JP4294175B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、感光体等の被帯電体に対して接触又は近接して配置した帯電ローラ等の帯電部材により被帯電体の表面を帯電し、その帯電部材の表面にはその表面をクリーニングするクリーニング部材が圧接している画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機,ファクシミリ装置等の画像形成装置では、被帯電体である感光体や現像装置や帯電装置等を小型にすることが、装置全体を小型にするために有効である。
そのため、例えば帯電装置を、帯電部材である帯電ローラを感光体に圧接させた状態でその帯電ローラに電圧を印加することにより感光体の表面を均一に帯電させるローラ帯電方式の帯電装置が多く使用されるようになってきている。
【0003】
このようなローラ帯電方式の帯電装置では、スポンジ等により形成したローラクリーニング部材を帯電ローラの表面に適当量食い込ませるように接触させ、その帯電ローラが感光体によって連れ回り回転した際に、ローラクリーニング部材がその帯電ローラの表面に付着しているトナーや紙粉等の異物を掻き取るようにしている。
そして、このようなローラクリーニング部材は、帯電ローラの表面に対して常に接触させるようにしているものと、離間可能にしているものとがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
その帯電ローラに対して離間可能なタイプのローラクリーニング部材の場合には、作像中にローラクリーニング部材を帯電ローラの表面から離間させることができるので、それにより作像中の感光体に対して余計な振動を与えないようにすることができるため、感光体の速度ムラを防止してジター画像ができないようにすることができる。
【0005】
また、このようなタイプのものでは、ローラクリーニング部材が帯電ローラに接触する際に、その帯電ローラの表面にトナーや紙粉等の異物が付着していると、その異物に対して衝撃力を与えるようになるので、その衝撃力により異物が脱落しやすくなるということもあった。
しかしながら、このような帯電ローラに対して離間可能なローラクリーニング部材を備えた帯電装置の場合には、そのローラクリーニング部材を離間させるための機構が必要であるため、その分だけ機構が複雑になると共に大型化してしまうという問題点があった。
【0006】
これに対し、ローラクリーニング部材が帯電ローラの表面に対して常に接している常接タイプのものでは、上述した接離機構を必要としないので装置を小型にすることができる。ところが、このような常接タイプのものでは、上述したジター画像ができやすいため実用化には適さないということがあった。
【0007】
また、この常接タイプのものでは、ローラクリーニング部材が離間可能なタイプのもののように、帯電ローラの表面に付着した異物に対して衝撃力を与えることができないため、特にその異物がガラス転移点を持つものである場合には、5000枚以上の画像形成を行なった中長期の使用時に、摩擦熱により異物が帯電ローラの表面に融着しやすくなるということがあった。
【0008】
このようになると、帯電ローラ上の異物が融着した部分は帯電ローラとしての機能が失われてしまうため、その異物が融着した部分では帯電ができなくなるので、ネガポジ画像の場合には帯電ローラの外周の長さに対応したピッチで黒いスジが画像に表われてしまうようになって、画像品質が著しく低下してしまう。
以上の理由により、作像中に帯電ローラを感光体に圧接させて帯電を行なう帯電装置では、常接タイプのローラクリーニング部材は装置を小型にすることができながら、それが実用化されないことが多かった。
【0009】
この発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、装置全体を小型にするために常接タイプのローラクリーニング部材を使用しても、帯電ローラの表面を良好なクリーニング性でクリーニングすることができ、その帯電ローラの表面にトナー等の異物が融着したりしないようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の目的を達成するため、回動可能な被帯電体と、その被帯電体の表面に接触又は近接して電圧が印加されることにより上記被帯電体の表面を帯電する帯電部材と、その帯電部材に接触してその帯電部材の表面を摺擦することによりクリーニングするクリーニング部材とを備えた画像形成装置において、
上記帯電部材の表面が研磨目による方向性のある表面粗さを有し、上記クリーニング部材はスポンジからなり、上記帯電部材の表面と接触する表面に凸部を有し、そのクリーニング部材の表面における凸部の密度が上記帯電部材の表面における上記研磨目の凸部の密度よりも粗になるようにし、
上記帯電部材の表面の表面粗さの方向性を、上前記クリーニング部材との摺擦方向に対して逆目方向の接触となるようにすると共に、
上記帯電部材は、上記被帯電体の回転に従動回転しながらこの被帯電体の表面を帯電するものであって、この被帯電体の回転方向は、その表面が前記帯電部材の表面と前記表面粗さの順目方向の接触となる回転方向とした。
そして、そのクリーニング部材の表面の凸部の高さの平均を、上記帯電部材の10点平均粗さによる表面粗さよりも大きくすると効果的である。
【0011】
その帯電ローラの表面粗さは、5μm以上35μm以下にするとよい。
【0012】
また、上記帯電部材のアスカーCによる硬度を、クリーニング部材のアスカーCによる硬度よりも高くすると効果的である。
さらに、上記クリーニング部材はスポンジにするとよい。
さらに、そのスポンジからなるクリーニング部材は、そのセルが3次元構造を持つようにするとよい。
【0013】
また、被帯電体の表面に接触又は近接して電圧が印加されることにより上記被帯電体の表面を帯電する帯電部材と、その帯電部材に接触してその帯電部材の表面を摺擦することによりクリーニングするクリーニング部材とを備えた帯電装置において、その帯電部材とクリーニング部材を上述したように構成した帯電装置も提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明による画像形成装置の一実施形態例として帯電ローラの感光体及びローラクリーニング部材との接触の方向性を誇張して示す模式図、図2は同じくその帯電ローラの表面の状態を拡大して示す概略図、図3は帯電ローラの表面粗さに方向性を持たせていない場合の例を示す図2と同様な概略図、図4はこの発明による画像形成装置の作像部を示す概略構成図である。
【0015】
この画像形成装置は、図4に示すように矢示A方向に回転可能なドラム状の感光体(被帯電体)1の回りに、その感光体1の表面に接触した状態でその感光体1の回転に従動回転しながら図示しない電源から電圧が印加されることにより感光体1の表面に一様な電荷を帯電させる帯電部材である帯電ローラ9を備えた帯電装置2と、感光体1上にレーザ光Lを照射することにより静電潜像を形成する露光装置3と、その静電潜像を顕像化してトナー像とする現像装置4とを設けている。
【0016】
また、その感光体1の回りに、現像装置4により形成されたトナー像を転写紙に転写する転写ベルト5と、そのトナー像を転写紙に転写した後に感光体1上に残った残留トナーを除去するクリーニング装置6と、感光体1上の残留電荷を除電する除電ランプ7も設けている。
そして、現像装置4には、図示しないトナー補給装置によりトナーが補給口から補給される。
【0017】
この画像形成装置は、作像動作が開始されると、感光体1が矢示A方向に回転を開始する。そして、その感光体1の表面が除電ランプ7から照射される除電光により除電され、その部分の表面電位が0〜−150Vの基準電位に平均化される。次に、感光体1の表面に接した状態で従動回転する帯電ローラ9に電圧が印加されることにより感光体1が帯電され、その感光体1の表面電位が−1000V前後となる。
【0018】
その感光体1の帯電面には、露光装置3からレーザ光Lが照射され、そのレーザ光Lが照射されることにより画像となる部分の表面電位が0〜−200Vとなる。したがって、現像装置4の現像スリーブ10上のトナーがその画像となる部分に付着する。
このようにして、感光体1上に形成されたトナー像は、感光体1が矢示A方向に回転することにより、感光体1と転写ベルト5とが接する転写位置に向けて移動されていく。
【0019】
一方、図示しない給紙部から転写紙が給紙され、その転写紙はレジストローラ対8により、転写紙の先端部が感光体1上に形成されているトナー像の先端部と一致するタイミングで搬送され、その紙面に感光体1上のトナー像が転写される。そして、その転写紙は定着部へ搬送されて、熱と加圧力が加えられることによりトナー像が溶融定着され、その後で排紙トレイ等に排出される。
そして、その後に感光体1上に残った残留トナーは、クリーニング装置6のクリーニングブレード11により掻き落とされ、その後感光体1の表面は除電ランプ7により除電される。以降、この作像プロセスが繰り返される。
【0020】
次に、帯電装置2について詳しく説明する。
帯電装置2の帯電ローラ9は、金属性の芯金12の両端部を除く外周に、吸湿性が小さく、抵抗値が安定している導電性ゴム13を形成したものであり(その外側にさらに表層を形成するようにしてもよい)、その導電性ゴム13の表面を感光体1の表面に常時圧接させて従動回転可能な状態にあり、芯金12に高電圧が印加されることによって感光体1の表面を一様に帯電する。
【0021】
その帯電ローラ9の表面には、クリーニング部材であるローラクリーニング部材22が常時圧接した状態にあり、そのローラクリーニング部材22は、例えばスポンジ等の発泡体で形成されていて、それが図示しないクリーニングパッド保持部材に、例えば両面テープ等の接着剤で貼り付けてある。
【0022】
したがって、帯電ローラ9は、感光体1の表面に接触し続けて従動回転することにより感光体1側から微少なトナーや紙粉等の異物が転移することによって表面が汚れて帯電ムラを起こしやすいが、その表面をローラクリーニング部材22がクリーニングして、その表面に付着した微少なトナーや紙粉等の異物を取り除くので、帯電ローラ9が汚れた場合に生じる帯電ムラを防止することができる。
【0023】
帯電ローラ9は、ゴム成形により形成し、その成形後の最終工程で研削及び研磨工程を行なって所望の真直度及び所定の表面粗さにしている。その工程を行なうことにより、帯電ローラ9の表面に研磨目と呼ばれるパターンが形成される。
そして、その研磨目の方向性、すなわち帯電ローラ9の表面粗さの方向性を、図1に模式図で示すように、矢示A方向に回転する感光体1の表面とは図2に示す順目方向の接触(摩擦小の接触)により従動回転するようにし、ローラクリーニング部材22との摺擦方向に対しては逆目方向の接触(摩擦大の接触)となるようにしている(図2も参照)。
なお、図3には比較対比のために、表面粗さに方向性を持たせないものを示す。
【0024】
次に、帯電ローラ9の表面に付着したトナーや紙粉等の異物を、この発明による画像形成装置では除去することができるメカニズムについて、図5乃至図8を参照して説明する。
図5乃至図8は、それぞれ帯電ローラ9とローラクリーニング部材22との接触部を拡大して示した説明図である。なお、これらの図において帯電ローラ9は便宜上直線的に図示している。
【0025】
この発明による画像形成装置では、図5に示すように、帯電ローラ9の回転方向(矢示B方向)が、ローラクリーニング部材22に対して研磨目9aが逆目になるように設定している。
そのため、帯電ローラ9の回転時には、ローラクリーニング部材22の表面の凸部22aが、矢示B方向に移動する帯電ローラ9の研磨目(凸部)9aに引っ掛けられることにより係合して図6に示すように矢示C方向に変形される。そして、その凸部22aの変形は、あるところまで進むと、帯電ローラ9の研磨目9aから外れて、自らの弾性力により図5に示した元の位置に戻ろうとする。
【0026】
その凸部22aが元の位置に戻る際に、図7に示すようにその凸部22aがトナーや紙粉等である異物23に衝突したときには、その異物23には凸部22aから大きな衝撃力が矢示E方向に働くため、その異物23が帯電ローラ9の表面から弾かれて、図8に示すように帯電ローラ9の表面から離脱する。
このようにして、ローラクリーニング部材22の表面の凸部22aが、帯電ローラ9の表面に付着した異物23を取り除くのは、帯電ローラ9の表面を前述したような方向性のある表面粗さとし、その表面粗さの方向性をローラクリーニング部材22との摺接方向に対して逆目方向の接触にしているからである。
【0027】
すなわち、図9に示す従来の帯電ローラ9′のように、方向性のない表面粗さであるときには、帯電ローラ9′が回転することにより矢示B方向に研磨目9a′が移動しても、その研磨目9a′はローラクリーニング部材22との摺接方向に対して逆目方向の接触になっていないため、ローラクリーニング部材22の表面の凸部22aが、帯電ローラ9′の研磨目9a′に引っ掛けられないので、図6で説明したような変形は起きない。
【0028】
したがって、当然のことながら、帯電ローラ9′の表面に付着した異物23には、それを帯電ローラ9′の表面から弾き飛ばして離脱させる衝撃力がローラクリーニング部材22から働かない。そのため、研磨目9a′と9′の間に入り込んだ異物23は、図9に示したように帯電ローラ9′とローラクリーニング部材22との間に挾み込まれて、その間であたかもベアリングのように回転するだけであり、帯電ローラ9の表面から離脱しない。
【0029】
このようにして、異物23上をローラクリーニング部材22が通過してしまうと、その帯電ローラ9′上から除去されなかった異物23は、感光体との間に挾まれたときにそこに大きな力が加わることによって、帯電ローラ9′に融着するようになる。
【0030】
これに対し、この発明による画像形成装置では、図5乃至図8を使用して説明したように、帯電ローラ9の回転中はローラクリーニング部材22の表面の微少な凸部22aを帯電ローラ9に対して静止させることなしに、常に微少であっても帯電ローラ9に対して接離を繰り返し行なうようにしているので、帯電ローラ9の表面に付着している異物23に衝撃力を常に与えて、その異物23が帯電ローラ9の表面に融着しないようにすることができる。
【0031】
【実施例】
次に、実験結果について説明する。
実験に使用した帯電ローラは、芯金の部分に直径が6mmの鉄(SUM22)製の丸棒を使用し、その表面をニッケルメッキした。そして、その芯金にヒドリンゴムを加流成型することにより導電性ゴムの部分を形成した。
その導電性ゴムの部分は、研削を行って直径14mmのゴムローラに仕上げた後、その表面にイソシアネート含浸熱処理を行った。
【0032】
このようにして製作した帯電ローラの表面のアスカーCによる硬度を測定したところ、52度であった。なお、この帯電ローラの表面の硬度は、30度〜70度の間にあればよい。
また、帯電ローラ表面の研磨目(凸部)の密度は、75個/25mmであった。なお、この密度は、60〜90個/25mmであればよい。
実験には、このようにして製作した帯電ローラを、その表面粗さが10点平均粗さ(RZ )で2μm〜50μmとしたものを数種類作成して使用した。
【0033】
また、実験に使用したローラクリーニング部材は、イノアック社製スポンジSM55で高さ6mm、幅5mmの直方体に成型したものを使用し、それを両面テープでクリーニングパッド保持部材に貼り付けて保持し、そのスポンジの角部を帯電ローラの表面に当接させるようにした。
そして、上記クリーニングパッド保持部材を機械本体に取り付けて、4mmの揺動幅で帯電ローラの長手方向(軸線方向)に揺動させることにより、トナーや紙粉等による汚れがローラクリーニング部材の長手方向の一部に集中しないようにした。
【0034】
また、そのローラクリーニング部材の表面の凸部の高さとなる凹部の平均へこみ量の測定結果は750μmであったが、そのスポンジの平均へこみ量は500〜1000μmであればよい。
すなわち、この実験では、ローラクリーニング部材の表面の凸部の高さの平均(凹部の平均へこみ量)を、帯電ローラ表面の10点平均粗さによる表面粗さよりも大きくしている。
【0035】
さらに、そのスポンジのアスカーCによる硬度は10度であった。なお、スポンジの硬度は、5度〜30度の間であればよい。
すなわち、この実験では、帯電ローラのアスカーCによる硬度を、ローラクリーニング部材のアスカーCによる硬度よりも高くしている。
【0036】
さらにまた、そのスポンジのセル密度は、55個/25mmであった。なお、このスポンジのセル密度は、20〜60個/25mmであればよい。
すなわち、この実験では、スポンジからなるローラクリーニング部材の表面に有する多数の凸部の密度を、帯電ローラの表面の凸部の密度(60〜90個/25mm)よりも粗にしている。
【0037】
以上のような内容で形成した帯電ローラとローラクリーニング部材を使用した画像形成装置を使用して、5万枚のプリントテストをそれぞれ行なった。
そのテスト結果の評価は、5万枚のプリントテスト後の帯電ローラの汚れに伴う画像の地汚れの評価と、ローラクリーニング部材と帯電ローラとの摩擦力過大による帯電ローラの感光体上でのローラスリップに起因するかすれ画像の評価の2つで行ない、その評価は形成した画像を目視による5段階の官能評価で行なった。
その評価は、ランク1が最も悪く、ランク5を最良とし、ランク4以上のものを合格レベルとした。
【0038】
図10はその実験結果をグラフ状にして示したものであり、同図に実線で示したグラフは帯電ローラの汚れに伴う画像の地汚れの評価であり、破線で示したグラフは帯電ローラのスリップに伴うかすれ画像の評価結果である。
この実験結果によれば、5万枚のプリントテスト後の帯電ローラの汚れに伴う画像の地汚れは、表面粗さが2μmと小さいときにはローラクリーニング部材の表面凸部の振動が不十分であるために縦スジ状の地汚れが多く発生する。しかしながら、そのローラクリーニング部材の表面凸部の振動が十分となる表面粗さが5μm以上になると、地汚れランクが4以上(合格レベル)になった。
【0039】
ところが、その表面粗さが35μmを超えると、ローラクリーニング部材と帯電ローラとの摩擦が今度は過剰になるため、ハーフトーン画像に帯電ローラのスリップによるかすれ画像が発生するようになって、評価結果が不合格レベルとなった。
【0040】
以上の実験結果により、帯電ローラの表面を方向性のある所定の表面粗さとし、その表面粗さの方向性をローラクリーニング部材との摺接方向に対して逆目方向の接触とし、その表面粗さを5μm以上35μm以下にすると、帯電ローラが感光体の表面に常に接した状態で従動回転しながら感光体の表面を帯電するタイプの帯電装置であっても、帯電ローラの汚れに伴う画像の地汚れを防止することができると共に、帯電ローラのスリップによるかすれ画像の発生も防止することができる。
【0041】
以上、被帯電体がドラム状の感光体である場合の実施の形態及び実施例について説明したが、この発明は被帯電体がドラム状の感光体である場合に限るものではなく、それがベルト状の感光体や、誘電体ドラム等である場合であっても同様に適用することができる。
【0042】
また、帯電部材も帯電ローラに限るものではなく、導電性ゴムをベルト状に形成した帯電ベルトであってもよい。
さらに、図4では帯電部材である帯電ローラ9が、感光体1に接触した状態でその感光体(被帯電体)1を帯電する接触帯電部材である場合の例を示したが、その帯電部材は被帯電体に対して300μm以下の距離をもって配設されることにより、その被帯電体を帯電する非接触帯電部材であってもよい。
また、図4に示したスポンジからなるローラクリーニング部材22は、そのセルが表面に膜を有さず骨組みだけで構成された3次元構造を持つようにすれば、そのスポンジが帯電ローラの表面の研磨目(凸部)に効率良く係合するのでクリーニング性が向上するので好ましい。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、次に記載する効果を奏する。
請求項1から5の画像形成装置によれば、クリーニング部材がスポンジからなるので、その表面の凸部が微振動するのに最適な弾性をもち、その表面の凸部と帯電部材の方向性のある表面粗さを有する表面の凸部とが逆目方向の接触で係合することにより、クリーニング部材の凸部が微振動を行って帯電部材の表面に付着したトナーや紙粉等の異物を効率よく除去することができる。
【0044】
請求項2の画像形成装置によれば、クリーニング部材の表面の凸部の高さの平均が帯電部材の10点平均粗さによる表面粗さよりも大きいので、帯電部材の表面の凸部がクリーニング部材側の凸部に確実に係合することによって、クリーニング部材の凸部に確実に微振動が発生するため、帯電部材の表面に付着したトナーや紙粉等の異物を効率よく除去することができる。
【0046】
請求項3の画像形成装置によれば、帯電部材の表面粗さを5μm以上35μm以下にするので、クリーニング部材の帯電部材と摺擦する部分の微振動がさらに活発化することによってクリーニング性が向上し、帯電部材がクリーニング部材から受ける摩擦抵抗も回転が停止されてしまうほどにはならないので、かすれ画像の発生も防止することができる。
【0047】
請求項4の画像形成装置によれば、帯電部材のアスカーCによる硬度を、クリーニング部材のアスカーCによる硬度よりも高くすることにより、クリーニング部材の表面の凸部が帯電部材の凸部により確実に変形するので、そのクリーニング部材の表面の凸部が確実に微振動することによって帯電部材の表面に付着したトナーや紙粉等の異物を効率よく除去することができる。
【0049】
請求項5の画像形成装置によれば、スポンジからなるクリーニング部材は、そのセルが3次元構造を持つので、クリーニング部材の凸部が帯電部材側の凸部に効率よく係合するためクリーニング部材に微振動が発生し、帯電部材の表面に付着したトナーや紙粉等の異物を効率よく除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による画像形成装置の一実施形態例として帯電ローラの感光体及びローラクリーニング部材との接触の方向性を誇張して示す模式図である。
【図2】同じくその帯電ローラの表面の状態を拡大して示す概略図である。
【図3】帯電ローラの表面粗さに方向性を持たせていない場合の例を示す図2と同様な概略図である。
【図4】この発明による画像形成装置の作像部を示す概略構成図である。
【図5】帯電ローラがローラクリーニング部材に対して研磨目が逆目になるように回転する様子を示す拡大図である。
【図6】同じくその帯電ローラが回転することによりローラクリーニング部材の表面の凸部が帯電ローラの研磨目に引っ掛けられて変形する様子を示す拡大図である。
【図7】同じくその凸部が帯電ローラの研磨目から外れて元の位置に戻る際に帯電ローラ上の異物に衝突する様子を示す拡大図である。
【図8】同じくその異物がローラクリーニング部材の表面の凸部により帯電ローラの表面から弾かれて離脱した状態を示す拡大図である。
【図9】帯電ローラの表面が方向性のない表面粗さに仕上げられている場合にはローラクリーニング部材の表面の凸部が帯電ローラにより変形されない様子を示す拡大図である。
【図10】表面を方向性のある表面粗さに形成した帯電ローラについて地汚れの評価とかすれ画像の評価を行なった実験結果を示す線図である。
【符号の説明】
1:感光体(被帯電体) 2:帯電装置
9:帯電ローラ(帯電部材) 9a:研磨目(凸部)
22:ローラクリーニング部材 22a:凸部
Claims (5)
- 回動可能な被帯電体と、その被帯電体の表面に接触又は近接して電圧が印加されることにより前記被帯電体の表面を帯電する帯電部材と、該帯電部材に接触して該帯電部材の表面を摺擦することによりクリーニングするクリーニング部材とを備えた画像形成装置において、
前記帯電部材の表面が研磨目による方向性のある表面粗さを有し、前記クリーニング部材はスポンジからなり、前記帯電部材の表面と接触する表面に凸部を有し、
該クリーニング部材の表面における凸部の密度が前記帯電部材の表面における前記研磨目の凸部の密度よりも粗になるようにし、
前記帯電部材の表面の表面粗さの方向性を、前記クリーニング部材との摺擦方向に対して逆目方向の接触となるようにすると共に、
前記帯電部材は、前記被帯電体の回転に従動回転しながら該被帯電体の表面を帯電するものであって、該被帯電体の回転方向は、その表面が前記帯電部材の表面と前記表面粗さの順目方向の接触となる回転方向であることを特徴とする画像形成装置。 - 前記クリーニング部材の表面の凸部の高さの平均を、前記帯電部材の10点平均粗さによる表面粗さよりも大きくしたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記帯電部材の表面粗さを5μm以上35μm以下としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記帯電部材のアスカーCによる硬度を、前記クリーニング部材のアスカーCによる硬度よりも高くしたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記スポンジからなる前記クリーニング部材は、そのセルが3次元構造を持つことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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