JP2014096663A - 光伝送システム、光送信器、光受信器及び光伝送方法 - Google Patents

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    • H04B10/2507Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion
    • H04B10/2569Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion due to polarisation mode dispersion [PMD]

Abstract

【課題】 偏波スクランブル変調が行なわれている場合に、受信側で簡単に偏波スクランブルをキャンセルして光伝送特性を改善する。
【解決手段】 光送信機と光受信機を光伝送路で接続する光伝送システムにおいて、光送信機は、送信信号の周波数に同期する第1偏波スクランブル周波数で光信号の偏波状態を変化させる第1偏波スクランブラを有し、光受信機は、前記光伝送路から受信した光信号の周波数に同期する第2偏波スクランブル周波数で、前記受信した光信号の偏波状態を、前記第1偏波スクランブラと逆方向に変化させる第2偏波スクランブラを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、偏波スクランブルにより光信号を伝送する光伝送システム、光送信機、光受信機、及び光伝送方法に関する。
近年、長距離、大容量の光伝送システムへの需要がますます高まっている。大容量の光伝送を実現するひとつの手段として、光波長多重(WDM)方式が利用されている。WDM方式では、一本の光ファイバケーブルに複数の波長の光を多重して光信号を送信する。
より多くの情報を1つの波長に乗せるために、異なる方向の偏波を多重する偏波多重方式も採用されている。異なる偏波方向に変調をかけて伝送することで、信号の伝送速度、波長数を増やすことなく伝送容量を増やすことができる。
長距離、大容量の光伝送方式では、光ファイバ伝送で減衰した信号光を途中で増幅するために光増幅器が使用される。長距離光伝送の場合、偏波モード分散(PMD)や偏波依存性ロス(PDL)の影響のほか、光ファイバ・アンプの利得が偏波状態によって低下する偏波ホールバーニングにより、信号光対雑音光比(SNR)の劣化や、揺らぎが発生する。さらに、光信号が隣接する光信号と同じ偏波で長距離区間を伝送されると、隣接信号の変調の影響を受けて伝送品質が劣化する。
伝送特性における偏波モード分散や偏波ホールバーニングの影響を低減するために、長距離伝送では偏波をランダムに変化させる偏波スクランブラが使用されている。偏波スクランブルをかけることによって無偏光状態にして、波形の劣化を防止する。
DP−QPSKなどの偏波多重変調方式で偏波スクランブル変調を行なう場合、10kHz程度の低速で偏波スクランブルをかけても、光増幅器の偏波依存性の影響を受けてしまう。偏波スクランブルの速度が光増幅器の応答速度よりも低いからである。この場合、偏波スクランブルをかけることで、かえって特性が劣化してしまう場合がある。より高速(たとえば数百kHz以上)で偏波スクランブルを行わないと、特性改善効果が認められない。
偏波多重変調の場合、受信部のディジタル信号処理で偏波分離を行うが、高速で偏波スクランブルがかけられていると、X偏波方向とY偏波方向を分離することができず、ペナルティが増大する。したがって、受信部でまず、送信時にかけられた偏波スクランブルをキャンセルする。しかし、高速でランダムに偏波スクランブルがかけられている場合、受信部で偏波方向を確認してキャンセルすることは困難である。
そこで、受信部で検出される符号誤り情報に基づいて、送信部の偏波スクランブル周波数と、受信部の偏波スクランブル周波数の差を所定の範囲内に制御する方法が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。この方法では、送信部と受信部の間を制御ネットワークで接続しなくても、受信部で、偏波スクランブルをキャンセルすることができる。
特開2011−234325号公報
従来技術では、ディジタル信号処理後に誤り訂正結果が得られるまで受信部の偏波スクランブル周波数を制御することができないという問題がある。また、送信側と受信側で偏波スクランブル周波数が同じであっても、位相が揃っていないと適切に偏波スクランブルをキャンセルすることはできない。
本発明は、偏波スクランブル変調が行なわれている場合に、受信側で簡単に偏波スクランブルをキャンセルして光伝送特性を改善することのできる光伝送システム、光送信機、光受信機、および光伝送方法を提供することを課題とする。
ひとつの観点では、光送信機と光受信機を光伝送路で接続する光伝送システムを提供する。このシステムでは、
光送信機は、送信信号の周波数に同期する第1偏波スクランブル周波数で光信号の偏波状態を変化させる第1偏波スクランブラを有し、
光受信機は、前記光伝送路から受信した光信号の周波数に同期する第2偏波スクランブル周波数で、前記受信した光信号の偏波状態を、前記第1偏波スクランブラと逆方向に変化させる第2偏波スクランブラを有する。
別の観点では、光受信機は、
光信号を受信して電気信号に変換する光受信部と、
前記光受信部の出力信号からクロックを再生するクロック再生回路と、
前記光受信部の前段に配置され、光伝送路から送信信号周波数に同期する第1偏波スクランブル周波数で偏波状態が変化する信号光を受け取り、前記再生されたクロッに同期する第2偏波スクランブル周波数で、前記信号光の偏波状態を、前記変化と逆の方向に変化させる偏波スクランブラと、
を有する。
偏波スクランブルがかけられている場合に、受信側で簡単に偏波スクランブルをキャンセルすることができる。その結果、光伝送特性が向上する。
実施形態の光伝送システムの概略構成図である。 図1の光伝送システムで用いられる光送信機の構成例を示す図である。 ポアンカレ球で表現される偏波状態の模式図である。 図1の光伝送システムで用いられる光受信機の第1の構成例を示す図である。 図1の光伝送システムで用いられる光受信機の第2の構成例を示す図である。 位相ずれに起因する偏波のキャンセル残を説明する図である。 図1の光伝送システムで用いられる光受信機の第3の構成例を示す図である。 偏波ずれに起因する偏波のキャンセル残を説明する図である。 図1の光伝送システムで用いられる光受信機の第4の構成例を示す図である。
以下、図面を参照して、発明の実施形態を説明する。
図1は、実施形態の光伝送システム1の概略構成図である。光伝送システム1は、光送信機2、光受信機3、及びこれらの間を接続する光伝送路5を含む。光伝送路5は、たとえば光ファイバケーブルである。通常は、光伝送路5に光増幅器が挿入されているが、図示を省略する。
光送信機2は、光送信部10と、偏波スクランブラ20と、同期駆動制御部21を有する。光送信部10は電気光変換部として機能する。この例では、光送信機2は偏波多重光送信機であり、光送信部10は、レーザ光源11と、偏波分離器(PBS:偏波ビームスプリッタ)12と、光変調器13a、13bと、偏波合成器(PBC:偏波ビームコンバイナ)14と、変調信号生成部15を含む。レーザ光源11から出射された光は、偏波分離器12で互いに直交する偏波面を有する2つの光成分に分離される。一方の偏波成分(X偏波)は、光変調器13aに導かれ、他方の偏波成分(Y偏波)は、光変調器13bに導かれる。変調方式は、n値PSK、n値APSK、n値QAMなど、任意の方式を採用することができる。ここでは、たとえば位相変調方式を採用する。
変調信号生成部15は、入力データに応じた変調信号を生成する。変調信号は、光変調器13aと13bのそれぞれに入力され、光変調器13a、13bへ導かれた偏波成分をそれぞれのデータ値に応じて変調する。偏波合成器14は、光変調器13a、13bで変調を受けた信号光を合成する。
合成された信号光は、偏波スクランブラ20に導かれる。偏波スクランブラ20は、光送信部10から出力される信号光の偏波状態を、光の伝搬方向に垂直な面内で連続的に変化させて伝送路5に出力する。
偏波スクランブラ20は、同期駆動部21から出力される偏波スクランブル制御信号によって駆動される。偏波スクランブル制御信号は、変調信号すなわち送信信号の周波数Fsと同期する偏波スクランブル周波数F0を有する。送信信号の周波数Fsを基準として、これと同期する一定周波数F0で偏波スクランブル変調を行なうことで、後述するように、受信側での偏波スクランブルのキャンセリングが容易かつ正確になる。
偏波スクランブルがかけられた光信号は、光伝送路5を介して、光受信機3で受信される。この例では、光受信機3は、偏波スクランブラ30と、光受信部40と、ディジタル信号処理部50と、同期駆動部31を有する。偏波スクランブラ30は、受信した光信号を、受信信号(周波数Fs)と同期した偏波スクランブル周波数F0で逆方向に変調し、送信側でかけられていた偏波スクランブルをキャンセルする。偏波スクランブラ30から出力された光信号は、光受信部40で電気信号に変換され、アナログ/ディジタル変換を受けて、ディジタル信号処理部50に入力される。
ディジタル信号は、ディジタル信号処理部50のPLL回路51でクロック再生、タイミング抽出処理を受ける。PLL回路51の出力は、適応等化、位相推定、データ復元、誤り訂正処理等を受けて、ディジタル信号処理部50から出力される。
PLL回路51の出力の一部は、同期駆動部31へ入力される。同期駆動部31は、受信信号の周波数Fsに同期する周波数F0の偏波スクランブル制御信号を、偏波スクランブラ30に出力する。偏波スクランブラ30は、送信信号のクロックが復元されたタイミングに同期して、偏波スクランブル変調を行なう。すなわち、光送信機2の偏波スクランブル周波数F0と一致し、かつ同期する偏波スクランブル周波数F0で、受信した光信号を逆方向に変調し、偏波スクランブルをキャンセルすることができる。
この構成によると、100kHz以上の高速で偏波スクランブルがかけられている場合でも、受信側で偏波スクランブルを適切にキャンセルすることができる。したがって、ディジタルコヒーレント方式の光受信機にも適用可能である。光伝送路5における光信号の伝送中に高速で偏波スクランブラをかけることにより、偏波依存性を解消して伝送特性を改善することができる。
図1では単一チャネル(単一波長)の偏波多重光送信機2が示されているが、異なる波長に対応する光送信部10を複数配置することで、マルチチャネルの光送信機としてもよい。その場合は、複数の光送信部10と偏波スクランブラ20との間に合波器を挿入して各波長の偏波多重信号光を合波し、合波された光信号に偏波スクランブルをかける。
図2は、図1のシステムで用いられる光送信機2の構成例を示す図である。光送信機2の光送信部10は、レーザ光源(LD)11と、偏光ビームスプリッタ12と、QPSK位相変調器23a、23bと、偏光ビームコンバイナ14と変調信号生成部15を含む。QPSK位相変調器23a、23bの各々は、たとえばLiNbO3(LN)を用いたマッハツェンダ(MZ)変調器を並列に2つ組み合わせたものである。QPSK位相変調器23a、23bは、X偏波とY偏波に対して、それぞれI(In-phase)成分とQ(quadrature-phase)成分への位相変調を与える。QPSK位相変調器23a、23bの電極(不図示)に、入力データ信号に応じた電圧(変調信号)が印加されると、印加される電界に応じてLN基板に形成された導波路の屈折率が変化して、伝搬する光に位相差が生じる。これにより、位相変調された信号光が出力される。変調信号の周波数Fsは、たとえば1GHzあるいは数GHzである。位相変調されたX偏波とY偏波は、偏光ビームコンバイナ14で合成され、LN偏波スクランブラ20aに出力される。
LN偏波スクランブラ20aは、図示はしないが、LN基板に形成された光導波路の近傍に電極(不図示)が配置された構成を有する。電極に一定周波数の偏波スクランブル制御信号を与えると、結晶軸の方向に応じて屈折率が異なり、入射した直線偏波の垂直成分と水平成分に位相差が生じ、出力される信号光の偏光状態がランダムになる。
偏波スクランブル周波数F0は、変調信号の周波数Fsを1/N(Nは自然数)に分周したものである。偏波スクランブル周波数F0は、
F0=Fs/N(N=1,2,3,..)
の関係を満たす。N=1の場合は、偏波スクランブル周波数F0と変調信号周波数Fsが同じであり、かつ同期した関係になる(F0=Fs)。この場合は、偏波の方向は周期1/Fsでポアンカレ球を一周する。
図3は、ポアンカレ球で表現される偏波状態を示す模式図である。ポアンカレ球の北極と南極は円偏光(楕円率1)である。赤道上はすべて直線変更である(楕円率0)。赤道と北極および南極以外はすべて楕円偏光であり、北半球が右回り偏光、南半球が左回り偏光である。互いに直交する偏波面を有するX偏波とY偏波は、ポアンカレ球の中心に対して点対称に配置される。したがって、偏波スクランブラ20によって偏波の状態が高速かつランダムに変化しても、X偏波とY偏波の直交性は維持される。
図4は、図1のシステムで用いられる光受信機3Aの概略構成図である。光受信機3A
は、LN偏波スクランブラ30aと、光受信部40と、ディジタル信号処理部50と、同期駆動部31を有する。光受信機3Aで受信された信号光は、LN偏波スクランブラ30aに導かれ、偏波スクランブルがキャンセルされる。すなわち、受信信号光の偏波状態が、伝搬方向に垂直な面内で送信側の変調方向と逆方向に変化する。偏波スクランブルがキャンセルされた受信信号光は光送信部40に供給される。
光送信部40で、信号光は偏波ビームスプリッタ(PBS)41で、互いに直交する2つの偏波成分(水平偏波と垂直偏波)に分離され、それぞれ光90度ハイブリッド(光ミキサ)44a、44bに導かれる。分離された2つの偏波は、送信側で分離されたX偏波とY偏波に対応する。
他方、局発振光源(LO)42から出力された光は、偏光ビームスプリッタ(PBS)43で直交する偏波成分に分離され、それぞれが光90度ハイブリッド44a、44bに導かれる。光90度ハイブリッド44a、44bに導かれた受信光は、局発振光源(LO)42から出力される局発振光で検波され、水平偏波、垂直偏波ごとにI成分とQ成分に分離される。I成分とQ成分に分離された水平偏波と垂直偏波は、光電気変換部45a〜45dに入力されて電気信号に変換される。さらにA/D変換部46a〜46dに入力されてディジタル信号に変換され、ディジタル信号処理部50に入力される。
ディジタル信号処理部50に入力された信号は、PLL回路51でクロック成分が再生される。再生された受信信号周波数Fsは同期駆動部31に供給される。同期駆動部31は受信信号周波数Fsと同期する周波数F0の偏波スクランブル制御信号を生成して、偏波スクランブル制御信号をLN偏波スクランブラ30aに出力する。偏波スクランブル周波数F0は、クロック検出された受信信号周波数Fsを1/N(Nは自然数)で分周したものである。同期駆動部31は、PLL回路51内に分周回路として組み込まれた構成としてもよい。
LN偏波スクランブラ30aに導かれた受信光は、受信信号周波数Fsと同期する偏波スクランブル周波数F0で、逆方向にスクランブル変調される。これにより、送信側でかけられた偏波スクランブルがキャンセルされる。
図5は、光受信機の第2の構成例として、光受信機3Bを示す。光受信機3Bは、LN偏波スクランブラ30aと同期駆動部31に加えて、光分岐器(CPL)61、検光子62、光検出器(PD)63、同期検波部64、及び位相調整回路65を有する。
LN偏波スクランブラ30aで偏波スクランブルがキャンセルされた光信号は、光分岐器(CPL)61で分岐され、受信光信号の一部が検光子62で検波される。検出子62は特定の偏波光だけを透過させる。検光子62を透過した偏波光はPD63に入力され、電気信号成分に変換される。検出された電気信号成分は同期検波部64に入力される。
同期検波部64には、同期駆動部31からの偏波スクランブル制御信号も入力される。偏波スクランブル制御信号は、PLL回路51でクロック再生された受信信号Fsに同期する偏波スクランブル周波数F0の信号である。同期検波部64は、PD63で検出された偏波成分を偏波スクランブル周波数F0と同期検波し、PD63から検出されるF0成分だけを取り出す。PD63から検出されるF0成分は、LN偏波スクランブラ30aでのキャンセル残である。位相調整回路65は、PD63から検出されたF0成分(キャンセル残)が最小になるように、LN偏波スクランブラ30aに与えられる偏波スクランブル制御信号の位相を調整する。
図6は、位相ずれに起因する偏波スクランブルのキャンセル残を説明する図である。長距離の光伝送路を伝播して受信された信号の位相は、送信信号の位相からずれている場合がある。送信信号と受信信号の位相がずれている場合、受信信号の周波数Fsと同期する偏波スクランブル周波数F0で逆方向に偏波スクランブルをかけたとしても、偏波スクランブルが完全にキャンセルされないで残存する。キャンセル残が最小になるように位相調整することで、LN偏波スクランブラ30aに入力される偏波スクランブル制御信号が最適化される。
図7は、光受信機の第3の構成例として、光受信機3Cを示す。光受信機3Cは、LN偏波スクランブラ30aと同期駆動部31に加えて、光分岐器(CPL)61、検光子62、光検出器(PD)63、同期検波部64、磁界発生部71、および偏波面調整部(たとえばファラディ回転子)72を有する。
この構成は、受信光の偏波面のずれに起因するキャンセル残を低減することのできる構成である。送信側と受信側の偏波スクランブル変調のずれは偏波面のずれにも起因する。図8に示すように、仮に送信側の変調スクランブル周波数と、受信側の変調スクランブル周波数が同期していたとしても、送信側と受信側で偏波面の方向がずれていると、LN偏波スクランブラ30aの出力にキャンセル残が含まれる。そこで、光受信機3Cでは、偏波面のずれに起因するキャンセル残を低減する。
光分岐器(CPL)61、検光子62、PD63により、LN偏波スクランブラ30aの出力光の一部が検出される。PD63から出力される電気信号成分は、同期検波部64にて、受信信号(Fs)に同期する偏波スクランブル周波数F0で同期検波される。磁界発生部71は同期検波されたF0成分が最小になるように磁界を発生させ、ファラディ回転子72で偏波面を回転させる。LN偏波スクランブラ30aに、偏波面が調整された受信信号光が導かれる。LN偏波スクランブラ30aは、偏波面が調整された受信信号光に対し同期駆動部31からの偏波スクランブル制御信号(F0)に基づいて、逆方向に偏波スクランブルをかける。偏波スクランブルがキャンセルされた信号は光分岐部(CPL)61を介して光受信部40に入力される。
この構成によっても、送信側でかけられた偏波スクランブルを受信側で適切にキャンセルすることができる。なお、偏波面調整部72は、ファラディ回転子に限定されない。たとえば、1/2波長板と1/4波長板の組み合わせなど、偏波面を可変にできる任意のデバイスを用いることができる。
図9は、光受信機の第4の構成例として、光受信機3Dを示す。この構成は、第2の構成例と第3の構成例を合わせたものである。光受信機は、LN偏波スクランブラ30aと同期駆動部31に加えて、CPL61、検光子62、PD63、同期検波部64、磁界発生部71、偏波面調整部72と、制御回路75を含む。LN偏波スクランブラ30aから出力される受信光の一部は、CPL61、検光子62、PD63を介して、同期検波部64に導かれる。PD63で検出された偏波スクランブル変調成分(キャンセル残)と、受信信号Fsに同期する偏波スクランブル周波数F0とが同期検波され、キャンセルされていない成分が制御回路75に入力される。制御回路75は、キャンセル残のうち、位相ずれに起因する成分を最小にするための位相調整信号を生成して位相調整回路65に入力する。同期駆動部31から出力される偏波スクランブル制御信号(周波数F0)の位相は、位相調整回路によって送信側の変調スクランブル周波数F0の位相に整合され、同期された状態でLN偏波スクランブラ30aに入力される。
制御回路75は、キャンセル残のうち、偏波面のずれに起因する成分を最小にするために、偏波面調整信号を生成して磁界発生部71に入力する。磁界発生部71で発生された磁界によってファラディ回転子72が偏波面の方向を変える。偏波面が調整された受信光がLN偏波スクランブラ30aに導かれる。
位相ずれの調整と偏波面ずれ成分のキャンセルを行う制御方法の一例として、まず始めに信号位相を変化させて、偏波のキャンセル残が一番小さくなる信号の位相に調整する。または、検出された信号の位相と、変調を行なう信号の位相を比較し、位相が一致するように調整を行う。キャンセル残が最小になったところで、偏波面の状態を変化させ、キャンセル残がさらに小さくなるように調整する。これを繰り返すことで、受信信号を最適な状態に設定することができる。
送信信号の位相の変化と伝送路中での偏波状態の変動は、装置の温度、伝搬環境(海中等)の温度などに応じてゆっくりと変化をする。このため位相変動や偏波状態の変動は、偏波スクランブラの周波数の変化と比較して、十分に遅い変動である。このように遅い変動のため、上述したように、まず始めに信号位相を変化させて調整し、キャンセルしきれずに残った成分について、偏波状態を調整することができる。
この構成により、送信側と受信側での偏波スクランブル周波数の位相ずれと偏波面ずれを低減し、送信側でかけられた偏波スクランブルを適切にキャンセルすることが可能になる。
本発明は、上述した構成例に限定されない。クロック抽出は、かならずしもディジタル信号処理部50で行う必要はなく、光受信部40のA/D変換前のアナログ電気信号に対して行なわれてもよい。この場合も、周波数Fsの受信信号に同期した偏波スクランブル周波数F0、すなわち、送信側の偏波スクランブル周波数F0と同期した偏波スクランブル周波数F0で、偏波スクランブルをキャンセルすることができる。
また、偏波スクランブル周波数の同期は、必ずしもディジタルまたはアナログのPLL回路を用いて行う必要はない。たとえばGPS等から取り出した基準周波数を利用し、その周波数に同期した信号で偏波スクランブル変調と、偏波スクランブルのキャンセリングを行う構成としてもよい。
偏波スクランブラ20,30はLN偏波スクランブラに限定されず、1/2波長板、1/4波長板等と回転駆動部を組み合わせた構成としてもよい。この場合、回転駆動部は送信信号Fs、受信信号Fsに同期した偏波スクランブル周波数F0(F0=Fs/N、N=1,2,3,…)で互いに逆方向に波長板を回転する。
光変調の方式はQPSKに限定されず、MZ変調器の配置数を増やし光電界強度を異ならせることによって、16QAM、64QAMなど、より多値の変調方式としてもよい。
本発明はディジタルコヒーレント方式に好適に適用できるが、必ずしもディジタルコヒーレント方式の光受信機に限定されない。また、単一チャネル(単一波長)の光伝送に限定されず、マルチチャネルの光伝送にも適用できる。
1 光伝送システム
2 光送信機
3、3A、3B、3C、3D 光受信機
10 光送信部
15 変調信号生成部
20 偏波スクランブラ(送信側)
21 同期駆動部(送信側)
30 偏波スクランブラ(受信側)
31 同期駆動部(受信側)
40 光受信部
50 ディジタル信号処理部
51 PLL(クロック再生回路)
65 位相調整回路
72 ファラディ回転子(偏波面調整部)
75 制御回路

Claims (10)

  1. 光送信機と光受信機を光伝送路で接続する光伝送システムにおいて、
    光送信機は、送信信号の周波数に同期する第1偏波スクランブル周波数で光信号の偏波状態を変化させる第1偏波スクランブラを有し、
    光受信機は、前記光伝送路から受信した光信号の周波数に同期する第2偏波スクランブル周波数で、前記受信した光信号の偏波状態を、前記第1偏波スクランブラと逆方向に変化させる第2偏波スクランブラを有する
    ことを特徴とする光伝送システム。
  2. 前記光受信機は、
    前記第1偏波スクランブル周波数と前記第2偏波スクランブル周波数の位相ずれによる偏波スクランブルのキャンセル残を低減する位相調整器を有することを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  3. 前記光受信機は、
    前記第1偏波スクランブル周波数と前記第2偏波スクランブル周波数の偏波面のずれによる偏波スクランブルのキャンセル残を低減する偏波面調整部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の光伝送システム。
  4. 入力データに応じた変調信号で変調された変調光信号を生成する光送信部と、
    前記変調光信号の周波数に同期する偏波スクランブル周波数で、前記変調光信号の偏波状態を変化させる偏波スクランブラと
    を備えることを特徴とする光送信機。
  5. 光信号を受信して電気信号に変換する光受信部と、
    前記光受信部の出力信号からクロックを再生するクロック再生回路と、
    前記光受信部の前段に配置され、光伝送路から送信信号周波数に同期する第1偏波スクランブル周波数で偏波状態が変化する信号光を受け取り、前記再生されたクロッに同期する第2偏波スクランブル周波数で、前記信号光の偏波状態を、前記変化と逆の方向に変化させる偏波スクランブラと、
    を有することを特徴とする光受信機。
  6. 前記偏波スクランブラの出力光からひとつの方向の偏波成分を取り出して、前記第2偏波スクランブル周波数と同期検波する同期検波部と、
    前記同期検波された成分を最小にする方向に前記第2偏波スクランブル周波数の位相を調整する位相調整回路と、
    をさらに有し、前記位相調整された前記第2偏波スクランブル周波数の駆動信号が、前記偏波スクランブラに入力されることを特徴とする請求項5に記載の光受信機。
  7. 前記偏波スクランブラの出力光からひとつの偏波成分を取り出して、前記第2偏波スクランブル周波数と同期検波する同期検波部と、
    前記同期検波された成分を最小にする方向に、前記光伝搬路から受け取る前記信号光の偏波面の方向を調整する偏波面調整部と、
    をさらに有し、前記偏波面の方向が調整された前記信号光が、前記偏波スクランブラに入力されることを特徴とする請求項5又は6に記載の光受信機。
  8. 光送信機で、送信信号の周波数に同期する第1偏波スクランブル周波数で、光信号を偏波スクランブル変調して光伝送路に出力し、
    光受信機で、前記光伝送路から受信した前記光信号の受信周波数に同期する第2偏波スクランブル周波数で、前記光信号を逆方向に偏波スクランブル変調する
    ことを特徴とする光伝送方法。
  9. 前記光受信機で、前記第1偏波スクランブル周波数と前記第2偏波スクランブル周波数の位相ずれを検出して、
    前記第2偏波スクランブル周波数の位相を調整する
    ことを特徴とする請求項8に記載の光伝送方法。
  10. 前記光受信機で、前記第1偏波スクランブル周波数と前記第2偏波スクランブル周波数の偏波面のずれを検出し、
    前記光受信機で受信される前記光信号の偏波面の方向を調整する
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載の光伝送方法。
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