面を参照しつつ説明する。図1は、一実施形態としてのビルトインコンロを示したもので、図1(a)はその上方からの平面図、図1(b)はその正面図を示している。ビルトインコンロ1は、トッププレート2が外された状態で、図1(b)に示されるキッチンユニットのカウンタCに設けられた四角形状の取付孔C′に落とし込んだ後、トッププレート2をその取付孔C′の内周縁上に係止させることにより、キッチンユニットに一体的に収納されてなるものである。
本実施形態に係るビルトインコンロ1は、トッププレート2の上面に左コンロ3、右コンロ4、奥コンロ5が設けられ、これらの各コンロ部にはそれぞれ調理容器等が載置される五徳が備えられる。また、このビルトインコンロ1の前面中央には、焼き魚等の調理のためのグリル6が設けられている。
さらに、制御基板や電線等の電装類や、燃料となるガスを搬送、遮断するガス管、ガスバルブといったものがビルトインコンロ1の枠体であるケース本体19の内部に収納されてトッププレート2の下に配設されている。ビルトインコンロ1の正面には、このケース本体19と連結された操作パネル7が備えられており、該操作パネル7には、各コンロ部3,4,5及びグリル6の点火スイッチである左コンロスイッチ8、右コンロスイッチ9、奥コンロスイッチ10、グリル用スイッチ11が設けられ、その上部には、これらのスイッチに対応させて各コンロ部3,4,5及びグリル6のバーナの火力を調節するための調節つまみ12,13,14,15がそれぞれ備えられている。
上記各点火スイッチの下方、図1(b)の操作パネル7左下部には、このビルトインコンロ1を使用するに際してタイマー設定等の各種機能を選択操作できる機能選択操作部16が設置されている。この機能選択操作部16は、操作パネル7に開口部が形成されてその開口部に収納される。なお、この機能選択操作部16は、プッシュ式に操作パネル7面から手前へパネル面が飛び出し、そのパネル面の各操作ボタンを押すことにより各機能を操作できるようになっている。
同様に図1(b)の操作パネル7右下部には、燃焼等を制御するための電源用電池を収納する電池ボックス17が収納され、その開口部には開閉蓋18が取り付けられている。図1(b)の点線で囲まれたXの部分を拡大した斜視図を図2に示す。図2は、取り付けられた開閉蓋18が開いた状態を示したもので、電池ボックス17は、後述するようにケース本体19の底板30に固定され、操作パネル7前面よりもおおよそ電池収納スペース分奥に窪んだ状態で備え付けられる。
この本発明の一実施形態であるビルトインコンロに配設される電池ボックス17単体の外観斜視図を図3に、ケース本体19の底板30における電池ボックス17が取り付けられる箇所を上方から見た平面図を図4に、この電池ボックス17の取付手順を説明するための断面図を図5に示す。
図3は、上記電池ボックス17を電池挿入口29を手前として、前方斜め下から見た斜視図である。図に示すように、電池ボックス17は電池挿入口29が開口した略箱形状の部材であり、ポリプロピレン等の合成樹脂から一体的に成型される。この略箱形状を形成する底板20、両側板21,21、後板22、上板23で囲まれる領域は、例えば単一型乾電池2個を直列に収容できる大きさに形成される。
また、両側板21,21の中央位置には取付孔26,26を利用して接触端子(図示せず)が配設され、この接触端子と種々の制御を行う制御基板(図示せず)が電気的に接続されることで直列接続された乾電池の電力が制御基板に送られ、各種制御が行われる。なお、電池ボックス17の後板22の外壁面には、トッププレート2の開口部から流れ落ちてくる調理時の煮こぼれなどが、後述する案内孔33,33や係止孔34,34から漏出しないように庇24が設けられている。
そして、電池ボックス17の底板20の外壁面には、ビルトインコンロ1の枠体であるケース本体19の底板30に取付保持するための屈曲係合片25,25及び屈曲係止爪片27,27が、電池ボックス17の本体枠と一体的に合成樹脂材料により形成されている。
屈曲係合片25,25は、底板20の外壁面より突出して、ケース本体19の底板30の略板厚分の隙間を設けてL字状に手前側から奥行側に向けて屈曲されている。また、屈曲係止爪片27,27と比較し、電池ボックス17の底板20の手前側、電池挿入口29寄り且つ中央寄り位置に設けられる。
屈曲係止爪片27,27は、屈曲係合片25,25と同じ高さ位置で、屈曲係合片25,25と同様に手前側から奥行側に向けてL字状に屈曲されている。また、屈曲係合片25,25と比較し、奥行側の底板20の端縁且つ両サイド寄り位置に設けられ、先端には突出した爪部28,28が設けられている。
この電池ボックス17は、図4に示されるケース本体19の底板30に取り付けられる。本図はこの底板30の電池ケース17設置面を上方から見た図である。底板30は後述する理由から絞り加工Bが施され、その面に電池ボックス17の屈曲係合片25,25が挿入される係合孔31,31、屈曲係止爪片27,27が挿入される案内孔33,33、爪部28,28が係止される係止孔34,34がそれぞれ対応する位置に二箇所ずつ設けられている。
次に、図5を参照して、この底板30に電池ボックス17をケース本体19の底板30に取付固定する手順を説明する。なお、本図は電池ボックスが配設される流れを図4における底板30のA−A断面について記載した断面概略図である。
まず、図5(a)に示されるように、電池ボックス17を奥行側に傾け、初めに屈曲係止爪片27,27を案内孔33,33に挿入する。そしてそのまま図5(a)の矢印Aの方向に電池ボックス17を戻し、図5(b)に示されるように屈曲係合片25,25を係合孔31,31へ挿入する。この時、屈曲係止爪片27,27の先端部の爪部28,28がケース本体19の底板30に当たって、屈曲係止爪片27,27が弾性変形している。
そして、図5(b)に示される矢印Bの方向、すなわち屈曲係合片25,25及び屈曲係止爪片27,27の屈曲方向へ電池ボックスをスライドする。すると、図5(c)に記載されるように、係合孔31,31の奥行方向の内周縁において、屈曲係合片25,25の隙間35にケース本体19の底板30が入り込んで係合する。それと同時に、弾性変形していた屈曲係止爪片27,27の先端部の爪部28,28が係止孔34,34に入り込んで係止されることにより弾性変形が解除される。このような状態、つまり、ケース本体19の底板30と屈曲係合片25,25とが係合状態となり、その状態が爪部28,28が係止孔34に係止されることによって固定されて電池ボックス17がビルトインコンロ1に取り付けられる。
なお、図5(a)に示される隙間35のH寸法は、当然、底板30の板厚とほぼ同じにする必要がある。ここで、電池ボックス17を固定した時の安定感を重視するのであれば、底板30の板厚よりもH寸法を若干小さくして底板30をこの隙間に圧入するようにすれば良く、組立工程等における組み付けしやすさを考慮するのであれば、底板30の板厚よりもH寸法を若干大きくすれば良い。ただ、H寸法を大きくし過ぎると取り付けた際のがたつきが大きくなってしまうため注意が必要である。
また、図5に示されるように、電池ボックス17が取り付けられる部分だけ絞り加工が施されケース本体19の底板30が底高になっている。これは電池ボックス17を取付けた後でも、屈曲係合片25,25や屈曲係止爪片27,27がケース本体19の底面より突出しないようにして、ビルトインコンロ1の載置時の安定を図ったものである。
このように、本実施形態に係るビルトインコンロによれば、取付ビスを使用せずに電池ボックスを固定することができ、ビルトインコンロ自体のコスト低減につながると共に、ビスによる固定の場合よりも確実且つ迅速に電池ボックスをビルトインコンロに取り付けることができるため、組立コストの低減にもつながる。
また、図5(c)から明らかなように、電池ボックス17が取り付けられた状態では、爪部28,28が嵌め込まれる係止孔34,34が電池ボックス17に覆われずに露出している。よって、一旦取り付けた電池ボックス17を取り外す際には、爪部28,28を押して係止孔34,34との係止を解き、取り付けた際と逆の順序で簡単に取り外しが可能である。このようにすることで、不良電池ボックスを取り付けてしまった際の交換や、メンテナンスの際の交換もビス止めしている場合と比較して簡単に行うことができる。
さらに、係止孔が露出していることで、電池ボックス17の取り付けの際には爪部28,28が係止孔34,34に確実に係止されているかを目視で確認することができるため、組立工程でチェックすれば、電池ボックスの取付不良を大幅に低減することができる。
次に、図6に本発明の第二の実施形態に係るビルトインコンロに備えられる電池ボックスの外観斜視図(図3と同方向の前方斜め下から見た斜視図)を示す。図に示される通り、この電池ボックス50は、第一の実施形態で説明した電池ボックス17と以下の点で異なる。
まず、図6から明らかなように、第二の実施形態係るビルトインコンロに備えられる電池ボックス50には、第一の実施形態でいう屈曲係合片25,25と類似形状のものが存在しない。そして、第一の実施形態の屈曲係止爪片27,27と類似形状をした屈曲係合爪片52,52が屈曲係止爪片27,27と同様に、その先端に爪部54,54を備えてL字状に底板56から突出して設けられている。ただ、第一の実施形態での電池ボックス17の屈曲係止爪片27,27が、底板20の奥行側の端縁から突出して設けられていたのと比較し、屈曲係合爪片52,52は、電池ボックス50の底板56のやや中央部寄りから突出して配設される。
この電池ボックス50のケース本体19の底板30への取付手順を示した断面図を図7に示す。ここで第一の実施形態と異なり、ケース本体19の底板30には係合孔62,62と係止孔64,64の二種の孔のみが二箇所ずつ形成されている。
まず、図7(a)に示されるように、電池ボックス50を奥行側に倒して係合孔62,62に屈曲係合爪片52,52が挿入される。次いで、屈曲係合爪片52,52を弾性変形させながら図中矢印Aの方向へ電池ボックス50を手前側に戻すと図7(b)に示す状態となる。そして、図中の矢印Bで示される方向にスライドさせると、図7(c)のように、屈曲係合爪片54,54と電池ケース50の底板56との間の隙間57にケース本体19の底板30が入り込み係合すると同時に、爪部54,54が係止孔64,64に落ち込み係止されることによって電池ボックス50が固定される。
すなわち、第一の実施形態では、ケース本体19上において屈曲係合片25,25の屈曲部と底板30とが係合し、屈曲係止爪片27,27が有する爪部28,28が係止孔34,34に係止されることで上記係合状態を固定していた。これに対し、第二の実施形態では、屈曲係合爪片52,52がケース本体19の底板56と係合され、屈曲係合爪片52,52の先端の爪部54,54が係止孔64,64に係止されその係合状態が固定される。つまり、一つの部材が係合及び係止(固定)の役割を果たすことで電池ボックス50を固定するものである。このような構成とすることで、より簡易な構成で電池ボックスをビルトインコンロに取り付けることができる。
上記第一および第二実施形態より、電池ボックスに備えられるケース本体19の底板30と係合される部材と、底板30に係止される部材は必ずしも電池ボックスに別部材として設けられている必要はなく、第二の実施形態のように同じ部材がその二つの役割を果たしても良いし、第一の実施形態のようにより堅固で安定した取付状態を得るために係合、係止する部材を分けて複数箇所に設けても良い。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、上記実施形態では、電池ボックスが合成樹脂製であることを説明したが、弾性があり、収納される乾電池の絶縁を保つことができるものであればこれに限られるものではない。また、屈曲係合片や、屈曲係止爪片は電池ボックスの底面から突出して設けられていることを記載したが、後面や側面に設けられても良い。
また、上記実施形態では、加熱調理器の一例としてビルトインコンロについて説明したが、テーブルコンロ等、他の加熱調理器においても各実施形態の技術思想を適用することができるのは言うまでもない。また、電池ボックスに限らず、加熱調理器のその他の構成部品にも本発明の技術思想は適用可能であり、このことによって、組み立て工程での効率化を図りながら、より低コストで高品質の加熱調理器を市場に供給することができる。
本発明の一実施の形態に係るビルトインコンロの平面図(a)および正面図(b)である。 本発明の一実施形態に係るビルトインコンロに組み込まれた状態の電池ボックスを拡大して示した外観斜視図である。 本発明の第一の実施形態に係るビルトインコンロに取り付けられる電池ボックスの外観斜視図である。 ケース本体の底板における図3に示した電池ボックス取付孔の配置を表した図である。 図3に示した電池ボックスの取り付け方法を説明するための断面図である。 本発明の第二の実施形態に係るビルトインコンロに取り付けられる電池ボックスの外観斜視図である。 図6に示した電池ボックスの取付方法を説明するための断面図である。 従来の加熱調理器における電池ボックスの取付方法を説明した斜視図である。
符号の説明
1 ビルトインコンロ(加熱調理器)
19 ケース本体
17 電池ボックス(第一実施形態)
25,25 屈曲係合片
27,27 屈曲係止爪片
28,28 爪部
30 底板
31,31 係合孔
33,33 案内孔
34,34 係止孔
50 電池ボックス(第二実施形態)
52,52 屈曲係合爪片
54,54 爪部

Claims (4)

  1. 電池ボックスと該電池ボックスが取り付けられるケース本体とを備えた加熱調理器であって、該電池ボックスの外壁面には屈曲係合部材及び屈曲係止爪部材が同一方向に屈曲して形成され、前記ケース本体を構成する枠板には係合孔、案内孔及び係止孔が形成され、前記屈曲係合部材及び屈曲係止爪部材が該係合孔及び案内孔に挿通され屈曲方向にスライドされることで、前記屈曲係合部材の屈曲部と前記ケース本体の枠板が係合されると共に、この係合状態が前記屈曲係止爪部材の先端爪部が前記係止孔に係止されて固定されていることを特徴とする加熱調理器。
  2. 電池ボックスと該電池ボックスが取り付けられるケース本体とを備えた加熱調理器であって、該電池ボックスの外壁面には屈曲係合爪部材が形成され、前記ケース本体を構成する枠板には係合孔及び係止孔が形成され、前記屈曲係合爪部材が該係合孔に挿通され屈曲方向にスライドされることで、前記屈曲係合爪部材の屈曲部と前記ケース本体の枠板が係合されると共に、この係合状態が前記屈曲係合爪部材の先端爪部が前記係止孔に係止されて固定されていることを特徴とする加熱調理器。
  3. 前記電池ボックスは弾性のある合成樹脂材料により一体的に成形されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の加熱調理器。
  4. 前記ケース本体に設けられる前記係止孔は前記電池ボックスが前記ケース本体に取り付けられた状態において、該電池ボックスから露出した箇所に設けられていることを特徴とする請求項1〜3に記載の加熱調理器。

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