JP5316149B2 - 光信号品質モニタシステム、光信号品質モニタ装置及び光信号品質モニタ方法 - Google Patents

光信号品質モニタシステム、光信号品質モニタ装置及び光信号品質モニタ方法 Download PDF

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Description

本発明は、光通信システムにおける光信号品質モニタ技術に関し、偏波多重する光信号のキャリア周波数を適切な周波数にて変調することによって、偏波分離することなく、インサービスで偏波分散モニタすることを特徴とする光信号品質モニタシステム、光信号品質モニタ装置、光信号送信装置及び光信号品質モニタ方法に関する。
近年、相異なる二つの直交する偏波状態の光信号を多重する偏波多重技術が脚光を浴びている。これは、1チャネルあたりの伝送シンボルレートが同じとすると、偏波多重しない場合に比べて伝送スループットが2倍になるためである。
例えば、100Gb/sの光通信システムを実現する場合、偏波多重しない場合は1チャネルで100Gb/sの通信を行うため、システムを構成する光部品、電気部品は100Gb/sで動作する必要がある。一方、偏波多重する場合は、2チャネルで100Gb/sの通信を行うため、システムを構成する光部品、電気部品は50Gb/sで動作すればよく、システムの高速化が容易となるという利点がある。
しかしながら、偏波多重によってチャネルあたりのシンボルレートを半分にしたとしても、100Gb/s超級のスループットの光伝送システムを実現するためには、現状では依然としてチャネルあたりのシンボルレートが10Gb/sを超えざるをえない場合がほとんどである。
チャネルあたりのシンボルレートが10Gb/sを超えるような大容量光通信システムにおいては、偏波多重しない場合と同様、光伝送によるわずかな波形劣化であっても受信時における信号品質に及ぼす影響が大きくなる。
波形劣化を発生させる物理現象には、波長分散、偏波分散、非線形現象等がある。このうち、波長分散に関しては、決め手となる回避策がないのが現状である。
そのため、偏波分散を精度良くモニタして、動的な波形ひずみ補償の制御信号に利用することや障害回復のトリガ信号に利用することが重要視されており、いくつかの偏波分散モニタ方式が特許文献1、2や非特許文献1などに開示されている。
また、偏波多重信号の場合には、偏波依存損失によって発生する偏波チャネル間クロストーク等、偏波多重信号特有の光信号劣化要因も無視できない場合もある。
特開2005−304048号公報 特開2003−270097号公報
K.E. Cornick, S.D. Dods, M. Boroditsky and P.M. Farrel, "All−Order PMD Penalty Prediction Using SOP String Lengths", LEOS 2005., WEE3, pp.702−703, Oct.2005.
偏波多重信号においては、一つの光信号光周波数成分の中に、相異なる二つの偏波状態が同時に存在するため、特許文献1、2や非特許文献1に開示されるような方式では偏波状態を表すことができないことが大きな課題の一つである。
すなわちこれらの文献に開示される方式では、光周波数ごとに四つの偏波成分を抽出し、その光強度からストークスベクトルを算出することによって偏波状態を特定し、偏波分散モニタを行うことになっている。このストークスベクトル算出方式では、光周波数ごとの偏波状態はただ一つであることを前提としている。偏波多重信号の場合、同一光周波数成分内に相異なる二つの偏波状態が含まれるため、同様の方式を採用した場合、多重された二つの偏波信号に対し、算出される偏波情報がそれらの合成となってしまい、それぞれの偏波ごとに検出すべき状態変化を検出できない。従って、偏波多重信号に対しては、ストークスベクトル算出方式は適用できない。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、チャネル光の周波数が偏波チャネルごとに異なる周波数で変調されたデータ変調光を光学的に偏波分離することなく偏波チャネルごとの偏波状態をモニタできる光信号品質モニタシステム、光信号品質モニタ装置、光信号送信装置及び光信号品質モニタ方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、第1の態様として、データ変調光信号のキャリア光の周波数を偏波チャネルごとに異なる周波数で変調する手段と、偏波チャネルを偏波多重して光伝送路に出力する手段とを備える送信装置と、光伝送路を介して受信したデータ変調光信号の変調帯域幅内の全域にわたって、単位光周波数ごとの光強度成分を抽出し、該単位光周波数ごとの光強度成分それぞれについて所定の相異なる4種類の偏光成分を検出する手段と、偏波チャネルごとに付加した周波数変調成分ごとに4種類の光強度偏光成分の強度を演算することによってストークスベクトルを算出する手段と、ストークスベクトルから偏波チャネルごとに付加した周波数変調成分の強度を抽出する手段とを備えたモニタ装置とを有することを特徴とする光信号品質モニタシステムを提供するものである。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第2の態様として、偏波チャネルごとに異なる周波数で変調され、偏波多重されて光伝送路を介して伝送されてきたデータ変調光信号の変調帯域幅内の全域にわたって、単位光周波数ごとの光強度成分を抽出し、該単位光周波数ごとの光強度成分それぞれについて所定の相異なる4種類の偏光成分を検出する手段と、偏波チャネルごとに付加した周波数変調成分ごとに4種類の光強度偏光成分の強度を演算することによってストークスベクトルを算出する手段と、ストークスベクトルから偏波チャネルごとに付加した周波数変調成分の強度を抽出する手段とを備えたことを特徴とする光信号品質モニタ装置を提供するものである。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第の態様として、データ変調光信号のキャリア光の周波数を偏波チャネルごとに異なる周波数で変調し、偏波チャネルを偏波多重して光伝送路に出力し、データ変調光信号の変調帯域幅内の全域にわたって、単位光周波数ごとの光強度成分を抽出し、該単位光周波数ごとの光強度成分それぞれについて所定の相異なる4種類の偏光成分を検出し、偏波チャネルごとに付加した周波数変調成分ごとに4種類の光強度偏光成分の強度を演算することによってストークスベクトルを算出し、ストークスベクトルから偏波チャネルごとに付加した周波数変調成分の強度を抽出することを特徴とする光信号品質モニタ方法を提供するものである。
本発明によれば、チャネル光の周波数が偏波チャネルごとに異なる周波数で変調されたデータ変調光を光学的に偏波分離することなく偏波チャネルごとの偏波状態をモニタできる光信号品質モニタシステム、光信号品質モニタ装置、光信号送信装置及び光信号品質モニタ方法を提供できる。
本発明の好適な実施の形態に係る光信号品質モニタ装置の機能構成を示す図である。 本発明の好適な実施の形態に係る光信号品質モニタシステムの構成を示す図である。 FM変調周波数と、可変光バンドパスフィルタ光周波数分解能と、RFアナライザの周波数分解能との関係を示す図である。 光信号品質モニタシステムの実施の一例を示す。 モニタされた光信号のストークスベクトルをポアンカレ球上にベクトル表示して示す図である。
本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1に、本発明の好適な実施の形態に係る光信号品質モニタ装置の機能構成を示す。光信号品質モニタ装置は、キャリア光の周波数を偏波チャネルごとに異なる周波数で変調する変調部11と、偏波チャネルを偏波多重して光伝送路20に出力する偏波多重部12とを備える送信装置10と、受信したデータ変調光信号の変調帯域幅内の全域にわたって、単位光周波数ごとの光強度成分を抽出し、該単位光周波数ごとの光強度成分それぞれについて4種類の偏光成分を検出する偏光成分検出部31と、4種類の光強度偏光成分の強度を演算することによってストークスベクトルを算出するストークスベクトル算出部32と、ストークスベクトルから偏波チャネルごとに付加した周波数変調成分の強度を抽出する強度抽出部33とを備えた光信号品質モニタ装置30とを有する。
図2に、本実施形態に係る光信号品質モニタシステムの具体的な構成を示す。光送信機1003からX方向に直線偏光した光信号OPT−SIG1が出力される。また、OPT_SIG1は、周波数発生器1001からの出力周波数f1で強度変調(AM変調)されている。光送信機1004からは、Y方向に直線偏光した光信号OPT_SIG2が出力される。OPT_SIG2は、周波数発生器1002からの出力周波数f2でAM変調されている。そして、OPT_SIG1とOPT_SIG2とは、偏波多重器1005にて偏波多重され、光伝送路1006に送出される。光伝送路1006を通過した偏波多重光信号は、光信号品質モニタ装置1100に入力される。光信号品質モニタ装置1100内部にて、偏波多重光信号は、可変光バンドパスフィルタ1007、ポラリメータ1008、RFアナライザ1009へと順に導かれる。最終的にはCPU1010にて偏波分散起因の光信号品質モニタ結果が得られる。
なお、周波数発生器1001、1002及び光送信機1003、1004は、図1における変調部11に相当する。また、偏波多重器1005は、図1における偏波多重部12に相当する。光伝送路1006は、図1における光伝送路20に相当する。可変光バンドパスフィルタ1007とCPU1010とを組み合わせたものは、図1における偏光成分検出部31に相当する。ポラリメータ1008とCPU1010とを組み合わせたものは、図1におけるストークスベクトル算出部32に相当する。RFアナライザ1009とCPU1010とを組み合わせたものは、図1における強度抽出部33に相当する。
動作について説明する。
光送信機1003からデータ変調速度B[bps]で、そのデータ変調信号にBよりも低速な周波数f1[Hz]のAM変調が重畳されたX方向に直線偏光した光信号OPT_SIG1が出力される。同様に、光送信機1004からデータ変調速度B[bps]で、そのデータ変調信号にf2[Hz]のAM変調が重畳されたY方向に直線偏光した光信号OPT_SIG2が出力される。OPT_SIG1とOPT_SIG2とは、偏波多重器1005にて偏波状態が直交した状態で偏波多重される。この偏波多重光信号が、光伝送路1006を通過し、光信号品質モニタ装置1100に入力される。
光信号品質モニタ装置1100内部にて、偏波多重光信号は、光バンドパスフィルタ1007、ポラリメータ1008、RFアナライザ1009に順に導かれる。
光バンドパスフィルタ1007は、CPU1010によって制御されており、光キャリア周波数Fc[Hz]の近傍の±B[Hz]の範囲内において、光信号をFc−B[Hz]からFc+B[Hz]まで光周波数分解能ΔF[Hz]でTres[sec]かけて光周波数ごとにストークスベクトルを測定する。従って、光信号品質モニタ1回でサンプル数2B/ΔF[pts]のストークスベクトルデータが得られる。ここで、偏波分散の速度変化をTpmd[sec]とすると、Tres<Tpmdとなるように光バンドパスフィルタ1007はCPU1010によって制御されている。
ポラリメータ1008はCPU1010によって制御されており、2B/ΔF[pts]の光強度データ1点ごとに、ポラリメータ1008にてストークスベクトルが計測される。ポラリメータ1008内においてストークスベクトル(S1、S2、S3)は、入力される偏波多重光信号から異なる四つの偏光成分の光強度を抽出することによって計測される。具体的には、透過光強度の電圧換算値Vt[dBm]、直線水平偏光成分強度の電圧換算値Vh[dBm]、45°直線偏光成分光強度の電圧換算値Vq[dBm]、右回り円偏光光強度の電圧換算値Vr[dBm]から、下記式(1)にて求められる。
S1=(2Vh−Vt)/Vt
S2=(2Vq−Vt)/Vt
S3=(2Vr−Vt)/Vt ・・・(1)
ポラリメータ1008では、光信号品質モニタ1回、すなわち、可変波長バンドパスフィルタがデータ変調帯域2Bを1回掃引する時間内に2B/ΔF回ストークスベクトル計測することになるため、Tres/(2B/ΔF)[sec]内に1回のストークスベクトル計測を終えるようにCPU1010によって制御されている。ポラリメータ1008には、キャリア光周波数がf1、f2でFM変調されている偏波多重光信号が入力されるので、Vt、Vh、Vq、Vrの中には様々な周波数成分が混在することになる。したがって、偏波チャネルごとのストークスベクトルを求めるためには、式1のS1〜S3からf1、f2成分を抽出すればよい。RFアナライザ1009にて周波数分解能BW[Hz]でRF強度を計測し、S1〜S3のf1、f2成分のRF強度を求める。偏波分散量は、ストークスベクトル測定値から推定できる。
ポラリメータ1008に入力される偏波多重光信号は、可変光バンドパスフィルタ1007にて周波数帯域がΔFに制限されているため、RFアナライザ1009で観測される電気周波数スペクトルの帯域もΔFとなる。従って、FM変調周波数f1、f2はΔF内に収まるように設定されている。さらに、RFアナライザ1009の周波数分解能はBWなので、f1、f2成分を分離可能とするため、f1とf2との周波数間隔はBW以上となるように設定されている。
図3にFM変調周波数f1、f2と、可変光バンドパスフィルタ光周波数分解能ΔFと、RFアナライザ1009の周波数分解能BWとの関係を示す。f1を中央とする幅BWの帯域とf2を中央とする幅BWの帯域とが離れていることとから、f1とf2との周波数間隔がBW以上となっていることが分かる。また、横軸の値から明らかなように、f1、f2<ΔFである。
上記構成においては、送信光源の光中心周波数を偏波チャネルごとに相異なる周波数で周波数変調し、光周波数ごとの光強度をモニタし、さらに光中心周波数の変調周波数成分ごとの光強度を抽出することで、光学的に偏波分離することなく偏波チャネルごとの偏波状態をモニタすることが可能となる。
偏波多重光信号の変調周波数成分ごとの光強度を抽出する際には、周波数解析器による周波数成分分析やロックイン検波器等の同期検波方式が有効である。例えばロックイン検波方式の場合には、周波数分解能が時定数(測定積分時間)によって決まり、時定数が大きいほど周波数分解能が向上する。一方、偏波分散は速い場合msecオーダで変化するため、有効なモニタを行うためには、一回のモニタに許容される測定時間もmsecオーダとなる。従って、ロックイン検波における周波数分解能は、モニタ一回の許容測定時間によって制限を受ける。そのため、偏波チャネルごとに付加する二つの強度変調周波数間隔は、ロックイン検波で分離可能であるように予め選択しておく必要がある。また、偏波分散は、光周波数ごとの光強度をモニタすることによって行うが、光周波数ごとの光強度成分を抽出する際の光バンドパスフィルタによって、ロックイン検波における周波数帯域幅が制限されることを注意しておく必要がある。そのため、偏波チャネルごとに付加する二つの変調周波数の最大値も制限を受けることになる。偏波分散モニタ制度を向上させるためには、光周波数分解能を向上させることが有効であるため、偏波分散モニタ制度を向上させるほど偏波チャネルごとに付加する二つの変調周波数に許容される最大値は低下する。
以上により、光強度成分抽出時の光バンドパスフィルタ帯域幅、偏波チャネルごとの偏波状態を抽出するためのロックイン検波における周波数分解能を考慮し、偏波チャネルごとに重畳する変調周波数を適切に選択すれば、光学的に偏波分離することなく偏波チャネルごとの偏波状態をモニタすることが可能となる。
図4に、光信号品質モニタシステムの実施の一例を示す。OPT_SIG1を出力する光送信機としてLD2003とデータ変調器2005とを組み合わせた構成を採用している。OPT_SIG2についても同様である。また、RFアナライザとして、周波数f1で動作するロックイン検波器2012と、周波数f2で動作するロックイン検波器2013とを採用している。
LD2003の出力光の偏波状態はX方向に直線偏光されている。これをデータ変調器2005にて変調速度Bで変調する。速度Bのデータ変調信号には、周波数生成器2001によって生成されるBよりも低速な周波数f1のAM変調が重畳されている。これにより、OPT_SIG1が生成される。同様に、Y方向に直線偏光された光を出力するLD2004と、出力周波数がf2の周波数発生器2002と、変調速度がBのデータ変調器2006を用いてOPT_SIG2を生成する。偏波多重器2007、光伝送路2008、可変波長バンドパスフィルタ2009、ポラリメータ2010の動作は図2において説明した通りである。
分配器2011にて2分岐されたポラリメータ2010の電気出力は、それぞれロックイン検波器2012、2013へと導かれる。ロックイン検波器2012は、入力電気信号からf1成分強度のみを抽出して出力する。
図2と同様に、光伝送路2008における偏波分散の変化速度がTpmdであるとする。波長可変フィルタ2009によって、偏波多重光信号のキャリア光周波数Fcを中心にFc−BからFc+Bにわたって光周波数分解能ΔFでCPU2018の制御で光周波数掃引される場合、1回の光信号品質モニタで2B/ΔF個のストークスベクトルが測定される。
ここで、ストークスベクトルは、上記式(1)に従って電気信号に変換されて出力される。このストークスベクトル測定時間Tresは、正確な偏波分散測定を行うために、偏波分散変化速度Tpmd以下で終わるようにCPU2018にて制御されており、Tres<Tpmdの関係を満たすように設定されている。従って、ポラリメータ2010からはTres/(2B/ΔF)ごとに偏波多重光信号を光周波数分解能ΔFで切り出した光信号のストークスベクトルが出力される。出力されるストークスベクトルは、様々な周波数成分が混在しているため、AM変調周波数f1、f2成分のみをロックイン検波器2012、2013で抽出する。
ポラリメータ2010からは、Tres/(2B/ΔF)ごとに偏波多重光信号データ変調帯域内において異なる光周波数成分に対応するストークスベクトルが出力されるため、ロックイン検波器2012、2013は、Tres/(2B/ΔF)以下の速度で計測を終わらせるように設定されている。ロックイン検波器2012、2013の動作の時定数をτ[sec]とすると、ロックイン検波器2012、2013の周波数分解能BW[Hz]は下記式(2)によって与えられる。
BW=1/(2πτ) ・・・(2)
τ<(Tres/(2B/ΔF))<(Tpmd/(2B/ΔF))であるから、上記式(2)と組み合わせて下記式(3)に示す関係が成り立つ。
BW>B/(π・Tpmd・ΔF) ・・・(3)
ロックイン検波器2012、2013の周波数分解能がBWの場合、周波数間隔がBW以下の異なる周波数は分離できないことになるため、AM変調周波数f1とf2とは、下記式(4)の関係を満たすように設定しておく必要がある。
f2>f1+BW ・・・(4)
従って、上記式(3)、(4)から下記式(5)が導かれる。
f2>f1+B/(π・Tpmd・ΔF) ・・・(5)
さらに、可変長バンドパスフィルタ2009を通過可能な周波数帯域はΔF以下であるため、最終的には下記式(6)が導かれる。
ΔF>f2>f1+B/(π・Tpmd・ΔF) ・・・(6)
上記式(6)により、AM変調周波数f1、f2が、偏波分散変化速度Tpmd、データ変調帯域B、可変周波数フィルタ2009の光周波数分解能ΔFを考慮した上で決定する必要がある。
以上により、例えばデータ変調速度Bが規定されている場合、光伝送路2008での偏波分散変化速度Tpmd、ストークスベクトル算出に必要とされる可変長バンドパスフィルタ2009の光周波数分解能ΔFを適切に設定しておけば、光学的に偏波分離することなく偏波チャネルごとにストークスベクトルを算出し、偏波分散量をモニタできる。
本実施例に係る光信号品質モニタシステムの別の動作の一例について説明する。
ここで説明する動作は、偏波チャネルごとにモニタしたストークスベクトルから光伝送路2008における光周波数ごとの偏波分散依存損失(PDL:Polarization Dependent Loss)をモニタし、PDL起因の光信号品質劣化をモニタする動作である。
偏波多重器2007にて偏波状態を直交させて多重化した偏波多重光信号は、光伝送路2008にてPDLが無視できる場合は、光周波数ごとの偏波状態の直交関係は保存される。PDLが無視できない場合は、直交関係が崩れ、偏波チャネル分離後の偏波チャネル間クロストークを引き起こす一因となるため、光信号品質を劣化させる一因となる。従って、光周波数ごとの偏波状態の直交関係をモニタすることにより、PDL起因の光信号品質劣化をモニタすることが可能となる。
光信号品質モニタ装置2100では、光伝送路2008での偏波分散変化速度Tpmd、ストークスベクトル算出に必要とされる可変長バンドパスフィルタ2009の光周波数分解能ΔFを適切に設定しておくことにより、偏波チャネルごろにストークスベクトルを算出できる。また、このストークスベクトルは、可視光周波数バンドパスフィルタ2009を用いているので、光周波数ごとに算出される。図5に、モニタされた光周波数Fsにおける偏波チャネルXのストークスベクトルSx、偏波チャネルYのストークスベクトルSyのポアンカレ球3001上におけるベクトル表示を示す。θはSx3002とSy3002とのなす角度であり、下記式(7)の関係が成り立つ。
Sx・Sy=|Sx||Sy|cos(θ)=cos(θ) ・・・(7)
ただし、|Sx|=|Sy|=1、Sx・Syはベクトル内積。
Sx3002とSy3003とが直交関係にある場合θ=±πとなるため、下記式(8)が成立していれば偏波チャネル間の直交関係は保存されており、PDLが無視できるといえる。
|Sx・Sy|=1 ・・・(8)
Sx3002、Sy3003のベクトル成分は、上記式(1)より電圧変換で求められる。任意の直交座標系を設定しその軸方向をs1、s2及びs3とすると、Sx=(S1x、S2x、S3x)、Sy=(S1y、S2y、S3y)であり、上記式(8)は下記式(9)と等価である。なお、s1、s2及びs3は、偏波方向x、yに依存せず、任意に設定可能である。
|S1xS1y+S2xS2y+S3xS3y|=1 ・・・(9)
|Sx・Sy|は、光周波数ごとに求められるため、これをSxy(F)と表す。PDL評価パラメータとしてL=1−Sum(Sxy(F))を導入する。ここでSumはデータ変調帯域2BにおけるSxy(F)の和を表す。Lが1であれば、偏波多重光信号が光伝送路2008通過によって受けたPDLは0であり、Lが1から低下するほどPDLが大きくなる。Lの算出に関して、上記式(1)における光信号の光周波数ごとの光強度を表すVt(F)を利用し、Vt(F)でSxy(F)の重み付けを行い、L=1−Sum(Vt(F)Sxy(F))としても良い。
PDLが無視できない場合には、偏波チャネル間クロストークが発生し、偏波分離後の光信号品質を劣化させる一因となるが、上記のように光周波数ごとのPDLモニタを行い、PDL起因の光信号劣化をモニタ可能となる。
このように上記実施形態によれば、光学的な偏波分離手段を用いない代わりに偏波分離チャネル分離手段として電気的なAM変調周波数を用いているため、光学的な偏波分離制御が不要である。
また、偏波多重光信号には適用できなかった光周波数ごとに偏波分散をモニタする方式を偏波多重光信号にも対応できるようにしているため、偏波チャネルごとに高次を含む偏波分散モニタが可能である。
また、モニタ装置内における可変波長バンドパスフィルタの光周波数分解能と掃引速度、偏波変化速度、データ変調帯域によって、どのような条件でAM変調帯域を設定すれば良いかが明確が明確である。
偏波チャネルごとに光周波数ごとのストークスベクトルのモニタを行い、直交関係を調べることにより、PDLモニタが可能である。したがって、PDLが無視できず、これに起因する偏波チャネルクロストークや偏波分離後の光信号品質が劣化が発生する場合にも対応可能である。
さらに、主信号光速度、キャリア光周波数、データ変調方式に依存しないため、様々な方式の光通信システムに光信号品質モニタシステムとして適用可能である。
なお、上記実施形態は本発明の好適な実施の一例であり、本発明はこれに限定されることなく様々な変形が可能である。
10 送信装置
11 変調部
12 偏波多重部
20、1006、2008 光伝送路
30、1100、2100 光信号品質モニタ装置
31 偏光成分検出部
32 ストークスベクトル算出部
33 強度抽出部
1001、1002、2001、2002 周波数発生器
1003、1004 光送信機
1005、2005 偏波多重器
1007、2009 可変長バンドパスフィルタ
1008、2010 ポラリメータ
1009 RFアナライザ
1010、2018 CPU
2003、2004 LD
2005、2006 データ変調器
2011 分配器
2012、2013 ロックイン検波器
3001 ポアンカレ球
3002 偏波チャネルXのストークスベクトル
3003 偏波チャネルYのストークスベクトル

Claims (21)

  1. データ変調光信号のキャリア光の周波数を偏波チャネルごとに異なる周波数で変調する手段と、
    前記偏波チャネルを偏波多重して光伝送路に出力する手段とを備える送信装置と、
    前記光伝送路を介して受信した前記データ変調光信号の変調帯域幅内の全域にわたって、単位光周波数ごとの光強度成分を抽出し、該単位光周波数ごとの光強度成分それぞれについて所定の相異なる4種類の偏光成分を検出する手段と、
    前記偏波チャネルごとに付加した周波数変調成分ごとに4種類の光強度偏光成分の強度を演算することによってストークスベクトルを算出する手段と、
    前記ストークスベクトルから前記偏波チャネルごとに付加した周波数変調成分の強度を抽出する手段とを備えたモニタ装置とを有することを特徴とする光信号品質モニタシステム。
  2. 前記偏波チャネルごとに付加した周波数変調成分の強度を抽出する手段は、ロックイン検波を利用して周波数変調成分の強度を抽出し、
    前記ロックイン検波の速度が偏波分散変化速度以上に設定され、
    データ変調信号光のキャリア光の周波数を前記偏波チャネルごとに異なる周波数で変調する際の変調周波数間隔が前記ロックイン検波の時定数から定まるロックイン検波周波数分解能以上に設定され、
    前記偏波チャネルごとに付加する変調周波数の最大値が、前記データ変調光信号の変調帯域幅内の全域にわたって単位光周波数ごとの光強度成分を抽出する際の分解能によって定まる前記ロックイン検波時の帯域幅に収まるように設定されることを特徴とする請求項1記載の光信号品質モニタシステム。
  3. 前記モニタ装置は、前記ストークスベクトルの測定値から、ポアンカレ球上における前記ストークスベクトルの軌跡の長さを前記偏波チャネルごとに算出し、前記データ変調光信号が前記伝送路において偏波分散することによって受けた品質劣化量を、前記データ変調光を光学的に偏波分離することなく、前記軌跡の長さに基づいて、偏波チャネルごとにモニタする手段を備えることを特徴とする請求項2記載の光信号品質モニタシステム。
  4. 前記送信装置は、偏波多重信号として二つの直交する偏波状態のデータ変調光信号を多重し、
    前記モニタ装置は、偏波チャネルごとに求められるストークスベクトルから、単位光周波数ごとに偏波チャネル間の直交関係からのずれを算出することにより、前記光伝送路において生じた偏波依存損失をモニタする手段を有することを特徴とする請求項2記載の光信号品質モニタシステム。
  5. 前記モニタ装置は、前記ストークスベクトルから求まる偏光度に基づいて、前記データ変調光信号が前記伝送路において偏波分散することによって受けた品質劣化量を、前記データ変調光信号を光学的に偏波分離することなく偏波チャネルごとにモニタする手段を備えることを特徴とする請求項2記載の光信号品質モニタシステム。
  6. 偏波分散変化速度の最大値をTpmd[sec]とし、単位光周波数ごとの光強度成分を抽出する際に測定点をN[pts]と見積もった場合、前記ロックイン検波の周波数分解能BWが1/(2π・Tpmd・N)[Hz]と設計され、偏波チャネルごとに異なる周波数で変調する際の変調周波数間隔がBW[Hz]以上であり、
    偏波チャネルごとの偏波分散モニタに必要な光周波数分解能をΔF[Hz]と見積もることにより、偏波チャネルごとに異なる周波数を前記ΔF以下且つ周波数間隔が前記BW以上の任意の二つの周波数に設定されることを特徴とする請求項2から5のいずれか1項記載の光信号品質モニタシステム。
  7. 前記送信装置は、データ変調光信号のキャリア光の信号光強度を偏波チャネルごとに異なる周波数で強度変調することにより、前記データ変調光信号を出力することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の光信号品質モニタシステム。
  8. 前記送信装置は、データ変調光信号に偏波チャネルごとに異なる周波数で強度変調を重畳することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の光信号品質モニタシステム。
  9. 偏波チャネルごとに異なる周波数で変調され、偏波多重されて光伝送路を介して伝送されてきたデータ変調光信号の変調帯域幅内の全域にわたって、単位光周波数ごとの光強度成分を抽出し、該単位光周波数ごとの光強度成分それぞれについて所定の相異なる4種類の偏光成分を検出する手段と、
    前記偏波チャネルごとに付加した周波数変調成分ごとに4種類の光強度偏光成分の強度を演算することによってストークスベクトルを算出する手段と、
    前記ストークスベクトルから前記偏波チャネルごとに付加した周波数変調成分の強度を抽出する手段とを備えたことを特徴とする光信号品質モニタ装置。
  10. 前記偏波チャネルごとに付加した周波数変調成分の強度を抽出する手段は、ロックイン検波を利用して周波数変調成分の強度を抽出し、
    前記ロックイン検波の速度が偏波分散変化速度以上に設定され、
    前記データ変調信号光のキャリア光の周波数を前記偏波チャネルごとに異なる周波数で変調する際の変調周波数間隔が前記ロックイン検波の時定数から定まるロックイン検波周波数分解能以上に設定され、
    前記偏波チャネルごとに付加する変調周波数の最大値が、前記データ変調光信号の変調帯域幅内の全域にわたって単位光周波数ごとの光強度成分を抽出する際の分解能によって定まる前記ロックイン検波時の帯域幅に収まるように設定されることを特徴とする請求項9記載の光信号品質モニタ装置。
  11. 前記ストークスベクトルの測定値から、ポアンカレ球上における前記ストークスベクトルの軌跡の長さを前記偏波チャネルごとに算出し、前記データ変調光信号が前記伝送路において偏波分散することによって受けた品質劣化量を、前記データ変調光信号を光学的に偏波分離することなく、前記軌跡の長さに基づいて、偏波チャネルごとにモニタする手段を備えることを特徴とする請求項10記載の光信号品質モニタ装置。
  12. 前記ストークスベクトルから求まる偏光度に基づいて、前記データ変調光信号が前記伝送路において偏波分散することによって受けた品質劣化量を、前記データ変調光信号を光学的に偏波分離することなく、偏波チャネルごとにモニタする手段を備えることを特徴とする請求項10記載の光信号品質モニタ装置。
  13. 偏波分散変化速度の最大値をTpmd[sec]とし、単位光周波数ごとの光強度成分を抽出する際に測定点をN[pts]と見積もった場合、前記ロックイン検波の周波数分解能BWが1/(2π・Tpmd・N)[Hz]と設計され、偏波チャネルごとに異なる周波数で変調する際の変調周波数間隔がBW[Hz]以上であり、
    偏波チャネルごとの偏波分散モニタに必要な光周波数分解能をΔF[Hz]と見積もることにより、偏波チャネルごとに異なる周波数を前記ΔF以下且つ周波数間隔が前記BW以上の任意の二つの周波数に設定されることを特徴とする請求項10から12のいずれか1項記載の光信号品質モニタ装置。
  14. データ変調光信号のキャリア光の周波数を偏波チャネルごとに異なる周波数で変調し、
    前記偏波チャネルを偏波多重して光伝送路に出力し、
    前記データ変調光信号の変調帯域幅内の全域にわたって、単位光周波数ごとの光強度成分を抽出し、該単位光周波数ごとの光強度成分それぞれについて所定の相異なる4種類の偏光成分を検出し、
    前記偏波チャネルごとに付加した周波数変調成分ごとに4種類の光強度偏光成分の強度を演算することによってストークスベクトルを算出し、
    前記ストークスベクトルから前記偏波チャネルごとに付加した周波数変調成分の強度を抽出することを特徴とする光信号品質モニタ方法。
  15. 前記偏波チャネルごとに付加した周波数変調成分の強度を抽出する手段としてロックイン検波を利用し、
    前記ロックイン検波の速度を偏波分散変化速度以上に設定し、
    データ変調信号光のキャリア光の周波数を前記偏波チャネルごとに異なる周波数で変調する際の変調周波数間隔を前記ロックイン検波の時定数から定まるロックイン検波周波数の分解能以上に設定し、
    前記偏波チャネルごとに付加する変調周波数の最大値を、前記データ変調光信号変調帯域幅内の全域にわたって単位光周波数ごとの光強度成分を抽出する際の分解能によって定まる前記ロックイン検波時の帯域幅に収まるように設定することを特徴とする請求項14記載の光信号品質モニタ方法。
  16. 前記ストークスベクトルの測定値から、ポアンカレ球上における前記ストークスベクトルの軌跡の長さを前記偏波チャネルごとに算出し、前記データ変調光信号が前記伝送路において偏波分散することによって受けた品質劣化量を、前記データ変調光を光学的に偏波分離することなく、前記軌跡の長さに基づいて、偏波チャネルごとにモニタすることを特徴とする請求項15記載の光信号品質モニタ方法。
  17. 偏波多重信号として二つの直交する偏波状態のデータ変調光信号を多重し、
    偏波チャネルごとに求められるストークスベクトルから、単位光周波数ごとに偏波チャネル間の直交関係からのずれを算出することにより、前記光伝送路において生じた偏波依存損失をモニタすることを特徴とする請求項15記載の光信号品質モニタ方法。
  18. 前記ストークスベクトルから求まる偏光度に基づいて、前記データ変調光信号が前記伝送路において偏波分散することによって受けた品質劣化量を、前記データ変調光を光学的に偏波分離することなく、偏波チャネルごとにモニタすることを特徴とする請求項15記載の光信号品質モニタ方法。
  19. 偏波分散変化速度の最大値をTpmd[sec]とし、単位光周波数ごとの光強度成分を抽出する際に測定点をN[pts]と見積もった場合、前記ロックイン検波の周波数分解能BWを1/(2π・Tpmd・N)[Hz]と設計し、偏波チャネルごとに異なる周波数で変調する際の変調周波数間隔をBW[Hz]以上とし、
    偏波チャネルごとの偏波分散モニタに必要な光周波数分解能をΔF[Hz]と見積もることにより、偏波チャネルごとに異なる周波数を前記ΔF以下且つ周波数間隔が前記BW以上の任意の二つの周波数に設定することを特徴とする請求項14から18のいずれか1項記載の光信号品質モニタ方法。
  20. データ変調光信号のキャリア光の光強度を偏波チャネルごとに異なる周波数で強度変調することにより、前記データ変調光信号を出力することを特徴とする請求項14から19のいずれか1項記載の光信号品質モニタ方法。
  21. データ変調光信号に偏波チャネルごとに異なる周波数で強度変調を重畳することを特徴とする請求項14から19のいずれか1項記載の光信号品質モニタ方法。
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