JP6169042B2 - 固定子の分割積層鉄心 - Google Patents

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Description

本発明は、モータの固定子の分割積層鉄心に関する。
従来、継部と極歯を備えた極歯部を極歯単位毎に分割積層した鉄心と、この積層鉄心の極歯に施した巻線部と、所定個数の積層鉄心を円筒形状に組み合わせた円筒形状体の外周部に覆着され、前記積層鉄心を内径方向に押圧する環状構造物とを備え、隣接する積層鉄心の当接部に相係合する凹凸を形成し、前記当接部の外周部を積層方向に溶接する回転電機の固定子が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、鉄心シートを積層してなる分割積層鉄心を環状に連結して構成する積層型鉄心であって、上記分割積層鉄心は、バックヨーク部とこのバックヨーク部から径方向に延びるティース部とを備え、積層方向に隣接する鉄心シートのそれぞれに重なり合い部分を設け、当該重なり合い部分の一方には溝部が、もう一方には上記溝部に挿入される凸部が設けられ、溶接あるいはピン等の部品によらないで、隣接する分割積層鉄心を回動可能に連結する積層型鉄心が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−105487号公報 特開2005−328643号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来の技術によれば、専用の溶接機が必要となりコスト高になる、という問題がある。また、積層鉄心の連結部が回動不能なため、連結した状態で巻線を行うことが困難であり、固定子の製造方法が限定される、という問題がある。
また、上記特許文献2に開示された従来の技術によれば、溝部の開口方向に凸部が外れ易く、連結後の積層型鉄心の取り扱いが難しい、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易に連結することができ、連結部の回動が可能であり、連結後に外れ難く取り扱いの容易な固定子の分割積層鉄心を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ティース部とヨーク部とを有する少なくとも4枚の鉄心片を積層して形成される固定子の分割積層鉄心において、第1鉄心片は、前記ヨーク部の一端に第1凸部が形成され該第1凸部に第1溝部が形成され他端に第1凹部が形成され、第2鉄心片は、前記ヨーク部の一端に第2凹部が形成され他端に第2凸部が形成され該第2凸部に第2突起部が形成され、第3鉄心片は、前記ヨーク部の一端に第3凹部が形成され他端に第3凸部が形成され該第3凸部に第3溝部が形成され、第4鉄心片は、前記ヨーク部の一端に第4凸部が形成され該第4凸部に第4突起部が形成され他端に第4凹部が形成され、前記第1凸部は、連結される分割積層鉄心の前記第1凹部に嵌合され、前記第2凹部は、前記連結される分割積層鉄心の前記第2凸部に嵌合され、前記第3凹部は、前記連結される分割積層鉄心の前記第3凸部に嵌合され、前記第4凸部は、前記連結される分割積層鉄心の前記第4凹部に嵌合され、前記第1凸部は、前記連結される分割積層鉄心の前記第2凸部に積層され、前記第1溝部には、前記連結される分割積層鉄心の前記第2突起部が嵌合され、前記第4凸部は、前記連結される分割積層鉄心の前記第3凸部に積層され、前記第4突起部は、前記連結される分割積層鉄心の前記第3溝部に嵌合される、ことを特徴とする。
本発明によれば、簡易に連結することができ、連結部の回動が可能であり、連結後に外れ難く取り扱いの容易な分割積層鉄心が得られる、という効果を奏する。
図1は、本発明に係る分割積層鉄心の実施の形態1を示す分解平面図である。 図2は、実施の形態1の分割積層鉄心の図1のA−A線に沿うヨーク部の断面図である。 図3は、実施の形態1の分割積層鉄心の連結前を示す分解平面図である。 図4は、実施の形態1の分割積層鉄心の連結後を示す分解平面図である。 図5は、実施の形態1の分割積層鉄心を連結後に回動させた状態を示す分解平面図である。 図6は、実施の形態1の分割積層鉄心の連結後の巻線作業を示す平面図である。 図7は、本発明に係る分割積層鉄心の実施の形態2を示す分解平面図である。 図8は、実施の形態2の分割積層鉄心の図7のB−B線に沿うヨーク部の断面図である。 図9は、実施の形態2の分割積層鉄心の連結前を示す分解平面図である。 図10は、実施の形態2の分割積層鉄心の連結後を示す分解平面図である。 図11は、実施の形態2の分割積層鉄心を連結後に回動させた状態を示す分解平面図である。
以下に、本発明にかかる分割積層鉄心の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る分割積層鉄心の実施の形態1を示す分解平面図であり、図2は、実施の形態1の分割積層鉄心の図1のA−A線に沿うヨーク部の断面である。
図1及び図2に示すように、実施の形態1の分割積層鉄心91は、夫々、1層目、2層目、3層目、4層目を構成する第1、第2、第3、第4鉄心片10,11,12,13を積層し、カシメ等により一体化したものである。第1〜第4鉄心片10〜13は、夫々、ティース部10a〜13aと、ヨーク部10b〜13bとを有し、T字状に形成されている。
第1鉄心片10は、ヨーク部10bの一端(実施の形態1では右端)に、半円状の第1凸部10cが形成され、第1凸部10cには、第1溝部14が形成されている。第1溝部14は、ヨーク部10bの中心線に対して、底部から開口部に向かって30°程度の右上がり勾配となっている。また、第1鉄心片10は、ヨーク部10bの他端(実施の形態1では左端)に、円弧状の第1凹部10dが形成されている。第1凸部10cは、連結される分割積層鉄心91の第1凹部10dに嵌合する。
第2鉄心片11は、ヨーク部11bの一端に、連結される分割積層鉄心91の第2凸部11cが嵌合される円弧状の第2凹部11dが形成され、ヨーク部11bの他端に、半円状の第2凸部11cが形成され、第2凸部11cには、第2突起部15が形成されている。第2突起部15は、第2鉄心片11を半抜きすることにより形成することができる。第2凹部11dは、ティース部11aの中心線に対して、第1鉄心片10の第1凹部10dと線対称に形成されている。第2凸部11cは、ティース部11aの中心線に対して、第1鉄心片10の第1凸部10cと線対称に形成されている。第2突起部15は、ティース部11aの中心線に対して、第1鉄心片10の第1溝部14の底部と線対称の位置に形成されている。第1鉄心片10の第1凸部10cは、連結される分割積層鉄心91の第2凸部11cに積層され、第1溝部14の底部には、連結される分割積層鉄心91の第2突起部15が挿入、嵌合される。
第3鉄心片12は、ヨーク部12bの一端に、連結される分割積層鉄心91の第3凸部12cが嵌合される円弧状の第3凹部12dが形成され、ヨーク部12bの他端に、半円状の第3凸部12cが形成され、第3凸部12cには、第3溝部16が形成されている。第3溝部16は、ヨーク部12bの中心線に対して、底部から開口部に向かって30°程度の左上がり勾配となっている。第3凹部12dは、ティース部12aの中心線に対して、第1鉄心片10の第1凹部10dと線対称に形成されている。第3凸部12cは、ティース部12aの中心線に対して、第1鉄心片10の第1凸部10cと線対称に形成されている。第3溝部16は、ティース部12aの中心線に対して、第1鉄心片10の第1溝部14と線対称となっている。
第4鉄心片13は、ヨーク部13bの一端に、半円状の第4凸部13cが形成され、第4凸部13cには、連結される分割積層鉄心片91の第3溝部16の底部に挿入、嵌合される第4突起部17が形成されている。第4突起部17は、第4鉄心片13を半抜きすることにより形成することができる。また、第4鉄心片13は、ヨーク部13bの他端に、円弧状の第4凹部13dが形成されている。第4凹部13dは、ティース部13aの中心線に対して、第3鉄心片12の第3凹部12dと線対称に形成されている。第4凸部13cは、ティース部13aの中心線に対して、第3鉄心片12の第3凸部12cと線対称に形成されている。第4突起部17は、ティース部13aの中心線に対して、第3鉄心片12の第3溝部16の底部と線対称の位置に形成されている。第4凸部13cは、連結される分割積層鉄心91の第4凹部13dに嵌合する。また、第4凸部13cは、連結される分割積層鉄心91の第3凸部12cに積層され、第4突起部17は、連結される分割積層鉄心91の第3溝部16の底部に挿入、嵌合される。
図3は、実施の形態1の分割積層鉄心の連結前を示す分解平面図であり、図4は、実施の形態1の分割積層鉄心の連結後を示す分解平面図であり、図5は、実施の形態1の分割積層鉄心を連結後に回動させて円環状にした状態を示す分解平面図である。
次に実施の形態1の分割積層鉄心91同士の連結(組立)方法を説明する。図3に示すように、左右の分割積層鉄心91同士を隣接させ、ティース部10a〜13a同士を開き、左側の分割積層鉄心91の第1溝部14の向きと右側の分割積層鉄心91の第3溝部16の向きとを一致させる。
次に、図4に示すように、左側の分割積層鉄心91の第1溝部14の底部に、右側の分割積層鉄心91の第2突起部15を挿入、嵌合し、右側の分割積層鉄心91の第3溝部16の底部に、左側の分割積層鉄心91の第4突起部17を挿入、嵌合して、分割積層鉄心91同士を連結する。
図5に示すように、連結した左右の分割積層鉄心91のティース部10a〜13a同士を閉じるように、分割積層鉄心91同士を回動させると、左側の分割積層鉄心91の第1溝部14の向きと右側の分割積層鉄心91の第3溝部16の向きとが一致しなくなるので、連結した左右の分割積層鉄心91同士が外れなくなる。
連結した左右の分割積層鉄心91同士は、左側の分割積層鉄心91の第1溝部14の向きと右側の分割積層鉄心91の第3溝部16の向きとが一致しない限り外れることはない。また、第1〜第4凸部10c〜13cは半円状であり、第1〜第4凹部10d〜13dは円弧状となっていて、連結された分割積層鉄心91同士は、第2、第4突起部15,17を回動中心として、ヨーク部10b〜13b同士の角度が、110°程度となるまで回動させることができる。
図6は、実施の形態1の分割積層鉄心の連結後の巻線作業を示す平面図である。図6に示すように、ヨーク部10b〜13b同士の角度が110°程度となるまで、左右に連結された分割積層鉄心91を回動させると、左右のティース部10a〜13aの先端部を、中央部の分割積層鉄心91のヨーク部10b〜13bの内縁部の外側に位置させることができる。そのため、左右に連結された分割積層鉄心91のティース部10a〜13aに邪魔されずに、巻線機40により、中央部の分割積層鉄心91のティース部10a〜13aに巻線30を巻回すことができる。
第1溝部14は、ヨーク部10bの中心線に対して、底部から開口部に向かって30°程度の右上がり勾配としたが、この勾配角は、10°〜60°の範囲に設定することができる。また、第3溝部16は、ヨーク部12bの中心線に対して、底部から開口部に向かって30°程度の左上がり勾配としたが、この勾配角は、10°〜60°の範囲に設定することができる。ヨーク部10bの中心線に対する第1溝部14の勾配角と第3溝部16の勾配角とが異なっていてもよい。
実施の形態1の分割積層鉄心91は、第1〜第4鉄心片10〜13の4枚を積層して形成したが、さらに、第1、第2鉄心片10,11の2枚を追加積層して6枚の鉄心片を積層したものとしてもよく、8枚以上の鉄心片を積層したものとしてもよい。
実施の形態2.
図7は、本発明に係る分割積層鉄心の実施の形態2を示す分解平面図であり、図8は、実施の形態2の分割積層鉄心の図7のB−B線に沿うヨーク部の断面図である。
図7及び図8に示すように、実施の形態2の分割積層鉄心92は、夫々、1層目、2層目、3層目、4層目を構成する第1、第2、第3、第4鉄心片20,21,22,23を積層し、カシメ等により一体化したものである。第1〜第4鉄心片20〜23は、夫々、ティース部20a〜23aと、ヨーク部20b〜23bとを有し、T字状に形成されている。
第1鉄心片20は、ヨーク部20bの一端(実施の形態2では左端)に、半円状の第1凸部20cが形成され、第1凸部20cには、第1溝部24が形成されている。第1溝部24は、ヨーク部20bの中心線と平行となっている。また、第1鉄心片20は、ヨーク部20bの他端(実施の形態2では右端)に、円弧状の第1凹部20dが形成されている。第1凸部20cは、連結される分割積層鉄心92の第1凹部20dに嵌合する。
第2鉄心片21は、ヨーク部21bの一端に、連結される分割積層鉄心92の第2凸部21cが嵌合される円弧状の第2凹部21dが形成され、ヨーク部21bの他端に、半円状の第2凸部21cが形成され、第2凸部21cには、第2突起部25が形成されている。第2突起部25は、第2鉄心片21を半抜きすることにより形成することができる。第2凹部21dは、ティース部21aの中心線に対して、第1鉄心片20の第1凹部20dと線対称に形成されている。第2凸部21cは、ティース部21aの中心線に対して、第1鉄心片20の第1凸部20cと線対称に形成されている。第2突起部25は、ティース部21aの中心線に対して、第1鉄心片20の第1溝部24の底部と線対称の位置に形成されている。第1鉄心片20の第1凸部20cは、連結される分割積層鉄心92の第2凸部21cに積層され、第1溝部24の底部には、連結される分割積層鉄心92の第2突起部25が挿入、嵌合される。
第3鉄心片22は、ヨーク部22bの一端に、連結される分割積層鉄心92の第3凸部22cが嵌合される円弧状の第3凹部22dが形成され、ヨーク部22bの他端に、半円状の第3凸部22cが形成され、第3凸部22cには、第3溝部26が形成されている。第3溝部26は、ヨーク部22bの中心線に対して、底部から開口部に向かって70°程度の右上がり勾配となっている。第3凹部22dは、ティース部22aの中心線に対して、第1鉄心片20の第1凹部20dと線対称に形成されている。第3凸部22cは、ティース部22aの中心線に対して、第1鉄心片20の第1凸部20cと線対称に形成されている。
第4鉄心片23は、ヨーク部23bの一端に、半円状の第4凸部23cが形成され、第4凸部23cには、連結される分割積層鉄心片92の第3溝部26の底部に挿入、嵌合される第4突起部27が形成されている。第4突起部27は、第4鉄心片23を半抜きすることにより形成することができる。また、第4鉄心片23は、ヨーク部23bの他端に、円弧状の第4凹部23dが形成されている。第4凹部23dは、ティース部23aの中心線に対して、第3鉄心片22の第3凹部22dと線対称に形成されている。第4凸部23cは、ティース部23aの中心線に対して、第3鉄心片22の第3凸部22cと線対称に形成されている。第4突起部27は、ティース部23aの中心線に対して、第3鉄心片22の第3溝部26の底部と線対称の位置に形成されている。第4凸部23cは、連結される分割積層鉄心92の第4凹部23dに嵌合する。また、第4凸部23cは、連結される分割積層鉄心92の第3凸部22cに積層され、第4突起部27は、連結される分割積層鉄心92の第3溝部26の底部に挿入、嵌合される。
図9は、実施の形態2の分割積層鉄心の連結前を示す分解平面図であり、図10は、実施の形態2の分割積層鉄心の連結後を示す分解平面図であり、図11は、実施の形態2の分割積層鉄心を連結後に回動させて円環状にした状態を示す分解平面図である。
次に実施の形態2の分割積層鉄心92同士の連結(組立)方法を説明する。図9に示すように、左右の分割積層鉄心92同士を隣接させ、ティース部20a〜23a同士を開き、右側の分割積層鉄心92の第1溝部24の向きと左側の分割積層鉄心92の第3溝部26の向きとを一致させる。
次に、図10に示すように、右側の分割積層鉄心92の第1溝部24の底部に、左側の分割積層鉄心92の第2突起部25を挿入、嵌合し、左側の分割積層鉄心92の第3溝部26の底部に、右側の分割積層鉄心92の第4突起部27を挿入、嵌合して、分割積層鉄心92同士を連結する。
図11に示すように、連結した左右の分割積層鉄心92のティース部20a〜23a同士を閉じるように、分割積層鉄心92同士を回動させると、右側の分割積層鉄心92の第1溝部24の向きと左側の分割積層鉄心92の第3溝部26の向きとが一致しなくなるので、連結した左右の分割積層鉄心92同士が外れなくなる。
連結した左右の分割積層鉄心92同士は、右側の分割積層鉄心92の第1溝部24の向きと左側の分割積層鉄心92の第3溝部26の向きとが一致しない限り外れることはない。また、第1〜第4凸部20c〜23cは半円状であり、第1〜第4凹部20d〜23dは円弧状となっていて、連結された分割積層鉄心92同士は、第2、第4突起部25,27を回動中心として、ヨーク部20b〜23b同士の角度が、110°程度となるまで回動させることができる。
図示しないが、連結された実施の形態2の分割積層鉄心92は、図6に示す実施の形態1の分割積層鉄心91と同様に、左右に連結された分割積層鉄心92のティース部20a〜23aに邪魔されずに、巻線機40により、中央部の分割積層鉄心92のティース部20a〜23aに巻線30を巻回すことができる。
第1溝部24は、ヨーク部20bの中心線と平行としたが、中心線に対して勾配をつけてもよい。また、第3溝部26は、ヨーク部22bの中心線に対して、底部から開口部に向かって60°程度の右上がり勾配としたが、この勾配は、10°〜60°の範囲に設定することができる。
実施の形態2の分割積層鉄心92は、実施の形態1の分割積層鉄心91と同様に、6枚の鉄心片を積層したものとしてもよく、8枚以上の鉄心片を積層したものとしてもよい。
10,20 第1鉄心片、10a,11a,12a,13a,20a,21a,22a,23a ティース部、10b,11b,12b,13b,20b,21b,22b,23b ヨーク部、10c,20c 第1凸部、10d,20d 第1凹部、14,24 第1溝部、11,21 第2鉄心片、11c,21c 第2凸部、11d,21d 第2凹部、15,25 第2突起部、12,22 第3鉄心片、12c,22c 第3凸部、12d,22d 第3凹部、16,26 第3溝部、13,23 第4鉄心片、13c,23c 第4凸部、13d,23d 第4凹部、17,27 第4突起部、30 巻線、40 巻線機、91,92 分割積層鉄心。

Claims (2)

  1. ティース部とヨーク部とを有する少なくとも4枚の鉄心片を積層して形成される固定子の分割積層鉄心において、
    第1鉄心片は、前記ヨーク部の一端に第1凸部が形成され該第1凸部に第1溝部が形成され他端に第1凹部が形成され、
    第2鉄心片は、前記ヨーク部の一端に第2凹部が形成され他端に第2凸部が形成され該第2凸部に第2突起部が形成され、
    第3鉄心片は、前記ヨーク部の一端に第3凹部が形成され他端に第3凸部が形成され該第3凸部に第3溝部が形成され、
    第4鉄心片は、前記ヨーク部の一端に第4凸部が形成され該第4凸部に第4突起部が形成され他端に第4凹部が形成され、
    前記第1凸部は、連結される分割積層鉄心の前記第1凹部に嵌合され、
    前記第2凹部は、前記連結される分割積層鉄心の前記第2凸部に嵌合され、
    前記第3凹部は、前記連結される分割積層鉄心の前記第3凸部に嵌合され、
    前記第4凸部は、前記連結される分割積層鉄心の前記第4凹部に嵌合され、
    前記第1凸部は、前記連結される分割積層鉄心の前記第2凸部に積層され、前記第1溝部には、前記連結される分割積層鉄心の前記第2突起部が嵌合され、
    前記第4凸部は、前記連結される分割積層鉄心の前記第3凸部に積層され、前記第4突起部は、前記連結される分割積層鉄心の前記第3溝部に嵌合される、
    ことを特徴とする固定子の分割積層鉄心。
  2. 前記ヨーク部の中心線に対する前記第1溝部の勾配角と前記第3溝部の勾配角が異なることを特徴とする請求項1に記載の固定子の分割積層鉄心。
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