JP2001339881A - 回転電機のステータおよびその製造方法 - Google Patents

回転電機のステータおよびその製造方法

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Hidekazu Satake
英和 佐武
Hiroyuki Akita
裕之 秋田
Akiyoshi Kariyama
明賢 狩山
Akihiro Yamamura
明弘 山村
Keiichi Komurasaki
啓一 小紫
Shinji Nishimura
慎二 西村
Katsuhiko Kusumoto
勝彦 楠本
Tsunenori Yamamoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形が容易で組立作業性が良く、性能の低下
を防止することが可能な回転電機のステータを提供す
る。 【解決手段】 ヨーク片部6aと、磁極テイース片部6
bとでなる多数の板状磁性部材6を積層してなり、各ヨ
ーク片部6aの積層方向に相隣なる縁部同士が重なり合
うように環状に配置され且つ周方向に重なり合う範囲内
で少なくとも寸法L=2×π×t/n(但し、t:磁極
テイース片部6bの突出長さ寸法、n:スロット部7の
数)だけ離反する方向に移動可能な複数のステータ部材
8と、各ステータ部材8が離反する方向に移動した状態
で各ステータ部材8の内側に配置され、元に戻された状
態で各磁極テイース片部6bに装着されるコイル部材1
1とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、縁部同士が重な
り合い、重なり合う範囲内で周方向に移動可能な複数の
ステータ部材を、環状に配置してなる回転電機のステー
タおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来の回転電機のステータは、
円筒状の磁性部材の内周側に複数のテイースを配置する
とともに、これら各テイース間に形成されるスロット内
にコイルを配置するように構成されているので、コイル
の挿入作業が複雑となり、スロット内に高密度にコイル
を配置することが困難である。このため、例えば特開平
9−103052号公報等では、ヨーク部の一側に複数
のテイースが配置された板状磁性部材を積層することに
より直方体状の積層体を構成し、この直方体の状態のま
まで各テイース間に形成されるスロット内にコイルを挿
入した後、コイルが配置された側を内側にして屈曲させ
輪状に構成することにより、コイルの挿入作業を容易に
するとともに、スロット内にコイルを高密度に配置させ
ることが提示されている。
【0003】図11はこの種の従来の回転電機のステー
タの構成を示す正面図、図12は図11における回転電
機のステータの鉄心の製造工程を示し、(A)はコイル
挿入前の状態を示す正面図、(B)はコイル挿入後の状
態を示す正面図である。図において、1はヨーク部2a
の一側に多数のテイース2bが配置された板状磁性部材
2を、所定の枚数積層して一体化することにより形成さ
れた直方体状の積層体3を環状に屈曲させ、端部同士を
当接させて溶接で固着することにより形成された鉄心、
4は各テイース2b間に形成されるスロット2c内に挿
入配置されたコイルである。
【0004】次に、上記のように構成された従来の回転
電機のステータの製造方法について図に基づき説明す
る。まず、ヨーク部2aの一側に多数のテイース2bが
配置された板状磁性部材2を打ち抜き加工により所定の
枚数形成し、積層一体化することにより図12(B)に
示すように直方体状の積層体3を形成するとともに、各
スロット2c内にコイル4をそれぞれ挿入配置した後、
成型装置(図示せず)により環状に屈曲され、端部同士
を当接させて溶接5により固着一体化させることにより
回転電機のステータが製造される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転電機のステ
ータは以上のように構成され、積層体3が直方体の状態
のままでコイル4を挿入した後、環状に屈曲させるよう
にしているため、コイル挿入作業の容易化およびコイル
4の高密度配置化が可能になるとはいうものの、大電流
化に伴ってコイル4に太い線や角線が使用される場合、
これらの太い線や角線が挿入された積層体3を、屈曲さ
せて環状の鉄心1を成形するためには大きな力を要する
ので、鉄心1の成形が困難になるとともに、コイル4の
形状がくずれるので性能の低下を来す等という問題点が
あった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、成形が容易で組立作業性が良く
性能の低下を防止することが可能な回転電機のステー
タ、およびその製造方法を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る回転電機のステータは、弧状を有するヨーク片部と、
ヨーク片部から内側に突出され隣接する同士でスロット
部を区画する磁極テイース片部とが形成された多数の板
状磁性部材を積層してなり、各ヨーク片部の積層方向に
相隣なる縁部同士が重なり合うように環状に配置され且
つ周方向に重なり合う範囲内で少なくとも下式に示す寸
法、 L=2×π×t/n 但し、t:磁極テイース片部の突出長さ寸法 n:スロット部の数 だけ離反する方向に移動可能な複数のステータ部材と、
各ステータ部材が離反する方向に移動した状態で各ステ
ータ部材の内側に配置されるとともに、各ステータ部材
が元に戻された状態で各磁極テイース片部に装着される
コイル部材とを備えたものである。
【0008】又、この発明の請求項2に係る回転電機の
ステータは、請求項1において、各ステータ部材の周方
向に相隣なる縁部間に半径方向のずれを規制するずれ規
制手段を備えたものである。
【0009】又、この発明の請求項3に係る回転電機の
ステータは、請求項2において、ずれ規制手段を、周方
向に延在して係合可能に形成され、且つステータ部材が
離反する方向に移動した状態においても係合状態を維持
する凹、凸部としたものである。
【0010】又、この発明の請求項4に係る回転電機の
ステータは、請求項2または3において、ずれ規則手段
を、積層方向に所定の位置の板状磁性部材に形成するよ
うにしたものである。
【0011】又、この発明の請求項5に係る回転電機の
ステータは、請求項1ないし4のいずれかにおいて、各
ステータ部材を、外周面の各ヨーク片部の縁部同士が重
なり合う位置と対応する部位に積層方向に延在する凹部
を形成し、凹部の位置で溶接を行うことにより固着一体
化するようにしたものである。
【0012】又、この発明の請求項6に係る回転電機の
ステータの製造方法は、弧状を有するヨーク片部と、ヨ
ーク片部から内側に突出され隣接する同士でスロット部
を区画する磁極テイース片部とが形成された多数の板状
磁性部材を積層してなり、各ヨーク片部の積層方向に相
隣なる縁部同士が重なり合うように環状に配置され且つ
周方向に重なり合う範囲内で少なくとも下式に示す寸
法、 L=2×π×t/n 但し、t:磁極テイース片部の突出長さ寸法 n:スロット部の数 だけ離反する方向に移動可能な複数のステータ部材を順
送の鉄心金型で形成する工程と、ステータ部材を少なく
とも寸法Lだけ離反する方向に移動させることによりス
テータ部材の配置径寸法を寸法2tだけ拡大させる工程
と、ステータ部材の配置を拡大させた状態で各ステータ
部材の内側にコイル部材を配置する工程と、各ステータ
部材を元の配置に戻し各磁極テイース片部にコイル部材
を装着させる工程と、各ステータ部材を固着一体化させ
る工程とを包含したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態を図に基づいて説明する。図1はこの発明の
実施の形態1における回転電機のステータの構成を示
し、(A)は正面図、(B)は側面図、図2は図1にお
けるステータの組立途中の状態を示す正面図、図3は図
1におけるステータの磁極テイース片部に装着されるコ
イル部材の構成を示し、(A)は正面図、(B)は一部
を断面にして示す側面図、図4はステータ部材の要部の
構成を示し、(A)は正面図、(B)は側面図、図5は
図4におけるステータ部材を周方向に移動させた状態の
構成を示し、(A)は正面図、(B)は側面図、図6は
ステータ部材をプレス打ち抜きにより形成する工程を示
す図、図7は図6における工程中に適用される切り曲げ
加工を示し、(A)は加工完了の状態を示す平面図、
(B)は加工途中の状態を示す側断面図である。
【0014】図において、6は弧状を有するヨーク片部
6aと、このヨーク片部6aから内側に突出して形成さ
れ隣接する同士でスロット部7を区画する磁極テイース
片部6bとで形成された板状磁性部材、8はこの板状磁
性部材6を多数枚積層してなり、これら板状磁性部材6
の各ヨーク片部6aの積層方向に相隣なる縁部同士が重
なり合うように環状に配置され、且つ周方向に重なり合
う範囲内で少なくとも下記式(1)に示す寸法、 L=2×π×t/n ・・・(1) 但し、t:磁極テイース片部6bの突出長さ寸法 n:スロット部7の数 だけ離反する方向に移動可能な複数のステータ部材であ
る。
【0015】9、10はこれら各ステータ部材8の周方
向に相隣なる縁部間に係合可能に形成されるV字状の
凹、凸部で、各ステータ部材8が上記式(1)に示す寸
法Lだけ離反する方向に移動しても、係合状態を維持す
ることが可能なように形成されている。11は図3に示
すように環状に巻回されたコイル部材で、各ステータ部
材8の磁極テイース片部6bと対応する位置には、磁極
テイース片部6bが挿通可能な窓部11aがそれぞれ形
成されており、これら各窓部11aに各磁極テイース片
部6bが挿通されることにより、コイル部材11は磁極
テイース片部6bに装着される。そして、上記のように
環状に配置された複数のステータ部材8と、環状に巻回
されたコイル部材11で回転電機のステータ12が構成
されている。
【0016】次に、上記のように構成された実施の形態
1における回転電機のステータ12の製造方法を図につ
いて説明する。まず、図6に矢印Aで示す位置におい
て、プレス打ち抜き加工することにより、後述の切り曲
げを施すための捨て穴a1と、磁極テイース片部6bの
輪郭を形成するための輪郭穴a2を形成する。次いで、
図6に矢印Bで示す位置において、プレス打ち抜き加工
することにより、ヨーク片部6aの周方向の一端側縁部
となる切り曲げb1を形成する。この切り曲げb1は図7
に示すようにして形成される。
【0017】すなわち、図7(B)に示すように下金型
12上に板状部材13を載置し、上金型14を下降させ
て刃型14aにより板状部材13を部分的に切断した
後、上金型14を上昇させて刃型14aを元に戻すと、
切断された部分は再び元の状態に戻り、図7(A)に示
すように切り曲げb1が捨て穴a1と輪郭穴a2の間に形
成される。次いで、図6に矢印Cで示す位置において、
プレス打ち抜き加工することにより、切り曲げb1を形
成したのと同様にして、ヨーク片部6aの周方向の他端
側縁部となる切り曲げc1を形成する。
【0018】次いで、図6に矢印Dで示す位置におい
て、プレス打ち抜き加工することにより、矢印B、Cで
示す位置で加工された部分に、所定の枚数だけ半抜き穴
1を形成するとともに、図6に矢印Eで示す位置にお
いて、例えば矢印B、Cで示す位置で加工されたいずれ
かの部分に、上記所定の枚数毎に一枚ずつ抜き穴e1
形成する。次いで、図6に矢印Fで示す位置において、
プレス打ち抜き加工することにより、抜き落しf1を施
すとともに、抜きかしめすることにより上記所定の枚数
ずつ積層して固着一体化され、図6に矢印Gで示すよう
に積層方向に相隣なる縁部同士が重なり合うように弧状
に配置された複数のステータ部材8が形成される。
【0019】次に、上記のようにして弧状に形成された
複数のステータ部材8を複数群組み合わせることにより
環状に形成する。次いで、ステータ部材8の重なり合っ
た縁部同士間を、周方向に図2に示すように上記式
(1)で示す寸法Lだけ拡げる。すると、各ステータ部
材8は各磁極テイース片部6bの突出長さ寸法tだけ半
径方向外側、すなわち、各磁極テイース片部6bの先端
が図2中二点鎖線で示す位置から図2中に示す状態の位
置まで移動する。
【0020】そして、上記のように各磁極テイース片部
6bが拡開された状態で、図2に示すようにコイル部材
11を各磁極テイース片部6bの内側で、且つ各窓部1
1aが各磁極テイース片部6bと対応するように配置し
た後、ステータ部材8の重なり合った縁部同士間を、周
方向に上記式(1)に示す寸法Lだけ縮めて元の位置に
戻す。すると、各ステータ部材8は半径方向内側、すな
わち、各磁極テイース片部6bの先端が図2中二点鎖線
で示す位置まで移動して元の状態に戻り、各磁極テイー
ス片部6bがコイル部材11の各窓部11aにそれぞれ
挿通されることにより、コイル部材11が各ステータ部
材8に装着される。最後に、各ステータ部材8の重なり
合った縁部同士を、例えば溶接等で固着一体化すること
により図1に示すようなステータ12が完成する。
【0021】このように上記実施の形態1によれば、複
数のステータ部材8を、各ヨーク片部6aの積層方向に
相隣なる縁部同士が重なり合うように環状に配置し、重
なり合う縁部同士が周方向へ離反する方向に移動可能と
し、この移動により環状を拡開させた状態で、各ステー
タ部材8の内側に環状のコイル部材11を配置した後、
各ステータ部材8を周方向に移動させて元の状態に戻す
ことにより、各磁極テイース片部6bをコイル部材11
の各窓部11aに挿通させ、コイル部材11を各ステー
タ部材8に装着するようにしているので、大きな力を要
することなく各ステータ部材8を環状に成形することが
でき、又、コイル部材11の形状を損なうこともないの
で、性能の低下を来す等ということもなくなる。
【0022】又、各ステータ部材8を順送りの鉄心金型
で形成するようにしているので、組立作業性の向上を図
ることができる。さらに又、各ステータ部材8の周方向
に相隣なる縁部間に、お互いに係合可能なV字状の凹、
凸部9、10を形成したので、各ステータ部材8を周方
向に移動させて拡開する際に、これら凹、凸部9、10
が半径方向のずれを規制し、ずれ規制手段として機能す
るため、さらに組立作業性の向上を図ることが可能にな
る。
【0023】なお、上記構成では詳しく述べなかった
が、各ステータ部材8の重なり合った縁部同士を溶接で
固着一体化する際に、重なり合った縁部と対応する外周
面に、積層方向に延在する凹部を形成し、この凹部の位
置で溶接するようにすれば、外形形状を損なうことなく
溶接による固着一体化が可能になる。又、図示はしない
が、テイース片部6bの先端が周方向両側にそれぞれ突
出していて、スロット部7の開口が狭くなりコイル部材
11の装着が困難な場合には、テイース片部6bの先端
両側に半径方向に突出する突出部を形成しておき、コイ
ル部材11を装着した後にこの突出部を周方向に折り曲
げることにより、スロット部7の開口を所望の狭さにす
るようにしても良い。
【0024】実施の形態2.図8はこの発明の実施の形
態2における回転電機のステータの要部を形成するステ
ータ部材の縁部の構成を示し、(A)は側断面図、
(B)は正面図、図9は図8におけるステータ部材の縁
部を拡開させた状態の構成を示し、(A)は側断面図、
(B)は正面図である。
【0025】図において、15は弧状を有するヨーク片
部15aと、このヨーク片部15aから内側に突出して
形成され隣接する同士でスロット部16を区画する磁極
テイース片部15bとで形成された板状磁性部材、17
はこの板状磁性部材15を多数枚積層してなり、これら
板状磁性部材15の各ヨーク片部15aの積層方向に相
隣なる縁部同士が重なり合うように環状に配置され、且
つ周方向に重なり合う範囲内で少なくとも上記実施の形
態1における式(1)に示す寸法Lだけ離反する方向に
移動可能な複数のステータ部材、18、19はこれら各
ステータ部材17の周方向に相隣なる縁部間に、係合可
能に形成されるずれ規制手段としての凹、凸部で、図9
に示すように各ステータ部材17を上記式(1)に示す
寸法Lだけ周方向に移動させ、拡開させた状態において
も係合を維持し得るようになっている。
【0026】このように上記実施の形態2によれば、各
ステータ部材17の周方向に相隣なる縁部間に、お互い
に係合可能なずれ規制手段として凹、凸部18、19を
形成し、且つ各ステータ部材17を拡開させた状態にお
いてもその係合を維持し得るようにしたので、コイル部
材(図示せず)を装着する際に、各ステータ部材17が
ばらばらになることなく環状を容易に維持することが可
能となるため、組立作業性の向上を図ることができる。
【0027】実施の形態3.図10はこの発明の実施の
形態3における回転電機のステータの要部を形成するス
テータ部材の縁部の構成を示し、(A)は側断面図、
(B)は正面図である。図において、全ての符号は上記
実施の形態2におけると同様なので説明を省略する。上
記実施の形態2においては、ずれ規制手段としての凹、
凸部18、19を全ての板状磁性部材15に形成した場
合について説明したが、この実施の形態3においては、
例えば図10(A)に示すように凹、凸部18、19を
積層方向一端側の2枚、および他端側の3枚にそれぞれ
形成するようにしたものである。
【0028】このように上記実施の形態3によれば、ず
れ規制手段としての凹、凸部18、19を全ての板状磁
性部材15に形成するのではなく、積層方向両端側の所
定の枚数(図10においては2枚、3枚)のみに形成す
るようにしたので、ステータ部材を周方向に移動させて
拡開する際に、移動のために要する摩擦抵抗が全ての板
状磁性部材15に形成されている場合と比較し小さくな
るため、拡開が容易となり組立作業性の向上をさらに図
ることが可能となる。
【0029】なお、上記構成では、凹、凸部18、19
を積層された板状磁性部材15の積層方向両端側の数枚
にそれぞれ形成した場合について説明したが、これに限
定されるものではなく、適当な位置を設定しその位置の
板状磁性部材15に形成するようにすれば良いことは言
うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、弧状を有するヨーク片部と、ヨーク片部から内側
に突出され隣接する同士でスロット部を区画する磁極テ
イース片部とが形成された多数の板状磁性部材を積層し
てなり、各ヨーク片部の積層方向に相隣なる縁部同士が
重なり合うように環状に配置され且つ周方向に重なり合
う範囲内で少なくとも下式に示す寸法、 L=2×π×t/n 但し、t:磁極テイース片部の突出長さ寸法 n:スロット部の数 だけ離反する方向に移動可能な複数のステータ部材と、
各ステータ部材が離反する方向に移動した状態で各ステ
ータ部材の内側に配置されるとともに、各ステータ部材
が元に戻された状態で各磁極テイース片部に装着される
コイル部材とを備えたので、成形が容易で組立作業性が
良く、性能の低下を防止することが可能な回転電機のス
テータを提供することができる。
【0031】又、この発明の請求項2によれば、請求項
1において、各ステータ部材の周方向に相隣なる縁部間
に半径方向のずれを規制するずれ規制手段を備えたの
で、さらに組立作業性の良い回転電機のステータを提供
することができる。
【0032】又、この発明の請求項3によれば、請求項
2において、ずれ規制手段を、周方向に延在して係合可
能に形成され、且つステータ部材が離反する方向に移動
した状態においても係合状態を維持する凹、凸部とした
ので、簡単な構造でさらに組立作業性の良い回転電機の
ステータを提供することができる。
【0033】又、この発明の請求項4によれば、請求項
2または3において、ずれ規則手段を、積層方向に所定
の位置の板状磁性部材に形成するようにしたので、より
さらに組立作業性の良い回転電機のステータを提供する
ことができる。
【0034】又、この発明の請求項5によれば、請求項
1ないし4のいずれかにおいて、各ステータ部材を、外
周面の各ヨーク片部の縁部同士が重なり合う位置と対応
する部位に積層方向に延在する凹部を形成し、凹部の位
置で溶接を行うことにより固着一体化するようにしたの
で、外形形状を損なうことなく溶接による固着一体化が
可能な回転電機のステータを提供することができる。
【0035】又、この発明の請求項6によれば、弧状を
有するヨーク片部と、ヨーク片部から内側に突出され隣
接する同士でスロット部を区画する磁極テイース片部と
が形成された多数の板状磁性部材を積層してなり、各ヨ
ーク片部の積層方向に相隣なる縁部同士が重なり合うよ
うに環状に配置され且つ周方向に重なり合う範囲内で少
なくとも下式に示す寸法、 L=2×π×t/n 但し、t:磁極テイース片部の突出長さ寸法 n:スロット部の数 だけ離反する方向に移動可能な複数のステータ部材を順
送の鉄心金型で形成する工程と、ステータ部材を少なく
とも寸法Lだけ離反する方向に移動させることによりス
テータ部材の配置径寸法を寸法2tだけ拡大させる工程
と、ステータ部材の配置を拡大させた状態で各ステータ
部材の内側にコイル部材を配置する工程と、各ステータ
部材を元の配置に戻し各磁極テイース片部にコイル部材
を装着させる工程と、各ステータ部材を固着一体化させ
る工程とを包含したので、成形が容易で組立作業性が良
く、性能の低下を防止することが可能な回転電機のステ
ータの製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における回転電機の
ステータの構成を示し、(A)は正面図、(B)は側面
図である。
【図2】 図1におけるステータの組立途中の状態を示
す正面図である。
【図3】 図1におけるステータの磁極テイース片部に
装着されるコイル部材の構成を示し、(A)は正面図、
(B)は一部を断面にして示す側面図である。
【図4】 ステータ部材の要部の構成を示し、(A)は
正面図、(B)は側面図である。
【図5】 図4におけるステータ部材を周方向に移動さ
せた状態の構成を示し、(A)は正面図、(B)は側面
図である。
【図6】 ステータ部材をプレス打ち抜きにより形成す
る工程を示す図である。
【図7】 図6における工程中に適用される切り曲げ加
工を示し、(A)は加工完了の状態を示す平面図、
(B)は加工途中の状態を示す側断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態2における回転電機の
ステータの要部を形成するステータ部材の縁部の構成を
示し、(A)は側断面図、(B)は正面図である。
【図9】 図8におけるステータ部材の縁部を拡開させ
た状態の構成を示し、(A)は側断面図、(B)は正面
図である。
【図10】 この発明の実施の形態3における回転電機
のステータの要部を形成するステータ部材の縁部の構成
を示し、(A)は側断面図、(B)は正面図である。
【図11】 従来の回転電機のステータの構成を示す正
面図である。
【図12】 図11における回転電機のステータの鉄心
の製造工程を示し、(A)はコイル挿入前の状態を示す
正面図、(B)はコイル挿入後の状態を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
6,15 板状磁性部材、6a,15a ヨーク片部、
6b,15b 磁極テイース片部、7,16 スロット
部、8,17 ステータ部材、9,18 凹部、10,
19 凸部、11 コイル部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋田 裕之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 狩山 明賢 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 山村 明弘 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 小紫 啓一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 西村 慎二 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 楠本 勝彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 山本 恒宣 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5H002 AA07 AB01 AC02 5H603 AA09 BB01 BB12 CA01 CB02 CB03 CC04 CD22 EE01 5H615 AA01 BB01 BB14 PP01 PP07 PP08 PP13 PP14 QQ03 QQ12 SS03 SS04 SS05 SS13 SS16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弧状を有するヨーク片部と、上記ヨーク
    片部から内側に突出され隣接する同士でスロット部を区
    画する磁極テイース片部とが形成された多数の板状磁性
    部材を積層してなり、上記各ヨーク片部の積層方向に相
    隣なる縁部同士が重なり合うように環状に配置され且つ
    周方向に上記重なり合う範囲内で少なくとも下式に示す
    寸法、 L=2×π×t/n 但し、t:磁極テイース片部の突出長さ寸法 n:スロット部の数 だけ離反する方向に移動可能な複数のステータ部材と、
    上記各ステータ部材が離反する方向に移動した状態で上
    記各ステータ部材の内側に配置されるとともに、上記各
    ステータ部材が元に戻された状態で上記各磁極テイース
    片部に装着されるコイル部材とを備えたことを特徴とす
    る回転電機のステータ。
  2. 【請求項2】 各ステータ部材の周方向に相隣なる縁部
    間に半径方向のずれを規制するずれ規制手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の回転電機のステータ。
  3. 【請求項3】 ずれ規制手段は、周方向に延在して係合
    可能に形成され、且つステータ部材が離反する方向に移
    動した状態においても上記係合状態を維持する凹、凸部
    であることを特徴とする請求項2記載の回転電機のステ
    ータ。
  4. 【請求項4】 ずれ規制手段は、積層方向に所定の位置
    の板状磁性部材に形成されていることを特徴とする請求
    項2または3記載の回転電機のステータ。
  5. 【請求項5】 各ステータ部材は、外周面の各ヨーク片
    部の縁部同士が重なり合う位置と対応する部位に積層方
    向に延在する凹部が形成され、上記凹部の位置で溶接を
    行うことにより固着一体化されていることを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれかに記載の回転電機のステー
    タ。
  6. 【請求項6】 弧状を有するヨーク片部と、上記ヨーク
    片部から内側に突出され隣接する同士でスロット部を区
    画する磁極テイース片部とが形成された多数の板状磁性
    部材を積層してなり、上記各ヨーク片部の積層方向に相
    隣なる縁部同士が重なり合うように環状に配置され且つ
    周方向に上記重なり合う範囲内で少なくとも下式に示す
    寸法、 L=2×π×t/n 但し、t:磁極テイース片部の突出長さ寸法 n:スロット部の数 だけ離反する方向に移動可能な複数のステータ部材を順
    送の鉄心金型で形成する工程と、上記ステータ部材を少
    なくとも上記寸法Lだけ離反する方向に移動させること
    により上記ステータ部材の配置径寸法を寸法2tだけ拡
    大させる工程と、上記ステータ部材の配置を拡大させた
    状態で上記各ステータ部材の内側にコイル部材を配置す
    る工程と、上記各ステータ部材を元の配置に戻し上記各
    磁極テイース片部に上記コイル部材を装着させる工程
    と、上記各ステータ部材を固着一体化させる工程とを包
    含したことを特徴とする回転電機のステータの製造方
    法。
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