JP5140920B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に係り、特に、回転駆動される像担持体に接触して回転しつつ像担持体の表面を帯電させる接触帯電方式の帯電ロールと、この帯電ロールをクリーニングするクリーニング部材を備えた画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真方式を採用した複写機やプリンタ等の画像形成装置の帯電装置として、スコロトロン帯電器のようなコロナ放電現象を利用したものが多用されてきたが、コロナ放電現象を利用した帯電装置の場合には、人体や地球環境に悪影響のあるオゾンや窒素酸化物の発生が問題となっている。これに対して、導電性の帯電ロールを像担持体に直接接触させて像担持体の帯電を行う接触帯電方式はオゾンや窒素酸化物の発生が大幅に少なく、電源効率も良いことから、最近では主流となっている。
このような接触帯電方式の帯電装置では、帯電ロールが像担持体に常時接触しているため、帯電ロール表面に異物の付着による汚れが発生しやすいという問題がある。画像形成動作を繰り返し行う像担持体の表面は、転写工程の下流側において、転写後の残留トナー等の異物除去を行うクリーニング工程を経た後、帯電工程のエリアへと進入してくるが、クリーニング工程を経てもトナーの一部やトナーの外添剤など、トナーよりも微小な粒子がクリーニングされずに像担持体上に残留し、帯電ロールの表面へと付着してしまう。帯電ロールの表面に付着した異物は、帯電ロールの表面抵抗値にムラを生じさせ、異常放電や不安定な放電となり帯電均一性を悪化させてしまう。
このような問題を改善させるための技術として、帯電ロールの表面に板状のブラシやスポンジを当接させ、帯電ロールの表面汚れを掻き落とすようなクリーニング方式が提案されている。また、ロール状のクリーニング部材を帯電ロールの表面に当接させるクリーニング方式も提案されている。例えば、特許文献1、2では、帯電ロールの表面粗さをトナー径に比して小さくすることが示されており、特許文献3には、帯電ロールの十点表面粗さ(Rz)を3〜40μmにすることが示されており、特許文献4には、帯電ロールの十点表面粗さ(Rz)を30μm以下にすることが示されている。
しかしながら、上記の技術では、帯電ロールと当接するクリーニング部材の表面に異物が徐々に堆積していき、目詰まりによってクリーニング性能が低下してしまい、その結果帯電ロールが汚れてしまうという欠点がある。
特開平8−166705号公報 特開平9−222776号公報 特開2005−24675号公報 特開平11−143183号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、クリーニング部材及び帯電ロールの表面に異物が堆積することを防止し、長期にわたって安定した帯電均一性が得られる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の画像形成装置は、像像担持体と、前記像担持体に接触しつつ回転して前記像担持体を帯電させる帯電ロールと、前記帯電ロールの表面に接触しつつ従動回転して、前記帯電ロールの表面への付着物を除去するロール状のクリーニング部材と、を備えた画像形成装置であって、前記クリーニング部材は発泡体で、平均セル径が0.42mm以上1.0mm以下であり、セル数が40(個/25mm)以上、80(個/25mm)以下であり、前記帯電ロールの十点表面粗さ(Rz)が1μm以上17μm以下であることを特徴とする。
帯電ロールに付着した外添剤やトナーなどがクリーニング部材で除去される際には、まず、発泡体で構成されるクリーニング部材のセル内に外添剤などの異物が取り込まれる。セル内に取り込まれた異物は、凝集して適度な大きさの凝集体になり、適度な大きさの凝集体になると、この凝集体が、セルから吐き出されて帯電ロールを介して像担持体へ戻り、クリーニングブレード等により像担持体から除去されるため、クリーニング部材に異物が堆積せず、クリーニング部材によるクリーニング性能の維持継続がなされていると考えられている。
本発明によれば、クリーニング部材の平均セル径を0.18mm以上1.0mm以下とし、帯電ロールの十点表面粗さ(Rz)を1μm以上17μm以下としたので、外添剤などの異物が帯電ロールからクリーニング部材のセル内に回収されやすく、また、セル内に凝集された凝集体が放出されやすくなり、クリーニング部材及び帯電ロールの表面に異物が堆積することを防止し、長期にわたって安定した帯電均一性を得すことができる。
なお、本発明の画像形成装置は、前記帯電ロールの十点表面粗さ(Rz)が7.0μm以下であることが好ましく、3.0μm以下であることがさらに好ましい。
また、本発明の画像形成装置は、前記クリーニング部材のセル数が40(個/25mm)以上、80(個/25mm)以下であることを特徴とする。
発泡体であるクリーニング部材は、セル数を上記とすることにより、容易にクリーニング効果の高い前述の範囲内のセル径とすることができる。
また、本発明の画像形成装置は、前記像担持体を現像する現像剤に球形のシリカが含まれていることを特徴とすることもできる。
このように、球形のシリカを、例えばトナーの外添剤として使用することにより、クリーニング部材のセル内で凝集された後、放出されやすくなる。
また、本発明の画像形成装置は、前記像担持体がポリテトラフルオロエチレンを含んでいることを特徴とすることもできる。
上記構成によれば、像担持体に異物が付着しにくく、良好な画像形成を行うことができる。
また、本発明の画像形成装置は、前記像担持体を現像する現像剤のトナーが重合トナーであることを特徴とすることもできる。
重合トナーであれば、帯電ロールに付着しにくく、容易に除去することができる。
また、本発明の画像形成装置は、前記帯電ロールの帯電方式がAC+DC印加方式であることを特徴とすることもできる。
AC+DC印加方式とすることにより、帯電ロールを良好にクリーニングすることができる。
また、本発明の画像形成装置は、前記クリーニング部材が発泡ウレタン樹脂を含んで構成されていることを特徴とすることもできる。
帯電ロールの表面にクリーニング部材との擦れによるキズをつけないために、また、長期にわたり千切れや破損が生じないようにするために、引き裂き、引っ張りなどに強い発泡ウレタン樹脂が特に好ましく用いられる。
本発明によれば、クリーニング部材及び帯電ロールの表面に異物が堆積することを防止し、長期にわたって安定した帯電均一性を得ることができる。
以下、本発明の画像形成装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1には、第1実施形態に係る4サイクル方式のフルカラーの画像形成装置10が示されている。この画像形成装置10の内部には、中央よりもやや右上部に、感光体ドラム12が回転可能に配設されている。この感光体ドラム12としては、例えば、表面にOPC等よりなる感光体層が被覆された直径が約47mmの導電性円筒体からなるものが用いられ、図示しないモータにより、矢印X方向に約150mm/secのプロセススピードで回転駆動される。
感光体ドラム12の表面は、感光体ドラム12の略真下に配置された帯電ロール14によって所定の電位に帯電された後、帯電ロール14の下方に配置された露光装置16から出射されるレーザービームLBによって画像露光が施され、画像情報に応じた静電潜像が形成される。
この感光体ドラム12上に形成された静電潜像は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の現像器18Y、18M、18C、18Kが周方向に沿って配置された回転式現像器18によって現像され、所定の色のトナー像となる。
このとき、感光体ドラム12の表面には、形成する画像の色に応じて、帯電・露光・現像の各工程が、所定回数だけ繰り返される。現像工程では回転式現像器18が回転し、対応する色の現像器18Y、18M、18C、18Kが、感光体ドラム12と対向する現像位置に移動する。
例えば、フルカラーの画像を形成する場合、感光体ドラム12の表面には、帯電・露光・現像の各工程が、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色に対応して4回繰り返され、感光体ドラム12の表面には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色に対応したトナー像が順次形成される。トナー像が形成されるにあたって、感光体ドラム12が回転する回数は、画像のサイズに応じて異なるが、例えば、A4サイズであれば、感光体ドラム12が3回転することによって、1つの画像が形成される。つまり、感光体ドラム12の表面には、感光体ドラム12が3回転するごとに、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色に対応したトナー像が形成される。
感光体ドラム12上に順次形成されるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像は、感光体ドラム12の外周に中間転写ベルト20が巻き付けられた一次転写位置において、中間転写ベルト20上に互いに重ね合わせた状態で一次転写ロール22によって転写される。
この中間転写ベルト20上に多重に転写されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像は、所定のタイミングで給紙される記録用紙24上に、二次転写ロール26によって一括して転写される。
一方、記録用紙24は、画像形成装置10の下部に配置された給紙カセット28から、ピックアップロール30によって送り出されるとともに、フィードロール32及びリタードロール34によって1枚ずつ捌かれた状態で給紙され、レジストロール36によって中間転写ベルト20上に転写されたトナー像と同期した状態で、中間転写ベルト20の二次転写位置へと搬送される。
中間転写ベルト20は、感光体ドラム12における回動方向の上流側にて中間転写ベルト20のラップ位置を特定するラップインロール38と、感光体ドラム12上に形成されたトナー像を中間転写ベルト20上に転写する一次転写ロール22と、ラップ位置の下流側にて中間転写ベルト20のラップ位置を特定するラップアウトロール40と、二次転写ロール26に中間転写ベルト20を介して当接するバックアップロール42と、中間転写ベルト20のクリーニング装置44に対向する第1のクリーニングバックアップロール46と、第2のクリーニングバックアップロール48と、によって所定の張力で張架されており、所定のプロセススピード(約150mm/sec)で循環移動するように、例えば、感光体ドラム12の回転に伴って従動される。
ここで、中間転写ベルト20は、画像形成装置10の小型化を図るため、中間転写ベルト20が張架される断面形状が、偏平な細長い略台形状となるように構成されている。
中間転写ベルト20は、感光体ドラム12と、帯電ロール14と、中間転写ベルト20と、中間転写ベルト20を張架する複数のロール22、38、40、42、46、48と、中間転写ベルト20用のクリーニング装置44と、後述する感光体ドラム12用のクリーニング装置78と、で一体的に像形成ユニット52を構成している。このため、画像形成装置10の上部カバー54を開き、像形成ユニット52の上部に設けられた把手(図示省略)を手で持ち上げることにより、像形成ユニット52全体を画像形成装置10から取り外し可能となっている。
一方、中間転写ベルト20のクリーニング装置44は、第1のクリーニングバックアップロール46によって張架された中間転写ベルト20の表面に当接するように配置されたスクレーパ58と、第2のクリーニングバックアップロール48によって張架された中間転写ベルト20の表面に圧接するように配置されたクリーニングブラシ60とを備え、これらのスクレーパ58やクリーニングブラシ60によって除去された残留トナーや紙粉などは、クリーニング装置44の内部に回収されるようになっている。
なお、クリーニング装置44は、揺動軸62を中心にして、図中反時計周り方向に揺動可能に配置されており、最終色のトナー像の二次転写が終了するまでは、中間転写ベルト20の表面から離間した位置に退避するとともに、最終色のトナー像の二次転写が終了すると、中間転写ベルト20の表面に当接するように構成されている。
さらに、中間転写ベルト20からトナー像が転写された記録用紙24は、定着装置64へと搬送され、この定着装置64によって加熱及び加圧されてトナー像が記録用紙24上に定着される。その後、片面プリントの場合には、トナー像が定着された記録用紙24は、排出ロール66によって画像形成装置10の上部に設けられた排出トレイ68上にそのまま排出される。
―方、両面プリントの場合には、定着装置64により第一面(表面)にトナー像が定着された記録用紙24を、排出ロール66によって排出トレイ68上にそのまま排出せずに、排出ロール66によって記録用紙24の後端部を狭持した状態で、排出ロール66を逆転させるとともに、記録用紙24の搬送径路を両面用の用紙搬送路70に切り替え、この両面用の用紙搬送路70に配設された搬送ロール72によって、記録用紙24の表裏を反転した状態で、再度、中間転写ベルト20の二次転写位置へ搬送して、記録用紙24の第二面(裏面)にトナー像を転写する。そして、記録用紙24の第二面(裏面)のトナー像を定着装置64によって定着させ、記録媒体24を排出トレイ68上に排出する。
さらに、画像形成装置10には、オプションによって、画像形成装置10の側面に手差しトレイ74が開閉自在に装着可能となっている。この手差しトレイ74上に載置された任意のサイズ及び種類の記録用紙24は、給紙ロール76によって給紙され、搬送ロール73及びレジストロール36を介して、中間転写ベルト20の二次転写位置へ搬送されることにより、任意のサイズ及び種類の記録用紙24にも画像を形成することが可能となっている。
なお、トナー像の転写工程が終了した後の感光体ドラム12の表面は、感光体ドラム12が1回転する毎に、感光体ドラム12の斜め下方に配置されたクリーニング装置78のクリーニングブレード80によって、残留トナーや紙粉などが除去され、次の画像形成工程に備えるようになっている。
図2に示すように、感光体ドラム12の下方部には、感光体ドラム12と接触するように帯電ロール14が配置されている。この帯電ロール14は、導電性のシャフト14Aの周囲に帯電層14Bが形成されたものであり、シャフト14Aは回転可能に支持されている。帯電ロール14の感光体ドラム12と反対側の下方部には、帯電ロール14の表面に接触するロール状のクリーニング部材100が設けられている。このクリーニング部材100は、シャフト100Aの周囲に発泡層100Bが形成されたものであり、シャフト100Aは回転可能に支持されている。
クリーニング部材100は帯電ロール14に所定の荷重で押圧され、発泡層100Bが帯電ロール14の周面に沿って弾性変形してニップ部101を形成している。感光体ドラム12は、図示しないモータによって矢印X方向に回転駆動され、感光体ドラム12の回転により帯電ロール14が矢印Y方向に従動回転する。また、帯電ロール14の回転によりロール状のクリーニング部材100が矢印Z方向に従動回転する。
クリーニング部材100が帯電ロール14に接触しつつ従動回転することにより、帯電ロール14の表面のトナーや外添剤などの汚れがクリーニング部材100側へ移行してクリーニングされる。
次に、クリーニング部材100の詳細について説明する。
クリーニング部材100のシャフト100Aの材質としては、快削鋼、ステンレス鋼等が使用されており、摺動性などの用途に応じ材質および表面処理方法は適時選択され、導電性を有さない材質についてはメッキ処理など一般的な処理により加工され導電化処理が行われてもよく、もちろんそのまま使用してもよい。また、発泡層100Bを介して帯電ロール14と適度なニップ圧力で接触するため、ニップ時に撓みのない強度を持った材質またはシャフト長に対して十分剛性をもったシャフト径が選択される。
発泡層100Bは、多孔質の3次元構造を有する発泡体からなる。発泡層100Bは、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリアミド又はポリプロピレン等の発泡性の樹脂又はゴムを材質としたものより選択される。発泡層100Bは、帯電ロール14との従動摺擦により外添剤などの異物を効率的にクリーニングすると同時に、帯電ロール14の表面に発泡層100Bの擦れによるキズをつけないために、また、長期にわたり千切れや破損が生じないようにするために、引き裂き、引っ張りなどに強いポリウレタンが特に好ましく用いられる。
ポリウレタンとして特に限定するものではなく、ポリエステルポリオール、ポリーエテルポリエステルやアクリルポリールなどのポリオールと、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネートや4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートなどのイソシアネートの反応を伴っていれば良く、1,4−ブタンジオール、トリメチロールプロパンなど鎖延長剤が混合されていることが好ましい。また、水やアゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニトリルのようなアゾ化合物などの発泡剤を用いて発泡させるのが一般的である。さらに必要に応じて発泡助剤、整泡剤、触媒などの助剤を加えればよい。
帯電ロール14に付着した外添剤やトナーなどの異物Iは、図3に示すように、発泡層100Bの表面に構成されているセルS内に取り込まれ、セルS内に取り込まれた異物Iが凝集して適度な大きさの凝集体Gになり、適度な大きさの凝集体Gになると、この凝集体Gが、発泡層100Bから帯電ロール14を介して感光体ドラム12へ戻り、クリーニングブレード80で感光体ドラム12から除去されて、クリーニング装置78に回収される。これにより、発泡層100Bに異物が堆積せず、クリーニング部材によるクリーニング性能の維持継続がなされていると考えられている。
このようにして帯電ロール14のクリーニングを行うクリーニング部材100は、平均セル径が0.18mm以上、1.0mm以下とされている。平均セル径が0.18mm未満の場合には、外添剤などの異物がセル内に取り込まれにくかったり、取り込まれても吐き出されずに残ったりするからである。また、平均セル径が1.0mm超の場合には、取り込んだ外添剤を適度な大きさまで固めることが困難となり、帯電ロール14へ転移させることが困難となるからである。
また、発泡層100Bのセル数は、40〜80個/25mmであることがより好ましい。このようなセル数に設定することで、セルの中に外添剤などの異物を取り込みやすく、かつ取り込んだ外添剤などの異物を帯電ロール14、感光体ドラム12へ転移しやすい、上記範囲内の平均セル径に容易にすることができる。
なお、クリーニング部材100の径はφ8mm〜φ15mm、より好ましくはφ9mm〜φ14mmで、発泡層100Bの肉厚が2mmから4mmであることが好ましい。直径が15mm以上であるとクリーニング部材100の周面1箇所あたりの外添剤に接触する回数が減り、またクリーニング回数が減るので、クリーニング性能に対する長期安定性には優れるものの小型化の観点から不利である。直径が9mm以下であると画像形成装置を小型化できるので優位であるが、周面1箇所あたりの外添剤に接触する回数が増え、またクリーニング回数が増えるので、長期安定性に対し不利となる。
次に、帯電ロール14について説明する。
この帯電ロール14は、導電性のシャフト14A上に帯電層14Bとして導電性弾性層、表面層が順次形成されたものである。
帯電ロール14の径はφ8mmからφ15mm、より好ましくはφ9mmからφ14mmで、帯電層14Bの肉厚が2mmから4mmであることが好ましい。直径が15mm以上であると周面1箇所あたりの外添剤に接触する回数が減り、また放電回数が減るので、汚れや帯電性能に対する長期安定性には優れるものの小型化の観点から不利である。直径が8mm以下であると画像形成装置10を小型化できるので優位であるが、周面1箇所あたりの外添剤に接触する回数が増え、また放電回数が増えるので、長期安定性に対し不利となる。
また、帯電ロール14の表面粗さは、十点表面粗さ(Rz)で1μm以上17μm以下とされている。前述のクリーニング部材100の平均セル径との関係で、1μm未満の場合、17μm超の場合には、クリーニング部材100のセル内から帯電ロール14側へ外添剤などの異物が吐き出され難くなり、クリーニング部材100に汚れが堆積してクリーニング性が悪くなるからである。なお、帯電ロール14の表面粗さは、7.0μm以下であることが好ましく、3.0μm以下であることがさらに好ましい。
この帯電ロール14であるが、所定の帯電性能を有するものであれば以下の構成に限定されるものでないことは言うまでもない。
シャフト14Aの材質としては、快削鋼、ステンレス鋼等が使用され、摺動性などの用途に応じ材質および表面処理方法は適時選択され、導電性を有さない材質についてはメッキ処理など一般的な処理により加工され導電化処理が行われていてもよい。
帯電ロール14の帯電層14Bを構成する上記導電性弾性層は、例えば、弾性を有するゴム等の弾性材、導電性弾性層の抵抗を調整するカーボンブラックやイオン導電材等の導電材、必要に応じて軟化剤、可塑剤、硬化剤、加硫剤、加硫促進剤、老化防止剤、シリカおよび炭酸カルシウム等の充填剤等、通常ゴムに添加され得る材料を加えてもよい。通常ゴムに添加される材料を添加した混合物を、導電性のシャフト14Aの周面に被覆することにより形成される。抵抗値の調整を目的とした導電剤として、マトリックス材に配合されるカーボンブラックやイオン導電剤のような、電子及び/又はイオンを電荷キャリアとして電気伝導する材料を分散したもの等を用いることができる。また、上記弾性材は発泡体であってもかまわない。
上記導電性弾性層を構成する弾性材としては、例えばゴム材中に導電剤を分散させることによって形成される。ゴム材としては、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、エピクロルヒドリンゴム、ブチルゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエンゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、エピクロルヒドリン−エチレンオキシド共重合ゴム、エピクロルヒドリン−エチレンオキシド−アリルグリシジルエーテル共重合ゴム、エチレン−プロピレン−ジエン3元共重合ゴム(EPDM)、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、天然ゴム等、及びこれらのブレンドゴムが挙げられる。中でも、シリコーンゴム、エチレンプロピレンゴム、エピクロルヒドリン−エチレンオキシド共重合ゴム、エピクロルヒドリン−エチレンオキシド−アリルグリシジルエーテル共重合ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴムおよびこれらのブレンドゴムが好ましく用いられる。これらのゴム材は発泡したものであっても無発泡のものであってもよい。
導電剤としては、電子導電剤やイオン導電剤が用いられる。電子導電剤の例としては、ケッチェンブラック、アセチレンブラック等のカーボンブラック;熱分解カーボン、グラファイト;アルミニウム、銅、ニッケル、ステンレス鋼等の各種導電性金属または合金;酸化スズ、酸化インジウム、酸化チタン、酸化スズ−酸化アンチモン固溶体、酸化スズ−酸化インジウム固溶体等の各種導電性金属酸化物;絶縁物質の表面を導電化処理したもの;などの微粉末を挙げることができる。また、イオン導電剤の例としては、テトラエチルアンモニウム、ラウリルトリメチルアンモニウム等の過塩素酸塩、塩素酸塩等;リチウム、マグネシウム等のアルカリ金属、アルカリ土類金属の過塩素酸塩、塩素酸塩等;を挙げることができる。
これらの導電剤は、単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。また、その添加量は特に制限はないが、上記電子導電剤の場合は、ゴム材100質量部に対して、1〜60質量部の範囲であることが好ましく、一方、上記イオン導電剤の場合は、ゴム材100質量部に対して、0.1〜5.0質量部の範囲であることが好ましい。
帯電層14Bを構成する上記表面層は、トナー等の異物による汚染の防止のためなどに形成しているものであり、表面層の材料としては、樹脂、ゴム等の何れを用いてもよく特に限定するものではない。ポリエステル、ポリイミド、共重合ナイロン、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリビニルブチラール、エチレンテトラフルオロエチレン共重合体、メラミン樹脂、フッ素ゴム、エポキシ樹脂、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、セルロース、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体等を挙げることができる。
このうち外添剤汚れの観点から、ポリフッ化ビニリデン、4フッ化エチレン共重合体、ポリエステル、ポリイミド、共重合ナイロンが好ましく用いられる。共重合ナイロンは、610ナイロン、11ナイロン、12ナイロン、の内のいずれか1種または複数種を重合単位として含むものであって、この共重合体に含まれる他の重合単位としては、6ナイロン、66ナイロン等が挙げられる。ここで、610ナイロン、11ナイロン、12ナイロンよりなる重合単位が共重合体中に含まれる割合は、重量比で合わせて10%以上であるのが好ましい。上記重合単位が10%以上の場合は、調液性および表面層塗布時における成膜性に優れるとともに、特に繰り返し使用時における樹脂層の磨耗や樹脂層への異物付着が少なく、ロールの耐久性が優れ、環境による特性の変化も少なくなる。
上記高分子材料は単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。また、当該高分子材料の数平均分子量は、1,000〜100,000の範囲であることが好ましく、10,000〜50,000の範囲であることがより好ましい。
また上記表面層には導電性材料を含有させ、抵抗値を調整することができる。該導電性材料としては、粒径が3μm以下であるものが望ましい。
また、抵抗値の調整を目的とした導電剤として、マトリックス材に配合されるカーボンブラックや導電性金属酸化物粒子、あるいはイオン導電剤のような、電子及び/又はイオンを電荷キャリアとして電気伝導する材料を分散したもの等を用いることができる。
導電剤のカーボンブラックとして、具体的には、デグサ社製の「スペシャルブラック350」、同「スペシャルブラック100」、同「スペシャルブラック250」、同「スペシャルブラック5」、同「スペシャルブラック4」、同「スペシャルブラック4A」、同「スペシャルブラック550」、同「スペシャルブラック6」、同「カラーブラックFW200」、同「カラーブラックFW2」、同「カラーブラックFW2V」、キャボット社製「MONARCH1000」、キャボット社製「MONARCH1300」、キャボット社製「MONARCH1400」、同「MOGUL−L」、同「REGAL400R」等が挙げられる。
上記カーボンブラックはpH4.0以下であり、一般的なカーボンブラックに比べ、表面に存在する酸素含有官能基の効果により、樹脂組成物中への分散性がよく、前記pH4.0以下のカーボンブラックを配合することにより、帯電均一性をよくすることができ、さらに抵抗値の変動を小さくすることができる。
上記抵抗値を調整するための導電性粒子である導電性金属酸化物粒子は、酸化錫、アンチモンがドープされた酸化錫、酸化亜鉛、アナターゼ型酸化チタン、ITO等の導電性を有した粒子で、電子を電荷キャリアとする導電剤あれば何れも用いることができ、特に限定されるものではない。これらは、単独で用いても2種類以上を併用することができる。また、本発明を阻害しない限り、何れの粒径であってもよいが、抵抗値調整および強度の点より、好ましくは酸化錫、アンチモンドープがされた酸化錫、アナターゼ型酸化チタンであり、更に、酸化錫、アンチモンドープがされた酸化錫が好ましい。
このような導電性材料によって抵抗制御を行うことにより、表面層の抵抗値は環境条件によって変化せず、安定な特性が得られる。
さらに、上記表面層には、フッ素系あるいはシリコーン系の樹脂が用いられている。特に、フッ素変性アクリレートポリマーで構成されることが好ましい。また、表面層の中に微粒子を添加してもよい。これにより、表面層が疎水性となって帯電ロール14への異物の付着が防止されるように作用する。また、アルミナやシリカのような絶縁性の粒子を添加して、帯電ロール14の表面に凹凸を付与し、感光体ドラム12との摺擦時の負担を小さくして帯電ロール14と感光体ドラム12相互の耐磨耗性を向上させることも可能である。
画像形成装置10に用いられる現像剤には、外添剤として球形のシリカを含むことが好ましい。この理由として、シリカは屈折率が1.5前後であり、粒径を大きくしても光散乱による透明度の低下、特にOHP表面への画像作製時のPE値(光透過性の指標)等に影響を及ぼさないことが挙げられる。
一方、一般的なフュームドシリカは比重2.2であり、粒径的にも最大50nmが製造上から限界となる場合がある。また凝集体として粒径を上げることはできるが、均一分散が困難となる場合があり、安定してシール効果を発揮できない場合がある。
クリーニング性向上のために含有される外添剤の材料として好適なシリカ、特に比重1.3〜1.9で球形単分散のシリカは、湿式法であるゾルゲル法により得ることができる。該ゾルゲル法は湿式法で、かつ焼成することなしに製造する方法であるため、蒸気相酸化法等の他の方法に比べ、比重を低く制御することができる。また、疎水化処理工程での疎水化処理剤種、或いは処理量を制御することにより、更に比重を調整することが可能となる。シリカの粒径は、ゾルゲル法の加水分解、縮重合工程のアルコキシシラン、アンモニア、アルコール、水の質量比、反応温度、攪拌速度、供給速度により自由に制御できる。単分散で球形形状のシリカとすることもゾルゲル法にて可能となる。
具体的なシリカの製造方法は以下の通りである。
先ず、水およびアルコールの混合溶液に、アンモニア水を触媒とし、温度をかけながらテトラメトキシシラン等のシラン化合物を滴下し攪拌を行う。次に、生成したシリカゾル懸濁液の遠心分離を行い、湿潤シリカゲルとアルコール、アンモニア水とに分離する。湿潤シリカゲルに溶剤を加え再度シリカゾルの状態にし、疎水化処理剤を加え、知りか表面の疎水化を行う。疎水化処理としては、一般的なシラン化合物を用いることができる。次にこの疎水化処理シリカゾルから溶媒を除去、乾燥、シーブすることにより、目的のシリカを得ることができる。またこのように得られた再度上述のゾルゲル法による処理を行っても構わない。
また、画像形成装置10に用いられる現像剤のトナーとして、重合法により作製される重合トナーを用いることが好ましい。トナー形状が不定形であることにより、流動性助剤の添加によっても流動性が十分でないことがあり、使用中の機械的せん断力によるトナー表面の微粒子のトナー凹部への移動により、経時的に流動性が低下したり、流動性助剤のトナー内部への埋没が起こることで、現像性/転写性/クリーニング性が悪化する。また、クリーニングにより回収されたトナーを再び現像機に戻して使用すると更に画質の低下を生じ易い。これらを防ぐためにさらに流動性助剤を増加すると感光体上への汚染、フィルミング、傷などを発生させてしまう。
このため、意図的にトナー形状及び表面構造の制御を可能とする手段として、乳化重合凝集法によるトナーの製造方法が提案されている。これらは一般に、乳化重合等の重合法により樹脂微粒子の分散液を作製し、他方、溶媒に着色剤を分散させた着色剤粒子分散液を作製し、これらを混合した後、加熱及び/またはpH制御、凝集剤添加などにより上記の樹脂微粒子と着色剤とを所望の粒子径になるまで凝集させ、その後凝集粒子を所望の粒子径で安定させ、次いで、樹脂微粒子のガラス転移点以上の温度に過熱して融合させてトナーを作製するものである。
乳化重合凝集法で得たトナー粒子は、その粒度分布特性において従来の懸濁重合法等に代表される他の重合法で得たトナー粒子と比較して極めて優れた特性(特に粒度分布がシャープであり、分級操作を必要としない)を示し、これをトナーとして用いれば高品質の画質を長期に渡り得ることが可能である。また、乳化重合凝集法によるトナーの作製方法は、凝集粒子を樹脂微粒子のガラス転移点(Tg)以上に加熱して融合させることから、その加熱の仕方やpHの制御により、不定形の形状から、球形の粒子状態のトナーまで様々な形状のトナーを作製することができるため、使用される電子写真システムにおいて、いわゆるポテト形状から球形までの範囲で形状の選択が可能である。
また、感光体ドラム12は、ポリテトラフルオロエチレンを含んでいることが好ましい。上記構成によれば、感光体ドラム12に異物が付着しにくく、良好な画像形成を行うことができる。
また、感光体ドラム12を帯電させる帯電方式として、AC+DCの電圧印加を行うこともできる。AC+DC印加方式とすることにより、帯電ロールを良好にクリーニングすることができる。
次に、クリーニング部材100による帯電ロール14のクリーニング性を評価するためのテストについて説明する。
平均セル径の異なる発泡層100Bを有するクリーニング部材100、及び、表面粗さの異なる帯電ロール14を用いて、クリーニング性のテストを行った。
クリーニング性を評価する方法としては、図1に示す画像形成装置10において、クリーニング部材100をつけない状態でプリントテストを行ってあらかじめ帯電ロール14を汚しておき、次に感光体ドラム12と帯電ロール14とクリーニング部材100だけを設置して感光体ドラム12を所定回数回転させ、帯電ロール14表面の変化を測定することとした。このときの測定方法は、帯電ロール14表面に付着した外添剤による白色度の閾値、及び、クリーニング部材100表面に付着した外添剤による白色度の閾値を設け、帯電ロール14の白色度が閾値を超える場合を×、帯電ロール14の白色度は閾値以下であるが、クリーニング部材100の白色度が閾値を超える場合を○、帯電ロール14の白色度、クリーニング部材100の白色度の両方が閾値以下の場合を◎とした。すなわち、×はクリーニング性自体が不良であることを示し、○はクリーニング性は良好であるがクリーニング部材100から帯電ロール14へ外添剤の凝集体が移行しにくいことを示し、◎ははクリーニング性が良好で、かつ、クリーニング部材100から帯電ロール14へ外添剤の凝集体が移行しやすいことを示している。表1にテスト結果を示す。
Figure 0005140920
表1に示す結果により、クリーニング部材100は、平均セル径が0.18mm以上、1.0mm以下の場合に、クリーニング性能が高いことがわかる。
また、帯電ロール14の表面粗さは、十点表面粗さ(Rz)で1μm以上17μm以下の場合に、良好なクリーニング性を得られ、1μm以上7.0μm以下の場合に、良好なクリーニング性及びクリーニング部材から帯電ロールへの凝集体の良好な移行性も得られた。
さらに、微量な付着量を比較するために、SARM−Dでの抵抗値評価を行った。十点表面粗さ(Rz)が、3.9μm、2.5μm、1.7μm、の帯電ロール14を用意し、汚れの付着前の初期抵抗値R0と、感光体ドラム12、帯電ロール14、クリーニング部材100を所定回数回転させた後の使用後抵抗値R1とを測定することとした。使用後抵抗値R1が初期抵抗値R0に近いほど、帯電ロール14への外添剤などの付着量が少なく、クリーニング部材100でのクリーニング性が高いことを示している。図4、5にテスト結果を示す。図4には、各々の表面粗さにおける軸方向の初期抵抗値R0及び使用後抵抗値R1−A、R1−Bが示されている。また、図5には、軸方向平均値での各々の表面粗さにおける初期抵抗値R0及び使用後抵抗値R1−A、R1−Bを比較したグラフを示す。なお、使用後抵抗値R1−A、R1−Bは、同一帯電ロール14の周方向の異なる定点位置での測定値である。
図4及び図5から、付着量が少なくクリーニング性が高い順に、1.7μm>2.5μm>>3.9μm、の結果が得られた。表面粗さが3.9μmの場合に、著しく付着量が増加している。これは、クリーニング部材100に取り込まれた外添剤凝集体の帯電ロール14側への移行が他の表面粗さのものと比較して不十分であるためと考えられる。微量な付着量も考慮すると、帯電ロール14の十点表面粗さ(Rz)は、3.0μm以下であることが好ましいといえる。
また、図6には、SARM−Dでの軸方向の抵抗値のバラツキσが示されている。B1−A、B1−Bは、使用後抵抗値R1−A、R1−Bに各々対応している。バラツキσの目標値として設定した値に対して、この値よりバラツキσが小さければ、所定量よりも汚れが少ないと評価できる。図6から、十点表面粗さ(Rz)が3.9μmの帯電ロール14のバラツキB1−Bが目標値を超えている。また、バラツキB1−Aは目標値を下回ってはいるが、目標値に接近している。ここからも、十点表面粗さ(Rz)が3.9μmの帯電ロール14が、2.5μm、1.7μmの帯電ロール14と比較して、クリーニング性が低いことがわかる。
本実施形態では、クリーニング部材100の平均セル径を0.18mm以上、1.0mm以下とし、帯電ロール14の表面粗さを、十点表面粗さ(Rz)で1μm以上17μm以下としたので、クリーニング性能を高くすることができる。
また、帯電ロール14の表面粗さを、十点表面粗さ(Rz)で1μm以上7.0μm以下とすることにより、クリーニング性をより向上させることができる。
また、帯電ロール14の表面粗さを、十点表面粗さ(Rz)で1μm以上3.0μm以下とすることにより、クリーニング性をさらに向上させることができる。
なお、本実施形態では、クリーニング部材100を帯電ロール14による従動としたが、帯電ロール14の回転により回転するギアを介して回転する構成としてもよい。ギアの大きさ等を調整することにより帯電ロール14と回転速度を異ならせて、接触部分の摩擦によりクリーニング効果を高めることができる。
なお、本実施形態の画像形成装置10は、回転式現像器18を用いて感光体ドラム12へのトナー像の形成を4サイクル繰り返したが、この構成に限定するものではない。例えば、中間転写ベルトの移動方向に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成ユニットを並設する構成であっても、各画像形成ユニットの感光体ドラム、帯電ロール及びロール状スポンジ部材に本発明を適用することが可能である。
前記実施形態における帯電ロール14とクリーニング部材を以下のように作成した。なお以下の実施例における、クリーニング部材100に用いられる発泡ウレタンのセル径を制御し製造する方法としては、一般的に特開平09−302125や特開2005−120274に記されているように、ポリオール、発泡剤、整泡剤、触媒を混合するが、この混合比を変えることで、セル径の大きさをコントロールすることができる。またこのセル径の計測方法はクリーニング部材100の任意の3箇所にて25mmの長さにおけるセル数を計数し、25mmをそのセル数で割ったものをセル径として使用している。
[帯電ロール]
エピクロルヒドリンゴム100質量部にイオン導電剤PEL−100(日本カーリット社製)3質量部を添加して十分混練した後、これを押し出し成形後、φ6のSUM−Niシャフト(硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)を挿入し、プレス成形機にて成形・加硫をおこなった後、研磨によって所望の外径に加工を行い、外径Φ端部外径11.95、中央部外径φ12.0となるように加工した。その後、この帯電ロール表面に浸漬コーティング方法によってフッ素系樹脂を、膜厚5μmでコーティングを実施した。またこの研磨加工の際の条件を変更しRzが0.5μm、1μm、3μm、4.5μm、7μm、13μm、15μm、17μm、19μmの帯電ロールを作成した。
[クリーニング部材1]
ポリエーテルとイソシアネートとを混合し、得られたウレタン樹脂を加熱硬化させ、3次元網目構造からなるウレタン材料(INOAC社製EP70)を裁断し、金属シャフト(φ5mmの硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)(SUM−Ni)を挿入し、研削盤を用いてφ9.0mmとなるように加工を実施した。なお、ここで作成したクリーニング部材の平均セル径は0.42mmであった。
[クリーニング部材2]
ポリエーテルとイソシアネートとを混合し、得られたウレタン樹脂を加熱硬化させ、3次元網目構造からなるウレタン材料(INOAC社製ER26)を裁断し、金属シャフト(φ5mmの硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)(SUM−Ni)を挿入し、NC円筒研削盤を用いてφ9.0mmとなるように加工を実施した。なお、ここで作成したクリーニング部材の平均セル径は0.62mmであった。
[クリーニング部材3]
ポリエーテルとイソシアネートとを混合し、得られたウレタン樹脂を加熱硬化させ、3次元網目構造からなるウレタン材料(INOAC社製poron L24)を裁断し、金属シャフト(φ5mmの硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)(SUM−Ni)を挿入し、NC円筒研削盤を用いてφ9.0mmとなるように加工を実施した。なお、ここで作成したクリーニング部材の平均セル径は0.1mmであった。
[クリーニング部材4]
ポリエーテルとイソシアネートとを混合し、得られたウレタン樹脂を加熱硬化させ、3次元網目構造からなるウレタン材料(INOAC社製Endur)を押出し成形によって作成し、金属シャフト(φ5mmの硫黄快削鋼にニッケルメッキを施したもの)(SUM−Ni)を挿入し、NC円筒研削盤を用いてφ9.0mm、となるように加工を実施した。なお、ここで作成したクリーニング部材の平均セル径は0.18mmであった。
[クリーニング部材5]
さらにセル径の大きなものの作成を試みたところ、セル径の大きなものが現在の技術では小径ロールに加工することが困難であったため、クリーニング部材1で作成したものを部分的にピンセットで剥離させた結果、約1.0mmのセル径を持つクリーニング部材を作成することができた。ただし本実施例に関してはクリーニング部材全域に渡って、本追加工を行うことが困難であったため、軸方向25mmの幅に限定した。
[クリーニング部材6]
クリーニング部材5と同様に、クリーニング部材1で作成したものを部分的にピンセットで剥離させた結果、約1.5mmのセル径を持つクリーニング部材を作成することができた。本比較例に関してもクリーニング部材全域に渡って、本追加工を行うことが困難であったため、軸方向25mmの幅に限定した。
上記のようにして作成した帯電ロール、及び、クリーニング部材1〜6を、富士ゼロックス製DocuPrintC525Aをクリーニング部材が取り付くよう改造したのちに組み込み25000枚の走行したのちの画質評価結果を表1に示す。ここでの画質評価の判断基準としては、評価開始時画質(1枚目画質)に対しての悪化度合いを感応的に評価したものである。
表1より、セル径0.18mm、0.42mm、0.62mm、1.0mmの場合には、長期にわたり帯電ロールを良好にクリーニングすることができ、安定した画質を得られることがわかる。一方、小さなRz(Rz=1μm)と小さなセル径(0.1mm)の組み合わせでは、帯電ロールから除去した汚れがセルに堆積、目詰まりしクリーニング性が悪化するとともに、この堆積した帯電ロールから除去した物質(主にトナー外添剤)によって帯電ロール表面を削り磨耗させ、画質不具合が生じていた。一方大きなRz(Rz=19μm)に対し、小さなセル径(0.1mm)では、帯電ロール表面の凹凸(粗さ成分)の奥の汚れを除去することができず、この結果帯電ロール表面の部分的に汚れが堆積し、画質欠陥が生じていた。また1.0mmを超えるセル径の場合には、帯電ロールのRzに関わらず、帯電ロール表面のクリーニングを均一に行うことができず、帯電ロール表面に汚れムラが生じてしまい、結果としてこれが画質欠陥となっていた。
本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いられる帯電ロールとクリーニング部材の周囲の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いられる帯電ロールとクリーニング部材への付着物の除去過程を説明する図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いられる帯電ロールにおいて、異なる表面粗さ毎の、使用前、使用後の軸方向の抵抗値を示すグラフである。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いられる帯電ロールにおいて、異なる表面粗さ毎の、使用前、使用後の抵抗値を示すグラフである。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いられる帯電ロールにおいて、異なる表面粗さ毎の、抵抗値のバラツキを示すグラフである。
符号の説明
10 画像形成装置
12 感光体ドラム
14 帯電ロール
14B 帯電層
78 クリーニング装置
80 クリーニングブレード
100 クリーニング部材
100B 発泡層
G 凝集体
I 異物
S セル

Claims (8)

  1. 像担持体と、
    前記像担持体に接触しつつ回転して前記像担持体を帯電させる帯電ロールと、
    前記帯電ロールの表面に接触しつつ従動回転して、前記帯電ロールの表面への付着物を除去するロール状のクリーニング部材と、
    を備えた画像形成装置であって、
    前記クリーニング部材は発泡体で、平均セル径が0.42mm以上1.0mm以下であり、セル数が40(個/25mm)以上、80(個/25mm)以下であり、前記帯電ロールの十点表面粗さ(Rz)が1μm以上17μm以下であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記帯電ロールの十点表面粗さ(Rz)が7.0μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記帯電ロールの十点表面粗さ(Rz)が3.0μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記像担持体を現像する現像剤に球形のシリカが含まれていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記像担持体がポリテトラフルオロエチレンを含んでいることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体を現像する現像剤のトナーが重合トナーであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記帯電ロールの帯電方式がAC+DC印加方式であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記クリーニング部材が発泡ウレタン樹脂を含んで構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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