JP2006313316A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】像担持体の周面に接触して帯電を行う帯電部材の付着物を効果的に清掃する事により、帯電部材の帯電均一性を向上し、高画質、高品質を安定して維持する画像形成装置を提供する。
【解決手段】像担持体10の周面において多色の現像剤像を形成するための現像剤像形成領域と重ならない領域で、帯電部材20の付着物を転移させる清掃動作を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機、プリンタなどの画像形成装置に関するものである。
複数色のトナー像を重ね合わせてカラー画像を形成する画像形成装置について説明する。当該画像形成装置は、画像データをもとに、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色に色分解した画像情報により、順次各色について帯電、露光、現像を行う。そして、像担持体であるドラム形状の電子写真感光体(以下「感光ドラム」と記す)周面に各色のトナー像(現像剤像)を順々に形成する。それらトナー像を次々に中間転写体上に重ね合わせて転写(一次転写)した後、重ね合わせて転写されたトナー像は紙などの転写材上に一括転写(2次転写)され、転写材上にフルカラー画像を得る。その後、転写材は定着装置で加熱加圧されて未定着トナー像の定着が行われる。一次転写後に感光ドラム周面に残ったトナーや異物はクリーニング装置のクリーニングブレード等によってかきとられ廃トナー容器に回収され、感光ドラムは再び次の画像形成に備える。
感光ドラム周面を帯電する帯電部材として、芯金を有する弾性ローラ(以下「帯電ローラ」と記す)を用いる。帯電ローラを感光ドラムに当接させ、芯金にDCバイアスあるいはDC電圧にAC電圧を重畳した交番バイアスを印加することによって帯電を行う接触帯電方式は、オゾンや窒素酸化物による感光ドラムの汚染が少ないため広く利用されている。
しかしながら、接触帯電方式は帯電ローラが感光ドラムに接触している事から、クリーニング装置からすり抜けた感光ドラム周面のトナーや、現像器から飛散したトナー等の異物が帯電部材の表面に付着してしまうことがある。このため、帯電不良が引き起こされ、画像劣化が発生する可能性があるという欠点があった。
このようなことから、帯電ローラの表面に付着したトナー等の異物を取り除くために、例えば、清掃部材を帯電ローラに接触させる構成が提案されている(特許文献1)。
また、帯電ローラに与える電位を制御することにより帯電ローラに付着したトナーを感光ドラムに戻す、清掃動作を行なう方法が提案されている(特許文献2)。
特開平07−219313号公報 特開2003−302816号公報
しかしながら、上記従来例においては、帯電ローラの清掃動作を、感光ドラムにトナー像を形成する前に行う、あるいは所定枚数の転写材に画像を形成するごとに行う事が一般的である。そのために、中間転写体に順次感光ドラム上の4色のトナー像を重ね合わせていく従来の画像形成装置においては、帯電ローラの周面にトナーや異物の付着量が1色目、2色目、3色目、4色目の帯電を行う毎に増加していく。そして、転写材1ページ分の画像形成を行っている間に帯電均一性が徐々に損なわれる恐れがあった。また、帯電ローラの清掃動作により異物が吐き出された領域が、次周の現像剤像形成領域と重なる場合、異物の影響により画像不良が発生する可能性があった。
そこで、本発明の目的は、転写材に多色の画像を形成する画像形成装置において、帯電部材の帯電均一性を向上できる画像形成装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、転写材に多色の画像を形成する画像形成装置において、画質の向上を図れる画像形成装置を提供することにある。
上記課題は、例えば以下の様な構成で解決される。像担持体と、前記像担持体の周面に接触して帯電を行う帯電部材と、前記像担持体の帯電された周面に第一の現像剤像を形成する第一の現像装置と第二の現像剤像を形成する第二の現像装置と、を有する画像形成装置において、共通の転写材に対して前記第一の現像剤像と前記第二の現像剤像を重ね合わせて現像剤像を形成する際に、前記像担持体面の中で、前記第一の現像剤像と前記第二の現像剤像との間の領域である現像剤像間領域に対して、前記帯電部材に付着した付着物を転移させる清掃動作が行われ、前記清掃動作が行なわれる前記現像剤像間領域は前記第一の現像剤像も前記第二の現像剤像も形成されないことを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、清掃動作によって帯電部材は現像剤や異物の付着のない状態を保つ事ができる。これにより帯電部材の帯電均一性を向上できる。また、帯電部材の清掃動作が像担持体周面の各色の現像剤像形成領域に与える影響を防止できることから、転写材に形成するための多色画像の画質向上を図ることができる。
以下、添付の図面に基づき本発明の実施例を説明する。
[画像形成装置の概略]
図1は、実施例1に係る画像形成装置の一例を示す概略模型図である。
本実施例の画像形成装置の動作概略は次に示す通りである。即ち、画像形成装置は、パーソナルコンピュータやワークステーション等の図示しないホスト機器と接続されている。ホスト機器からのプリント要求によりビデオインターフェース(不図示)を介して帯電制御手段としての帯電制御部(CPU)70と露光装置30がそれぞれ画像データを受取る。この画像データをもとにイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色に色分解した画像情報により、順次各色について帯電、露光を行なう。そして露光により形成された静電潜像に対して現像を行い、像担持体である感光ドラム10上に各色のトナー像を順々に形成する。そしてそれらを中間転写体50上に重ね合わせて転写(1次転写)した後、紙などの転写材80上に一括して転写(2次転写)し、転写材80上にフルカラー画像を得るものである。
[装置構成の詳細説明]
像担持体である感光ドラム10としては、外径130mm(周長:約408mm)のアルミニウムシリンダーの外周面上に有機感光材料により感光層を形成したものを用いている。感光ドラム10は、駆動系(不図示)によって100mm/秒の所定の周速度(プロセススピード)で矢印Pの反時計方向に回転駆動される。
転写材80としては、レターサイズ(紙送り方向R(転写材送り方向)で11インチ:約280mm)のものを使用した。
帯電部材である帯電ローラ20としては、φ8mmの金属製の導電性芯金20aの外周に中抵抗の発泡性のゴム層20bを設け、表層に保護層20cを設けて外径φ14(周長:約44mm)に構成したものを用いた。芯金20aの両端部は加圧バネ等の加圧手段(不図示)により感光ドラム10側に加圧されて保護層20c表面(以下、「帯電ローラ20周面と記す」)が感光ドラム10周面と接触している。芯金20aにはバイアス印加装置としての帯電バイアス印加電源71から直流バイアス(帯電バイアス)が印加される。そして帯電ローラ20は感光ドラム10に従動回転して感光ドラム10周面を直流バイアスに応じた所定の電位に一様に帯電する。直流バイアスによる帯電方法は、感光ドラム10の感光層の膜厚や材質、および、装置の設置環境、すなわち、温度、湿度にもよるが、所望の表面電位よりも500V程度の偏差をもって印加することは一般的である。
帯電ローラ20に印加するバイアス値と制御方法については後述する。
露光装置30はレーザスキャナ(レーザ走査露光装置)であり、上記の画像情報により変調されたレーザ光Lを出力して回転感光ドラム10の一様帯電面を走査露光する。これにより感光ドラム周面に走査露光パターンに対応した静電潜像が形成される。
40はロータリー式の現像ユニットであり、回転支持装置130にはイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックそれぞれの各色のトナー(現像剤)を有する複数の現像装置41(41Y、41M、41C、41K)を装着させてある。トナーは一成分非磁性トナーでありマイナスに帯電特性のあるネガトナーを使用した。現像装置41は、各色のトナーを収容した現像容器42(42Y、42M、42C、42B)に現像ローラ43(43Y、43M、43C、43B)を備えている。本実施例では、回転支持装置130を回転させて所定の現像装置41を静電潜像の形成された感光ドラム10周面と対向させる。そしてその現像装置41の現像ローラ43に直流と交流を重畳したバイアス(現像バイアス)を印加して作られる交番電界によりトナーを転移させて静電潜像の現像を行う方式を用いた。
中間転写体50は、アルミニウム製シリンダーの外周面上にカーボンを分散したNBRゴム等からなる導電弾性層を形成し、その表面にフッ素樹脂等を分散したウレタン樹脂からなる離型性を有する表層を形成したものを用いた。そして体積抵抗値を10〜1010Ωcm程度に調整し、外径は感光ドラム10と同じ周長のものを用いた。中間転写体50は感光ドラム10に所定の押圧力をもって圧接されており、感光ドラム10との間に一次転写ニップ部T1を形成している。この中間転写体50は感光ドラム10の周速度と同じ周速度で矢印Qの時計方向に回転駆動される。中間転写体50にはトナーと逆極性の所定の電圧(転写バイアス)が印加される。
110は除電装置である。
上記構成において、先ず、帯電ローラ20により一様に帯電された感光ドラム10周面に1色目の画像情報に対応する静電潜像が露光装置30によって形成される。
次いで、1色目の静電潜像を現像するためのイエロー現像装置41Yが感光ドラム10と対向する位置に配置され、1色目のイエロートナー像が感光ドラム10上に形成される。
感光ドラム10上に形成された1色目のイエロートナー像は、1次転写ニップ部T1において、中間転写体50にトナーと逆極性の電圧が印加されることによって、中間転写体50周面に一次転写される。
一次転写が終了した感光ドラム10周面は、転写されずに残ったトナーを、感光ドラム10面に圧接したクリーニング装置100のクリーニングブレード101によりかきとった後、除電装置110により除電されて次の画像形成に供される。クリーニングブレード101によってかきとられたトナーは廃トナー容器102に送られる。
上記と同様の画像形成工程を、2色目、3色目、4色目であるマゼンタ、シアン、ブラックそれぞれについて繰り返し、中間転写体50周面にイエロートナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像、ブラックトナー像を順次重畳転写する。これにより中間転写体50周面上にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の未定着のトナー像を積層したカラー画像が形成される。
この4色のトナー像は、中間転写体50表面と2次転写ローラ60表面との間の二次転写ニップ部T2において、給送部(不図示)から搬送されてくる転写材80の表面に一括して転写される(2次転写)。
二次転写が終了した中間転写体50周面は、転写されずに残ったトナーを、中間転写体50の面に圧接したクリーニング装置120のクリーニングブレード121によりかきとって廃トナー容器122に送られる。そして中間転写体50は次の各色のトナー像の重畳転写に供される。
4色の未定着トナー像が2次転写された転写材80は、ついで定着装置90に搬送され、定着部材91と加圧部材92との間の定着ニップ部Nに導入される。そして定着ニップ部Nにおいて熱と圧力が付与されて未定着トナー像の転写材80への永久定着がなされる。定着ニップ部Nを出た転写材80は所望のカラープリント画像を形成した印刷物として排出ローラ(不図示)により排出トレイ等に排出される。
[帯電ローラ20の清掃動作の説明]
次に、図2および図3を用いて帯電ローラ20の清掃動作について説明する。
図2は、転写材に対してフルカラー画像を連続して2枚プリントする際の帯電ローラ20に印加するバイアスVcを示すものである。フルカラー画像は色分解されて4色の画像データを持っている。図2は、1ページ目のイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック、2ページ目のイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック、合計8色の静電潜像を形成する場合の帯電ローラ20に印加するバイアスの様子を簡略的に示している。
図3は、図1の回転駆動される感光ドラム10の画像形成領域と帯電ローラ20による清掃動作領域を示す説明図である。バイアス値Vc1は、画像情報に応じた静電潜像を形成する時に帯電ローラ20に印加するバイアスである。本実施例では−1000Vの直流バイアスを帯電ローラ20に印加して約−500Vの感光ドラム10表面電位を得ている。バイアス値Vc2は、非画像形成時(トナー像非形成時)に帯電ローラ20に付着したトナーや異物等の付着物を感光ドラム10周面に転移させるためのバイアス値である。本実施例では、プラスのバイアスで約200V程度を印加した。
まず、転写材80に対して1ページ目の画像形成を行う場合について説明する。
イエローの画像形成のために、感光ドラム10は矢印Pの反時計方向に回転駆動され、帯電バイアス印加電源71(図1)が帯電ローラ20にバイアスVc1を印加して感光ドラム10周面への一様帯電が開始される。この一様帯電面に露光装置30がレーザ光Lを走査露光して静電潜像を形成する。この静電潜像の先頭にあたる部分を図3においてP1(潜像先頭部分)とし、静電潜像の終端にあたる部分を同図においてP2(潜像終端位置)とする。すなわち、感光ドラム10周面に対して露光装置30による静電潜像の形成は、潜像先頭位置P1から潜像終端位置P2までの間の画像形成領域(現像剤像形成領域)において行われる。感光ドラム10周方向において画像形成領域の長さは約280mmであり、転写材80の紙送り方向長さと対応している。この画像形成領域に形成された静電潜像はイエロー現像装置(第一の現像装置)41Yによりイエロートナー像(第一の現像剤像)に現像される。
イエロートナー像の現像を終えると、マゼンタ現像装置(第二の現像装置)41Mが潜像先端位置P1からマゼンタトナー像(第二の現像剤像)を形成する。イエロートナー像が形成される潜像終端位置P2から次のマゼンタトナー像が形成される潜像先頭位置P1までの間すなわち図2中の区間Aにおいて、帯電バイアス印加電源71は帯電ローラ20に印加するバイアスをVc1からVc2に切り替える。このように、P2からP1までの領域は、1色目のトナー像が形成される領域と2色目のトナー像が形成される領域の間の現像剤像間領域である。この現像剤像間領域はトナー像の形成に使用されない未使用領域であって、4色のフルカラー画像を形成する間、トナー像が常に形成されない領域である。
帯電バイアス印加電源71による上記バイアスの切り替えは、帯電制御部70が画像データに基づいて所定タイミングで帯電バイアス印加電源71に切り替え指示信号を出力することによりなされる。バイアスのVc1からVc2への切り替えタイミングにあたる部分を図3においてP3(清掃動作開始位置)とし、バイアスのVc2からVc1への切り替えタイミングにあたる部分を同図においてP4(清掃動作終了位置)とする。P3からP4までの領域が清掃動作領域である。
感光ドラム10周方向において清掃動作開始位置P3から清掃動作終了位置P4までの長さは約44mmであり、帯電ローラ20の周長と対応している。すなわち、清掃動作開始位置P3から清掃動作終了位置P4までの間の領域は帯電ローラ20の清掃動作を実行する清掃動作領域である。このように、清掃動作領域は、感光ドラム10のP2からP1までの未使用領域の少なくとも一部の領域である。帯電ローラ20が感光ドラム10に対して従動回転しているような場合、感光ドラム10の清掃動作領域の周方向長さを帯電ローラ20の周長よりも長くすることにより、帯電ローラ周面の全面を清掃することができるので好ましい。
なお、上記説明では、イエローとマゼンタの間の領域における清掃動作を説明しているため、イエロー現像装置41Yを第一の現像装置、マゼンタ現像装置41Mを第二の現像装置と説明した。後述するように、マゼンタとシアンの間の領域において清掃動作を行なう場合は、マゼンタ現像装置41Mが第一の現像装置、シアン現像装置41Cが第二の現像装置に対応することになる。
清掃動作時の帯電ローラ20と感光ドラム10との間の電界による清掃動作ついて説明する。本実施例では、バイアス値Vc2は、プラスのバイアスで約200V程度を印加した。このように感光ドラム10の電位よりも帯電ローラ20に印加されたバイアスの電位の方がプラス側になるようなバイアスを帯電ローラ20に印加することにより帯電ローラ20と感光ドラム10との間に電界を形成させる。帯電ローラ20に付着するトナーや異物はプラスに帯電している傾向があるため、帯電ローラ20にバイアスVc2を印加させることで上記の電界によりトナーや異物等の付着物を効果的に感光ドラム10周面の清掃動作領域に転移できる。
なお、実施例では帯電ローラ20にプラスのバイアスを印加しているが、これに限られるものではない。帯電ローラ20と感光ドラム10との間に形成される電界により帯電ローラ20に付着する異物を感光ドラム10に転移させることができればマイナスのバイアスを印加してもよい。
感光ドラム10周面の画像形成領域に形成されたイエロートナー像は、感光ドラム10の回転に伴い1次転写ニップ部T1(図1)を介して中間転写体50周面に一次転写される。
一方、感光ドラム10周面の清掃動作領域に転移された付着物は、感光ドラム10の回転に伴いクリーング装置100のクリーングブレード101によりかきとられて廃トナー容器102に収納される。
次に、イエロートナー像の形成の後にマゼンタの静電潜像の形成を行う。このマゼンタの静電潜像の形成を、回転感光ドラム10周面で、上記のイエローの潜像先頭位置(図3中のP1)のちょうど感光ドラム10の1周後の位置(同じく図3中のP1)から開始する。そのために、帯電バイアスをマゼンタトナー像を形成するためのバイアスVc1に切り替える。マゼンタの静電潜像の形成は、イエローの静電潜像を形成する場合と同様に、潜像先頭位置P1から潜像終端位置P2までの間の画像形成領域において行われる。この画像形成領域に形成された静電潜像はマゼンタ現像装置41Mによりマゼンタトナー像に現像される。
マゼンタトナー像の現像を終えると、潜像終端位置P2から次のマゼンタの画像形成のための潜像先頭位置P1までの間の区間B(図2)において、帯電バイアス印加電源71は帯電ローラ20に印加するバイアスをVc1からVc2に切り替える。これにより非画像形成時に帯電ローラ20に付着したトナーや異物等の付着物は感光ドラム10周面の清掃動作領域に転移される。
感光ドラム10周面の画像形成領域に形成されたマゼンタトナー像は、感光ドラム10の回転に伴い1次転写ニップ部T1を介して中間転写体50周面のイエロートナー像に重畳転写される。
一方、感光ドラム10周面の清掃動作領域に転移された付着物は、感光ドラム10の回転に伴いクリーング装置100のクリーングブレード101によりかきとられて廃トナー容器102に収納される。
同様にして、シアン、ブラックについても、感光ドラム10周面の画像形成領域(図3)にトナー像を形成する。そして、潜像終端位置P2から次のマゼンタの画像形成のための潜像先頭位置P1までの間の区間C、D(図2)において、帯電バイアス印加電源71により帯電ローラ20に印加するバイアスをVc1からVc2に切り替える。これにより、帯電ローラ20に付着したトナーや異物等の付着物を感光ドラム10周面の清掃動作領域に転移させる。
感光ドラム10周面の画像形成領域に形成されたシアントナー像、ブラックトナー像は、感光ドラム10の回転に伴い1次転写ニップ部T1(図1)を介して中間転写体50周面のイエロートナー像、マゼンタトナー像に順次重畳転写される。また、シアントナー像、ブラックトナー像の現像後に感光ドラム10周面の清掃動作領域に転移された付着物は、感光ドラム10の回転に伴いクリーング装置100のクリーングブレード101によりかきとられて廃トナー容器102に収納される。
これによって、1ページ目の画像形成を完了する。上述したように、各色の潜像先頭位置P1は一致させることが好ましい。なぜならば、仮に感光ドラム1の回転中心が偏芯していたとしても各色トナー像の伸び縮みが一致することにより、色むらが発生しにくくなるからである。
さらに、2ページ目についても、同様なステップで感光ドラム10周面の画像形成領域にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像を形成している。そして、各色のトナー像形成後の区間E、F、Gにおいて、バイアスをVc1からVc2に切り替えることで、帯電ローラ20に付着したトナーや異物等の付着物を感光ドラム10周面の清掃動作領域に転移させている。
[連続プリント時、および、転写材間の清掃動作]
上記では、4色の静電潜像の形成を行う場合に、色間の3区間(図2中、1ページ目では区間A〜C、2ページ目では区間E〜G)で行う清掃動作について説明した。本項では、連続プリント時の転写材間(紙間)で行う清掃動作ついて説明する。
1ページ目の転写材の最終色であるブラックのトナー像(第一の現像剤像)の形成を終えと、潜像終端位置P2から次の2ページ目の転写材の第1色目のイエローのトナー像(第二の現像剤像)の形成のための潜像先頭位置P1までの間で清掃動作を行なう。すなわちブラックのトナー像が形成される領域とイエローのトナー像が形成される領域の間の現像剤像間領域で清掃動作を行なう。この場合、1ページ目の転写材が第一の転写材に対応し、2ページ目の転写材が第二の転写材に対応することになる。また、1ページ目の転写材にトナー像を形成するブラック現像装置41Kが第一の現像装置に対応し、2ページ目の転写材にトナー像を形成するイエロー現像装置41Yが第二の現像装置に対応することになる。図2中の区間Dにおいて、帯電バイアス印加電源71は帯電ローラ20に印加するバイアスをVc1からVc2に切り替える。しかる後に、帯電バイアス印加電源71は、2ページ目の第1色目のイエローの静電潜像の形成を、感光ドラム10周面で、1ページ目最終色であるブラックの潜像先頭位置(図3中のP1)のちょうど感光ドラム10の1周後の位置(図3中のP1)から開始する。そのために、帯電バイアスをイエロートナー像を形成するためのバイアスVc1に切り替える。
このようにして、1ページ目の色間A〜C、1ページ目と2ページ目の間の紙間D、および、2ページ目の色間E〜Gにおける清掃動作をトナー像が形成されない感光ドラム領域で行う。
[清掃動作の効果]
本実施例では、転写材80に対して1ページに画像形成を行うために、感光ドラム10周面の画像形成領域に4色の静電潜像の形成を個別に行う。ここで、色間にあたる3区間(図2中の区間A、区間B、区間C)において、帯電ローラ20の清掃動作を行っているので、4色目まで良好な帯電均一性を維持できる。すなわち、色間においても清掃動作を行なっているので、帯電ローラ20を良好にトナーや異物の付着のない状態を保つ事ができる。これにより帯電ローラ20の帯電均一性を向上できる。
また、帯電ローラ20の清掃動作が感光ドラム10周面の各色の画像形成領域に与える影響を防止できることから、転写材80に形成するための多色の画像の画質を向上できる。清掃動作において帯電ローラ20に印加される電圧を切り替えると、感光ドラム10の電位が変化することによって、次に潜像形成を行なうときに感光ドラム10に通常通りの電位とならないメモリが発生することがあった。このメモリは、特に帯電ローラ20に感光ドラム10の帯電極性と逆極性の電圧を印加したときに、顕著に生じ、感光ドラム10の電位が所望の値にならないことにより、非画像形成部であるべき部分にトナーが付着してしまうことがあった。しかしながら、清掃動作において、感光ドラム10の電位に変化が生じたとしても、電位が変化した領域は、トナー像を形成することがない未使用領域であるので、トナー像が画像劣化することがなくなった。
また、1ページ目と2ページ目の紙間Dにおける清掃動作を未使用領域で行なうので、紙間Dを必要以上にひろげることがなくてすみ、プリントスピードを早くすることができる。本実施例のように未使用領域で清掃動作をしなかった場合は、次回のトナー像に影響がでないようなくらい紙間Dを広げる必要がでてくる。
このように、清掃動作を上記の3区間A、B、Cすなわち感光ドラム10周面において非画像部(トナー像が形成されることない未使用領域)となる共通の領域で行うようにした。これにより、清掃動作によって生じる懸念のある感光ドラム10周面におけるメモリによる各色のトナー像への影響を避けることができて画像劣化を防止できることから多色画像の画質向上を図れる。
さらに、転写材80に対して複数のページに形成するための4色のトナー像の形成を連続して行う際、複数の各ページの間の領域であるD領域で清掃動作を行うようにしている。このような清掃動作により帯電ローラ20から付着物が転移される感光ドラム10周面の領域(清掃動作領域)が、複数の各ページについて最終色と第1色目のトナー像が形成される感光ドラム10周面の画像形成領域と重ならない。そのため、帯電ローラ20はトナーや異物の付着のない状態を保つ事ができる。したがって、最終ページまで帯電ローラ20の帯電均一性を維持でき、感光ドラム10周面におけるメモリへの影響を避けることができて画像劣化を防止できることから多色画像の画質向上を図れる。
図4は、実施例2に係る画像形成装置の一例を示す概略模型図である。本実施例においては、実施例1と同一符号は同一部材を示し、再度の説明は省略する。
本実施例の画像形成装置では、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックそれぞれの各色の現像装置44(44Y、44M、44C、44B)を感光ドラム10の周囲に配置したものである。そして現像装置44によって感光ドラム10周面に1色分ずつ現像して中間転写体50上にトナー像を重ね合わせていくものである。帯電、1次転写、2次転写、定着等の方式は実施例1の画像形成装置と同じであるため説明は省略する。
現像装置44は、各色のトナーを収容した現像容器45(45Y、45M、45C、45B)に現像ローラ46(46Y、46M、46C、46B)を備えている。本実施例では、現像装置44は現像ローラ46を感光ドラム10周面に接触、あるいは、近接させるように配置してある。そして、現像ローラ46に所定の現像バイアスを印加して現像ローラ46表面に担持されているトナーを感光ドラム10周面に形成された静電潜像に対して供給しトナー像を形成させる方式を採用している。
実施例1に示す画像形成装置と本実施例の画像形成装置との違いは、実施例1においては現像装置41を感光ドラム10の静電潜像の現像を行う現像位置から完全に離すことができる。これに対して、本実施例では、感光ドラム10の静電潜像の現像を行う現像装置44も現像を行わない現像装置44も現像ローラ46が感光ドラム10周面に常に当接状態にあるか、あるいは、微小に離間させていることである。
[清掃動作の説明]
本実施例の画像形成装置においては、感光ドラム10周面の画像形成領域(図3)、清掃動作領域(図3)、および帯電ローラ20に印加するバイアスの切り替え制御(図2)は実施例1の画像形成装置と同じである。清掃動作領域が現像装置44の現像ローラ46に到達する前に、この現像装置(第一の現像装置)44及び次にトナー像を形成を行なう現像装置(第二の現像装置)44の現像ローラ46への印加バイアスをOFFにする。これは、本実施例のように現像ローラ46が感光ドラム10に当接または近接している構成におけるトナー飛翔を防止するためである。清掃動作により通常の感光ドラム10の電位より低い電位が現像ローラ46の位置に来てしまった場合、画像形成時と同様の現像バイアスを印加していると、現像ローラ46から感光ドラム10にトナーが飛翔してしまう可能性がある。そこで、清掃動作領域が現像装置44の現像ローラ46の到達する前に現像ローラ46への印加バイアスをOFFにすることにより、このトナー飛翔の問題を解決している。
[清掃動作の効果]
本実施例の画像形成装置においても、実施例1の画像形成装置と同様な効果を得ることができる。
さらに、トナーが感光ドラム10に飛翔して装置本体内をトナーで汚染する事を防止できる。
次に、図5、および図6を用いて画像形成装置の他の実施例を説明する。
図5は、実施例3に係る画像形成装置の一例を示す概略模型図である。図5において、140は帯電ローラ20を清掃するための清掃部材としての帯電ローラクリーナー(以下、「帯電清掃部材」と記す)であり、図1と同一の部材には同一符号を付して再度の説明を省略する。図6は、転写材80に対してフルカラー画像を連続して2枚プリントする際の帯電ローラ20に印加するバイアスVc、および帯電清掃部材140に印加するバイアスVclの制御を説明するための概略図である。図2と同一の部分には同一符号を付して再度の説明は省略する。
帯電清掃部材140は、導電性芯金140aの周面に発泡ゴム層140bを形成したローラ状の弾性部材を使用した。芯金140aの両端部は加圧バネ等の加圧手段(不図示)により帯電ローラ20側に加圧されて発泡ゴム層140b表面(以下、帯電清掃部材140周面と記す)が帯電ローラ20周面と接触している。帯電清掃部材140周面の周長は帯電ローラ20周面の周長と等しい。この帯電清掃部材140は、帯電ローラ20に付着したトナーや異物を帯電ローラ20との接触部において回収する働きを持つ。芯金140aには帯電バイアス印加電源71から直流バイアスが印加される。そして帯電清掃部材140は帯電ローラ20に従動回転して帯電ローラ20周面を直流バイアスに応じた所定の電位に一様に帯電する。
[清掃動作の説明]
次に、帯電ローラ20、および帯電清掃部材140に印加するバイアスの制御について図6を用いて説明する。
区間A〜Gにおいて帯電ローラ20の清掃動作を行うこと、各清掃動作は感光ドラム10周面で共通の領域(清掃動作領域)を用いることは実施例1および2と同様である。
転写材80に対する1ページ目の第1色目のイエロートナー像の形成時には、帯電バイアス印加電源71は帯電ローラ20にVc1(=−1000V)を、帯電清掃部材140にVcl1をそれぞれ印加する。Vcl1の値は帯電ローラ20に印加するバイアスと同一バイアス値(Vcl1=−1000V)である。
次にイエロートナー像の形成後、潜像終端位置P2から2色目のマゼンタの画像形成のための潜像先頭位置P1(図3)までの区間Aにおいて、帯電バイアス印加電源71は帯電ローラ20と帯電清掃部材140への印加バイアスの切り替えを行う。すなわち、帯電ローラ20に印加するバイアスをVc1からVc2(=+200V)に、およびVc2からVc1に切り替える。また、帯電清掃部材140に印加するバイアスをVcl1からVcl2に、およびVcl2からVcl1に切り替える。帯電バイアス印加電源71による上記バイアスの切り替えは、帯電制御部70が画像データに基づいて所定タイミングで帯電バイアス印加電源71に切り替え指示信号を出力することによりなされる。Vcl2の値は帯電ローラ20に対するバイアスに対してプラス側に100Vシフトしたバイアス値(Vcl2=+300V)である。
この後のマゼンタ、シアン、ブラックの画像形成のための画像形成領域(図3)では、帯電バイアス印加電源71は帯電ローラ20にバイアスVc1を、帯電清掃部材140にバイアスVcl1をそれぞれ印加する。そして帯電バイアス印加電源71は、1ページ目の色間にあたる区間B、Cと、1ページ目と2ページ目の間の色間にあたる区間Dと、2ページ目の色間にあたる区間E〜Gにおいて、帯電ローラ20にバイアスVc2を印加する。また帯電バイアス印加電源71は、帯電清掃部材140にバイアスVcl2を印加する。
[清掃動作の効果]
本実施例においては、感光ドラム10周面の画像形成領域にトナー像を形成する際、帯電清掃部材140が帯電ローラ20周面からトナーや異物等の付着物を回収する。そしてその付着物を帯電清掃部材140と帯電ローラ20との電位差を利用して効果的に帯電ローラ20に転移させることができる。さらに帯電ローラ20に転移されたトナーや異物等の付着物は感光ドラム10周面の清掃動作領域に転移させることができる。すなわち、帯電清掃部材140に回収したトナーや異物を帯電ローラ20を介して感光ドラム10に転移させる。
このようにすることで、帯電清掃部材140の清掃の能力を維持することができる。そのため、帯電ローラ20は常にトナーや異物の付着のない状態を保つ事ができ、帯電ローラ20の帯電均一性を保つ事ができる。さらに、感光ドラム10上の非画像形成部の共通の領域で清掃動作を行うため、感光ドラム10周面のメモリへの影響を避けることができて画像劣化を防止できることから多色画像の画質向上を図れる。
[その他]
本発明において像担持体は感光ドラム10に限られず、例えばエンドレスベルト状の基材外周面上に有機感光材料により感光層等を形成したものを用いてもよい。また、像担持体としては、光導電性のない誘電体を用いることもできる。
実施例では、感光ドラム10の周長を紙等の転写材80の送り方向長さより長くすることにより、感光ドラム上に1色目のトナー像と2色目のトナー像のどちらも形成されない領域を設けることができるようになっている。ここでいう転写材80の送り方向長さとは、画像形成装置で使用可能な転写材のなかで一番送り方向の長いものを基準とすることが好ましい。なぜなら、一番送り方向長さが長い転写材を基準にしておけば、それよりも送り方向長さが短い転写材においてもトナー像が形成されない領域を感光ドラム10上に設けることができるからである。
また上記実施例では、感光ドラム10に順次形成された複数のトナー像を中間転写体50に転写し、その後中間転写体50から一括で転写材80に転写を行なったがこれに限られるものではない。感光ドラム10に順次形成された複数のトナー像を中間転写材50を介さずにそのまま転写材80に転写していく方式であってもよい。
また、実施例では、プラスに帯電された異物を吐き出すようなバイアスを帯電ローラに印加することで清掃動作を行なったがこれに限られるものではない。例えばマイナスに帯電された異物を吐き出すようなバイアスを清掃動作において印加しても良い。感光ドラム10周面において、現像剤像が形成される領域以外の領域で清掃動作が行なわれることが重要である。
また、本実施例では、全ての色間において帯電ローラ20の清掃動作を行なっているがこれに限られるものではない。少なくとも色間の一部で上述したような清掃動作を行なっていれば良い。同様に紙間も常に清掃動作を行なわなくても、何回かに一回の割合で清掃動作を行なっていれば良い。
また、異物が吐き出される未使用領域は、感光ドラム10の同じ領域に常にあることが好ましいがこれに限られるものではない。即ち、帯電ローラ20の清掃動作により感光ドラム10に帯電メモリが発生してしまったり、帯電ローラ20から吐き出された異物が、次回のトナー像形成に影響がないようにすれば、未使用領域は別の部分になったとしてもよい。例えば、ある連続プリントジョブの際は、感光ドラム10のAの部分が未使用領域になったとして、その後別の連続プリントジョブの際は、感光ドラム10のAの部分とは異なるBの部分が未使用領域になったとしてもよい。
実施例1に係る画像形成装置の一例の概略模型図である。 実施例1に係る画像形成装置の帯電ローラに印加するバイアスの説明図である。 実施例1に係る画像形成装置の感光ドラムの有する画像形成領域と清掃動作領域を示す説明図である。 実施例2に係る画像形成装置の一例の概略模型図である。 実施例3に係る画像形成装置の一例の概略模型図である。 実施例3に係る画像形成装置の帯電ローラと帯電清掃部材に印加するバイアスの説明図である。
符号の説明
10:感光ドラム、20:帯電ローラ、30:露光装置、41,44:現像装置、
50:中間転写体、60:2次転写ローラ、71:帯電バイアス印加電源、
80:転写材、140:帯電ローラクリーナー

Claims (10)

  1. 像担持体と、
    前記像担持体の周面に接触して帯電を行う帯電部材と、
    前記像担持体の帯電された周面に第一の現像剤像を形成する第一の現像装置と第二の現像剤像を形成する第二の現像装置と、を有する画像形成装置において、
    共通の転写材に対して前記第一の現像剤像と前記第二の現像剤像を重ね合わせて現像剤像を形成する際に、前記像担持体面の中で、前記第一の現像剤像と前記第二の現像剤像との間の領域である現像剤像間領域に対して、前記帯電部材に付着した付着物を転移させる清掃動作が行われ、前記清掃動作が行なわれる前記現像剤像間領域は前記第一の現像剤像も前記第二の現像剤像も形成されないことを特徴とする画像形成装置。
  2. 像担持体と、
    前記像担持体の周面に接触して帯電を行う帯電部材と、
    前記像担持体の帯電された周面に第一の現像剤像を形成する第一の現像装置と第二の現像剤像を形成する第二の現像装置と、を有する画像形成装置において、
    前記第一の現像装置は第一の転写材に転写される第一の現像剤像を形成し、前記第二の現像装置は第二の転写材に形成される第二の現像剤像を形成し、前記第一の転写材、そして前記第二の転写材に対して連続して現像剤像を形成する際に、前記像担持体面の中で、前記第一の現像剤像と前記第二の現像剤像との間の領域である現像剤像間領域に対して、前記帯電部材に付着した付着物を転移させる清掃動作が行われ、前記清掃動作が行なわれる前記現像剤像間領域は前記第一の現像剤像も前記第二の現像剤像も形成されないことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記帯電部材に所定電位のバイアスを印加するバイアス印加装置を備え、前記バイアス印加装置は、現像剤像が形成される前記像担持体の領域が前記帯電部材と接触する際と、前記清掃動作が行なわれる前記像担持体の領域が前記帯電部材と接触する際とで、前記帯電部材に印加する印加バイアスの電位を異なる電位に切り替えることを特徴とする請求項1又は2の画像形成装置。
  4. 前記清掃動作が行なわれる前記像担持体の領域が前記帯電部材と接触する際に前記帯電部材に印加される印加バイアスの極性は、現像剤像が形成される前記像担持体の領域が前記帯電部材と接触する際に前記帯電部材に印加される印加バイアスの極性と異なることを特長とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記帯電部材は帯電ローラであり、前記清掃動作が行なわれる前記像担持体の周方向の長さは前記帯電ローラの周長よりも長いことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記帯電部材に接触して前記帯電部材を清掃する清掃部材を備え、前記清掃動作時に、前記清掃部材に付着した付着物は、前記帯電部材を介して前記現像剤像間領域に転移させられることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記清掃動作時における前記清掃部材と前記帯電部材との間の電位差は、各色の現像剤像が形成される前記像担持体の領域を前記帯電部材が帯電している際における前記清掃部材と前記帯電部材との間の電位差と異なることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記第一の現像剤像の画像先端と、前記第二の現像剤像の画像先端とは、前記像担持体上で同じ位置となることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 連続して転写材に現像剤像を形成する場合に、すべての前記現像剤像間領域が前記像担持体上の同じ領域に存在することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記清掃動作が行なわれた前記現像剤像間領域が現像位置に来ている際に、前記第一及び第二の現像装置に印加される現像バイアスはオフにされることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の画像形成装置。
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