JP5144560B2 - 車両のターンシグナル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に設けられた操作レバーの操作に応じてターンシグナルを点灯させるとともに、ステアリングホイールの回転操作に応じてターンシグナルを消灯させる車両のターンシグナル装置に関する。
周知のように、車両には、運転者による操作レバー及びステアリングホイールのそれぞれの操作に応じてターンシグナルの点灯及び消灯の切り替えを行うターンシグナル装置が設けられている。図15は、車両の操作レバー及びステアリングホイールの正面構造を示したものである。図15に示されるように、このターンシグナル装置は、一般に、車両のステアリングコラム10に配設された操作レバー11が運転者によって操作されたとき、車両右側あるいは左側のターンシグナル(図示略)を点灯させる。また、このターンシグナル装置は、運転者によるステアリングホイール12の回転操作に応じて点灯状態にあるターンシグナルを消灯させる。そして従来、こうした車両のターンシグナル装置としては、例えば特許文献1に記載の装置がある。
この特許文献1に記載の車両のターンシグナル装置は、ステアリングホイール12の中立位置からの回転角θを検出する回転角センサを有しており、この回転角センサにより検出される回転角θに基づいてターンシグナルを消灯させるようにしている。具体的には、例えばいま、運転者が車両右側のターンシグナルを点灯させた後にステアリングホイール12を右回転操作(図中の矢印a1で示す方向に操作)したとする。このとき、このターンシグナル装置では、ステアリングホイール12を右回転操作した後にこれを中立位置まで戻そうとして左回転操作(図中の矢印a2で示す方向に操作)したとき、すなわちステアリングホイール12が反転したときの戻し回転角θbを、上記回転センサにより検出される回転角θに基づいて算出する。そして、このターンシグナル装置は、算出された戻し回転角θbがキャンセル戻り角θsに達した旨を判定したとき、ターンシグナルを消灯させる。
車両のターンシグナル装置としてのこうした構成によれば、キャンセル戻り角θsの値を適宜設定することにより、例えば高速道路走行時に運転者がターンシグナルを点灯させて車線変更を行う場合など、回転角θの経時的な変化が極めて小さい状況であっても、ターンシグナルを自動的に消灯させることができるようになる。これにより、運転者が手動でターンシグナルを消灯させる必要がなくなるため、車両の操作にかかる利便性が大きく向上するようになる。
特開平11−70833号公報
このように、戻し回転角θbがキャンセル戻り角θsに達した旨が判定されたときにターンシグナルを消灯させるようにすることで、確かに車線変更時にターンシグナルを自動的に消灯させることができるようにはなる。ただし、こうしたターンシグナル装置にあっては、例えば車両の大きさや道路の幅員の広狭などによりステアリングホイール12が反転操作される時点での回転角θの大きさが変化すると、これに起因してターンシグナルが消灯するタイミングが微妙に変化する。
図16及び図17は、ステアリングホイール12が反転操作される時点での回転角θの大きさが変化する状況の一例として、運転者が幅員の狭い道路及び広い道路で左側車線LLから右側車線LRへ車線変更を行った際の車両の動き及び回転角θの経時的な変化をそれぞれ示したものである。なお、図16(b)及び図17(b)では、ステアリングホイール12が中立位置に位置しているときの回転角θの値を「0°」として示している。また、この回転角θの値は、ステアリングホイール12が右回転操作されたときに負の値に、また左回転操作されたときに正の値にそれぞれ変化するものとして示している。
例えばいま、図16(a),(b)に示されるように、運転者が幅員の狭い道路で車線変更を行うにあたり、時刻t10で上記操作レバー11を操作して車両右側のターンシグナルを点灯させた後に時刻t11で車線変更を開始して、さらに時刻t13で車両が車線境界線wを横切った後に時刻t15で車線変更を完了したとする。このとき、回転角θは、車線変更を開始する時刻t11の時点から減少して時刻t12で極小値θminをとった後にその値が増加する。したがって、上記特許文献1に記載のターンシグナル装置では、回転角θが極小値θminをとる時刻t12の時点から上記戻し回転角θbの算出を開始して、同戻し回転角θbがキャンセル戻り角θsに達する時刻taの時点でターンシグナルの消灯を行う。したがって、運転者が幅員の狭い道路で車線変更を行った場合には、車両が車線境界線wを横切った後に、すなわち車両が右側車線LRに進入したときにターンシグナルの消灯が行われる。
一方、例えばいま、図17(a),(b)に示されるように、運転者が幅員の広い道路で車線変更を行うにあたり、時刻t20で上記操作レバー11を操作して車両右側のターンシグナルを点灯させた後に時刻t21で車線変更を開始して、さらに時刻t23で車両が車線境界線wを横切った後に時刻t25で車線変更を完了したとする。このとき、回転角θは、幅員の狭い道路で車線変更を行った場合と比較するとより大きく変化し、その極小値θminがより小さな値となる。そしてこのときにも、上記特許文献1に記載のターンシグナル装置では、回転角θが極小値θminとなる時刻t22の時点から上記戻し回転角θbの算出を開始して、同戻し回転角θbがキャンセル戻り角θsに達する時刻tbの時点でターンシグナルの消灯を行う。ところがこの場合には、車両が車線境界線wを横切るよりも前に、すなわち車両が右側車線LRに進入するよりも前にターンシグナルの消灯が行われてしまうため、例えば後続車の運転者が自車に車線変更の意志がないと誤認してしまうおそれがある。
このように、上記特許文献1に記載の車両のターンシグナル装置では、ターンシグナルの消灯機能の信頼性となると、いまだ改良の余地を残すものとなっている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ターンシグナルの消灯機能に関し、特に車線変更時における信頼性を的確に確保することのできる車両のターンシグナル装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両に設けられた操作レバーの操作に応じてターンシグナルの点灯を行う車両のターンシグナル装置であって、前記車両の回動態様を検出する回動態様検出手段を備え、前記ターンシグナルの点灯を実行した後に前記回動態様検出手段を通じて前記車両の回動態様の経時的な変化を監視し、前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向に一旦回動した後にその逆方向に回動し、さらにその後に前記ターンシグナルの点灯方向に再度回動したことを検知することに基づいて前記ターンシグナルの消灯を行うことを要旨としている。
運転者がターンシグナルを点灯させた後に車線変更を行う際には、通常、車両は次のように回動(旋回)する。すなわち、車両は、ターンシグナルの点灯方向に一旦回動した後にその逆方向に回動し、さらにその後にターンシグナルの点灯方向に再度回動する。ところで、発明者らは、車両が幅員の広い車線で車線変更を行う場合であれ、あるいは幅員の狭い道路で車線変更を行う場合であれ、車両がターンシグナルの点灯方向に再度回動する時点で車両が別車線に進入した状態になっていることを新たに見出した。したがって、上記構成によれば、車両がターンシグナルの点灯方向に再度回動した時点でターンシグナルが消灯するようになるため、車両が幅員の広い車線で車線変更を行う場合であれ、あるいは幅員の狭い道路で車線変更を行う場合であれ、車両が別車線に進入した際にターンシグナルを消灯させることができるようになる。したがって、ターンシグナルの消灯機能の信頼性を的確に確保することができるようになる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両のターンシグナル装置において、前記回動態様検出手段により前記車両の回動態様の経時的な変化を常時監視するとともに、前記ターンシグナルの点灯を実行した際に前記回動態様検出手段により前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向と逆方向に回動していることが検知されるとき、前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向に一旦回動した後にその逆方向に回動したことの検知を、前記常時監視している前記車両の回動態様の変化を示す情報に基づいて行うことを要旨としている。
こうした車両のターンシグナル装置にあっては、運転者が、例えば車線変更を開始して車両を車線変更する側の方向に回動させてからその逆方向に回動させた後にターンシグナルを点灯させたとすると、以下のような問題が生じるおそれがある。まず、上述のようにターンシグナルの点灯を実行した後に車両の回動態様の経時的な変化を監視するようにしたとすると、ターンシグナルの点灯を実行する以前の車両の回動態様の変化、すなわち車両がターンシグナルの点灯方向に一旦回動した後にその逆方向に回動する一連の動作を検知することができない。このため、ターンシグナルの点灯を実行した後に車両がターンシグナルの点灯方向に再度回動した際に、すなわち車両が別車線に進入した際にターンシグナルを消灯させることができないおそれがある。この点、上記構成によれば、車両がターンシグナルの点灯方向と逆方向に回動していることが検知されるとき、すなわち車両がターンシグナルの点灯方向に一旦回動した後にその逆方向に回動している状況であると推定されるときには、当該装置は、常時監視している車両の回動態様の変化を示す情報に基づいて当該状況に該当するか否かを判断することができる。これにより、上述のような状況であっても、車両がターンシグナルの点灯方向に再度回動する時点でターンシグナルの消灯を行うことができるようになり、車両が別車線に進入した際にターンシグナルを消灯させることができるようになる。したがって、さらに実情に即したかたちでターンシグナルの消灯を行うことができ、ひいてはターンシグナルの消灯機能の信頼性をさらに的確に確保することができるようになる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の車両のターンシグナル装置において、前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向に再度回動したことが検知された後に車両の車線変更が完了していることを判定したとき、前記ターンシグナルの消灯を行うことを要旨としている。
同構成によれば、車線変更の際に車両が別車線に進入した後にさらに車両の車線変更が完了したときにターンシグナルが消灯するため、より望ましいかたちでターンシグナルの消灯を行うことができるようになり、ひいてはターンシグナルの消灯機能の信頼性を向上させることができるようになる。
そして、車両の車線変更が完了しているか否かの判定に関しては、例えば請求項4に記載のように、
・前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向に再度回動したことが検知された時点からの経過時間を計測するタイマ手段を更に備え、該タイマ手段により計測される経過時間が所定時間に達したとき、前記車両の車線変更が完了したと判定する。
あるいは請求項6に記載のように、
・前記車両の回動量を検出する回動量検出手段を更に備え、前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向に再度回動した時点からの前記車両の回動変化量を前記回動量検出手段を通じて検出し、該検出された車両の回動変化量が所定量に達したとき、前記車両の車線変更が完了したと判定する。
といった構成を採用することが有効である。こうした構成によれば、車両の車線変更が完了しているか否かを容易に判定することができるようになるため、上記請求項3に記載の発明を容易に実現することが可能となる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の車両のターンシグナル装置において、前記所定時間が、前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向に一旦回動した後にその逆方向に回動したことが検知される時点から前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向に再度回動したことが検知される時点までの時間間隔に基づいて設定されてなることを要旨としている。
同構成によれば、車両が車線変更を開始した時点から別車線に進入するまでに要した時間に応じて所定時間が変化するため、車両が急な車線変更を行っているか、あるいは緩やかな車線変更を行っているかによって所定時間が変化する。すなわち、この所定時間を車線変更時の車両の動作態様に応じた時間に設定することができるようになるため、車両の車線変更が完了したか否かをより適切に判定することができるようになる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の車両のターンシグナル装置において、前記車両の回動速度を検出する回動速度検出手段を備え、前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向に再度回動したことが検知された時点から前記車両の回動変化量が所定量に達するまでの期間に、前記車両の回動速度が所定速度以下になったとき、前記車両の車線変更が完了したと判定することを要旨としている。
上述のように、車両がターンシグナルの点灯方向に再度回動した時点からの車両の回動変化量を検出し、検出された車両の回動変化量が所定量に達したときに車両の車線変更が完了したと判定するようにした場合には、以下のような問題が生じるおそれがある。まず、例えば運転者がカーブ走行中に車線変更を行ったような場合には、車線変更が完了した時点で車両は所定量だけ回動した状態となってその状態が維持されるため、車両の回動変化量が所定量に達しない状況も生じ得る。すなわち、このような場合には、車両の車線変更が完了したときにターンシグナルの消灯が行われないおそれがある。この点、上記構成によれば、車線変更が完了した時点で車両が所定量だけ回動した状態となってその状態が維持されたとしても、車両の回動速度が小さくなって所定速度以下になった時点で車両の車線変更が完了したと判定することができる。このため、上述のような状況であっても、車両の車線変更が完了したか否かを確実に判定することができるようになる。
そして、車両の回動態様の経時的な変化の検出に関しては、例えば請求項8に記載のように、
・前記車両のステアリングホイールの回転角を検出する回転角検出手段を設けた上で、該回転角検出手段を通じて前記ステアリングホイールの回転角の経時的な変化を検出することにより前記車両の回動態様の経時的な変化を検出し、前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向に一旦回動した後にその逆方向に回動してさらにその後に前記ターンシグナルの点灯方向に再度回動したことの検知を、前記ターンシグナルの点灯を実行した後に前記ステアリングホイールの回転角の経時的な変化が2回ピークに達したことを検知することに基づいて行う。
あるいは請求項9に記載の発明によるように、
・前記車両のヨーレートを検出するヨーレート検出手段を設けた上で、該ヨーレート手段を通じて前記車両のヨーレートの経時的な変化を検出することにより前記車両の回動態様の経時的な変化を検出し、前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向に一旦回動した後にその逆方向に回動してさらにその後に前記ターンシグナルの点灯方向に再度回動したことの検知を、前記ターンシグナルの点灯を実行した後に前記車両のヨーレートの経時的な変化が2回ピークに達したことを検知することに基づいて行う。
といった構成を採用することが有効である。こうした構成によれば、車両の回動態様を容易に検出することができるようになるため、上記請求項1〜7に記載の発明を容易に実現することができるようになる。
本発明にかかる車両のターンシグナル装置によれば、ターンシグナルの消灯機能に関し、特に車線変更時における信頼性を的確に確保することができるようになる。
本発明にかかる車両のターンシグナル装置の第1実施形態についてその概略構成を示す正面図。 同第1実施形態の車両のターンシグナル装置についてその概略構成を示す平面図。 同第1実施形態の車両のターンシグナル装置についてそのシステム構成を示すブロック図。 同第1実施形態の車両のターンシグナル装置によるターンシグナルの点灯・消灯制御についてその処理手順を示すフローチャート。 (a),(b)は、同第1実施形態の車両のターンシグナル装置によるターンシグナルの消灯の動作例を示すタイミングチャート。 (a),(b)は、同第1実施形態の車両のターンシグナル装置によるターンシグナルの消灯の動作例を示すタイミングチャート。 本発明にかかる車両のターンシグナル装置の第2実施形態によるターンシグナルの点灯・消灯制御についてその処理手順を示すフローチャート。 (a),(b)は、同第2実施形態の車両のターンシグナル装置によるターンシグナルの消灯の動作例を示すタイミングチャート。 同第2実施形態の変形例によるターンシグナルの点灯・消灯制御についてその処理手順を示すフローチャート。 (a),(b)は、同第2実施形態の変形例の車両のターンシグナル装置によるターンシグナルの消灯の動作例を示すタイミングチャート。 本発明にかかる車両のターンシグナル装置の第3実施形態によるターンシグナルの点灯・消灯制御についてその処理手順を示すフローチャート。 (a),(b)は、本発明にかかる車両のターンシグナル装置の第4実施形態によるターンシグナルの消灯の動作例を示すタイミングチャート。 (a),(b)は、同第4実施形態の車両のターンシグナル装置による右車線変更用第1ピーク検出処理及び左車線変更用第2ピーク検出処理についてそれぞれの処理手順を示すフローチャート。 同第4実施形態の車両のターンシグナル装置によるターンシグナルの点灯・消灯制御についてその処理手順を示すフローチャート。 従来の車両のターンシグナル装置についてその概略構成を示す平面図。 (a),(b)は、同従来の車両のターンシグナル装置によるターンシグナルの消灯の動作例を示すタイミングチャート。 (a),(b)は、同従来の車両のターンシグナル装置によるターンシグナルの消灯の動作例を示すタイミングチャート。
(第1実施形態)
以下、本発明にかかる車両のターンシグナル装置を具体化した第1実施形態について図1〜図6を参照して説明する。はじめに、図1及び図2を参照して、この実施形態にかかる車両のターンシグナル装置の概要について説明する。
同図1に示されるように、この車両のターンシグナル装置は、車両のステアリングコラム1に片持ち支持された操作レバー2を有し、この操作レバー2が、運転者による外力の印加に応じて、ステアリングコラム1に支持された部分を基端として図中の中立位置PCから右操作位置PR、あるいは左操作位置PLまで傾動する。そして、このように操作レバー2が各操作位置PR,PLまで傾動したときに、図2に示す車両右側のターンシグナル4a、あるいは車両左側のターンシグナル4bが点灯する。ちなみに、この操作レバー2は、各操作位置PR,PLまで傾動している状態で外力が除かれたときに、中立位置PCまで自動復帰する、いわゆるモーメンタリタイプのものである。また、図1に示されるように、この車両のターンシグナル装置は、運転者によるステアリングホイール3の回転操作に応じて、点灯状態にあるターンシグナル4a,4bを消灯させる。ちなみに、このステアリングホイール3は、運転者による外力の印加に応じて図中の中立位置から中心軸cを中心に右方向(図中の矢印a1で示す方向)、あるいは左方向(図中の矢印a2で示す方向)に回転する。
図3は、このような車両のターンシグナル装置のシステム構成をブロック図として示したものであり、続いて、同図3を参照して、このターンシグナル装置の構成、動作をより具体的に説明する。
同図3に示されるように、この車両のターンシグナル装置には、上記ステアリングホイール3の中立位置からの回転角θを検出する回転角検出手段としての回転角センサ5、及び上記操作レバー2の傾動に連動してオン/オフされるターンシグナルスイッチ7が設けられている。ちなみに、このターンシグナルスイッチ7は、操作レバー2が中立位置PCに位置しているときはオフ状態になって、図中に示すように可動接点7aが固定接点7b,7cの双方に接続されていない状態となっている。そして、このターンシグナルスイッチ7は、操作レバー2が上記右操作位置PRまで傾動したときにオン状態となって、グランド電位におかれている可動接点7aが固定接点7bに接続される。また、このターンシグナルスイッチ7は、操作レバー2が上記左操作位置PLまで傾動したときにもオン状態となって、グランド電位におかれている可動接点7aが固定接点7cに接続される。
一方、上記回転角センサ5及びターンシグナルスイッチ7の出力信号は、マイクロコンピュータを中心に構成されて上記ターンシグナル4a,4bの点灯及び消灯にかかる制御を統括的に司る制御装置8に入力される。ちなみに、この制御装置8はメモリ8aを有しており、このメモリ8aに、所定時間前までに回転角センサ5を通じて逐次検出されたステアリングホイール3の回転角θの情報が記憶されている。そして、この制御装置8は、このメモリ8aに記憶されている回転角θの情報に基づいてステアリングホイール3の回転方向を検出することにより、同ステアリングホイール3の回転方向を常に把握している。具体的には、制御装置8は、上記回転角センサ5により現在の回転角θを検出したときに、直前に回転角センサ5により検出された回転角θn−1をメモリ8aから読み込んで、現在の回転角θから前回の回転角θn−1を減算した差分値を算出する。そして、制御装置8は、この差分値が正の値であるか、あるいは負の値であるかに基づいて、上記ステアリングホイール3が上記右方向に回転しているか、あるいは上記左方向に回転しているかを判断する。
また、この制御装置8は、上記ターンシグナルスイッチ7の固定接点7b,7cにそれぞれ接続される端子P1,P2を有するとともに、これら端子P1,P2の電位を監視している。そして、制御装置8は、端子P1の電位がグランド電位になったことを検知すると、上記可動接点7aが固定接点7bに接続した、すなわち操作レバー2が上記右操作位置PRまで傾動したと判断して、駆動回路9aを介して車両右側のターンシグナル4aを点灯させる。一方、制御装置8は、端子P2の電位がグランド電位になったことを検知すると、上記可動接点7aが固定接点7cに接続した、すなわち操作レバー2が上記左操作位置PLまで傾動したと判断して、駆動回路9bを介して車両左側のターンシグナル4bを点灯させる。
さらに、制御装置8は、このようにターンシグナル4a,4bの点灯を実行しているときに、ステアリングホイール3の回転方向の経時的な変化を監視し、その変化に基づいて上記駆動回路9a,9bを介してターンシグナル4a,4bを消灯させる。ちなみに、本実施形態では、このようにステアリングホイール3の回転方向の経時的な変化を監視することにより、車両の回動態様(旋回態様)の経時的な変化を間接的に監視するようにしている。
図4は、制御装置8を通じて実行される、ターンシグナル4a,4bの点灯及び消灯にかかる制御についてその処理手順をフローチャートとして示したものである。なお、この図4に示す処理は、制御装置8を通じて、実際には所定の演算周期をもって繰り返し実行される。
同図4に示されるように、この制御では、はじめに、操作レバー2が右操作位置PR及び左操作位置PLまで傾動したか否かが判断される(ステップS1)。具体的には、上述のように、端子P1,P2のいずれかの端子の電位がグランド電位になったことが検知されたとき、操作レバー2が右操作位置PR、あるいは左操作位置PLまで傾動した旨が判断される。そして、ステップS1の処理を通じて操作レバー2が右操作位置PR、あるいは左操作位置PLまで傾動した旨が判断された場合には(ステップS1:YES)、操作レバー2の操作位置に基づいて上記ターンシグナル4a,4bを点灯させる(ステップS2)。具体的には、上述のように、端子P1,P2のうちのグランド電位となっている端子に対応するターンシグナル4a,4bを点灯させる。
また、このステップS2の処理に続いて、運転者が車線変更を開始したか否かを検知するために、ステアリングホイール3がターンシグナルの点灯方向に回転したか否かが判断される(ステップS3)。具体的には、例えば車両右側のターンシグナル4aを点灯させている場合には、当該制御装置8が把握しているステアリングホイール3の回転方向が右回転方向になったことが検知されたとき、ステアリングホイール3がターンシグナルの点灯方向に回転した旨が判断される。
そして、このステップS3の処理を通じてステアリングホイール3がターンシグナルの点灯方向に回転した旨が判断された場合には(ステップS3:YES)、ステアリングホイール3の反転を検知するために、ステアリングホイール3がターンシグナルの点灯方向と逆方向に回転したか否かが判断される(ステップS4)。具体的には、例えば車両右側のターンシグナル4aが点灯状態になっている場合には、当該制御装置8が把握しているステアリングホイール3の回転方向が左回転方向になったことが検知されたとき、ステアリングホイール3がターンシグナルの点灯方向と逆方向に回転した旨が判断される。
さらに、このステップS4の処理を通じてステアリングホイール3がターンシグナルの点灯方向と逆方向に回転した旨が判断された場合には(ステップS4:YES)、ステアリングホイール3の反転を再度検知するために、ステアリングホイール3がターンシグナルの点灯方向に再度回転したか否かが判断される(ステップS5)。
そして、ステアリングホイール3がターンシグナルの点灯方向に再度回転した旨が判断された場合には(ステップS5:YES)、ターンシグナルを消灯させて(ステップS6)、この一連の処理を終了する。
図5及び図6は、こうした制御に基づくターンシグナルの消灯動作の一例として、運転者が幅員の狭い道路及び広い道路で左側車線LLから右側車線LRへ車線変更を行った際の車両の動き及びステアリングホイール3の回転角θの経時的な変化をそれぞれ示したものである。なお、図5(a)及び図6(a)では、車両の回動方向(旋回方向)を矢印にて示している。また、図5(b)及び図6(b)では、ステアリングホイール3が中立位置に位置しているときの回転角θの値を「0°」として示している。また、この回転角θの値は、ステアリングホイール3が右回転操作されたときに負の値に、また左回転操作されたときに正の値にそれぞれ変化するものとして示している。
例えばいま、図5(a)に示されるように、運転者が幅員の狭い道路で車線変更を行うにあたり、時刻t10で上記操作レバー2を操作して車両右側のターンシグナル4aを点灯させた後に、時刻t11で右側車線LRへの車線変更を開始し、さらに時刻t13で車線境界線wを横切った後に、時刻t15で車線変更を完了したとする。
このとき、車両は、時刻t11から車両右方向に回動し始めるとともに、時刻t12で車両右方向に最も回動した状態となる。また、この車両は、時刻t12以降、車両左方向に回動し、時刻t14で車両左方向に最も回動した状態となって、さらにこの時刻t14以降、車両右方向に再度回動する。そして、この時刻t14の時点で車両は右側車線LRに進入した状態となる。
ここで、本実施形態にかかる車両のターンシグナル装置は、こうした車両の動きに対して次のように動作する。まず、図5(b)に示されるように、ステアリングホイール3の回転角θの値が減少し始める時刻t11の時点でステアリングホイール3がターンシグナル4aの点灯方向に回転したことが検知されると、ステアリングホイール3の回転方向の変化が監視される。そしてその後、ステアリングホイール3の回転角θが第1ピーク(極小値)を越える時刻t12の時点でステアリングホイール3がターンシグナル4aの点灯方向と逆方向に回転したことが検知される。さらにその後、ステアリングホイール3の回転角θが第2ピーク(極大値)を越える時刻t14の時点でステアリングホイール3がターンシグナル4aの点灯方向に再度回転したことが検知されて、この時点で車両右側のターンシグナル4aの消灯が行われる。すなわち、車両が右側車線LRに進入したときに車両右側のターンシグナル4aを消灯させることができる。
一方、例えばいま、図6(a)に示されるように、運転者が幅員の広い道路で車線変更を行うにあたり、時刻t20で上記操作レバー2を操作して車両右側のターンシグナル4aを点灯させた後に、時刻t21で右側車線LRへの車線変更を開始し、さらに時刻t23で車線境界線wを横切った後に、時刻t25で車線変更を完了したとする。
このときにも、車両は、時刻t21から車両右方向に回動し始めるとともに、時刻t22で車両右方向に最も変化した状態となる。また、この車両は、この時刻t22以降、車両左方向に回動し、時刻t24で車両左方向に最も回動した状態となって、さらにこの時刻t24以降、車両右方向に再度回動する。そして、この時刻t24の時点で車両は右側車線LRに進入した状態となる。
また、図6(b)に示されるように、ステアリングホイール3の回転角θは、上述した運転者が幅員の狭い道路で車線変更を行った場合と比較すると、より大きく変化するようになるが、その変化態様はほぼ同様となる。したがって、ステアリングホイール3の回転角θが第2ピーク(極大値)を越える時刻t24の時点でステアリングホイール3がターンシグナル4aの点灯方向に再度回転したことが検知されて、この時点で車両右側のターンシグナル4aの消灯が行われる。すなわち、こうした状況であっても、車両が右側車線LRに進入した際に車両右側のターンシグナル4aを消灯させることができる。
車両のターンシグナル装置としてのこうした構成によれば、運転者が幅員の広い車線で車線変更を行う場合であれ、あるいは幅員の狭い道路で車線変更を行う場合であれ、車両が別車線に進入した際にターンシグナルを消灯させることができるようになる。したがって、ターンシグナルの消灯機能の信頼性を的確に確保することができるようになる。
以上説明したように、本実施形態にかかる車両のターンシグナル装置によれば、以下のような効果が得られるようになる。
(1)ターンシグナル4a,4bの点灯を実行した後にステアリングホイール3の回転方向の変化を監視し、ステアリングホイール3の回転方向がターンシグナル4a,4bの点灯方向に一旦変化した後にその逆方向に変化し、さらにその後にターンシグナルの点灯方向に再度変化したことを検知したとき、ターンシグナル4a,4bの消灯を行うようにした。換言すれば、車両がターンシグナル4a,4bの点灯方向に一旦回動した後にその逆方向に回動し、さらにその後にターンシグナル4a,4bの点灯方向に再度回動したことを検知したとき、ターンシグナル4a,4bの消灯を行うようにした。これにより、運転者が幅員の広い車線で車線変更を行う場合であれ、あるいは幅員の狭い道路で車線変更を行う場合であれ、車両が別車線に進入した時点でターンシグナル4a,4bを消灯させることができるため、ターンシグナル4a,4bの消灯機能の信頼性を的確に確保することができるようになる。
(2)回転角センサ5により検出されるステアリングホイール3の回転角θの経時的な変化を検出することにより、車両の回動態様の経時的な変化を検出するようにした。これにより、車両の回動態様の経時的な変化を容易に検出することができるようになる。
(第2実施形態)
続いて、本発明にかかる車両のターンシグナル装置を具体化した第2実施形態について図7及び図8を参照して説明する。なお、この第2実施形態にかかる車両のターンシグナル装置もその基本構造は先の図1〜図3に示した構造に準ずるものである。
本実施形態では、ステアリングホイール3がターンシグナル4a,4bの点灯方向に再度回転したことが検知された時点から、すなわちステアリングホイール3の回転角θが第2ピークに達した時点から所定時間が経過したときにターンシグナル4a,4bを消灯させることにより、車両の車線変更が完了したときにターンシグナル4a,4bを消灯させるようにしている。
具体的には、本実施形態では、先の図3に示されるように、制御装置8にタイマ手段としてのタイマ8bを設けるとともに、このタイマ8bにより、上記ステアリングホイール3の回転角θが第2ピークに達した時点、すなわちステアリングホイール3がターンシグナル4a,4bの点灯方向に再度回転したことが検知された時点からの経過時間を計測するようにしている。そして、制御装置8は、このタイマ8bにより計測された経過時間が所定時間Taに達したとき、上記駆動回路9a,9bを介してターンシグナル4a,4bを消灯させる。
図7は、先の図4に対応する図として、上記制御装置8を通じて実行される、ターンシグナル4a,4bの点灯及び消灯にかかる制御についてその処理手順をフローチャートとして示したものであり、以下、この図7に基づいて同処理の具体的手順を総括する。
同図7に示されるように、この制御では、ステップS5の処理を通じてステアリングホイール3がターンシグナルの点灯方向に再度回転した旨が判断された場合(ステップS5:YES)、所定時間Taが経過したか否かが判断される(ステップS8)。具体的には、ステップS5の処理を通じてステアリングホイール3がターンシグナルの点灯方向に再度回転した旨が判断された時点からの経過時間が上記タイマ8bにより計測されるとともに、タイマ8bにより計測された経過時間が所定時間Taに達したとき、所定時間Taが経過した旨が判断される。そして、所定時間Taが経過した旨が判断された場合には(ステップS8:YES)、ターンシグナルを消灯させて(ステップS6)、この一連の処理を終了する。
図8は、先の図6に対応する図として、こうした制御に基づくターンシグナルの消灯動作の一例として、運転者が幅員の広い道路で左側車線LLから右側車線LRへ車線変更を行った際の車両の動き及びステアリングホイール3の回転角θの経時的な変化をそれぞれ示したものである。なお、図8でも、車両の回動方向を矢印にて示している。
同図8(b)に示されるように、本実施形態にかかる車両のターンシグナル装置では、ステアリングホイール3の回転角θが上記第2ピークを越える時刻t24の時点から所定時間Taが経過した時刻t27の時点で車両右側のターンシグナル4aが消灯する。すなわち、図8(a)に併せ示されるように、車両が車両左方向に最も回動した状態から車両右方向に再度回動し始める時刻t24の時点から所定時間Taが経過したときに車両右側のターンシグナル4aが消灯する。したがって、車両が右側車線LRに進入して車線変更がほぼ完了したときに車両右側のターンシグナル4aを消灯させることができ、より望ましいかたちでターンシグナル4aの消灯を行うことができるようになる。
以上説明したように、本実施形態にかかる車両のターンシグナル装置によれば、先の第1実施形態による上記(2)の効果に加え、上記(1)の効果に代わる効果として以下の効果が得られるようになる。
(3)ステアリングホイール3がターンシグナル4a,4bの点灯方向に再度回転したことが検知された時点からの経過時間を計測するタイマ8bを設けるようにした上で、このタイマ8bにより計測される経過時間が所定時間Taに達したとき、車両の車線変更がほぼ完了したと判定して、ターンシグナル4a,4bの消灯を行うようにした。換言すれば、車両がターンシグナル4a,4bの点灯方向に再度回動したことが検知された時点から所定時間Taが経過したときに、車両の車線変更がほぼ完了したと判定して、ターンシグナル4a,4bの消灯を行うようにした。これにより、より望ましいかたちでターンシグナル4a,4bの消灯を行うことができるようになるため、ターンシグナル4a,4bの消灯機能の信頼性を向上させることができるようになる。
(変形例)
図9に、上記第2実施形態にかかる車両のターンシグナル装置の変形例を示す。
同図9に示されるように、この変形例では、先の図7に例示した制御についてそのステップS8の処理に代えて、ステアリングホイール3の回転角θの変化量が所定値Δθaに達したか否かが判断される(ステップS9)。具体的には、ステップS5の処理を通じてステアリングホイール3がターンシグナル4aの点灯方向に再度回転した旨が判断されたとき(ステップS5:YES)、その時点からの回転角θの変化量が上記回転角センサ5により検出される回転角θに基づいて算出されるとともに、算出された回転角θの変化量が所定値Δθaに達したか否かが判断される。そして、回転角θの変化量が所定値Δθaに達した旨が判断された場合には(ステップS9:YES)、ターンシグナル4aを消灯させて(ステップS6)、この一連の処理を終了する。車両のターンシグナル装置としてこうした制御を行うようにすれば、図10に示すように、ステアリングホイール3の回転角θが上記第2ピークを越える時刻t24の時点からステアリングホイール3の回転角θの変化量が所定値Δθaに達する時刻t28の時点で車両右側のターンシグナル4aが消灯する。すなわち、時刻t24の時点からの車両の回動変化量が所定量に達したときに、車両右側のターンシグナル4aが消灯する。したがって、車両が右側車線LRに進入して車線変更がほぼ完了したときに車両右側のターンシグナル4aを消灯させることができるため、上記第2実施形態に準じた効果が得られるようになる。
(第3実施形態)
続いて、本発明にかかる車両のターンシグナル装置を具体化した第3実施形態について、先の図10に併せて、図11を参照して説明する。なお、第3実施形態にかかる車両のターンシグナル装置もその基本構造は先の図1〜図3に示した構造に準ずるものである。
上記第2実施形態の変形例のように、ステアリングホイール3の回転角θが第2ピークに達した時点からの回転角θの変化量を算出し、算出された回転角θの変化量が所定値Δθaに達したときにターンシグナル4a,4bを消灯させるようにした場合には、以下のような問題が生じるおそれがある。まず、先の図10に二点鎖線で示されるように、例えば運転者がカーブ走行中に車線変更を行ったような場合には、車両の車線変更が完了する時刻t29の時点でステアリングホイール3が中立位置から所定角度だけ回転した状態で保持されるため、ステアリングホイール3の回転角の変化量が所定値Δθaに達しない状況も生じ得る。すなわち、このような場合には、車両の車線変更が完了したときにターンシグナル4aの消灯が行われないおそれがある。
そこで、本実施形態では、制御装置8が、回転角センサ5により検出される現在のステアリングホイール3の回転角θ、及びメモリ8aに記憶されている所定時間前までに検出された回転角θの情報に基づいて、ステアリングホイール3の回転速度ωを算出するようにしている。そして、制御装置8は、ステアリングホイール3の回転角θが第2ピークに達した時点、すなわちステアリングホイール3がターンシグナル4a,4bの点灯方向に再度回転したことが検知された時点から同回転角θの変化量が所定値Δθaに達するまでの期間に、ステアリングホイール3の回転速度ωが所定速度ωa以下になったとき、ターンシグナル4a,4bの消灯を行うようにしている。
図11は、先の図9に対応する図として、制御装置8を通じて実行される、ターンシグナル4a,4bの点灯及び消灯にかかる制御についてその処理手順をフローチャートとして示したものである。以下、この図11を参照して同処理の具体的な手順を総括する。なお、この図11に示す処理も、制御装置8を通じて、実際には所定の演算周期をもって繰り返し実行される。
同図11に示されるように、この制御では、先の図9に示されるステップS9の処理を通じてステアリングホイール3の回転角θの変化量が所定値Δθaに達していない旨が判断された場合に(ステップS9:NO)、ステップS10においてステアリングホイール3の回転速度ωが所定速度ωa以下になったか否かが監視される。そして、ステアリングホイール3の回転速度ωが所定速度ωa以下になった旨が検知された場合には(ステップS10:YES)、ターンシグナル4a,4bを消灯させて(ステップS6)、この一連の処理を終了する。
車両のターンシグナル装置としてこうした制御を行うようにすれば、先の図10に二点鎖線で示されるように、車両の車線変更が完了してステアリングホイール3の回転速度ωが所定速度ωa以下となる時刻t29の時点で車両右側のターンシグナル4aが消灯する。このため、運転者がカーブ走行中に車線変更を行ったような場合であっても、車両の車線変更がほぼ完了したときに車両右側のターンシグナル4aを消灯させることができるようになるため、同ターンシグナル4aの消灯を適切に行うことができるようになる。
以上説明したように、本実施形態にかかる車両のターンシグナル装置によれば、先の第1及び第2実施形態による上記(2)及び(3)の効果に加え、以下の効果が得られるようになる。
(4)回転角センサ5により検出される回転角θに基づいてステアリングホイール3の回転速度ωを算出するようにした。そして、ステアリングホイール3がターンシグナル4a,4bの点灯方向に再度回転したことが検知された時点からの回転角θの変化量が所定値Δθaに達するまでの期間に、ステアリングホイール3の回転速度ωが所定速度ωa以下になったとき、ターンシグナル4a,4bの消灯を行うようにした。換言すれば、車両の回動速度が所定速度以下になったとき、ターンシグナル4a,4bの消灯を行うようにした。これにより、運転者がカーブ走行中に車線変更を行った場合であっても、車両の車線変更が完了したか否かを確実に判定することができるようになる。
(第4実施形態)
続いて、本発明にかかる車両のターンシグナル装置を具体化した第4実施形態について、図12〜図14を参照して説明する。なお、この第4実施形態にかかる車両のターンシグナル装置もその基本構造は先の図1〜図3に示した構造に準ずるものである。
こうした車両のターンシグナル装置にあっては、先の図6に対応する図として図12を示すように、例えばステアリングホイール3の回転角θが第1ピークに達する時点、すなわち車両が車両右側の方向に最も回動した後にその逆方向に回動し始める時点以降の時刻t30の時点で運転者が車両右側のターンシグナル4aを点灯させたとすると、以下のような問題が生じるおそれがある。まず、上述のようにターンシグナル4aの点灯を実行した後にステアリングホイール3の回転方向の変化を監視するようにしたとすると、ターンシグナル4aの点灯を実行する以前のステアリングホイール3の回転方向変化、すなわちステアリングホイール3が右回転した後に左回転する一連の変化を検知することができない。このため、ターンシグナルの点灯を実行した後にステアリングホイール3が再度右回転したときに、すなわち車両が右側車線LRに進入したときにターンシグナル4aを消灯させることができないおそれがある。
そこで、本実施形態では、運転者が左側車線LLから右側車線LRに車線変更を行う状況、及び右側車線LRから左側車線LLに車線変更を行う状況の各状況に対応して、ステアリングホイール3の回転角θの第1ピークを常時監視する右車線変更用第1ピーク検出処理及び左車線変更用第1ピーク検出処理を各別に実行するようにしている。
図13(a),(b)は、制御装置8を通じて実行される、これら右車線変更用第1ピーク検出処理と左車線変更用第1ピーク検出処理についてそれらの処理手順をフローチャートとしてそれぞれ示したものである。なお、この図13(a),(b)に示す処理は、実際には所定の演算周期をもって繰り返し実行される。
図13(a)に示されるように、右車線変更用第1ピーク検出処理では、ステアリングホイール3が右方向に回転した旨が判断されて(ステップS20:YES)、且つ、ステアリングホイール3が左方向に回転した旨が判断されたとき(ステップS21:YES)、右車線変更用の第1ピークにかかる各種情報が更新される(ステップS22)。すなわち、ステアリングホイール3の回転角θが第1ピークに達したことが検知された場合に、その第1ピークにかかる各種情報を更新する。また、ステップS22の処理では、具体的には、同ステップS22の処理を実行する時点で上記回転角センサ5により検出されるステアリングホイール3の回転角θ1R、及び当該制御装置8が把握している現在の時刻T1Rがメモリ8aにそれぞれ記憶される。
そして、ステップS22の処理を実行した後に上記タイマ8bにより所定時間Tbが経過したか否かが判断され(ステップS23)、所定時間Tbが経過した旨が判断された場合には(ステップS23:YES)、上記メモリ8aに記憶されている回転角θ1R及び時刻T1Rの情報が初期化される(ステップS24)。ちなみに、この所定時間Tbは、ステアリングホイール3の回転角θが第1ピークに達した時点から第2ピークに達するまでに経過するであろうと推定される時間よりも十分に長い時間に予め設定されている。また、このステップS24の処理では、右車線変更用の第1ピークにかかる各種情報が初期化されたことを示す情報をメモリ8aに記憶すべく、メモリ8aの回転角θ1Rの情報を記憶するための領域に文字情報「C」が記憶される。そして、ステップS24の処理を実行した後に、この一連の処理を終了する。
なお、図13(b)に示されるように、左車線変更用第1ピーク検出処理の処理手順は、右車線変更用第1ピーク検出処理の処理手順とほぼ同様である。ただし、この左車線変更用第1ピーク検出処理では、ステアリングホイール3が左方向に回転した旨が判断されて(ステップS30:YES)、且つ、ステアリングホイール3が右方向に回転操作された旨が判断された場合に(ステップS31:YES)、左車線変更用の第1ピークにかかる各種情報が更新される(ステップS32)。そして、このステップS32の処理に続いて、先のステップS23,S24とほぼ同様の処理であるステップS33,S34の処理が実行される。
次に、図14は、先の図4に対応する図として、制御装置8を通じて実行される、ターンシグナル4a,4bの点灯及び消灯にかかる制御についてその処理手順をフローチャートとして示したものである。なお、この図14に示す処理も、制御装置8を通じて、実際には所定の演算周期をもって繰り返し実行される。また、この制御では、車両右側のターンシグナル4aの点灯を行った場合と車両左側のターンシグナル4bの点灯を行った場合とでほぼ同様の処理が行われるため、以下では、説明の便宜上、車両右側のターンシグナル4aの点灯を行った場合のみの処理手順を説明する。
図14に示されるように、この制御では、先のステップS4の処理を通じてステアリングホイール3が車両右側のターンシグナル4aの点灯方向と逆方向に回転した旨が判断された場合に(ステップS4:YES)、すなわちステアリングホイール3の回転角θが第1ピークに達したことが検知された場合に、第1ピークにかかる各種情報が更新される(ステップS40)。具体的には、このステップS40の処理を実行する時点で上記回転角センサ5により現在の回転角θを検出してこれが上記回転角θ1Rの値としてメモリ8aに記憶されるとともに、制御装置8が把握している現在の時刻が上記時刻T1Rとしてメモリ8aに記憶される。
そして、このステップS40の処理に続いて、ステップS5の処理を通じてステアリングホイール3がターンシグナル4aの点灯方向に再度回転した旨が判断された場合には(ステップS5:YES)、すなわちステアリングホイール3の回転角θが第2ピークに達したことが検知された場合には、第2ピークにかかる各種情報が更新される(ステップS41)。具体的には、同ステップS41の処理を実行する時点で上記回転角センサ5により検出されるステアリングホイール3の回転角θ2R、及び当該制御装置8が把握している現在の時刻T2Rが上記メモリ8aに記憶される。
また、このステップS41の処理に続いて、上記第2ピークの検知時刻T2Rから上記第1ピークの検知時刻T1Rを減算してそれらの時間間隔(T2R−T1R)を求め、この時間間隔(T2R−T1R)に所定値αを積算することにより上記所定時間Taが算出される(ステップS42)。続いて、所定時間Taが経過したか否かが判断され(ステップS43)、所定時間Taが経過した旨が判断された場合には(ステップS43:YES)、ターンシグナルを消灯させて(ステップS6)、この一連の処理を終了する。
一方、先のステップS3の処理を通じてステアリングホイール3がターンシグナル4aの点灯方向に回転していない旨が判断された場合には(ステップS3:NO)、ステアリングホイール3がターンシグナル4aの点灯方向と逆方向に既に回転中であるか否かが判断される(ステップS44)。そして、ステアリングホイール3がターンシグナル4aの点灯方向と逆方向に既に回転中である旨が判断された場合には(ステップS44:YES)、すなわちステアリングホイール3がターンシグナル4aの点灯方向に一旦回転した後にその逆方向に回転している状況であると推定される場合には、ステアリングホイール3の回転角θの第1ピークを既に検知しているか否かが判断される(ステップS45)。具体的には、上記メモリ8aに記憶されている第1ピークの回転角θ1Rの値を読み込んでこれが所定の角度を示す値であることが判断されたとき、ステアリングホイール3の回転角θの第1ピークを既に検知している旨が判断される。一方、第1ピークの回転角θ1Rの値が上記文字情報「C」を示すものであるとき、ステアリングホイール3の回転角θの第1ピークを検知していない旨が判断される。
さらに、このステップS45の処理を通じてステアリングホイール3の回転角θの第1ピークを既に検知している旨が判断された場合には(ステップS45:YES)、上記メモリ8aに記憶されている第1ピークにかかる各種情報、すなわちその回転角θ1R及び検知時刻T1Rが読み込まれる(ステップS46)。その後、先のステップS5、ステップS41の処理が順次実行されて、同ステップS41の処理を通じて取得される第2ピークの検知時刻T2R、及び上記ステップS46の処理を通じて読み込まれた第1ピークの検知時刻T1Rに基づいて上記所定時間Taが算出される(ステップS42)。
なお、ステアリングホイール3がターンシグナル4aの点灯方向に回転していない旨が判断されたとき(ステップS44:NO)、あるいはステアリングホイール3の回転角θの第1ピークを検出していない旨が判断された場合には(ステップS45:NO)、ステップS3の処理が実行される。
車両のターンシグナル装置としてこうした制御を実行するようにすれば、先の図12に示されるように、時刻t30で運転者が車両右側のターンシグナル4aを点灯させたとすると、この時刻t30の時点でステアリングホイール3がターンシグナル4aの点灯方向と逆方向に回転している旨が判断される。そして、この時点でメモリ8aに記憶されている第1ピークにかかる各種情報に基づいてステアリングホイール3の回転角θの第1ピークを既に検知している旨が判断されるとともに、第1ピークにかかる各種情報が読み込まれる。そして、運転者が反転操作を2回目に行う時刻t24の時点でステアリングホイール3の回転角θのピークが検知されると、これが第2ピークであると判断されて上記所定時間Taが算出される。その後、時刻t24から所定時間Taが経過した時刻t31の時点で車両右側のターンシグナル4aが消灯する。したがって、車両が右側車線LRに進入して車両の車線変更がほぼ完了したときに、車両右側のターンシグナル4aを消灯させることができる。
また、車両が車線変更を開始した時点から別車線に進入するまでに要した時間(T2R−T1R)によって所定時間Taが変化するため、車両が急な車線変更を行っているか、あるいは緩やかな車線変更を行っているかによって所定時間Taが変化するようになる。これにより、所定時間Taを車線変更時の車両の動作態様に応じた時間に設定することができるようになるため、車両の車線変更が完了したか否かをより適切に判定することができるようになる。
以上説明したように、本実施形態にかかる車両のターンシグナル装置によれば、先の第1及び第2実施形態による上記(2)及び(3)の効果に加え、以下の効果が得られるようになる。
(5)ステアリングホイール3の回転角θの第1ピークを常時監視するようにした。そして、ターンシグナル4a,4bの点灯を実行した際にステアリングホイール3が同ターンシグナル4a,4bの点灯方向と逆方向に回転していることが検知されるとき、ターンシグナル4a,4bの点灯を実行する時点よりも前の回転角θの第1ピークを、制御装置8が常時監視している第1ピークにかかる各種情報に基づいて検知するようにした。これにより、ステアリングホイール3の回転角θが第1ピークに達する時点以降に運転者がターンシグナル4a,4bを点灯させたとしても、車両が別車線に進入した際にターンシグナル4a,4bを消灯させることができる。換言すれば、車両がターンシグナル4a,4bの点灯方向に最も回動した後にその逆方向に回動し始める時点以降に運転者がターンシグナル4a,4bを点灯させたとしても、車両が別車線に進入した際にターンシグナル4a,4bを消灯させることができる。したがって、さらに実情に即したかたちでターンシグナル4a,4bの消灯を行うことができ、ひいてはターンシグナル4a,4bの消灯機能の信頼性をさらに的確に確保することができるようになる。
(6)ステアリングホイール3の回転角θが第2ピークに達したことが検知された時点からターンシグナル4a,4bの消灯を行うまでの所定時間Taを、同回転角θが第1ピークに達したことが検知された時点から第2ピークに達したことが検知された時点までの時間間隔に基づいて設定するようにした。これにより、所定時間Taを運転者のステアリングホイール3の操作速度に応じた時間に設定することができるため、車両の車線変更が完了したか否かをより適切に判定することができるようになる。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態、並びにその変形例は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・上記回転角センサにより検出される回転角θの経時的な変化に基づいてその変曲点を検出し、変曲点を検出した時点から上記ステアリングホイール3の回転角θの第2ピークが検知される時点までの時間間隔に基づいて上記所定時間Taを設定するようにしてもよい。また、先の図14に例示した制御においてステップS3の処理を通じてステアリングホイール3がターンシグナルの点灯方向に回転した旨が判断された時点、すなわち運転者が車線変更を開始した時点からステアリングホイール3の回転角θの第2ピークが検知される時点までの時間間隔に基づいて上記所定時間Taを設定するようにしてもよい。さらに、先の図14に例示した制御においてステップS2の処理を通じて操作レバー2の操作位置に基づいて上記ターンシグナル4a,4bを点灯させた時点から上記ステアリングホイール3の回転角θの第2ピークが検知される時点までの時間間隔に基づいて上記所定時間Taを設定するようにしてもよい。これら構成によっても、上記第4実施形態による(7)の効果に準ずる効果を得ることができる。
・上記第3実施形態では、回転角センサ5により検出される現在のステアリングホイール3の回転角θ、及びメモリ8aに記憶されている所定時間前までに検出された回転角θの情報に基づいてステアリングホイール3の回転速度ωを検出することにより、車両の回動速度を検出するようにした。すなわち、車両の回動速度を検出する回動速度検出手段として回転角センサ5を利用するようにした。これに代えて、車両のヨーレートを検出するヨーレート検出手段としてのヨーレートセンサを設けた上で、ヨーレートセンサにより検出される車両のヨーレートに基づいて車両の回動速度を直接検出するようにしてもよい。
・上記第2実施形態の変形例及び第3実施形態では、回転角センサ5により検出されるステアリングホイール3の回転角θに基づいて同回転角θの変化量を算出することにより、車両の回動変化量を検出するようにした。すなわち、車両の回動量を検出する回動量検出手段として回転角センサ5を利用するようにした。これに代えて、上記ヨーレートセンサにより検出される車両のヨーレートに基づいて車両の回動量を算出するようにしてもよい。
・上記各実施形態及びその変形例では、操作レバー2が、各操作位置PR,PLまで傾動している状態で外力が除かれたときに中立位置PCまで自動復帰する、いわゆるモーメンタリタイプのものであった。これに代えて、操作レバー2が各操作位置PR,PLまで傾動したときにその位置が保持されるものである場合には、各操作位置PR,PLに保持されている操作レバー2を中立位置PCに復帰させる復帰機構6を新たに設けるようにしてもよい。ちなみに、このように復帰機構6を新たに設けるようにした場合には、先の図4等に例示したステップS6の処理を実行する際に、ターンシグナル4a,4bの消灯に併せて、復帰機構6を駆動させて操作レバー2を中立位置PCに復帰させるようにすればよい。
・上記各実施形態及びその変形例では、回転角センサ5を通じて検出されるステアリングホイール3の回転角θに基づいて車両の回動態様の経時的な変化を検出するようにした。すなわち、車両の回動態様を検出する回動態様検出手段として回転角センサ5を利用するようにした。これに代えて、車両のヨーレートを検出するヨーレートセンサを設けた上で、同ヨーレートセンサから出力される電圧信号(又はこの電圧信号から求まる角速度)に基づいて車両の回動態様の経時的な変化を検出するようにしてもよい。ちなみに、車両のヨーレートとステアリングホイールの回転角との間には、一般に、それぞれの変化態様がほぼ同様になるといった相関関係がある。このため、上記各実施形態及びその変形例では、回転角センサ5により検出されるステアリングホイール3の現在の回転角θと同センサ5により直前に検出された回転角θn−1との差分値に基づいてステアリングホイール3の回転方向を検出するようにしたが、同様にヨーレートセンサから出力される電圧信号(又はこの電圧信号から求まる角速度)の増減を見ることでステアリングホイール3の回転方向を検出することは可能である。すなわち、車両のヨーレートの経時的な変化を検出することにより車両の回動態様の経時的な変化を検出することは可能である。したがって、ヨーレートセンサから出力される電圧信号(又はこの電圧信号から求まる角速度)に基づいて先の図4等に例示した制御と同様の制御を実行するようにすれば、上記各実施形態による(1),(3)〜(6)の効果が得られるようになることは言うまでもない。
・上記各実施形態及びその変形例では、ステアリングホイール3の回転角θの第1及び第2ピークを同ステアリングホイール3の回転方向の経時的な変化に基づいて検出するようにした。これに代えて、上記回転角センサ5により検出される回転角θの経時的な変化からその極大値及び極小値を検出することに基づいてステアリングホイール3の回転角θの第1及び第2ピークを検出するようにしてもよい。
(付記)
次に、上記各実施形態及びその変形例から把握できる技術的思想について追記する。
(イ)請求項4に記載の車両のターンシグナル装置において、前記所定時間が、前記ターンシグナルの点灯を実行した時点から前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向に再度回動したことが検知される時点までの時間間隔に基づいて設定されてなることを特徴とする車両のターンシグナル装置。同構成によっても、先の請求項5に記載の発明と同様に、所定時間を車線変更時の車両の動作態様に応じた時間に設定することができるようになるため、車両の車線変更が完了したか否かをより適切に判定することができるようになる。
(ロ)請求項4に記載の車両のターンシグナル装置において、前記所定時間が、前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向に一旦回動したことが検知される時点から前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向に再度回動したことが検知される時点までの時間間隔に基づいて設定されてなることを特徴とする車両のターンシグナル装置。同構成によっても、先の請求項5等に記載の発明と同様に、所定時間を車線変更時の車両の動作態様に応じた時間に設定することができるようになるため、車両の車線変更が完了したか否かをより適切に判定することができるようになる。
(ハ)請求項4に記載の車両のターンシグナル装置において、前記ステアリングホイールの回転角を検出する回転角検出手段を更に備え、前記ターンシグナルの点灯を実行した後に前記ステアリングホイールの回転角の経時的な変化のピークが検出された後に前記回転角検出手段を通じて検出される回転角の経時的な変化に基づいてその変曲点を検出し、前記所定時間が、同変曲点を検出した時点から前記ステアリングホイールの回転角の経時的な変化のピークが再度検知される時点までの時間間隔に基づいて設定されてなることを特徴とする車両のターンシグナル装置。同構成によっても、先の請求項5等に記載の発明と同様に、所定時間を車線変更時の車両の動作態様に応じた時間に設定することができるようになるため、車両の車線変更が完了したか否かをより適切に判定することができるようになる。
1,10…ステアリングコラム、2,11…操作レバー、3,12…ステアリングホイール、4a…車両右側のターンシグナル、4b…車両左側のターンシグナル、5…回転角センサ、7…ターンシグナルスイッチ、7a…可動接点、7b…固定接点、7c…固定接点、8…制御装置、8a…メモリ、8b…タイマ、9a,9b…駆動回路。

Claims (9)

  1. 車両に設けられた操作レバーの操作に応じてターンシグナルの点灯を行う車両のターンシグナル装置であって、
    前記車両の回動態様を検出する回動態様検出手段を備え、前記ターンシグナルの点灯を実行した後に前記回動態様検出手段を通じて前記車両の回動態様の経時的な変化を監視し、前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向に一旦回動した後にその逆方向に回動し、さらにその後に前記ターンシグナルの点灯方向に再度回動したことを検知することに基づいて前記ターンシグナルの消灯を行う
    ことを特徴とする車両のターンシグナル装置。
  2. 前記回動態様検出手段により前記車両の回動態様の経時的な変化を常時監視するとともに、前記ターンシグナルの点灯を実行した際に前記回動態様検出手段により前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向と逆方向に回動していることが検知されるとき、前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向に一旦回動した後にその逆方向に回動したことの検知を、前記常時監視している前記車両の回動態様の変化を示す情報に基づいて行う
    請求項1に記載の車両のターンシグナル装置。
  3. 前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向に再度回動したことが検知された後に車両の車線変更が完了していることを判定したとき、前記ターンシグナルの消灯を行う
    請求項1又は2に記載の車両のターンシグナル装置。
  4. 請求項3に記載の車両のターンシグナル装置において、
    前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向に再度回動したことが検知された時点からの経過時間を計測するタイマ手段を更に備え、該タイマ手段により計測される経過時間が所定時間に達したとき、前記車両の車線変更が完了したと判定する
    ことを特徴とする車両のターンシグナル装置。
  5. 前記所定時間が、前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向に一旦回動した後にその逆方向に回動したことが検知される時点から前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向に再度回動したことが検知される時点までの時間間隔に基づいて設定されてなる
    請求項4に記載の車両のターンシグナル装置。
  6. 請求項3に記載の車両のターンシグナル装置において、
    前記車両の回動量を検出する回動量検出手段を更に備え、前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向に再度回動した時点からの前記車両の回動変化量を前記回動量検出手段を通じて検出し、該検出された車両の回動変化量が所定量に達したとき、前記車両の車線変更が完了したと判定する
    ことを特徴とする車両のターンシグナル装置。
  7. 前記車両の回動速度を検出する回動速度検出手段を備え、前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向に再度回動したことが検知された時点から前記車両の回動変化量が所定量に達するまでの期間に、前記車両の回動速度が所定速度以下になったとき、前記車両の車線変更が完了したと判定する
    請求項6に記載の車両のターンシグナル装置。
  8. 前記回動態様検出手段は、前記車両のステアリングホイールの回転角を検出する回転角検出手段を有して、該回転角検出手段を通じて前記ステアリングホイールの回転角の経時的な変化を検出することにより前記車両の回動態様の経時的な変化を検出するものであって、前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向に一旦回動した後にその逆方向に回動してさらにその後に前記ターンシグナルの点灯方向に再度回動したことの検知を、前記ターンシグナルの点灯を実行した後に前記ステアリングホイールの回転角の経時的な変化が2回ピークに達したことを検知することに基づいて行う 請求項1〜7のいずれか一項に記載の車両のターンシグナル装置。
  9. 前記回動態様検出手段は、前記車両のヨーレートを検出するヨーレート検出手段を有して、該ヨーレート検出手段を通じて前記車両のヨーレートの経時的な変化を検出することにより前記車両の回動態様の経時的な変化を検出するものであって、前記車両が前記ターンシグナルの点灯方向に一旦回動した後にその逆方向に回動してさらにその後に前記ターンシグナルの点灯方向に再度回動したことの検知を、前記ターンシグナルの点灯を実行した後に前記車両のヨーレートの経時的な変化が2回ピークに達したことを検知することに基づいて行う
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の車両のターンシグナル装置。
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