JP5146184B2 - 磁石界磁型モータの製造方法 - Google Patents

磁石界磁型モータの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、永久磁石を用いた主磁極の増磁側に磁性材料から成る補助極を配置すると共に、その主磁極と補助極とを磁石スプリングを介してヨークに固定した磁石界磁型モータの製造方法に関する。
従来、永久磁石を主磁極としてヨークの内周に固定した磁石界磁型モータが知られている。この磁石界磁型モータでは、磁性材料(例えば鉄)から成る補助極を主磁極の増磁側に隣接して配置することにより、高電流域でのトルクを低下させることなく、低電流域での回転速度を向上させることができ、その結果、常温始動性を向上させることが可能である(特許文献1参照)。
ところで、上記の従来技術では、主磁極と補助極とをヨークの内周に固定する手段として、ヨークの中心側に開いた略コの字型の磁石スプリングが使用されている。
この磁石スプリングを用いて主磁極と補助極とをヨークの内周に固定する方法について説明する。先ず、磁石スプリングをヨーク内周の所定位置に固定した後、周方向に隣合う磁石スプリング同士の間に磁石挿入スペースを治具により確保する。続いて、主磁極と補助極を同時に磁石挿入スペースに軸方向から挿入し、その主磁極と補助極の挿入動作に同期してヨーク内から治具を押し出すことにより、主磁極と補助極の組み付けを完了する。 ところで、主磁極は、ヨークに全ての主磁極と補助極とを組み付けた状態で着磁されるため、主磁極と補助極を軸方向から磁石挿入スペースに挿入する段階では、主磁極に補助極を磁力によって吸着させておくことができない。このため、組み付け時に主磁極と補助極とがばらばらにならない様に、何らかの工夫が必要となる。
そこで、本出願人は、あらかじめ磁石スプリングに補助極を組み付けてサブアセンブリとし、このサブアセンブリをヨークの内周面に固定する技術を提案している(特許文献2参照)。この先願技術によれば、磁石スプリングと補助極とを一体化してヨークに固定できるので、主磁極と補助極とを同時に磁石挿入スペースに挿入する必要はない。つまり、ヨークの内周にサブアセンブリが固定された状態で、治具によって確保されたスペースに主磁極のみを挿入すれば良いので、組み付け時に主磁極と補助極とがばらけることはなく、組み付けを容易に行うことができる。
特開平9−168245号公報 特願2007−22361
ところが、上記の先願技術では、略コの字型に曲げ加工された磁石スプリングに補助極を組み付けるため、磁石スプリングに補助極を組み付ける作業が困難である。例えば、圧入やかしめ等の固定手段を用いて磁石スプリングに補助極を組み付ける場合を考えると、固定手段に使用する治具を、磁石スプリングの内側に形成される狭い空間に挿入して、磁石スプリングの略コの字型を保ちながら、圧入あるいはかしめ等の作業を行う必要があるため、作業性が悪いという問題がある。
また、磁石スプリングを略コの字型に曲げ加工する工程と、その曲げ加工された磁石スプリングに補助極を組み付ける工程とを同一の製造ラインで連続して行うことは困難であり、生産性の点でも問題がある。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、磁石スプリングに補助極を組み付ける際の作業性を改善することにより、生産性を向上でき、低コスト化を図ることができる磁石界磁型モータの製造方法を提供することにある。
(請求項1の発明)
本発明は、ヨークの内周に等間隔に配置される永久磁石から成る複数の主磁極と、この主磁極の増磁側に隣接して配置される磁性材料から成る複数の補助極と、主磁極の減磁側と補助極との間に配置される複数の磁石スプリングとを備え、この磁石スプリングは、ヨークの内周に固定される背板部と、この背板部の周方向両側からヨークの中心方向に延設された一対の側板部とを有する略コの字型に設けられ、一対の側板部に生じる弾力により主磁極と補助極とを周方向に押圧して固定する磁石界磁型モータの製造方法において、磁石スプリングには、背板部と一対の側板部とが略コの字型に曲げ加工される前の平板状に展開されている段階で、一対の側板部のうち、一方の側板部に予め補助極が組み付けられ、その後、磁石スプリングが略コの字型に曲げ加工されて、磁石スプリングと補助極とが一体に組み付けられたサブアセンブリとして構成され、このサブアセンブリがヨークの内周に組み付けられることを特徴とする。
磁石スプリングが平板状の段階で一方の側板部に補助極を組み付ける場合は、補助極を組み付ける際に使用する治具の配置に大きな制約を受けることはなく、また、磁石スプリングを略コの字型に保持しておく必要もないので、磁石スプリングを略コの字型に曲げ加工した後に補助極を組み付ける場合と比較して、磁石スプリングへの補助極の組み付けを容易に行うことができる。
また、磁石スプリングを略コの字型に曲げ加工する作業は、磁石スプリングに補助極が組み付けられた状態でも、問題なく可能である。これにより、磁石スプリングへの補助極の組み付けと、磁石スプリングの曲げ加工とを、同一の製造ラインで連続して行うことも可能であり、サブアセンブリを低コストで生産できる。
(請求項2の発明)
請求項1に記載した磁石界磁型モータの製造方法において、サブアセンブリは、一方の側板部と補助極のどちらか一方に設けられた凹部と、他方に設けられた凸部との圧入嵌合により、磁石スプリングと補助極とが一体に組み付けられていることを特徴とする。
本発明では、磁石スプリングと補助極は、凹部と凸部との圧入嵌合による簡単な作業で両者を一体化できるので、サブアセンブリを低コストに実現できる。
(請求項3の発明)
請求項2に記載した磁石界磁型モータの製造方法であって、磁石スプリングには、一方の側板部に凹部を成す嵌合孔が打ち抜きによって形成され、補助極には、嵌合孔に対応する位置に、凸部が打ち出しによって設けられ、磁石スプリングと補助極は、嵌合孔に凸部を圧入嵌合させて一体に組み付けられていることを特徴とする。
本発明によれば、一方の側板部に凹部として打ち抜きによる嵌合孔を形成し、補助極に打ち出しによる凸部を設けるため、加工が容易で生産性に優れている。なお、本発明では、凸部を円形とし、嵌合孔を丸孔として、それぞれ2個形成する方法が最も実用的であり、生産性および耐久性に優れる。
(請求項4の発明)
請求項3に記載した磁石界磁型モータの製造方法において、磁石スプリングは、補助極に凸部を設ける前に、予め一方の側板部に嵌合孔が形成されており、磁石スプリングと補助極は、嵌合孔が形成されている一方の側板部に補助極を重ね合わせて両者を位置決めし、その位置決めした状態で、補助極に打ち出し加工を行うことにより、補助極に対する凸部の形成と、嵌合孔への凸部の圧入嵌合とを同時に実施して一体に組み付けられることを特徴とする。
本発明によれば、補助極に対する凸部の形成と同時に、嵌合孔への凸部の圧入嵌合を実施することにより、補助極に凸部を形成した後、嵌合孔へ凸部を圧入嵌合する場合と比較して、加工工程を1工程減らすことができる。その結果、生産性が向上し、サブアセンブリを低コストに実現できる。特に、本発明の加工(凸部の形成と、嵌合孔への凸部の圧入嵌合)は、磁石スプリングが平板状の段階で行うことができるので、磁石スプリングを略コの字型に曲げ加工した後に補助極を組み付ける場合と比較して、加工が容易である。
また、凸部と嵌合孔のそれぞれの径および位置関係を精度良く管理する必要が無いため、磁石スプリングと補助極とをそれぞれ低コストで製作できる。さらに、凸部の形成と、嵌合孔への凸部の圧入嵌合を別工程で行い、且つ、凸部と嵌合孔をそれぞれ複数設ける場合は、凸部と凸部との間の距離と、嵌合孔と嵌合孔との間の距離とを精度良く管理する必要があるが、本発明の構成によれば、その管理が不要となるため、更にコスト低減を図ることが可能である。
(請求項5の発明)
請求項1〜4に記載した何れかの磁石界磁型モータの製造方法において、磁石スプリングには、ヨークの内周面に接触する背板部に固定孔が形成され、ヨークの内周面には、固定孔に対応する位置に突出部が設けられ、サブアセンブリは、固定孔に突出部を嵌め合わせ、その突出部を軸方向に沿って割りかしめすることにより、ヨークに固定されていることを特徴とする。
磁性材料から成る補助極には、電機子へ吸引される力が働くため、補助極と一体化された磁石スプリングをヨークへ固定する必要がある。本発明によれば、この固定方法として、磁石スプリングの背板部に形成された固定孔に、ヨークの内周面に設けられた突出部を嵌め合わせ、その突出部を割りかしめすることにより、低コストで容易に固定できる。また、突出部を軸方向に沿って割りかしめする、すなわち、割りかしめに使用するパンチの刃先を軸方向に向けて割りかしめを行うことで、ヨークの真円度への影響を大幅に低減でき、寸法外れによる不良品の発生を大幅に低減できる。
(請求項6の発明)
請求項5に記載した磁石界磁型モータの製造方法において、補助極の周方向の寸法をWとした時に、固定孔は、背板部の周方向の中心より補助極側へW/2だけオフセットした位置に形成されていることを特徴とする。
本発明で対象とする磁石界磁型モータは、主磁極の増磁側に隣接して補助極を配置するため、電機子の回転方向を切り替える場合は、主磁極に対して補助極を反対側に配置する必要がある。この時、磁石スプリングの背板部に形成される固定孔を背板部の周方向中心に配置すると、右回転と左回転とで磁石スプリングの軸方向の向きを反転して使用する場合に、ヨークに設けられる突出部の位置を変更する必要が生じるため、右回転と左回転とでヨークを共通化することができない。
これに対し、本発明では、背板部の周方向の中心より補助極側へW/2だけオフセットした位置に固定孔を形成しているので、右回転と左回転とで磁石スプリングの向きを変えても、ヨークに対する固定孔の周方向位置は変化しないため、ヨークに設けられる突出部の位置を変更する必要はなく、右回転用と左回転用とでヨークを共通化できる。
(請求項7の発明)
請求項5または6に記載した磁石界磁型モータの製造方法において、磁石スプリングの軸方向両側には、主磁極の軸方向の位置ずれを規制する爪板部が設けられ、この爪板部は、磁石スプリングの周方向において、一対の側板部のうち、他方の側板部を有する側にのみ設けられていることを特徴とする。
磁石スプリングの爪板部は、主磁極をヨークの内周に組み付けた後、軸方向に主磁極と重なる様に、略コの字型の外側(主磁極側)へ曲げ広げられる。ここで、爪板部を磁石スプリングの片側のみに設けた場合に、磁石スプリングの背板部がヨークに固定されていないと、爪状部を主磁極側へ曲げ広げる際に、その反力によって磁石スプリングの位置がずれる(磁石スプリングがヨークの内径側に浮き上がる)恐れがある。この対策として、爪板部を磁石スプリングの両側に設けて、その両側の爪板部を同時に曲げ広げている。
これに対し、本発明の磁石スプリングは、背板部がヨークに固定される(割りかしめされる)ため、爪板部を磁石スプリングの片側のみに設けても、爪板部を曲げ広げる際に、磁石スプリングが内径側へ浮き上がることはない。従って、爪板部を磁石スプリングの片側のみ、特に、他方の側板部を有する側にのみ設けることで、磁石スプリングの材料費および型費を低減でき、磁石スプリングをさらに低コスト化できる。
本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例により詳細に説明する。
図1は、自動車エンジンを始動するためのスタータ用モータ(本発明の磁石界磁型モータ)に使用されるヨークアセンブリ1の軸方向正面図、図2は、同ヨークアセンブリ1の半断面図である。
ヨークアセンブリ1は、円筒状のヨーク2と、このヨーク2の内周に等間隔に固定される複数の磁石スプリング3と、この磁石スプリング3を介してヨーク2の内周に固定される複数の主磁極4と、この主磁極4の増磁側の側面に当接して配置される複数の補助極5とで構成される。ヨークアセンブリ1の内周には、図示しない電機子が同軸的に収容される。
ヨーク2の内側には、図2に示す様に、磁石スプリング3を固定するための突出部2aが複数設けられている。この突出部2aは、例えば、プレスにより矩形状に形成され、1個の磁石スプリング3に対しヨーク2の長手方向(軸方向)に2個設けられている。
磁石スプリング3は、例えば、図3に示す様に、ステンレス板を所定の形状にプレスで打ち抜いた後、図示破線で示す折り曲げ線の両側を折り曲げ線に沿って折り曲げることにより、断面形状が略コの字型に形成されている。なお、図3は、磁石スプリング3を略コの字型に曲げ加工する前の展開状態を示す平面図である。この磁石スプリング3は、ヨーク2の内周に沿って配置される背板部30と、この背板部30の周方向両側からヨーク2の中心方向に延設される一対の側板部31、32と、主磁極4の軸方向の位置ずれを規制する一対の爪板部33とが設けられ、ヨーク2の中心側に開口した状態でヨーク2の内周に固定される。
背板部30には、ヨーク2に設けられた突出部2aに嵌合する矩形状の固定孔30aが2カ所形成されている。但し、固定孔30aは、補助極5の周方向の寸法をW(図4参照)とした時に、背板部30の周方向の中心(図3に示す2本の折り曲げ線の中心)より補助極5側(図3の右側)へW/2だけオフセットした位置に形成されている。
一対の側板部31、32は、上記の折り曲げ線に沿って、背板部30に対しそれぞれ90度弱に折り曲げられている。この一対の側板部31、32のうち、一方の側板部31には、例えば、打ち抜きにより、円形の嵌合孔31aが2個形成されている。
一対の爪板部33は、図1に示す様に、磁石スプリング3の周方向において、一対の側板部31、32のうち、他方の側板部32を有する側にのみ設けられている。
主磁極4は、永久磁石によって形成され、ヨーク2の内周面に沿った円弧形状に設けられている。この主磁極4の軸方向長さおよび高さ(半径方向の寸法)は、磁石スプリング3の一対の側板部31、32と略同一の寸法に設定されている。
補助極5は、例えば、厚さ数mm程度の鉄板によって形成される(図4参照)。この補助極5の軸方向長さおよび高さは、主磁極4の軸方向長さおよび高さと略同一の寸法に設定されている。この補助極5は、図5に示す様に、あらかじめ、磁石スプリング3の一方の側板部31に固定されて、磁石スプリングサブASSY(以下、サブASSY6と略す)として構成されている。
続いて、上記のサブASSY6について説明する。
磁石スプリング3は、図3に示す平板状の展開状態において、一方の側板部31に予め補助極5が固定され、その後、略コの字型に曲げ加工されて、磁石スプリング3と補助極5とが一体に組み付けられたサブASSY6として構成される。
一方の側板部31と補助極5は、一方の側板部31に形成された嵌合孔31aに、補助極5に設けられる凸部5a(図6参照)を圧入嵌合させることで、一方の側板部31に補助極5が固定される。ここで、補助極5は、図6(a)に示す様に、凸部5aを設ける前に、すでに嵌合孔31aが形成されている一方の側板部31に補助極5を板厚方向に重ね合わせて両者を位置決めし、その位置決めした状態で、補助極5に打ち出し加工を行うことにより、図6(b)に示す様に、補助極5に凸部5aが設けられると同時に、この凸部5aが嵌合孔31aへ圧入嵌合されて、一方の側板部31に補助極5が固定される。つまり、補助極5に対する凸部5aの形成と、嵌合孔31aへの凸部5aの圧入嵌合とが同時に実施される。
次に、サブASSY6と主磁極4のヨーク2への組み付け方法について説明する。
まず、主磁極4をヨーク2に組み付ける前に、サブASSY6をヨーク2に固定する。サブASSY6は、磁石スプリング3の背板部30に形成された2個の固定孔30aに、ヨーク2に設けられた2個の突出部2aをそれぞれ嵌め合わせることで、ヨーク2に対し軸方向および周方向に位置決めされ、且つ、図7に示す様に、突出部2aを軸方向に沿って割りかしめすることにより、ヨーク2の内周に固定される。
この後、周方向に隣合うサブASSY6同士の間に治具(図示せず)を介して磁石挿入スペースを確保し、その磁石挿入スペースに軸方向から主磁極4を挿入する。治具は、主磁極4の挿入動作に同期して、ヨーク2から取り出される。続いて、図1に示す様に、磁石スプリング3に設けられる一対の爪板部33を主磁極4側へ曲げ広げることにより、主磁極4の軸方向の位置ずれを規制して、組み付けを完了する。
(実施例1の効果)
本実施例のヨークアセンブリ1は、磁石スプリング3と補助極5とが予め一体化されたサブASSY6をヨーク2の内周に固定した後、主磁極4のみを磁石挿入スペースに挿入すれば良いので、組み付け時に主磁極4と補助極5とがばらけることはなく、組み付けを容易に行うことができる。
また、サブASSY6は、磁石スプリング3が略コの字型に曲げ加工される前の平板状の展開状態において補助極5と一体化される。この場合、補助極5を磁石スプリング3と一体化するために使用する治具の配置に大きな制約を受けることはなく、磁石スプリング3を略コの字型に保持しておく必要もないので、磁石スプリング3を略コの字型に曲げ加工した後に補助極5を一体化する場合と比較して、磁石スプリング3と補助極5との一体化を容易に行うことができる。
さらに、本実施例のサブASSY6は、磁石スプリング3の一方の側板部31に形成された2個の嵌合孔31aと、補助極5に設けられる2個の凸部5aとを圧入嵌合することで、一方の側板部31に補助極5が固定されるが、図6に示した様に、補助極5に凸部5aを設けることと、嵌合孔31aへの凸部5aの圧入嵌合とを同時に実施しているので、補助極5に凸部5aを設けた後に嵌合孔31aへ凸部5aを圧入嵌合する場合と比較して、加工工程を1工程減らすことができる。その結果、生産性が向上し、サブASSY6を低コストに実現できる。
また、補助極5に凸部5aを設けることと、嵌合孔31aへの凸部5aの圧入嵌合とを同時に実施することにより、凸部5aと嵌合孔31aのそれぞれの径および位置関係を精度良く管理する必要が無いため、磁石スプリング3と補助極5とをそれぞれ低コストで製作できる。
また、補助極5への凸部5aの形成と、嵌合孔31aへの凸部5aの圧入嵌合とを別工程で行い、且つ、凸部5aと嵌合孔31aをそれぞれ複数設ける場合は、凸部5aと凸部5aとの間の距離と、嵌合孔31aと嵌合孔31aとの間の距離とを精度良く管理する必要があるが、本実施例によれば、その管理が不要となるため、更にコスト低減を図ることが可能である。
本実施例のサブASSY6は、磁石スプリング3の背板部30に形成された固定孔30aに、ヨーク2に設けられた突出部2aを嵌め合わせて、その突出部2aを軸方向に沿って割りかしめすることでヨーク2に固定される。この割りかしめによる固定方法は、必要な固定強度を容易に得ることができ、生産性の観点から有利であり、低コストに固定できる。
また、突出部2aを軸方向に沿って割りかしめする、すなわち、割りかしめに使用するパンチの刃先を軸方向に向けて割りかしめを行う方法は、突出部2aを偏平状に押し潰す一般的なかしめ方法と比較すると、かしめる際の荷重を小さくでき、且つ、かしめ荷重がヨーク2の周方向において一点に作用するので、ヨーク2の真円度への影響を大幅に低減でき、寸法外れによる不良品の発生を大幅に低減できる。
本実施例のスタータ用モータは、主磁極4の増磁側に隣接して補助極5を配置しているため、電機子の回転方向を切り替える場合は、主磁極4に対して補助極5を反対側に配置する必要がある。この時、磁石スプリング3の背板部30に形成される固定孔30aを背板部30の周方向中心に配置すると、右回転と左回転とで磁石スプリング3の軸方向の向きを反転して使用する場合に、ヨーク2に設けられる突出部2aの位置を変更する必要が生じるため、右回転と左回転とでヨーク2を共通化することができない。これに対し、本実施例では、背板部30に形成される固定孔30aが、背板部30の周方向の中心より補助極5側へW/2だけオフセットした位置に配置されているので、右回転と左回転とで磁石スプリング3の向きを変えても、ヨーク2に対する固定孔30aの周方向位置は変化しないため、ヨーク2に設けられる突出部2aの位置を変更する必要はなく、右回転用と左回転用とでヨーク2を共通化できる。
本実施例のサブASSY6は、磁石スプリング3の背板部30がヨーク2にかしめ固定されるため、爪板部33を磁石スプリング3の片側のみに設けても、爪板部33を曲げ広げる際に、その反力によって磁石スプリング3がヨーク2の内径側へ浮き上がることはない。従って、爪板部33を磁石スプリング3の片側のみ、特に、他方の側板部32を有する側にのみ設けることで、磁石スプリング3の材料費および型費を低減でき、磁石スプリング3をさらに低コスト化できる。
ちなみに、本実施例の磁石スプリング3は、一方の側板部31に補助極5が固定されるため、固定孔30aの中心から他方の側板部32の先端までの距離より、固定孔30aの中心から一方の側板部31の先端までの距離の方が、補助極5の周方向の寸法Wだけ短くなっている。
このため、図8に示す様に、一方の側板部31を有する側にのみ爪板部33を設けた場合は、爪板部33の先端が一方の側板部31の先端より突き出るため、爪板部33の長さに合わせて材料を切断すると、材料に無駄が生じる。これに対し、他方の側板部32を有する側にのみ爪板部33を設けた場合は、図3に示した様に、爪板部33の先端が他方の側板部32の先端より突き出ることはないので、材料をより有効に使用でき、材料の無駄を少なくできる。その結果、他方の側板部32を有する側にのみ爪板部33を設けることで、磁石スプリング3の材料費を節約でき、且つ、磁石スプリング3の両側に爪板部33を設ける場合と比較して、爪板部33を曲げるための型を片側分だけ廃止できるので、型費を低減できる。
ヨークアセンブリの軸方向正面図である。 ヨークアセンブリの半断面図である。 磁石スプリングの展開図である。 (a)補助極の平面図、(b)補助極の断面図である。 (a)サブASSYの平面図、(b)サブASSYの正面図である。 一方の側板部に補助極を固定する手順を示す断面図である。 サブASSYのヨークへの固定方法を示す断面図である。 磁石スプリングの展開図である。
符号の説明
1 ヨークアセンブリ
2 ヨーク
2a ヨークに設けられる突出部
3 磁石スプリング
4 主磁極
5 補助極
5a 補助極に設けられる凸部
6 サブASSY(サブアセンブリ)
30 背板部
30a 背板部に形成される固定孔
31 一方の側板部
31a 一方の側板部に形成される嵌合孔
32 他方の側板部
33 爪板部

Claims (7)

  1. ヨークの内周に等間隔に配置される永久磁石から成る複数の主磁極と、
    この主磁極の増磁側に隣接して配置される磁性材料から成る複数の補助極と、
    前記主磁極の減磁側と前記補助極との間に配置される複数の磁石スプリングとを備え、
    この磁石スプリングは、前記ヨークの内周に固定される背板部と、この背板部の周方向両側から前記ヨークの中心方向に延設された一対の側板部とを有する略コの字型に設けられ、前記一対の側板部に生じる弾力により前記主磁極と前記補助極とを周方向に押圧して固定する磁石界磁型モータの製造方法において、
    前記磁石スプリングには、前記背板部と前記一対の側板部とが略コの字型に曲げ加工される前の平板状に展開されている段階で、前記一対の側板部のうち、一方の側板部に予め前記補助極が組み付けられ、その後、前記磁石スプリングが略コの字型に曲げ加工されて、前記磁石スプリングと前記補助極とが一体に組み付けられたサブアセンブリとして構成され、このサブアセンブリが前記ヨークの内周に組み付けられることを特徴とする磁石界磁型モータの製造方法
  2. 請求項1に記載した磁石界磁型モータの製造方法において、
    前記サブアセンブリは、前記一方の側板部と前記補助極のどちらか一方に設けられた凹部と、他方に設けられた凸部との圧入嵌合により、前記磁石スプリングと前記補助極とが一体に組み付けられていることを特徴とする磁石界磁型モータの製造方法
  3. 請求項2に記載した磁石界磁型モータの製造方法であって、
    前記磁石スプリングには、前記一方の側板部に前記凹部を成す嵌合孔が打ち抜きによって形成され、前記補助極には、前記嵌合孔に対応する位置に、前記凸部が打ち出しによって設けられ、
    前記磁石スプリングと前記補助極は、前記嵌合孔に前記凸部を圧入嵌合させて一体に組み付けられていることを特徴とする磁石界磁型モータの製造方法。
  4. 請求項3に記載した磁石界磁型モータの製造方法において、
    前記磁石スプリングは、前記補助極に前記凸部を設ける前に、予め前記一方の側板部に前記嵌合孔が形成されており、
    前記磁石スプリングと前記補助極は、前記嵌合孔が形成されている前記一方の側板部に前記補助極を重ね合わせて両者を位置決めし、その位置決めした状態で、前記補助極に打ち出し加工を行うことにより、前記補助極に対する前記凸部の形成と、前記嵌合孔への前記凸部の圧入嵌合とを同時に実施して一体に組み付けられることを特徴とする磁石界磁型モータの製造方法。
  5. 請求項1〜4に記載した何れかの磁石界磁型モータの製造方法において、
    前記磁石スプリングには、前記ヨークの内周面に接触する前記背板部に固定孔が形成され、前記ヨークの内周面には、前記固定孔に対応する位置に突出部が設けられ、
    前記サブアセンブリは、前記固定孔に前記突出部を嵌め合わせ、その突出部を軸方向に沿って割りかしめすることにより、前記ヨークに固定されていることを特徴とする磁石界磁型モータの製造方法
  6. 請求項5に記載した磁石界磁型モータの製造方法において、
    前記補助極の周方向の寸法をWとした時に、
    前記固定孔は、前記背板部の周方向の中心より前記補助極側へW/2だけオフセットした位置に形成されていることを特徴とする磁石界磁型モータの製造方法
  7. 請求項5または6に記載した磁石界磁型モータの製造方法において、
    前記磁石スプリングの軸方向両側には、前記主磁極の軸方向の位置ずれを規制する爪板部が設けられ、この爪板部は、前記磁石スプリングの周方向において、前記一対の側板部のうち、他方の側板部を有する側にのみ設けられていることを特徴とする磁石界磁型モータの製造方法
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