JP5150683B2 - モータ及びモータの製造方法 - Google Patents

モータ及びモータの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5150683B2
JP5150683B2 JP2010152098A JP2010152098A JP5150683B2 JP 5150683 B2 JP5150683 B2 JP 5150683B2 JP 2010152098 A JP2010152098 A JP 2010152098A JP 2010152098 A JP2010152098 A JP 2010152098A JP 5150683 B2 JP5150683 B2 JP 5150683B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
sleeve
base cover
plate
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010152098A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010213574A (ja
Inventor
他 ▲環▼ 李
▲徳▼ 永 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electro Mechanics Co Ltd filed Critical Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Publication of JP2010213574A publication Critical patent/JP2010213574A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5150683B2 publication Critical patent/JP5150683B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/16Centering rotors within the stator; Balancing rotors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/02Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/14Casings; Enclosures; Supports
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/28Means for mounting or fastening rotating magnetic parts on to, or to, the rotor structures
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49009Dynamoelectric machine
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/4902Electromagnet, transformer or inductor
    • Y10T29/49021Magnetic recording reproducing transducer [e.g., tape head, core, etc.]
    • Y10T29/49025Making disc drive
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49636Process for making bearing or component thereof
    • Y10T29/49639Fluid bearing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

本発明は、モータ及びその製造方法(Motor and Method of manufacturing thereof)に関する。
一般的にモータ、特にスピンドルモータは、レーザプリンタの回転多面鏡の駆動用やハードディスクドライブのディスク駆動用などに用いられている。すなわち、必要により、ハブの外周面に多様な回転体が固定される。例えば、LSU(Laser Scanning Unit)の場合には回転多面鏡が設置され、ハードディスクドライブの場合にはディスクが設置される。
図1は、従来のモータの構造を示す断面図である。図1に示すモータの場合、スリーブ30に挿入されたシャフト10と、ハブ60とを結合させるためにハブ60を加圧する過程において、シャフト10とプレート50とを結合させた部位に応力集中が発生して機械的破壊が生じる恐れがあった。
また、このような機械的破壊に対してより小さい荷重でハブ60を加圧すると、十分な大きさの荷重を加えることができず、各構成要素間の隙間などに設計値に対して相当な誤差が生じることになり、モータが安定的に動作できないという問題が発生する。
本発明は、加圧によってシャフトに接するように弾性変形する材質で形成されたベースカバーを用いることにより、設計値との誤差が少ない精密なモータを提供する。
また、本発明は、シャフトに対してベースカバーを押圧して支持した状態で、シャフトにハブを加圧して挿入し、シャフトと結合するので、設計値との誤差を最小化することができるモータの製造方法を提供する。
本発明の一実施形態に係るモータは、固定部材と、固定部材に支持されて回転軸を中心として回転する回転部材と、固定部材及び回転部材の片側をカバーするベースカバーとを含み、ベースカバーは、加圧により固定部材または回転部材と接するように弾性変形する材質で形成されていることを特徴とする。
固定部材は貫通ホールが形成されたスリーブであり、回転部材は貫通ホールに挿入されるシャフトであってもよい。
シャフトの断面形状に対応した第1ホールを備え、シャフトを第1ホールに挿入することによりシャフトと結合され、スリーブの1つの側面に安着されるドーナツ形状のプレートを追加で介在させてもよく、プレートをカバーしながらスリーブの一つの側面に安着されるキャップを追加で介在させてもよい。
ベースカバーは、固定部材または回転部材の一つの側面の形状に対応した形状を備えていることが好ましく、固定部材または回転部材には一つの側面が陥没して形成されるか、または突出して形成され、その側面の周囲にステップトエッジ(stepped edge)が形成されていてもよい。
本発明の別の実施形態に係るモータの製造方法は、(a)貫通ホールが形成されたスリーブに、貫通ホールの片側を閉鎖するようにベースカバーを結合する段階と、(b)貫通ホールにシャフトを挿入する段階と、(c)シャフトにプレートを挿入してシャフトとプレートとを結合する段階と、(d)シャフトに対してベースカバーを押圧して支持した状態で、シャフトにハブを加圧して挿入し、シャフトとハブとを結合する段階とを含むことを特徴とする。
段階(d)は、ベースカバーが弾性変形するように所定の支持荷重を加える段階を含むことができ、支持荷重はベースカバーがシャフトに接触する変形量に対応した荷重にすることが好ましい。
段階(c)と段階(d)との間に、プレートをカバーするようにスリーブにキャップを結合する段階をさらに含むことが可能である。
段階(a)ないし段階(d)の間に、スリーブとシャフトとの間の隙間及びシャフトとベースカバーとの間の隙間に流体ベアリングを注入する段階をさらに含むことも可能である。
上述した以外の別の実施形態、特徴、利点が以下の図面、特許請求の範囲を含む発明の詳細な説明によって明確になるであろう。
本発明の好ましい実施例に係るモータ及びモータの製造方法は、加圧することにより固定部材または回転部材に接するように弾性変形する材質で形成されたベースカバーを用いることにより、設計値との誤差を減らすことができ、精密度を向上させることができる。
従来技術に係るモータの構造を示す断面図である。 本発明の好ましい第1実施例に係るモータの構造を示す断面図である。 本発明の好ましい第2実施例に係るモータの構造を示す断面図である。 本発明の好ましい第3実施例に係るモータの構造を示す断面図である。 本発明の好ましい第4実施例に係るモータの構造を示す断面図である。 本発明の好ましい一実施例に係るモータの製造方法を示すフローチャートである。 図6に示すモータの製造方法における一つの工程を説明するための断面図である。 図7に示す工程によるベースカバーの変形を示す断面図である。
以下、本発明に係るモータ及びその製造方法の好ましい実施例を添付した図面を参照して詳しく説明する。ただし、この説明において、同一、または対応する構成要素については同一の図面番号を付与して重複した説明は省略する。
一般的にモータは、回転部材と、回転部材の回転運動を支持する固定部材と、回転部材と固定部材との間に介在するベアリングとから形成されていることを基本としている。例えば、回転部材としてはシャフトやシャフトに結合されて共に回転するハブ、プレートなどの結合体があり、固定部材としてはシャフトを取り囲むスリーブなどがある。
しかし、回転部材と固定部材は、構成要素自体によって決定されるものではなく、設計された機能に応じて決定されるものである。すなわち、シャフトが固定され、シャフトを取り囲むスリーブが回転する場合もあり、この場合にはシャフトが固定子となり、スリーブが回転子となる。
以下で説明する本発明の実施例等では、固定部材としてスリーブを例示し、回転部材としてシャフト及びこれに結合されたプレートとハブを例示して説明しているが、これに限定されるわけではない。
図2は、本発明の好ましい第1実施例に係るモータの構造を示す断面図である。図2を参照すると、シャフト110、ベースカバー120、スリーブ130、キャップ140、プレート150、ハブ160、リザーバ170を示している。
本実施例に係るモータには、貫通ホールに挿入されたシャフト110の片側をカバーするようにスリーブ130に結合され、加圧することによりシャフト110に接するように弾性変形する材質で形成されたベースカバー120を備えていることを特徴とする。
シャフト110は、以下に説明するスリーブ130の貫通ホール139に挿入され、回転運動の中心軸となって後に説明するハブ160と結合してハブ160と一体で回転する。
スリーブ130は、シャフト110の外周面をカバーしてシャフト110の安定的な回転運動を維持できるように形成された手段である。スリーブ130の内部には、シャフト110を挿入するための貫通ホール139が形成されており、貫通ホール139にシャフト110を挿入してカバーすることにより、回転運動時にはシャフト110がスリーブ130によって支持される。
一方、スリーブ130には、ベースカバー120が結合される側の面を周囲から陥没させることによりステップトエッジ(stepped edge)131を形成してもよく、またはベースカバー120と結合される側の面を周囲から突出するように形成して、図4に示すようなステップトエッジ131’を形成してもよい。このようなスリーブ130の片側の面の形状に対応するようにベースカバー120を形成する。
図2及び図3を参照すると、ベースカバー120、120aが結合されるスリーブ130の側面が陥没するように形成されてステップトエッジ(stepped edge)131が形成されていることを確認できる。このようにベースカバー120、120aは、ステップトエッジ131によって外周面がカバーされる形状となる。これにより、ベースカバー120、120aとスリーブ130との結合を容易に行うことができ、さらに、堅固な結合ができるようになる。
図3は、本発明の好ましい第2実施例に係るモータの構造を示す断面図である。図3に示した実施例の場合、ベースカバー120aが屈曲のない平板の形状に形成できるので、ベースカバー120aとスリーブ130との間の結合が容易になるという効果だけではなく、ベースカバー120aの加工及び製造が簡単になるという利点もある。
別の実施例として、図4を参照すると、スリーブ130’のベースカバー120bと結合される側の面が突出するように形成されてステップトエッジ131’を形成していることを確認できる。このように、スリーブ130’の形状に対応してベースカバー120bには端部に屈曲122が形成され、スリーブ130’のステップトエッジ131’をカバーできるような形状を備えている。これにより、ベースカバー120bとスリーブ130’との結合を容易に行うことができ、さらに堅固な結合ができるようになっている。
スリーブ130とシャフト110との間の隙間には、以下で説明するラジアル(radial)ベアリングが介在している。
ラジアルベアリング174は、流体ベアリングであって、スリーブ130とシャフト110との間の隙間に介在し、シャフト110の回転運動時にシャフト110を支持し、シャフト110の回転運動を安定的に維持することができる。
ラジアルベアリング174は、シャフト110とスリーブ130との間の隙間にオイル(oil)を注入することによって形成される。本実施例ではラジアルベアリング174を構成するものとしてオイル(oil)を例示したが、設計上の必要により多様に変更することができる。
ベースカバー120は、貫通ホール139に挿入されたシャフト110の片側をカバーする手段であって、スリーブ130に結合され、ベースカバー120が結合されるスリーブ130の結合面の形状に対応した形状をしていることにより、結合を堅固にすることができる。
一方、ベースカバー120は、弾性変形する材質によって形成されている。これにより、本実施例に係るモータを組み立てる過程において、ベースカバー120を押圧して支持荷重を加えることにより、ベースカバー120を支持した状態で、シャフト110にハブ160を加圧して挿入し、結合することができる。これについては後に具体的に説明する。
ベースカバー120とスリーブ130との間の隙間には、以下に説明するリザーバ(reservoir)170が形成されている。
リザーバ170は、ベースカバー120とスリーブ130との間の隙間に形成されてオイルを収容することができ、それ自体もシャフト110の片側の面を支持するベアリングとして機能する。リザーバ170は、上述したラジアルベアリング174と繋がっており、ラジアルベアリング174にオイルを供給することができる。すなわち、スリーブ130とベースカバー120との間の隙間と、スリーブ130とシャフト110との間の隙間は互いに連通されており、それぞれに注入されているオイルは自由に流動して循環することができる。
プレート150は、その中央にシャフト110の断面形状に対応した第1ホールを備えたドーナツ形状に形成されている。第1ホールには、シャフト110が挿入されて結合し、プレート150の一方の側面はスリーブ130の1つの側面に安着される。
プレート150は、シャフト110とは別に製造してシャフト110に結合するようにしてもよいが、製造時からシャフト110と一体に形成することもでき、シャフト110の回転運動時にシャフト110と共に回転運動するができるものであればよい。プレート150とスリーブ130との間の隙間には、以下で説明するスラスト(thrust)ベアリング171が介在している。
スラストベアリング171は、流体ベアリングであって、プレート150とスリーブ130との間の隙間に介在し、プレート150を支持してプレート150の回転運動時にはプレート150とスリーブ130との間の摩擦を減らすことができる。したがって、プレート150は安定的な運動を維持することができる。
スラスト(thrust)ベアリング171は、プレート150とスリーブ130との間の隙間にオイル(oil)を注入することによって形成され、上述したラジアルベアリング174に繋がっている。すなわち、プレート150とスリーブ130との間の隙間と、スリーブ130とシャフト110との間の隙間とは、互いに連通されてそれぞれに注入されているオイルは自由に流動して循環することができる。
これにより、スラストベアリング171、ラジアルベアリング174及びリザーバ170は、すべて繋がっている。一方、本実施例ではスラストベアリング171を構成するものとしてオイルを例示したが、設計上の必要により多様に変更することができる。
キャップ140は、プレート150の外周縁部145との間にベアリング空間が形成されるようにプレート150の外周面及び一方の側面をカバーしながら、スリーブ130の1つの側面に安着されている。キャップ140は、キャップ140が安着されるスリーブ130の1つの側面の形状に対応した形状を備えていることにより、結合を堅固にすることができ、プレート150の外周縁部145とキャップ140によって区画されたベアリング空間にはキャップベアリング173が形成される。
キャップベアリング173は流体ベアリングであって、ベアリング空間にオイル(oil)を注入して形成され、上述したスラストベアリング171に繋がっている。すなわち、プレート150とスリーブ130との間の隙間と、ベアリング空間とは、互いに連通され、それぞれに注入されているオイルは自由に流動して循環することができる。キャップベアリング173は、プレート150の外周面と一方の側面とを支持し、プレート150の回転運動を安定的に維持することができる。
ハブ160は、シャフト110の一端に結合され、シャフト110の軸と略垂直方向に延長して形成されている。ハブ160は永久磁石(図示せず)と電磁石(図示せず)などを含む動力発生手段からの動力の伝達を受けて回転運動することができ、ハブ160の回転運動によりシャフト110も回転運動することができる。
本実施例では、動力発生手段としてハブ160に結合された永久磁石(図示せず)及び永久磁石に隣接して形成された電磁石(図示せず)を例示したが、動力発生手段を形成する構成要素及び各構成要素の結合位置は、設計上の必要により多様に変更することができる。例えば、ハブ160に第1電磁石を結合し、これに隣接するように第2電磁石を結合してもよい。
一方、ハブ160の外周面には。設計上の必要により多様な回転体を結合することができる。例えば、LSU(Laser Scanning Unit)の場合には回転多面鏡が結合され、ハードディスクドライブの場合にはディスクが結合される。
スリーブ130は、上述したようにシャフト110の外周面をカバーして、シャフト110の安定的な回転運動を維持できる手段である。スリーブ130の内部には、シャフト110が挿入できるように貫通ホール139が形成されており、貫通ホール139にシャフト110が挿入されてカバーされることにより、回転運動時にスリーブ130によってシャフト110の外周面が支持される。
一方、スリーブ130には、ベースカバー120が結合されている一つの側面が陥没するように形成されてステップトエッジ131が形成されている。このようなスリーブ130の形状に対応するようにベースカバー120を形成することにより、結合を容易にして堅固にすることができる。
さらに、図4に示すように、ベースカバー120bが結合されている一つの側面を突出するように形成してステップトエッジ(131’)を形成してもよい。このようなスリーブ130’の形状に対応するようにベースカバー120bを形成することで結合を容易にして堅固にすることもできる。
スリーブ130の所定の位置には、スリーブ130を貫通してスラストベアリング171とリザーバ170とを連結する連通孔(図示せず)が形成されていてもよい。連通孔を通して、スラストベアリング171を構成するオイルとリザーバ170を構成するオイルとが円滑に循環することができ、これによってモータ内部にある各流体ベアリングに発生する圧力を均一化することができ、また内部に存在する気泡などを循環させて排出しやすくするように移動させることもできる。
一方、上述した本発明の実施例では、スリーブ130を基準としてプレート150とベースカバー120とが互いに異なる側に結合された構造について説明したが、図5に示すように、プレート250がベースカバー220と同一な側に結合されるように形成することもできる。この場合、図5を参照すると、プレート250と隣接するスリーブ230の一つの側面には、プレート250の形状に対応した陥没部が形成され、プレート250を収容できるようになっている。
すなわち、上述したように、本発明の実施例に係るモータは、回転部材と固定部材の片側をカバーするベースカバーが形成されたモータにおいて、ベースカバー側からシャフトに支持荷重を加え、ベースカバーが弾性変形する材質で形成されていることにより、堅固な結合及び精密度の向上した製造が実現できるという特徴がある。したがって、弾性変形する材質で形成されたベースカバーを除き、固定部材または回転部材を設計上の必要により変更して多様な実施例を提示することは可能である。
次に、本発明の好ましい一実施例に係るモータの製造方法について説明する。図6は、本発明の好ましい一実施例に係るモータの製造方法を示すフローチャートである。
段階S1は、スリーブ130にベースカバー120を結合することにより貫通ホール139の片側を閉鎖する段階である。ベースカバー120とスリーブ130との結合を容易に行うために、スリーブ130の結合面の形状と、それに対応するベースカバー120の形状を多様に変更することが可能であり、図2ないし図5に示したスリーブの結合面及びベースカバーの形状がその一例である。
段階S2は、貫通ホール139にシャフト110を挿入する段階であり、貫通ホール139の対応する位置にシャフト110を配置して、シャフト110の一方の面を加圧することによりシャフト110を貫通ホール139に挿入することができる。これにより、シャフト110はスリーブ130によってカバーされることになる。
段階S3は、プレート150の第1ホールにシャフト110を挿入することにより、プレート150をシャフト110に結合する段階である。これにより、プレート150は、シャフト110の回転に応じて回転運動することができ、プレート150が安着するスリーブ130によって支持されることになる。
一方、上述したように段階S2を行った後に段階S3を行ってもよいが、段階S3を行った後に段階S2を行ってもよい。すなわち、上述した段階の遂行順序は、必要に応じて多様に変更することができる。
段階S4は、スリーブ130にキャップ140を結合する段階である。上述したモータに関する実施例で説明したように、キャップ140は、プレート150の外周縁部145との間にベアリング空間を形成するように、プレート150の外周面及び一方の側面をカバーしながらスリーブ130の1つの側面に安着される構成要素である。したがって、スリーブ130にキャップ140を結合することにより、プレート150とスリーブ130との結合関係を堅固にすることができ、後に行われるハブ160の結合を通してさらに堅固な結合関係を形成することができる。
段階S5は、ベースカバー120が弾性変形するように押圧して、シャフト110に対して所定の支持荷重を加えながらベースカバー120を支持した状態で、ハブ160を加圧してシャフト110に挿入し、シャフト110と結合する段階である。これについては、図7及び図8を参照して具体的に説明する。
図7は、図6に示すモータの製造方法における一つの工程を示す断面図であり、図8は、図7の工程によるベースカバーの変形を示す断面図である。図7及び図8は、シャフト110、ベースカバー120、スリーブ130、キャップ140、プレート150、ハブ160、治具180を示している。
本実施例に係るモータの製造方法によれば、図7に示すように、シャフト110とハブ160とを結合するために、ハブ160を加圧する工程を行う際に、ベースカバー120が弾性変形するようにシャフト110の軸方向へ治具180によって所定の支持荷重を加える。これにより、ベースカバー120は、弾性変形の範囲内で変形してシャフト110の一方の側面と接することになる。これはシャフト110に荷重を加えてハブ160に加えられる圧力を補完する効果をもたらす。従来では、ハブ160に加えられた圧力をシャフト110とプレート150とが結合した部分で支えていたので、その部分に応力が集中して機械的破壊を生じていたが、本発明では弾性変形したベースカバー120がシャフト110を支持しているので、シャフト110とプレート150とが結合した部分における応力を減少させることができ、上述した従来技術の問題点を解決することができる。
ハブ160とシャフト110との結合が完了した後、治具180によって加えられていた支持荷重を除去すれば、ベースカバー120はベースカバー120自体の弾性力によって変形前の形状に戻ることができ、これにより設計時に考慮した設計値を確保して製造上で発生する誤差を最小化することができる。
図8は、図7の工程におけるベースカバーの変形を示す断面図であって、(a)は支持荷重を加える前のベースカバー120の状態を示し、(b)は治具180によって支持荷重が加えられているベースカバー120の状態を示し、(c)は支持荷重を除去した後に変形前の形状に戻ったベースカバー120の状態を示したものである。図8(a)ないし(c)を通じて、上述したベースカバー120の変形を確認することができる。
一方、ベースカバー120の設計において、治具180によって加えられる支持荷重及びベースカバー120とスリーブ130との間の隙間などを考慮して、ベースカバー120の弾性因子(例えば、厚みまたは材質)を決定する段階を追加して行うことも可能である。また、ベースカバー120の弾性因子を考慮して、ベースカバー120に加えられる支持荷重の大きさを決定する段階を追加して行うことも可能である。FEM(Finite Element Method)によって行うこともできる。
上述した実施例以外にも多くの実施例が、本発明の特許請求の範囲内に存在することは言うまでもない。
110 シャフト
120 ベースカバー
130 スリーブ
140 キャップ
150 プレート
160 ハブ
180 治具

Claims (4)

  1. (a)貫通ホールが形成されたスリーブに、前記貫通ホールの片側を閉鎖するようにベースカバーを結合する段階と、
    (b)前記貫通ホールにシャフトを挿入する段階と、
    (c)前記シャフトにプレートを挿入して前記シャフトと前記プレートとを結合する段階と、
    (d)前記シャフトに対して前記ベースカバーを押圧して支持した状態で、前記シャフトにハブを加圧して挿入し、前記シャフトと前記ハブとを結合する段階とを含み、
    前記段階(d)は、前記ベースカバーが弾性変形するように所定の支持荷重を加える段階を含む
    ことを特徴とするモータの製造方法。
  2. 前記支持荷重は、前記ベースカバーが前記シャフトに接触する変形量に対応した荷重であることを特徴とする請求項1に記載のモータの製造方法。
  3. 前記段階(c)と前記段階(d)との間に、前記プレートをカバーするように前記スリーブにキャップを結合する段階をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれか1項に記載のモータの製造方法。
  4. 前記段階(a)ないし前記段階(d)の間に、
    前記スリーブと前記シャフトとの間の隙間及び前記シャフトと前記ベースカバーとの間の隙間に流体ベアリングを注入する段階をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のモータの製造方法。
JP2010152098A 2006-08-08 2010-07-02 モータ及びモータの製造方法 Expired - Fee Related JP5150683B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020060074555A KR100795020B1 (ko) 2006-08-08 2006-08-08 모터 및 모터 제조방법
KR10-2006-0074555 2006-08-08

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007201145A Division JP2008043193A (ja) 2006-08-08 2007-08-01 モータ及びモータの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010213574A JP2010213574A (ja) 2010-09-24
JP5150683B2 true JP5150683B2 (ja) 2013-02-20

Family

ID=39050038

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007201145A Pending JP2008043193A (ja) 2006-08-08 2007-08-01 モータ及びモータの製造方法
JP2010152098A Expired - Fee Related JP5150683B2 (ja) 2006-08-08 2010-07-02 モータ及びモータの製造方法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007201145A Pending JP2008043193A (ja) 2006-08-08 2007-08-01 モータ及びモータの製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (2) US20080036318A1 (ja)
JP (2) JP2008043193A (ja)
KR (1) KR100795020B1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5192846B2 (ja) 2008-02-25 2013-05-08 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 生体観測装置及び生体観測装置の作動方法
KR101022891B1 (ko) * 2009-02-13 2011-03-16 삼성전기주식회사 스핀들모터
KR101039332B1 (ko) * 2009-06-11 2011-06-08 삼성전기주식회사 모터
KR101079480B1 (ko) 2009-11-11 2011-11-03 삼성전기주식회사 스핀들 모터
KR101109360B1 (ko) * 2010-05-18 2012-01-31 삼성전기주식회사 스핀들모터
KR101101485B1 (ko) 2010-08-25 2012-01-03 삼성전기주식회사 유체 동압 베어링 어셈블리, 이를 구비하는 모터 및 이 모터를 탑재하는 기록 디스크 구동장치
JP2012087861A (ja) 2010-10-19 2012-05-10 Nippon Densan Corp 流体動圧軸受機構、スピンドルモータ、およびディスク駆動装置
KR101516041B1 (ko) 2011-06-03 2015-05-04 삼성전기주식회사 스핀들 모터
KR101461265B1 (ko) 2011-06-03 2014-11-20 삼성전기주식회사 스핀들 모터
DE102015217936A1 (de) * 2015-09-18 2017-03-23 Continental Automotive Gmbh Verfahren und einteilige Werkzeuganordnung zum Herstellen eines Stators für eine elektrische Maschine
DE102015217922A1 (de) * 2015-09-18 2017-03-23 Continental Automotive Gmbh Verfahren und zweiteilige Werkzeuganordnung zum Herstellen eines Stators für eine elektrische Maschine
JP6305471B2 (ja) * 2016-07-25 2018-04-04 本田技研工業株式会社 ステータの製造方法及びその装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3809277B4 (de) * 1987-09-21 2005-02-24 Papst Licensing Gmbh & Co. Kg Lageranordnung für axial kompakten Kleinstventilator
US5141338A (en) * 1989-11-10 1992-08-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dynamic pressure type fluid bearing apparatus
JPH0670464A (ja) 1992-08-12 1994-03-11 Nisshin Steel Co Ltd デマンド制御方法
JP2596528Y2 (ja) * 1993-03-05 1999-06-14 中村 勝海 モータの空気ベアリングによるロータ支持構造及び回転軸支持構造
JPH074428A (ja) * 1993-06-14 1995-01-10 Fuji Electric Co Ltd 軸受装置
US5732458A (en) * 1995-04-14 1998-03-31 Seagate Technology, Inc. Process for assembling a clamp ring to a disk stack assembly
JPH09163664A (ja) * 1995-12-07 1997-06-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピンドルモータ
US6832853B2 (en) * 2000-07-27 2004-12-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Bearing device and motor with the bearing device
JP2002078280A (ja) 2000-08-24 2002-03-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピンドルモータ及びそれを備えたディスク駆動装置
KR100352484B1 (ko) * 2000-08-25 2002-09-11 삼성전기주식회사 스핀들 모터
JP2002165407A (ja) 2000-11-20 2002-06-07 Nippon Densan Corp モータ
JP2002354742A (ja) * 2001-05-22 2002-12-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピンドルモータ
JP2003083347A (ja) 2001-09-11 2003-03-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 流体軸受装置
JP2004289967A (ja) 2003-03-24 2004-10-14 Nidec Copal Corp 振動モータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010213574A (ja) 2010-09-24
US20080036318A1 (en) 2008-02-14
US20100018031A1 (en) 2010-01-28
JP2008043193A (ja) 2008-02-21
US8046905B2 (en) 2011-11-01
KR100795020B1 (ko) 2008-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5150683B2 (ja) モータ及びモータの製造方法
US8587895B1 (en) Bearing mechanism, motor and disk drive apparatus
JP4811186B2 (ja) 動圧軸受装置
US20090160277A1 (en) Fluid Dynamic Pressure Bearing
JP2007073164A (ja) スピンドルモータおよびその製造方法
JP4874004B2 (ja) 動圧軸受装置
KR101405075B1 (ko) 유체 베어링 장치, 및 그 제조 방법
JP2012087867A (ja) 回転機器及び回転機器の製造方法
JP6321440B2 (ja) ポリゴンミラースキャナモータ
JP4843064B2 (ja) スピンドルモーター
WO1996029521A1 (fr) Ensemble support, moteur rotatif et actionneur dotes dudit ensemble et dispositif a disque magnetique
JP2003148498A (ja) 動圧型軸受ユニット
JP2005514892A (ja) スピンドルモータの製造方法及びハードディスクドライブ用スピンドルモータ
JP2005106289A (ja) 流体軸受ユニットおよび該流体軸受ユニットを備えたスピンドルモータ、記録ディスク駆動装置
JP4330961B2 (ja) 動圧軸受装置
JP2002317815A (ja) 動圧軸受装置
JP5143435B2 (ja) 流体軸受装置用軸部材の製造方法、およびその方法により製造された軸部材
JP4554324B2 (ja) 動圧軸受装置
JP2010166632A (ja) ディスク駆動装置
JP4129238B2 (ja) ディスク固定装置およびモータユニット
JP2009185886A (ja) 軸受機構の製造方法、並びに、モータおよび記録ディスク駆動装置
JP5247987B2 (ja) 流体軸受装置
JP2004248337A (ja) スピンドルモータ
JP2004291016A (ja) カシメ装置
JP2002310140A (ja) 動圧軸受装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100702

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5150683

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151207

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees