JP5141498B2 - 光送受信システム,光送信器,光受信器および光送受信方法 - Google Patents

光送受信システム,光送信器,光受信器および光送受信方法 Download PDF

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Description

本案件は、光送受信システム,光送信器,光受信器および光送受信方法に関する。本案件は、例えば、偏波成分ごとに独立した信号系列で変調を行なう偏波多重光通信システムに適用される。
近年、光通信システムにおいてボーレートあたりのビットレートを倍増できる偏波多重化通信が注目されている。この偏波多重化された信号の分離には、アナログ/ディジタル変換技術およびディジタルコヒーレント技術にディジタル信号処理を適用した適応偏波分離信号処理の活用が有力である。適応偏波分離信号処理は、伝送路の偏波特性を適応的に推定し、偏波多重化信号を復調する。
なお光通信システムにおける伝送路上の偏波特性は時間的に変動し、通信品質の劣化を引き起こす。時間変動する特性の一例として、偏波状態、偏波モード分散(Polarization-Mode-Dispersion:PMD)、偏波依存損失(Polarization-Dependent-Loss:PDL)、および偏波依存利得(Polarization-Dependent-Gain:PDG)などがある。これら偏波特性変化は、偏波多重化通信システムのパフォーマンスを低下させる。
これらPMD/PDL/PDGなどの偏波依存劣化は、偏波をスクランブルさせることで低減できることが知られている。DWDM(Dense Wavelength Division Multiplexing)システムにおいては、DWDM後の中継ノード内において、DWDM信号光について一括して光学偏波スクランブルを行なうモジュールを搭載することができる。これにより、各光送信機に個別で光学的偏波スクランブラを搭載する場合に比べ、コスト,装置サイズ,消費電力等の削減の観点から有利な場合がある。
また近年、伝送路中での波形歪に対抗するため、光通信システムの送信側において信号処理を行ない、予め送信信号を変形する(予等化する)ことで、伝送路の線形効果、非線形効果ならびに偏波依存効果による信号劣化を減少させる提案がなされている。
T.Pfau et al., "PDL-Tolerant Real-time Polarization-Multiplexed QPSK Transmission with Digital Coherent Polarization Diversity Receiver", LEOS Summer Topical Meetings, 2007 Digest of the IEEE, 2007 T.Pfau, et al., "Ultra-Fast Adaptive Digital Polarization Control in a Realtime Coherent Polarization-Multiplexed QPSK Receiver", OTuM3 OFC 2008 (San Diego, 2008) 米国特許出願公開第2005/0226633号明細書 米国特許出願公開第2006/0127104号明細書
上述したような、中継ノード内でDWDM信号光について一括して光学領域偏波スクランブルを行なう技術においては、すべてのチャネルについて一括して偏波スクランブルを行うため、変調方式によっては偏波スクランブルによりペナルティが増大するチャネルが含まれることもある。従って、やはりチャンネルに応じて適宜偏波スクランブルを行なうか否かを決定できることが望ましい。しかし光学領域で偏波スクランブルを行なう装置は、現状では装置規模やコスト面での負担が大きく、チャネルごとの導入は難しい。
光通信システムにおける送信側において予め送信信号を変形する技術(予等化技術)においては、時々刻々と変動する伝送路のPMD/PDL/PDGについての影響までは抑制することができない。従って、時々刻々と変動する伝送路特性に対しても受信信号品質への影響を抑制させ、良好な受信信号品質を維持することができるようにしたい。
なお、これまでのディジタル信号処理を適用した適応偏波分離信号処理では、低速な偏波状態変動に対しては追従して適応的に補償することが可能であった。しかし、例えば1ミリ秒以下の間隔で変動する偏波特性のように、高速な変動速度を有する偏波特性に対しては適応偏波分離信号処理で追従することは容易ではない。これは時間的に変動する偏波特性の影響を抑圧するため高速の偏波スクランブリングを行うと、受信側での適応偏波分離信号処理が困難になることを意味する。
本案件の目的の一つは、上述した観点の少なくとも一つについて、従来技術に照らした技術進歩に貢献することにある。
なお、上記目的に限らず、後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成又は作用により導かれる効果であって、従来の技術によっては得られない効果を奏することも本案件の他の目的として位置づけることができる。
たとえば、以下の手段を用いる。
(1)光変調を行ない信号光を出力する変調部と、前記光変調後の信号光に偏波の変化を与える送信側ディジタル信号処理を入力信号に対して行なう送信側信号処理部と、を有し、該変調部は該送信側信号処理部での前記送信側ディジタル信号処理が行なわれた入力信号に基づいて前記光変調を行なう光送信器、および、伝送路を介して入力される該光送信器からの信号光について偏波成分ごとのディジタル電気信号に変換する変換部と、該送信側信号処理部での偏波の変化に対して実質的に逆特性の偏波の変化を与える受信側ディジタル信号処理を、該変換部からのディジタル電気信号に対して行なう受信側信号処理部と、をそなえた光受信器、をそなえた光送受信システムを用いることができる。
(2)また、上記(1)の光送信器を用いることができる。
(3)さらに、上記(1)の光受信器を用いることができる。
(4)光送信器において、光変調後の信号光に偏波の変化を与えるディジタル信号処理を入力信号に対して行ない、前記ディジタル信号処理が行なわれた入力信号に基づいて前記光変調を行ない、前記光変調された信号光を送信する一方、光受信器において、伝送路を介して受信される前記信号光についてディジタル電気信号に変換し、前記光送信器での前記偏波の変化に対して実質的に逆特性の偏波の変化を与えるディジタル信号処理を、前記ディジタル電気信号に対して行なう光送受信方法を用いることができる。
開示の技術によれば、時間的に変動する伝送路偏波依存特性が受信信号品質に与える影響を抑制できる。
以下、図面を参照して実施の形態を説明する。但し、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図は無い。即ち、本実施形態は、その趣旨に逸脱しない範囲において種々変形して実施することができる。
〔A〕一実施形態の説明
図1は一実施形態の光送受信システム1を示す図である。図1に光送受信システム1は、一例として、光送信器2および光受信器3が伝送路4を介して接続される。光送信器2は、ディジタル信号処理部5と変調部6とを含む。
光送信器2において、変調部6は光変調を行なって信号光を出力する。又、ディジタル信号処理部(送信側ディジタル信号処理部)5は、変調後の信号光に偏波の変化を与えるディジタル信号処理を入力信号に対して行なう送信側信号処理部の一例であり、例えば、ディジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor)、書き換え可能論理回路(Field Programmable Gate Array)、専用LSI(Application Specific Integrated Circuit)などを適用することができる。具体的には、後段の変調部6での変調対象である互いに直交する2つの偏波成分への各駆動信号のもととなるデータについて、ディジタル信号処理を施して、当該変調部6で変調された信号光が偏波スクランブルの施された光となるようにしている。
すなわち、変調部6は、送信側信号処理部の一例であるディジタル信号処理部5でのディジタル信号処理が行なわれた入力信号(2つの偏波成分に対する光変調に用いるデータEx,Ey)に基づいて上述の光変調を行なう。具体的には、上述のディジタル信号処理部5からの変調用データEx,Eyをもとに、光源62からの光における対応する偏波成分について光変調を行なう。一例として、データExに対応する偏波成分はx偏波の成分とすることができ、データEyに対応する偏波成分はy偏波成分とすることができる。
ここで、ディジタル信号処理部5においては、互いに直交する2つの偏波成分ごとのデータである入力信号(Ex0,Ey0)について、例えば式(1)に示すように、等価的に行列Rを用いた信号変換を行なう。ディジタル信号処理部5においては、式(1)による信号変換の行なわれた結果(Ex1,Ey1)を変調部6に出力することができる。ディジタル信号処理部5は、変調用の入力信号が(Ex0,Ey0)から、(Ex1,Ey1)に変換していることから、変調部6で変調された結果として得られる信号光からみれば、信号光の送信電場を変換しているということができる。
たとえば、変調後の信号光の偏波成分ごとの送信電場は、ディジタル信号処理部5での偏波制御処理を行なわない場合は、入力信号であるEx0およびEy0に相当する。これに対し、行列Rを用いた式(1)の演算と等価のディジタル信号処理を行なうことにより、信号光の偏波成分ごとの送信電場を、それぞれ、Ex1,Ey1に相当する値とすることができる。
ここで、行列Rは、式(2)に示すように、乗算により入力信号の値(偏波成分ごとの送信電場の値に相当)を角速度ωで回転(スクランブル)させることができる。
Figure 0005141498
変調部6は、ディジタル/アナログ(DA)変換部61,光源62および光変調器63をそなえる。DA変換部61は、ディジタル信号処理部5からの偏波成分ごとのデータEx,Ey(ディジタル信号)をアナログ信号に変換する。光源62は一例としてレーザダイオード(LD)を適用できる。光変調器63は、光源62からの光について、DA変換部61からの信号をもとにx軸およびy軸の偏波成分対応の光変調をそれぞれ行なう。
これにより、光変調器63では、入力信号(Ex0,Ey0)がディジタル信号処理部5でのディジタル信号処理により回転された値(Ex1,Ey1)に相当する駆動信号によって、LD62からの光を変調する。即ち、LD62からの光のx軸偏波成分およびy軸偏波成分を、それぞれ、上述の式(1)によって得られるデータEx1,Ey1に相当する駆動信号によって変調できる。このように変調された信号光は、伝送路4を通じて送信される。
換言すれば、データEx1,Ey1に相当する駆動信号で変調される信号光は、入力信号Ex0,Ey0が光変調器63で変調される場合と比較すると、偏波状態がスクランブルされている。このように、ディジタル信号処理部5でのディジタル信号処理を通じて、送信される信号光についての偏波スクランブルを実現している。
図2は、上述の光送信器2の一例を示す図である。この図2に示す光送信器2のように、直交する2つの偏波成分(ここではx偏波およびy偏波)について、それぞれI(In-phase)成分,Q(Quadrature-phase)成分についての位相変調とすることができる。尚、各偏波成分への変調方式としては各種の変調方式を適用できる。又、2つの偏波成分への変調を同一のデータ系列で行なうこともできるが、独立したデータ系列で行なう場合には偏波多重通信を可能にして、ボーレートあたりのビットレートを倍増できる。
また、図2に示すディジタル信号処理部5は、上述の式(1)に示す偏波スクランブル(偏波回転)を行なう予偏波回転部(予偏波回転器)52をそなえるとともに、例えば、線形予等化部51x,51yおよび非線形予等化部53x,53yをそなえることもできる。
線形予等化部51xは、I成分をxI、Q成分をxQと表された入力信号Exについて、伝送路4の線形特性に応じた予等化を行ない、その結果を予偏波回転部52に出力する。同様に、線形予等化部51yは、I(In-phase)成分をyI、Q(Quadrature-phase)成分をyQと表された入力信号Eyについて、伝送路4の線形特性に応じた予等化を行ない、その結果を予偏波回転部52に出力する。
また、非線形予等化部53xは、予偏波回転部52にて上述の偏波スクランブルが行なわれた結果の送信電場信号Ex(=xI+i・xQ)について、伝送路4の非線形特性に応じた予等化を行なう。同様に、線形予等化部51yは、予偏波回転部52にて上述の偏波スクランブルが行なわれた結果の送信電場信号Ey(=yI+i・yQ)について、伝送路4の非線形特性に応じた予等化を行なう。ここで、iは虚数単位である。
なお、上述の線形予等化部51x、51yでのそれぞれの予等化処理を行なう量としては、予め伝送路4の線形特性について測定しておき、その測定結果に応じて定めておくことができる。同様に、非線形予等化部53x,53yでの予等化処理を行なう量についても、予め測定された伝送路4の非線形特性に応じて定めておくことができる。尚、上述の線形予等化部51x,51yおよび非線形予等化部53x,53yについては、前掲の特許文献2に記載された技術を適用することもできる。
また、上述の式(1)に示す予偏波回転処理を行なう予偏波回転部52は、図2に示すような複素乗算器52a〜52dおよび複素加算器52e,52fをそなえることができる。ここで、複素乗算器52a,52cは、入力される信号Ex0(=xI0+i・xQ0)について、それぞれ、a11=cosωT,a21=sinωTを複素乗算する。同様に、複素乗算器52b,52dは、入力される信号Ey0(=yI0+i・yQ0)について、それぞれ、a12=−sinωT,a22=cosωTを複素乗算する。
複素加算器52eは、複素乗算器52a,52bでの乗算結果を複素加算して、予偏波回転がなされたデータEx1(=xI1+i・xQ1)として出力する。又、複素加算器52fは、複素乗算器52c,52dでの乗算結果を複素加算して、予偏波回転がなされたデータEy1(=yI1+i・yQ1)として出力する。これにより、上述の複素加算器52e,52fの出力を予偏波回転処理がなされたデータEx1,Ey1とすることができる。
さらに、DA変換部61は、非線形予等化部53x,53yから非線形予等化処理の結果として出力されるxI成分,xQ成分,yI成分およびyQ成分をそれぞれディジタル信号からアナログ信号に変換する4つのDA変換器61a〜61dからなる。又、これらのDA変換器61a〜61dからの出力をそれぞれ増幅器64a〜64dで増幅して、光変調器63への駆動電圧信号とすることができる。
光変調器63は、x偏波成分の変調のための光学変調器63xおよびy偏波成分の変調のための光学変調器63yとともに、各光学変調器63x,63yからの出力光を、互いに直交する偏波成分によって合成する偏波合成器(PBC)63aを有する。
光学変調器63xにおいては、LD62からの連続光についての分岐光を、DA変換器61a,61bからのデータxI,xQ対応の駆動電圧信号により変調する。又、光学変調器63yにおいては、LD62からの連続光についての分岐光を、DA変換器61c,61dからのデータyI,yQ対応の駆動電圧信号により変調する。そして、PBC63aは、上述の光学変調器63x,63yから出力される変調光について、互いに直交する偏波成分で合成する。PBC63aから出力される偏波合成後の光は、伝送路4を通じて送信される。
また、光学変調器63x,63yが、直交する偏波成分ごとに互いに独立した光変調を行なうことで、光変調部6を偏波多重変調部とすることができる。この場合においては、ディジタル信号処理部5は、偏波多重変調部6に対する偏波成分ごとの変調用入力信号について、変調後の信号光に偏波制御を与えるディジタル信号処理を行なう。
また、図1に示す光受信器3は、変換部7,ディジタル信号処理部(受信側ディジタル信号処理部)8およびデータ再生部(データ再生器)9をそなえることができる。変換部7は、伝送路4を介して入力される光送信器2からの信号光について偏波成分ごとのディジタル電気信号に変換する。この変換部7は、検波部71,光電(OE)変換部72およびアナログ/ディジタル(AD)変換部73をそなえる。
検波部71は、伝送路4から入力される信号光について、局部発振光を用いて偏波成分ごとに検波を行なう。検波方式にはホモダイン、ヘテロダイン、イントラダイン等の各種方式を適用することができる。光電変換部72は、検波部71から出力される偏波成分ごとの光について電気信号に変換する。アナログ/ディジタル変換部73は、光電変換部72からの各電気信号についてディジタル信号に変換して、ディジタル信号処理部8に出力する。
図3は上述の変換部7の一例を示す図である。尚、前掲の非特許文献1および2にも、この図3に示す変換部7と同様の構成が記載されている。ここで、変換部7の検波部71は、図3に例示するように、偏光ビームスプリッタ(PBS)7a,7b,局部発振光源7c,90度ハイブリッド7d,7eをそなえる。PBS7aは、伝送路4を介して入力された光送信器2からの信号光を受けて、直交する2つの偏波成分に分離し、一方を90度ハイブリッド7dに、他方を90度ハイブリッド7eに導く。
局部発振光源7cは、90度ハイブリッド7d,7eでの光検波に用いる局部発振光を出力する光源である。DFB(Distributed Feedback)レーザは、局部発振光源7cの一例として適用できる。PBS7bは、局部発振光源7cからの局部発振光を2つの直交する偏波成分に分離して、PBS7aが導くものと対応した偏波成分を、それぞれ90度ハイブリッド7d,7eに導く。
90度ハイブリッド7d,7eは、伝送路4からの偏波成分についてそれぞれ局部発振光により検波を行ない,I成分およびQ成分の検波光として出力する。即ち、90度ハイブリッド7dは、直交する一方の偏波成分(例えばX成分)について、I成分およびQ成分の検波光として出力する。同様に、90度ハイブリッド7eは、他方の偏波成分(例えばY成分)について、I成分およびQ成分の検波光として出力する。
また、光電変換部72は、各々I成分およびQ成分からなる2つの偏波成分ごとの光について、それぞれ、光電変換を行なうOE変換器7f〜7iを有する。OE変換器7f,7gは、それぞれ、90度ハイブリッド7dからのI成分およびQ成分の検波光について電気信号に変換する。同様に、OE変換器7h,7iは、それぞれ、90度ハイブリッド7eからのI成分およびQ成分の検波光について電気信号に変換する。
さらに、アナログ/ディジタル変換部73は、OE変換器7f〜7iからの電気信号(アナログ信号)を、それぞれ、ディジタル信号に変換するAD変換器7j〜7mをそなえる。尚、OE変換器7f〜7iおよびAD変換器7j〜7mの間は、それぞれ、コンデンサ等のAC結合素子7n〜7qによりAC結合することができる。
また、図1に示す光受信器3のディジタル信号処理部8は、伝送路4から入力される光についての、直交する2つの偏波成分についての検波出力(I成分およびQ成分)に対応するディジタル信号を入力されて、ディジタル信号処理を行なう。具体的には、入力されるディジタル信号を用いて、光送信器2の光変調器63にて偏波成分ごとに変調したデータを分離する。尚、ディジタル信号処理部8は、例えばディジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor)、書き換え可能論理回路(Field Programmable Gate Array)、専用LSI(Application Specific Integrated Circuit)などにより実現することが可能である。
データ再生部9は、受信側ディジタル信号処理部8によって得られた受信ディジタル信号から、光送信器2で変調されたデータを再生する。
ここで、ディジタル信号処理部8は、適応低速偏波分離部81,予偏波回転相殺部82および係数制御部83をそなえる。
適応低速偏波分離部81は、上述の入力ディジタル信号(受信信号)についてのディジタル信号処理を、係数制御部83からの制御を受けて行ない、受信信号に含まれる偏波・符号間干渉の影響を適応的に推定し低減して送信信号系列を推定する。具体的には、伝送路4の伝送特性を示す伝送路行列Cを式(3)と表した場合において、その特性を推定するとともに(C′)、推定した伝送路特性C′の逆特性となるように導出される受信信号変換のための行列C′−1を用いて受信信号の変換処理を行なう。尚、式(3)において、Tθは伝送路での偏波回転を表す行列であり、例えば式(4)のように表される。又、TεはX,Y偏波間の位相方向でのずれを表す行列であり、例えば式(5)のように表される。
Figure 0005141498
係数制御部83は、上述の行列C′の係数について推定する。係数制御部83における係数制御の規範は種々の規範を適用できる。例えば、包絡線一定化法(Constant Modulus Algorithm;CMA)や、最小二乗誤差法(Minimum Mean Square Error;MMSE)や、最大SN法(Maximum Signal-to-Noise Ratio)や、最小平均二乗誤差法(Least Mean Square;LMS)を適用できる。
CMAは、送信信号の定包絡線性を利用する等化規範であり、MMSEは、送信信号のレプリカを利用した等化規範であり、最大SN法は、信号-ノイズパワー比(SN比)を最大とする等化規範であり、LMSは、逐次比較を用いた等化規範である。換言すれば、適応低速偏波分離部81および係数制御部83は、変換部7からのディジタル電気信号について、伝送路4の特性に応じた偏波制御を行なう適応偏波制御部の一例である。
なお、適応低速偏波分離部81および係数制御部83については、前掲の非特許文献1又は2に記載された技術を適用することもできる。
予偏波回転相殺部82は、送信側信号処理部5での偏波制御に対して実質的に逆特性の偏波の変化を与えるディジタル信号処理を、変換部7からのディジタル電気信号に対して行なう受信側信号処理部の一例である。この図3に示すものにおいては、予偏波回転相殺部82は、適応低速偏波分離部81で偏波制御されたディジタル電気信号について、上述の偏波制御を与えるディジタル信号処理を行ない、その結果をデータ再生器9に出力する。
換言すれば、光送信器2の送信側ディジタル信号処理部5では、変調部6での変調後の信号光に偏波スクランブルを与えるディジタル信号処理を入力信号(に由来する信号)に対して行なう一方、予偏波回転相殺部82は、送信側ディジタル信号処理部5での偏波スクランブルとは実質的に逆特性の偏波スクランブルを与えるディジタル信号処理を、変換部7からのディジタル電気信号に対して行なう。
具体的には、送信側ディジタル信号処理部5において、前述の式(1)に示すように、各速度ωによる偏波スクランブルを行なっている場合には、予偏波回転相殺部82は、上記式(1)による偏波スクランブルを相殺する偏波制御を行なう。即ち、予偏波回転相殺部82では、式(2)に示す行列Rに対する逆行列R−1を用いたディジタル信号処理を行なう。式(6)に、上述のR−1を表す。尚、式(8)中、ωは、予偏波回転に用いたωを相殺する角速度である。
Figure 0005141498
なお、送信側ディジタル信号処理部5における偏波スクランブルのための角速度ωが既知である場合には、予偏波回転相殺部82では、その逆方向で同等の角速度(ω=−ω)を有する偏波スクランブル処理を行なう。又、送信側での偏波スクランブルの角速度ωが未知である場合には、予偏波回転相殺部82では、後述の起動時制御部84での制御により、予め定められた角速度のバリエーションのうちで、後段のデータ再生器9で生成される受信データの品質が良好なものを選択することができる。
ここで、光送信器2への偏波成分ごとのデータ(入力信号)を(Ex,Ey)とすると、この入力信号は、受信信号として光受信器3に入力される段階において、式(7)に示す(EX,EY)のように表すことができる。即ち、ディジタル信号処理部5での偏波スクランブルおよび伝送路4での伝送路特性による影響を受ける。これに対し、式(8)に示すように、上述の受信信号に対して、適応低速偏波分離部81および予偏波回転相殺部82での処理を行なうことによって、偏波分離された信号(Ex′,Ey′)を得ることができる。
Figure 0005141498
図4は、上述のディジタル信号処理部8の一例を示す図である。適応低速偏波分離部81は、図4に示すような複素乗算器81a〜81dおよび複素加算器81e,81fをそなえることができる。複素乗算器81a,81cは、入力されるディジタル電気信号EX(=XI+i・XQ)について、それぞれ、伝送路行列が推定された行列C′の逆特性の行列C′−1となるように制御される係数c11,c21を複素乗算する。同様に、複素乗算器81b,81dは、入力されるディジタル電気信号EY(=YI+i・YQ)について、伝送路特性が推定された行列C′の逆特性の行列C′−1の係数c12,c22を複素乗算する。複素加算器81e,81fは、それぞれ、複素乗算器81aおよび81b,複素乗算器81cおよび81dでの乗算結果を複素加算する。尚、上述の係数c11,c12,c21,c22が、係数制御部83によって制御される。
さらに、予偏波回転相殺部82についても、図4に示すような複素乗算器81a〜81dおよび複素加算器81e,81fをそなえることができる。複素乗算器81a,81cは、適応低速偏波分離部81における複素加算器81eの出力について、それぞれ、偏波スクランブルのための行列Rの逆行列R−1となる係数b11,b21を複素乗算する。同様に、複素乗算器82b,82dは、複素加算器81fの出力について、それぞれ、偏波スクランブルのための行列Rの逆行列R−1となる係数b12,b22を複素乗算する。
複素加算器82e,82fは、それぞれ、複素乗算器82aおよび82b,複素乗算器82cおよび82dでの乗算結果を複素加算する。この複素加算器82eの出力により、光送信器2で一方の偏波成分(例えばx成分)に変調されたデータEx′を復調できる。又、複素加算器82fの出力により、光送信器2で他方の偏波成分(例えばy成分)に変調されたデータEy′を復調できる。
また、ディジタル信号処理部8においては、適応低速偏波分離部81および予偏波回転相殺部82における信号変換に用いる係数b11,b12,b21,b22を、光受信器3の起動時に設定制御する起動時制御部84をそなえることもできる。図5は起動時制御部84での動作例を説明するフローチャートである。
すなわち、送信側での偏波スクランブルの角速度ωが未知である場合、予め定められた複数種類のωに応じたR−1のうちの一のωを設定する(ステップS1)。そして、設定したωに基づくR−1を規定する係数b11,b12,b21,b22を、複素乗算器82a〜82dにそれぞれ設定する(ステップS2)。
このように予偏波回転相殺部82におけるR−1の係数が設定されると、適応低速偏波分離部81での信号変換のための係数c11,c12,c13,c14についても複数組の設定のうちで選択されたいずれか1組の設定を、係数制御部83を通じて行なう。ディジタル信号処理部8では、このような係数設定のもとでディジタル信号処理を行なった結果の信号をデータ再生器9に出力する(ステップS3)。そして、起動時制御部84は、このようなディジタル信号処理部8での処理が施されたものについて、後段のデータ再生器9にてデータ再生を行なった際の受信信号品質に関連する情報を受ける。尚、起動時制御部84が受ける受信信号品質に関連する情報としては、例えば誤り訂正(Forward Error Correction;FEC)を行なった個数やビットエラーレート(BER)の値とすることができる。
起動時制御部84においては、この受信信号品質が所定閾値以下となるまで(ステップS4の「閾値より小さい」ルート)、予偏波回転相殺部82での角速度ωの設定を順次変更していくとともに、適応低速偏波分離部81での信号変換のための係数設定を順次変更していく(ステップS4の「閾値より大きい」ルートからステップS5)。
起動時制御部84においては、上述した初期値設定が完了すると、以降は、予偏波回転相殺部82での係数設定は固定とするとともに、係数制御部83での上記種々の規範を適用した制御に移行させることができる。
上述のごとく構成された光送受信システム1においては、光送信器2のディジタル信号処理部5で、変調後の信号光に偏波制御を与えるディジタル信号処理を入力信号に対して行ない、変調部6で、このディジタル信号処理が行なわれた入力信号を信号光に変調し、変調された信号光を送信する。
一方、光受信器2における変換部7において、伝送路4を介して受信される信号光についてディジタル電気信号に変換し、ディジタル信号処理部8の予偏波回転相殺部82で、光送信器2での偏波制御に対して実質的に逆特性の偏波制御を与えるディジタル信号処理を、変換されたディジタル電気信号に対して行なう。
これにより、偏波スクランブル処理をディジタル信号処理によって実現しているので、高速な偏波スクランブル処理を行なうことができる。従って、時間的に変動する伝送路の偏波特性が受信信号品質に与える影響を抑制することができる。
また、受信側ディジタル信号処理部8の予偏波回転相殺部82で、送信側ディジタル信号処理部5で行なっている偏波スクランブルを解除することができる。これにより、光送信器2において、互いに独立した2つのデータ系列の信号を偏波多重する場合においては、受信信号の偏波分離を的確に行なうことができる。そして、送信側での偏波スクランブルの速度を高速にした場合においても、受信側でのディジタル信号処理のアルゴリズムの追加によって容易に偏波分離を可能にしている。
さらに、図7に例示するようなDWDMシステム10に適用することを想定する場合においては、波長毎の光変調の際のディジタル信号処理によって、偏波スクランブルのオンオフを切り替えることが可能になるので、チャンネルに応じて適宜偏波スクランブルを行なうことができるようになる。尚、図7に例示するDWDMシステム10においては、n(nは3以上の整数)チャンネルの光送信器2−1〜2−nおよび光受信器3−1〜3−nをそなえるとともに、光送信器2−1〜2−nからの信号光を波長多重する波長多重器11および光受信器3−1〜3−nへの信号光を波長分離する波長分離器12をそなえる。尚、14は波長多重器11および波長分離器12間の波長多重伝送路である。
また、光学的な偏波スクランブルを行なう装置と比較すると、既存のディジタル信号処理部に対するアルゴリズムの追加によって偏波スクランブルを実現することができるので、装置サイズやコスト面での増大を抑制させることができる。
なお、ディジタル信号処理部8においては、上述の図2に示すような適応低速偏波分離部81および予偏波回転相殺部82での信号変換を順次行なう態様のほかに、例えば図6に示すディジタル信号処理部8′のような態様で信号変換を行なうこととしてもよい。この図6に示すものにおいては、予偏波回転相殺部82としての信号変換が、予め適応低速偏波分離部81での信号変換と合算された信号変換R−1C′−1を、変換部7からの受信ディジタル信号について行なっている。
一実施形態の光送受信システムを示す図である。 光送信器の一例を示す図である。 変換部の一例を示す図である。 受信側ディジタル信号処理部の一例を示す図である。 起動時制御部の動作を説明するためのフローチャートである。 受信側ディジタル信号処理部の変形例を示す図である。 DWDMシステムを示す図である。
符号の説明
1 光送受信システム
2,2−1〜2−n 光送信器
3,3−1〜3−n 光受信器
4 光伝送路
5 送信側ディジタル信号処理部
51x,51y 線形予等化部
52 予偏波回転部
52a〜52d,81a〜81d,82a〜82d 複素乗算器
52e,52f,81e,81f,82e,82f 複素加算器
53x,53y 非線形予等化部
6 変調部
61 DA変換部
61a〜61d DA変換器
62 LD
63 光変調器
63a PBC
63x,63y 光学変調器
64 増幅器
7 変換部
7a,7b PBS
7c 局部発振光源
7d,7e 90度ハイブリッド
7f〜7i OE変換器
7j〜7m AD変換器
7n〜7q AC結合素子
71 検波部
72 OE変換部
73 AD変換部
8,8′ 受信側ディジタル信号処理部
81 適応低速偏波分離部
82 予偏波回転相殺部
83 係数制御部
84 起動時制御部
9 データ再生器
10 DWDMシステム
11 波長多重器
12 波長分離器

Claims (10)

  1. 光変調を行ない信号光を出力する変調部と、前記光変調後の信号光に偏波の変化を与える送信側ディジタル信号処理を入力信号に対して行なう送信側信号処理部と、を有し、該変調部は該送信側信号処理部での前記送信側ディジタル信号処理が行なわれた入力信号に基づいて前記光変調を行なう光送信器、および、
    該光送信器から伝送路を介して入力される信号光について偏波成分ごとのディジタル電気信号に変換する変換部と、該送信側信号処理部での偏波の変化に対して実質的に逆特性の偏波の変化を与える受信側ディジタル信号処理を、該変換部からのディジタル電気信号に対して行なう受信側信号処理部と、をそなえた光受信器、をそなえたことを特徴とする光送受信システム。
  2. 該光変調部は、直交する偏波成分ごとに互いに独立した光変調を行なう偏波多重変調部であり、
    該送信側信号処理部は、前記送信側ディジタル信号処理として、前記偏波多重変調部に対する偏波成分ごとの変調用入力信号について、前記変調後の信号光に前記偏波の変化を与える処理を行なうことを特徴とする請求項1記載の光送受信システム。
  3. 該送信側信号処理部においては、前記送信側ディジタル信号処理として、前記変調後の信号光に偏波スクランブルを与える処理を前記入力信号に対して行なう一方、該受信側信号処理部は、前記受信側ディジタル信号処理として、該送信側ディジタル信号処理部での前記偏波スクランブルとは実質的に逆特性の偏波スクランブルを与える処理を前記ディジタル電気信号に対して行なうことを特徴とする、請求項1記載の光送受信システム。
  4. 該光受信器は、
    該変換部からのディジタル電気信号について、前記伝送路の特性に応じた偏波制御を行なう適応偏波制御部をそなえ、
    該受信側信号処理部は、該適応偏波制御部で偏波制御されたディジタル電気信号について、前記受信側ディジタル信号処理を行なうことを特徴とする、請求項1記載の光送受信システム。
  5. 該受信側信号処理部は、前記ディジタル信号処理において、前記ディジタル電気信号について、前記伝送路の特性に応じた偏波制御についても重畳して行なうことを特徴とする、請求項1記載の光送受信システム。
  6. 該変換部は、
    前記入力される信号光について、局部発振光を用いて偏波成分ごとに検波を行なう検波部と、
    該検波部からの出力についてそれぞれ電気信号に変換する光電変換部と、
    該光電変換部からの各電気信号についてディジタル信号に変換するアナログ/ディジタル変換部と、を含むことを特徴とする請求項1記載の光送受信システム。
  7. 該受信側信号処理部はディジタルシグナルプロセッサであることを特徴とする、請求項1記載の光送受信システム。
  8. 請求項1記載の光送受信システムにおける光送信器。
  9. 請求項1記載の光送受信システムにおける光受信器。
  10. 光送信器において、
    光変調後の信号光に偏波の変化を与えるディジタル信号処理を入力信号に対して行ない、
    前記ディジタル信号処理が行なわれた入力信号に基づいて前記光変調を行ない、
    前記光変調された信号光を送信する一方、
    光受信器において、
    伝送路を介して受信される前記信号光についてディジタル電気信号に変換し、
    前記光送信器での前記偏波の変化に対して実質的に逆特性の偏波の変化を与えるディジタル信号処理を、前記ディジタル電気信号に対して行なう、ことを特徴とする光送受信方法。
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