JP4006935B2 - 操舵支援装置における舵角中立点決定方法 - Google Patents

操舵支援装置における舵角中立点決定方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、操舵支援装置における舵角中立点の決定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、舵角のデータに基づきながら運転者に対して所期の運転操作に必要な操舵支援情報を提供するための装置があり、例えばその一つに後退支援装置がある。後退支援装置は、運転席に設けられたモニタに車両後方映像と操舵ガイドとを重畳表示し、運転者がモニタ表示を参照することで縦列駐車や並列駐車などを容易に行えるようにするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の後退支援装置では、舵角中立点の学習機能はなく、後退支援装置使用中に舵角中立点がずれた場合でも運転者が気付かない限り補正はできなかった。そして、かかる舵角中立点のずれは提供する操舵支援情報の正確性の低減につながる恐れがあるため、使用中、常に舵角中立点を学習することによって補正ができれば、より正確な操舵支援情報を適用する上で好適である。かかる問題は、後退用の支援に限られず、舵角のデータに基づいて決定される何らかの操舵支援情報を提供するための装置においても同様である。
また、左右車輪の回転差から車両直進状態を検出し、そのときの状態を舵角中立点とする態様も考えられるが、個々の車輪の回転状態を検出するために別途車輪速センサなどの装備が必要であり、また、各車輪と路面との状態によっては正確に検出できない場合もある。
【0004】
従って、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、舵角中立点を補正しながら決定することができる、操舵支援装置における舵角中立点の決定方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明の舵角中立点の決定方法は、車両の旋回状態を示す値及び舵角をサンプリングし、そのサンプリング結果より車両が直進であるか否かを判定し、直進と判定されたときのそのサンプリング結果及び過去のN個の舵角中立点データより最新の舵角中立点を算出し、過去N個目の舵角中立点データを削除すると共に前記最新の舵角中立点を過去1個目の舵角中立点データとして、前記サンプリング、直進判定及び最新の舵角中立点の算出を繰り返し続け、その時点での最新の舵角中立点に基づいて舵角を求め、該舵角に基づく操舵支援情報を提供し、前記最新の舵角中立点の算出は、直進と判定されたことに加え、前記サンプリング結果から求められた最新の平均舵角とステアリングカウンタベース値との差が所定値LIMの範囲内である場合に行われ、該ステアリングカウンタベース値は、1つ前の平均舵角又は舵角中立点であり、前記所定値LIMとして、所定値LIM1と、該LIM1の1つ後の判定において該LIM1よりも小さな値の所定値LIM2とが設定されており、前記差が前記所定値LIM1の範囲内である場合には、前記最新の平均舵角を前記ステアリングカウンタベース値に代入した後に前記差が前記所定値LIM2の範囲内か否かの判定を行い、前記差が前記所定値LIM1の範囲外である態様が複数回連続する状態を確認した場合には、前記複数回の判定で用いられた複数の平均舵角の平均値を前記ステアリングカウンタベース値に代入した後に前記差が前記所定値LIM2の範囲内か否かの判定を行うことを特徴とする。
【0006】
記車両の旋回状態を示す値はヨーレートセンサにより検出されたヨーレート値であると好適である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の操舵支援装置における舵角中立点の決定方法を後退支援装置における舵角中立点の学習に適用した場合の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0008】
図1に、後退支援装置を搭載した車両の側面を、図2に、後退支援装置の構成をそれぞれ示す。図1に示されるように、車両1の後部に車両1の後方の視界を撮影するカメラ2が取り付けられている。車両1の運転席にはカラータイプの液晶ディスプレイからなるモニタ3が配置されている。なお、モニタ3は、ナビゲーション装置の表示装置として使用されているものを使用してもよい。前輪4は操舵輪として機能し、ステアリング5によって操舵される。
【0009】
図2に示されるように、カメラ2は画像処理装置11に接続され、さらに、この画像処理装置11にはモニタ用コントローラ12を介してモニタ4が接続されている。また、ステアリング5の操舵軸にはステアリング5の舵角を検出する舵角センサ13が取り付けられており、この舵角センサ13はコントローラ14に接続されている。さらに、コントローラ14には、車両のヨー角方向の角速度すなわちヨーレートを検出するヨーレートセンサ15と、車速センサ16とが接続されている。コントローラ14で算出された情報は、画像処理装置11に送られる。画像処理装置11は、CPU21と、制御プログラムを記憶したROM22と、カメラ2からの映像データを処理する画像処理用プロセッサ23と、画像処理用プロセッサ23で処理された映像データが格納される画像メモリ24と、作業用のRAM25とを備えている。
【0010】
次に、上述した構成を有する後退支援装置における舵角中立点の決定方法について図3及び図4をもとに説明する。まず、舵角中立点学習を行う前提条件として、渋滞など低速走行時は避け車両がある程度の速度で前進している場合を対象とする。よって、コントローラ14において、ステップS1として、車速センサ16等の情報から時速30km以上の速度で前進しているか否かを判定する。かかる前提条件を満たしている場合、ステップS2として、ヨーレートセンサ15によってヨーレートを連続100回サンプリングして、それらの値の平均値をヨーレートの基準値Yw0とし、また、舵角センサ13により舵角を1回サンプリングして、その値を舵角の基準値St0とする。次に、ステップS3として、ヨーレート及び舵角の変動量を求めるべく、ヨーレートセンサ15及び舵角センサ13によりそれぞれヨーレート及び舵角をサンプリングし、その値をそれぞれサンプリング値YwR及びStとする。ステップS4として、ステップS3で求めたサンプリング値YwRから基準値Yw0を引いたヨーレートの変動量Yw_Diffと、サンプリング値Stから基準値及びSt0を引いた舵角の変動量St_Diffとを算出する。ステップS5として、ヨーレートの変動量Yw_Diffの絶対値が所定の閾値YW_THよりも大きい場合には、ステップS6として、ヨーレートの変動量Yw_Diffをヨー角の変動量Yw_Angleに変換して累積加算する。なお、ヨー角の変動量の計算式は、ヨー角の変動量Yw_Angle=ヨーレートの変動量Yw_Diff×ヨーレートサンプリング間隔INTERVAL×ヨーレート値1当たりの角度DegRateによる。一方、ステップS5において、ヨーレートの変動量Yw_Diffの絶対値が所定の閾値YW_TH以下と判定された場合、後述するステップS7へと処理が進む。すなわち、上述したステップS5により、ヨーレートの変動量Yw_Diffが閾値YW_TH以下であれば、誤差範囲としてYw_Diff=0であるとして処理されることを意味する。ステップS7として、ステップS4で算出した舵角の変動量St_Diffを累積加算する。ステップS8として、これらステップS3〜ステップS7までの処理が100回繰り返されたか否かが判定され、100回未満であればステップS3の処理が始まり、100回終了している場合には、ステップS9へと進む。ステップS3〜ステップS7により、100回分のヨー角の変動量Yw_Angleと舵角の変動量St_Diffとの累積加算が終了すると、ステップS9として、ヨー角の変動量の平均値Yw_Avrと、舵角変動の平均値St_Shft_Avrと、平均舵角St_Avrとが算出される。
【0011】
続いて、以上の結果に基づきステップS10として直進判断を行う。直進の条件としては、ヨー角の変動量の平均値Yw_Avrの絶対値が閾値YW_AVR_TH未満であり、なお且つ、舵角変動の平均値St_Shft_Avrの絶対値が閾値ST_SHFT_AVR_TH未満であることを要する。ステップS10において直進の条件が満たされていると判定されると車両は直進状態にあるものと判断され、舵角中立点の抽出を行うべく更に次のステップS11の処理へ進む。一方、ステップS10において条件が満たされていないと判定された場合、直進状態ではないと判断され、舵角中立点の抽出はできないためステップS1の処理へと戻る。
【0012】
直進状態にあると判断された場合、ステップS11として、Lim_Level値が0であるか否かが判定される。ここで、Lim_Level値は後述するステップS14又はステップS18において1が設定されていない限り、初期値として0が設定されているものとする。ステップS11においてLim_Level値が0であると判定されると、ステップS12として、ステップS9で求めた平均舵角St_Avrから、基準となるステアリングカウンタベース値St_Cntr_Baseを引いた値の絶対値が、所定値LIM1の範囲内に入るか否かを判定する。なお、ステアリングカウンタベース値St_Cntr_Baseの初期値は、原則として舵角センサのカウンタ値そのものを使用する。当該絶対値が所定値LIM1の範囲内である場合、ステップS13として、平均舵角St_Avrがステアリングカウンタベース値St_Cntr_Baseに代入され、図4に示されるように以降その値がステアリングカウンタベース値として使用される。新たなステアリングカウンタベース値が設定された後、ステップS14として、Lim_Level値に1が代入される。
【0013】
一方、ステップS12において当該絶対値が所定値LIM1の範囲外である場合、ステップS15としてそのように当該絶対値が所定値LIM1の範囲外である態様が連続3回目であるか否かが判定される。当該絶対値が所定値LIM1の範囲外になる場合とは、ステップS10により車両が直進状態にありながらサンプリングされた舵角中立点がステアリングカウンタベース値による中立点よりも大きくずれていることを示している。このような場合、サンプリング値またはステアリングカウンタベース値に大きな誤差が含まれている可能性が存在する。よって、本実施の形態では、1回のサンプリングデータをすぐに舵角中立点学習のためのデータとして使用せず、3回連続する状態を確認することで初めて舵角中立点学習のためのデータとして使用することにより中立点の抽出の精度を高めている。連続3回目ではない場合には、ステップS16として、平均舵角St_Avrを記憶し、ステップS1の処理へと戻る。これに対し、連続3回目である場合には、ステップS17として、そのときの舵角St_Avrと、前2回のステップS16で記憶されている2つの舵角St_Avrとから3回分の舵角の平均値を求め、それをステアリングカウンタベース値St_Cntr_Baseに代入する。このように連続3回の平均値をステアリングカウンタベース値とするため、ステップS12において上記絶対値が所定値LIM1の範囲外である場合にも誤差の影響は非常に少なくなる。新たなステアリングカウンタベース値の設定が終了すると、ステップS18としてLim_Level値に1が代入される。
【0014】
上述したようにステップS14又はステップS18においてLim_Level値に1が代入された後は、ステップS1から再度、上記に説明した処理が開始される。しかしながら、ステップS11においては、Lim_Level値が1であるため、ステップS12には進まず、ステップS19の処理へと進む。ステップS19として、ステップS9で求めた最新の平均舵角St_Avrから、基準となるステアリングカウンタベース値St_Cntr_Baseを引いた値の絶対値が、所定値LIM2の範囲内に入るか否かを判定する。なお、ステップS19において用いられるステアリングカウンタベース値St_Cntr_Baseは、対応する一つ前の処理に相当するステップS13又はステップS17において代入された平均舵角が用いられる。当該絶対値が所定値LIM2の範囲外である場合、ステップS20として、Lim_Level値に0が代入され、ステップS1の処理へと戻る。すなわち、ステップS20へと進行する処理は、ステップS13又はステップS17において平均舵角St_Avrを一応の舵角中立点の候補として認定しつつ、引き続くステップS19において当該候補の妥当性を再度判定し、妥当でない場合に学習を行うことなくそれまでのデータをキャンセルし最初からやり直すことを意味している。また、図4に示されるように、最新の判定であるステップS19におけるLIM2は、対応する一つ前の判定であるステップS12におけるLIM1よりも小さい値が設定されている。したがって、ステップS13又はステップS17において認定されたステアリングカウンタベース値St_Cntr_Baseに大きな誤差が含まれていた場合、それ以降に求められた平均舵角St_Avrから基準となるステアリングカウンタベース値St_Cntr_Baseを引いた値の絶対値は、LIM2の範囲内に入らなくなる。これにより、ステップS13又はステップS17において求めたステアリングカウンタベース値St_Cntr_Baseの中立点としての正確性を確認することができ、舵角中立点学習のためのデータの精度を向上させることができる。
【0015】
ステップS19において平均舵角St_Avrからステアリングカウンタベース値St_Cntr_Baseを引いた値の絶対値がLIM2の範囲内に入る場合、ステップS21として、図4にも示されるように、今回求められた平均舵角St_Avrと、過去N個分の舵角中立点とのN+1個分の平均値を新たな舵角中立点St_Centerとして決定する。このように移動平均を取ることでより誤差の少ない舵角中立点の決定を行うことができ、例えば、一定半径のカーブを走行している場合のように、ヨーレート値と舵角との変動が小さく本来の中立点からずれた値がサンプリングされるような場合にあっても、かかるずれを吸収することが可能となる。続いて、ステップS22として、最古の舵角中立点のデータ、すなわち、ステップS21における過去N個目のデータを削除し、最新データを過去1番目のデータとして新たに記憶する。最後に、ステップS23として、ステップS21で求めた舵角中立点St_Centerをステアリングカウンタベース値St_Cntr_Baseに代入し、引き続く処理に供する。
【0016】
後退支援装置は、このようにしてステップS1〜ステップS23までを継続して繰り返すことにより学習された最新の舵角中立点をもとに後退支援用のガイド描画を行う。なお、舵角中立点の決定・学習においては、舵角センサ13により求められたカウンタ値そのものの値を使用していたが、ガイド描画においては、舵角センサ13により求められたカウンタ値から、ステップS21で学習した最新の舵角中立点St_Centerを差し引いた描画用舵角中立点Steering_counter_drawを使用して描画を行う。すなわち、運転者が後退に際してある量ステアリングを回した場合、コントローラ14は、舵角センサ13により求められた舵角から描画用舵角中立点Steering_counter_drawを基準として運転者の行った操舵量を決定し、その情報を画像処理装置11に出力する。画像処理装置11は、かかる操舵量に応じて車両後退軌跡や車両後退予想位置などの後退支援用の操舵ガイドと、車両後方映像とをモニタ4に重畳表示する。
【0017】
また、舵角データの記録態様については、舵角センサ13のタイプにより以下の態様が考えられる。まず、電源OFFの度にカウンタ値が消去されるタイプの舵角センサにおいては、描画用舵角をROMに記憶しておき、電源ON時にそれを読み出し、舵角はそのまま、その時点でのカウンタ値として使用される。一方、電源OFFになってもカウンタ値を記憶できる又は計測し続けるタイプの舵角センサにおいては、学習により得られた中立点のカウンタ値をROMに記憶しておき、電源ON時にそれを読み出し、舵角センサのカウンタ値からその値を差し引いたものを描画に使用する。
【0018】
以上のように、本実施の形態では、舵角中立点がずれている場合、運転者がそれに気付かなくても、常に舵角中立点が学習され、学習により補正された描画用舵角中立点に基づいて操舵量が決定され、さらにその操舵量によるガイド描画が行われるので、より正確な操舵支援情報を提供することができる。また、個々の車輪に対する車輪速センサが無くても舵角中立点の学習を行うことができる。
【0019】
また、上記実施の形態は、車両のヨー角を示す値を検出するものとしてヨーレートセンサを挙げているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、地磁気センサなどを用いて検出する態様であってもよい。さらに、ステップS15〜ステップS18までの処理は、舵角中立点の抽出精度を高めるためのものであったが、場合によっては、かかる処理を省略することも可能である。また、ステップS8の100回やステップS15の3回といった上記説明中の回数も適宜改変することが可能である。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の操舵支援装置の舵角中立点決定方法によれば、舵角中立点がずれている場合でも、舵角中立点の算出が繰り返される度に正確な舵角中立点が学習され決定される。よって、より正確な操舵支援情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態が適用される後退支援装置を搭載した車両の側面図である。
【図2】 本発明の実施の形態が適用される後退支援装置の構成図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係る舵角中立点の決定方法を説明するフローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態に係る舵角中立点の決定方法に関し、Lim_Level値とLIM値の関係、及び舵角中立点St_Centerの決定態様について説明する図である。
【符号の説明】
13 舵角センサ
14 コントローラ
15 ヨーレートセンサ
16 車速センサ

Claims (2)

  1. 運転者に操舵支援情報を提供する操舵支援装置における舵角中立点決定方法において、
    車両の旋回状態を示す値及び舵角をサンプリングし、
    そのサンプリング結果より車両が直進であるか否かを判定し、
    直進と判定されたときのそのサンプリング結果及び過去のN個の舵角中立点データより最新の舵角中立点を算出し、
    過去N個目の舵角中立点データを削除すると共に前記最新の舵角中立点を過去1個目の舵角中立点データとして、前記サンプリング、直進判定及び最新の舵角中立点の算出を繰り返し続け、
    その時点での最新の舵角中立点に基づいて舵角を求め、該舵角に基づく操舵支援情報を提供し、
    前記最新の舵角中立点の算出は、直進と判定されたことに加え、前記サンプリング結果から求められた最新の平均舵角とステアリングカウンタベース値との差が所定値LIMの範囲内である場合に行われ、該ステアリングカウンタベース値は、1つ前の平均舵角又は舵角中立点であり、
    前記所定値LIMとして、所定値LIM1と、該LIM1の1つ後の判定において該LIM1よりも小さな値の所定値LIM2とが設定されており、前記差が前記所定値LIM1の範囲内である場合には、前記最新の平均舵角を前記ステアリングカウンタベース値に代入した後に前記差が前記所定値LIM2の範囲内か否かの判定を行い、前記差が前記所定値LIM1の範囲外である態様が複数回連続する状態を確認した場合には、前記複数回の判定で用いられた複数の平均舵角の平均値を前記ステアリングカウンタベース値に代入した後に前記差が前記所定値LIM2の範囲内か否かの判定を行うことを特徴とする操舵支援装置における舵角中立点決定方法。
  2. 前記車両の旋回状態を示す値はヨーレートセンサにより検出されたヨーレート値であることを特徴とする請求項1に記載の操舵支援装置における舵角中立点決定方法。
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