JP5131193B2 - 金属化フィルムコンデンサ - Google Patents

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Description

本発明は、各種電子機器、電気機器、産業機器、自動車等に使用され、特に、ハイブリッド自動車のモータ駆動用インバータ回路の平滑用、フィルタ用、スナバ用に最適な、金属化フィルムコンデンサに関するものである。
近年、環境保護の観点から、あらゆる電気機器がインバータ回路で制御され、省エネルギー化、高効率化が進められている。中でも自動車業界においては、電気モータとエンジンで走行するハイブリッド車(以下、HEVと呼ぶ)が市場導入される等、地球環境に負担をかけず、省エネルギー化、高効率化に関する技術の開発が活発化している。
このようなHEV用の電気モータは使用電圧領域が数百ボルトと高いため、このような電気モータに関連して使用されるコンデンサとして、高耐電圧で低損失の電気特性を有する金属化フィルムコンデンサが注目されており、さらに市場におけるメンテナンスフリー化の要望からも、極めて寿命が長い金属化フィルムコンデンサを採用する傾向が目立っている。
そして、この種の金属化フィルムコンデンサは、自動車に搭載されることから高い耐熱性と高耐電圧化が要求され、高耐熱、高耐電圧化のための開発と提案が種々行われているものであった。
図4は、この種の従来の金属化フィルムコンデンサの構成を示した斜視図である。図4において、第1の金属化フィルム21は、ポリプロピレンフィルム等の第1の誘電体フィルム22の表面に、金属蒸着により電極被膜23が形成されている。マージン部22aには、電極被膜23は形成されていない。格子状になった第1スリット22bにも、電極被膜23は形成されていない。第1ヒューズ部23bには、機能部分の細分化された単位コンデンサであるセグメント部23aをそれぞれ接続している。第2ヒューズ部23cは、フィルムの長手方向に延びる電極被膜の形成されていない第2スリット22cにより分離された機能部分の蒸着電極と、電極引き出し部分の蒸着電極とを接続している。
第2の金属化フィルム24は、上記第1の金属化フィルムと同様に、第2の誘電体フィルム25、マージン部25a、格子状の第1スリット25b、第2スリット25c、電極被膜26、セグメント部26a、第1ヒューズ部26b、第2ヒューズ部26cを有している。さらに、この金属化フィルムコンデンサは、リード引き出し用の金属吹き付け部27、28を有している。
このように構成された従来の金属化フィルムコンデンサは、1素子のコンデンサを多数の単位コンデンサの集合体にし、それぞれの単位コンデンサ相互間、及びコンデンサの機能部分と電極引き出し部分間にヒューズ部を設ける。そして、異常時にヒューズ部を切り離すことによって、絶縁破壊することなく容量減少を最小限にとどめて、コンデンサの機能を確保する。それと共に、第1ヒューズ部により絶縁破壊時の短絡電流を遮断できないような異常時においても、第2ヒューズ部によりコンデンサの機能部分と電極引き出し部分とを切り離すことによって、短絡モードの故障を確実に回避し、絶縁破壊に対する信頼性を格段に向上させることができる。そのため、従来のコンデンサに比較して絶縁性能に対する信頼性が飛躍的に向上し、小型・軽量のコンデンサを提供することが可能となるものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
しかしながら上記従来の金属化フィルムコンデンサでは、金属蒸着による電極パターンを工夫することにより、異常時にヒューズ部を切り離すことによって絶縁破壊することなく、容量減少を最小限にとどめて絶縁破壊に対する信頼性を格段に向上させてはいる。しかしながら、誘電体フィルムの材料として一般的にポリプロピレンフィルム(以下、PPフィルムと呼ぶ)を用いているために耐熱性が低く(約110℃程度)、自動車用として要求される過酷な耐熱温度(150℃)を満足することができないという課題があった。
このために、誘電体フィルムの材料として、ポリエチレンナフタレート(以下、PENと呼ぶ)、ポリフェニレンサルファイト(以下、PPSと呼ぶ)、ポリエチレンテレフタレート(以下、PETと呼ぶ)等の無機フィラーを含有した誘電体フィルムを用いることによって、耐熱性向上を図ることが考えられる。しかしながらまた、例えばPENフィルムを用いた場合には十分な耐熱性能は得られるものの耐電圧が低いという問題があり、従来のPPフィルムで培われた金属蒸着による電極パターンをそのまま転用しても耐電圧性能を十分に満足することができないという課題があった。
特開平8−250367号公報
本発明はこのような従来の課題を解決し、従来のPPフィルムを用いたものと比較して、高耐熱、高耐電圧化を同時に達成することが可能な金属化フィルムコンデンサを提供するものである。
上記課題を解決するために本発明は、無機フィラーを含有した誘電体フィルム上にアルミニウムからなる金属蒸着電極を形成した一対の金属化フィルムを、上記金属蒸着電極が誘電体フィルムを介して対向するように積層または巻回した素子と、この素子の両端面に金属溶射によって形成されたメタリコン電極からなる金属化フィルムコンデンサにおいて、上記一対の金属化フィルムの少なくとも一方の金属蒸着電極に分割電極部を設ける。それと共に、この分割電極部をヒューズ部で接続することにより構成される自己保安機能を設け、かつ、上記ヒューズ部の幅aと、金属化フィルムの長手方向における分割電極部の長さbの比で示される蒸着パターンのパス率a/bを0.4以上1.0以下とし、誘電体フィルムとしてポリエチレンナフタレート、ポリフェニレンサルファイト、ポリエチレンテレフタレートのいずれかを用いたものである。
以上のように本発明による金属化フィルムコンデンサは、ヒューズ部の幅aと、誘電体フィルムの長手方向における分割電極部の長さbの比で示される蒸着パターンのパス率a/bを0.4以上1.0以下とした構成、すなわち、ヒューズ部幅を狭く、分割電極部を広くした構成により、無機フィラーを含有した誘電体フィルム上に金属蒸着電極を形成した構成の金属化フィルムコンデンサにおいて、小さいエネルギーで金属蒸着電極がピンポイントで蒸発してエリアが切り離される。そのため、自己保安機能の動作性が向上し、かつ、耐電圧の向上を図ることができるようになる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1による金属化フィルムコンデンサに使用される、金属化フィルムの構成を示した要部平面図である。図1において、金属化フィルム1は、厚みが2.0μm、幅が30mmの帯状のポリエチレンナフタレートフィルム(以下、PENフィルムと呼ぶ)を誘電体フィルムとして用い、このPENフィルムの表面に非金属蒸着部となるスリット部2を設けて、アルミニウムからなる金属蒸着電極を形成することにより、複数の分割電極部3を形成する。それと共に、この分割電極部3どうしをヒューズ部4で並列接続するように構成したものである。また、非金属蒸着部となるマージン部5を有している。
そして、このように構成された金属化フィルム1を一対とし、上記金属蒸着電極が誘電体フィルムを介して対向するように巻回して素子を作製し、この素子の両端面に金属溶射によってメタリコン電極を形成することにより、本実施の形態1による金属化フィルムコンデンサが構成される。
このように構成された金属化フィルム1に形成するヒューズ部4の幅をa、金属化フィルム1の長手方向における分割電極部3の長さをbとしたとき、その比率で示されるa/bを蒸着パターンのパス率と定義し、このパス率a/bを変化させた場合のコンデンサの耐電圧特性を確認した結果を表1に示す。
Figure 0005131193
なお、作製した金属化フィルムコンデンサの容量は各々100μFとし、初期耐電圧歩留まり試験は金属化フィルムの状態で、10個の母集団について行った。電圧ステップアップ試験は120℃の雰囲気で所定の時間毎に印加電圧をアップさせる試験を行い、容量が−5%、−97%になった時点の電圧を求めた。また、サンプルNo.4は、PPフィルムを誘電体フィルムとして用いた従来品の場合に、主として形成される金属蒸着パターンのパス率を示したものである。
表1から明らかなように、本実施の形態1による金属化フィルムコンデンサは、PENフィルムを誘電体フィルムとして用いた金属化フィルム1に形成する金属蒸着電極のパス率a/bを、4.0以下とすることにより初期耐電圧歩留まりに優れたものとなる。そしてなおかつ、電圧ステップアップ試験においても、PPフィルムを誘電体フィルムとして用いた従来品と同等、もしくはそれ以上の耐電圧特性を示し、特に、パス率a/bを1.0以下とすることによって、より顕著な効果を発揮することができる。ただし、パス率a/bが0.3になると耐電圧特性も頭打ちになることから、パス率a/bは4.0以下、好ましくは1.0〜0.4の範囲である。
続いて、上記パス率a/bが1.0〜0.4の範囲であるサンプルNo.6〜9について、金属蒸着電極の抵抗値を変化させた場合のコンデンサの耐電圧特性を確認した結果を、表2、表3に示す。
Figure 0005131193
Figure 0005131193
なお、表2は、PPフィルムを誘電体フィルムとして用いた従来品の一般的な抵抗値(面抵抗15Ω/□)の約2倍となる抵抗値(面抵抗25Ω/□)、表3は同約3倍となる抵抗値(面抵抗45Ω/□)として作製したものであり、試験方法については上記表1の試験と同様にして行ったものである。
表2、表3から明らかなように、金属蒸着電極の抵抗値を高くするにつれて耐電圧特性が向上し、より高耐電圧化を図ることができる。
以上のように、本発明による金属化フィルムコンデンサは、無機フィラーを含有した誘電体フィルム上に金属蒸着電極を形成する際に、ヒューズ部の幅aと、金属化フィルムの長手方向における分割電極部の長さbの比で示される、蒸着パターンのパス率a/bを4.0以下、好ましくは1.0〜0.4とする。すなわち、ヒューズ部の幅を広く、分割電極部を広くした構成にすることにより、小さいエネルギーで金属蒸着電極がピンポイントで蒸発してエリアが切り離される。そのため、自己保安機能の動作性が向上し、かつ、耐電圧の向上を図ることができるため、高耐熱・高耐電圧化を同時に達成することができる。
なお、本実施の形態においては、無機フィラーを含有した誘電体フィルムとしてPENフィルムを用いた例で説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ポリフェニレンサルファイト(PPS)、ポリエチレンテレフタレート(PET)を材料とした誘電体フィルムを用いても、同様の効果が得られる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2について説明する。
本実施の形態2は、実施の形態1で図1を用いて説明した、金属化フィルムコンデンサに使用される金属化フィルムに形成された金属蒸着電極の構成が、一部異なるようにしたものである。これ以外の構成は実施の形態1と同様であるために、同一部分には同一の符号を付与してその詳細な説明は省略し、異なる部分についてのみ、以下に図面を用いて詳細に説明する。
図2は、本発明の実施の形態2による金属化フィルムコンデンサに使用される、一対の金属化フィルムを重ね合わせた状態を示した要部平面図である。図2において、第1の金属化フィルム6は、実施の形態1で説明した金属化フィルム1と同様に、非金属蒸着部となるスリット部2を設けて、アルミニウムからなる金属蒸着電極を形成することにより、複数の分割電極部3を形成する。それと共に、この分割電極部3どうしをヒューズ部4で並列接続するように構成され、幅方向の一端側には非金属蒸着部となるマージン部5が設けられている。マージン部5と異なる側の一端に設けられた低抵抗部7は、アルミニウムを蒸着することにより形成されたものである。
第2の金属化フィルム8には、非金属蒸着部となるマージン部9を除いて、アルミニウムからなる金属蒸着電極10が形成されると共に、上記マージン部9と異なる側の一端には、アルミニウムからなる低抵抗部11が設けられている。
そして、このように構成された第1の金属化フィルム6と第2の金属化フィルム8を重ね合わせた状態で、第1の金属化フィルム6に設けたヒューズ4が、対向する第2の金属化フィルム8の金属蒸着電極10と重なり合わないように構成されている。このような構成にすることにより、金属化フィルムを構成する誘電体フィルムにPENフィルムを用いた場合に、PENフィルムは一般に多用されているPPフィルムと比較してヒューズの動作性が悪いため、ヒューズが動作した際にPENフィルムが炭化して短絡し易いという短所を改良して、ヒューズの動作性を向上させることができる。
また、低抵抗部7、11は、電極取り出しを行うメタリコン電極(図示せず)とのコンタクト性を向上させる目的で設けるものである。そのために亜鉛を用いて形成するのが好ましいが、この低抵抗部7、11を形成する際に亜鉛がはみ出し、このはみ出した亜鉛の広がり部分によってセルフヒーリング(SH)性が悪くなり、ヒューズ部4を動作させる要因になる可能性がある。そのため、PENフィルムを用いる場合には、低抵抗部7、11は設けないほうが好ましい。しかしながら、低抵抗部7、11を設ける場合には、金属蒸着電極10と同じ材料であるアルミニウムを用いて形成し、かつ、対向する分割電極3ならびに金属蒸着電極10と重なり合わない部分に低抵抗部7、11を設けるようにすれば、上述の問題を回避することができる。
このような効果を確認する目的で、PENフィルムを誘電体フィルムとして用い、低抵抗部を設けないもの、亜鉛からなる低抵抗部を対向する分割電極ならびに金属蒸着電極と重なり合わない部分に設けたもの、アルミニウムからなる低抵抗部を同様に設けたもの、の3種類のサンプルを作製して、容量変化率を確認した結果を表4に示す。なお、試験方法としては、850VのDC電圧を1分間印加した時の、容量変化率が−3%を超えるものを不良としてカウントしたものである。
Figure 0005131193
表4から明らかなように、PENフィルムを誘電体フィルムとして用い、亜鉛からなる低抵抗部を設けたものは、容量変化率が−3%を超えるものが多数発生する。それに対し、低抵抗部を設けないもの、ならびに低抵抗部をアルミニウムにより形成したものは、容量変化率が少なく、不良の発生がないことが分かる。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3について説明する。
図3Aは、本発明の実施の形態3による金属化フィルムコンデンサの素子を示した斜視図、図3Bは、同素子の巻芯の不具合を示した正面図、図3Cは、同素子の巻芯の不具合の他の形態を示した正面図である。図3A〜3Cにおいて、PENフィルムを誘電体フィルムとして用いた巻回形の偏平形状の素子12の長径をA、短径をBとした。
このように構成された素子12は、円筒状の巻芯13を作製し、この巻芯13上に実施の形態1または実施の形態2に記載の金属化フィルムを巻回することによって円柱状の素子12を作製した後、これをプレス加工することによって偏平形状にしたものである。
このような素子12において、もしも、巻芯13が薄い場合には図3Bに示すように、巻芯13の両端部が鋭角に折れ曲がってしまい、この鋭角に折れ曲がった部分に近接する金属化フィルムも、鋭角に折れ曲がってしまう。そのため、金属化フィルムを構成するPENフィルムに含有されたフィラーが欠落してしまい、これによって容量低下や耐電圧低下、更には短絡が発生する恐れもある。このような巻芯13の厚みによる容量変化率を確認した結果を、表5に示す。なお、試験方法としては、850VのDC電圧を1分間印加した時の容量変化率が、−3%を超えるものを不良としてカウントした。
Figure 0005131193
表5から明らかなように、巻芯13の厚みが1.5mm以下のものでは容量変化率が−3%を超えるものが多数発生するのに対し、巻芯13の厚みを2mm以上にしたものは容量変化率が少なく、不良の発生がないことが分かる。
このような結果から、本実施の形態3では、巻芯13の厚みを2mm以上とした。
また、素子12の長径をA、短径をBとした偏平率A/Bが大きいと、図3Cに示すように、偏平に潰した巻芯13の一部にしわが発生するため、これによって容量低下や耐電圧低下が発生する恐れがある。このような偏平率A/Bによる容量変化率を確認した結果を、表6に示す。なお、試験方法としては、850VのDC電圧を1分間印加した時の容量変化率が−3%を超えるものを不良としてカウントした。
Figure 0005131193
表6から明らかなように、偏平率A/Bが3を超えると、容量変化率が−3%を超えるものが多数発生するのに対し、偏平率A/Bが3以下のものは容量変化率が少なく、不良の発生がないことが分かる。
このような結果から、本実施の形態3では、素子12の偏平率A/Bを3.0以下とした。このようにすることによって、偏平に潰した巻芯13にしわが発生することなく、容量低下や耐電圧低下が発生することがない金属化フィルムコンデンサの素子12を得ることができる。
本発明による金属化フィルムコンデンサは、高耐熱・高耐電圧化を同時に達成することができ、特に過酷な使用条件が要求される自動車用のコンデンサ等として有用である。
本発明の実施の形態1による金属化フィルムコンデンサに使用される、金属化フィルムの構成を示した要部平面図 本発明の実施の形態2による金属化フィルムコンデンサに使用される、一対の金属化フィルムを重ね合わせた状態を示した要部平面図 本発明の実施の形態3による金属化フィルムコンデンサの素子を示した斜視図 同素子の巻芯の不具合を示した正面図 同素子の巻芯の不具合の他の形態を示した正面図 従来の金属化フィルムコンデンサの構成を示した斜視図
符号の説明
1 金属化フィルム
2 スリット部
3 分割電極部
4 ヒューズ部
5,9 マージン部
6 第1の金属化フィルム
7,11 低抵抗部
8 第2の金属化フィルム
10 金属蒸着電極
12 素子
13 巻芯
13a 巻芯のしわ

Claims (5)

  1. 無機フィラーを含有した誘電体フィルム上にアルミニウムからなる金属蒸着電極を形成した一対の金属化フィルムを前記金属蒸着電極が誘電体フィルムを介して対向するように積層または巻回した素子と、前記素子の両端面に金属溶射によって形成されたメタリコン電極からなる金属化フィルムコンデンサにおいて、
    前記一対の金属化フィルムの少なくとも一方の前記金属蒸着電極に分割電極部を設け、
    前記分割電極部をヒューズ部で接続し、
    前記ヒューズ部の幅aと、前記金属化フィルムの長手方向における前記分割電極部の長さbの比で示される蒸着パターンのパス率a/bを0.4以上1.0以下とし、
    前記誘電体フィルムとしてポリエチレンナフタレート、ポリフェニレンサルファイト、ポリエチレンテレフタレートのいずれかを用いた、
    金属化フィルムコンデンサ。
  2. 前記分割電極部を接続する前記ヒューズ部を、対向する前記金属化フィルムにおいて前記金属蒸着電極が存在する領域以外の領域に設けた、
    請求項1に記載の金属化フィルムコンデンサ。
  3. 対向する前記金属化フィルムにおいて前記分割電極ならびに前記金属蒸着電極が存在する領域以外の領域に、前記分割電極ならびに前記金属蒸着電極の膜抵抗値よりも低い抵抗値となる低抵抗部を夫々設けた、
    請求項1に記載の金属化フィルムコンデンサ。
  4. 前記素子として巻回形の偏平素子を用い、前記偏平素子の長径側をA、短径側をBとした偏平率A/Bが3.0以下である、
    請求項1に記載の金属化フィルムコンデンサ。
  5. 前記偏平素子の巻芯の厚さを2mm以上とした、
    請求項4に記載の金属化フィルムコンデンサ。
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