JP5370363B2 - 金属化フィルムコンデンサ - Google Patents

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Description

本発明は各種電子機器、電気機器、産業機器、自動車等に使用され、特に、ハイブリッド自動車のモータ駆動用インバータ回路の平滑用、フィルタ用、スナバ用に最適な金属化フィルムコンデンサに関する。
近年、環境保護の観点から、あらゆる電気機器がインバータ回路で制御され、省エネルギー化、高効率化が進められている。中でも自動車業界においては、電気モータとエンジンで走行するハイブリッド車(HEV)が市場導入される等、地球環境に優しく、省エネルギー化、高効率化に関する技術の開発が活発化している。
このようなHEV用の電気モータは使用電圧領域が数百ボルトと高い。このような電気モータに関連して使用されるコンデンサとして、高耐電圧で低損失の電気特性を有する金属化フィルムコンデンサが注目されている。さらに市場におけるメンテナンスフリー化の要望からも極めて寿命が長い金属化フィルムコンデンサを採用する傾向が目立っている。
そして、この種の金属化フィルムコンデンサは、自動車に搭載されることから高い耐熱性と高耐電圧化が要求され、高耐熱、高耐電圧化のための開発と提案が種々行われている。
図9は特許文献1に記載されている従来の金属化フィルムコンデンサ501の斜視図である。金属化フィルム21は、ポリプロピレンフィルム等の誘電体フィルム22と、その表面に金属蒸着により形成された電極被膜23とを有する。電極被膜23はフィルム21の長手方向に延びている。マージン部22Aには電極被膜23は形成されていない。格子形状を有するスリット22Bにも電極被膜23は形成されていない。ヒューズ部23Bは、機能部分の細分化された単位コンデンサであるセグメント部23Aを接続している。ヒューズ部23Cは、フィルム21の長手方向に配列されてスリット22Cにより分離された機能部分の蒸着電極と電極引き出し部分の蒸着電極とを接続している。
金属化フィルム24は、ポリプロピレンフィルム等の誘電体フィルム25と、その表面に金属蒸着により形成された電極被膜26とを有する。電極被膜26はフィルム24の長手方向に延びている。マージン部25Aには電極被膜26は形成されていない。格子形状を有するスリット25Bにも電極被膜26は形成されていない。ヒューズ部26Bは、機能部分の細分化された単位コンデンサであるセグメント部26Aを接続している。ヒューズ部26Cは、フィルム24の長手方向に配列されてスリット25Cにより分離された機能部分の蒸着電極と電極引き出し部分の蒸着電極とを接続している。金属化フィルムコンデンサ501は、外部電極引き出し用のメタリコン電極27、28を備える。
従来の金属化フィルムコンデンサ501は多数の単位コンデンサの集合体である。それぞれの単位コンデンサ相互間、及びコンデンサの機能部分と電極引き出し部分間にヒューズ部23B、23C、26B、26Cが設けられている。過大電流の流入等の異常時にヒューズ部23B、23C、26B、26Cが切断されることによって、金属化フィルムコンデンサ501は絶縁破壊することなく、その容量の減少を最小限にとどめてコンデンサの機能を確保する。ヒューズ部23B、26Bにより絶縁破壊時の短絡電流を遮断できないような異常時においても、ヒューズ部23C、26Cによりコンデンサの機能部分と電極27、28とを切り離すことによってコンデンサ501の短絡モードの故障を回避できる。
従来の金属化フィルムコンデンサ501では、誘電体フィルム22、25は一般的にポリプロピレン(PP)フィルムよりなる。PPフィルムは耐熱温度が約110℃程度と低く、自動車用として要求される過酷な耐熱温度の150℃を満足することができない。
耐熱温度を上げるために、誘電体フィルム22、25の材料として、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリフェニレンサルファイト(PPS)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の主鎖に、エステル結合、エーテル結合、アミド結合、イミド結合のような極性結合を有する高分子材料に無機フィラーを含有した誘電体フィルムを用いることによって耐熱性向上を図ることが考えられる。しかし、これらのフィルムには以下の問題がある。
金属蒸着により形成された電極被膜は、絶縁の欠陥部分で短絡が生じた場合に短絡のエネルギーで欠陥部分周辺の金属蒸着電極が蒸発・飛散して絶縁が復活するセルフヒーリング(SH)効果を有する。SH効果により、コンデンサの電極被膜間の一部が短絡してもコンデンサの機能が回復する。ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリフェニレンサルファイト(PPS)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の、主鎖に極性結合を有する高分子材料に無機フィラーを含有した誘電体フィルムはこのSH効果が低く、コンデンサ501にPPフィルムの代わりに用いることは困難である。
特開平8−250367号公報
金属化フィルムコンデンサは、第1の誘電体フィルムと、第1の誘電体フィルムの面上に設けられた第1の金属薄膜電極と、第1の金属薄膜電極上に設けられた第2の誘電体フィルムと、第2の誘電体フィルムを介して第1の金属薄膜電極に対向するように第2の誘電体フィルム上に設けられた第2の金属薄膜電極とを備える。第1の誘電体フィルムのその面の表面エネルギーは25mN/m〜40mN/mである。
この金属化フィルムコンデンサは高い高耐熱性を有し、かつ良好なセルフヒーリング効果を有する。
図1は本発明の実施の形態1による金属化フィルムコンデンサの分解平面図である。 図2は図1に示す金属化フィルムコンデンサの線2−2における断面図である。 図3は実施の形態1による金属化フィルムコンデンサの表面エネルギーを求めるための数値を示す。 図4は実施の形態1による金属化フィルムコンデンサの斜視図である。 図5は実施の形態1による金属化フィルムコンデンサの他の金属化フィルムの平面図である。 図6は実施の形態1による金属化フィルムコンデンサの評価結果を示す。 図7は本発明の実施の形態2による金属化フィルムコンデンサの金属化フィルムの断面図である。 図8は本発明の実施の形態3による金属化フィルムコンデンサの金属化フィルムの断面図である。 図9は従来の金属化フィルムコンデンサの斜視図である。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による金属化フィルムコンデンサ601の分解平面図である。金属化フィルムコンデンサ601は金属化フィルム1、1Aを備える。図2は金属化フィルムコンデンサ601の線2−2における断面図であり、金属化フィルム1の断面を示す。
図2に示すように、金属化フィルム1は、誘電体フィルム32と、誘電体フィルム32の面32Aに設けられた金属薄膜電極4とを有する。誘電体フィルム32は、ベースフィルム33と、ベースフィルム33の面33Aに設けられて下地層3とを有する。下地層3はベースフィルム33の面33Aに位置する面3Bと、面3Bの反対側の面3Aとを有する。下地層3は誘電体フィルム32の面32Aに位置する、すなわち下地層3の面3Aは誘電体フィルム32の面32Aである。金属薄膜電極4は誘電体フィルム32の面32A上にアルミニウム等の金属を所望のパターンに蒸着することによって形成されている。下地層3は金属薄膜電極4に当接する。
図1に示すように、金属化フィルム1は幅方向601Bの幅を有し、幅方向601Bと直角の長手方向601Aに延びている。誘電体フィルム32の面32Aは、幅方向601Bの端601Cで金属薄膜電極4から露出するマージン部5を有する。マージン部5は長手方向601Aに連続して設けられている。金属薄膜電極4は、長手方向601Aに延びる低抵抗部4Cと、長手方向601Aに配列された複数の分割電極部4Aと、複数の分割電極部4Aとそれぞれ低抵抗部4Cと接続する複数のヒューズ部4Bとを有する。複数の分割電極部4Aは、誘電体フィルム32の面32Aの金属薄膜電極4から露出するスリット部6で互いに分離されている。低抵抗部4Cは誘電体フィルム32の幅方向601Bの端601Cの反対側の端601Dに設けられており、分割電極部4Aやヒューズ部4Bより厚く、したがって分割電極部4Aやヒューズ部4Bより低い抵抗を有する。すなわち、金属薄膜電極4(分割電極部4A)は、誘電体フィルム32の面32Aに設けられた面4Hと、面4Hの反対側の面4Jとを有する。誘電体フィルム42は金属薄膜電極4(分割電極部4A)の面4Jに設けられている。
実施の形態1によるベースフィルム33は、厚みが2.0μm、幅が30mmのポリエチレンナフタレート(PEN)を主体とするフィルムであり、高い耐熱性が要求される自動車用のコンデンサ601が得られる。ベースフィルム33は、ポリフェニレンサルファイト(PPS)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の、主鎖にエステル結合、エーテル結合、アミド結合、イミド結合のような極性結合を有する高分子材料を主体とする耐熱温度が高い誘電体フィルムであってもよく、特に好ましくは、PENフィルム、またはPEN系アロイ等のPENを主体としたフィルムである。
例えばPENフィルムと金属蒸着により形成された金属薄膜との接着力は強い。したがって、PENフィルムを金属化フィルムコンデンサの金属化フィルムに用いた場合には、絶縁破壊時に金属薄膜電極が蒸発・飛散しにくいので、絶縁が回復するセルフヒーリング(SH)効果が低くなる。
下地層3はPENからなるベースフィルム33の面33Aにコーティングされたシリコン系材料よりなる。下地層3により、誘電体フィルム32の面32Aの表面エネルギーが25mN/m〜40mN/mとなる。下地層3は、面32Aの表面エネルギーがベースフィルム33の面33Aよりも小さくかつ25mN/m〜40mN/mとなるようなシリコン系化合物、フッ素系化合物、炭化水素系化合物のいずれか1つより形成されてもよい。
ここで表面エネルギーγは、接触角測定器を用いて、水、エチレングリコール、ジヨードメタンの各液体に対するフィルムの接触角θを測定し、図3に示すヤング−グッド−ギリファルコ−フォークス(Young‐Good‐Girifalco‐Fowkes)の式から求めることができる。ただし、各液体のパラメータは、参考文献(R.J.Good,et al J.Adhension,1996,vol.59,pp.25−37)から引用した図3に示す。
図1に示すように、金属化フィルム1は幅方向601Bの幅を有し、幅方向601Bと直角の長手方向601Aに延びている。誘電体フィルム32の面32Aは、幅方向601Bの端601Cで金属薄膜電極4から露出するマージン部5を有する。マージン部5は長手方向601Aに連続して設けられている。金属薄膜電極4は、長手方向601Aに延びる低抵抗部4Cと、長手方向601Aに配列された複数の分割電極部4Aと、複数の分割電極部4Aとそれぞれ低抵抗部4Cと接続する複数のヒューズ部4Bとを有する。複数の分割電極部4Aは、誘電体フィルム32の面32Aの金属薄膜電極4から露出するスリット部6で互いに分離されている。低抵抗部4Cは誘電体フィルム32の幅方向601Bの端601Cの反対側の端601Dに設けられており、分割電極部4Aやヒューズ部4Bより厚く、したがって分割電極部4Aやヒューズ部4Bより低い抵抗を有する。ヒューズ部4Bの長手方向601Aの幅は、分割電極部4Aの長手方向601Aの幅より狭い。
金属化フィルム1Aは、厚みが2.0μm、幅が30mmのPENからなる誘電体フィルム42と、誘電体フィルム42の面42Aに設けられた金属薄膜電極8よりなる。誘電体フィルム42の面42Aは幅方向601Bの端601Dに連続して設けられて長手方向601Aに延びて金属薄膜電極8から露出するマージン部7を有する。金属薄膜電極8は、金属薄膜電極4の複数の分割電極部4Aに誘電体フィルム42を介して対向する電極部8Aと、誘電体フィルム42の幅方向601Bの端601Cに連続して設けられて長手方向601Aに延びる低抵抗部9とを有する。低抵抗部9は電極部8Aより厚く、したがって分割電極部4Aやヒューズ部4Bより低い抵抗を有する。
金属化フィルム1Aの誘電体フィルム42は、面42Aの反対側の面42Bを有する。面42Bは金属化フィルム1の金属薄膜電極4の分割電極部4A上に位置し、分割電極部4Aを介して誘電体フィルム32の面32Aと対向する。複数の分割電極部4Aのそれぞれは誘電体フィルム42を介して電極部8Aに対向してコンデンサを形成する。ヒューズ部4Bはそれらのコンデンサを並列に接続している。
図4は実施の形態1による金属化フィルムコンデンサ601の斜視図である。図1に示すように金属化フィルム1の金属薄膜電極4が金属化フィルム1Aの誘電体フィルム42の面42Bに位置するように重ねられた状態で、金属化フィルム1、1Aが巻回されている。金属化フィルム1、1Aは積層されていてもよい。これにより、金属化フィルム1Aの金属薄膜電極8の電極部8Aは誘電体フィルム32の面32Aの反対側の面32Bに位置し、誘電体フィルム32を介して金属薄膜電極4の分割電極部4Aに対向する。巻回された金属化フィルム1、1Aの端601Dには、金属薄膜電極4の低抵抗部4Cに接続されたメタリコン電極57が設けられている。巻回された金属化フィルム1、1Aの端601Cには、金属薄膜電極8の低抵抗部9に接続されたメタリコン電極58が設けられている。メタリコン電極57、58は、巻回された金属化フィルム1、1Aの端601C、601Dに金属を溶射することにより形成されている。
図5は実施の形態1による金属化フィルムコンデンサ601の金属化フィルム1の他の金属薄膜電極44の平面図である。図5において、図1に示す金属薄膜電極4と同じ部分には同じ参照番号を付し、その説明を省略する。金属薄膜電極44は、長手方向601Aに配列された複数の分割電極部4Dと、長手方向601Aに配列された複数の分割電極部4Fと、低抵抗部4Cと、複数のヒューズ部4E、4Gを備える。各分割電極部4Dと各分割電極部4Fは幅方向601Bに配列されている。各ヒューズ部4Eは低抵抗部4Cと各分割電極部4Dとを接続する。各ヒューズ部4Gは各分割電極部4Dと各分割電極4Fとを接続する。分割電極部4D、4Fは、図1に示す分割電極部4Aと同様に、図5に示す電極部8Aと誘電体フィルム42を介して対向している。複数の分割電極部4D、4Fのそれぞれは誘電体フィルム42を介して電極部8Aに対向してコンデンサを形成する。ヒューズ部4E、4Gはそれらのコンデンサを並列に接続している。ヒューズ部4E、4Gの長手方向601Aの幅WAは、分割電極部42D、42Fの長手方向601Aの幅WBより狭い。
図5に示す金属薄膜電極44を有する実施例1の金属化フィルムコンデンサ601の試料を作製し、その耐電圧を測定した。ベースフィルム33と誘電体フィルム42としてPENフィルムを用い、下地層3を有していない誘電体フィルム32上に形成された金属薄膜電極44を備えた比較例の金属化フィルムコンデンサの試料を作製し、その耐電圧を測定した。実施例1と比較例の金属化フィルムコンデンサの耐電圧を図6に示す。
実施例1と比較例の金属化フィルムコンデンサの試料において、ヒューズ部4Eの幅WAは0.2mm、分割電極部4Dの幅WBは15mmとした。また、実施例1の試料の誘電体フィルム32の面32Aの表面エネルギーは25mN/m〜40mN/mの範囲のいくつかの値であり、比較例の資料の誘電体フィルムの表面の表面エネルギーは40mN/mであった。これらの試料の容量は100μFである。初期耐電圧歩留まりは、室温で所定の電圧を印加してショートしない試料の割合である。電圧ステップアップ試験は、試料に印加する電圧を120℃の雰囲気で所定の時間毎にアップさせ、容量が初期値の−5%になった時点の電圧であるブレークダウンボルテージ(BDV)を測定した。
図6から明らかなように、実施の形態1による実施例1の金属化フィルムコンデンサは、下地層3を備えない比較例のコンデンサと比較して初期耐電圧歩留まりが高く、電圧ステップアップ試験での電圧が高く、共に優れた結果を示した。特に、下地層3の表面エネルギーが25mN/m〜36mN/mである試料は、更に高い耐電圧を有する。
表面エネルギーが28mN/m〜25mN/mである試料では電圧ステップアップ試験での電圧が若干低いが、金属薄膜電極44のパターンを変更することによってこの電圧を高くすることができる。
このように実施の形態1による金属化フィルムコンデンサ601は、PENフィルムよりなるベースフィルム33を有する含む誘電体フィルム32の金属薄膜電極4(44)が形成される面32Aの表面エネルギーが25mN/m〜40mN/mであり、これにより、誘電体フィルム32と金属薄膜電極4(44)との接着力を低くすることができる。したがって、金属化フィルム42(44)に絶縁欠陥が発生して短絡が生じた場合でも、欠陥した部分の周辺の金属薄膜電極4(44)が蒸発・飛散し易くなる。よって、金属化フィルムコンデンサ601はPENフィルムにより高い耐熱性を有しつつ、絶縁を回復させる大きなSH効果を有する。
(実施の形態2)
図7は本発明の実施の形態2による金属化フィルムコンデンサの金属化フィルム10の断面図である。図7において、図1と図2に示す実施の形態1による金属化フィルム1と同じ部分には同じ参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
金属化フィルム10は、図2に示す実施の形態1による金属化フィルム1の誘電体フィルム32の代わりに誘電体フィルム35を備え、誘電体フィルム35の面35Aに金属薄膜電極4が形成されている。誘電体フィルム35は、ベースフィルム11と、ベースフィルム11の面11Aに設けられて表面層12とを有する。表面層12はベースフィルム11の面11Aに位置する面12Bと、面12Bの反対側の面12Aとを有する。表面層12は誘電体フィルム35の面35Aに位置する、すなわち表面層12の面12Aは誘電体フィルム35の面35Aである。金属薄膜電極4は誘電体フィルム35の面35A上にアルミニウム等の金属を所定のパターンに蒸着することによって形成されている。
実施の形態によるベースフィルム11は、厚みが2.0μm、幅が30mmのポリエチレンナフタレート(PEN)を主体とするフィルムであり、高い耐熱性が要求される自動車用のコンデンサ601が得られる。ベースフィルム11は、ポリフェニレンサルファイト(PPS)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の、主鎖にエステル結合、エーテル結合、アミド結合、イミド結合のような極性結合を有する高分子材料を主体とする耐熱温度が高い誘電体フィルムであってもよく、特に好ましくは、PENフィルム、またはPEN系アロイ等のPENを主体としたフィルムである。
ベースフィルム11にはシリコン系材料の添加材料が混入されている。混入したシリコン系材料がベースフィルム11の面11Aに析出(ブリードアウト)することにより、表面層12が形成されている。添加材料としてベースフィルム11の主材料よりも表面エネルギーの小さい材料を用いているので、表面層12の面12Aすなわち誘電体フィルム35の面35Aの表面エネルギーが25〜40mN/mとなる。表面層12は、面35Aの表面エネルギーが25mN/m〜40mN/mとなるようなシリコン系化合物、フッ素系化合物、炭化水素系化合物のいずれか1つの添加材料が析出して形成されてもよい。
実施の形態1による実施例1の金属化フィルムコンデンサと同様の構造を有し、誘電体フィルム35を備えた実施の形態2による実施例2の金属化フィルムコンデンサの試料を作製し、その耐電圧を測定した。その結果を図6に示す。
図6から明らかなように、実施の形態2による実施例2の金属化フィルムコンデンサは、表面層12を備えない比較例のコンデンサと比較して初期耐電圧歩留まりが高く、電圧ステップアップ試験での電圧が高く、共に優れた結果を示した。特に、表面層12の表面エネルギーが25mN/m〜36mN/mである試料は、更に高い耐電圧を有する。
このように実施の形態2による金属化フィルムコンデンサは、PENフィルムにより高い耐熱性を有しつつ、絶縁を回復させる大きなSH効果を有する。
(実施の形態3)
図8は本発明の実施の形態3による金属化フィルムコンデンサの金属化フィルム14の断面図である。図8において、図1と図2に示す実施の形態1による金属化フィルム1と同じ部分には同じ参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
金属化フィルム14は、図2に示す実施の形態1による金属化フィルム1の誘電体フィルム32の代わりに誘電体フィルム36を備え、誘電体フィルム36の面36Aに金属薄膜電極4が形成されている。金属薄膜電極4は誘電体フィルム36の面36A上にアルミニウム等の金属を所望のパターンに蒸着することによって形成されている。
誘電体フィルム36は、ベースフィルム11と、ベースフィルム11に混入されたシリコン系材料の添加材料17とを有するアロイよりなる。ベースフィルム11は、厚みが2.0μm、幅が30mmのポリエチレンナフタレート(PEN)を主体とするフィルムであり、高い耐熱性が要求される自動車用のコンデンサ601が得られる。ベースフィルム11は、ポリフェニレンサルファイト(PPS)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の、主鎖にエステル結合、エーテル結合、アミド結合、イミド結合のような極性結合を有する高分子材料を主体とする耐熱温度が高い誘電体フィルムであってもよく、特に好ましくは、PENフィルム、またはPEN系アロイ等のPENを主体としたフィルムである。
添加材料として、ベースフィルム11の主材料よりも表面エネルギーの小さい材料を用いているので、誘電体フィルム36の面36Aの表面エネルギーが25〜40mN/mとなる。ベースフィルム11に混入される添加材料17は、面36Aの表面エネルギーが25mN/m〜40mN/mとなるようなシリコン系化合物、フッ素系化合物、炭化水素系化合物のいずれか1つより形成されてもよい。
実施の形態1による実施例1の金属化フィルムコンデンサと同様の構造を有し、誘電体フィルム36を備えた実施の形態3による実施例3の金属化フィルムコンデンサの試料を作製し、その耐電圧を測定した。その結果を図6に示す。
図6から明らかなように、実施の形態3による実施例3の金属化フィルムコンデンサは、比較例のコンデンサと比較して初期耐電圧歩留まりが高く、電圧ステップアップ試験での電圧が高く、共に優れた結果を示した。特に、誘電体フィルム36の表面エネルギーが25mN/m〜36mN/mである試料は、更に高い耐電圧を有する。
このように実施の形態3による金属化フィルムコンデンサは、PENフィルムにより高い耐熱性を有しつつ、絶縁を回復させる大きなSH効果を有する。
本発明による金属化フィルムコンデンサは高い高耐熱性を有し、かつ良好なセルフヒーリング効果を有するので、自動車用のコンデンサ等の特に高い耐熱性が要求される金属化フィルムコンデンサとして有用である。
3 下地層
4 金属薄膜電極(第1の金属薄膜電極)
8 金属薄膜電極(第2の金属薄膜電極)
11 ベースフィルム
12 表面層
17 添加材料
32 誘電体フィルム(第1の誘電体フィルム)
42 誘電体フィルム(第2の誘電体フィルム)
57 メタリコン電極(第1のメタリコン電極)
58 メタリコン電極(第2のメタリコン電極)

Claims (8)

  1. 面を有する第1の誘電体フィルムと、
    前記第1の誘電体フィルムの面に設けられた第1の面と、前記第1の面の反対側の第2の面とを有する第1の金属薄膜電極と、
    前記第1の金属薄膜電極の前記第2の面に設けられた、面を有する第2の誘電体フィルムと、
    前記第2の誘電体フィルムを介して前記第1の金属薄膜電極に対向するように前記第2の誘電体フィルムの前記面に設けられた第2の金属薄膜電極と、
    を備え、前記第1の誘電体フィルムの前記面の表面エネルギーが25mN/m〜40mN/mである、金属化フィルムコンデンサ。
  2. 前記第1の誘電体フィルムは、
    面を有するベースフィルムと、
    前記ベースフィルムの前記面に設けられ、かつ前記第1の誘電体フィルムの前記面に位置してシリコン系化合物、フッ素系化合物、炭化水素系化合物のいずれか1つよりなり、かつ前記第1の金属薄膜電極が当接する下地層と、
    を有する、請求項1に記載の金属化フィルムコンデンサ。
  3. 前記下地層は前記ベースフィルムよりも表面エネルギーの小さい材料からなる、請求項2に記載の金属化フィルムコンデンサ。
  4. 前記第1の誘電体フィルムは、
    面を有してかつシリコン系化合物、フッ素系化合物、炭化水素系化合物のいずれか1つの添加材料が混入されたベースフィルムと、
    前記ベースフィルムの前記面に析出した前記添加材料よりなり、かつ前記第1の誘電体フィルムの前記面に位置する表面層と、
    を有する、請求項1に記載の金属化フィルムコンデンサ。
  5. 前記添加材料は前記ベースフィルムの主材料よりも表面エネルギーの小さい材料からなる、請求項4に記載の金属化フィルムコンデンサ。
  6. 前記第1の誘電体フィルムは、シリコン系化合物、フッ素系化合物、炭化水素系化合物のいずれか1つの添加材料が混入されたベースフィルムよりなる、請求項1に記載の金属化フィルムコンデンサ。
  7. 前記添加材料は前記ベースフィルムの主材料よりも表面エネルギーの小さい材料からなる、請求項6に記載の金属化フィルムコンデンサ。
  8. 前記第1の金属薄膜電極に接続された第1のメタリコン電極と、
    前記第2の金属薄膜電極に接続された第2のメタリコン電極と、
    をさらに備えた、請求項1に記載の金属化フィルムコンデンサ。
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