JP2006321347A - 方向指示器の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 車両が確実に直進走行状態になってから方向指示器の操作レバーが中立位置に戻るようにする。
【解決手段】 例えば車両がレーンチェンジを行う場合、ステアリングホイールを右に切って操舵角θが第1閾値α1以上になった後に、ステアリングホイールを戻して操舵角θが第2閾値α2以下になっても方向指示器の操作レバーを直ぐには中立位置に戻さず、操舵角θが第2閾値α2以下になってから所定時間Aが経過したときに中立位置に戻すので、車両が完全に直進状態になる前に操作レバーが早く中立位置に戻ってしまう不具合を解消することができる。第1閾値α1および第2閾値α2は同じ値であっても良く、異なる値であっても良い。
【選択図】 図4
【解決手段】 例えば車両がレーンチェンジを行う場合、ステアリングホイールを右に切って操舵角θが第1閾値α1以上になった後に、ステアリングホイールを戻して操舵角θが第2閾値α2以下になっても方向指示器の操作レバーを直ぐには中立位置に戻さず、操舵角θが第2閾値α2以下になってから所定時間Aが経過したときに中立位置に戻すので、車両が完全に直進状態になる前に操作レバーが早く中立位置に戻ってしまう不具合を解消することができる。第1閾値α1および第2閾値α2は同じ値であっても良く、異なる値であっても良い。
【選択図】 図4
Description
本発明は、操舵手段の操作量に基づく制御手段からの指令で方向指示器の作動を解除する方向指示器の制御装置に関する。
方向指示器の操作レバーを右折操作位置あるいは左折操作位置から電気的に中立位置に戻す電気式リターン機構を備えた方向指示器制御装置において、ステアリングホイールの操舵角が車速に応じて決まる電気的リターン動作角度以上になった後に、中立位置を含む所定角度範囲内に下がると電気式リターン機構が作動して操作レバーを自動的に中立位置に戻すものが、下記特許文献1により公知である。
特開2004−142560号公報
ところで従来の方向指示器では、右折操作位置あるいは左折操作位置にある操作レバーが、車両が完全に直進走行状態になる前に中立位置に戻ってしまう場合がるためウィンカーランプが早めに消灯して周囲の車両や歩行者に自車の進行方向を誤認させる可能性があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、車両が確実に直進走行状態になってから方向指示器の作動が解除されるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、操舵手段の操作量に基づく制御手段からの指令で方向指示器の作動を解除する方向指示器の制御装置において、前記制御手段は、操作量が第1閾値以上になった後に第2閾値以下になってから所定時間が経過したときに方向指示器の作動を解除することを特徴とする方向指示器の制御装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、操舵手段の操作量に基づく制御手段からの指令で方向指示器の作動を解除する方向指示器の制御装置において、前記制御手段は、操作量が第1閾値以上になった後に操作量の右操舵方向の極大値および左操舵方向の極大値が共に第2閾値以下になったときに方向指示器の作動を解除することを特徴とする方向指示器の制御装置が提案される。
尚、実施例のステアリングホイール11は本発明の操舵手段に対応し、実施例の操舵角θは本発明の操作量に対応する。
請求項1の構成によれば、操舵手段の操作量が第1閾値以上になった後に、操舵手段を戻して操作量が第2閾値以下になっても方向指示器の作動を直ぐには解除せず、操作量が第2閾値以下になってから所定時間が経過したときに方向指示器の作動を解除するので、車両が完全に直進状態になる前に方向指示器の作動が早く解除されてしまう不具合を解消することができる。
請求項2の構成によれば、操舵手段の操作量が第1閾値以上になった後に、操舵手段を戻して操作量が第2閾値以下になっても方向指示器の作動を直ぐには解除せず、操作量の右操舵方向の極大値および左操舵方向の極大値が共に第2閾値以下になったときに方向指示器の作動を解除するので、車両が完全に直進状態になる前に方向指示器の作動が早く解除されてしまう不具合を解消することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図4は本発明の第1実施例を示すもので、図1は方向指示器の制御系の構成を示す図、図2は操作レバーの戻し制御を説明するフローチャート、図3は車両がレーンチェンジをする際の移動軌跡の説明図、図4は車両がレーンチェンジをする際の操舵角の変化の説明図である。
図1に示すように、ドライバーにより操作されるステアリングホイール11と一体に回転するステアリングシャフト12の近傍に方向指示器の操作レバー13が電気式リターン機構14を介して支持されており、またステアリングシャフト12にステアリングホイール11の操舵角θを検出する操舵角センサ15が接続される。操舵角センサ15からの操舵角θと、操作レバー13が指示する右折操作位置、左折操作位置および中立位置の信号とが入力される方向指示器の制御手段16は、電気式リターン機構14の作動とウィンカーランプ17の作動とを制御する。
図2のフローチャートにおいて、操作レバー13が右折操作位置あるいは左折操作位置に操作されてウィンカーランプ17が点灯した状態で、ステップS1で後述するステアリング操作判定フラグFが1にセットされていないとき、ステップS2で操舵角センサ15で検出した操舵角θが第1閾値α1以上になると、ステップS3でステアリング操作判定フラグFが「1」にセットされ、ステアリングホイール11の操舵角θが第1閾値α1以上になったことが記憶される。
続くステップS4で操舵角センサ15で検出した操舵角θが第2閾値α2以下になったことが検出されると、ステップS5でステアリング操作判定フラグFが「0」にリセットされるとともに、ステップS6でタイマーがセットされる。続くステップS7でタイマーのカウント時間Tが所定時間A以上になると、ステップS8で制御手段16からの指令で電気式リターン機構14が作動して操作レバー13が中立位置に戻され、ステップS9で操作レバー13に連動するウィンカーランプ17が消灯する。
例えば、図3に示すように車両が左レーンから右レーンにレーンチェンジをする場合、図4に示すように操舵角θは最初に0°から右方向に増加した後に0°まで減少し、続いて0°から左方向に増加した後に0°まで減少する。その過程で、操舵角θが第1閾値α1以上になった時点でステアリング操作判定フラグFが「1」にセットされ、その後に操舵角θが第2閾値α2以下になっても即座に操作レバー13を中立位置に戻さず、その時点から所定時間Aが経過したときに操作レバー13を中立位置に戻すので、車両が直進走行状態に復帰するよりも早く操作レバー13が中立位置に戻されるのを防止し、周囲の車両が自車の進行方向を誤認するのを防止することができる。
図5および図6は本発明の第2実施例を示すもので、図5は操作レバーの戻し制御を説明するフローチャート、図6は車両がレーンチェンジをする際の操舵角の変化の説明図である。
図5のフローチャートにおいて、操作レバー13が右折操作位置あるいは左折操作位置に操作されてウィンカーランプ17が点灯した状態で、ステップS11でステアリング操作判定フラグFが1にセットされていないとき、ステップS12で操舵角センサ15で検出した操舵角θが第1閾値α1以上になると、ステップS13でステアリング操作判定フラグFが「1」にセットされ、ステアリングホイール11の操舵角θが第1閾値α1以上になったことが記憶される。
続くステップS14で操舵角センサ15で検出した操舵角θの絶対値が第2閾値α2′以下になったか否かを判定する。ここで操舵角θの絶対値が第2閾値α2′以下になるということは、次のようなことを意味している。図6に示すように、レーンチェンジの最終段階でドライバーが自車の進行方向を新たなレーンに沿わせるべく、ステアリングホイール11を左右に微妙に操作するため、操舵角θは0°を挟んで左右に変化する。その過程で、右操舵方向の操舵角θの極大値(a点)および左操舵方向の操舵角θの極大値(b点)が共に第2閾値α2′以下になったとき、即ち時刻tにおいて操舵角θの絶対値が第2閾値α2′以下になったと判断する。
前記ステップS14で操舵角θの絶対値が第2閾値α2′以下になるまでは、ステップS15でタイマーのカウント時間Tが0にセットされ、前記前記ステップS14で操舵角θの絶対値が第2閾値α2′以下になると、ステップS16でステアリング操作判定フラグFが「0」にリセットされ、ステップS17でタイマーのカウント時間Tがインクリメントされる。そしてステップS18でタイマーのカウント時間Tが所定時間A′以上になると、ステップS19で制御手段16からの指令で電気式リターン機構14が作動して操作レバー13が中立位置に戻され、ステップS20で操作レバー13に連動するウィンカーランプ17が消灯する。
この第2実施例によっても、車両が直進走行状態にほぼ復帰したことを確認してから操作レバー13が中立位置に戻されるので、周囲の車両が自車の進行方向を誤認するのを防止することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、第1実施例における第1閾値α1および第2閾値α2は、必ずしも異なる値である必要はなく、同じ値であっても良い。
また第2実施例の第2閾値α2′は第1実施例の第2閾値α2よりも小さく設定する方が効果的である。
また第2実施例の所定時間A′は第1実施例の所定時間Aよりも短く設定する方が効果的であり、第2実施例の所定時間A′は0であっても良い。
11 ステアリングホイール(操舵手段)
16 制御手段
A 所定時間
α1 第1閾値
α2 第2閾値
α2′ 第2閾値
θ 操舵角(操作量)
16 制御手段
A 所定時間
α1 第1閾値
α2 第2閾値
α2′ 第2閾値
θ 操舵角(操作量)
Claims (2)
- 操舵手段(11)の操作量(θ)に基づく制御手段(16)からの指令で方向指示器の作動を解除する方向指示器の制御装置において、
前記制御手段(16)は、操作量(θ)が第1閾値(α1)以上になった後に第2閾値(α2)以下になってから所定時間(A)が経過したときに方向指示器の作動を解除することを特徴とする方向指示器の制御装置。 - 操舵手段(11)の操作量(θ)に基づく制御手段(16)からの指令で方向指示器の作動を解除する方向指示器の制御装置において、
前記制御手段(16)は、操作量(θ)が第1閾値(α1)以上になった後に操作量(θ)の右操舵方向の極大値および左操舵方向の極大値が共に第2閾値(α2′)以下になったときに方向指示器の作動を解除することを特徴とする方向指示器の制御装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005145823A JP2006321347A (ja) | 2005-05-18 | 2005-05-18 | 方向指示器の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005145823A JP2006321347A (ja) | 2005-05-18 | 2005-05-18 | 方向指示器の制御装置 |
Publications (1)
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JP2006321347A true JP2006321347A (ja) | 2006-11-30 |
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ID=37541333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005145823A Pending JP2006321347A (ja) | 2005-05-18 | 2005-05-18 | 方向指示器の制御装置 |
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JP (1) | JP2006321347A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN114619950A (zh) * | 2020-12-14 | 2022-06-14 | 宝能汽车集团有限公司 | 车辆转向灯的控制方法、存储介质、电子设备、车辆 |
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2005
- 2005-05-18 JP JP2005145823A patent/JP2006321347A/ja active Pending
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US8791637B2 (en) | 2009-02-27 | 2014-07-29 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Vehicle turn signal device |
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