JP5140583B2 - 4β−アミノ−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンの調製方法 - Google Patents

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Description

本発明は、チオ尿素と酸の存在下での切断により、構造式3の4β−ハロゲノアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシン(X=Cl、BrまたはI)から構造式1の4β−アミノ−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンを調製する方法に関するものである。特に、本発明は、構造式3の4β−ハロゲノアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシン(X=Cl、BrまたはI)を介して、構造式2の4’−デメチルエピポドフィロトキシンから、構造式1の4β−アミノ−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンを調製する方法に関するものである。
Figure 0005140583
4β−アミノ−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンは、抗癌化合物の調製において有用な合成中間体である(仏国特許出願公開第0404053号明細書)。
この中間体の調製戦略は4’−デメチルエピポドフィロトキシン(構造式2)から構造式4の4β−アジド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンへの変換、そしてその後のこのアジド誘導体から構造式1のアミノ誘導体への触媒還元に基づいている。この変換の問題点は、4位(ベンジル位)にある活性化された誘導体の変換に立体選択性が欠如しており、構造式4のアジドαおよびβの混合物が供給されることにある。この問題は、J. Med. Chem. 1991、34、3346で、アジ化ナトリウムおよびトリフルオロ酢酸を用いることによって一部解決された。しかしながら、触媒還元生成物すなわち構造式1のアミノと同様、構造式4のアジド中間体をクロマトグラフィにより精製することが必要であった。もう一つの方法が、Chinese Chemical Letters 1993, 4 (4) 289で記述された。同書の著者らは、アジドでの方法を利用しているが、アジ化水素酸HN(現場調製)を−10〜−15℃でBFのエーテラートの存在下で反応させることによってこれを行なっている。同書の著者らの結果は、少なくとも80%に等しい収量で優れた変換の立体選択性を示している。構造式4のアジドの構造式1のアミノへの変換方法は同様にTet. Let. 1999, 40, 1967およびTet. Let. 2000, 41, 7743でも記述されている。同書の著者らは、t−BuOHおよびTHF中のヨウ化サマリウムまたはFeSO・7HO/NHの組を利用している。近年Bioorg. Med. Chem. 2003, 11, 5135は、必要なクロマトグラフィ精製について確認している。彼らは70%の収量で構造式1のアミノを得ている。
仏国特許出願公開第0404053号明細書
これらの方法は、それでも次の二つの問題を提起する。1)特に医薬品の工業的調製のための大規模な利用の際に、潜在的に爆発性を示す危険なアジド誘導体の利用、および2)工業面で高価な段階を代表する抗癌医薬品という完成品を後に調製するために良質の構造式1のアミノ化合物を供給するべく一回さらには二回のクロマトグラフィ段階を移行させる必要性、である。
本発明の目的は、危険なまたは爆発性のある化合物を利用せずかつクロマトグラフィ精製段階の必要性なくこれら二つの問題を解決することにある。
構造式3の中間体である4β−ハロゲノアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンは、既知の化合物である(仏国特許出願公開第0404053号明細書、国際公開第2004/073375号パンフレット)。同様に、構造式2の化合物から構造式3の化合物への移行は既知のものである(仏国特許出願公開第0404053号明細書)。したがって本発明の目的は、構造式3の化合物から構造式1の化合物を合成する方法にある。
従来の有機合成では、アミンを得るためのクロロアセトアミドの切断は、5:1の最適割合で、酢酸の存在下でエタノール中のチオ尿素により第3級アミドのクロロアセトアミド誘導体を処理することによって実現される。(A. Jirgensons et al., Synthesis 2000, 1709)。この反応においては、利用されるエタノールおよび酢酸は水を含有しない。この方法は、ポドフィロトキシン系列では一度も応用されたことがなく、適してもいない。実際、構造式3の化合物のケースに応用された場合、教示された該方法は還流下に10時間さらした後、投入された原料(構造式3の化合物)を10%未満の変換へと導き、反応中間体(X=塩化物の形でのS−イソチオウロニウム)はもはや反応しない(比較例を参照のこと)。より長い反応時間は、純度に関して不利であり副産物が出現する。
望ましい変換を得るためには、作業様式を適合させ改善することが必要であった。驚くべきことに、発明人らは、精製(特にクロマトグラフィ精製)といった追加の段階なく、優れた純度をもつ構造式1の化合物を得ることを可能にする構造式3の化合物から構造式1の化合物を合成する方法を見極めた。
したがって本発明の目的は、以下の構造式1の4β−アミノ−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンの合成方法にあり、
Figure 0005140583
該合成方法は以下の連続する段階を含んで成ることを特徴とする。
a)以下の構造式3の4β−ハロゲノアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンとチオ尿素を、室温より高い温度でその他の溶媒無く純粋弱酸中で反応させる段階(式中Xは塩素、臭素およびヨウ素から成る群から選択されるハロゲン原子を表わし、有利には塩素である);
Figure 0005140583
b)4β−アミノ−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンを回収する段階。
先行技術において記述されたクロロアセトアミドの切断方法(A. Jirgensons et al., Synthesis 2000, 1709)に比べて、この作業を純粋弱酸中、すなわち水またはその他の有機溶媒無しで行うことができるということが発見された。本発明の意味合いでは、「酸」という用語は、ブレンステッドの定義、つまりプロトンHを与える能力をもつ化学種という定義を基準にして用いられている。弱酸というのは、強酸と異なり水中で完全には解離しない酸のことである。
弱酸は有利には、25℃で4〜6の間に含まれるpKaの値を有する。特に、弱酸は有利にはR−COOHという構造式5のカルボン酸である(式中Rは水素またはC〜Cでのアルキル基を表わす)。より重い酸は溶媒として利用不能になるか、または適切な嗅覚特性(特に酪酸)を有していない。より特定的には、弱酸は、蟻酸、酢酸またはプロピオン酸から成る群から選択され、好ましくは酢酸である。
以下では、異なる化合物の間の既定の割合は、相反する指示のないかぎり、これらの化合物のために投入される数量の割合に対応する。
本発明の枠内では、「純粋弱酸」という表現は、この酸が氷酸であること、すなわち水を含まないということを意味している。「その他の溶媒無く」という表現は、段階a)の反応媒質が純粋弱酸、構造式3の化合物およびチオ尿素しか含まず、かくして水または、アルコールや有機溶媒といったようなその他の溶媒を含まないことを意味している。
段階a)に際して、反応媒質は有利には60℃超の温度、より有利には60〜100℃の間に含まれる温度に加熱される。本発明のもう一つの特徴は、利用される純粋弱酸が反応に対し溶媒として役立つという点にある。4β−ハロゲノアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンと弱酸の間のモル比は少なくとも0.5である。
4β−ハロゲノアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンとチオ尿素の間のモル比は有利には0.5〜1の間に含まれる。本発明の有利な変形形態に従うと、段階a)に際して、4β−ハロゲノアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンをチオ尿素の添加前に純粋弱酸と接触させる。さらに有利な変形形態に従うと、4β−ハロゲノアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンおよび純粋弱酸は接触させられ、ここで4β−ハロゲノアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンは有利には純粋弱酸中で懸濁状態にあり、反応媒質は、所望の温度まで加熱されその後この温度でチオ尿素が添加される。
段階a)の反応時間は有利には1〜3時間の間に含まれる。純粋酢酸の場合には、段階a)の反応時間は、約2時間である。
段階a)の後、構造式1の最終生成物は、反応媒質中で沈殿する。これは、当業者にとって既知のあらゆる技術により段階b)の際に回収されるが、該技術は特に通常の方法に従った単純なろ過および乾燥で充分である。
通常の方法にしたがってひとたびろ過され乾燥されたならば、塩酸塩、臭素水化物またはヨウ化水素酸塩の形をした構造式1の化合物は、投入された構造式3の化合物のモル数量に基づいて85%超、有利には90%超の平均モル収量で得られる。純粋酢酸の場合、塩酸塩、臭素水化物またはヨウ化水素酸塩の形をした構造式1の化合物は、投入された構造式3の化合物のモル数量に基づいて93%の平均モル収量で得られる。
構造式1の化合物は、有利には90%超の純度、より有利には95%以上の純度で得られる。
塩酸塩、臭素水化物またはヨウ化水素酸塩の形で得られた構造式1の化合物は、純粋であり、クロマトグラフィ精製という追加の段階を全く必要としない。該化合物は、後の合成段階に直接利用することが可能であり、このことは経済面および工業面での準備作業という観点からみて、大きな利点である。
本発明の目的は同様に、以下の構造式1の4β−アミノ−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンの合成方法にあり、
Figure 0005140583
該合成方法は以下の連続する段階を含んで成ることを特徴とする。
i)以下の構造式3の4β−ハロゲノアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンとチオ尿素を、室温より高い温度で酸、水および有機溶媒の混合物中で反応させる段階(式中Xが塩素、臭素およびヨウ素から成る群から選択されるハロゲン原子を表わし、有利には塩素である);
Figure 0005140583
ii)4β−アミノ−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンを回収する段階。
先行技術において記述されたクロロアセトアミドの切断方法(A. Jirgensons et al., Synthesis 2000, 1709)に比べて、水を反応媒質に添加することは、分解生成物が出現することなく原料を完全に消費して、反応に有利に作用するということが発見された。
反応媒質は有利には、その他の溶媒または試薬を含有していない。
段階i)に際して、反応媒質は有利には60℃超の温度、より有利には60〜100℃の間に含まれる温度に加熱される。4β−ハロゲノアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンとチオ尿素の間のモル比は有利には0.5〜1の間に含まれている。段階i)に際して、4β−ハロゲノアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンは有利には、チオ尿素の添加前に、酸、水および有機溶媒の混合物と接触させられる。さらに有利な仕方では、4β−ハロゲノアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンおよび酸、水および有機溶媒の混合物が接触させられ、ここで4β−ハロゲノアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンは有利には前記混合物中で懸濁状態にあり、反応媒質は、所望の温度まで加熱されその後この温度でチオ尿素が添加される。
本発明に従った第二の方法において利用される有機溶媒は有利には水溶性有機溶媒であり、さらに有利には環状エーテル特にジオキサン、アルコール特にメタノール、エタノール、プロパノールおよびイソプロパノール、およびN,N−ジメチルアセトアミド(DMA)、ジメチルホルムアミド(DMF)およびN−メチルピロリドン(NMP)から成る群から選択される。
かくして、先行技術1において記述されているクロロアセトアミドの切断方法(A. Jirgensons et al., Synthesis 2000, 1709)と比べて、水の存在下で、エタノールの代りにジオキサンまたはDMAといったような有機溶媒の存在下で、この作業を行なうことができるということも同様に発見された。
本発明に従った第二の方法の第一の有利な変形形態に従うと、有機溶媒はアルコール、有利にはエタノールである。
この第一の変形形態の枠内では、酸は有利には強酸、特に塩酸、硫酸およびリン酸から成る群から選択された強酸である。アルコール/(水+強酸)の体積比は有利には2〜5/0.5〜2、より有利には2.5/1であり、強酸は1〜2倍規定(規定度は1〜2の間に含まれる)である。構造式1の化合物はこのとき有利には、80%超、より有利には85%超、有利には90%に等しいモル収量で得られる。反応時間は、有利には8時間超、ただし10時間未満であり、さらにより有利には約9時間である。
構造式1の化合物は同様に有利には、90%超、有利には95%超の純度で得られる。
代替的には、この第一の変形形態の枠内で、酸は有利には弱酸、特にR−COOHという構造式5のカルボン酸である(式中Rは水素またはC〜Cのアルカリ基を表わす)。より重い酸は溶媒として利用不能となるか、または適切な嗅覚特性を有していない(特に酪酸)。より特定的には、弱酸は、蟻酸、酢酸またはプロピオン酸から成る群から選択され、好ましくは酢酸である。
アルコール/水/弱酸の体積比は有利には2〜10/0.5〜2/0.5〜2、より特定的には5/1/1である。より特定的には、エタノール/水/酢酸の体積比は有利には5/1/1である。
構造式1の化合物はこのとき、有利には55%超、有利には60%に等しいモル収量で得られる。反応時間は有利には8時間超、ただし11時間未満、さらに有利には約10時間である。
構造式1の化合物は有利には、90%超、有利には95%の純度で得られる。
本発明に従った第二の方法の第二の有利な変形形態に従うと、有機溶媒は環状エーテル、特にジオキサンおよびDMA、DMFまたはNMPである。
環状エーテル(ジオキサン)またはDMA、DMF、NMP/水/弱酸(酢酸)の体積比は有利には2〜10/0.5〜2/0.5〜2、より特定的には5/1/1である。ジオキサンまたはDMA、DMF、NMP/水/酢酸の体積比は、有利には5/1/1である。構造式1の化合物はこのとき有利には、60%超、より有利には65%超、有利には70%に等しいモル収量で得られる。反応時間は有利には4時間超、ただし10時間未満、さらにより有利には約5〜6時間である。
構造式1の化合物は、このとき有利には90%超、有利には95%の純度で得られる。
研究対象のケースにおいては、最終生成物は、反応媒質中で沈殿する。これは、当業者にとって既知のあらゆる技術により段階b)の際に回収されるが、特に通常の方法に従った単純なろ過または乾燥で充分である。
塩酸塩、臭素水化物またはヨウ化水素酸塩の形で得られた構造式1の化合物は、純粋であり、クロマトグラフィ精製という追加の段階を全く必要としない。該化合物は、後の合成段階に直接利用することが可能であり、このことは経済面および工業面での準備作業という観点からみて、大きな利点である。
本発明に従った第一および第二の方法の枠内では、構造式3の4β−ハロゲノアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンは、有利には、以下の構造式2の4’−デメチルエピポドフィロトキシンとX−CH−C≡Nという構造式6のハロゲノアセトニトリル(式中Xは、塩素、臭素およびヨウ素から成る群から選択されたハロゲン原子を表わす)を酸性媒質において反応させることによって得られる。その結果、リッター反応が起こり、反応の終りに結晶化により、有利には80%超、さ hらにより有利には90%超の収量で4β−クロロアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンが直接提供されることになる。
Figure 0005140583
この中間体は、4位の炭素上で専ら立体化学βのみを有する。立体化学の問題は、この段階で解決される。この中間体の純度は、切断の段階で後の精製無く利用され、構造式1の4β−アミノ−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンを提供できるようなものである。
構造式2の4’−デメチルエピポドフィロトキシン(仏国特許発明第2742439号明細書で記述されている方法にしたがって調製されたもの)は有利には、硫酸と共に、通常の安価な試薬であるクロロアセトニトリルによって処理される。4β−クロロアセトアミド−4’−デメチル−4−デオキシドフィロトキシンはこのとき、有利にも93%の収量で得られる。
通常の方法にしたがってひとたびろ過され乾燥されたならば、塩酸塩、臭素水化物またはヨウ化水素酸塩の形をした構造式1の化合物は、投入された4’−デメチルエピポドフィロトキシン(構造式2)のモル数量に基づいて86%の平均モル収量で純粋氷酢酸の利用の枠内で(水もその他の有機溶媒も無く、本発明に従った第一の方法)、つまり(構造式2の化合物から構造式3の化合物へ、その後構造式3の化合物から構造式1の化合物への)2段階で得られた。
以下の実施例は、利用された作業技術を示す。
実施例1:4β−クロロアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシン(構造式3)の調製
47.5mL(0.75モル)のクロロアセトニトリル中の4’−デメチルエピポドフィロトキシン30g(0.075モル)の懸濁液に対して、室温で濃硫酸0.5mLを滴下にて添加する。この温度で1時間攪拌させ、その間に溶解とそれに続く再沈殿を観察する。300mLの2−プロパノールを添加する。沈殿物をろ過し、200mLの2−プロパノールと水でpH7に戻るまで洗い流す。得られた白色固体を40℃で真空乾燥させて、構造式3のクロロアセトアミド化合物32.9g、すなわち93%のモル収量を得る。
融点:F=240℃
プロトンNMR分析:H NMR(DMSO)δ8.65(d,1H,J=7Hz,NH)、8.26(s,1H,4’−OH)、6.78(s,1H,H)、6.54(s,1H,H)、6.24(s,2H,H2’,H6’)、5.99(d,2H,J=11.3Hz,OCHO)、5.17(dd,1H,J=4.56および7Hz,H)、4.51(d,1H,J=5.2Hz,H)、4,29(t,1H,J=8Hz,H11a)、4.10(s,2H,CHCl)、3.97(m,1H,H)、3.78(dd,1H,J=8Hzおよび10Hz,H11b)、3.63(s,6H,2xOCH)、3.15(dd,1H,J=5.2および14Hz,H)。
その他のハロゲノアセトアミド(X=Br、I)は、ブロモアセトニトリルまたはヨードアセトニトリルを利用することにより類似の要領で得られる。
比較例:4−アミノ−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシン(構造式1)の調製−エタノールを用いた方法:酢酸5:1(Synthesis 2000, 1709による)。
表1のエントリ1参照
エタノール2.5mLと氷酢酸0.5mLの混合物中の、実施例1で得られた4β−クロロアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシン0.5g(1.05ミリモル)の懸濁液を、攪拌しながら80℃にする。一度に0.12g(1.57ミリモル)のチオ尿素を添加する。この温度で10時間攪拌させる。薄膜クロマトグラフィにより推定された反応媒質の分析は、求められる10%未満の4β−アミノ−4’−デメチルエピポドフィロトキシン生成物(構造式1)、それ以上反応しない中間体イソチオウロニウム(X=S−イソチオウロニウム)の存在、ならびに分解生成物を明らかにしたにすぎない。
実施例2:4β−アミノ−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンの調製(構造式1)−純粋氷酢酸を用いた方法−本発明に従った第一の方法。
表1のエントリ2参照
75mLの氷酢酸中の、実施例1で得られた4β−クロロアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシン17g(0.0358モル)の懸濁液を、攪拌しながら80℃にする。一度に4.2g(0.0537モル)のチオ尿素を添加する。この温度で1時間30分攪拌させ、その間に溶解とそれに続く再沈殿を観察する。反応媒質を高温でろ過し、75mLの氷酢酸およびジイソプロピルエーテルで洗い流す。得られた白色固体を40℃で真空乾燥させて、93%のモル収量に対応するその塩酸塩形態の構造式1の化合物14.6gを得る。
融点:F>260℃
プロトンNMR分析:H NMR(DMSO)δ8.63(m,2H)、8.32(m,1H)、7.23(s,1H,H)、6.60(s,1H,H)、6.18(s,2H,H2’,H6’)、6.05(d,2H,J=2.1Hz,OCHO)、4.73(d,1H,J=4.5Hz,H)、4.56(d,1H,J=5.2Hz,H)、4.34(m,2H,H11aおよびH11b)、3.65(dd,1H,J=5.2Hz,H)、3.62(s,6H,2xOCH)、3.06(m,1H,H)。
実施例3:4β−アミノ−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシン(構造式1)の調製−エタノールおよび1Nの塩酸を用いた方法−本発明に従った第二の方法、第一の変形形態−第一の代替案。
表1のエントリ3参照
2.6mLのエタノールと1mLの1Nの塩酸の混合物中の、実施例1で得られた4β−クロロアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシン0.5g(1.05ミリモル)の懸濁液を、攪拌しながら80℃にする。一度に0.12g(1.57ミリモル)のチオ尿素を添加する。この温度で9時間攪拌させ、その間に溶解とそれに続く再沈殿を観察する。冷却した反応媒質をろ過し、エタノールおよびジイソプロピルエーテルで洗い流す。得られた白色固体を40℃で真空乾燥させて、90%のモル収量に対応するその塩酸塩形態の構造式1の化合物0.4gを得る。
融点:F>260℃
実施例4:4β−アミノ−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシン(構造式1)の調製−エタノール:水:酢酸(5:1:1)を用いた方法−本発明に従った第二の方法、第一の変形形態−第二の代替案。
表1のエントリ4参照
2.5mLのエタノール、0.5mLの水および0.5mLの氷酢酸の混合物中の、実施例1で得られた4β−クロロアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシン0.5g(1.05ミリモル)の懸濁液を、攪拌しながら80℃にする。一度に0.12g(1.57ミリモル)のチオ尿素を添加する。この温度で10時間攪拌させ、その間に溶解とそれに続く再沈殿を観察する。冷却した反応媒質をろ過し、エタノールおよびジイソプロピルエーテルで洗い流す。得られた白色固体を40℃で真空乾燥させて、60%のモル収量に対応するその塩酸塩形態の構造式1の化合物0.27gを得る。
融点:F>260℃
実施例5:4β−アミノ−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシン(構造式1)の調製−溶媒(DMA、ジオキサン)/水/酢酸を用いた方法−本発明に従った第二の方法、第二の変形形態。
表1のエントリ5参照
2.5mLのジオキサンまたはDMA、0.5mLの水および0.5mLの氷酢酸の混合物中の、実施例1で得られた4β−クロロアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシン0.5g(1.05ミリモル)の懸濁液を、攪拌しながら80℃にする。一度に0.12g(1.57ミリモル)のチオ尿素を添加する。この温度で5〜6時間攪拌させ、その間に溶解とそれに続く再沈殿を観察する。冷却した反応媒質をろ過し、2−プロパノールおよびジイソプロピルエーテルで洗い流す。得られた白色固体を40℃で真空乾燥させて、70%のモル収量に対応するその塩酸塩形態の構造式1の化合物0.31gを得る。
融点:F>260℃
比較例および実施例2〜5の試験結果は下記の表1にまとめられている:
Figure 0005140583
表1は、後に抗癌化合物の合成で使用するために、非常に満足のゆく純度の状態で優れた収量を有する、求められている生成物を提供するために、2時間という短い反応時間で80℃の純粋氷酢酸を利用することの大きな利点を示している。

Claims (18)

  1. 以下の構造式1の4β−アミノ−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンの合成方法であり、
    Figure 0005140583
    a)以下の構造式3の4β−ハロゲノアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンとチオ尿素を、室温より高い温度でその他の溶媒無く純粋弱酸中で反応させる段階(式中X塩素、臭素およびヨウ素から成る群から選択されるハロゲン原子を表わ);
    Figure 0005140583
    b)4β−アミノ−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンを回収する段階、
    を含んで成ることを特徴とする合成方法。
  2. 純粋弱酸がR−COOHという構造式5のカルボン酸である(式中Rは水素またはC1〜C2のアルキル基を表わす)ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 段階a)に際して、反応媒質が60〜100℃の間に含まれる温度に加熱されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 段階a)に際して、4β−ハロゲノアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンをチオ尿素の添加前に純粋弱酸と接触させることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記載の方法。
  5. 段階a)の反応時間が1〜3時間の間に含まれることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つに記載の方法。
  6. 以下の構造式1の4β−アミノ−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンの合成方法であり、
    Figure 0005140583
    i)以下の構造式3の4β−ハロゲノアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンとチオ尿素を、室温より高い温度で酸、水および有機溶媒の混合物中で反応させる段階(式中X塩素、臭素およびヨウ素から成る群から選択されるハロゲン原子を表わ);
    Figure 0005140583
    ii)4β−アミノ−4’−デメチルエピドフィロトキシンを回収する段階、
    を含んで成ることを特徴とする合成方法。
  7. 段階i)に際して、反応媒質が60〜100℃の間に含まれる温度に加熱されることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 段階i)に際して、4β−ハロゲノアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンをチオ尿素の添加前に、酸、水および有機溶媒の混合物と接触させることを特徴とする、請求項6または7に記載の方法。
  9. 有機溶媒が水溶性有機溶媒であることを特徴とする、請求項6〜8のいずれか一つに記載の方法。
  10. 溶媒がエタノールであることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. が強酸であることを特徴とする、請求項10に記載の方法。
  12. 酸が弱酸であることを特徴とする、請求項6〜10のいずれか一つに記載の方法。
  13. エタノールまたはジオキサンまたはN,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン/水/酢酸の体積比が、5/1/1であることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 4β−ハロゲノアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンとチオ尿素の間のモル比が0.5〜1の間に含まれることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一つに記載の方法。
  15. 構造式3の4β−ハロゲノアセトアミド−4’−デメチル−4−デゾキシポドフィロトキシンが、以下の構造式2の4’−デメチルエピポドフィロトキシンと、X−CH2−C≡Nという構造式6のハロゲノアセトニトリル(式中Xは、塩素、臭素およびヨウ素から成る群から選択されたハロゲン原子を表わす)を酸性媒質において反応させることによって得られることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一つに記載の方法。
    Figure 0005140583
  16. 水溶性有機溶媒が、環状エーテル、アルコール、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドンから成る群から選択されることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  17. 強酸が、塩酸、硫酸およびリン酸から成る群から選択されることを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  18. 弱酸が、R−COOHという構造式5のカルボン酸(式中Rは水素またはC 1 〜C 2 のアルキル基を表わす)であることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
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