JP4843064B2 - スピンドルモーター - Google Patents

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Description

本発明はスピンドルモーターに係り、より詳しくは回転軸のスラストプレートとシーリングキャップの間の軸方向ギャップ及び水平度の管理がより容易であるスピンドルモーターに関するものである。
一般に、スピンドルモーターは、回転軸を内部に収容したベアリングが回転軸を回転可能に支持することにより、高精度の回転特性を維持することができ、これによりハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、磁気ディスクドライブ及びその他に高速回転を要する記録媒体の駆動手段として広く採用されている。
このようなスピンドルモーターにおいて、回転軸の回転を容易にするために、回転軸と回転軸を軸支するスリーブの間に所定の流体を注入し、回転軸の回転の際に動圧が発生するようにする流体動圧ベアリングが一般的に使用されている。
流体動圧ベアリングは、回転軸の回転の際に流体による動圧が発生するように動圧発生溝を形成することでなることができる。このような動圧発生溝は、回転軸を回転可能に支持するスリーブの内径部及び回転軸の軸方向に直交方向に設置されるスラストプレートに形成されることができる。このような従来技術のスピンドルモーターの一例が図6に示されている。
図6に示すように、従来技術のスピンドルモーターは、プレート10、スリーブ20、電気子30、回転軸40、スラストプレート50、ハブ60及びシーリングキャップ70で構成される。
プレート10はハードディスクドライブなどの装置に固着され、その中央部位にスリーブ20が固定的に押し込まれる。
スリーブ20は、その内部に回転軸40が回転可能に収容され、上部にスラストプレート50及び回転軸40の離脱を防止するために、シーリングキャップ70が固着される。また、スリーブ20は、回転軸40と向かい合う内径部及びスラストプレート50と向かい合う部位に流体動圧ベアリングが形成される。
電気子30は、光ディスクまたは磁気ディスクが搭載されるハブ60を回転させるために、外部電源を受けて電場を形成するためのもので、複数枚の薄型金属プレートを積層させたコア31とこのコア31に複数回巻き付けられるコイル32とからなる。
回転軸40はハブ60を軸支するためのもので、スリーブ20に挿設され、スリーブ20によって回転可能に支持され、回転軸40の上部にはスラストプレート50が固定的に挿設される。
スラストプレート50は回転軸40に固着されて、シーリングキャップ70及びスリーブ20との間にそれぞれ上側/下側スラストベアリングを形成する。ここで、下側スラストベアリングは、回転軸40の回転の際、スリーブ20とスラストプレート50の間に保持される流体を利用して流体動圧を発生させることで、スリーブ20からスラストプレート50を浮上させる。すなわち、このような下側スラスト流体動圧ベアリングによって、スラストプレート50は、回転軸40の回転の際に、スリーブ20に対して非接触状態を維持することができる。また、上側スラストベアリングは、回転軸40の回転の際に、スラストプレート50とシーリングキャップ70の間の流体で流体動圧を発生させることにより、シーリングキャップ70に対してスラストプレート50を非接触状態に維持する。
ハブ60は光ディスクまたは磁気ディスク(図示せず)を搭載して回転させるためのもので、電気子30に向かい合って磁場を形成する磁石61が内周面に固着される。
シーリングキャップ70はスラストプレート50に向かい合うようにスリーブ20に固定結合され、スラストプレート50との間に流体を保持する流体シーリング部71を形成する。また、シーリングキャップ70は、スラストプレート50との間に上側スラストベアリングを形成するためのギャップ(間隙)を維持しなければならない。
一方、前記のような構成を持つ従来のスピンドルモーターにおいて、シーリングキャップ70はスリーブ20にレーザー熔接などで固着され、スラストプレート50との間に一定ギャップを維持している。しかし、シーリングキャップ70を結合するためのレーザー熔接の間に熔接部80の硬化、あるいはシーリングキャップ70に印加された残留応力によってシーリングキャップ70の変形または歪みが発生することができた。
より具体的に、図7及び図8に示すように、シーリングキャップ70をスリーブ20に載置した後、シーリングキャップ70とスリーブ20の連結部位をレーザー溶接機などで熔接する場合、図8のように、シーリングキャップ70の内径部が上側(矢印方向)に曲がるなどの変形が発生することができた。
すなわち、シーリングキャップ70のレーザー熔接の際、シーリングキャップ70とスラストプレート50の間のギャップ(間隙)及び水平度を一定に維持及び管理することができなく、これによってスピンドルモーターの安定した駆動特性を得にくい問題点があった。
本発明は前述した従来技術の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、レーザー熔接によって増加するシーリングキャップとスラストプレートの間の距離の分だけシーリングキャップの下部に段差部を与えて延設することにより、レーザー熔接の後に所望程度のギャップを維持することができるスピンドルモーターを提供することである。
前述したような本発明の目的を達成するために、本発明は、上側部に直交方向に挿設されたスラストプレートを備える回転軸;前記回転軸を収容して回転可能に支持するスリーブ;前記スリーブが固定的に挿設されるプレート;及び前記スラストプレートの上面に向かい合うように、前記スリーブにレーザー熔接によって固着され、前記レーザー熔接の際に変形される程度に対応するように、少なくとも一部が前記スラストプレート側に段差部をなして伸びるシーリングキャップ;を含む、スピンドルモーターを提供する。
前記シーリングキャップは、前記スリーブに定着される定着部;前記定着部の底面に対して前記スラストプレート側に段差部をなすように延設された段差部;及び前記段差部に延設され、流体を保持する流体シーリング部;を含んでなることができる。
前記シーリングキャップは、前記レーザー熔接の際、前記シーリングキャップに印加された残留応力による前記シーリングキャップと前記スラストプレートの間の距離増加量に対応するように、前記段差部が突出するように形成されることができる。
前記段差部は、前記定着部に対して15〜20μm程度に突出するように形成されることができる。
前記段差部の底面は、前記レーザー熔接の後、前記スラストプレートに対して30μmだけ離隔されることができる。
前記段差部の底面は、前記定着部の底面に対して平行に形成されることができる。
前記段差部は、前記レーザー熔接の際、前記シーリングキャップに印加された残留応力による前記シーリングキャップと前記スラストプレートの間の角度変化に対応するように斜めに形成された傾斜面を持つことができる。
前記傾斜面は、前記定着部から前記スラストプレート側に斜めに形成されることができる。
本発明のスピンドルモーターによれば、レーザー熔接によって変形される程度だけシーリングキャップの段差部をスラストプレート側に延長させることにより、シーリングキャップのレーザー熔接の後にもシーリングキャップとスラストプレートの間に一定のギャップを維持することができる。また、レーザー熔接によって変形される程度だけ段差部の底面を斜めに形成することにより、シーリングキャップとスラストプレートの間に一定のギャップを維持するとともに良好な水平度を提供することができる。
本発明の好適な実施例によるスピンドルモーターの概略断面図である。 図1のシーリングキャップの概略断面図である。 図1のシーリングキャップのレーザー熔接を示す概略図である。 図1のシーリングキャップのレーザー熔接を示す概略図である。 本発明の他の実施例によるシーリングキャップの概略断面図である。 従来技術のスピンドルモーターの概略断面図である。 従来技術のシーリングキャップのレーザー熔接を示す概略図である。 従来技術のシーリングキャップのレーザー熔接を示す概略図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の好適な実施例によるスピンドルモーターについて詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の好適な実施例によるスピンドルモーター100は、プレート110、スリーブ120、電気子130、回転軸140、スラストプレート150、ハブ160及びシーリングキャップ170を含む。
プレート110はスピンドルモーター100を全体的に固定支持するためのもので、スピンドルモーター100が設置されるハードディスクドライブなどの装置に固着される。ここで、プレート110はアルミニウム板またはアルミニウム合金板などの軽量材で製作できるが、これとは異なり、鋼鉄板で製作することもできる。
また、プレート110は、スリーブ120が結合される結合部111が突設され、結合部111は、中央部位にスリーブ120が挿着されるように、スリーブ120の外径と同じ直径を持つ嵌合孔が形成される。すなわち、この嵌合孔にスリーブ120が挿入されて固着される。この際、スリーブ120を結合部111に固定させるために、別途の接着剤を使う接着結合工程またはレーザー熔接などを行うことができるが、これとは異なり、スリーブ120に所定の圧力を印加して嵌合孔に押し込むことで固着させることもできる。
スリーブ120は回転軸140を回転可能に支持するためのもので、全体的に中空の円筒状を持ち、回転軸140と向かい合う内径部121及びスラストプレート150と向かい合うベアリング面122に流体動圧ベアリングが形成される。より具体的には、スリーブ120の内径部121には、回転軸140との間にラジアル流体動圧ベアリングを形成するためのラジアル動圧発生溝(図示せず)が形成され、内径部121と回転軸140の間に流体が保持される。ラジアル動圧発生溝は、回転軸140の回転の際、スリーブ120と回転軸140の間に保持される流体を利用して流体動圧を発生させることで、回転軸140とスリーブ120の間に非接触状態を維持する。本実施例において、ラジアル動圧発生溝をスリーブ120の内径部121に形成したが、これと異なり、ラジアル動圧発生溝は回転軸140の外周面に形成することもできる。
ここで、スリーブ120のベアリング面122はスラストプレート150の下側面との間に下側スラストベアリングを形成し、下側スラストベアリングは、スラストプレート150とスリーブ120のベアリング面122の間に保持された流体を利用して流体動圧を発生させることにより、スラストプレート150とスリーブ120の間の非接触状態を維持する。
また、スリーブ120はシーリングキャップ170が固着されるキャップ結合部123がベアリング面122に対して直交方向に伸び、段差状に形成される。
キャップ結合部123は、ベアリング面122に対してスラストプレート150の高さだけ位直方向に伸び、シーリングキャップ170が定着される定着面123aと、定着面123aからシーリングキャップ170の高さだけ直交方向に伸び、シーリングキャップ170の端部と当接して熔接される熔接面123bとを持つ。この際、熔接面123bとシーリングキャップ170の間にレーザー熔接によって熔接部180が形成される。
電気子130は、光ディスクまたは磁気ディスクが搭載されるハブ160を回転させるために、外部電源を受けて電場を形成するためのもので、複数枚の薄型金属プレートを積層させたコア131と、該コア131に複数回巻き付けられるコイル132とからなる。
コア131はプレート110の結合部111の外周面に固着され、コイル132はコア131に巻き付けられる。ここで、コイル132は外部から印加される電流で電場を形成することにより、ハブ160の磁石163との間で形成される電磁気力でハブ160を回転させる。
回転軸140はハブ160を軸支するためのもので、スリーブ120に挿入され、スリーブ120によって回転可能に支持される。一方、回転軸140の上部にはスラストプレート150が固定的に挿着される。この際、回転軸140の上部に挿入されたスラストプレート150を回転軸140に固定させるために、別途のレーザー熔接などを行うことができるが、これとは異なり、スラストプレート150に所定の圧力を印加してスラストプレート150と回転軸140を押し込んで結合することができる。
スラストプレート150は回転軸140に固着され、シーリングキャップ170との間かつスリーブ120のベアリング面122との間にそれぞれ上側/下側スラストベアリングを形成するためのもので、シーリングキャップ170及びスリーブ120に向かい合う部位に上側/下側スラスト動圧発生溝(図示せず)が形成される。下側スラスト動圧発生溝は、回転軸140の回転の際、スリーブ120とスラストプレート150の間に保持される流体を利用して流体動圧を発生させることにより、スリーブ120のベアリング面122から一定高さだけスラストプレート150を浮上させる。また、上側スラスト動圧発生溝は、回転軸140の回転の際、シーリングキャップ170とスラストプレート150の間に保持される流体を利用して流体動圧を発生させることにより、シーリングキャップ170からスラストプレート150を押し出す力を発生させる。すなわち、このような上側/下側スラスト流体動圧ベアリングによって、スラストプレート150は回転軸140の回転の際にシーリングキャップ170及びスリーブ120に対して非接触状態を維持することができる。本実施例ではスラスト動圧発生溝をスラストプレート150に形成したが、これとは異なり、スラスト動圧発生溝をスリーブ120のベアリング面122及びシーリングキャップ170に形成することもできる。
ハブ160は光ディスクまたは磁気ディスク(図示せず)を搭載して回転させるためのもので、回転軸140が固着される円板部161と、円板部161の周縁から伸びる環状のリム部162とを持つ。
円板部161はその中央部位に回転軸140が固定的に挿着され、リム部162はその内周面が電気子130に対面するように回転軸140の軸方向に伸び、コイル132で形成される電場との間に電磁気力を発生するように磁場を形成する磁石163がリム部162の内周面に固着される。
シーリングキャップ170はスラストプレート150を支持してハブ160及び回転軸140の離脱を防止するためのもので、スラストプレート150の上面に向かい合うようにスリーブ120のキャップ結合部123の定着面123aに定着された後、レーザー熔接によってスリーブ120に固着される。
この際、シーリングキャップ170は全体的に環状円盤の形態を持ち、図2に示すように、キャップ結合部123の定着面123aに定着される定着部171、該定着部171からスラストプレート150に向かって突出するように延設された段差部172、及び該段差部172から斜めに延設された流体シーリング部173を持つ。
図2に示すように、定着部171の底面と段差部172の底面は高さ(h)だけの段差をなす。ここで、高さ(h)は、シーリングキャップ170のレーザー熔接結合の際に残留応力によって上方に変形される程度に対応することができる。すなわち、レーザー熔接によって変形される程度を予め算出して高さ(h)を算定することによって、レーザー熔接によってシーリングキャップ170が変形されても、段差部172の底面とスラストプレート150の間に一定のギャップ(間隙)を維持することができる。
すなわち、図3及び図4に示すように、シーリングキャップ170の結合のためのレーザー熔接の際、シーリングキャップ170が矢印方向に変形されても、この変形量だけ段差部172がスラストプレート150側に突出するように形成されるので、段差部172とスラストプレート150の間の流体動圧のための一定のギャップ(間隙)が維持できる。
例えば、スピンドルモーター100が低温でも安定に駆動されるためには、シーリングキャップ170とスラストプレート150の間に30μm程度のギャップ(間隙)が維持されなければならないが、シーリングキャップ170のレーザー熔接の際にシーリングキャップ170が上方に15〜20μm程度変形されることに鑑みて、段差部172の高さ(h)を15〜20μmに算定することにより、シーリングキャップ170とスラストプレート150の間の良好なギャップ(間隙)を維持することができる。
図5は本発明の他の実施例によるシーリングキャップ270を示すもので、本発明の他の実施例のシーリングキャップ270は全体的に環状円盤の形態を持ち、キャップ結合部123の定着面123aに定着される定着部271、該定着部271からスラストプレート150に向かって突出するように延設された段差部272、段差部272から斜めに延びる流体シーリング部273、及びスラストプレート150に向い合うように段差部272に形成された傾斜面274を持つ。
図5に示すように、定着部271と段差部272は高さ(h)の段差を有するように形成される。この際、高さ(h)は、シーリングキャップ270のレーザー熔接結合の際に残留応力によって上方に変形される程度に対応することができる。すなわち、レーザー熔接によって変形される程度を予め算出して高さ(h)を算定することによって、レーザー熔接によってシーリングキャップ270が変形されても、段差部272の傾斜面274とスラストプレート250の間に一定のギャップ(間隙)を維持することができる。
例えば、スピンドルモーター100が低温でも安定に駆動されるためには、シーリングキャップ270とスラストプレート150の間に30μm程度のギャップ(間隙)が維持されなければならないが、シーリングキャップ270のレーザー熔接の際にシーリングキャップ270が上方に15〜20μm程度変形されることに鑑みて、段差部272の高さ(h)を15〜20μmに算定することにより、シーリングキャップ270とスラストプレート150の間の良好なギャップ(間隙)を維持することができる。
また、傾斜面274は定着部271に対して角度(a)だけスラストプレート150側に斜めに形成される。ここで、角度(a)は、レーザー熔接の際、シーリングキャップ270の曲がり変形程度に対応することができる。すなわち、レーザー熔接によって曲がる程度を予め算出して角度(a)を算定することにより、レーザー熔接によってシーリングキャップ270が変形するか曲がっても、シーリングキャップ270とスラストプレート150の間の水平度が一定に維持できる。
以上、本発明の好適な実施例に基づいて本発明のスピンドルモーターを説明したが、本発明の範疇を逸脱しない範囲内で多様な修正例及び変更例が可能であることは当業者に明らかであろう。
本発明は、回転軸のスラストプレートとシーリングキャップの間の軸方向ギャップ及び水平度の管理が容易であるスピンドルモーターに適用可能である。
100 スピンドルモーター
110 プレート
111 結合部
120 スリーブ
121 内径部
122 ベアリング面
123 キャップ結合部
123a 定着面
123b 熔接面
130 電気子
131 コア
132 コイル
140 回転軸
150 スラストプレート
160 ハブ
161 円板部
162 リム部
163 磁石
170 シーリングキャップ
171 定着部
172 段差部
173 流体シーリング部
270 シーリングキャップ
271 定着部
272 段差部
273 流体シーリング部
274 傾斜面

Claims (8)

  1. 上側部に直交方向に挿設されたスラストプレートを備える回転軸;
    前記回転軸を収容して回転可能に支持するスリーブ;
    前記スリーブが固定的に挿設されるプレート;及び
    前記スラストプレートの上面に向い合うように、前記スリーブにレーザー熔接によって固着され、前記レーザー熔接の際に変形される程度に対応するように、少なくとも一部が前記スラストプレート側に段差部をなして伸びるシーリングキャップ;を含むことを特徴とする、スピンドルモーター。
  2. 前記シーリングキャップは、
    前記スリーブに定着される定着部;
    前記定着部の底面に対して前記スラストプレート側に段差部をなすように延設された段差部;及び
    前記段差部に延設され、流体を保持する流体シーリング部;を含んでなることを特徴とする、請求項1に記載のスピンドルモーター。
  3. 前記シーリングキャップは、前記レーザー熔接の際、前記シーリングキャップに印加された残留応力による前記シーリングキャップと前記スラストプレートの間の距離増加量に対応するように、前記段差部が突出するように形成されたことを特徴とする、請求項に記載のスピンドルモーター。
  4. 前記段差部は、前記定着部に対して15〜20μm程度に突出するように形成されたことを特徴とする、請求項3に記載のスピンドルモーター。
  5. 前記段差部の底面は、前記レーザー熔接の後、前記スラストプレートに対して30μmだけ離隔されることを特徴とする、請求項4に記載のスピンドルモーター。
  6. 前記段差部の底面は、前記定着部の底面に対して平行に形成されたことを特徴とする、請求項5に記載のスピンドルモーター。
  7. 前記段差部は、前記レーザー熔接の際、前記シーリングキャップに印加された残留応力による前記シーリングキャップと前記スラストプレートの間の角度変化に対応するように斜めに形成された傾斜面を持つことを特徴とする、請求項5に記載のスピンドルモーター。
  8. 前記傾斜面は、前記定着部から前記スラストプレート側に斜めに形成されたことを特徴とする、請求項7に記載のスピンドルモーター。
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