JP6323001B2 - 光送信装置、及び、光送信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光送信装置、及び、光送信方法に関する。
光送信装置から送信される光信号の偏波状態に依存して、光受信装置によって受信される光信号の品質が変化する現象が知られている。この現象は、例えば、偏波モード分散(PMD)、偏波依存損失(PDL)、偏波ホールバーニング(PHB)、及び、偏波依存利得(PDG)等によって生じる。
PMDは、Polarization Mode Dispersionの略記である。PDLは、Polarization Dependent Lossの略記である。PHBは、Polarization Hole Burningの略記である。PDGは、Polarization Dependent Gainの略記である。この現象によって、特定の偏波状態を有する光信号の品質が低下する虞がある。
そこで、例えば、特許文献1乃至4に記載の光送信装置は、送信する光信号に対して偏波スクランブルを行なう。偏波スクランブルは、光信号の偏波状態を、所定の周期が経過する毎に変更する処理である。また、特許文献1乃至4に記載の光送信装置は、送信する光信号に対して予等化を行なう。予等化は、光信号の伝送に伴って生じる、光信号の偏波状態の変化と逆の変化を、送信する光信号に予め付与する処理である。
米国特許出願公開第2005/0226633号明細書 国際公開第2011/096488号 特開2010−109705号公報 米国特許出願公開第2006/0127104号明細書
ところで、受信される光信号の品質と、送信される光信号の偏波状態と、の関係は、光信号の伝送路に加えられる熱及び応力等に依存して変化する。以下、この関係を、品質偏波特性とも呼ぶ。また、時間の経過に伴って、光信号の伝送路に加えられる熱及び応力等が変化することがある。従って、品質偏波特性は、時間の経過に伴って変化する。このため、偏波スクランブルを行なう場合、品質偏波特性が変化する時間に対して十分に短い周期が経過する毎に、光信号の偏波状態を変更しないと、受信される光信号の品質の低下を十分に抑制できない。
ところで、偏波スクランブルを行なう場合、光信号を受信する光受信装置においては、受信した光信号の偏波状態を検出し、検出した偏波状態に基づいて、受信した光信号を処理する。このとき、偏波スクランブルによって、受信される光信号の偏波状態が変化する周期が短くなるほど、検出される偏波状態の精度が低下する。従って、偏波スクランブルにおいて、偏波状態を変更する周期を、品質偏波特性が変化する時間に対して十分に短くできない場合がある。この場合、光信号の伝送品質が低下する虞がある。
また、予等化を行なう場合、光受信装置は、光信号の伝送に伴って生じる、光信号の偏波状態の変化を検出し、検出した偏波状態の変化を光送信装置に通知する。従って、品質偏波特性が変化する時間に対して、上記通知に要する時間を十分に短くできない場合、実際の偏波状態の変化に応じた予等化を行なうことができないため、光信号の伝送品質が低下する虞がある。
このように、上述した光送信装置においては、光信号の伝送品質が低下する虞があった。
本発明の目的の一つは、光信号の伝送品質を改善することにある。
一つの側面では、光送信装置は、ポアンカレ球面上に表した複数の点が、前記ポアンカレ球面において均等に分散するように、送信される光信号に含まれる複数の周波数成分のそれぞれの偏波状態を、ポアンカレ球面上に表した複数の点のうちの2つの点の間の距離の、2つの点の組み合わせのすべてに対する最小値を、当該複数の点のポアンカレ球面上における任意の配置の中で最大にするように、前記偏波状態の制御をする回路を備える。
光信号の伝送品質を改善できる。
実施形態に係る光通信システムの構成例を表すブロック図である。 図1の光送信装置によって送信される光信号の一例を概念的に示す説明図である。 図1のサブキャリア送信器の構成例を表すブロック図である。 図1のサブキャリア受信器の構成例を表すブロック図である。 図1の光送信装置によって付与される偏波状態をポアンカレ球面上に表した点の配置の一例を示す説明図である。 図3のサブキャリア送信器によって生成されるサブキャリア光信号の一例を概念的に示す説明図である。 図1の光送信装置によって付与される偏波状態をポアンカレ球面上に表した点の配置の一例を示す説明図である。 光信号の受信品質の時間に対する変化の一例を示すグラフである。 変形例に係るサブキャリア送信器の構成例を表すブロック図である。 変形例に係る光送信装置によって付与される偏波状態をポアンカレ球面上に表した点の配置の一例を示す説明図である。 変形例に係る光送信装置によって付与される偏波状態をポアンカレ球面上に表した点の配置の一例を示す説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、以下に説明される実施形態は例示である。従って、以下に明示しない種々の変形や技術が実施形態に適用されることは排除されない。なお、以下の実施形態で用いる図面において、同一の符号を付した部分は、変更又は変形が明示されない限り、同一若しくは同様の部分を表す。
<実施形態>
(概要)
実施形態に係る光送信装置は、送信される光信号に含まれる、第1の周波数成分及び第2の周波数成分を、互いに異なる偏波状態に制御する回路を備える。
これによれば、第1の周波数成分の品質の変化と、第2の周波数成分の品質の変化と、を異ならせることができる。従って、光信号の伝送品質の変化を抑制できる。即ち、光信号の伝送品質を改善できる。
以下、実施形態に係る光通信システムについて詳細に説明する。
(構成)
図1に示すように、実施形態に係る光通信システム1は、光送信装置10と、光受信装置30と、を備える。光送信装置10及び光受信装置30は、伝送路20を介して接続される。本例では、伝送路20は、光ファイバである。なお、光通信システム1は、伝送路20にて光信号を増幅する、図示しない光増幅器を備えてもよい。
光通信システム1は、例示的に、波長分割多重方式(WDM;Wavelength Division Multiplexing)に従って光通信を行なう。
(構成:光送信装置)
光送信装置10は、例示的に、誤り訂正エンコーダ11と、時間領域分割部12と、N個のサブキャリア送信器13−1,13−2,…,13−Nと、偏波状態指示部14と、合波器15と、を備える。Nは、2以上の整数を表す。また、以下において、サブキャリア送信器13−iは、区別する必要がない場合、サブキャリア送信器13とも表される。ここで、iは、1からNまでの整数を表す。
誤り訂正エンコーダ11は、光送信装置10に入力された送信データに、誤り訂正符号を付加する。送信データは、電気信号により表される。例えば、誤り訂正符号は、ブロック符号、又は、畳み込み符号等である。誤り訂正エンコーダ11は、誤り訂正符号が付加された送信データを時間領域分割部12へ出力する。
時間領域分割部12は、誤り訂正エンコーダ11により出力された送信データを、時間領域において分割する。例えば、時間領域分割部12は、予め定められた時間長を有するフレーム毎に送信データを分割する。分割された送信データは、時分割送信データとも表される。
時間領域分割部12は、時分割送信データを、N個のサブキャリア送信器13−1,13−2,…,13−Nへ分配する。例えば、分配は、ラウンドロビン方式に従って行なわれてもよい。
N個のサブキャリア送信器13−1,13−2,…,13−Nには、N個の異なる波長(換言すると、周波数)が割り当てられている。サブキャリア送信器13−iは、時間領域分割部12によって分配された時分割送信データに基づいて、自身に割り当てられた周波数を含む周波数帯域を有するサブキャリア光信号を生成する。
本例では、図2に示すように、N個のサブキャリア送信器13−1,13−2,…,13−Nは、互いに異なる周波数帯域を有する、N個のサブキャリア光信号SC−1,SC−2,…,SC−Nを生成する。本例では、N個のサブキャリア光信号SC−1,SC−2,…,SC−Nは、1つのスーパーチャネルSCHとして用いられる。例えば、スーパーチャネルSCHは、一対の光送信装置及び光受信装置の間に確立される通信路であってよい。なお、N個のサブキャリア光信号SC−1,SC−2,…,SC−Nの一部が、スーパーチャネルSCHとして用いられてもよい。
サブキャリア送信器13−iは、生成したサブキャリア光信号を合波器15へ出力する。サブキャリア光信号は、合波器15により送信される光信号に含まれる周波数成分の一例である。
なお、サブキャリア送信器13−i及び偏波状態指示部14の詳細については後述する。
合波器15は、N個のサブキャリア送信器13−1,13−2,…,13−Nによって出力された、N個のサブキャリア光信号を合波する。サブキャリア光信号の合波は、サブキャリア光信号の重畳とも表される。合波器15は、合波後の光信号を、伝送路20を介して光受信装置30へ送信する。合波器15により送信される光信号は、送信光とも表される。
誤り訂正エンコーダ11、時間領域分割部12、後述する図3にて示されるデジタル信号処理部131、及び、偏波状態指示部14のそれぞれは、LSI(Large Scale Integration)を用いて機能が実現されてよい。また、誤り訂正エンコーダ11、時間領域分割部12、デジタル信号処理部131、及び、偏波状態指示部14のそれぞれは、プログラム可能な論理回路装置(例えば、PLD、又は、FPGA)を用いて機能が実現されてもよい。PLDは、Programmable Logic Deviceの略記である。FPGAは、Field−Programmable Gate Arrayの略記である。
また、光送信装置10は、誤り訂正エンコーダ11、時間領域分割部12、デジタル信号処理部131、及び、偏波状態指示部14に代えて、処理装置と記憶装置とを備えてもよい。この場合、処理装置が記憶装置に記憶(格納)されたプログラムを実行することにより、誤り訂正エンコーダ11、時間領域分割部12、デジタル信号処理部131、及び、偏波状態指示部14の機能を実現してもよい。例えば、処理装置は、DSP(Digital Signal Pocessor)である。
(構成:光受信装置)
図1に示す光受信装置30は、例示的に、分波器31と、N個のサブキャリア受信器32−1,32−2,…,32−Nと、時間領域結合部33と、誤り訂正デコーダ34と、を備える。また、以下において、サブキャリア受信器32−i(ここで、iは、1からNまでの整数)は、区別する必要がない場合、サブキャリア受信器32とも表される。
分波器31は、光送信装置10により送信された光信号を、伝送路20を介して受信する。分波器31は、受信した光信号を、周波数帯域毎に分波する。N個のサブキャリア受信器32−1,32−2,…,32−Nには、N個の異なる波長(換言すると、周波数)が割り当てられている。周波数帯域毎に分波された光信号は、サブキャリア光信号とも表される。分波器31は、サブキャリア光信号を、サブキャリア光信号に対応する周波数が割り当てられたサブキャリア受信器32−iへ出力する。
サブキャリア受信器32−iは、分波器31により出力されたサブキャリア光信号に基づいて、時分割受信データを生成する。時分割受信データは、電気信号により表される。サブキャリア受信器32−iは、生成した時分割受信データを時間領域結合部33へ出力する。
なお、サブキャリア受信器32−iの詳細については後述する。
時間領域結合部33は、N個のサブキャリア受信器32−1,32−2,…,32−Nにより出力された、時分割受信データを時間領域において結合する。結合された時分割受信データは、受信データとも表される。時間領域結合部33は、受信データを誤り訂正デコーダ34へ出力する。
誤り訂正デコーダ34は、時間領域結合部33により出力された受信データに対して誤り訂正処理を行なう。本例では、誤り訂正デコーダ34は、受信データに含まれる誤り訂正符号に基づいて誤り訂正処理を行なう。誤り訂正デコーダ34は、誤り訂正処理後の受信データを出力する。
後述する図4にて示されるデジタル信号処理部328、時間領域結合部33、及び、誤り訂正デコーダ34のそれぞれは、LSIを用いて機能が実現されてよい。また、デジタル信号処理部328、時間領域結合部33、及び、誤り訂正デコーダ34のそれぞれは、プログラム可能な論理回路装置(例えば、PLD、又は、FPGA)を用いて機能が実現されてもよい。
また、光受信装置30は、時間領域結合部33、及び、誤り訂正デコーダ34に代えて、処理装置(例えば、DSP)と記憶装置とを備えてもよい。この場合、処理装置が記憶装置に記憶(格納)されたプログラムを実行することにより、時間領域結合部33、及び、誤り訂正デコーダ34の機能を実現してもよい。
次に、サブキャリア送信器13−iの詳細な構成について説明する。
図3に示すように、サブキャリア送信器13−iは、例示的に、デジタル信号処理部131と、4つのDA変換器132−1,132−2,132−3,132−4と、4つの増幅器133−1,133−2,133−3,133−4と、を備える。更に、サブキャリア送信器13−iは、2つの光変調器134−1,134−2と、光源135と、PBC136と、を備える。DAは、Digital to Analogの略記である。PBCは、Polarization Beam Combinerの略記である。なお、光変調器134−1,134−2は、変調回路の一例である。
デジタル信号処理部131は、駆動信号生成部131Aと、第1の偏波状態制御部131Bと、第2の偏波状態制御部131Cと、を備える。
駆動信号生成部131Aは、時間領域分割部12により出力された時分割送信データに基づいて、第1〜4の駆動信号を生成する。本例では、第1及び第2の駆動信号と第3及び第4の駆動信号とは、時分割送信データに含まれる、互いに異なるデータブロックをそれぞれ表す。なお、第1及び第2の駆動信号と第3及び第4の駆動信号とは、同一のデータブロックを表してもよい。
本例では、後述するように、光変調器134−1は、駆動信号生成部131Aにより生成された第1及び第2の駆動信号に基づいて、レーザ光を変調することにより、x偏波を生成する。同様に、光変調器134−2は、駆動信号生成部131Aにより生成された第3及び第4の駆動信号に基づいて、レーザ光を変調することにより、y偏波を生成する。x偏波及びy偏波は、互いに直交する偏波である。
本例では、仮に、第1の偏波状態制御部131B及び第2の偏波状態制御部131Cによる駆動信号の制御が行なわれなかった場合、光変調器134−1,134−2により生成されるx偏波及びy偏波は、直線偏波である。この場合におけるx偏波は、基準x偏波とも表される。同様に、この場合におけるy偏波は、基準y偏波とも表される。
駆動信号生成部131Aは、光変調器134−1において、予め定められた変調方式に従った変調が行なわれるように、第1及び第2の駆動信号を生成する。同様に、駆動信号生成部131Aは、光変調器134−2において、上記変調方式に従った変調が行なわれるように、第3及び第4の駆動信号を生成する。
本例では、変調方式は、QAM(Quadrature Amplitude Modulation)方式である。なお、変調方式は、ASK(Amplitude Shift Keying)方式、又は、PSK(Phase Shift Keying)方式であってもよい。
本例では、各光変調器134−1,134−2において行なわれる変調は、IQ変調、又は、直交変調とも表される。
本例では、第1の駆動信号xIは、x偏波の同相(I;In−phase)成分に対応する。また、第2の駆動信号xQは、x偏波の直交位相(Q;Quadrature−phase)成分に対応する。同様に、第3の駆動信号yIは、y偏波のI成分に対応する。また、第4の駆動信号yQは、y偏波のQ成分に対応する。
第1の偏波状態制御部131Bは、後述するように偏波状態指示部14により出力された第1の偏波状態指示に基づいて、第1〜4の駆動信号を制御する。
本例では、第1の偏波状態指示は、サブキャリア光信号の偏波状態の変化を指示する情報を含む。例えば、偏波状態は、光の伝搬方向に直交する平面内の第1の軸方向における電界の成分と、当該平面内の、第1の軸と直交する第2の軸方向における電界の成分と、の間の位相差と、第1の軸の伝送路20に対する回転角度と、に基づいて表される。なお、偏波状態は、3つのストークスパラメータにより表されてもよい。
第1の偏波状態制御部131Bは、光変調器134−1,134−2により生成されるx偏波及びy偏波が、それぞれ、第1制御後x偏波及び第1制御後y偏波となるように、第1〜4の駆動信号を制御する。第1制御後x偏波及び第1制御後y偏波は、基準x偏波及び基準y偏波に、サブキャリア光信号が有する周波数帯域の全体に亘って、第1の偏波状態指示が示す偏波状態の変化が付加された偏波である。
第1の偏波状態制御部131Bは、制御後の第1〜4の駆動信号を第2の偏波状態制御部131Cへ出力する。なお、第1の偏波状態制御部131Bは、偏波回転制御部と表されてもよい。
第2の偏波状態制御部131Cは、後述するように偏波状態指示部14により出力された第2の偏波状態指示に基づいて、第1の偏波状態制御部131Bによる制御後の第1〜4の駆動信号を制御する。
本例では、第2の偏波状態指示は、サブキャリア光信号に含まれる複数の部分周波数成分のそれぞれの偏波状態の変化を指示する情報を含む。複数の部分周波数成分は、互いに異なる複数の部分周波数帯域を有する。複数の部分周波数帯域は、サブキャリア光信号が有する周波数帯域を構成する。
第2の偏波状態制御部131Cは、光変調器134−1,134−2により生成されるx偏波及びy偏波が、それぞれ、第2制御後x偏波及び第2制御後y偏波となるように、第1〜4の駆動信号を制御する。第2制御後x偏波及び第2制御後y偏波は、第1制御後x偏波及び第1制御後y偏波の各部分周波数成分に、当該部分周波数成分が有する部分周波数帯域に亘って、第2の偏波状態指示が示す偏波状態の変化が付加された偏波である。
第2の偏波状態制御部131Cは、制御後の第1〜4の駆動信号を、DA変換器132−1,132−2,132−3,132−4へそれぞれ出力する。なお、第2の偏波状態制御部131Cは、PMD付加部と表されてもよい。
DA変換器132−1,132−2,132−3,132−4は、第2の偏波状態制御部131Cにより出力された第1〜4の駆動信号を、デジタル信号からアナログ信号にそれぞれ変換する。DA変換器132−1,132−2,132−3,132−4は、変換後の第1〜4の駆動信号を、増幅器133−1,133−2,133−3,133−4へそれぞれ出力する。
増幅器133−1,133−2,133−3,133−4は、DA変換器132−1,132−2,132−3,132−4により出力された第1〜4の駆動信号をそれぞれ増幅する。
増幅器133−1,133−2は、増幅後の第1及び第2の駆動信号を光変調器134−1へ出力する。同様に、増幅器133−3,133−4は、増幅後の第3及び第4の駆動信号を光変調器134−2へ出力する。
光源135は、レーザ光を出力する。例えば、光源135は、半導体レーザ、又は、レーザダイオード(LD;Laser Diode)である。例えば、半導体レーザは、分布帰還型レーザ(DFL;Distributed Feedback Laser)であってもよい。
光変調器134−1は、光源135により出力されたレーザ光を、増幅器133−1,133−2により出力された第1及び第2の駆動信号に基づいて変調する。本例では、光変調器134−1は、第1及び第2の駆動信号に基づいて、レーザ光に対してIQ変調を行なうことによりx偏波を生成する。
上述したように、第1及び第2の駆動信号は、他のサブキャリア送信器13−j(ここで、jは、1からNまでのi以外の整数)にて生成されるサブキャリア光信号と異なる偏波状態が付与されるように制御されている。従って、光変調器134−1は、他のサブキャリア送信器13−jにて生成されるサブキャリア光信号と異なる偏波状態に制御されたx偏波を生成する。光変調器134−1は、生成したx偏波をPBC136へ出力する。
同様に、光変調器134−2は、光源135により出力されたレーザ光を、増幅器133−3,133−4により出力された第3及び第4の駆動信号に基づいて変調する。本例では、光変調器134−2は、第3及び第4の駆動信号に基づいて、レーザ光に対してIQ変調を行なうことによりy偏波を生成する。
第3及び第4の駆動信号は、他のサブキャリア送信器13−jにて生成されるサブキャリア光信号と異なる偏波状態が付与されるように制御されている。従って、光変調器134−2は、他のサブキャリア送信器13−jにて生成されるサブキャリア光信号と異なる偏波状態に制御されたy偏波を生成する。光変調器134−2は、生成したy偏波をPBC136へ出力する。
PBC136は、光変調器134−1,134−2により出力されたx偏波及びy偏波を合成する。x偏波及びy偏波の合成は、x偏波及びy偏波の重畳、又は、偏波多重とも表される。PBC136は、合成後の光信号をサブキャリア光信号として合波器15へ出力する。
次に、偏波状態指示部14について説明を加える。
偏波状態指示部14は、互いに異なる偏波状態の変化を指示する、N個の第1の偏波状態指示を、N個のサブキャリア送信器13−1,13−2,…,13−Nへそれぞれ出力する。
本例では、偏波状態指示部14は、2N個の偏波点が所定の第1の分散配置となるように、第1の偏波状態指示を生成する。2N個の偏波点は、N個のサブキャリア送信器13−1,13−2,…,13−Nにおける、第1制御後x偏波及び第1制御後y偏波の偏波状態をポアンカレ球面上に表した点である。
本例では、偏波状態指示部14は、数式1により表される最小距離を、2N個の偏波点のポアンカレ球面上における任意の配置の中で最大にするように、上記第1の分散配置を決定する。最小距離は、2N個の偏波点のうちの2つの偏波点の間の距離の、2つの偏波点の組み合わせのすべてに対する最小値である。従って、本例では、2N個の偏波点は、ポアンカレ球面において均等に分散するように配置される。ここで、sは、2N個の偏波点のうちのk番目の偏波点を示すベクトルを表す。また、kは、1から2Nまでの整数である。また、mは、kよりも大きく且つ2N以下の整数である。
Figure 0006323001
ところで、互いに直交する2つの偏波の偏波状態をポアンカレ球面上に表した2つの点は、ポアンカレ球の中心に対して点対称に配置される。
従って、本例では、偏波状態指示部14は、数式2が成立する条件下で上記第1の分散配置を決定する。ここで、pは、1からNまでの整数である。例えば、s2p−1は、サブキャリア送信器13−pにおける第1制御後x偏波の偏波状態を表し、s2pは、サブキャリア送信器13−pにおける第1制御後y偏波の偏波状態を表す。
Figure 0006323001
このように、本例では、偏波状態指示部14は、送信光に含まれるすべてのサブキャリア光信号が、互いに異なる偏波状態に制御されるように、第1の偏波状態指示を生成する。従って、本例では、第1の偏波状態制御部131Bは、送信光に含まれるすべてのサブキャリア光信号を、互いに異なる偏波状態に制御する回路の一例である。
例えば、N=3である場合、3個のサブキャリア送信器13−1,13−2,13−3における第1制御後x偏波の偏波状態をポアンカレ球面PS上に表した点Px1,Px2,Px3は、図5に示すように配置されてもよい。本例では、点Px1,Px2,Px3は、互いに直交する3つの軸S1〜S3上にそれぞれ配置される。この場合、第1制御後y偏波の偏波状態をポアンカレ球面PS上に表した点Py1,Py2,Py3も、同様に、3つの軸S1〜S3上にそれぞれ配置される。本例では、3つの軸S1〜S3は、3つのストークスパラメータをそれぞれ表す軸と一致している。なお、3つの軸S1〜S3は、3つのストークスパラメータをそれぞれ表す軸と異なっていてもよい。
なお、偏波状態指示部14により決定された第1の分散配置において、最小距離は、2N個の偏波点のポアンカレ球面上における任意の配置の中の最大値よりも小さい値であってもよい。例えば、偏波状態指示部14は、第1の分散配置の候補を決定する処理を、予め定められた回数だけ繰り返し実行し、決定された候補のうちの最小距離が最大である候補を第1の分散配置として決定してもよい。第1の分散配置の候補の決定は、2N個の偏波点の位置を、擬似乱数を用いて選択することにより行なわれる。また、偏波状態指示部14は、決定された候補のうちの、最小距離が予め定められた閾値以上である候補を第1の分散配置として決定してもよい。
また、偏波状態指示部14は、N個のサブキャリア光信号の一部の偏波状態が、他の少なくとも1つのサブキャリア光信号の偏波状態と一致するように、第1の分散配置を決定してもよい。
例えば、偏波状態指示部14は、互いに異なる偏波状態に制御されるサブキャリア光信号を、所定の周波数帯域を有するサブキャリア光信号に制限してもよい。例えば、送信光が有する周波数帯域の両端部におけるサブキャリア光信号は、送信光が有する周波数帯域の中央部におけるサブキャリア光信号よりも劣化しやすいことがある。そこで、送信光が有する周波数帯域の両端部におけるサブキャリア光信号に対して、互いに異なる偏波状態を付与する制御を行なうことにより、送信光の伝送品質を改善できる。
また、例えば、サブキャリア光信号と、当該サブキャリア光信号により伝送されるデータの種別と、が対応付けられていることがある。この場合、偏波状態指示部14は、互いに異なる偏波状態に制御されるサブキャリア光信号を、所定のデータの種別と対応付けられたサブキャリア光信号に制限してもよい。この場合、例えば、重要度が相対的に高い種別のデータを伝送するサブキャリア光信号の品質を改善できる。
更に、偏波状態指示部14は、N個の第2の偏波状態指示を、N個のサブキャリア送信器13−1,13−2,…,13−Nへそれぞれ出力する。
本例では、図6に示すように、サブキャリア送信器13−iが生成するサブキャリア光信号SC−iに、U個の部分周波数成分PFC−1,PFC−2,…,PFC−Uが含まれる場合を想定する。Uは、2以上の整数を表す。
本例では、偏波状態指示部14は、各サブキャリア光信号に対する、2U個の偏波点が所定の第2の分散配置となるように、第2の偏波状態指示を生成する。2U個の偏波点は、第2制御後x偏波及び第2制御後y偏波の部分周波数成分の偏波状態をポアンカレ球面上に表した点である。
本例では、偏波状態指示部14は、第1制御後x偏波の偏波状態をポアンカレ球面上に表した点との間の距離が所定の上限距離以下となる分散領域にて、U個の偏波点が互いに異なる位置に配置されるように第2の分散配置を決定する。U個の偏波点は、第2制御後x偏波の部分周波数成分の偏波状態をポアンカレ球面上に表した点である。
例えば、U=5である場合、図7に示すように、U個の偏波点Px1−1〜Px1−5は、第1制御後x偏波の偏波状態をポアンカレ球面上に表した点Px1との間の距離が所定の上限距離以下となる分散領域RDにて配置される。
本例では、偏波状態指示部14は、第2制御後y偏波の部分周波数成分に対する偏波点が、同一の部分周波数帯域を有する、第2制御後x偏波の部分周波数成分に対する偏波点と、ポアンカレ球の中心に対して点対称に配置されるように第2の分散配置を決定する。
このように、本例では、偏波状態指示部14は、サブキャリア光信号に含まれるすべての部分周波数成分が、互いに異なる偏波状態に制御されるように、第2の偏波状態指示を生成する。従って、本例では、第2の偏波状態制御部131Cは、サブキャリア光信号に含まれるすべての部分周波数成分を、互いに異なる偏波状態に制御する回路の一例である。
なお、偏波状態指示部14は、U個の部分周波数成分の一部の偏波状態が、他の少なくとも1つの部分周波数成分の偏波状態と一致するように、第2の分散配置を決定してもよい。
また、偏波状態指示部14は、N個のサブキャリア光信号の一部を、部分周波数成分間で異なる偏波状態に制御し、残余のサブキャリア光信号に対して、部分周波数成分を同一の偏波状態に制御してもよい。
また、偏波状態指示部14は、部分周波数成分間で異なる偏波状態に制御されるサブキャリア光信号を、所定の周波数帯域を有するサブキャリア光信号に制限してもよい。
また、例えば、サブキャリア光信号と、当該サブキャリア光信号により伝送されるデータの種別と、が対応付けられていることがある。この場合、偏波状態指示部14は、部分周波数成分間で異なる偏波状態に制御されるサブキャリア光信号を、所定のデータの種別と対応付けられたサブキャリア光信号に制限してもよい。
次に、サブキャリア受信器32−iの詳細な構成について説明する。
図4に示すように、サブキャリア受信器32−iは、例示的に、PBS321と、光源322と、PBS323と、2つの90度ハイブリッド324−1,324−2と、4つの光電変換器325−1,325−2,325−3,325−4と、を備える。PBSは、Polarizing Beam Splitterの略記である。
更に、サブキャリア受信器32−iは、4つのAC結合素子326−1,326−2,326−3,326−4と、4つのAD変換器327−1,327−2,327−3,327−4と、デジタル信号処理部328と、を備える。ACは、Alternating Currentの略記である。ADは、Analog to Digitalの略記である。
PBS321は、分波器31により出力されたサブキャリア光信号を、互いに直交する、第1の偏波及び第2の偏波に分離する。PBS321は、第1の偏波を90度ハイブリッド324−1へ出力するとともに、第2の偏波を90度ハイブリッド324−2へ出力する。
光源322は、90度ハイブリッド324−1,324−2による光検波に用いられる局部発振光を出力する。光源322は、半導体レーザ、又は、レーザダイオードである。例えば、半導体レーザは、分布帰還型レーザであってもよい。
PBS323は、光源322により出力された局部発振光を、互いに直交する、第3の偏波及び第4の偏波に分離する。本例では、第1の偏波及び第3の偏波は、偏波状態が同一である。同様に、第2の偏波及び第4の偏波は、偏波状態が同一である。PBS323は、第3の偏波を90度ハイブリッド324−1へ出力するとともに、第4の偏波を90度ハイブリッド324−2へ出力する。
90度ハイブリッド324−1は、PBS321により出力された第1の偏波のI成分及びQ成分のそれぞれに対して、PBS323により出力された第3の偏波に基づいて検波を行なう。例えば、検波は、ホモダイン、ヘテロダイン、又は、イントラダイン等の方式に従って行なわれる。90度ハイブリッド324−1は、検波結果としての第1及び第2の検波光信号を出力する。本例では、第1の検波光信号xI’は、x偏波のI成分に対応する。また、第2の検波光信号xQ’は、x偏波のQ成分に対応する。
同様に、90度ハイブリッド324−2は、PBS321により出力された第2の偏波のI成分及びQ成分のそれぞれに対して、PBS323により出力された第4の偏波に基づいて検波を行なう。90度ハイブリッド324−2は、検波結果としての第3及び第4の検波光信号を出力する。本例では、第3の検波光信号yI’は、y偏波のI成分に対応する。また、第4の検波光信号yQ’は、y偏波のQ成分に対応する。
光電変換器325−1,325−2,325−3,325−4は、90度ハイブリッド324−1,324−2により出力された第1〜4の検波光信号を、それぞれ、光信号から電気信号に変換する。光電変換器325−1,325−2,325−3,325−4は、変換後の第1〜4の検波光信号を第1〜4の検波データとして、AD変換器327−1,327−2,327−3,327−4へそれぞれ出力する。光信号から電気信号への変換は、光電変換とも表される。
AD変換器327−1,327−2,327−3,327−4は、光電変換器325−1,325−2,325−3,325−4により出力された第1〜4の検波データをそれぞれ受け付ける。なお、光電変換器325−1,325−2,325−3,325−4と、AD変換器327−1,327−2,327−3,327−4と、は、AC結合素子326−1,326−2,326−3,326−4を介して接続される。AC結合素子326−1,326−2,326−3,326−4は、電気信号の直流成分を遮断する。例えば、AC結合素子326−1,326−2,326−3,326−4は、コンデンサ等である。
AD変換器327−1,327−2,327−3,327−4は、受け付けた第1〜4の検波データを、アナログ信号からデジタル信号にそれぞれ変換する。AD変換器327−1,327−2,327−3,327−4は、変換後の第1〜4の検波データをデジタル信号処理部328へそれぞれ出力する。
デジタル信号処理部328は、AD変換器327−1,327−2,327−3,327−4により出力された第1〜4の検波データに対して、周波数オフセット、偏波モード分散、波形歪み、及び、偏波状態のそれぞれの補償を行なう。これにより、光送信装置10によって制御された偏波状態、及び、伝送路20において生じた偏波状態の変化が補償される。
デジタル信号処理部328は、補償後の第1〜4の検波データに対して、光送信装置10により用いられた変調方式に従った復調を行なう。デジタル信号処理部328は、復調後のデータを時分割受信データとして時間領域結合部33へ出力する。
(動作)
次に、光通信システム1の動作について説明する。
本例では、先ず、偏波状態指示部14は、光送信装置10の起動時に、第1の偏波状態指示及び第2の偏波状態指示の生成及び出力を行なう。なお、偏波状態指示部14は、所定の周期が経過する毎に、第1の偏波状態指示及び第2の偏波状態指示の生成及び出力を行なってもよい。
誤り訂正エンコーダ11は、光送信装置10に送信データが入力されると、送信データに誤り訂正符号を付加する。次いで、時間領域分割部12は、誤り訂正符号が付加された送信データを、時間領域において分割する。そして、時間領域分割部12は、時分割送信データを、N個のサブキャリア送信器13−1,13−2,…,13−Nへ分配する。
N個のサブキャリア送信器13−1,13−2,…,13−Nは、互いに異なる周波数帯域を有する、N個のサブキャリア光信号SC−1,SC−2,…,SC−Nを生成する。ここで、サブキャリア送信器13−i(ここで、iは、1からNまでの整数)の動作について、より詳細に説明する。
先ず、駆動信号生成部131Aが、時間領域分割部12により出力された時分割送信データに基づいて、第1〜4の駆動信号を生成する。次いで、第1の偏波状態制御部131Bは、偏波状態指示部14により出力された第1の偏波状態指示に基づいて、第1〜4の駆動信号を制御する。その後、第2の偏波状態制御部131Cは、偏波状態指示部14により出力された第2の偏波状態指示に基づいて、第1の偏波状態制御部131Bによる制御後の第1〜4の駆動信号を制御する。
そして、DA変換器132−1,132−2,132−3,132−4は、第2の偏波状態制御部131Cによる制御後の第1〜4の駆動信号を、デジタル信号からアナログ信号にそれぞれ変換する。次いで、増幅器133−1,133−2,133−3,133−4は、変換後の第1〜4の駆動信号をそれぞれ増幅する。
次いで、光変調器134−1は、光源135により出力されたレーザ光を、増幅器133−1,133−2により出力された第1及び第2の駆動信号に基づいて変調することによりx偏波を生成する。生成されたx偏波の偏波状態は、他のサブキャリア送信器13−j(ここで、jは、1からNまでのi以外の整数)にて生成されたx偏波の偏波状態と異なる。更に、生成されたx偏波に含まれる、複数の部分周波数成分の偏波状態は、互いに異なる。
同様に、光変調器134−2は、光源135により出力されたレーザ光を、増幅器133−3,133−4により出力された第3及び第4の駆動信号に基づいて変調することによりy偏波を生成する。生成されたy偏波の偏波状態は、他のサブキャリア送信器13−j(ここで、jは、1からNまでのi以外の整数)にて生成されたy偏波の偏波状態と異なる。更に、生成されたy偏波に含まれる、複数の部分周波数成分の偏波状態は、互いに異なる。
そして、PBC136は、光変調器134−1,134−2により出力されたx偏波及びy偏波を合成し、合成後の光信号をサブキャリア光信号として合波器15へ出力する。次いで、合波器15は、N個のサブキャリア送信器13−1,13−2,…,13−Nによって出力された、N個のサブキャリア光信号を合波し、合波後の光信号を、伝送路20を介して光受信装置30へ送信する。
光受信装置30は、伝送路20を介して、光送信装置10により送信された光信号を受信する。そして、分波器31は、受信した光信号を、周波数帯域毎に分波する。次いで、分波器31は、分波された、N個のサブキャリア光信号を、N個のサブキャリア受信器32−1,32−2,…,32−Nへそれぞれ出力する。
N個のサブキャリア受信器32−1,32−2,…,32−Nは、サブキャリア光信号に基づいて、時分割受信データを生成する。ここで、サブキャリア受信器32−i(ここで、iは、1からNまでの整数)の動作について、より詳細に説明する。
先ず、PBS321が、分波器31により出力されたサブキャリア光信号を、互いに直交する、第1の偏波及び第2の偏波に分離する。更に、PBS323は、光源322により出力された局部発振光を、互いに直交する、第3の偏波及び第4の偏波に分離する。
次いで、90度ハイブリッド324−1は、PBS321による分離後の第1の偏波のI成分及びQ成分のそれぞれに対して、PBS323による分離後の第3の偏波に基づいて検波を行なう。同様に、90度ハイブリッド324−2は、PBS321による分離後の第2の偏波のI成分及びQ成分のそれぞれに対して、PBS323による分離後の第4の偏波に基づいて検波を行なう。
そして、光電変換器325−1,325−2,325−3,325−4は、90度ハイブリッド324−1,324−2による検波後の第1〜4の検波光信号を、それぞれ、光信号から電気信号に変換する。次いで、AD変換器327−1,327−2,327−3,327−4は、光電変換器325−1,325−2,325−3,325−4による変換後の第1〜4の検波データをそれぞれ受け付ける。
そして、AD変換器327−1,327−2,327−3,327−4は、受け付けた第1〜4の検波データを、アナログ信号からデジタル信号にそれぞれ変換する。次いで、デジタル信号処理部328は、AD変換器327−1,327−2,327−3,327−4による変換後の第1〜4の検波データに対して、周波数オフセット、偏波モード分散、波形歪み、及び、偏波状態のそれぞれの補償を行なう。そして、デジタル信号処理部328は、補償後の第1〜4の検波データに対して、光送信装置10により用いられた変調方式に従った復調を行なう。
次いで、時間領域結合部33は、N個のサブキャリア受信器32−1,32−2,…,32−Nにより出力された、復調後の時分割受信データを時間領域において結合する。そして、誤り訂正デコーダ34は、時間領域結合部33による結合後の受信データに対して誤り訂正処理を行ない、誤り訂正処理後の受信データを出力する。
以上、説明したように、実施形態に係る光送信装置10は、送信光に含まれる、第1のサブキャリア光信号及び第2のサブキャリア光信号を、互いに異なる偏波状態に制御する。
これによれば、第1のサブキャリア光信号の品質の変化と、第2のサブキャリア光信号の品質の変化と、を異ならせることができる。従って、光信号の伝送品質の変化を抑制できる。即ち、光信号の伝送品質を改善できる。
更に、実施形態に係る光送信装置10は、送信光に含まれるすべてのサブキャリア光信号を、互いに異なる偏波状態に制御する。
これによれば、光信号の伝送品質の変化が抑制される確率を高めることができる。
例えば、図8に示すように、実施形態に係る光送信装置10により送信された光信号の受信品質である信号品質は、実線C1の曲線のように時間的に変化する。本例では、信号品質は、品質が高くなるほど値が大きくなる。例えば、信号品質は、BER(Bit Error Rate)が小さくなるほど値が大きくなる。例えば、信号品質は、Q(Quality)ファクタであってもよい。
一方、仮に、サブキャリア光信号間で異なる偏波状態を付与する制御を行なわなかった場合における信号品質は、破線C2の曲線のように時間的に変化する。従って、サブキャリア光信号間で異なる偏波状態を付与する制御を行なうことにより、信号品質の変化を抑制できることが分かる。
加えて、実施形態に係る光送信装置10は、第1のサブキャリア光信号の偏波状態をポアンカレ球面上に表した点と、第2のサブキャリア光信号の偏波状態をポアンカレ球面上に表した点と、が所定の配置となるように、上記偏波状態の制御を行なう。
これによれば、第1のサブキャリア光信号の品質の変化と、第2のサブキャリア光信号の品質の変化と、が類似する程度を低減できる。この結果、光信号の伝送品質の変化を抑制できる。
更に、実施形態に係る光送信装置10は、複数の偏波点に対する最小距離を、当該複数の偏波点のポアンカレ球面上における任意の配置の中で最大にするように、偏波状態の制御を行なう。ここで、複数の偏波点は、送信光に含まれる複数のサブキャリア光信号のそれぞれの偏波状態をポアンカレ球面上に表した点である。また、最小距離は、複数の偏波点のうちの2つの偏波点の間の距離の、2つの偏波点の組み合わせのすべてに対する最小値である。
これによれば、各サブキャリア光信号の品質の変化が類似する程度を低減できる。この結果、光信号の伝送品質の変化を抑制できる。
加えて、実施形態に係る光送信装置10は、サブキャリア光信号に含まれる、第1の部分周波数成分及び第2の部分周波数成分を、互いに異なる偏波状態に制御する。
これによれば、サブキャリア光信号に含まれる第1の部分周波数成分の品質の変化と、サブキャリア光信号に含まれる第2の部分周波数成分の品質の変化と、を異ならせることができる。従って、サブキャリア光信号の伝送品質の変化を抑制できる。この結果、光信号の伝送品質を改善できる。
なお、光送信装置10は、予め設定された第1の偏波状態指示を変更することなく用いてもよい。この場合、第1の偏波状態制御部131Bは、第1の偏波状態指示を予め保持していてもよい。同様に、光送信装置10は、予め設定された第2の偏波状態指示を変更することなく用いてもよい。この場合、第2の偏波状態制御部131Cは、第2の偏波状態指示を予め保持していてもよい。デジタル信号処理部131が、第1の偏波状態指示及び第2の偏波状態指示を予め保持する場合、偏波状態指示部14は不要とされてよい。
また、偏波状態指示部14は、第1の偏波状態指示及び第2の偏波状態指示の少なくとも一方を変更してもよい。例えば、光送信装置10は、光受信装置30による光信号の受信品質が所定の第1閾値以下である場合、第1制御及び第2制御を行ない、受信品質が当該第1閾値よりも大きい第2閾値よりも大きい場合、第1制御及び第2制御を行なわなくてもよい。更に、光送信装置10は、受信品質が第1閾値よりも大きく且つ第2閾値以下である場合、第1制御及び第2制御の一方のみを行なってもよい。ここで、第1制御は、サブキャリア光信号間で異なる偏波状態を付与する制御である。また、第2制御は、部分周波数成分間で異なる偏波状態を付与する制御である。
また、光送信装置10は、第2制御を行なわなくてもよい。この場合、第2の偏波状態制御部131Cは不要とされてよい。
また、光送信装置10が備えるサブキャリア送信器の数は、1つであってもよい。この場合、第1の偏波状態制御部131Bは不要とされてよい。
また、光送信装置10は、外部変調を行なっていたが、直接変調を行なってもよい。この場合、サブキャリア送信器13−iは、図9に示すように、光変調器134−1,134−2、光源135及びPBC136に代えて、光源135Aと、供給回路137Aと、を備える。光源135Aは、駆動信号に応じて変調されたサブキャリア光信号を生成する。供給回路137Aは、光源135Aに駆動信号を供給する。更に、この場合、デジタル信号処理部131は、供給回路137Aによって光源135Aに供給される駆動信号を制御することにより偏波状態の制御を行なう。
また、光送信装置10は、偏波多重を行なっていたが、偏波多重を行なわなくてもよい。この場合、サブキャリア送信器13−1,13−2,…,13−Nは、x偏波及びy偏波の一方のみをサブキャリア光信号として出力してよい。従って、この場合、x偏波及びy偏波の他方を生成する回路は不要とされてよい。
更に、この場合、偏波状態指示部14は、N個の偏波点が所定の第1の分散配置となるように、第1の偏波状態指示を生成する。N個の偏波点は、N個のサブキャリア送信器13−1,13−2,…,13−Nにおける、第1制御後x偏波、又は、第1制御後y偏波の偏波状態をポアンカレ球面上に表した点である。
本例では、偏波状態指示部14は、数式3により表される最小距離を、N個の偏波点のポアンカレ球面上における任意の配置の中で最大にするように、上記第1の分散配置を決定する。最小距離は、N個の偏波点のうちの2つの偏波点の間の距離の、2つの偏波点の組み合わせのすべてに対する最小値である。従って、本例では、N個の偏波点は、ポアンカレ球面において均等に分散するように配置される。ここで、sは、N個の偏波点のうちのk番目の偏波点を示すベクトルを表す。また、kは、1からNまでの整数である。また、mは、kよりも大きく且つN以下の整数である。
Figure 0006323001
例えば、N=3である場合、3個のサブキャリア送信器13−1,13−2,13−3における第1制御後x偏波の偏波状態をポアンカレ球面PS上に表した点Px1,Px2,Px3は、図10に示すように配置されてもよい。本例では、点Px1,Px2,Px3は、ポアンカレ球の中心を通る平面においてポアンカレ球面PSに内接する正三角形の頂点に配置される。
また、例えば、N=4である場合、4個のサブキャリア送信器13−1,13−2,13−3,13−4における第1制御後x偏波の偏波状態をポアンカレ球面PS上に表した点Px1,Px2,Px3,Px4は、図11に示すように配置されてもよい。本例では、点Px1,Px2,Px3,Px4は、ポアンカレ球面PSに内接する正四面体の頂点に配置される。
1 光通信システム
10 光送信装置
11 誤り訂正エンコーダ
12 時間領域分割部
13−1〜13−N サブキャリア送信器
131 デジタル信号処理部
131A 駆動信号生成部
131B 第1の偏波状態制御部
131C 第2の偏波状態制御部
132−1〜132−4 DA変換器
133−1〜133−4 増幅器
134−1,134−2 光変調器
135 光源
136 PBC
14 偏波状態指示部
15 合波器
20 伝送路
30 光受信装置
31 分波器
32−1〜32−N サブキャリア受信器
321 PBS
322 光源
323 PBS
325−1〜325−4 光電変換器
326−1〜326−4 AC結合素子
327−1〜327−4 AD変換器
328 デジタル信号処理部
33 時間領域結合部
34 誤り訂正デコーダ

Claims (6)

  1. ポアンカレ球面上に表した複数の点が、前記ポアンカレ球面において均等に分散するように、送信される光信号に含まれる複数の周波数成分のそれぞれの偏波状態を、ポアンカレ球面上に表した複数の点のうちの2つの点の間の距離の、2つの点の組み合わせのすべてに対する最小値を、当該複数の点のポアンカレ球面上における任意の配置の中で最大にするように、前記偏波状態の制御をする回路を備える光送信装置
  2. 請求項1に記載の光送信装置であって、
    前記光信号に含まれる複数の周波数成分は、複数の異なる周波数帯域を有する、光送信装置。
  3. 請求項に記載の光送信装置であって、
    前記回路は、前記周波数成分に含まれる、第1の部分周波数成分及び第2の部分周波数成分を、互いに異なる偏波状態に制御する、光送信装置。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の光送信装置であって、
    駆動信号に応じて変調された前記周波数成分を生成する光源と、
    前記光源に前記駆動信号を供給する供給回路と、を備え、
    前記回路は、前記駆動信号を制御することによって前記偏波状態の制御を行なう、光送信装置。
  5. 請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の光送信装置であって、
    前記周波数成分が有する周波数のレーザ光を生成する光源と、
    前記光源により生成されたレーザ光を駆動信号に応じて変調することにより前記周波数成分を生成する変調回路と、を備え、
    前記回路は、前記駆動信号を制御することによって前記偏波状態の制御を行なう、光送信装置。
  6. ポアンカレ球面上に表した複数の点が、前記ポアンカレ球面において均等に分散するように、送信される光信号に含まれる複数の周波数成分のそれぞれの偏波状態を、ポアンカレ球面上に表した複数の点のうちの2つの点の間の距離の、2つの点の組み合わせのすべてに対する最小値を、当該複数の点のポアンカレ球面上における任意の配置の中で最大にするように、前記偏波状態の制御される光送信方法
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