JP4516463B2 - ブラシレスモータのステータ及びブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータのステータ及びブラシレスモータ Download PDF

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Description

本発明は、複数の分割コアを回動可能に環状に配列してなるブラシレスモータのステータ及びブラシレスモータに関するものである。
従来、ブラシレスモータのステータは、ハウジングの内周面に固定される環状部と該環状部から径方向内側に延びるティース部とを有するステータコアを備える。このステータコアには、ティース部毎に分割された形状の分割コアを回動可能に環状に配列して構成するようにしたものが提案されている(例えば特許文献1,2)。このような構成のステータコアでは、分割コアを環状とする前にティース部に巻線を巻装することで、隣り合うティース部が邪魔になることなく、巻線を容易に巻装することができるようになっている。
各特許文献1,2にて示す分割コアは、環状部の周方向一方側に回動案内凸部と周方向他方側に回動案内凹部とを有する第1積層部材と、環状部の周方向一方側に回動案内凹部と周方向他方側に回動案内凸部とを有する第2積層部材とを有しており、第1及び第2積層部材を交互に積層してなる。つまり、分割コアは環状部の周方向の両端部(回動案内凸部)が櫛歯状となるため、その櫛歯状の回動案内凸部が隣の分割コアの回動案内凸部間(回動案内凹部内)に噛み合わされ、各分割コアが回動可能に配列される。
特開2004−357491号公報 特開平7−222383号公報
ところが、特許文献1では、分割コアの積層方向において各回動案内凸部の全面が接触するようにその回動部分が構成されている。従って、分割コアを環状とすべく各分割コアをそれぞれ回動部分で回動する際の摺動抵抗が大きく、各分割コアの回動に大きな力が必要である。
これに対し、特許文献2では、各回動案内凸部が先端に向かうほど次第に薄く形成されるので、分割コアの積層方向において各回動案内凸部の一部分が接触することになる。従って、上記特許文献1よりも各分割コアを回動する際の摺動抵抗が小さくなり、各分割コアの回動にかかる力が小さくて済む。
しかしながら、この特許文献2においては、その挿入時に回動案内凸部を隣の分割コアの回動案内凸部間に挿入し易くする目的から回動案内凸部が先細に形成されている。従って、分割コアの積層方向において各回動案内凸部の先端部分の隙間(クリアランス)が大きく、各回動案内凸部間の磁気抵抗が大きいという問題がある。
また、各回動案内凸部間では、周方向において接触する部分や隙間部分が存在し、しかも隙間部分は周方向において一定ではないため、磁気抵抗の大きさが同方向において異なる。従って、各回動部分において磁気歪みが生じ易くなる。このような磁気歪みは、ロータ回転時の振動発生に繋がるため、極力低減する必要がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、複数の分割コアを回動可能に環状に配列してなるステータであって、各分割コアの回動部分における摺動抵抗及び磁気歪みを低減することができるブラシレスモータのステータ及びブラシレスモータを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、周方向一端に周方向に凸設される回動案内円弧凸部、周方向他端に周方向に凹設される回動案内円弧凹部を有する積層部材とその凹凸関係が逆となる積層部材とを交互に又は複数枚置き毎に積層して分割コアを構成し、隣り合う前記分割コアの前記回動案内円弧凹部内に前記回動案内円弧凸部を配置し、前記回動案内円弧凸部と前記回動案内円弧凹部との案内により前記分割コアを回動して環状に配列してなるブラシレスモータのステータであって、前記分割コアの回動に基づき相対回動する前記積層部材の回動軸部分である前記回動案内円弧凸部の当該円弧中心を円中心として当該円弧半径で描かれる円形領域全体を含むように積層方向に凹設して前記回動軸部分に前記積層部材の平板方向と平行で平坦な段差面を形成し、相対回動する前記回動軸部分間に一様なクリアランスを形成したことをその要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のブラシレスモータのステータにおいて、前記段差面は前記積層部材の回動軸部分の一側面のみにおいて凹設されるとともに、当該段差面側の前記積層方向の角部のみにおいて、面取りが施されていることをその要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載のブラシレスモータのステータにおいて、隣り合う前記分割コアの前記回動案内円弧凸部を前記積層部材の平板方向に沿って前記回動案内円弧凹部内に挿入して前記回動案内円弧凸部を前記回動案内円弧凹部内に配置することをその要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のブラシレスモータのステータにおいて、前記分割コアを構成する全部の前記積層部材の回動軸部分に前記段差面を形成したことをその要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のブラシレスモータのステータにおいて、前記回動案内円弧凸部であって前記段差面側の前記積層方向の角部は、曲面状に面取りされた曲面角部をなしていることをその要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載のブラシレスモータのステータにおいて、前記クリアランスは、数十〜数百マイクロメートルに設定されていることをその要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載のブラシレスモータのステータにおいて、前記回動案内円弧凸部と前記回動案内円弧凹部の当該円弧半径が異なる複数の積層部材を積層してなることをその要旨とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載のブラシレスモータのステータにおいて、前記積層部材は、周方向に延びる環状部の一端に前記回動案内円弧凸部及び当接面、周方向の他端に前記回動案内円弧凹部及び当接面を有しており、前記回動案内円弧凸部と前記回動案内円弧凹部との回動案内により前記分割コアを前記当接面間を当接させ環状に配列してなることをその要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載のステータを備えたブラシレスモータである。
請求項10に記載の発明は、請求項に記載のブラシレスモータにおいて、車両用パワーステアリング装置の駆動源に用いられることをその要旨とする。
(作用)
請求項に記載の発明によれば、分割コアは積層部材を積層してなり、隣接する分割コア同士で各積層部材に設けた回動案内円弧凸部を回動案内円弧凹部内に配置して、隣接する分割コア同士が回動可能に配列される。因みに、請求項では、隣り合う分割コアの回動案内円弧凸部が積層部材の平板方向に沿って回動案内円弧凹部内に挿入されて回動案内円弧凸部が回動案内円弧凹部内に配置される。そして、分割コアの回動に基づき相対回動する積層部材の回動軸部分である前記回動案内円弧凸部の当該円弧中心を円中心として当該円弧半径で描かれる円形領域全体を含むように積層方向に凹設して該回動軸部分に積層部材の平板方向と平行で平坦な段差面が形成され、相対回動する該回動軸部分間にクリアランスが形成される。これにより、分割コアの回動に基づき相対回動する回動軸部分間の摺動抵抗が小さく抑えられ、その回動が円滑となる。因みに、段差面を回動軸部分の全部に形成すれば、その摺動抵抗が極小となる。また、クリアランスを形成する段差面が積層部材の平板方向と平行であるため、その平面方向におけるクリアランスは一様となる。これにより、このクリアランスが設けられる部分を跨ぐような磁束が各積層部材間に発生する場合、この磁束に歪みが生じ難く、ロータを回転させた時の振動抑制に繋がる。
また、請求項2では、段差面は積層部材の回動軸部分の一側面のみにおいて凹設されるので、積層部材に対する段差面の加工が一方向からで済む。そのため、加工が容易で、製造コストを抑制できる。
請求項に記載の発明によれば、分割コアを構成する全部の積層部材の回動軸部分に段差面が形成されるので、特定の積層部材に対してのみ段差面を形成する場合と比べて段差面の有無を基準に部品を分けるといった手間が必要なく、部品管理が容易である。また、分割コアを積層する際においても、段差面の有無による2種類の部品を使い分ける必要がないため、分割コアの製造も容易である。
請求項5に記載の発明によれば、回動案内円弧凸部であって段差面側の積層方向の角部は、曲面状に面取りされた曲面角部をなしている。そのため、回動案内円弧凸部であって段差面側の積層方向の角部を曲面角部としたことで、積層方向の回動案内円弧凸部間に隣り合う分割コアの回動案内円弧凸部を挿入する際のその挿入が容易となる。
請求項6に記載の発明によれば、クリアランスは数十〜数百マイクロメートルに設定されるので、クリアランスを跨ぐ部分間の磁気抵抗の増大が無視できる程度に抑制できる
請求項に記載の発明によれば、ブラシレスモータは請求項1〜のいずれか1項に記載のステータを備えている。即ち、各分割コアの回動部分における摺動抵抗が小さいことからステータの製造、ひいてはモータの製造が容易となる。また、各分割コアの回動部分における磁気歪みが抑制されることから、ロータ回転時の低振動化を図ることができ、モータの静粛性が向上する。
請求項10に記載の発明によれば、上記ステータを有するブラシレスモータは、車両用パワーステアリング装置の駆動源として用いられる。ここで、パワーステアリング装置の駆動源に用いられるモータには、ロータ回転時の振動がステアリングシャフトを通じて運転者に伝わるので、静粛性の高いものが要求される。そのため、上記ステータを有するブラシレスモータは静粛性が向上するので、パワーステアリング装置の駆動源に好適である。
本発明によれば、複数の分割コアを回動可能に環状に配列してなるステータであって、各分割コアの回動部分における摺動抵抗及び磁気歪みを低減することができるブラシレスモータのステータ及びブラシレスモータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施の形態のブラシレスモータMを示している。本実施の形態のブラシレスモータMは、車両用パワーステアリング装置の駆動源に用いられるものであり、運転者のステアリング操作をアシストする場合などにその駆動力が用いられる。ブラシレスモータMは、ステータ1と、該ステータ1の内側に回転可能に収容され該ステータ1に対向配置されるマグネット(図示略)を有するロータ2(図中一点鎖線で示す)と、ハウジング3とを備えている。
ステータ1は、略円筒状のハウジング3内に配設され、インシュレータ4を介して巻線5が巻装されるステータコア6を備えている。ステータコア6は、ハウジング3に固定される環状部8と、該環状部8から径方向内側に向かって延び巻線5が巻装される複数のティース部7とを備えている。尚、本実施の形態では、ティース部7は、等角度(30度)間隔に12個形成されている。
ステータコア6は、図2(a)〜(c)に示すように、周方向に分割された形状で互いの回動が許容されるとともに、それぞれ1つのティース部7を有する複数(本実施の形態では12個)の分割コア9から構成される。各分割コア9は、板状をなす複数種類の積層部材を積層させることによって形成されている。本実施の形態では、積層部材は、第1積層部材101と、第2積層部材201と、第3積層部材301と、第4積層部材401とを含んでいる。即ち、本実施の形態の分割コア9は、4種類の積層部材によって構成されている。
次に、第1〜第4積層部材101,201,301,401の形状を順次説明する。
図3(a)(b)は第1積層部材101を示す。第1積層部材101は、分割コア9の分割環状部10を形成する積層分割環状部102と、分割コア9のティース部7を形成する積層ティース部103とを備えている。
積層ティース部103には板厚方向(ステータコア6の軸方向)の一方に第1嵌合凸部104が配設されるとともに、板厚方向の他方に第1嵌合凹部105が形成されている。第1嵌合凹部105と第1嵌合凸部104は、板厚方向に並んで形成されるとともに、その組が積層ティース部103の延設方向に2つ並んで形成されている。
積層分割環状部102の周方向一端には、その外周側において、周方向に凸設される回動案内凸部としての円弧凸部106が形成されている。円弧凸部106の円弧は約180度の円弧(円の約1/2)である。ここで、第1積層部材101は平板状をなしており、その上面及び下面はそれぞれ同一の平坦面にて形成されている。これに対し、円弧凸部106及び該円弧凸部106の対称位置にある部位を合わせた円形領域部分が分割コア9の回動軸部分であり、該回動軸部分の上面は、他部分の上面より若干凹設され該他部分の上面と平行な段差面106aとなっている。即ち、段差面106aは、軸方向からみた分割コア9の回動部分の全体に設けられている。この段差面106aは、第1積層部材101をプレスで打ち抜く前に押型で加圧することで形成される。尚、段差面106aは、図3(b)及び図7(b),図8にて誇張して示しているが、実際は数十〜数百マイクロメートル(μm)の僅かな寸法で凹設されている。因みに、この凹設寸法は、後述する分割コア9の回動の際の摺動抵抗やこの円弧凸部106を通過する磁束量、寸法誤差などを考慮した望ましい寸法に設定されている。更に、この円弧凸部106の上面(段差面106a)の周縁部は、曲面状に面取りされた曲面角部106bとなっている。
積層分割環状部102の周方向他端には、その外周側において周方向に凹設される回動案内凹部としての円弧凹部107が形成されている。円弧凹部107の円弧は約90度の円弧(円の約1/4)である。この円弧凹部107には直線部109が連続して設けられており、該直線部109は環状部8における径方向外側に延びている。直線部109は、隣り合う分割コア9の円弧凹部107内に径方向外側からの円弧凸部106の挿入を可能としている。
円弧凸部106及び円弧凹部107が設けられる部位より内側には、隣り合う分割コア9の回動終端位置で当接する周方向当接面108(108a,108b)が形成されている。周方向当接面108(108a,108b)は、環状部8の径方向に延びる直線に沿った平面にて形成されている。因みに、前記円弧凸部106及び円弧凹部107の円弧の中心は、この周方向当接面108(108a,108b)の延長線上に設定されている。
そして、このような構成の第1積層部材101では、隣り合う第1積層部材101の円弧凸部106が円弧凹部107に嵌り、第1積層部材101同士の回動が案内され、その回動終端位置で隣り合う第1積層部材101の周方向当接面108(108a,108b)が当接するようになっている。
図4(a)(b)は第2積層部材201を示す。第2積層部材201は、前記第1積層部材101と対称形状をなしている。即ち、第2積層部材201は、第1積層部材101と同様、分割コア9の分割環状部10を形成する積層分割環状部202と、分割コア9のティース部7を形成する積層ティース部203とを備えている。積層ティース部203には、前記第1積層部材101と対応する位置に同様に、2つの第2嵌合凸部204及び第2嵌合凹部205がそれぞれ形成されている。
積層分割環状部202の周方向一端には、その外周側において、回動案内凹部としての円弧凹部207及び該凹部207に連続して設けられる直線部209が形成されており、該環状部202の周方向他端には、同じく外周側において回動案内凸部としての円弧凸部206が形成されている。これら円弧凸部206及び円弧凹部207(直線部209)は、前記第1積層部材101の円弧凸部106及び円弧凹部107(直線部109)と設ける位置が周方向において逆であって同形状をなしている。この円弧凸部206及び円弧凹部207が設けられる部位より内側には、隣り合う分割コア9の回動終端位置で当接する周方向当接面208(208a,208b)が前記第1積層部材101の周方向当接面108と同様に形成されている。
また、この第2積層部材201においても、上面及び下面はそれぞれ同一の平坦面にて形成されている。これに対し、円弧凸部206及び該円弧凸部206の対称位置にある部位を合わせた円形領域部分(分割コア9の回動軸部分)の上面は、他部分の上面より若干凹設され該他部分の上面と平行な段差面206aとなっている。この段差面206aにおいても、軸方向からみた分割コア9の回動部分の全体に設けられるとともに、第2積層部材201をプレスで打ち抜く前に押型で加圧することで形成される。尚、この段差面206aも、図4(b)及び図7(b),図8にて誇張して示しているが、前記第1積層部材101と同様の僅かな寸法で凹設されている。更に、この円弧凸部206の上面(段差面206a)の周縁部は、曲面状に面取りされた曲面角部206bとなっている。
そして、この第2積層部材201においても同様に、隣り合う第2積層部材201の円弧凸部206が円弧凹部207に嵌って第2積層部材201同士の回動が案内され、その回動終端位置で隣り合う第2積層部材201の周方向当接面208(208a,208b)が当接するようになっている。
図5(a)(b)は第3積層部材301を示す。第3積層部材301は、前記第1積層部材101と略同形状をなしている。即ち、第3積層部材301は、分割コア9の分割環状部10を形成する積層分割環状部302と、分割コア9のティース部7を形成する積層ティース部303とを備えている。積層ティース部303には、前記第1積層部材101と対応する位置に同様に、2つの第3嵌合凸部304及び第3嵌合凹部305がそれぞれ形成されている。
積層分割環状部302の周方向一端には、その外周側において回動案内凸部としての円弧凸部306が形成されており、該環状部302の周方向他端には、同じく外周側において、回動案内凹部としての円弧凹部307及び該凹部307に連続して設けられる直線部309が形成されている。これら円弧凸部306及び円弧凹部307は、前記第1積層部材101の円弧凸部106及び円弧凹部107よりも大きい半径にて形成されている。つまり、円弧凸部306は前記第1積層部材101の円弧凸部106よりも大きく突出し、円弧凹部307は前記第1積層部材101の円弧凹部107よりも大きく凹設されている。この円弧凸部306及び円弧凹部307が設けられる部位より内側には、隣り合う分割コア9の回動終端位置で当接する周方向当接面308(308a,308b)が前記第1積層部材101の周方向当接面108と同様に形成されている。
また、この第3積層部材301においても、上面及び下面はそれぞれ同一の平坦面にて形成されている。これに対し、円弧凸部306及び該円弧凸部306の対称位置にある部位を合わせた円形領域部分(分割コア9の回動軸部分)の上面は、他部分の上面より若干凹設され該他部分の上面と平行な段差面306aとなっている。この段差面306aにおいても、軸方向からみた分割コア9の回動部分の全体に設けられるとともに、第3積層部材301をプレスで打ち抜く前に押型で加圧することで形成される。尚、この段差面306aも、図5(b)及び図7(b),図8にて誇張して示しているが、前記他の積層部材と同様の僅かな寸法で凹設されている。更に、この円弧凸部306の上面(段差面306a)の周縁部は、曲面状に面取りされた曲面角部306bとなっている。
そして、この第3積層部材301においても同様に、隣り合う第3積層部材301の円弧凸部306が円弧凹部307に嵌って第3積層部材301同士の回動が案内され、その回動終端位置で隣り合う第3積層部材301の周方向当接面308(308a,308b)が当接するようになっている。
図6(a)(b)は第4積層部材401を示す。第4積層部材401は、前記第3積層部材301と対称形状をなしている。即ち、第4積層部材401は、第3積層部材301と同様、分割コア9の分割環状部10を形成する積層分割環状部402と、分割コア9のティース部7を形成する積層ティース部403とを備えている。積層ティース部403には、前記第3積層部材301と対応する位置に同様に、2つの第4嵌合凸部404及び第4嵌合凹部405がそれぞれ形成されている。
積層分割環状部402の周方向一端には、その外周側において、回動案内凹部としての円弧凹部407及び該凹部407に連続して設けられる直線部409が形成されており、該環状部402の周方向他端には、同じく外周側において回動案内凸部としての円弧凸部406が形成されている。これら円弧凸部406及び円弧凹部407(直線部409)は、前記第3積層部材301の円弧凸部306及び円弧凹部307(直線部309)と設ける位置が周方向において逆であって同形状をなしている。この円弧凸部406及び円弧凹部407が設けられる部位より内側には、隣り合う分割コア9の回動終端位置で当接する周方向当接面408(408a,408b)が前記第3積層部材301の周方向当接面308と同様に形成されている。
また、この第4積層部材401においても、上面及び下面はそれぞれ同一の平坦面にて形成されている。これに対し、円弧凸部406及び該円弧凸部406の対称位置にある部位を合わせた円形領域部分(分割コア9の回動軸部分)の上面は、他部分の上面より若干凹設され該他部分の上面と平行な段差面406aとなっている。この段差面406aにおいても、軸方向からみた分割コア9の回動部分の全体に設けられるとともに、第4積層部材401をプレスで打ち抜く前に押型で加圧することで形成される。尚、この段差面406aも、図6(b)及び図7(b),図8にて誇張して示しているが、前記他の積層部材と同様の僅かな寸法で凹設されている。更に、この円弧凸部406の上面(段差面406a)の周縁部は、曲面状に面取りされた曲面角部406bとなっている。
そして、この第4積層部材401においても同様に、隣り合う第4積層部材401の円弧凸部406が円弧凹部407に嵌って第4積層部材401同士の回動が案内され、その回動終端位置で隣り合う第4積層部材401の周方向当接面408(408a,408b)が当接するようになっている。
このように構成される第1〜第4積層部材101,201,301,401は、上からこの順序で配置され、第4嵌合凹部405に第3嵌合凸部304が、第3嵌合凹部305に第2嵌合凸部204が、第2嵌合凹部205に第1嵌合凸部104が、第1嵌合凹部105に第4嵌合凸部404が嵌挿され、所定枚数積層されて固定される(かしめ固定)。これにより分割コア9が構成される。
そして、各積層部材101,201,301,401の円弧凸部106,206,306,406が、隣接する積層部材101,201,301,401の円弧凹部107,207,307,407に嵌め込まれ、単品の分割コア9が複数(12個)連結される。因みに、この連結の際、円弧凸部106,206,306,406の周縁部から積層部材101,201,301,401の平板方向に沿って円弧凹部107,207,307,407内に嵌め込まれるが、その周縁部の上面側は曲面角部106b,206b,306b,406bとなっているため、その嵌め込み(挿入)が容易とされている。
図7(a)にて分割コア9の回動部分を示すが、各積層部材101,201,301,401の円弧凸部106,206,306,406及び円弧凹部107,207,307,407の円弧部分の中心が、分割コア9を構成した場合に同軸上に位置する。つまり、これが分割コア9の回動軸中心L1となっている。
そして、各分割コア9にインシュレータ4が装着されて図2のように略直線状とされた状態でティース部7に巻線5が巻装され、その後、環状のステータ1とすべく各分割コア9が回動軸中心L1をその中心として回動される。つまり、インシュレータ4においても各分割コア9単位で回動可能に連結されて構成されており、該インシュレータ4は、各分割コア9の回動に追従しつつ、各分割コア9の連結状態を維持する役目も担っている。
ここで、図7(b)に示すように分割コア9の回動部分において、本実施の形態では、円弧凸部106,206,306,406を含む円形の回動軸部分上面に段差面106a,206a,306a,406aが形成されている。そのため、積層方向(軸方向)に隣り合う回動軸部分間に段差面106a,206a,306a,406aの凹設寸法分のクリアランス110,210,310,410が形成される。これにより、分割コア9の回動に基づき相対回動する回動軸部分間の摺動抵抗が小さく抑えられ、その回動が円滑に行われるようになっている。
尚、上記したように、同図7(b)及び図8では積層方向(軸方向)のクリアランス110,210,310,410を後述する周方向のクリアランス111,211,311,411と同等レベルまで誇張して図示しているが、積層方向の実際のクリアランス110,210,310,410は数十〜数百マイクロメートルである。つまり、積層方向(軸方向)のクリアランス110,210,310,410は、周方向のクリアランス111,211,311,411に比べて十分に小さい。
また、本実施の形態の第1及び第2積層部材101,201の円弧凸部106,206と、第3及び第4積層部材301,401の円弧凸部306,406とは、周方向への突出量を異ならせて構成されている。そのため、隣り合う第1積層部材101間に形成されるクリアランス111と、隣り合う第3積層部材301間に形成されるクリアランス311は、周方向にずれた位置となる。同様に、隣り合う第2積層部材201間に形成されるクリアランス211と、隣り合う第4積層部材401間に形成されるクリアランス411は、周方向にずれた位置となる。
これにより、図8に示すように、例えば第2積層部材201において、第1積層部材101から第2積層部材201に入り込む磁束と、第3積層部材301から第2積層部材201に入り込む磁束とが周方向にずれる。また、同様に第3積層部材301においても、第2積層部材201から第3積層部材301に入り込む磁束と、第4積層部材401から第3積層部材301に入り込む磁束とが周方向にずれる。尚、その他のクリアランス111,211,311,411を回避するために、隣接する他の積層部材101,201,301,401に流れ込む部分の磁束の集中が緩和され、磁気飽和となることが防止されている。
また、同図8に示すように、段差面106a,206a,306a,406a(クリアランス110,210,310,410)が設けられる各積層部材101,201,301,401の回動軸部分においても磁束が通過する。この場合、クリアランス110,210,310,410が形成されることで、この間の磁気抵抗が増大することが懸念されるが、このクリアランス110,210,310,410は数十〜数百マイクロメートルに設定されているので、磁気抵抗の増大が無視できる程度に抑制されている。
更に、段差面106a,206a,306a,406aが各積層部材101,201,301,401の上面と平行な面であることから、このクリアランス110,210,310,410がその平面方向において一様となっている。従って、積層方向(軸方向)に隣り合う各積層部材101,201,301,401の回動軸部分間を通過する磁束に歪みが生じ難く、ロータ2の回転時の振動抑制に貢献している。
次に、本実施の形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)ステータ1を構成する分割コア9は第1〜第4積層部材101,201,301,401を積層してなり、各積層部材101,201,301,401に設けた円弧凹部107,207,307,407と円弧凸部106,206,306,406とを隣接する分割コア9同士で嵌合させて、隣接する分割コア9同士が回動可能に配列される。そして、分割コア9の回動に基づき相対回動する積層部材101,201,301,401の回動軸部分(円弧凸部106,206,306,406を含む円形領域部分)を積層方向に凹設して該回動軸部分に積層部材101,201,301,401の平板方向と平行な段差面106a,206a,306a,406aが形成される。つまり、積層部材101,201,301,401の回動軸部分間において、積層方向にクリアランス110,210,310,410が形成される。これにより、分割コア9の回動に基づき相対回動する回動軸部分間の摺動抵抗が小さく抑えられ、その回動が円滑となる。因みに、本実施の形態では段差面106a,206a,306a,406aを回動軸部分の全部に形成しているため、その摺動抵抗は極めて小さい。また、クリアランス110,210,310,410を形成する段差面106a,206a,306a,406aが積層部材101,201,301,401の平板方向と平行であるため、その平面方向におけるクリアランス110,210,310,410は一様となる。これにより、このクリアランス110,210,310,410が設けられる部分を跨ぐ磁束に歪みが生じ難く、ロータ2を回転させた時の振動抑制を図ることができる。
そのため、上記ステータ1を有するブラシレスモータMでは、各分割コア9の回動部分における摺動抵抗が小さいことからステータ1の製造、ひいてはモータMの製造が容易となる。また、各分割コア9の回動部分における磁気歪みが抑制されることから、ロータ2の回転時の低振動化を図ることができ、モータMの静粛性を向上することはできる。
更に、上記ステータ1を有するブラシレスモータMは、車両用パワーステアリング装置の駆動源として用いられる。ここで、パワーステアリング装置の駆動源に用いられるモータには、ロータ2の回転時の振動がステアリングシャフトを通じて運転者に伝わるので、静粛性の高いものが要求される。そのため、上記ステータ1を有するブラシレスモータMは静粛性が向上するので、パワーステアリング装置の駆動源に好適である。
(2)分割コア9を構成する全部の積層部材101,201,301,401の回動軸部分に段差面106a,206a,306a,406aが形成されるので、特定の積層部材に対してのみ段差面を形成する場合と比べて段差面の有無を基準に部品を分けるといった手間が必要なく、部品管理が容易である。また、分割コア9を積層する際においても、段差面の有無による2種類の部品を使い分ける必要がないため、分割コア9の製造も容易である。
(3)積層部材101,201,301,401の回動軸部分における積層方向の一側面(上面)に段差面106a,206a,306a,406aが形成されるので、積層部材101,201,301,401に対する段差面106a,206a,306a,406aの加工が一方向からで済む。そのため、加工が容易で、製造コストを抑制することができる。
(4)円弧凸部106,206,306,406における積層方向の角部は、曲面状に面取りされた曲面角部106b,206b,306b,406bをなしている。そのため、積層方向の円弧凸部106,206,306,406間に隣り合う分割コア9の円弧凸部106,206,306,406を挿入する際のその挿入が容易である。
(5)積層方向のクリアランス110,210,310,410は数十〜数百マイクロメートルに設定されるので、クリアランス110,210,310,410を跨ぐ部分間の磁気抵抗の増大を無視できる程度に抑制することができる。
(6)分割コア9には、各分割コア9単位で回動可能に連結され巻線5を巻装するためのインシュレータ4が設けられている。このインシュレータ4により、冶具によらず、ステータ1単体で各分割コア9を連結し相対回動を可能とするため、後工程の巻線作業や分割コア9の環状化作業を容易となる。
尚、本発明の実施の形態は、以下のように変更してもよい。
○上記実施の形態では、分割コア9を第1〜第4積層部材101,201,301,401の4種類の積層部材にて構成したが、これに限定されるものではない。例えば、図9に示すように、第1及び第2積層部材101,201の2種類の積層部材を用いて分割コアを構成してもよい。因みに、後述するが図10に示すように、第1及び第2積層部材101,201を複数枚(この場合2枚)置き毎に積層して分割コアを構成してもよい。また、第1及び第2積層部材101,201に替えて第3及び第4積層部材301,401の2種類の積層部材を用いて分割コアを構成してもよい。また、6種類や8種類といった4種類以上の積層部材を用いて分割コアを構成してもよい。
○上記実施の形態では、分割コア9を異なる構成の積層部材101,201,301,401を交互に積層したが、交互でなくとも複数枚置き毎に積層して分割コアを構成してもよい。
○上記実施の形態では、積層部材101,201,301,401の回動軸部分の全部に段差面106a,206a,306a,406aを形成したが、一部であってもよい。
○上記実施の形態では、分割コア9を構成する全部の積層部材101,201,301,401の回動軸部分に段差面106a,206a,306a,406aを形成したが、特定の積層部材101,201,301,401に対してのみ、段差面を形成するようにしてもよい。
○上記実施の形態では、積層部材101,201,301,401の回動軸部分における積層方向の一側面(上面)に段差面106a,206a,306a,406aを形成したが、両側面に段差面を形成してもよい。
○上記実施の形態では、円弧凸部106,206,306,406及び円弧凹部107,207,307,407は円弧状をなしているが、その他の形状であってもよい。
○上記実施の形態では、円弧凸部106,206,306,406の上面における積層方向の角部を曲面角部106b,206b,306b,406bとしたが、下面側若しくは上下面の両方に曲面角部を設けてもよい。また、曲面でなく平面テーパであってもよい。また、積層方向にクリアランス110,210,310,410を設ける関係上、曲面角部106b,206b,306b,406bを取り止めて、直角であってもよい。
○上記実施の形態では、パワーステアリング装置の駆動源として用いるブラシレスモータMに実施したが、その他の装置のブラシレスモータに実施してもよい。
本実施の形態におけるブラシレスモータの要部断面図である。 (a)はステータコアを展開した場合の平面図であり、(b)は同じく正面図であり、(c)は同じく斜視図である。 (a)は第1積層部材を示す平面図であり、(b)は同図(a)のA−A断面図である。 (a)は第2積層部材を示す平面図であり、(b)は同図(a)のB−B断面図である。 (a)は第3積層部材を示す平面図であり、(b)は同図(a)のC−C断面図である。 (a)は第4積層部材を示す平面図であり、(b)は同図(a)のD−D断面図である。 (a)はステータコアの一部拡大平面図、(b)は同図(a)のE−E断面図である。 ステータコア内の磁気流れを示した作用図である。 別例の分割コアの構成を示す断面図である。 別例の分割コアの構成を示す断面図である。
符号の説明
M…ブラシレスモータ、1…ステータ、4…インシュレータ、5…巻線、9…分割コア、101,201,301,401…積層部材としての第1〜第4積層部材、106,206,306,406…回動案内凸部としての円弧凸部、106a,206a,306a,406a…段差面、106b,206b,306b,406b…曲面角部、107,207,307,407…回動案内凹部としての円弧凹部、110,210,310,410…クリアランス。

Claims (10)

  1. 周方向一端に周方向に凸設される回動案内円弧凸部、周方向他端に周方向に凹設される回動案内円弧凹部を有する積層部材とその凹凸関係が逆となる積層部材とを交互に又は複数枚置き毎に積層して分割コアを構成し、隣り合う前記分割コアの前記回動案内円弧凹部内に前記回動案内円弧凸部を配置し、前記回動案内円弧凸部と前記回動案内円弧凹部との案内により前記分割コアを回動して環状に配列してなるブラシレスモータのステータであって、
    前記分割コアの回動に基づき相対回動する前記積層部材の回動軸部分である前記回動案内円弧凸部の当該円弧中心を円中心として当該円弧半径で描かれる円形領域全体を含むように積層方向に凹設して前記回動軸部分に前記積層部材の平板方向と平行で平坦な段差面を形成し、相対回動する前記回動軸部分間に一様なクリアランスを形成したことを特徴とするブラシレスモータのステータ。
  2. 請求項1に記載のブラシレスモータのステータにおいて、
    前記段差面は前記積層部材の回動軸部分の一側面のみにおいて凹設されるとともに、
    当該段差面側の前記積層方向の角部のみにおいて、面取りが施されていることを特徴とするブラシレスモータのステータ。
  3. 請求項1又は2に記載のブラシレスモータのステータにおいて、
    隣り合う前記分割コアの前記回動案内円弧凸部を前記積層部材の平板方向に沿って前記回動案内円弧凹部内に挿入して前記回動案内円弧凸部を前記回動案内円弧凹部内に配置することを特徴とするブラシレスモータのステータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のブラシレスモータのステータにおいて、
    前記分割コアを構成する全部の前記積層部材の回動軸部分に前記段差面を形成したことを特徴とするブラシレスモータのステータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のブラシレスモータのステータにおいて、
    前記回動案内円弧凸部であって前記段差面側の前記積層方向の角部は、曲面状に面取りされた曲面角部をなしていることを特徴とするブラシレスモータのステータ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のブラシレスモータのステータにおいて、
    前記クリアランスは、数十〜数百マイクロメートルに設定されていることを特徴とするブラシレスモータのステータ。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のブラシレスモータのステータにおいて、
    前記回動案内円弧凸部と前記回動案内円弧凹部の当該円弧半径が異なる複数の積層部材を積層してなることを特徴とするブラシレスモータのステータ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のブラシレスモータのステータにおいて、
    前記積層部材は、周方向に延びる環状部の一端に前記回動案内円弧凸部及び当接面、周方向の他端に前記回動案内円弧凹部及び当接面を有しており、
    前記回動案内円弧凸部と前記回動案内円弧凹部との回動案内により前記分割コアを前記当接面間を当接させ環状に配列してなることを特徴とするブラシレスモータのステータ。
  9. 請求項1〜のいずれか1項に記載のステータを備えたことを特徴とするブラシレスモータ。
  10. 請求項に記載のブラシレスモータにおいて、
    車両用パワーステアリング装置の駆動源に用いられることを特徴とするブラシレスモータ。
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