JP3993073B2 - 回転電機の回転子及びその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は回転電機の回転子及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は、従来の回転子のコアの斜視図であり、図9は、図8の回転子のコアに銅線を巻装した状態を示す斜視図である。
【0003】
図8及び図9に示すように、コア50は、中心部から放射状に延びる複数のティース51を有したコアシート52を複数枚積層して形成されている。コア50は、放射状に延びたそれぞれのティース51の間に銅線53が巻装されている。銅線53は、シャフト54が挿入された後に、コア50の外側から数本のティース51を跨いで巻装する分布巻によってコア50に巻装されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−069705(図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のコア50においては、分布巻は巻く時のアンダーカット部となるスロット内の巻線占積率が低くなり、モータ効率向上の障害となってしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、巻線占積率を向上させることによってモータ効率を向上させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、請求項1に記載の発明は、直列状に配列され該配列方向の一方の端部に第一連結部が形成された複数の第一ティースからなる第一コアシートと、直列状に配列され前記第一ティースと逆方向の端部に第二連結部が形成された複数の第二ティースからなる第二コアシートとを、前記第一及び第二連結部が互いに反対方向に突出するとともに該第一及び第二連結部を前記配列方向の直交方向に並べて積層して形成したコア直列体を円環状に構成し、前記第一及び第二ティースは、周方向に沿ってその先端の一方に前記第一及び第二連結部が形成された腕部をそれぞれ備え、該腕部の径方向幅が前記連結部の径方向幅よりも短く形成され、前記第一及び第二ティースには、その基端に固着部が形成され、前記コア直列体は、前記第一及び第二ティースが周方向に隣り合うティースの固着部により密着することで円環状に構成され、前記連結部は、その厚さが前記腕部の厚さより薄く形成されて、互いに間隙を設けて積層されている
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第一及び第二ティースは、前記コア直列体の径方向に延び巻線を巻装する巻線部を備え、前記巻線部から径方向外側に外れた位置に前記第一及び第二ティースを積層方向に固着する第一嵌合凹部及び該第一嵌合凹部に嵌合される第一嵌合凸部が形成され、前記巻線部から径方向内側に外れた位置に前記第一及び第二ティースを積層方向に固着する第二嵌合凹部及び該第二嵌合凹部に嵌合される第二嵌合凸部が形成した。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記固着部は、回転子の組み付け時にシャフトに固着されるものであり、前記固着部は、幅方向両側に周方向に隣り合う前記ティースと互いに径方向の移動を規制するための凹部及び凸部形成されている
【0011】
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の回転電機の回転子の製造方法であって、直列状に配列され該配列方向に略沿って延びる腕部と該腕部の一端に前記腕部より幅広に設定された第一及び第二連結部と回転子の組み付け時にシャフトに固着されるとともに幅方向両側に形成され周方向に隣り合うティースと互いに径方向の移動を規制するための凹部及び凸部を備えた固着部と前記ティースを積層方向に固着する第一嵌合部及び第二嵌合部と前記腕部と前記固着部との間に形成された巻線部とが形成された複数の第一及び第二ティースからなる第一及び第二コアシートとを金属製の平板からプレスによって打抜き形成する工程と、前記第一及び第二コアシートを前記第一嵌合部及び第二嵌合部にて積層するとともに前記第一及び第二連結部を回動可能に連結する工程と、前記巻線部に巻線を巻装する工程と、前記第一及び第二コアシートを積層して形成されたコア直列体を円環状に形成する工程とを備えた。
【0012】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記第一嵌合部及び前記第二嵌合部を、前記巻線部から径方向外側及び径方向内側に外れた位置に形成した。
【0013】
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、連結部をティースの配列方向の直交方向に並べて積層することによって周方向に隣り合う各ティースを回動することができるように連結した。従って、各ティースに備えられた巻線部の間隔を広く取ることができ、巻線部に容易に巻線が巻装される。また、コア直列体に対する腕部の径方向幅を短くすることにより多くの巻線が巻装される。また、連結部の磁気抵抗が高くなり、連結部からの磁束漏れが防がれる。また、積層される連結部間に間隙が形成され連結部の磁気抵抗が大きくなる。
【0014】
請求項2に記載の発明によれば、第一嵌合部及び第2嵌合部が磁気回路の流れを遮断することがない。
請求項3に記載の発明によれば、隣り合うティースが互いに径方向に力を及ぼし合うためその摩擦力によってティース間が開くのが防止される。
【0016】
請求項に記載の発明によれば、各ティースに備えられた巻線部の間隔を広く取ることができ、巻線部に容易に巻線が巻装されるとともに、コア直列体に対する腕部の径方向幅を短くすることにより多くの巻線が巻装される回転電機の電機子が製造される。
【0017】
請求項に記載の発明によれば、第一嵌合部及び第2嵌合部が磁気回路の流れを遮断することのない回転電機の電機子が製造される。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第一の実施の形態)
以下、本発明をロータコアに具体化した第一の実施の形態を図1〜図6に従って説明する。
【0019】
図1は、本発明のロータコアの斜視図である。図2は、図1におけるA−A線断面図である。
ロータコア1は、第一ティース2及び第二ティース3を略円柱形状に交互に積層することによって形成されている。ロータコア1は、第一ティース2及び第二ティース3同士が同じ平面上に位置するように組み付けられている。すなわちロータコア1は、同一平面上に第一ティース2のみで略円盤形状に整形された第一コアシート4と、同じく同一平面上に第二ティース3のみで略円盤形状に整形された第二コアシート5を交互に重ね合わせることによって形成されている。
【0020】
ロータコア1の中心には図示しないシャフトを挿入するための円柱形状の孔が形成されている。
図3(a)は、第一ティースの平面図である。図3(b)は、図3(a)におけるB−B線断面図である。図3(c)は、第二ティースの平面図である。図3(d)は、図3(c)におけるC−C線断面図である。なお、以下の図面においては、図面が煩雑となるのをさけるためティースの細かな部材名称については図3(a)〜(d)のみに記載するものとする。
【0021】
第一ティース2は、巻線部2a、腕部2b、固着部2c及び第一連結部としての回動連結部2dを備えている。巻線部2aは、長板状をしており第一ティース2の略中心に位置している。巻線部2aの一端(図3(a)において上端)には腕部2bが一体に形成されており、他端(図3(a)において下端)には固着部2cが一体に形成されている。
【0022】
腕部2bは周方向に沿って延びるように形成され、長手方向略中央位置において巻線部2aと直交するように一体形成されている。腕部2bは一端(図3(a)において右端)に回動連結部2dが形成されている。腕部2bはその径方向の長さが回動連結部2dの径方向幅よりも小さく設定されている。腕部2bの略中央には上面(図面のおもて面であり、図2において上面)に第一嵌合部としての第一嵌合凹部7、下面(図面の裏面であり、図2において下面)に第一嵌合部としての第一嵌合凸部8が同軸上に形成されている。尚、本実施形態において第一嵌合凹部7及び第一嵌合凸部8はロータコア1において巻線部2aの径方向外側に形成されている。
【0023】
回動連結部2dは、略円盤形状をしており、その中心の上面(図面のおもて面であり、図2において上面)に回動凹部9、下面(図面の裏面であり、図2において下面)に回動凸部10が形成されている。回動凹部9及び回動凸部10は、同軸上に形成されており、回動凹部9の径は、回動凸部10の径よりやや大径に形成されている。
【0024】
固着部2cは、第一ティース2を円盤形状に組み付け可能となるように先端部に近付くにつれて幅狭に形成されている。固着部2cの略中央には、上面(図面のおもて面であり、図1において上面)に第二嵌合部としての第二嵌合凹部11、下面(図面の裏面であり、図1において下面)に図示しない第二嵌合部としての第二嵌合凸部が同軸上に形成されている。尚、本実施形態において第二嵌合凹部11及び第二嵌合凸部はロータコア1において巻線部2aの径方向内側に形成されている。
【0025】
固着部2cの先端部は、両側が略クランク状の外縁をなしており、凹部13及び凸部14が形成されている。凹部13及び凸部14は、第一ティース2が円環状に組み付けられる際、周方向に隣り合う第一ティース2同士が略密着するように同様のクランク形状によって形成されている。
【0026】
固着部2cの先端面は、ロータコア1の形成時に図示しないシャフトを挿入するための円柱形状の孔が形成されるように凹曲面状に形成されている。
第二ティース3は、巻線部3a、腕部3b、固着部3c及び第二連結部としての回動連結部3dを備えている。巻線部3aは、長板状をしており第二ティース3の略中心に位置している。巻線部3aの一端(図3(c)において上端)には腕部3bが形成されており、他端(図3(c)において下端)には固着部3cが形成されている。
【0027】
腕部3bは、巻線部3aから垂直方向両側に延設されており、片側の端部(図3(c)において左端)には回動連結部3dが形成されている。腕部3bの略中央には上面(図面のおもて面であり、図2において上面)に第一嵌合部としての第一嵌合凹部15、下面(図面の裏面であり、図2において下面)に第一嵌合部としての第一嵌合凸部16が形成されている。第一嵌合凹部15及び第一嵌合凸部16は、同軸上に形成されており、上述した第一ティース2との積層状態において、第一嵌合凸部8及び第一嵌合凹部7と互いに嵌合している。
【0028】
回動連結部3dは、略円盤形状をしており、その中心の上面(図面のおもて面であり、図2において上面)に回動凹部17、下面(図面の裏面であり、図2において下面)に回動凸部18が形成されている。回動凹部17及び回動凸部18は、同軸上に形成されており、回動凹部17の径は、回動凸部18の径よりやや大径に形成されている。
【0029】
固着部3cは、第二ティース3を円盤形状に組み付け可能となるように先端部に近付くにつれて幅狭に形成されている。固着部3cの略中央には、上面(図面のおもて面であり、図1において上面)に第二嵌合部としての第二嵌合凹部19、下面(図面の裏面であり、図1において下面)に図示しない第二嵌合部としての第二嵌合凸部が形成されている。第二嵌合凹部19及び第二ティース3の第二嵌合凸部は、同軸上に形成されており、上述した第一ティース2との積層状態において、第一ティース2の第二嵌合凸部及び第二嵌合凹部11と互いに嵌合している。
【0030】
固着部3cの先端部は、両側が略クランク状の外縁をなしており、凹部21及び凸部22が形成されている。凹部21及び凸部22は、第二ティース3が円環状に組み付けられる際、周方向に隣り合う第二ティース3同士が略密着するように同様のクランク形状によって形成されている。
【0031】
固着部3cの先端面は、ロータコア1の形成時に図示しないシャフトを挿入するための円柱形状の孔が形成されるように凹曲面状に形成されている。
以上のように第二ティース3は、第一ティース2の腕部2b及び回動連結部2dを左右逆側に延設したことにより形成されている。
【0032】
次に、上記のように構成されるロータコアの形成方法を図4〜図6に従って説明する。
図4(a)は、本発明の第一の実施の形態におけるティースを形成する工程を示す平面図である。
【0033】
図4(a)に示すように、ステップS1において、図示しないプレス装置は、金属製の平板23から第一ティース2及び第二ティース3の形成時に不要となる部分の打抜きを行う。尚、第一ティース2及び第二ティース3は、直列状態で平板23上に並べられており、互いの巻線部2a,3a及び固着部2c,3cとが交互にかみ合って打抜かれるように設計されている。尚、直列状態で一度に形成される第一ティース2及び第二ティース3の数は、図面上は六つとなっているが、これは図面が煩雑となるのを避けるためであり実際の第一ティース2及び第二ティース3の数は六つに限定されない。プレス装置による打抜き工程が終わると形成段階はステップS2a又はステップS2bのいずれか一方に移行される。
【0034】
ステップS2aは、ティースの積層時に下端以外に積層されるティースを形成する工程である。ステップS2bは、ティースの積層時に下端となるティースを形成する工程である。
【0035】
ステップS2aにおいて、プレス装置は、第一嵌合凹部7,15、第二嵌合凹部11,19、回動凹部9,17の打出しを行う。第一嵌合凹部7,15、第二嵌合凹部11,19、回動凹部9,17の打出しが行われることによって、その裏面に位置する第一嵌合凸部8,16、第一ティース2及び第二ティース3に形成された第二嵌合凸部、回動凸部10,18が打出される。
【0036】
ここで、直列状態で形成される第一ティース2及び第二ティース3のうちで、平板23の端部に回動連結部2d,3dが形成されるものには、回動凹部9,17及び回動凸部10,18が形成されない。このように回動凹部9,17及び回動凸部10,18が形成されていない第一ティース2及び第二ティース3を、以下それぞれ連結用第一ティース24及び連結用第二ティース25(図4(b)参照)として説明する。
【0037】
ステップS2bにおいて、プレス装置は、積層時に下端となるティースから凸部が突出することを防ぐため第一嵌合凹部7,15、第二嵌合凹部11,19及び回動凹部9,17を打抜いて形成する。
【0038】
ステップS2a又はステップS2bにおいて、凹部及び凸部の打出し又は、凹部の打抜きが行われると形成段階はステップS3a又はステップS3bのいずれか一方に移行される。
【0039】
ステップS3aは、第一ティース2を形成する工程である。ステップS3bは、第二ティース3を形成する工程である。プレス装置は、ステップS2aを経た平板23に第一ティース2を形成するステップS3aと第二ティース3を形成するステップS3bを交互に行うようにプログラムされている。従って、平板23には、第一ティース2を形成する直列状のティース群と第二ティース3を形成する直列状のティース群が交互に並んで形成される。
【0040】
ステップS3a及びステップS3bにおいて、プレス装置は、腕部2b,3b及び回動連結部2d,3dの形成を行う。腕部2b,3b及び回動連結部2d,3dの形成が行われると、形成段階はステップS4に移行される。尚、ステップS4以降の形成段階においては、かみ合うように形成された各ティース2,3の打抜きの順序を表したものである。従って、第一ティース2及び第二ティース3の区別をする必要がなく、図面では第一ティース2の場合のみを図示して説明する。
【0041】
ステップS4において、プレス装置は、同一の列(図4aステップS4において上側)に形成された第一ティース2又は第二ティース3の打抜きを行う。第一ティース2又は第二ティース3の打抜きは、直線上に並ぶように直列状態で行われ、第一ティース2又は第二ティース3は、打抜かれると同時にプレス装置の型内で積層される。プレス装置によって、同一の列(図4aにおいて上側)に形成された第一ティース2又は第二ティース3の打抜きが行われると、形成段階はステップS5に移行される。
【0042】
ステップS5において、プレス装置は、先ほど打抜かれた第一ティース2又は第二ティース3とかみ合うように同一の列(図4aにおいて上側)に形成された第一ティース2又は第二ティース3の打抜きを行う。打抜かれた第一ティース2及び第二ティース3は、ステップS4と同様に第一ティース2又は第二ティース3が、直列状態でまとめて打抜かれ、打抜かれると同時にプレス装置の型内で積層される。
【0043】
このようにして直列状態で打抜かれると同時に積層される第一ティース2と第二ティース3は、それぞれ巻線部2a,3aに対する腕部2b,3b及び回動連結部2d,3dの延設方向が異なっている。そのため直列状態で打抜かれた第一ティース2及び第二ティース3は、回動連結部2d,3dが互いに反対方向に突出するように積層されている。
【0044】
回動連結部2d,3dは互いに反対方向に突出するように積層されるが、第一ティース2及び第二ティース3は直列状に配列されている。従って、隣り合った第一ティース2及び第二ティース3の端部に形成された回動連結部2d,3d同士が各ティース2,3の配列方向の直交方向に並べて積層された状態となる。
【0045】
図4(b)は、コア直列体の斜視図である。
コア直列体26は、ステップS4及びステップS5において直列状態で打抜かれた第一ティース2及び第二ティース3が交互に積層されることによって形成されている。第一ティース2と第二ティース3は、第一嵌合凹部7,15と第一嵌合凸部8,16及び第二嵌合凹部11,19と第一ティース2及び第二ティース3に形成された第二嵌合凸部が互いに嵌合することにより積層状態をなしている。第一ティース2と第二ティース3は、回動凹部9,17と回動凸部10,18が互いに嵌合することにより周方向に隣り合う各ティース2,3と回動可能に連結されている。
【0046】
コア直列体26の両端部は、一方(図4(b)において左端)が連結用第一ティース24によって、他方(図4(b)において右端)が連結用第二ティース25によって形成されている。
【0047】
図5(a)は、巻線を巻装したコア直列体の上面図である。図5(b)は、巻線を巻装したコア直列体の斜視図である。
積層状態とされた第一ティース2と第二ティース3は、コア直列体26に、すなわち周方向に隣り合う各固着部2c,3cがそれぞれ離間した状態で巻線部2a,3a(図3(a)及び図3(c)参照)に巻線27が集中巻によって巻装される。巻線27は、各巻線部2a,3aに巻装されるとコア直列体26の両端面から突出幅28だけコア直列体26の積層方向へ突出する。
【0048】
図6は、巻線が巻装された状態のロータコアの断面図である。
ロータコア1は、巻線27が巻装された後、コア直列体26を円環状にして形成されている。コア直列体26の両端部を形成している連結用第一ティース24及び連結用第二ティース25は互いのティース24,25が交互に組み付けられ、レーザ溶接により固着状態とされている。ロータコア1の中心部は、周方向に隣り合う各固着部2c,3cが、凹部13と凸部14及び凹部21と凸部22(図3(c)参照)とが互いに密着状態でレーザ溶接されることによって固着状態とされている。
【0049】
次に、上記のように構成されたロータコアの作用を図2及び図3に従って説明する。
回動凹部9,17は、回動凸部10,18よりも大きい径を持つように形成されている。従って、第一ティース2と第二ティース3とが積層状態となり、回動凹部9,17と回動凸部10,18が嵌合状態となっても回動凹部9,17と回動凸部10,18の間には僅かに隙間が形成されている。そのため、周方向に隣り合う各ティース2,3の回動を妨げない。
【0050】
周方向に隣り合う第一ティース2及び第二ティース3は、各ティース2,3の凹部13,21と凸部14,22とが密着状態でレーザ溶接されており、各ティース2,3の間の固着状態が強化される。また、隣り合うティース2,3は、各凹部13,21と凸部14,22が互いに径方向への移動を規制しておりその力によって各ティース2,3間の剛性が高められている。従って、ロータコア1の組み付け後に図示しないシャフトの挿入が行われるが、その際に各ティース2,3の固着状態が解けにくくなる。
【0051】
コア直列体26を円環状に形成する際に回動連結部2d,3dは、第一ティース2及び第二ティース3の両側から突出して交差するように組み付けられている。従って、コア直列体26の回動連結部2d,3dの剛性が高くなる。
【0052】
上記したように、第一の実施の形態によれば、以下の効果を有する。
(1)巻線27は、各ティース2,3が積層されたものが直列状態に並んだコア直列体26の状態で巻装される。従って、巻線27を巻装する際に各巻線部2a,3aの間を十分に取ることができるので容易に巻線27を巻装することができる。
【0053】
(2)巻線27を容易に巻装することができるので、巻線27の巻装に要する時間を短縮することができる。
(3)巻線27を巻装する際に各巻線部2a,3aの間を十分に取ることができるので巻線27を整頓して巻装することができ巻線27の占積率を上げることができる。
【0054】
(4)巻線27を整頓して巻装することにより巻線27のコア直列体26からの突出幅28を小さくすることができる。従って、モータの全長を短く抑えモータを小型化することができる。
【0055】
(5)巻線27を整頓して巻装することにより巻線27が有効に巻装されるため、不必要に巻線27が長くなり巻線抵抗が増加するのを防ぐことができる。
(6)各ティース2,3の固着部2c,3cに凹部13,21及び凸部14,22を形成することにより、それぞれ周方向に隣り合ったティース2,3との固着力が高められる。従って、ロータコア1へのシャフトの挿入時に、各ティース2,3の固着状態が解けにくくなる。
【0056】
(7)平板23は、直列状態の第一ティース2及び第二ティース3が交互に形成されるようにそれらの形成順序が設定されている。そのため、プレス装置は平板23から第一及び第二ティース2,3を順番に打抜くと同時に積層すると自然に第一コアシート4と第二コアシート5が交互に積層される。従って、ロータコア1の製造時間を短縮することができる。
【0057】
(8)各ティース2,3は、平板23から直線上に並ぶように直列状態で打抜かれる。従って、平板23から効率的に各ティース2,3が製造され、歩留まりを向上することができる。
【0058】
(9)プレス装置は、第一ティース2及び第二ティース3を互いの巻線部2a,3a及び固着部2c,3cが交互にかみ合って打抜かれるように設計されている。従って、平板23から有効に各ティース2,3を形成することができ、歩留まりを更に向上することができる。
【0059】
(10)コア直列体26は、回動連結部2d,3dの剛性が高く形成されている。従って、ロータコア1の形成時などに回動連結部2d,3dの回動操作を行っても回動連結部2d,3dが破損するのを防ぐことができる。
【0060】
(11)巻線27は、コア直列体26の状態で巻線され、その後略円筒形状に組み付けてロータコア1を形成する。従って、ロータコア1の外縁部に巻線27を巻装するための隙間を設ける必要がなく、コギングトルクの発生を抑えることができる。
【0061】
(12)第一嵌合凹部7,15及び第一嵌合凸部8,16は、ロータコア1において巻線部2aの径方向外側に形成されている。また、第二嵌合凹部11,19及び該第2嵌合凹部と嵌合する第二嵌合凸部は、ロータコア1において巻線部2aの径方向内側に形成されている。従って、巻線部2aに形成される第一嵌合凹部7,15、第一嵌合凸部8,16、第二嵌合凹部11,19及び第二嵌合凸部が磁気の流れを妨げるのを防ぐことができる。
【0062】
(13)第一嵌合凹部7,15及び第一嵌合凸部8,16は、腕部2b,3bの略中央位置に形成されている。また、第二嵌合凹部11,19及び該第2嵌合凹部と嵌合する第二嵌合凸部は固着部2c,3cの略中央位置に形成されている。従って、腕部2b,3b及び固着部2c,3cの積層状態を安定して保持することができる。
【0063】
(14)腕部2bはその短手方向の長さが回動連結部2dの直径よりも小さく設定されている。そのため、巻線を巻装可能となる箇所をロータコア1の径方向において増加させることができる。従って、巻線部2aにより多くの巻線を巻装することができる。
【0064】
(第二の実施の形態)
以下、本発明をロータコアに具体化した第二の実施の形態を図7(a)〜図7(d)に従って説明する。
【0065】
尚、第二の実施の形態は、上記第一の実施の形態のロータコア1において、各ティース2,3の形状を一部変更したものであり、その他は第一の実施の形態と同様の構成である。従って、第一の実施の形態と同様の構成をとる箇所については同一符号を付しその詳細な説明を省略する。
【0066】
図7(a)は、第二の実施の形態における第一ティースの平面図である。図7(b)は、図7(a)におけるD−D線断面図である。図7(c)は、第二の実施の形態における第二ティースの平面図である。図7(d)は、図7(c)におけるE−E線断面図である。
【0067】
第一ティース29は、巻線部29a、腕部29b、固着部29c及び回動連結部29dを備えている。第一ティース29は、第一の実施の形態における第一ティース2の回動連結部2dを図7(b)において上面から凹部を設けることによって形成されている。従って、回動連結部29dは、第一ティース29の他の箇所よりも薄肉に形成されている。回動連結部29dが薄肉に形成されることにより第一の実施の形態における回動凹部9が浅くなり、回動凹部30が形成されている。回動凹部30及び回動凸部10は、同軸上に形成されており、回動凹部30の径は、回動凸部10の径よりやや大径に形成されている。
【0068】
第二ティース31は、巻線部31a、腕部31b、固着部31c及び回動連結部31dを備えている。第二ティース31は、第一の実施の形態における第二ティース3の回動連結部3dを図7(d)において上面から凹部を設けることによって形成されている。従って、回動連結部31dは、第二ティース31の他の箇所よりも薄肉に形成されている。回動連結部31dが薄肉に形成されることにより第一の実施の形態における回動凹部17が浅くなり、回動凹部32が形成されている。回動凹部32及び回動凸部10は、同軸上に形成されており、回動凹部30の径は、回動凸部10の径よりやや大径に形成されている。
【0069】
上記のように形成された第一ティース29及び第二ティース31は、第一の実施の形態と同様、交互に積層されてロータコア1を形成する。
次に、上記のように構成されたロータコアの作用を図7(e)に従って説明する。
【0070】
図7(e)は、第二の実施の形態において、第一ティース及び第二ティースの積層状態における回動連結部を表した断面図である。第一ティース29と第二ティース31との積層状態において、両回動連結部29d,31dは薄肉に形成されているので両回動連結部29d,31dの間には隙間が形成され、磁気抵抗が大きくなる。
【0071】
上記したように、第二の実施の形態によれば、第一の実施の形態に記載の効果に加え以下の効果を有する。
(1)回動連結部29d,31dを腕部29b,31bより薄肉に形成したため第一ティース29及び第二ティース31は回動連結部29d,31dの間に隙間を有して積層される。従って、積層された回動連結部29d,31dの間の磁気抵抗を大きくすることにより磁束の漏れを防止し、モータのトルクを向上させることができる。
【0072】
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記各実施の形態では、ティースを積層する際に二箇所に嵌合凸部及び嵌合凹部を形成してそれぞれ嵌合させることによって積層状態を固着したが、ティースの積層状態を保持することができればよく、これに限定されない。
【0073】
○上記各実施の形態では、第一ティース2,29及び第二ティース3,31のうちで積層時に下端となるティースは、下端面に突出部が出ないように適宜打抜きなどが行われていた。しかし、打抜きが行われなくても下端面から突出する幅はティース一枚程度の厚さのものであるため打抜き作業が行われてないものでもよい。
【0074】
○上記各実施の形態では、第一コアシート4と第二コアシート5を交互に積層したが、例えば第一コアシート4を二枚積層した後に第二コアシート5を三枚積層するなど、積層する順序及びその枚数を適宜変更してもよい。
【0075】
○上記各実施の形態では、第一ティース2,29及び第二ティース3,31は、それぞれ腕部及びその先端に形成された回動連結部のみ対称形に形成されていた。しかし、それぞれの固着部も第一ティース2,29及び第二ティース3,31の間で対称形に形成してもよく、そのように形成すると固着部が軸方向へずれることを防止することができる。
【0076】
○上記第一の実施の形態では、コア直列体26を一つ用いてロータコア1を形成した。従って、連結用第一ティース24及び連結用第二ティース25をそれぞれ一箇所に設けたのみでロータコア1を形成した。しかし、コア直列体26を複数個連ねてロータコア1を形成してもよく、ロータコア1を形成するのに第一ティース24及び第二ティース25を複数箇所設けてもよい。
【0077】
○上記第二の実施の形態では、第一ティース29及び第二ティース31から磁束の漏れを防止するために、図7(b)及び図7(d)の上面より凹部を設けて磁気抵抗が大きくなるように回動連結部29d,31dを形成した。しかし、両ティース29,31の間の磁気抵抗を大きくして磁束の漏れを防止することができればよく、図7(b)及び図7(d)の下面より凹部を設けたものでもよい。
【0078】
また、回動連結部29d,31dに図7(b)及び図7(d)の上下面両方向から凹部を設けたものでもよい。
【0079】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、巻線占積率を向上させることによってモータ効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ロータコアの斜視図。
【図2】 図1におけるA−A線断面図。
【図3】 第一ティース及び第二ティースの説明図。
【図4】 コア直列体製造工程の説明図。
【図5】 巻線の巻装後のコア直列体の説明図。
【図6】 ロータコアの断面図。
【図7】 第二の実施の形態の第一ティース及び第二ティースの説明図。
【図8】 従来例のロータコアの斜視図。
【図9】 従来例の巻線の巻装後のロータコアの斜視図。
【符号の説明】
1…回転子としてのロータコア、2…第一ティース、2a…巻線部、2b…腕部、2c…固着部、2d…第一連結部としての回動連結部、3…第二ティース、3a…巻線部、3b…腕部、3c…固着部、3d…第二連結部としての回動連結部、4…第一コアシート、5…第二コアシート、7…第一嵌合部としての第一嵌合凹部、8…第一嵌合部としての第一嵌合凸部、11…第二嵌合部としての第二嵌合凹部、13…凹部、14…凸部、15…第一嵌合部としての第一嵌合凹部、16…第一嵌合部としての第一嵌合凸部、19…第二嵌合部としての第二嵌合凹部、21…凹部、22…凸部、23…平板、26…コア直列体、27…巻線。

Claims (5)

  1. 直列状に配列され該配列方向の一方の端部に第一連結部が形成された複数の第一ティースからなる第一コアシートと、直列状に配列され前記第一ティースと逆方向の端部に第二連結部が形成された複数の第二ティースからなる第二コアシートとを、前記第一及び第二連結部が互いに反対方向に突出するとともに該第一及び第二連結部を前記配列方向の直交方向に並べて積層して形成したコア直列体を円環状に構成し、
    前記第一及び第二ティースは、周方向に沿ってその先端の一方に前記第一及び第二連結部が形成された腕部をそれぞれ備え、該腕部の径方向幅が前記連結部の径方向幅よりも短く形成され
    前記第一及び第二ティースには、その基端に固着部が形成され、前記コア直列体は、前記第一及び第二ティースが周方向に隣り合うティースの固着部により密着することで円環状に構成され、
    前記連結部は、その厚さが前記腕部の厚さより薄く形成されて、互いに間隙を設けて積層されていることを特徴とする回転電機の回転子。
  2. 前記第一及び第二ティースは、前記コア直列体の径方向に延び巻線が巻装される巻線部を備え、
    前記巻線部から径方向外側に外れた位置に前記第一及び第二ティースを積層方向に固着する第一嵌合凹部及び該第一嵌合凹部に嵌合される第一嵌合凸部が形成され、前記巻線部から径方向内側に外れた位置に前記第一及び第二ティースを積層方向に固着する第二嵌合凹部及び該第二嵌合凹部に嵌合される第二嵌合凸部が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の回転子。
  3. 前記固着部は、回転子の組み付け時にシャフトに固着されるものであり、前記固着部は、幅方向両側に周方向に隣り合う前記ティースと互いに径方向の移動を規制するための凹部及び凸部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転電機の回転子。
  4. 請求項1に記載の回転電機の回転子の製造方法であって、
    直列状に配列され該配列方向に略沿って延びる腕部と該腕部の一端に前記腕部より幅広に設定された第一及び第二連結部と回転子の組み付け時にシャフトに固着されるとともに幅方向両側に形成され周方向に隣り合うティースと互いに径方向の移動を規制するための凹部及び凸部を備えた固着部と前記ティースを積層方向に固着する第一嵌合部及び第二嵌合部と前記腕部と前記固着部との間に形成された巻線部とが形成された複数の第一及び第二ティースからなる第一及び第二コアシートとを金属製の平板からプレスによって打抜き形成する工程と、
    前記第一及び第二コアシートを前記第一嵌合部及び第二嵌合部にて積層するとともに前記第一及び第二連結部を回動可能に連結する工程と、
    前記巻線部に巻線を巻装する工程と、
    前記第一及び第二コアシートを積層して形成されたコア直列体を円環状に形成する工程とを備えたことを特徴とする回転電機の回転子の製造方法
  5. 前記第一嵌合部及び前記第二嵌合部は、前記巻線部から径方向外側及び径方向内側に外れた位置に形成されたことを特徴とする請求項4に記載の回転電機の回転子の製造方法
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