JP2005303225A - 金属化フィルムコンデンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】ESRを低減してリップル電流耐量を増し、厳しい環境条件で使用可能な金属化フィルムコンデンサを提供する。
【解決手段】蒸着電極2を電極引出部5と電極部6とに区画する引出用マージン部4と、電極部6を電極引出部5の長手方向に複数の小電極8に区画する分割マージン部7とを有する。電極引出部5と各小電極8とを接続するヒューズ部9が形成されている。さらに隣り合う分割マージン部7、7の間隔が2mm〜10mmとし、小電極8の電極引出部5と直交する方向の寸法Aと、電極引出部5の長手方向の寸法Bとの比A/Bを、3以上で30以下にした。
【選択図】図1

Description

この発明は、金属化フィルムコンデンサに関するものである。
図3に示すように、誘電体フィルムに形成した蒸着金属を、フィルム長手方向に、複数の小電極31に区画し、各小電極31と電極引出部とをヒューズ部32で接続した金属化フィルムコンデンサは、コンデンサの保安性能(自己回復性)として優れた性能を有している(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−21270号公報
このような多数の小電極を有する保安機構パターンのコンデンサでは、絶縁部としてのマージン部33の間隔が、例えば、20〜数十mmというように広いために、結果として、コンデンサの内部抵抗であるESR(等価直列抵抗)が比較的大きくなり、リップル電流耐性が劣る。また、小電極31の面積が大きいため、経年劣化による容量減少が大であるという難点もある。蒸着電極に加わる電圧(コンデンサに加わる電圧)にリップル(小電圧変動)があると、蒸着電極にはそれに対応したリップル電流が流れ、コンデンサは発熱する。この発熱量は、リップル電流の2乗とESRの積に比例する。そのため、コンデンサの発熱を抑制するのには、リップル電流又はESRを低減することが必要である。ESRを小さくできれば、コンデンサは、より大きいリップル電流に対して使用可能な、リップル電流耐量の大きなものになり、同じリップル電流に対しては、発熱がより小さいものとなる。
産業機器用のコンデンサにおいて使用される周囲の環境条件、例えば周囲温度が数十℃位の揚合、上記従来のコンデンサは十分に使用可能である。しかし、より厳しい使用環境条件、例えば周囲温度が80℃を超えるような高温環境の場合、コンデンサの発熱が加わると、コンデンサは100℃近くに達し、使用が困難な場合がある。このため、多数の小電極を有する保安機構パターンのコンデンサでは、リップル電流耐量が大きく、発熱のより少ないものが要求されている。
この発明は、上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、ESRを低減してリップル電流耐量を増し、厳しい環境条件で使用可能な金属化フィルムコンデンサを提供することにある。
そこで請求項1の金属化フィルムコンデンサは、誘電体フィルムに形成した蒸着電極2を金属のないマージン部4、7で複数の小電極8と電極引出部5とに区画した金属化フィルムコンデンサにおいて、上記マージン部4、7は、上記蒸着電極2を上記電極引出部5と電極部6とに区画する引出用マージン部4と、上記電極部6を上記電極引出部5の長手方向に複数の小電極8に区画する分割マージン部7とを有し、上記電極引出部5と各小電極8とを接続するヒューズ部9が形成されて成り、さらに隣り合う分割マージン部7、7の間隔を2mm〜10mmとし、小電極8の電極引出部5と直交する方向の寸法Aと、電極引出部5の長手方向の寸法Bとの比A/Bを、3以上で30以下にし、等価直列抵抗を低減したことを特徴としている。
請求項1の金属化フィルムコンデンサによれば、小電極8を流れる電流は、電極引出部5と交差する方向にほぼ直線的に流れる。これにより、電流経路が直線的で短いものとなり、従来に比してESRがより低減でき、リップル電流耐量が向上し、自己発熱を抑制できる。この結果、高温環境下で使用できる金属化フィルムコンデンサが得られる。
次に、この発明の金属化フィルムコンデンサの具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1に示すように、金属化フィルム1は、誘電体フィルムの片面に、金属が蒸着された蒸着電極2を有している。上記蒸着電極2は、誘電体フィルムの長手方向に沿ってその一端部側に設けられた引出部用マージン部4によって、誘電体フィルムの一端部側に位置する帯状の電極引出部5と、中央部側に位置する電極部6とに区画されている。なお、以下の説明においては、便宜上、電極引出部5の長手方向をフィルム長手方向と、また電極引出部5の長手方向と直交する方向をフィルム幅方向と呼ぶ。上記電極部6においては、互いに平行に延びる多数の分割マージン部7をフィルム長手方向に略等間隔に設けている。この結果、電極部6は、フィルム長手方向に並設される多数の小電極8・・に区分けされる。上記各小電極8と電極引出部5とは、ヒューズ部9で接続されている。なお、上記誘電体フィルムの他端部側、すなわち上記電極引出部5とは反対側の位置には、蒸着金属のない端部マージン部3が形成されている。
分割マージン部7そのものの幅は、0.1mm未満では加工が困難であり、また1mmを越えると有効電極面積が小さくなり小型化が困難であるため、0.1mm〜1mmがよく、有効電極面積を損わず、かつより小型化のためには、0.1mm〜0.5mmがより好ましい。また隣り合う分割マージン部7の間隔Bは、2mm〜10mmであり、さらに小電極8のフィルム幅方向の寸法Aと、小電極8のフィルム長手方向の寸法(すなわち、隣り合うマージン部7の間隔)Bとの比については、A/B=3〜30である。また、ヒューズ部9の幅Cは、0.1mm〜1mmである。
このような金属化フィルム1を用いたコンデンサでは、小電極8を流れる電流は、ほぼフィルムの幅方向に直線的に流れる。これにより、電流経路が直線的で短いものとなり、従来に比してESRがより低減でき、リップル電流耐量が向上し、発熱を抑制できる。
上記小電極8の幅、すなわち分割マージン部7の間隔Bが2mm未満では、有効電極面積が小さくなり、小型化が困難である。この場合、有効電極面積を大にしようとすれば、フィルム幅(電極引出部5の長手方向と直交する方向の寸法)を大にしなければならず、逆にESRが増大し、不適当である。また、分割マージン部7の間隔Bが10mmを超えると、小電極8の形状が縦長(電極引出部5の長手方向と直交する方向の長さが大)であり、有効電極面積が大になるため、ヒューズ動作時の容量減少が大きくなるとともに、ESRの低減効果が少ない。有効電極面積を確保し、かつESRをより低減するうえで、間隔Bは2mm〜8mmがより好ましい。A/Bが、3未満では、分割マージン部7の間隔B(小電極8の幅)が小である場合に、有効電極面積が小さくなり、小型化が困難である。A/Bが、30を超えると、小電極8が縦長(電極引出部5の長手方向と直交する方向の長さが大)になりすぎ、ヒューズ動作時の容量減少が大になるとともに、ESRの低減効果が期待できない。また、ヒューズ幅Cが0.1mm未満では、保安性はよいがESRが大きくなる。ヒューズ幅Cが1mmを超えると、ESRは小さくなるが保安性が劣る。ヒューズ幅Cが0.1mm〜1mmのとき、保安性も良好でESRも小さい。低ESRで保安性を高め、絶縁性能をより向上させるうえで、ヒューズ幅Cは0.2mm〜0.7mmがより好ましい。
本願発明では、ESRを従来の10mΩ程度を8mΩより小さい値に低減することができる。図2には、本願発明の実施例を比較例とのESRの実測値とを対比して示している。同図に明らかなように、実施例においては、ESRが、従来例(10mΩ)に比して1/3以下(3mΩ以下)に減少している。実施例で用いた金属化フィルムコンデンサは、厚み3.5μmのPPフィルムにアルミ蒸着(被膜抵抗3.5Ω/□)を施したものであり、容量が40μF、ヒューズ幅Cが0.2mm、小電極8のフィルム幅方向の寸法Aが37mm、及び小電極8のフィルム長手方向の寸法Bが7mmとなるように構成されている。これに対して比較例で用いた金属化フィルムコンデンサは、厚み3.5μmのPPフィルムにアルミ蒸着(被膜抵抗3.5Ω/□)を施したものであり、容量が40μF、ヒューズ幅Cが0.6mm、小電極8のフィルム幅方向の寸法Aが37mm、及び小電極8のフィルム長手方向の寸法Bが63mmとなるように構成されている。
以上にこの発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、片面金属化フィルムコンデンサ又は両面金属化フィルムコンデンサの両者に適用が可能であり、対向する蒸着電極の一方又は両方を上記のような蒸着パターンにして使用することができる。また、蒸着電極のうちメタリコン電極と接統する側の端部に沿う電極引出部5を他の部分より低抵抗にしてもよい。コンデンサとしては、巻回型だけでなく積層型でもよい。また、上記において用いる誘電体フィルムは、PP又はPET又はPPS等のフィルムである。蒸着金属は、A1又はZn又はそれらのアロイ金属又はその他の金属である。上記においては、小電極8は、長方形状に形成しているが、小電極8の形状は、平行四辺形としてもよい。また、小電極8と電極引出部5とを接続するヒューズ部9は、1個に限らず、2個以上であってもよい。
この発明の金属化フィルムコンデンサの第1実施形態を示す平面図である。 この発明の金属化フィルムコンデンサの実施例のESRを従来例と対比して示すグラフである。 金属化フィルムコンデンサの従来例を示す平面図である。
符号の説明
1・・金属化フィルム、2・・蒸着金属、4・・引出用マージン部、5・・電極引出部、6・・電極部、7・・分割マージン部、8・・小電極、9・・ヒューズ部

Claims (1)

  1. 誘電体フィルムに形成した蒸着電極(2)を金属のないマージン部(4)(7)で複数の小電極(8)と電極引出部(5)とに区画した金属化フィルムコンデンサにおいて、上記マージン部(4)(7)は、上記蒸着電極(2)を上記電極引出部(5)と電極部(6)とに区画する引出用マージン部(4)と、上記電極部(6)を上記電極引出部(5)の長手方向に複数の小電極(8)に区画する分割マージン部(7)とを有し、上記電極引出部(5)と各小電極(8)とを接続するヒューズ部(9)が形成されて成り、さらに隣り合う分割マージン部(7)(7)の間隔を2mm〜10mmとし、小電極(8)の電極引出部(5)と直交する方向の寸法(A)と、電極引出部(5)の長手方向の寸法(B)との比(A/B)を、3以上で30以下にし、等価直列抵抗を低減したことを特徴とする金属化フィルムコンデンサ。
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