JP2012116346A - 車両用情報伝達装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストを抑え、かつ簡単な操作で、車両の周囲に情報伝達を行うことができる車両用情報伝達装置を提供する。
【解決手段】車両の前照灯をパッシング点灯させるためのパッシングスイッチと、車両のホーンを吹鳴させるためのホーンスイッチと、パッシングスイッチおよびホーンスイッチの操作の有無を検出する操作検出部と、前照灯のパッシング点灯を行うとともにホーンの吹鳴を行うための、予め定められた出力制御条件が成立したか否かを判定する出力制御条件判定部と、パッシングスイッチおよびホーンスイッチのうちのいずれかの操作を検出したとき、かつ出力制御条件が成立したと判定したとき、前照灯のパッシング点灯を行うとともにホーンの吹鳴を行うよう制御する出力制御部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の周囲に情報伝達を行うための車両用情報伝達装置に関する。
車両の運転時に他車両に進路を譲ってもらった場合に、挨拶代わりにハザードランプを数秒点滅させたり、ホーンを軽く鳴らすことがある。また、何らかの情報を伝えたい、警告を行いたい場合にも、ホーンあるいは灯火(前照灯のパッシング等)を作動させることもある。ここで、パッシングとは、車両の前照灯のハイビーム/ロービームを短時間に切り換えること、あるいは前照灯を点滅させることをいう。
特に、歩行者が聴力障害であることが推定される等、ホーン吹鳴に加えてパッシング作動も同時に行わねばならない場合、ハンドル操作、車両周囲の確認、さらにマニュアルミッション車ではギヤチェンジ等の運転操作を行いながらパッシング作動およびホーン吹鳴を行わなければならず、運転に少なからぬ影響を及ぼしかねない。また、エアバック装着等によりホーンスイッチが重くなり、軽く鳴らすのは慣れを要する。
そこで、簡単なスイッチ操作で一定時間周囲の歩行者や車両に挨拶、情報伝達あるいは警告用の信号を発生することができる自動車の信号装置が考案されている(特許文献1参照)。
特開2003−200781号公報
特許文献1の構成では、「3位置切換式」のスイッチを用いて、灯火およびホーンの制御を行っている。このため、例えば、通常時のパッシング操作と自動作動時のパッシング操作とでは操作するスイッチが異なり、咄嗟のときにユーザが迅速に操作する(すなわち、適切なスイッチを選択する)ことができないという問題がある。また、「3位置切換式」のスイッチを用いることで、コストが上昇するとともに、運転席周りのスイッチ配置が複雑になるという問題もある。
また、国や地域によっては、道路事情や交通事情によりホーン吹鳴やパッシングを多用しなければならない場所もあり、このような場所では、「3位置切換式」のスイッチの操作すら運転の妨げになることもあり得る。
上記問題点を背景として、本発明の課題は、コストを抑え、かつ簡単な操作で、車両の周囲に情報伝達を行うことができる車両用情報伝達装置を提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するための車両用情報伝達装置は、車両の前照灯をパッシング点灯させるためのパッシングスイッチと、車両のホーンを吹鳴させるためのホーンスイッチと、パッシングスイッチおよびホーンスイッチの操作の有無を検出する操作検出部と、前照灯のパッシング点灯を行うとともにホーンの吹鳴を行うための、予め定められた出力制御条件が成立したか否かを判定する出力制御条件判定部と、パッシングスイッチおよびホーンスイッチのうちのいずれかの操作を検出したとき、かつ出力制御条件が成立したと判定したとき、前照灯のパッシング点灯を行うとともにホーンの吹鳴を行うよう制御する出力制御部と、を備えることを特徴とする。
上記構成によって、複雑な操作を行うことなく一つの操作で前照灯のパッシング点灯を行うとともにホーンの吹鳴を行うこと(この操作を「同時出力」と称することもある)ができ、短時間で車両の周囲に情報を伝達することができる。また、コストを抑え、かつ簡単な操作で、車両の周囲に情報伝達を行うことができる。
また、本発明の車両用情報伝達装置は、車両の速度を検出する車速検出部を備え、出力制御条件判定部は、車両の速度が予め定められた車速閾値を超えたときに、出力制御条件が成立したと判定する。
上記構成によって、例えば高速走行時のみ、あるいは渋滞時のみといったような、必要なときにのみ同時出力を行うことができる。
また、本発明の車両用情報伝達装置は、ユーザの操作により、車速閾値を設定するための車速閾値設定部を備える。
上記構成によって、ユーザの運転環境や好みに応じて同時出力を行うように設定することができる。
また、本発明の車両用情報伝達装置における車速閾値設定部はパッシングスイッチを含んで構成される。
上記構成によって、新たなスイッチを追加する必要がないので、比較的低コストで本発明の構成を実現することができる。
また、本発明の車両用情報伝達装置は、ユーザの操作により、パッシングスイッチおよびホーンスイッチのうちのいずれを操作したときに、前照灯のパッシング点灯を行うとともにホーンの吹鳴を行うよう制御するかを設定する操作スイッチ設定部を備える。
上記構成によって、パッシングスイッチおよびホーンスイッチのうち、ユーザ操作しやすいスイッチ、あるいは操作した際に同時出力を行った方がよいと考えるスイッチを選択することができる。例えば、パッシングスイッチは前または後への操作を行うレバースイッチとして構成され、ホーンスイッチは押下操作を行うプッシュスイッチとして構成されているので、ユーザが操作する際に心理的負担を受けない方のスイッチを選択することもできる。
また、本発明の車両用情報伝達装置における操作スイッチ設定部はパッシングスイッチおよびホーンスイッチを含んで構成される。
上記構成によって、新たなスイッチを追加する必要がないので、比較的低コストで本発明の構成を実現することができる。また、同時出力を行いたいスイッチを操作すれば、操作スイッチの設定を行うようにしておけば、設定ミスを防止できる。
また、本発明の車両用情報伝達装置は、予め定められた車速閾値設定条件が成立したときに、車速閾値設定部による設定を実行可能とする。
上記構成によって、ユーザが意図しない車速閾値の設定変更を防止することができる。
また、本発明の車両用情報伝達装置は、予め定められた操作スイッチ設定条件が成立したときに、操作スイッチ設定部による設定を実行可能とする。
上記構成によって、ユーザが意図しない操作スイッチの設定変更を防止することができる。
また、本発明の車両用情報伝達装置は、ユーザの操作により、車両のドアのロック/アンロックを行うドアロックスイッチを備え、ドアロックスイッチによる予め定められた操作が行われたときに、車速閾値設定条件あるいは操作スイッチ設定条件が成立したとする。
上記構成によって、新たなスイッチを追加する必要がないので、比較的低コストで車速閾値設定条件あるいは操作スイッチ設定条件を成立させることができる。
また、本発明の車両用情報伝達装置は、車速閾値設定条件の成立時あるいは操作スイッチ設定条件の成立時には、パッシングスイッチおよびホーンスイッチを操作しても、パッシング点灯および車両のホーンの吹鳴を行わない。
上記構成によって、車速閾値あるいは操作スイッチの設定中に、パッシング点灯あるいはホーン吹鳴を行わないので、車両の周囲に誤った情報を伝達することを防止できる。
車両用情報伝達装置の構成を示すブロック図。 出力モード設定処理を説明するフロー図。 出力モード判定処理を説明するフロー図。 パッシングスイッチを用いた出力制御処理を説明するフロー図。 ホーンスイッチを用いた出力制御処理を説明するフロー図。
以下、本発明の車両用情報伝達装置について、図面を用いて説明する。図1に、車両用情報伝達装置1の構成を示す。車両用情報伝達装置1は、パッシングスイッチ21,ホーンスイッチ22,車速センサ23,ドアロックスイッチ24,イグニッションスイッチ25,シフトポジションスイッチ26,パーキングブレーキスイッチ27,灯火装置31,ホーン装置32,およびこれらが接続された制御回路10を含んで構成される。
制御回路10は、周知のCPU11,各種プログラム(「制御プログラム」と総称する)が格納されたROM12やRAM13,例えばフラッシュメモリ等の不揮発性記憶媒体であるメモリ14,および信号入出力回路であるI/O15等がバスライン16で接続されたコンピュータとして構成される。そして、CPU11が制御プログラムを実行することで、車両用情報伝達装置1としての各種機能を実現する。なお、制御回路10が本発明の操作検出部,出力制御条件判定部,出力制御部に相当する。
パッシングスイッチ21は、例えばステアリングコラムに配設される、レバースイッチ形状をとるライトスイッチの一部として構成される。なお、パッシングスイッチ21が本発明の車速閾値設定部,操作スイッチ設定部に相当する。
ホーンスイッチ22は、例えば車両のステアリングホイール中央部あるいはその近傍に配設され、ホーン32a(後述)を吹鳴動作させる。なお、ホーンスイッチ22が本発明の操作スイッチ設定部に相当する。
車速センサ23は、ロータリーエンコーダやホール素子式のような周知の回転検出部を含み、例えば、車輪の回転速度をパルス信号として検出し、制御回路10に送る。制御回路10では、パルス信号をカウントすることにより車速を算出する。なお、車速センサ23が本発明の車速検出部に相当する。
ドアロックスイッチ24は、ドアをロック状態あるいはアンロック状態のいずれにするかを操作するためのもので、車両の各ドアに取り付けられたものを総称している。そして、制御回路10では、各ドアのドアロックスイッチ24の状態を検出する。
イグニッションスイッチ25は、エンジンを始動する際にユーザが操作するスイッチである。
シフトポジションスイッチ26は、シフトレバー(図示せず)がどの位置にあるかを検出するためのものである。
パーキングブレーキスイッチ27は、パーキングブレーキ(サイドブレーキともいう、図示せず)の状態を検出するためのもので、例えば、パーキングブレーキが作動状態のときにオン状態となり、パーキングブレーキが非作動状態のときにオフ状態となる。
灯火装置31は、ライトスイッチ(パッシングスイッチ21等)の操作に基づく制御回路10からの点灯/消灯指示を受けて、ライトコントロールリレー(図示せず)を作動させることにより、前照灯31aを含む各ライトの点灯/消灯を行う。
ホーン装置32は、ホーン32aの駆動回路を含み、ホーンスイッチ22の操作に基づく制御回路10からの吹鳴指示を受けてホーン32aの吹鳴動作を行う。
図2を用いて、出力モード設定処理について説明する。なお、本処理は、上述の制御プログラムに含まれ、該プログラムに含まれる他の処理とともに、予め定められたタイミングで繰り返し実行される。まず、以下のうちの少なくとも一つを用いて、車両が駐車中あるいは停車中であるか否かを判定する。
・車速センサ23が検出する車速が0km/hのとき、車両が駐車中であると判定する。
・イグニッションスイッチ25がオフ状態のとき、車両が駐車中であると判定する。
・シフトポジションスイッチ26の状態に基づき、シフトレバー(図示せず)の位置が「パーキング」の位置にあるとき、車両が駐車中であると判定する。
・パーキングブレーキスイッチ27がオン状態(すなわち、作動中)のとき、車両が駐車中であると判定する。
車両が駐車中であると判定したとき(S11:Yes)、ドアロックスイッチ24の操作状態に関する情報を取得する(S12)。そして、以下のうちのいずれかの方法を用いて、ドアロックスイッチ24の変化が生じた回数をカウントする。
・ドアロックスイッチ24がアンロック状態→ロック状態に遷移した回数をカウントする。
・ドアロックスイッチ24がロック状態→アンロック状態に遷移した回数をカウントする。
・ドアロックスイッチ24がアンロック状態→ロック状態に遷移した回数と、ロック状態→アンロック状態に遷移した回数との両方をカウントする。
なお、上述の回数は、最初のドアロックスイッチ24の変化を検出してから、予め定められた時間内に検出されたドアロックスイッチ24の操作回数である。
また、例えば運転席のドアロックスイッチのみというように、操作するドアロックスイッチを限定してもよい。ドアロックスイッチの操作中に、他のドアのドアロックスイッチの操作を検出したときには、本処理を終了する。ドアロックスイッチ24の状態変化を検出してから、予め定められた時間内に次のドアロックスイッチ24の状態変化を検出しないときには、本処理を終了する。
また、ドアロックスイッチ24の代わりに、車室内のルームランプの点灯/消灯を行うルームランプスイッチ(図示せず)、灯火装置の点灯/消灯を行うライトスイッチを用いて、設定モードに移行するか否かの判定を行ってもよい。
次に、例えば、ドアロックスイッチ24の変化が、5回のような予め定められた回数発生しなかったとき(S13:No)、本処理を終了する。一方、ドアロックスイッチ24の変化が5回発生したとき(S13:Yes→S14→S15:No)、設定モードを開始し(S14)、同時出力(上述の、「前照灯のパッシング点灯を行うとともにホーンの吹鳴を行うこと」)を行うために用いるスイッチを設定する(S18)。ここで、パッシングスイッチ21を操作したときには、パッシングスイッチ21を同時出力に用いるよう設定する。また、ホーンスイッチ22を操作したときには、ホーンスイッチ22を同時出力に用いるよう設定する。設定内容は、メモリ14に記憶される。
パッシングスイッチ21あるいはホーンスイッチ22の操作を検出して設定操作が終了すると(S19:Yes)、設定モードを終了した後(S20)、本処理を終了する。また、予め定められた時間内に、パッシングスイッチ21あるいはホーンスイッチ22の操作を検出しないときにも、本処理を終了する。
パッシングスイッチ21およびホーンスイッチ22の両方を、同時出力に用いるよう設定できるようにしてもよい。すなわち、ステップS18において、パッシングスイッチ21あるいはホーンスイッチ22のうち一方の操作を検出しても直ちに処理を終了せず、上述の予め定められた時間内に、他方のスイッチが操作されたかを検出する。
また、ドアロックスイッチ24の変化が例えば6回発生したとき(S13:Yes→S14→S15:Yes)、設定モードを開始し(S14)、出力制御条件である車速閾値を、例えば以下のようにして設定する(S16)。設定内容は、メモリ14に記憶される。
・パッシングスイッチ21を操作し、例えば、1回→10km/h,…,8回→80km/hのように(回数×10km/h)、その操作回数に応じて車速閾値を設定する。操作回数は、出力制御条件を入力可能な状態に移行してから、あるいはパッシングスイッチ21を操作してから、予め定められた時間内に検出されたパッシングスイッチ21の操作回数である。
なお、操作回数が0回のときは、車速閾値=0km/hとし、このときは車速によらず常に同時出力が可能となる。
そして、タイムアウト等で設定操作が終了すると(S17:Yes)、設定モードを終了し(S20)、本処理を終了する。
上述の処理において、ドアロックスイッチ24の状態変化を検出する際、検出前のドアロックスイッチ24の状態に応じて、アンロック状態→ロック状態の遷移と、ロック状態→アンロック状態の遷移のいずれをカウントするかを変えてもよい。つまり、検出前にドアロックスイッチ24がロック状態のときには、アンロック状態→ロック状態の遷移をカウントする。また、検出前にドアロックスイッチ24がアンロック状態のときには、ロック状態→アンロック状態の遷移をカウントする。こうすることで、操作回数カウント後に、ドアロックスイッチ24が遷移回数カウント前の状態に戻るので、ユーザがドアロックスイッチ24を元の状態に戻す手間を省くことができる。
また、ドアロックスイッチ24がアンロック状態→ロック状態に遷移した回数と、ロック状態→アンロック状態に遷移した回数との両方をカウントするときは、回数の判定値を偶数回とすれば、操作回数カウント後に、ドアロックスイッチ24の状態が遷移回数カウント前の元の状態に戻るので、ユーザがドアロックスイッチ24を元の状態に戻す手間を省くことができる。
また、同時出力を行うスイッチの設定時(S17)、および車速閾値の設定時(S15)に、パッシングスイッチ21およびホーンスイッチ22を操作しても、そのスイッチ本来の動作は行わないようにしてもよい。つまり、前照灯31aのパッシング点灯およびホーン32aの吹鳴は行わない。こうすることで、車両周囲の通行人や他車両に迷惑を及ぼさないようにすることができる。他のスイッチを用いるときも同様に、そのスイッチ本来の動作は行わない。
図3を用いて、出力モード判定処理について説明する。なお、本処理は、上述の制御プログラムに含まれ、該プログラムに含まれる他の処理とともに、予め定められたタイミングで繰り返し実行される。まず、車速センサ23からの情報(車速センサ情報)を取得する(S31)。そして、車速センサ情報に基づいて車両の速度である車速を算出する(S32)。
次に、算出した車速が、上述の出力モード設定処理において設定されてメモリ14に記憶された車速閾値を上回るか否かを判定する。車速が車速閾値を上回ると判定したとき(S33:Yes)、同時出力モードとする(S34)。一方、車速が車速閾値を上回らないと判定したとき(S33:No)、通常出力モードとする(S35)。これらモードの切り替えは、例えばメモリ14上の所定のフラグのセット/クリアによって記憶しておく。
図4を用いて、パッシングスイッチ21を用いたときの出力制御処理について説明する。なお、本処理は、上述の制御プログラムに含まれ、該プログラムに含まれる他の処理とともに、予め定められたタイミングで繰り返し実行される。まず、各スイッチ情報を取得し(S51)、パッシングスイッチ21の操作の有無を判定する。
パッシングスイッチ21の操作があったと判定したとき(S52:Yes)、例えば上述のメモリ14上の所定のフラグの内容を参照して、同時出力モードであるか否かを判定する。同時出力モードであると判定したとき(S53:Yes)、パッシングスイッチ21を同時出力に用いるよう設定されているか否かを判定する。パッシングスイッチ21を同時出力に用いるよう設定されていると判定したとき(S54:Yes)、制御回路からの灯火装置31およびホーン装置32への指示により、パッシングスイッチ21が操作されている間は、前照灯31aをパッシング点灯(点灯、あるいはロービームからハイビームへの切換)させるとともに、ホーン32aを吹鳴させる(S55)。
一方、同時出力モードでないと判定したとき(S53:No)、あるいはパッシングスイッチ21を同時出力に用いるよう設定されていないと判定したとき(S54:No)、パッシング点灯のみを行う(S56)。
図5を用いて、ホーンスイッチ22を用いたときの出力制御処理ついて説明する。まず、各スイッチ情報を取得し(S71)、ホーンスイッチ22の操作の有無を判定する。
ホーンスイッチ22の操作があったと判定したとき(S72:Yes)、同時出力モードであるか否かを判定する。同時出力モードであると判定したとき(S73:Yes)、ホーンスイッチ22を同時出力に用いるよう設定されているか否かを判定する。ホーンスイッチ22を同時出力に用いるよう設定されていると判定したとき(S74:Yes)、制御回路からのホーン装置32および灯火装置31への指示により、ホーンスイッチ22が操作されている間は、ホーン32aを吹鳴させるとともに、前照灯31aをパッシング点灯させる(S75)。
一方、同時出力モードでないと判定したとき(S73:No)、あるいはホーンスイッチ22を同時出力に用いるよう設定されていないと判定したとき(S74:No)、ホーン32aの吹鳴のみを行う(S76)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
1 車両用情報伝達装置
10 制御回路(操作検出部,出力制御条件判定部,出力制御部)
21 パッシングスイッチ(車速閾値設定部,操作スイッチ設定部)
22 ホーンスイッチ(操作スイッチ設定部)
23 車速センサ(車速検出部)
24 ドアロックスイッチ
25 イグニッションスイッチ
26 シフトポジションスイッチ
27 パーキングブレーキスイッチ
31 灯火装置
31a 前照灯
32 ホーン装置
32a ホーン

Claims (9)

  1. 車両の前照灯をパッシング点灯させるためのパッシングスイッチと、
    前記車両のホーンを吹鳴させるためのホーンスイッチと、
    前記パッシングスイッチおよび前記ホーンスイッチの操作の有無を検出する操作検出部と、
    前記前照灯のパッシング点灯を行うとともに前記ホーンの吹鳴を行うための、予め定められた出力制御条件が成立したか否かを判定する出力制御条件判定部と、
    前記パッシングスイッチおよび前記ホーンスイッチのうちのいずれかの操作を検出したとき、かつ前記出力制御条件が成立したと判定したとき、前記前照灯のパッシング点灯を行うとともに前記ホーンの吹鳴を行うよう制御する出力制御部と、
    を備えることを特徴とする車両用情報伝達装置。
  2. 前記車両の速度を検出する車速検出部を備え、
    前記出力制御条件判定部は、前記車両の速度が予め定められた車速閾値を超えたときに、前記出力制御条件が成立したと判定する請求項1に記載の車両用情報伝達装置。
  3. ユーザの操作により、前記車速閾値を設定するための車速閾値設定部を備える請求項2に記載の車両用情報伝達装置。
  4. 前記車速閾値設定部は前記パッシングスイッチを含んで構成される請求項3に記載の車両用情報伝達装置。
  5. ユーザの操作により、前記パッシングスイッチおよび前記ホーンスイッチのうちのいずれを操作したときに、前記前照灯のパッシング点灯を行うとともに前記ホーンの吹鳴を行うよう制御するかを設定する操作スイッチ設定部を備える請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用情報伝達装置。
  6. 前記操作スイッチ設定部は前記パッシングスイッチおよび前記ホーンスイッチを含んで構成される請求項5に記載の車両用情報伝達装置。
  7. 予め定められた車速閾値設定条件が成立したときに、前記車速閾値設定部による設定を実行可能とする請求項3または請求項4に記載の車両用情報伝達装置。
  8. 予め定められた操作スイッチ設定条件が成立したときに、前記操作スイッチ設定部による設定を実行可能とする請求項5または請求項6に記載の車両用情報伝達装置。
  9. ユーザの操作により、前記車両のドアのロック/アンロックを行うドアロックスイッチを備え、
    前記ドアロックスイッチによる予め定められた操作が行われたときに、前記車速閾値設定条件あるいは前記操作スイッチ設定条件が成立したとする請求項7または請求項8に記載の車両用情報伝達装置。
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