JP2000012368A - 金属化フィルムコンデンサ - Google Patents

金属化フィルムコンデンサ

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JP2000012368A
JP2000012368A JP10174610A JP17461098A JP2000012368A JP 2000012368 A JP2000012368 A JP 2000012368A JP 10174610 A JP10174610 A JP 10174610A JP 17461098 A JP17461098 A JP 17461098A JP 2000012368 A JP2000012368 A JP 2000012368A
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JP
Japan
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film
fuse
metallized
capacitor
electrode
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JP10174610A
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English (en)
Inventor
Shigeo Okuno
茂男 奥野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保安性試験を満足するヒューズ部を精度良く
かつ低コストで形成でき、しかも亜鉛やアルミニウム−
亜鉛の合金といった金属化フィルムコンデンサにおいて
ヒューズ部に短絡電流が流れ続け誘電体破壊を引き起こ
すのを防ぐことができる金属化フィルムコンデンサを得
る。 【解決手段】 誘電体フィルム1の片面または両面に金
属蒸着膜2を形成した金属化フィルムを、一対の金属蒸
着膜2が誘電体フィルム1を介して対抗するように積層
または巻回してコンデンサ素子を形成し、コンデンサ素
子の両端面に電極引出部を設けた金属化フィルムコンデ
ンサであって、一対の金属蒸着膜2の少なくとも一方を
分割電極12と共通電極13とで構成し、各分割電極1
2をヒューズ部7を介して共通電極13に接続し、ヒュ
ーズ部7の蒸着膜厚を他の部分の蒸着膜厚より薄くした
ことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、力率改善用の電
力用コンデンサ、電気機器用コンデンサ、各種電源回路
用のコンデンサおよび通信機器等に使用される金属化フ
ィルムコンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属化フィルムの蒸着電極を微小
分割してヒューズ機構を付加するものや、そのフィルム
を用いたコンデンサは、特開平4ー225508号公報
や特開平8ー31690号公報等で公知となっており、
これらの公知技術を用いてヒューズ機構付きの金属化フ
ィルムコンデンサを製造することは可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の技術を用いて金属化フィルムコンデンサを構成し
た場合、種々の課題があった。すなわち、蒸着電極を金
属化フィルムの長手方向と幅方向に渡って複数の微小ブ
ロックとし、各ブロック間にヒューズ部を設けた構成で
は、自己回復でクリアリングできない微小破壊が発生し
た場合、過大な短絡電流が流れ、ヒューズ部が動作して
その部分を金属化フィルムコンデンサから切り離すが、
ヒューズ幅はJIS4908等に記載の保安性試験を満
足するためにかなり細い幅としなければならないことが
多く、その細いヒューズ幅を精度良く、しかも低コスト
で形成することが非常に困難であった。
【0004】特に、蒸着金属が亜鉛やアルミニウム−亜
鉛の合金といった金属化フィルムコンデンサの場合、電
極引出部に接する部分の抵抗値を他の部分と比較して低
くすることが一般的に知られているが、この場合、蒸着
膜抵抗値の低い部分にヒューズ部があると、つまり蒸着
膜が厚い部分では金属化フィルムコンデンサ特有の自己
回復作用でのクリアリングするためのエネルギーが他の
部分と比較して大きくなるため、クリアリングできない
破壊が発生することが多く、短絡電流が流れ続け誘電体
破壊を引き起こすことがあった。
【0005】この発明は、上記問題点を解決するもので
あり、保安性試験を満足するヒューズ部を精度良くかつ
低コストで形成でき、しかも亜鉛やアルミニウム−亜鉛
の合金といった金属化フィルムコンデンサにおいてヒュ
ーズ部に短絡電流が流れ続け誘電体破壊を引き起こすの
を防ぐことができる金属化フィルムコンデンサを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の金属化フ
ィルムコンデンサは、誘電体フィルムの片面または両面
に金属蒸着電極を形成した金属化フィルムを、一対の金
属蒸着電極が誘電体フィルムを介して対抗するように積
層または巻回してコンデンサ素子を形成し、コンデンサ
素子の両端面に電極引出部を設けた金属化フィルムコン
デンサであって、一対の金属蒸着電極の少なくとも一方
を分割電極と共通電極とで構成し、各分割電極をヒュー
ズ部を介して共通電極に接続し、ヒューズ部の蒸着膜厚
を他の部分の蒸着膜厚より薄くしたことを特徴とするも
のである。
【0007】請求項1記載の金属化フィルムコンデンサ
によると、各々の分割電極に設けたヒューズ部の蒸着膜
厚を他の部分の蒸着膜厚より薄くすることで、蒸着膜抵
抗値を他の部分と比較して高くしたので、精度を要する
細いヒューズ幅を形成しなくても、細いヒューズと同等
のヒューズ動作性を確保できる。すなわち、自己保安機
構のヒューズ部はその部分に流れる電流のジュール熱に
よりその部分の金属を溶融させてヒューズ部を動作させ
る原理であるため、ヒューズ部の強度はその体積で決定
される。つまり、ヒューズ幅×ヒューズ長さ×厚みで決
定され、蒸着膜の厚みを制御することでヒューズ強度を
設定できる。
【0008】請求項2記載の金属化フィルムコンデンサ
は、請求項1において、蒸着金属が亜鉛またはアルミニ
ウム−亜鉛の合金からなり、電極引出部に接する部分の
蒸着膜厚を他の部分の蒸着膜厚より厚くしたことを特徴
とするものである。請求項2記載の金属化フィルムコン
デンサによると、請求項1の作用に加え、蒸着金属が亜
鉛またはアルミニウム−亜鉛の合金であり、かつ電極引
出部に接する部分の蒸着膜厚を他の部分の蒸着膜厚より
厚くすることで、蒸着膜抵抗値を他の部分と比較して低
くしたので、メタリコンコンタクト強度が上昇する。ま
た、アルミニウム単体蒸着フィルムコンデンサと比較し
た場合、微小破壊時のクリアリングを行うのに小さなエ
ネルギーで済むという金属特性を生かしてアルミニウム
蒸着フィルムコンデンサより高電位傾度化、小型化が可
能になる。さらに、ヒューズ部の蒸着膜抵抗値を高くし
てあるので、蒸着膜が厚い部分にヒューズ部があって
も、クリアリングできない破壊により短絡電流が流れ続
けて誘電体破壊を引き起こすのを回避できる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態について
図1ないし図8に基づいて説明する。この実施の形態の
金属化フィルムコンデンサは、図1ないし図5に示すよ
うに、一方の金属蒸着電極が誘電体フィルムの長手方向
に複数個に一定間隔で分割され、その各々の分割電極毎
にヒューズ部を形成して金属化フィルムコンデンサとし
たものである。
【0010】すなわち、誘電体フィルム1の片面に金属
蒸着電極となる金属蒸着膜2を形成した金属化フィルム
10,11を、一対の金属蒸着膜2が誘電体フィルム1
を介して対向するように積層または巻回してコンデンサ
素子14とし、その両端面に金属溶射による電極引出部
3を設ける。金属蒸着膜2は亜鉛またはアルミニウム−
亜鉛の合金からなり、電極引出部3に接する部分の蒸着
膜厚をマスク法にて厚くして蒸着膜抵抗値を他の部分と
比較して低くする。4が低抵抗部、5が高抵抗部であ
る。また、6はマージン部である。
【0011】そして、一方の金属化フィルム10の金属
蒸着膜2に電極仕切り部8を形成して保安機構となる分
割電極12とし、各分割電極12と共通電極13をヒュ
ーズ部7を介して接続する。ヒューズ部7は、蒸着膜厚
を薄くして蒸着膜抵抗値を他の部分と比較して高くして
ある。なお、双方の金属蒸着膜2がヒューズ部7を有す
る一対の金属化フィルム10,11を用い、これらを積
層,巻回してコンデンサ素子を形成してもよい。また、
誘電体フィルム1の両面に金属蒸着膜2を形成してもよ
い。
【0012】また、図6に示すように、アルミニウムか
らなる金属蒸着膜2を形成した金属化フィルム10′を
用いてもよい。また、他の実施の形態として、一方の金
属蒸着電極が誘電体フィルムの長手方向と幅方向に渡っ
て複数の微小ブロック部からなる分割電極としたもので
もよい。
【0013】すなわち、図7および図8に示すように、
亜鉛またはアルミニウム−亜鉛の合金からなる金属蒸着
膜2を複数の微小ブロック部9に分割して分割電極と
し、各微小ブロック部9にヒューズ部7を設けて金属化
フィルム10″とする。この金属化フィルム10″と金
属化フィルム11を積層または巻回してコンデンサ素子
とし、その両端面に電極引出部3を設けて金属化フィル
ムコンデンサを形成する。
【0014】なお、微小ブロック9を形成する金属蒸着
膜2に、アルミニウムを用いてもよい。この実施の形態
の金属化フィルムコンデンサによると、保安機構となる
各々の分割電極に設けたヒューズ部7の蒸着膜厚を他の
部分の蒸着膜厚より薄くすることで、蒸着膜抵抗値を他
の部分と比較して高くしたので、精度を要する細いヒュ
ーズ幅を形成しなくても、細いヒューズと同等のヒュー
ズ動作性を確保できる。すなわち、自己保安機構のヒュ
ーズ部7はその部分に流れる電流のジュール熱によりそ
の部分の金属を溶融させてヒューズ部7を動作させる原
理であるため、ヒューズ部7の強度はその体積で決定さ
れる。つまり、ヒューズ幅×ヒューズ長さ×厚みで決定
され、蒸着膜の厚みを薄くすることで簡単にヒューズ部
7の蒸着膜抵抗値を高くすることができる。よって、製
造困難でコスト高な狭幅化ヒューズ付きの金属化フィル
ムを使用する必要がなく、精度良くかつ低コストでヒュ
ーズ部を形成でき、しかもコンデンサ特性においても保
安性の向上が図れる。
【0015】また、蒸着金属が亜鉛またはアルミニウム
−亜鉛の合金であり、かつ電極引出部3に接する部分の
抵抗値が他の部分と比較して低いために、メタリコンコ
ンタクト強度が上昇する。また、アルミニウム単体蒸着
フィルムコンデンサと比較した場合、微小破壊時のクリ
アリングを行うのに小さなエネルギーで済むという金属
特性を生かしてアルミニウム蒸着フィルムコンデンサよ
り高電位傾度化、小型化が可能になる。さらに、ヒュー
ズ部7の蒸着膜抵抗値を高くしてあるので、蒸着膜が厚
い部分にヒューズ部7があっても、クリアリングできな
い破壊によって短絡電流が流れ続けて誘電体破壊を引き
起こすのを回避できる。
【0016】次に、この発明の金属化フィルムコンデン
サの実施例を具体的な数値を用いて詳細に説明する。 実施例1 厚さ6μmのポリプロピレンフィルムに、亜鉛−アルミ
ニウムの合金を真空蒸着機を用いて蒸着して金属化フィ
ルムを形成した。そして、電極引出部3に接する低抵抗
部4の蒸着膜抵抗値を2〜8(Ω/□)、その他の高抵
抗部5の抵抗値を12〜30(Ω/□)、ヒューズ部7
の抵抗値を8〜12(Ω/□)とした分割電極パターン
を施した金属化フィルム10(図2,図3参照)と、分
割電極パターンのない金属化フィルム11(図4,図5
参照)とを一対として巻回し、コンデンサ素子を形成
し、両端面に電極引出部3を設けて金属化フィルムコン
デンサとした。
【0017】実施例2 実施例1と同様に、厚さ6μmのポリプロピレンフィル
ムに、亜鉛−アルミニウムの合金を真空蒸着機を用いて
蒸着して金属化フィルムを形成した。そして、電極引出
部3に接する低抵抗部4の蒸着膜抵抗値を2〜8(Ω/
□)、その他の高抵抗部5の抵抗値を12〜30(Ω/
□)、低抵抗部4におけるヒューズ部7の抵抗値を8〜
12(Ω/□)、高抵抗部5におけるヒューズ部7の抵
抗値を20〜50(Ω/□)とした微小ブロックの分割
電極パターンを施した金属化フィルム10″(図7,図
8参照)と、分割電極パターンのない金属化フィルム1
1(図4,図5参照)とを一対として巻回し、コンデン
サ素子を形成し、両端面に電極引出部3を設けて金属化
フィルムコンデンサとした。
【0018】比較例1 金属化フィルム10のヒューズ部7の蒸着膜厚を他の部
分より薄くしていない以外は実施例1と同様とした。 比較例2 金属化フィルム10″のヒューズ部7の蒸着膜厚を他の
部分より薄くしていない以外は実施例2と同様とした。
【0019】最高許容温度下での保安性試験と、最高許
容温度+15℃下でのJIS4908記載の保安性試験
を実施したところ、表1に示す結果となった。
【0020】
【表1】
【0021】表1の保安性試験はJIS4908に基づ
く試験方法で実施し、コンデンサ静電容量がほぼ0とな
れば保安機構が動作したとみなした。この場合、最高許
容温度下では、実施例1,2、比較例1,2とも全数保
安機構が動作しコンデンサ特性に差が現れなかったた
め、さらに周囲温度を15℃上昇させて同様に試験を実
施した。
【0022】最高許容温度+15℃では、実施例1,2
は全数保安機構動作となったものの比較例1では40
%、比較例2では80%となった。破壊箇所は、比較例
1,2とも電極引出部に接する蒸着膜が厚い箇所での破
壊と中央部の蒸着膜が薄い箇所での破壊であった。この
結果により、電極引出部に接する蒸着膜が厚い箇所での
破壊は、自己回復によるクリアリングのエネルギーが他
の部分に比較して大きくなるために破壊部分が完全にク
リアリングできず、短絡電流が流れ続けたためにヒュー
ズ部が動作する前に誘電体破壊を引き起こしたと考えら
れる。また、中央部の蒸着膜が薄い箇所での破壊は、微
小破壊のクリアリングによる短絡電流ではヒューズ部が
動作せず、そのブロックでの破壊が進行し続け、誘電体
破壊が周辺のブロックへ拡大し、コンデンサの破壊に至
ったと考えられる。
【0023】これに対し、実施例1,2の金属化フィル
ムコンデンサは、ヒューズ部の蒸着膜の厚みが薄いため
にヒューズ部の動作性がよく、高温使用時においても安
定した保安機構動作性を有していることがわかる。ただ
し、ヒューズ部分の抵抗値が高すぎると、ヒューズとし
ての強度が極端に低下するため、ヒューズ部の膜厚はそ
の周辺部の膜厚の40〜80%程度が妥当である。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の金属化フィルムコンデン
サによると、各々の分割電極に設けたヒューズ部の蒸着
膜厚を他の部分の蒸着膜厚より薄くすることで、蒸着膜
抵抗値を他の部分と比較して高くしたので、精度を要す
る細いヒューズ幅を形成しなくても、細いヒューズと同
等のヒューズ動作性を確保できる。すなわち、自己保安
機構のヒューズ部はその部分に流れる電流のジュール熱
によりその部分の金属を溶融させてヒューズ部を動作さ
せる原理であるため、ヒューズ部の強度はその体積で決
定される。つまり、ヒューズ幅×ヒューズ長さ×厚みで
決定され、蒸着膜の厚みを制御することでヒューズ強度
を設定できる。よって、製造困難でコスト高な狭幅化ヒ
ューズ付きの金属化フィルムを使用する必要がなく、精
度良くかつ低コストでヒューズ部を形成でき、しかもコ
ンデンサ特性においても保安性の向上が図れる。
【0025】請求項2記載の金属化フィルムコンデンサ
によると、請求項1の効果に加え、蒸着金属が亜鉛また
はアルミニウム−亜鉛の合金であり、かつ電極引出部に
接する部分の蒸着膜厚を他の部分の蒸着膜厚より厚くす
ることで、蒸着膜抵抗値を他の部分と比較して低くした
ので、メタリコンコンタクト強度が上昇する。また、ア
ルミニウム単体蒸着フィルムコンデンサと比較した場
合、微小破壊時のクリアリングを行うのに小さなエネル
ギーで済むという金属特性を生かしてアルミニウム蒸着
フィルムコンデンサより高電位傾度化、小型化が可能に
なる。さらに、ヒューズ部の蒸着膜抵抗値を高くしてあ
るので、蒸着膜が厚い部分にヒューズ部があっても、ク
リアリングできない破壊により短絡電流が流れ続けて誘
電体破壊を引き起こすのを回避でき、蒸着膜を厚くした
場合のクリアリングできない破壊に対しても、短絡電流
によって確実にヒューズ部を動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態における金属化フィル
ムコンデンサの断面模式図である。
【図2】この発明の一実施の形態における一方の金属化
フィルムの部分平面図である。
【図3】図2の III− III断面図である。
【図4】この発明の一実施の形態における他方の金属化
フィルムの部分平面図である。
【図5】図4のV−V断面図である。
【図6】この発明の一実施の形態における一方の金属化
フィルムの変形例の断面図である。
【図7】この発明の一実施の形態における一方の金属化
フィルムの分割電極パターンの異なる例の部分平面図で
ある。
【図8】図7のVIII−VIII断面図である。
【符号の説明】
1 誘電体フィルム 2 金属蒸着膜(金属蒸着電極) 3 電極引出部 4 低抵抗部 5 高抵抗部 6 マージン部 7 ヒューズ部 8 電極区切り部 9 微小ブロック部(分割電極) 10,10′,10″,11 金属化フィルム 12 分割電極 13 共通電極 14 コンデンサ素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体フィルムの片面または両面に金属
    蒸着電極を形成した金属化フィルムを、一対の金属蒸着
    電極が誘電体フィルムを介して対抗するように積層また
    は巻回してコンデンサ素子を形成し、前記コンデンサ素
    子の両端面に電極引出部を設けた金属化フィルムコンデ
    ンサであって、前記一対の金属蒸着電極の少なくとも一
    方を分割電極と共通電極とで構成し、前記各分割電極を
    ヒューズ部を介して前記共通電極に接続し、前記ヒュー
    ズ部の蒸着膜厚を他の部分の蒸着膜厚より薄くしたこと
    を特徴とする金属化フィルムコンデンサ。
  2. 【請求項2】 蒸着金属が亜鉛またはアルミニウム−亜
    鉛の合金からなり、電極引出部に接する部分の蒸着膜厚
    を他の部分の蒸着膜厚より厚くしたことを特徴とする請
    求項1記載の金属化フィルムコンデンサ。
JP10174610A 1998-06-22 1998-06-22 金属化フィルムコンデンサ Pending JP2000012368A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007299865A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Nichicon Corp 金属化フィルムコンデンサ
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