JP4917092B2 - フィルムコンデンサ - Google Patents

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Description

本発明は、複数の誘電体フィルムが積層され、内部にフローティング電極を含むフィルム積層体が巻回されて構成された巻回体と、前記巻回体の一方の端部に電気的に接続された第1端子部と、前記巻回体の他方の端部に電気的に接続された第2端子部とを有するフィルムコンデンサに関し、特に、自己回復機能と自己保安機能とを有するフィルムコンデンサに関する。
従来、自己回復機能を有するフィルムコンデンサについては、例えば特許文献1〜4等に開示されている。
特許文献1記載のフィルムコンデンサは、誘電体フィルムを挟んで対向する1対のコンデンサ電極のうち、少なくともその一方の電極が金属蒸着によって形成され、該金属蒸着電極をフィルムの長さ方向に沿って等間隔又は任意の間隔に複数箇所の絶縁溝で区分し、複数個の区分電極列を形成するようにしている。区分電極列の各電極は、複数箇所の狭隘な電流通路を残して形成した絶縁溝網である。
そして、フィルムの長さ方向に2〜20個、幅方向に複数個の独立した小電極を形成してなる金属化フィルムを巻回して巻回体を構成し、該巻回体の両端面に金属を溶射して端子電極を形成してコンデンサ素子を設け、該コンデンサ素子を1個又は複数個単位で外装して構成するようにしている。
特許文献2記載のフィルムコンデンサは、誘電体フィルムの片面に金属蒸着電極を形成し、その電極部の長手方向及び幅方向に複数個の分割電極を形成し、その分割電極を非電極のマージンで区切るとともに、そのマージンの部分にヒューズ機能を有するマージンヒューズを設け、且つ、このマージンヒューズが一層上及び下の対向電極のマージンヒューズ部分と重なるようにしている。
特許文献3記載のフィルムコンデンサは、金属薄膜の設けられた誘電体のコンデンサシートが、シートの進行方向でコンデンサ巻体を形成するように巻き回されているシートコンデンサであって、その金属化部は、金属薄膜に分割部の設けられている形式となっている。金属薄膜は、進行方向に対して横方向で成形された部分的な分割部を有する。
特許文献4記載のフィルムコンデンサは、1対の蒸着電極に、容量を形成する有効電極部において、幅方向のほぼ中央部から絶縁マージンに向かう側に、ヒューズにより並列接続された分割電極が設けられている。これにより、メタリコンより離れた位置で流れる電流の少なくなっていく絶縁マージンに近い側にヒューズ、分割電極が設けられた構成となるため、ヒューズによる発熱を少なくして温度上昇を抑制することができるようになっている。
なお、本発明が示すような複数の誘電体フィルムが積層されたフィルム積層体の内部にフローティング電極を有するフィルムコンデンサとは異なるが、焼結体としての誘電体基板内にフローティング電極を有するセラミックコンデンサについては、例えば特許文献5〜7等に開示されている。
また、ポリプロピレンフィルム上に、該ポリプロピレンフィルムの幅方向に沿って2つの電極をヒューズ部を介して直列に接続形成したものを巻回してフィルムコンデンサを構成した例が、例えば特許文献8に開示されている。
特許第3710873号公報 特開平9−199371号公報 特表2002−504747号公報 特開2004−134561号公報 特開平7−263269号公報 特許第2590357号公報 実開昭60−76028号公報 特開平8−288171号公報
ところで、フローティング電極を有するセラミックコンデンサは、高耐電圧化のために、複数のフローティング電極を直列に接続することが知られている。しかし、フローティング電極は、焼結体の誘電体基板内に形成されていることから、フィルムコンデンサのような自己回復機能と自己保安機能とを併せ持たせることができない。
また、特許文献8記載のフィルムコンデンサは、発熱対策として、電極間のヒューズ部の蒸着膜厚を厚くするようにしているが、不十分である。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、フローティング電極の利点である高耐電圧を図ることができ、放熱効果を有し、しかも、自己回復機能と自己保安機能とを併せ持たせることができ、様々なアプリケーションにも対応させることができるフィルムコンデンサを提供することを目的とする。
本発明に係るフィルムコンデンサは、複数の誘電体フィルムが積層され、内部にフローティング電極が形成された第1フィルム積層体と、前記第1フィルム積層体の1つの主面に配された第1金属膜と、前記第1フィルム積層体の他の主面に配された第2金属膜と、複数の誘電体フィルムが積層され、内部にフローティング電極が形成された第2フィルム積層体とを積層した状態で巻回された構成を有する巻回体と、前記巻回体の一方の端部に電気的に接続された第1端子部と、前記巻回体の他方の端部に電気的に接続された第2端子部とを有するフィルムコンデンサであって、前記フローティング電極は、それぞれ独立した複数の微小電極が集積されて構成され、各々前記微小電極は、前記第1金属膜との間で容量を形成し、且つ、前記第2金属膜との間で容量を形成し、前記第1金属膜は、前記第1端子部に電気的に接続されるように、前記第1フィルム積層体の一方の側端まで延在され、前記第2金属膜は、前記第2端子部に電気的に接続されるように、前記第1フィルム積層体の他方の側端まで延在されていることを特徴とする。
これにより、異常が発生しても、微小電極の単位で電気的に分離することができるため、異常時での容量の大幅な低下等を回避することができる。しかも、第1フィルム積層体を両面から挟むように配された第1金属膜及び第2金属膜を、取出電極にすることができ、この場合、幅広く形成することができるため、放熱経路としても有効に利用することができる。
このように、本発明においては、フローティング電極の利点である高耐電圧を図ることができ、放熱効果を有し、しかも、自己回復機能と自己保安機能とを併せ持たせることができ、様々なアプリケーションにも対応させることができる。
そして、本発明において、前記第1フィルム積層体は、前記フローティング電極が形成されていない誘電体フィルムと、フローティング電極が形成された誘電体フィルムとを積層した積層体を少なくとも1組積層して構成されていてもよい。
あるいは、前記第1フィルム積層体は、前記フローティング電極が形成された2つ以上の誘電体フィルムを積層した積層体を少なくとも1組積層して構成されていてもよい。
また、本発明において、前記複数の微小電極は、前記第1フィルム積層体を構成する1つの前記誘電体フィルムに金属膜を蒸着することによって形成されていてもよい。
また、本発明において、前記複数の微小電極は、それぞれ矩形形状を有し、前記誘電体フィルムにマトリックス状に配列されて形成されていてもよい。
また、本発明において、前記複数の微小電極は、それぞれ六角形状を有し、前記誘電体フィルムにハニカム状に配列されて形成されていてもよい。
また、本発明において、前記第1金属膜は、前記誘電体フィルムの積層体にさらに積層される誘電体フィルムの1つの主面に蒸着され、前記第2金属膜は、前記積層体にさらに積層される別の誘電体フィルムの1つの主面に蒸着されていてもよい。
また、本発明において、前記フィルム積層体を構成する各誘電体フィルムの幅方向の両端がそれぞれ波形にカットされていてもよい。ここで、波形としては、例えばサイン波や三角波に準じた波形や半円形等が考えられる。
以上説明したように、本発明に係るフィルムコンデンサによれば、フローティング電極の利点である高耐電圧を図ることができ、放熱効果を有し、しかも、自己回復機能と自己保安機能とを併せ持たせることができ、様々なアプリケーションにも対応させることができる。
図1は、第1フィルムコンデンサの外形の一例を示す斜視図である。 図2は、第1フィルムコンデンサの巻回体の構成を一部省略して示す斜視図である。 図3は、第1フィルムコンデンサの構成を一部省略して示す断面図である。 図4Aは、フローティング電極を構成する微小電極の形状及び配列の一例を示す説明図である。 図4Bは、微小電極の形状及び配列の他の例を示す説明図である。 図5は、第1フィルムコンデンサの外形の他の例を示す斜視図である。 図6は、第1フィルムコンデンサの変形例の巻回体の構成を一部省略して示す斜視図である。 図7は、第2フィルムコンデンサの構成を一部省略して示す断面図である。 図8は、第3フィルムコンデンサの構成を一部省略して示す断面図である。 図9は、第4フィルムコンデンサの構成を一部省略して示す断面図である。 図10は、第5フィルムコンデンサの構成を一部省略して示す断面図である。
以下、本発明に係るフィルムコンデンサの実施の形態例を図1〜図10を参照しながら説明する。
先ず、第1の実施の形態に係るフィルムコンデンサ(以下、第1フィルムコンデンサ10Aと記す)は、図1に示すように、巻回体12と、該巻回体12の一方の端部に電気的に接続された第1端子部14と、巻回体12の他方の端部に電気的に接続された第2端子部16とを有する。
巻回体12は、図2に示すように、複数の誘電体フィルム18が積層されて構成された少なくとも2つのフィルム積層体(第1フィルム積層体20A及び第2フィルム積層体20B)を有する。
第1フィルム積層体20A及び第2フィルム積層体20Bは、それぞれ内部にフローティング電極22が形成されている。第1フィルム積層体20Aは、第1金属膜24及び第2金属膜26によって両面から挟まれた形態となっている。
そして、巻回体12は、上述した第1金属膜24と、第1フィルム積層体20Aと、第2金属膜26と、第2フィルム積層体20Bとを積層した状態で巻回された構成を有する。
特に、この第1フィルムコンデンサ10Aの巻回体12は、図2及び図3に示すように、第1誘電体フィルム28Aと第2誘電体フィルム28Bとが積層されて構成された第1フィルム積層体20Aと、第2誘電体フィルム28Bの一方の主面に蒸着によって形成されたフローティング電極22と、第1フィルム積層体20Aの1つの主面(例えば上面)に配された第1金属箔30(第1金属膜24)と、第1フィルム積層体20Aの他の主面(例えば下面)に配された第2金属箔32(第2金属膜26)と、同じく第1誘電体フィルム28Aと第2誘電体フィルム28Bとが積層されて構成された第2フィルム積層体20Aとを積層した状態で巻回された構成を有する。
フローティング電極22は、それぞれ独立した複数の微小電極34が集積されて構成されている。複数の微小電極34は、多角形状や円形状等の幾何学模様の形状のものや、ヒョウ柄のようにそれぞれの形状が等しくないものや、それらが混成されたものも考えられ、また、配列も等間隔だけでなく、任意の間隔も考えられる。第1フィルムコンデンサ10Aにおいては、複数の微小電極34は、図4Aに示すように、それぞれ矩形形状を有し、第2誘電体フィルム28Bの一方の主面にマトリックス状に配列されて形成されている。もちろん、図4Bに示すように、複数の微小電極34は、それぞれ六角形状を有し、第2誘電体フィルム28Bの一方の主面にハニカム状に配列して形成するようにしてもよい。
従って、各微小電極34は、図3に示すように、第1金属箔30との間で第1容量C1を形成し、且つ、第2金属箔32との間で第2容量C2を形成することとなる。
これは、第2フィルム積層体20Bについても同様であり、巻回体12とした場合に、第2フィルム積層体20Bの下面には第1金属箔30が位置することになるため、第2フィルム積層体20Bの各微小電極34は、第1金属箔30との間で第1容量C1を形成し、且つ、第2金属箔32との間で第2容量C2を形成することとなる。
第1誘電体フィルム28A及び第2誘電体フィルム28Bは、それぞれPP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PPS(ポリフェニレンスルフィド)等で構成することができる。第1誘電体フィルム28A及び第2誘電体フィルム28Bの幅Wa(図2参照)は10〜200mmであり、厚みta(図3参照)は2.0〜30μmである。
フローティング電極22の各微小電極34は、アルミニウム、亜鉛、アルミニウムと亜鉛の合金等で構成することができる。フローティング電極22の厚みtb(図3参照)は面抵抗が1〜20オーム/mm2を満足する厚みが好ましく、例えば100〜1000オングストロームである。
第1フィルムコンデンサ10Aの容量値としては例えば数10μF〜数100μF、定格電圧としては例えば数100V(直流)、定格電流としては数10Aを想定している。
全体の形状としては、図1に示すような円筒形や、図5に示すような扁平形等がある。
このように、第1フィルムコンデンサ10Aにおいては、異常が発生しても、微小電極34の単位で電気的に分離することができるため、異常時での容量の大幅な低下等を回避することができる。しかも、第1フィルム積層体20Aを両面から挟むように配された第1金属箔30及び第2金属箔32を、取出電極にすることができ、この場合、幅広く形成することができるため、放熱経路としても有効に利用することができる。
このように、第1フィルムコンデンサ10Aにおいては、フローティング電極22の利点である高耐電圧を図ることができ、放熱効果を有し、しかも、自己回復機能と自己保安機能とを併せ持たせることができ、様々なアプリケーションにも対応させることができる。
また、図6に示す変形例に係るフィルムコンデンサ10Aaのように、第1誘電体フィルム28Aの一方の側端38aと他方の側端38b、第2誘電体フィルム28Bの一方の側端40aと他方の側端40bをそれぞれ波形にカットするようにしてもよい。図6では、波形として例えばサイン波に準じた波形を示したが、その他、三角波に準じた波形や半円形等が考えられる。
第1誘電体フィルム28Aの一方の側端38aと他方の側端38b、第2誘電体フィルム28Bの一方の側端40aと他方の側端40b等が、それぞれ一直線上に形成されている場合、巻回体12とした際に、巻回体12の一方の端部及び他方の端部から第1金属箔30及び第2金属箔32が露出しにくく、第1端子部14や第2端子部16との電気的接続が良好とならないおそれがある。また、巻回体12のそれぞれの端部と第1端子部14や第2端子部16との密着性が問題となるおそれがある。
そこで、第1誘電体フィルム28Aの一方の側端38aと他方の側端38b、第2誘電体フィルム28Bの一方の側端40aと他方の側端40bをそれぞれ波形にカットすることによって、巻回体12とした際に、巻回体12の一方の端部及び他方の端部から第1金属箔30及び第2金属箔32が露出し易くなり、第1端子部14や第2端子部6との電気的接続を良好にすることができ、且つ、第1端子部14や第2端子部16との密着性も向上させることができる。これは、局部的な大電流の通過を回避することができ、信頼性の向上を図ることができる。
次に、第2の実施の形態に係るフィルムコンデンサ(以下、第2フィルムコンデンサ10Bと記す)は、図7に示すように、第1フィルムコンデンサ10Aとほぼ同様の構成を有するが、以下の点で異なる。
すなわち、第1フィルム積層体20A及び第2フイルム積層体20Bは、それぞれ第1誘電体フィルム28Aと第2誘電体フィルム28Bとが交互に積層されて構成されている。図7の例では、第1フィルム積層体20Aは、第1誘電体フィルム28Aと第2誘電体フィルム28Bとの積層体50が2組積層されて構成され、第2フィルム積層体20Bも同様に、第1誘電体フィルム28Aと第2誘電体フィルム28Bとの積層体50が2組積層されて構成されている。
第1フィルム積層体20Aの上部に位置された第1誘電体フィルム28Aの上面に第1金属箔30が配され、第1フィルム積層体20Aの下部に位置された第2誘電体フィルム28Bの下面に第2金属箔32が配されている。各第2誘電体フィルムの一方の主面にはフローティング電極22が形成されている。
そして、巻回体12は、第1金属箔30、第1フイルム積層体20A、第2金属箔32、第2フイルム積層体20Bとを積層した状態で巻回された構成を有する。
第1フィルム積層体20Aにおいて、一方の第2誘電体フイルム28Bにおけるフローティング電極22の各微小電極34は、第1金属箔30との間で第21容量C21を形成し、且つ、他方の第2誘電体フイルム28Bの対応する微小電極34との間で第22容量C22を形成することとなる。また、他方の第2誘電体フィルム28Bの各微小電極34は、第2金属箔32との間で第23容量C23を形成し、且つ、上述したように、一方の第2誘電体フイルム28Bの対応する微小電極34との間で第22容量C22を形成することとなる。
これは、第2フィルム積層体20Bについても同様であり、巻回体12とした場合に、第2フィルム積層体20Bの下面には第1金属箔30が位置することになるため、第2フィルム積層体20Bの一方の第2誘電体フイルム28Bにおけるフローティング電極22の各微小電極34は、第1金属箔30との間で第21容量C21を形成し、且つ、他方の第2誘電体フイルム28Bの対応する微小電極34との間で第22容量C22を形成することとなる。また、他方の第2誘電体フィルム28Bの各微小電極34は、第2金属箔32との間で第23容量C23を形成し、且つ、上述したように、一方の第2誘電体フイルム28Bの対応する微小電極34との間で第22容量C22を形成することとなる。
この第2フィルムコンデンサ10Bにおいても、フローティング電極22の利点である高耐電圧を図ることができ、放熱効果を有し、しかも、自己回復機能と自己保安機能とを併せ持たせることができ、様々なアプリケーションにも対応させることができる。
次に、第3の実施の形態に係るフィルムコンデンサ(以下、第3フィルムコンデンサ10Cと記す)は、図8に示すように、第2フィルムコンデンサ10Bとほぼ同様の構成を有するが、以下の点で異なる。
すなわち、第1フィルム積層体20Aと第2フィルム積層体20Bは、それぞれ第1誘電体フィルム28Aと第2誘電体フィルム28Bとの積層体50が4組積層されて構成されている。
そして、第1フィルム積層体20Aにおいて、1組目(第1金属箔30に最も近い第1誘電体フィルム28Aと第2誘電体フィルム28Bとの積層体50)の一方の第2誘電体フイルム28Bにおけるフローティング電極22の各微小電極34は、第1金属箔30との間で第31容量C31を形成し、且つ、隣接する2組目の積層体50における第2誘電体フィルム28Bの対応する微小電極34との間で第32容量C32を形成する。
2組目の積層体50における第2誘電体フィルム28Bの各微小電極34は、上述したように、1組目の積層体50における第2誘電体フィルム28Bの対応する微小電極34との間で第32容量C32を形成し、且つ、隣接する3組目の積層体50における第2誘電体フィルム28Bの対応する微小電極34との間で第33容量C33を形成する。
3組目の積層体50における第2誘電体フィルム28Bの各微小電極34は、上述したように、2組目の積層体50における第2誘電体フィルム28Bの対応する微小電極34との間で第33容量C33を形成し、且つ、隣接する4組目の積層体50における第2誘電体フィルム28Bの対応する微小電極34との間で第34容量C34を形成する。
4組目の積層体50における第2誘電体フィルム28Bの各微小電極34は、第2金属箔32との間で第35容量C35を形成し、且つ、上述したように、3組目の積層体50における第2誘電体フィルム28Bの対応する微小電極34との間で第34容量C34を形成する。
これは、第2フィルム積層体20Bについても同様であり、巻回体12とした場合に、第2フィルム積層体20Bの下面には第1金属箔30が位置することになるため、上述した第1フィルム積層体20Aと同様に、第31容量C31〜第35容量C35が形成されることになる。
この第3フィルムコンデンサ10Cにおいても、フローティング電極22の利点である高耐電圧を図ることができ、放熱効果を有し、しかも、自己回復機能と自己保安機能とを併せ持たせることができ、様々なアプリケーションにも対応させることができる。
上述した第2フィルムコンデンサ10Bでは、第1誘電体フィルム28Aと第2誘電体フィルム28Bとの積層体50を2組設けた例を示し、第3フィルムコンデンサ10Cでは、第1誘電体フィルム28Aと第2誘電体フィルム28Bとの積層体50を4組設けた例を示したが、その他、積層体50を3組設けてもよいし、5組以上設けてもよい。
次に、第4の実施の形態に係るフィルムコンデンサ(以下、第4フィルムコンデンサ10Dと記す)は、図9に示すように、第1フィルムコンデンサ10Aとほぼ同様の構成を有するが、以下の点で異なる。
第1フィルム積層体20Aは、第1誘電体フィルム28Aと第2誘電体フィルム28Bとの積層体50と、該積層体50の上面に積層された第1誘電体フィルム28Aと、積層体50の下面に積層された第1誘電体フィルム28Aとを有する。第1フイルム積層体20Bも同様の構成を有する。すなわち、一方の主面(上面)に第1取出電極46A(第1金属膜24)が蒸着によって形成された第1誘電体フィルム28Aと、積層体50と、他方の主面(下面)に第2取出電極46B(第2金属膜26)が蒸着によって形成された第1誘電体フィルム28Aとを積層した状態で巻回された構成を有する。 この第4フィルムコンデンサ10Dにおいても、フローティング電極22の利点である高耐電圧を図ることができ、放熱効果を有し、しかも、自己回復機能と自己保安機能とを併せ持たせることができ、様々なアプリケーションにも対応させることができる。
上述した例では、第1フィルム積層体20A及び第2フィルム積層体20Bとして、フローティング電極22が形成されていない第1誘電体フィルム28Aと、フローティング電極22が形成された第2誘電体フィルム28Bとを積層した積層体50を含める構成としたが、その他、図10に示す第5の実施の形態に係るフィルムコンデンサ(以下、単に第5フィルムコンデンサ10Eと記す)のように、フローティング電極22が形成された2以上の第2誘電体フィルム28Bを積層した積層体52を含めるようにしてもよい。図10に示す第5フィルムコンデンサ10Eでは、第2金属箔32上に、積層体52を積層し、該積層体52上にフローティング電極22が形成されていない第1誘電体フィルム28Aを積層し、さらに、その上に第1金属箔30を積層した例を示す。もちろん、図10に示す積層体52の構成は、上述した第1フィルムコンデンサ10A〜第4フィルムコンデンサ10Dにも適用させることができる。
また、上述した第1フィルムコンデンサ10A〜第5フィルムコンデンサ10Eでは、第1フィルム積層体20Aと第2フィルム積層体20Bの構成をそれぞれ同じ積層構造としたが、別々の積層構造を持たせるようにしてもよい。
なお、本発明に係るフィルムコンデンサは、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。

Claims (8)

  1. 複数の誘電体フィルムが積層され、内部にフローティング電極(22)が形成された第1フィルム積層体(20A)と、前記第1フィルム積層体(20A)の1つの主面に配された第1金属膜(24)と、前記第1フィルム積層体(20A)の他の主面に配された第2金属膜(26)と、複数の誘電体フィルムが積層され、内部にフローティング電極(22)が形成された第2フィルム積層体(20B)とを積層した状態で巻回された構成を有する巻回体(12)と、前記巻回体(12)の一方の端部に電気的に接続された第1端子部(14)と、前記巻回体(12)の他方の端部に電気的に接続された第2端子部(16)とを有するフィルムコンデンサであって、
    前記フローティング電極(22)は、それぞれ独立した複数の微小電極(34)が集積されて構成され、
    各々前記微小電極(34)は、前記第1金属膜(24)との間で容量を形成し、且つ、前記第2金属膜(26)との間で容量を形成し、
    前記第1金属膜(24)は、前記第1端子部(14)に電気的に接続されるように、前記第1フィルム積層体(20A)の一方の側端まで延在され、
    前記第2金属膜(26)は、前記第2端子部(16)に電気的に接続されるように、前記第1フィルム積層体(20A)の他方の側端まで延在されていることを特徴とするフィルムコンデンサ。
  2. 請求項1記載のフィルムコンデンサにおいて、
    前記第1フィルム積層体(20A)は、
    前記フローティング電極(22)が形成されていない誘電体フィルム(28A)と、フローティング電極(22)が形成された誘電体フィルム(28B)とを積層した積層体(50)を少なくとも1組積層して構成されていることを特徴とするフィルムコンデンサ。
  3. 請求項1記載のフィルムコンデンサにおいて、
    前記第1フィルム積層体(20A)は、
    前記フローティング電極(22)が形成された2つ以上の誘電体フィルム(28B)を積層した積層体(52)を少なくとも1組積層して構成されていることを特徴とするフィルムコンデンサ。
  4. 請求項1記載のフィルムコンデンサにおいて、
    前記複数の微小電極(34)は、前記第1フィルム積層体(20A)を構成する1つの前記誘電体フィルムに金属膜を蒸着することによって形成されていることを特徴とするフィルムコンデンサ。
  5. 請求項4記載のフィルムコンデンサにおいて、
    前記複数の微小電極(34)は、それぞれ矩形形状を有し、前記誘電体フィルムにマトリックス状に配列されて形成されていることを特徴とするフィルムコンデンサ。
  6. 請求項4記載のフィルムコンデンサにおいて、
    前記複数の微小電極(34)は、それぞれ六角形状を有し、前記誘電体フィルムにハニカム状に配列されて形成されていることを特徴とするフィルムコンデンサ。
  7. 請求項1記載のフィルムコンデンサにおいて、
    前記第1金属膜(24)は、前記誘電体フィルムの積層体(50)にさらに積層される誘電体フィルム(28A)の1つの主面に蒸着され、前記第2金属膜(26)は、前記積層体(50)にさらに積層される別の誘電体フィルム(28A)の1つの主面に蒸着されていることを特徴とするフィルムコンデンサ。
  8. 請求項1記載のフィルムコンデンサにおいて、
    前記第1フィルム積層体(20A)及び第2フィルム積層体(20B)を構成する各誘電体フィルムの幅方向の両端がそれぞれ波形にカットされていることを特徴とするフィルムコンデンサ。
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