JP2002108069A - 帯電ローラクリーニング機構 - Google Patents
帯電ローラクリーニング機構Info
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Abstract
着する異物を除去する。 【解決手段】ケース9に感光体ドラム1および感光体ド
ラム1に接触する帯電ローラ3がケース9に回転自在に
取り付けられている。ケース9に固定されたクリーニン
グブラシ4が帯電ローラ3に接触している。帯電ローラ
3は、マイナスの電圧が印加され、感光体ドラム1の表
面をマイナス帯電させる。クリーニングブラシ4は、ケ
ース9に固定された金属製薄板を介して電源5に電気的
に接続され、帯電ローラ3と同じ電圧に帯電される。感
光体ドラム1上に現像後も残り、さらにクリーニングブ
レード10をすり抜け、帯電ローラ3に付着したトナー
等の異物は、クリーニングブラシ4により除去される。
帯電ローラ3上に付着した異物の中でプラス帯電のもの
も、クリーニングブラシ4が帯電ローラ3と等電位のた
め、クリーニングブラシ4で機械的に容易に掻きとられ
こととなる。
Description
ニング機構に関し、特にレーザプリンタに交換可能に取
り付けられるトナーカートリッジ内の帯電ローラクリー
ニング機構に関する。
る従来のトナーカートリッジの断面図である。
が回転自在に取り付けられ、感光体ドラム1に接触する
帯電ローラ3および現像ローラ2もケース9に回転自在
に取り付けられている。また、ケース9に一体に設けら
れたタンク内にトナー6が収蔵され、トナーブレード
7、クリーニングブレード10および帯電ローラ3に接
触するクリーニングブラシ26がケース9に固定されて
いる。従来の帯電ローラクリーニング機構は、クリーニ
ングブラシ26からなっていた。
レーザプリンタ本体(図示略)側の転写ローラ11に接
するようにレーザプリンタ本体に装着され、レーザプリ
ンタが印字動作中ならば、感光体ドラム1はレーザプリ
ンタ本体から駆動を受け回転する。帯電ローラ3は、レ
ーザプリンタ本体に設けられた電源5に電気的に接続さ
れ、マイナスの電圧が印加され、感光体ドラム1表面を
マイナス帯電させる。
り帯電された感光体ドラム1の表面に静電潜像が形成さ
れる。現像ローラ2の表面にはトナーブレード7により
薄層化されたトナー6が付着しており、現像ローラ2の
トナー6により感光体ドラム1上の潜像が現像される。
感光体ドラム1と転写ローラ11との間には、紙などの
媒体12が搬送させられ、感光体ドラム1上に現像によ
り付着したトナー6は、転写ローラ11により媒体12
に転写され、印字画像を形成する。
に残ったトナー6は、クリーニングブレード10により
掻きとられる。クリーニングブレード10によって掻き
とることの出来ない微小な異物は、クリーニングブレー
ド10をすり抜け帯電ローラ3に付着することとなる。
帯電ローラ3上に付着した異物はクリーニングブラシ2
6により除去される。
の画像形成装置において画像品位の向上は必須となって
いるが、上述の従来の帯電ローラクリーニング機構は、
次のような問題点があった。
ると画像品位が悪化するということである。
物、特にプラスに帯電した異物が感光体ドラム1に付着
してクリーニングブレード10をすり抜け、帯電ローラ
3表面に付着し、クリーニングブラシ26でも除去でき
ず、帯電ローラ3上に堆積し、感光体ドラム1への帯電
能力を低下させるからである。
命が短くなり、ランニングコストがアップするという事
である。
を起こす事により、感光体ドラム1の表面電位が低下し
感光体ドラム1上にトナー6が過剰に現像されてしま
い、トナー6の消費が早まる為である。
ーザプリンタ等の画像形成装置に用いられる帯電ローラ
クリーニング機構を提供することにある。
ーニング機構は、感光体(図1の1)と、この感光体の
表面を帯電させる帯電ローラ(図1の3)と、この帯電
ローラの表面に接触して当該帯電ローラの表面を清掃す
るクリーニング部材(図1の4)と、前記帯電ローラの
帯電と同じ極性に前記クリーニング部材を帯電させる電
源(図1の5)とを含むことを特徴とする。
感光体(図3の1)と、この感光体の表面を帯電させる
帯電ローラ(図3の3)と、この帯電ローラの表面に接
触して当該帯電ローラの表面を清掃するクリーニング部
材(図3の4)と、前記帯電ローラが帯電する電圧と同
じ極性で絶対値が大きい電圧に前記クリーニング部材を
帯電させる電源(図3の14)とを含むことを特徴とす
る。
感光体(図1の1)と、この感光体の表面を帯電させる
帯電ローラ(図1の3)と、この帯電ローラの表面に接
触して当該帯電ローラの表面を清掃するクリーニングブ
ラシ(図1の4)と、前記帯電ローラの帯電と同じ極性
に前記クリーニングブラシを帯電させる電源(図1の
5)とを含むことを特徴とする。
感光体(図4の1)と、この感光体の表面を帯電させる
帯電ローラ(図4の3)と、この帯電ローラの表面に接
触して当該帯電ローラの表面を清掃するクリーニングス
ポンジ(図4の15)と、前記帯電ローラの帯電と同じ
極性に前記クリーニングスポンジを帯電させる電源(図
4の5)とを含むことを特徴とする。
感光体(図6の1)と、この感光体の表面を帯電させる
帯電ローラ(図6の3)と、この帯電ローラの表面に接
触して当該帯電ローラの表面を清掃するクリーニングロ
ーラ(図6の16)と、前記帯電ローラの帯電と同じ極
性に前記クリーニングローラを帯電させる電源(図6の
17)とを含むことを特徴とする。
記帯電ローラおよび前期クリーニング部材は、前記感光
体にトナーを供給する現像器とともにトナーカートリッ
ジに組み込まれているようにすることもできる。
を参照して説明する。
ローラクリーニング機構を用いたトナーカートリッジの
断面図である。
が回転自在に取り付けられ、感光体ドラム1に接触する
帯電ローラ3および現像ローラ2もケース9に回転自在
に取り付けられている。また、ケース9に一体に設けら
れたタンク内にトナー6が収蔵され、トナーブレード
7、クリーニングブレード10および帯電ローラ3に接
触するクリーニングブラシ4がケース9に固定されてい
る。
に、ブラシ部18が根元を非導電性の基布部19に貫通
させて取り付けられ、基布部19の裏面とともにブラシ
部18の根元を導電コーティング部20で覆い、導電コ
ーティング部20に導電両面接着テープ部21が接着さ
れている。導電両面接着テープ部21をケース9に固定
された金属製の薄板(図示略)に接着してクリーニング
ブラシ4をケース9に固定する。
レーザプリンタ本体(図示略)側の転写ローラ11に接
するようにレーザプリンタ本体に装着され、レーザプリ
ンタが印字動作中ならば感光体ドラム1はレーザプリン
タ本体から駆動を受け回転する。帯電ローラ3は、レー
ザプリンタ本体に設けられた電源5に電気的に接続さ
れ、マイナスの電圧が印加され、感光体ドラム1の表面
をマイナス帯電させる。また、クリーニングブラシ4
は、ケース9に固定された金属製薄板を介して電源5に
電気的に接続され、帯電ローラ3と同じ電圧に帯電され
る。
り帯電された感光体ドラム1の表面に静電潜像が形成さ
れる。現像ローラ2の表面にはトナーブレード7により
薄層化されたトナー6が付着しており、現像ローラ2の
トナー6により感光体ドラム1上の潜像が現像される。
感光体ドラム1と転写ローラ11との間には、紙などの
媒体12が搬送させられ、感光体ドラム1上に現像によ
り付着したトナー6は、転写ローラ11により媒体12
に転写され、印字画像を形成する。
に残ったトナー6は、クリーニングブレード10により
掻きとられる。クリーニングブレード10によって掻き
とることの出来ない微小な異物は、クリーニングブレー
ド10をすり抜け帯電ローラ3に付着することとなる。
帯電ローラ3上に付着した異物はクリーニングブラシ4
により除去される。
ス帯電のものは、電気的な作用により帯電ローラ3との
結びつきが大きいが、クリーニングブラシ4が帯電ロー
ラ3と同電位となっている影響により、プラス帯電の異
物に対する電気的な作用が帯電ローラ3とクリーニング
ブラシ4で同等となる。このことによりプラス帯電の異
物は、帯電ローラ3からクリーニングブラシ4により機
械的に容易に掻きとられこととなる。このサイクルを繰
り返し、帯電ローラ3の表面は異物付着が無い状態に保
たれる。
ローラクリーニング機構を用いたトナーカートリッジの
断面図である。
べる点を除き、図1に示したトナーカートリッジと同じ
である。
ローラ3およびクリーニングブラシ4は、それぞれ電源
13および14に電気的に接続され、別々のマイナス電
圧が印加されている。帯電ローラ3に印加している電源
13の電圧をVt、クリーニングブラシ4に印加してい
る電源14の電圧をVcとすると、電圧VtとVcの関
係はVt>Vcとなっている。このことにより、帯電ロ
ーラ3に付着したプラス帯電の異物は電気的な作用によ
りクリーニングブラシ4に引き寄せられ除去されやすく
なる。図4は、本発明の第3の実施の形態の帯電ローラ
クリーニング機構を用いたトナーカートリッジの断面図
である。
ーニングブラシ4の替わりに導電性の発泡体からなるク
リーニングスポンジ15が用いられているほかは、図1
に示したトナーカートリッジと同じである。
ジ15は、帯電ローラ3と接触しており、帯電ローラ3
と同じマイナスの電圧が電源5により印加されている。
5は、導電性のウレタンゴム等からなる発泡体22と、
これをケース9に固定された金属製の薄板に接着する導
電両面接着テープ23で構成されている。クリーニング
スポンジ15は電気的及び機械的な作用により帯電ロー
ラ3上の異物を除去する。
ローラクリーニング機構を用いたトナーカートリッジの
断面図である。
ーニングブラシ4の替わりに導電性の発泡ウレタンゴム
等からなるクリーニングスローラ16が用いられている
ほかは、図1に示したトナーカートリッジと同じであ
る。
転自在に取り付けられ、転がり接触する帯電ローラ3に
従動する。クリーニングローラ16には電源17により
マイナスの電圧Vcrが印加されている。電源13によ
り帯電ローラ3に印加されているマイナスの電圧Vtと
Vrとは、Vt>Vcrという関係になっている。
は、外周を導電性ゴム24で被覆された金属シャフト2
5で構成されている。導電性ゴム24はソリッド状でも
発泡体でもかまわない。ただし、ソリッド状の導電性ゴ
ム24の方が帯電ローラ3との密着性が向上し帯電ロー
ラ3上の異物がクリーニングローラ16の表面に移りや
すくなると言える。
ーニング機構を用いたレーザプリンタ等で、良好な印字
が得られるということである。
保たれることにより感光体ドラムの表面への長手方向の
帯電ムラが無くなるからである。また、トナーカートリ
ッジに用いた場合は、帯電ローラの表面がきれいに保た
れることによりトナーカートリッジの寿命前後における
帯電能力の差が無くなり、良好な印字が保たれる。
が延びるということである。
保たれることにより、帯電ローラが汚れることによる感
光体ドラムの表面への帯電不良が無くなり、帯電不良に
より表面電位の低くなった感光体ドラムの表面全体にト
ナーが現像され印字されてしまいトナーが過剰消費され
るということが無くなるからである。
ニング機構を用いたトナーカートリッジの断面図であ
る。
る。
ニング機構を用いたトナーカートリッジの断面図であ
る。
ニング機構を用いたトナーカートリッジの断面図であ
る。
ある。
ニング機構を用いたトナーカートリッジの断面図であ
る。
(a)は正面図,(b)は側面図である。
ナーカートリッジの断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 感光体と、この感光体の表面を帯電させ
る帯電ローラと、この帯電ローラの表面に接触して当該
帯電ローラの表面を清掃するクリーニング部材と、前記
帯電ローラの帯電と同じ極性に前記クリーニング部材を
帯電させる電源とを含むことを特徴とする帯電ローラク
リーニング機構。 - 【請求項2】 感光体と、この感光体の表面を帯電させ
る帯電ローラと、この帯電ローラの表面に接触して当該
帯電ローラの表面を清掃するクリーニング部材と、前記
帯電ローラが帯電する電圧と同じ極性で絶対値が大きい
電圧に前記クリーニング部材を帯電させる電源とを含む
ことを特徴とする帯電ローラクリーニング機構。 - 【請求項3】 感光体と、この感光体の表面を帯電させ
る帯電ローラと、この帯電ローラの表面に接触して当該
帯電ローラの表面を清掃するクリーニングブラシと、前
記帯電ローラの帯電と同じ極性に前記クリーニングブラ
シを帯電させる電源とを含むことを特徴とする帯電ロー
ラクリーニング機構。 - 【請求項4】 感光体と、この感光体の表面を帯電させ
る帯電ローラと、この帯電ローラの表面に接触して当該
帯電ローラの表面を清掃するクリーニングスポンジと、
前記帯電ローラの帯電と同じ極性に前記クリーニングス
ポンジを帯電させる電源とを含むことを特徴とする帯電
ローラクリーニング機構。 - 【請求項5】 感光体と、この感光体の表面を帯電させ
る帯電ローラと、この帯電ローラの表面に接触して当該
帯電ローラの表面を清掃するクリーニングローラと、前
記帯電ローラの帯電と同じ極性に前記クリーニングロー
ラを帯電させる電源とを含むことを特徴とする帯電ロー
ラクリーニング機構。 - 【請求項6】 前記帯電ローラおよび前期クリーニング
部材は、前記感光体にトナーを供給する現像器とともに
トナーカートリッジに組み込まれていることを特徴とす
る請求項1〜5のいずれかに記載の帯電ローラクリーニ
ング機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000294419A JP2002108069A (ja) | 2000-09-27 | 2000-09-27 | 帯電ローラクリーニング機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000294419A JP2002108069A (ja) | 2000-09-27 | 2000-09-27 | 帯電ローラクリーニング機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002108069A true JP2002108069A (ja) | 2002-04-10 |
Family
ID=18777031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000294419A Pending JP2002108069A (ja) | 2000-09-27 | 2000-09-27 | 帯電ローラクリーニング機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2002108069A (ja) |
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- 2000-09-27 JP JP2000294419A patent/JP2002108069A/ja active Pending
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