JP2015107031A - モータ - Google Patents
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Abstract
【課題】ステータコアの製造が容易であり、かつ製造コストを削減することができるモータを提供することを目的とする。
【解決手段】モータ10は、一種類のコア片23を積層させた積層コア22を円周方向に連結したステータコア21を有するモータ10であって、コア片23のヨーク部24は、一方の端部25が凸状の円弧形に形成され、他方の端部26が凸状の円弧形と略同一の曲率半径の凹状の円弧形に形成され、積層コア22は、凸状の円弧形を隣接する積層コア22のヨーク部24の凹状の円弧形に係合させ、前記凹状の円弧形を隣接する積層コア22のヨーク部24の凸状の円弧形に係合させながら、コア片23を交互に表裏を反転させて積層される。
【選択図】図4
【解決手段】モータ10は、一種類のコア片23を積層させた積層コア22を円周方向に連結したステータコア21を有するモータ10であって、コア片23のヨーク部24は、一方の端部25が凸状の円弧形に形成され、他方の端部26が凸状の円弧形と略同一の曲率半径の凹状の円弧形に形成され、積層コア22は、凸状の円弧形を隣接する積層コア22のヨーク部24の凹状の円弧形に係合させ、前記凹状の円弧形を隣接する積層コア22のヨーク部24の凸状の円弧形に係合させながら、コア片23を交互に表裏を反転させて積層される。
【選択図】図4
Description
本発明は、複数のコア片を積層された積層コアを用いたモータに関する。
従来から鉄損を減少させるためにコア片を積層させた積層コアを円周方向に連結したステータと、ロータとを有するモータが知られている。
特許文献1には、分割積層コアを円周方向に結合する場合に、コア片の端部にテーパ部を形成することでテーパ部同士を滑らせて、分割積層コアを容易に結合できるステータが開示されている。
また、特許文献2には、ティースコアが突起部と窪み部とにより連結されたユニットコアが開示されている。特許文献2のユニットコアは、ティースコア同士が突起部と窪み部を中心に回転させることでユニットコアを逆反り形態にすることができるので、コイルをティースコアに容易に巻装できるものである。
特許文献1には、分割積層コアを円周方向に結合する場合に、コア片の端部にテーパ部を形成することでテーパ部同士を滑らせて、分割積層コアを容易に結合できるステータが開示されている。
また、特許文献2には、ティースコアが突起部と窪み部とにより連結されたユニットコアが開示されている。特許文献2のユニットコアは、ティースコア同士が突起部と窪み部を中心に回転させることでユニットコアを逆反り形態にすることができるので、コイルをティースコアに容易に巻装できるものである。
しかしながら、特許文献1のステータによれば、分割積層コアを全て結合させる必要があるためステータの組立が容易ではなかった。また、結合した後の分割積層コア同士には隙間が生じる虞があり磁気抵抗が大きくなってしまうという問題があった。
また、特許文献2のティースコアは突起部と窪み部とを形成しなければならず、製造コストが削減することが困難であった。特に、コアユニット同士を組み合わせるには突起部と窪み部とは別にほぞ部と蟻溝部とを用いているために、3種類のティースコアを用意しなければならず製造コストが増加してしまうという問題があった。
また、特許文献2のティースコアは突起部と窪み部とを形成しなければならず、製造コストが削減することが困難であった。特に、コアユニット同士を組み合わせるには突起部と窪み部とは別にほぞ部と蟻溝部とを用いているために、3種類のティースコアを用意しなければならず製造コストが増加してしまうという問題があった。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、ステータコアの製造が容易であり、かつ製造コストを削減することができるモータを提供することを目的とする。
本発明は、一種類のコア片を積層させた積層コアを円周方向に連結したステータコアを有するモータであって、前記コア片のヨーク部は、一方の端部が凸状の円弧形に形成され、他方の端部が前記凸状の円弧形と略同一の曲率半径の凹状の円弧形に形成され、前記積層コアは、前記凸状の円弧形を隣接する積層コアのヨーク部の凹状の円弧形に係合させ、前記凹状の円弧形を隣接する積層コアのヨーク部の凸状の円弧形に係合させながら、前記コア片を交互に表裏を反転させて積層されることを特徴とする。
また、当該モータは、前記ステータコアに巻装されるコイルが、ティース部の先端に向かうにしたがって巻数が減少するインナロータ式であることを特徴とする。
また、該モータは、前記ステータコアに巻装されるコイルが、ティース部の先端に向かうにしたがって巻数が増加するアウタロータ式であることを特徴とする。
また、当該モータは、前記ステータコアに巻装されるコイルが、ティース部の先端に向かうにしたがって巻数が減少するインナロータ式であることを特徴とする。
また、該モータは、前記ステータコアに巻装されるコイルが、ティース部の先端に向かうにしたがって巻数が増加するアウタロータ式であることを特徴とする。
本発明によれば、積層コアは一方の端部の凸状の円弧形を隣接する積層コアのヨーク部の凹状の円弧形に係合させ、他方の端部の凹状の円弧形を隣接する積層コアのヨーク部の凸状の円弧形に係合させながら、コア片を交互に表裏を反転させて積層している。したがって、コア片を積層させる作業に伴って隣接する積層コアと連結されるために、後に積層コア同士を連結する作業を軽減でき、ステータコアを容易に製造することができる。
また、コア片のヨーク部は一方の端部が凸状の円弧形に形成され、他方の端部が凸状の円弧形と略同一の曲率半径の凹状の円弧形に形成されているので、凸状の円弧形と凹状の円弧形が係合したときに両者間を回動させることができる。したがって、コア片の形状自体で回動部を形成できるので、回動部を別個に形成する必要がなく製造コストを削減することができる。
また、コア片のヨーク部は一方の端部が凸状の円弧形に形成され、他方の端部が凸状の円弧形と略同一の曲率半径の凹状の円弧形に形成されているので、凸状の円弧形と凹状の円弧形が係合したときに両者間を回動させることができる。したがって、コア片の形状自体で回動部を形成できるので、回動部を別個に形成する必要がなく製造コストを削減することができる。
以下、本発明に係るモータについて図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係るインナロータ式のモータ10を示す断面図である。
インナロータ型のモータ10は、中空状のステータ20と、ステータ20の中空部に間隔を介して配置されるロータ35と、ステータ20およびロータ35とを収容する円筒状のモータハウジング36とを有している。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係るインナロータ式のモータ10を示す断面図である。
インナロータ型のモータ10は、中空状のステータ20と、ステータ20の中空部に間隔を介して配置されるロータ35と、ステータ20およびロータ35とを収容する円筒状のモータハウジング36とを有している。
ステータ20は、円筒状のステータコア21と、巻線が巻装された複数のコイル31とを有している。本実施形態のステータコア21は、一種類のコア片を積層させた複数の積層コア22を円周方向に連結させることで形成される。本実施形態の例では、ステータコア21は、モータ10の回動軸Oを中心として30°間隔の境界線Bで区分けされる12個の積層コア22が連結されている。
以下、具体的に、ステータコア21の構成について説明する。
図2は、ステータコア21に用いるコア片23の構成を示す斜視図である。本実施形態のステータコア21は一種類のコア片23のみによって構成される。コア片23は、上面から見て略T字の薄板状であり、例えば電磁鋼板をプレス機により打ち抜くことで形成される。
コア片23には、ステータコア21の外側に位置するヨーク部24と、ヨーク部24の中心からロータ35の回動軸Oに向かって延出するティース部29とを有している。
図2は、ステータコア21に用いるコア片23の構成を示す斜視図である。本実施形態のステータコア21は一種類のコア片23のみによって構成される。コア片23は、上面から見て略T字の薄板状であり、例えば電磁鋼板をプレス機により打ち抜くことで形成される。
コア片23には、ステータコア21の外側に位置するヨーク部24と、ヨーク部24の中心からロータ35の回動軸Oに向かって延出するティース部29とを有している。
本実施形態のヨーク部24は、ステータコア21の円周方向に沿って長く、一方の端部25には凸状の円弧形が水平方向に突出して形成され、他方の端部26には凹状の円弧形が形成される。ここで、凸状の円弧形と凹状の円弧形とは略同一の曲率半径rである。また、図2に示すように、凸状の円弧形の仮想中心点O1と、凹状の円弧形の仮想中心点O2とは、コア片23の中心線Cに対して線対称に位置する。
以下では、理解を容易にするために、コア片23のうち図2における上面を表面27と称し、隠れている下面を裏面28と称するものとする。
以下では、理解を容易にするために、コア片23のうち図2における上面を表面27と称し、隠れている下面を裏面28と称するものとする。
次に、ステータコア21の製造方法の一例について図3〜図6を参照して説明する。
まず、表面27を上側にしたコア片23をステータコア21の一段目として配置する。具体的には、図3に示すように隣接するコア片23の端部25、26同士を当接させる。ここで、一方の端部25の凸状の円弧形と他方の端部26の凹状の円弧形とは略同一の曲率半径であることから、一方の端部25と他方の端部26とは隙間なく係合する。
ここでは、実際のステータコア21の配置と異なり、コア片23のヨーク部24が内側に配置され、ティース部29は回動軸Oから径方向の外側に向かうように配置される。各コア片23は図示しない治具を用いて位置決めしながら配置される。
まず、表面27を上側にしたコア片23をステータコア21の一段目として配置する。具体的には、図3に示すように隣接するコア片23の端部25、26同士を当接させる。ここで、一方の端部25の凸状の円弧形と他方の端部26の凹状の円弧形とは略同一の曲率半径であることから、一方の端部25と他方の端部26とは隙間なく係合する。
ここでは、実際のステータコア21の配置と異なり、コア片23のヨーク部24が内側に配置され、ティース部29は回動軸Oから径方向の外側に向かうように配置される。各コア片23は図示しない治具を用いて位置決めしながら配置される。
次に、裏面28を上側にしたコア片23をステータコア21の二段目として配置する。このとき、二段目のコア片23は、ティース部29が一段目のコア片23のティース部29に重なるように配置する。また、一段目のコア片23と同様に、隣接するコア片23の端部25、26同士を当接させることで隙間なく係合される。一段目のコア片23と二段目のコア片23とは、ティース部29への半抜きプレスにより固定される。したがって、上下のティース部29同士に比べて、上下のヨーク部24同士は比較的、上下移動が可能である。
次に、表面27を上側にしたコア片23をステータコア21の三段目として配置して固定する。以降も同様に、コア片23を交互に表裏を反転させながら配置して固定することで、コア片23を積層させていく。したがって、ティース部29が外側でヨーク部24が内側に配置された逆反り環状のステータコアが形成される。
次に、表面27を上側にしたコア片23をステータコア21の三段目として配置して固定する。以降も同様に、コア片23を交互に表裏を反転させながら配置して固定することで、コア片23を積層させていく。したがって、ティース部29が外側でヨーク部24が内側に配置された逆反り環状のステータコアが形成される。
図4は、積層させたコア片23を上下方向に離した状態を示す斜視図である。
隣り合うコア片23a、23bの連結部分P(図4に示す二点鎖線)に注目すると、一段目ではコア片23aの端部25とコア片23bの端部26とが係合され、二段目ではコア片23aの端部26とコア片23bの端部25とが係合される。すなわち、一段ごとにコア片23aとコア片23bとの端部25、26が交互になって係合される。
隣り合うコア片23a、23bの連結部分P(図4に示す二点鎖線)に注目すると、一段目ではコア片23aの端部25とコア片23bの端部26とが係合され、二段目ではコア片23aの端部26とコア片23bの端部25とが係合される。すなわち、一段ごとにコア片23aとコア片23bとの端部25、26が交互になって係合される。
図5は、コア片23aが積層された積層コア22を一つだけ抜き出した状態を示す斜視図である。上述したようにコア片23を交互に表裏を反転させながら積層させることで、一段目のコア片23aの端部25と三段目のコア片23aの端部25との間には隙間gが形成される。この隙間gには隣り合う積層コア22の二段目のコア片23bの端部25が位置する。
このように積層コア22を構成することで、図2で説明したコア片23a、23bの凸状の円弧形の仮想中心点O1と凹状の円弧形の仮想中心点O2とが、図4に示す鉛直線V上に重なる。そして、凸状の円弧形と凹状の円弧形の曲率半径が同一であることから、コア片23a、23bとの連結部分Pが回動部となって、隣接する積層コア22同士を鉛直線Vを中心として回動させることができる。同様に、全ての積層コア22同士で回動される。
次に、逆反り環状のステータコア21の各積層コア22のティース部29にインシュレータを挿入した後、ティース部29に巻線を巻装させてコイル31を形成する。このとき、ティース部29が回動軸Oから径方向の外側に向かって配置されるので、隣り合うティース部29との間隔が広がっている。したがって、既に巻装させたコイル31に干渉されることなく、ティース部29に巻線を巻装させることができる。本実施形態では、ティース部29の先端に向かうにしたがって、コイル31の巻数を減少させるように巻装することで、各コイル31を図1に示す境界線Bに近接させることができる。
次に、図6に示すように、逆反り環状のステータコア21のうち一箇所だけ積層コア22同士の連結を解除する。連結を解除するには、隣接する積層コア22同士を離間する方向に引っ張ることで、各段で端部25と端部26との係合が外れ、積層コア22同士の連結が解除される。
次に、図1に示すようにヨーク部24が外側に配置され、ティース部29が内側に配置されるように、隣接する積層コア22同士をそれぞれ回動させる。連結を解除した積層コア22同士を再び連結することで、図1に示すように中空状のステータ20が製造される。ステータ20はボルトによってヨーク部24とモータハウジング36が締結されることでモータハウジング36内に固定される。
次に、図1に示すようにヨーク部24が外側に配置され、ティース部29が内側に配置されるように、隣接する積層コア22同士をそれぞれ回動させる。連結を解除した積層コア22同士を再び連結することで、図1に示すように中空状のステータ20が製造される。ステータ20はボルトによってヨーク部24とモータハウジング36が締結されることでモータハウジング36内に固定される。
なお、連結を解除した積層コア22同士を連結するには、図5に示すように一方の積層コア22の端部25と端部25との隙間gに、他方の積層コア22の端部25をそれぞれ水平方向から挿入する。このとき、端部25は、上下方向に突起を有しておらず水平方向に突出した形状であると共に比較的、上下移動が可能であることから、隙間gに端部25を容易に挿入することができる。また、連結する積層コア22同士は、逆反り環状のステータコア21において一度、連結した積層コア22同士であるために再度の連結が容易である。
本実施形態によれば、積層コア22は一方の端部25の凸状の円弧形を隣接する積層コア22のヨーク部24の凹状の円弧形に係合させ、他方の端部26の凹状の円弧形を隣接する積層コア22のヨーク部24の凸状の円弧形に係合させながら、コア片23を交互に表裏を反転させて積層している。したがって、コア片23を積層させる作業に伴って隣接する積層コア22と連結されるために、後に積層コア22同士を連結する作業を軽減でき、ステータコア21を容易に製造することができる。具体的には、積層コア22同士を連結する箇所を一箇所のみにすることができる。
また、コア片23のヨーク部24は一方の端部25が凸状の円弧形に形成され、他方の端部26が凸状の円弧形と略同一の曲率半径の凹状の円弧形に形成されているので、凸状の円弧形と凹状の円弧形が係合したときに両者間を回動させることができる。したがって、コア片23の形状自体で回動部を形成できるので、回動部を別個に形成する必要がなく製造コストを削減することができる。
また、積層コア22同士を回動させることができるために、ステータコア21を逆反りにすることができる。すなわち、隣接するティース部29との間隔を離すことができるので、巻線を境界線Bまで巻装させてコイル31を形成することができる。したがって、モータ10の小型化および軽量化を図ることができる。また、隣接するティース部29との間隔を離すことができるので、自動巻線機を用いてコイル31を形成することができ、更に製造コストを削減することができる。
また、凸状の円弧形と凹状の円弧形とは略同一の曲率半径であるために、積層コア22同士がどのような回動角度であっても端部25と端部26とは隙間なく常に係合する。したがって、ステータコア21に形成される磁路が遮断されることなく磁気抵抗が少ないモータ10を製造することができる。更に、端部25と端部26とは隙間なく係合することで、隙間による異音の発生を防止することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について図7を参照して説明する。第1の実施形態ではインナロータ式のモータ10について説明したが、アウタロータ式のモータであっても同様にステータコアを製造することができる。
図7は、本実施形態に係るアウタロータ式のモータに用いるステータ40を示す断面図である。ステータ40は、円筒状のステータコア41と、巻線が巻装された複数のコイル51とを有している。本実施形態のステータコア41も、一種類のコア片43を積層させた複数の積層コア42を円周方向に連結させることで形成される。ここでは、ステータコア41は、回動軸Oを中心として40°間隔で分けられた9個の積層コア42が連結される。
次に、第2の実施形態について図7を参照して説明する。第1の実施形態ではインナロータ式のモータ10について説明したが、アウタロータ式のモータであっても同様にステータコアを製造することができる。
図7は、本実施形態に係るアウタロータ式のモータに用いるステータ40を示す断面図である。ステータ40は、円筒状のステータコア41と、巻線が巻装された複数のコイル51とを有している。本実施形態のステータコア41も、一種類のコア片43を積層させた複数の積層コア42を円周方向に連結させることで形成される。ここでは、ステータコア41は、回動軸Oを中心として40°間隔で分けられた9個の積層コア42が連結される。
本実施形態は、第1の実施形態と同様、ヨーク部44の一方の端部25に凸状の円弧形が形成され、他方の端部26に凹状の円弧形が形成された一種類のコア片43が交互に表裏を反転させて積層させてステータコア41を製造する。なお、アウタロータ式のモータに用いるステータコア41は、ティース部49の先端に向かうにしたがって、コイル31の巻数を増加させるように巻装する。したがって、例えば9個の積層コア42のうち、5個の積層コア42と4個の積層コア42とをそれぞれ分けて製造し、別々にコイル51を巻装させた後に、5個の積層コア42と4個の積層コア42とを連結するとよい。このように予め分けて積層コア42を製造することで、積層コア42同士を回動させて隣り合うティース部49との間隔が広い状態で巻線を巻装できることから、既に巻装させたコイル51に干渉されることなく、ティース部49に巻線を巻装させることができる。
以上、本発明を上述した実施形態を用いて説明したが、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
第1の実施形態では、逆反り環状にステータコアを組み立てる場合について説明したが、この場合に限られない。特にステータコア21を量産する場合には、逆反りさせて隣り合うティース部29との間隔を広くできればよく、環状にしなくてもよい。
また、第1の実施形態および第2の実施形態の積層コア22、42の個数や、第2の実施形態において分けて製造する積層コア42の個数は、上述した場合に限られない。
第1の実施形態では、逆反り環状にステータコアを組み立てる場合について説明したが、この場合に限られない。特にステータコア21を量産する場合には、逆反りさせて隣り合うティース部29との間隔を広くできればよく、環状にしなくてもよい。
また、第1の実施形態および第2の実施形態の積層コア22、42の個数や、第2の実施形態において分けて製造する積層コア42の個数は、上述した場合に限られない。
10:モータ 20:ステータ 21:ステータコア 22:積層コア 23:積層コア 24:ヨーク部 25:一方の端部 26:他方の端部 27:表面 28:裏面 29:ティース部 31:コイル 35:ロータ 36:モータハウジング 40:ステータ 41:ステータコア 42:積層コア 43:積層コア 44:ヨーク部 49:ティース部 51:コイル
Claims (3)
- 一種類のコア片を積層させた積層コアを円周方向に連結したステータコアを有するモータであって、
前記コア片のヨーク部は、
一方の端部が凸状の円弧形に形成され、
他方の端部が前記凸状の円弧形と略同一の曲率半径の凹状の円弧形に形成され、
前記積層コアは、前記凸状の円弧形を隣接する積層コアのヨーク部の凹状の円弧形に係合させ、前記凹状の円弧形を隣接する積層コアのヨーク部の凸状の円弧形に係合させながら、前記コア片を交互に表裏を反転させて積層されることを特徴とするモータ。 - 当該モータは、
前記ステータコアに巻装されるコイルが、ティース部の先端に向かうにしたがって巻数が減少するインナロータ式であることを特徴とする請求項1に記載のモータ。 - 当該モータは、
前記ステータコアに巻装されるコイルが、ティース部の先端に向かうにしたがって巻数が増加するアウタロータ式であることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
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