JP2973777B2 - フィルムコンデンサ - Google Patents
フィルムコンデンサInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィルムコンデンサに関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】フィルムコンデンサは、例えば、基本的
にはポリエチレンテレフタレートフィルムやポリプロピ
レンフィルム等にアルミや亜鉛等の金属を蒸着して金属
層を形成したフィルムを巻回し、端面にメタリコン部を
形成し、このメタリコン部に端子を接続した構造になっ
ている。
にはポリエチレンテレフタレートフィルムやポリプロピ
レンフィルム等にアルミや亜鉛等の金属を蒸着して金属
層を形成したフィルムを巻回し、端面にメタリコン部を
形成し、このメタリコン部に端子を接続した構造になっ
ている。
【0003】フィルムには、通常、ピンホールや塵埃、
傷等からなる絶縁の欠陥部がある。そのため、フィルム
コンデンサに電圧を印加すると、この欠陥部で破壊が起
り表面に積層している部分の金属層が蒸発する。この金
属層の蒸発により欠陥部が他の正常な部分から絶縁され
る。すなわち、このセルフヒーリング作用によってフィ
ルムコンデンサは正常なコンデンサとしての機能を維持
する。
傷等からなる絶縁の欠陥部がある。そのため、フィルム
コンデンサに電圧を印加すると、この欠陥部で破壊が起
り表面に積層している部分の金属層が蒸発する。この金
属層の蒸発により欠陥部が他の正常な部分から絶縁され
る。すなわち、このセルフヒーリング作用によってフィ
ルムコンデンサは正常なコンデンサとしての機能を維持
する。
【0004】しかし、フィルムの欠陥部がセルフヒーリ
ング作用によっても絶縁されない場合、そのままフィル
ムコンデンサに電圧をかけた状態にすると、欠陥部に大
電流が流れる。そのためにフィルムコンデンサは発煙し
たり発火したりする。
ング作用によっても絶縁されない場合、そのままフィル
ムコンデンサに電圧をかけた状態にすると、欠陥部に大
電流が流れる。そのためにフィルムコンデンサは発煙し
たり発火したりする。
【0005】従来のフィルムコンデンサは、この発煙や
発火を防止するために、例えば図9に示す通りの構造の
金属化フィルム80を用いている。すなわち、金属層8
1を、幅方向に形成した非金属部82によって長手方向
に複数個に分割する。そして分割した個々の金属層81
には、メタリコン側に近い箇所に、幅の狭い部分83を
設けている。この構造のフィルムコンデンサは、フィル
ムの欠陥部に大電流が流れると、金属層81の幅の狭い
部分83が溶断する。そのため、この金属層81は他の
金属層81から絶縁される。この作用によってフィルム
コンデンサは、大電流が流れなくなり、発煙や発火に至
るのを防止できる。
発火を防止するために、例えば図9に示す通りの構造の
金属化フィルム80を用いている。すなわち、金属層8
1を、幅方向に形成した非金属部82によって長手方向
に複数個に分割する。そして分割した個々の金属層81
には、メタリコン側に近い箇所に、幅の狭い部分83を
設けている。この構造のフィルムコンデンサは、フィル
ムの欠陥部に大電流が流れると、金属層81の幅の狭い
部分83が溶断する。そのため、この金属層81は他の
金属層81から絶縁される。この作用によってフィルム
コンデンサは、大電流が流れなくなり、発煙や発火に至
るのを防止できる。
【0006】また、金属層の金属材料を適当な種類にし
たり、金属層を適当な厚さにしたり、欠陥部が少なく耐
電圧が高いフィルムを用いることによって、セルフヒー
リング作用そのものを減らし、フィルムコンデンサの保
安機能を改善することも考えられる。
たり、金属層を適当な厚さにしたり、欠陥部が少なく耐
電圧が高いフィルムを用いることによって、セルフヒー
リング作用そのものを減らし、フィルムコンデンサの保
安機能を改善することも考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図9の保安機
能を有するフィルムコンデンサは、耐電圧や tanδ、容
量、絶縁抵抗検査等の商用検査を行った時や、基板への
実装時に流れる電流によって幅の狭い部分が溶断するこ
とがある。幅の狭い部分が溶断すると、その金属層はメ
タリコン部から絶縁される。そのため、フィルムコンデ
ンサは、その分だけ容量が減少し、なかには容量不良と
なるものも生じる欠点がある。
能を有するフィルムコンデンサは、耐電圧や tanδ、容
量、絶縁抵抗検査等の商用検査を行った時や、基板への
実装時に流れる電流によって幅の狭い部分が溶断するこ
とがある。幅の狭い部分が溶断すると、その金属層はメ
タリコン部から絶縁される。そのため、フィルムコンデ
ンサは、その分だけ容量が減少し、なかには容量不良と
なるものも生じる欠点がある。
【0008】また、金属層の幅の狭い部分が商用検査等
によって容易には溶断しないようにするためには、この
部分の幅を広くすればよい。しかし、幅を広くすると、
欠陥部に大電流が流れても幅の狭い部分が溶断し難くな
る。そのため、フィルムコンデンサは、発煙・発火を防
止できる保安機能が低下する欠点がある。
によって容易には溶断しないようにするためには、この
部分の幅を広くすればよい。しかし、幅を広くすると、
欠陥部に大電流が流れても幅の狭い部分が溶断し難くな
る。そのため、フィルムコンデンサは、発煙・発火を防
止できる保安機能が低下する欠点がある。
【0009】さらに、金属層の金属材料を選択等したり
する手段では、製造が困難になり易く、製造コストが上
昇し易い欠点がある。
する手段では、製造が困難になり易く、製造コストが上
昇し易い欠点がある。
【0010】本発明の目的は、以上の欠点を改良し、容
量不良を防止できるとともに、発煙・発火をより確実に
防止でき、製造が容易で、製造コストを低減できるフィ
ルムコンデンサを提供するものである。
量不良を防止できるとともに、発煙・発火をより確実に
防止でき、製造が容易で、製造コストを低減できるフィ
ルムコンデンサを提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、フィルムに金属層を積層し、この金属
層を前記フィルムの少なくとも幅方向に設けた非金属部
により長手方向の側端部を残して分割して形成した金属
化フィルムを有し、端面にメタリコン部を形成したフィ
ルムコンデンサにおいて、金属層に設けられ非金属部に
より挟まれた長さが短く幅の狭い部分と、この部分に続
けて前記金属層に設けられ非金属部により挟まれた長さ
の長い高抵抗の部分とを形成するものである。
達成するために、フィルムに金属層を積層し、この金属
層を前記フィルムの少なくとも幅方向に設けた非金属部
により長手方向の側端部を残して分割して形成した金属
化フィルムを有し、端面にメタリコン部を形成したフィ
ルムコンデンサにおいて、金属層に設けられ非金属部に
より挟まれた長さが短く幅の狭い部分と、この部分に続
けて前記金属層に設けられ非金属部により挟まれた長さ
の長い高抵抗の部分とを形成するものである。
【0012】なお、幅の狭い部分(以下ヒューズ部とい
う)や高抵抗の部分(以下高抵抗部という)は2箇所以
上設けてもよい。そして、ヒューズ部の間に高抵抗部を
設けたり、高抵抗部の間にヒューズ部を設ける構成にし
てもよい。
う)や高抵抗の部分(以下高抵抗部という)は2箇所以
上設けてもよい。そして、ヒューズ部の間に高抵抗部を
設けたり、高抵抗部の間にヒューズ部を設ける構成にし
てもよい。
【0013】また、高抵抗部はメタリコン部から10mm
以内とする方が、熱放出が良くなり、フィルムコンデン
サの熱劣化を軽減できる。
以内とする方が、熱放出が良くなり、フィルムコンデン
サの熱劣化を軽減できる。
【0014】金属化フィルムは、フィルムの長手方向に
直線状の非金属部を設け、この非金属部の両側に対称な
金属層のパターンを設けた構成としてもよい。
直線状の非金属部を設け、この非金属部の両側に対称な
金属層のパターンを設けた構成としてもよい。
【0015】金属化フィルムには、同一あるいは異なる
パターンの金属層を設けた金属化フィルムやアルミ等の
金属箔を積層する。
パターンの金属層を設けた金属化フィルムやアルミ等の
金属箔を積層する。
【0016】フィルムコンデンサは巻回形でも、積層形
でもよい。
でもよい。
【0017】
【作用】金属層にヒューズ部を設けるとともに、これに
続けて高抵抗部を設けているため、ヒューズ部に流れる
電流値を低下できる。従って、分割した金属層の一個に
セルフヒーリングが生じた場合、この金属層に、他の金
属層や外部の回路から流入する電流値が低くなる。すな
わち、セルフヒーリングを生じた金属層には他の金属層
等から供給されるエネルギーが入り難くなる。そのた
め、分割した金属層は、セルフヒーリングの際に瞬間的
に電圧が降下し、セルフヒーリングが止まる。そしてこ
のセルフヒーリングの持続時間は従来に比較して著しく
短かくなる。従って、ヒューズ部は溶断し難くなる。こ
れにより、セルフヒーリングによってフィルムコンデン
サの容量が過渡に減少するのを防止できる。
続けて高抵抗部を設けているため、ヒューズ部に流れる
電流値を低下できる。従って、分割した金属層の一個に
セルフヒーリングが生じた場合、この金属層に、他の金
属層や外部の回路から流入する電流値が低くなる。すな
わち、セルフヒーリングを生じた金属層には他の金属層
等から供給されるエネルギーが入り難くなる。そのた
め、分割した金属層は、セルフヒーリングの際に瞬間的
に電圧が降下し、セルフヒーリングが止まる。そしてこ
のセルフヒーリングの持続時間は従来に比較して著しく
短かくなる。従って、ヒューズ部は溶断し難くなる。こ
れにより、セルフヒーリングによってフィルムコンデン
サの容量が過渡に減少するのを防止できる。
【0018】また、セルフヒーリングが短時間で終わる
ため、フィルムコンデンサが発煙・発火に至るのを軽減
できる。しかも、金属層の一部の幅を狭くしたヒューズ
部を設けているため、大電流が流れた場合、このヒュー
ズ部が溶断して、金属層に電流が流れるのを完全に遮断
できる。これにより、フィルムコンデンサの発煙・発火
を完全に防止できる。
ため、フィルムコンデンサが発煙・発火に至るのを軽減
できる。しかも、金属層の一部の幅を狭くしたヒューズ
部を設けているため、大電流が流れた場合、このヒュー
ズ部が溶断して、金属層に電流が流れるのを完全に遮断
できる。これにより、フィルムコンデンサの発煙・発火
を完全に防止できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1において、1は厚さ4μm、幅50mmのポリエステ
ルからなるフィルムである。2はこのフィルム1の表面
に積層したZnや Alの金属からなる金属層である。3
は、この金属層2に所定の間隔で設けたT字状の第1の
非金属部であり、横棒4をフィルム1の長手方向にそし
て縦棒5を幅方向に配置している。6は、金属層2にか
つ第1の非金属部3の間に設けた第2の非金属部であ
り、縦棒7が第1の非金属部3の縦棒5よりも短かくな
っている。この第1の非金属部3と第2の非金属部6と
により一側端部を残して分割された金属層2はこの部分
の容量が0.1μF程度になる大きさにする。8は第1
の非金属部3の横棒4と第2の非金属部6の横棒9との
間に形成した長さの長い高抵抗部である。この高抵抗部
8の抵抗値は、横棒4と横棒9とに挟まれた部分の長さ
を変えることによって増減できる。10は第1の非金属
部3の縦棒5と第2の非金属部6の横棒9との間に形成
した長さの短いヒューズ部である。11はフィルム1の
一側端部に設けたマージン部である。
図1において、1は厚さ4μm、幅50mmのポリエステ
ルからなるフィルムである。2はこのフィルム1の表面
に積層したZnや Alの金属からなる金属層である。3
は、この金属層2に所定の間隔で設けたT字状の第1の
非金属部であり、横棒4をフィルム1の長手方向にそし
て縦棒5を幅方向に配置している。6は、金属層2にか
つ第1の非金属部3の間に設けた第2の非金属部であ
り、縦棒7が第1の非金属部3の縦棒5よりも短かくな
っている。この第1の非金属部3と第2の非金属部6と
により一側端部を残して分割された金属層2はこの部分
の容量が0.1μF程度になる大きさにする。8は第1
の非金属部3の横棒4と第2の非金属部6の横棒9との
間に形成した長さの長い高抵抗部である。この高抵抗部
8の抵抗値は、横棒4と横棒9とに挟まれた部分の長さ
を変えることによって増減できる。10は第1の非金属
部3の縦棒5と第2の非金属部6の横棒9との間に形成
した長さの短いヒューズ部である。11はフィルム1の
一側端部に設けたマージン部である。
【0020】図2は、この図1に示す第1の金属化フィ
ルム12に第2の金属化フィルム13を積層し、巻回
し、偏平化したコンデンサ素子14を示す。第2の金属
化フィルム13は、ポリエステルのフィルム15の一側
端部にマージン部16を設けてZn等の金属からなる金
属層17を積層したものである。18はコンデンサ素子
14の端面に設けた引出し電極用のメタリコン部であ
る。
ルム12に第2の金属化フィルム13を積層し、巻回
し、偏平化したコンデンサ素子14を示す。第2の金属
化フィルム13は、ポリエステルのフィルム15の一側
端部にマージン部16を設けてZn等の金属からなる金
属層17を積層したものである。18はコンデンサ素子
14の端面に設けた引出し電極用のメタリコン部であ
る。
【0021】次に、上記実施例の製造方法を説明する。
先ず、第1の金属化フィルム12は、フィルム1にオイ
ルマージン法やマスキング法によってマージン部11を
設けながらZnや Al等の金属を真空蒸着して金属層2
を積層して形成する。そして金属層2を設けた後、レー
ザー処理をして第1の非金属部3及び第2の非金属部6
を形成する。また、第2の金属化フィルム13は、オイ
ルマージン法等によってマージン部16を形成しなが
ら、フィルム15表面にZn等を真空蒸着等して金属層
17を形成して製造する。そして第1の金属化フィルム
12と第2の金属化フィルム13とを積層し、巻回す
る。巻回後、偏平に加工する。そして端面にメタリコン
を溶射し、メタリコン部18を形成する。メタリコン部
18を形成後、真空乾燥する。その後、必要であれば、
マイクロクリスタリンワックス等の含浸剤を含浸する。
そして真空乾燥後あるいは含浸後、メタリコン部18に
端子を溶接等により接続する。端子を接続後、コンデン
サ素子14をケースに収納し、エポキシ樹脂等を充填
し、硬化する。
先ず、第1の金属化フィルム12は、フィルム1にオイ
ルマージン法やマスキング法によってマージン部11を
設けながらZnや Al等の金属を真空蒸着して金属層2
を積層して形成する。そして金属層2を設けた後、レー
ザー処理をして第1の非金属部3及び第2の非金属部6
を形成する。また、第2の金属化フィルム13は、オイ
ルマージン法等によってマージン部16を形成しなが
ら、フィルム15表面にZn等を真空蒸着等して金属層
17を形成して製造する。そして第1の金属化フィルム
12と第2の金属化フィルム13とを積層し、巻回す
る。巻回後、偏平に加工する。そして端面にメタリコン
を溶射し、メタリコン部18を形成する。メタリコン部
18を形成後、真空乾燥する。その後、必要であれば、
マイクロクリスタリンワックス等の含浸剤を含浸する。
そして真空乾燥後あるいは含浸後、メタリコン部18に
端子を溶接等により接続する。端子を接続後、コンデン
サ素子14をケースに収納し、エポキシ樹脂等を充填
し、硬化する。
【0022】上記実施例によれば、分割した金属層2の
一部にセルフヒーリングが生じても、高抵抗部8を設け
ているために、この金属層2には流入する電流の最大値
が低くなり、エネルギーが供給され難くなる。従って、
コンデンサ素子14が発煙・発火する前にセルフヒーリ
ングが終了し易い。
一部にセルフヒーリングが生じても、高抵抗部8を設け
ているために、この金属層2には流入する電流の最大値
が低くなり、エネルギーが供給され難くなる。従って、
コンデンサ素子14が発煙・発火する前にセルフヒーリ
ングが終了し易い。
【0023】また、金属層2の一部の幅を狭くしてヒュ
ーズ部10とし、この部分を溶断し易くしている。従っ
て、仮に発煙・発火に至る程度の電流が分割した金属層
2に流れたとしても、ヒューズ部10が溶断する。その
ため、金属層2に流れる電流を遮断できる。
ーズ部10とし、この部分を溶断し易くしている。従っ
て、仮に発煙・発火に至る程度の電流が分割した金属層
2に流れたとしても、ヒューズ部10が溶断する。その
ため、金属層2に流れる電流を遮断できる。
【0024】なお、図1において、横棒4の間の幅を狭
くしてヒューズ部としてもよい。この場合、分割した金
属層20に対してヒューズ部が2箇所となるため、発煙
・発火等をより効果的に防止できる。
くしてヒューズ部としてもよい。この場合、分割した金
属層20に対してヒューズ部が2箇所となるため、発煙
・発火等をより効果的に防止できる。
【0025】図3は本発明の他の実施例に用いる金属化
フィルム19を示す。この実施例では、T字状の第1の
非金属部20をフィルム21の長手方向に所定の間隔で
設ける。そしてこの第1の非金属部20の間に、横棒2
2と短かい縦棒23とをT字状に組み合わせかつ横棒2
2の両端から縦棒23と反対向きに短かい縦棒24を引
き出した第2の非金属部25を設けている。
フィルム19を示す。この実施例では、T字状の第1の
非金属部20をフィルム21の長手方向に所定の間隔で
設ける。そしてこの第1の非金属部20の間に、横棒2
2と短かい縦棒23とをT字状に組み合わせかつ横棒2
2の両端から縦棒23と反対向きに短かい縦棒24を引
き出した第2の非金属部25を設けている。
【0026】すなわちこの実施例によれば、第1の非金
属部20の横棒26と、第2の非金属部25の短かい縦
棒24との間に短く幅の狭いヒューズ部27を形成して
いる。そして、隣り合う横棒26の間及び第1の非金属
部20の縦棒28と第2の非金属部25の横棒22との
間は幅を比較的に広くしてヒューズ部とはしない。ま
た、横棒26と横棒22とで挟まれた箇所に長い高抵抗
部29を形成している。従って、このヒューズ部27と
高抵抗部29とにより、フィルムコンデンサの発煙・発
火を防止できる。
属部20の横棒26と、第2の非金属部25の短かい縦
棒24との間に短く幅の狭いヒューズ部27を形成して
いる。そして、隣り合う横棒26の間及び第1の非金属
部20の縦棒28と第2の非金属部25の横棒22との
間は幅を比較的に広くしてヒューズ部とはしない。ま
た、横棒26と横棒22とで挟まれた箇所に長い高抵抗
部29を形成している。従って、このヒューズ部27と
高抵抗部29とにより、フィルムコンデンサの発煙・発
火を防止できる。
【0027】図4も本発明の他の実施例に用いる金属化
フィルム30を示す。この実施例では、フィルム31の
一側端部にマージン部32を設けるとともに、金属層3
3をその側端部を残して分割する非金属部34を次の構
成にしている。すなわち、この非金属部34は、フィル
ム31の長手方向に2本の横棒35及び36を互いに中
心をズラして平行に配置し、これらの横棒35及び36
を縦棒37により連結し、その一端をマージン部32ま
で延長したものを単位とし、フィルム31の長手方向に
所定の間隔で設けて形成している。
フィルム30を示す。この実施例では、フィルム31の
一側端部にマージン部32を設けるとともに、金属層3
3をその側端部を残して分割する非金属部34を次の構
成にしている。すなわち、この非金属部34は、フィル
ム31の長手方向に2本の横棒35及び36を互いに中
心をズラして平行に配置し、これらの横棒35及び36
を縦棒37により連結し、その一端をマージン部32ま
で延長したものを単位とし、フィルム31の長手方向に
所定の間隔で設けて形成している。
【0028】この実施例によっても、隣りあう横棒35
の間と横棒36の間の箇所に各々短く幅の狭い第1のヒ
ューズ部38及び第2のヒューズ部39を形成してい
る。また、第1のヒューズ部38と第2のヒューズ部3
9との間でかつ横棒35と横棒36とに挟まれた部分に
長い高抵抗部40を形成している。従って、これらの第
1のヒューズ部38及び第2のヒューズ部39及びに高
抵抗部40により、フィルムコンデンサの発煙・発火を
防止できる。
の間と横棒36の間の箇所に各々短く幅の狭い第1のヒ
ューズ部38及び第2のヒューズ部39を形成してい
る。また、第1のヒューズ部38と第2のヒューズ部3
9との間でかつ横棒35と横棒36とに挟まれた部分に
長い高抵抗部40を形成している。従って、これらの第
1のヒューズ部38及び第2のヒューズ部39及びに高
抵抗部40により、フィルムコンデンサの発煙・発火を
防止できる。
【0029】図5も本発明の他の実施例に用いる金属化
フィルム41を示す。この実施例では、T字状の第1の
非金属部42の間に横棒だけの第2の非金属部43を設
けている。また、第1の非金属部42の横棒44の間は
幅を広くしてヒューズ部とはしない。そして縦棒45と
第2の非金属部43との間の短い部分の幅を狭くして、
ヒューズ部46を形成している。また、横棒44と第2
の非金属部43との間の長い部分を高抵抗部47として
いる。従って、ヒューズ部46と高抵抗部47とによ
り、フィルムコンデンサの発煙・発火を防止できる。
フィルム41を示す。この実施例では、T字状の第1の
非金属部42の間に横棒だけの第2の非金属部43を設
けている。また、第1の非金属部42の横棒44の間は
幅を広くしてヒューズ部とはしない。そして縦棒45と
第2の非金属部43との間の短い部分の幅を狭くして、
ヒューズ部46を形成している。また、横棒44と第2
の非金属部43との間の長い部分を高抵抗部47として
いる。従って、ヒューズ部46と高抵抗部47とによ
り、フィルムコンデンサの発煙・発火を防止できる。
【0030】図6も本発明の他の実施例に用いる金属化
フィルム48を示す。この実施例では、T字状の第1の
非金属部49の間に横棒だけの第2の非金属部50を設
けている。特に、縦棒51と第2の非金属部50との間
の幅を広くしてヒューズ部にはしていない。そして横棒
52の間の短い部分の幅を狭くしてヒューズ部53を形
成している。また、横棒52と第2の非金属部50との
間の長い部分を高抵抗部54としている。すなわち、こ
のヒューズ部53と高抵抗部54とにより、フィルムコ
ンデンサの発煙・発火を防止できる。
フィルム48を示す。この実施例では、T字状の第1の
非金属部49の間に横棒だけの第2の非金属部50を設
けている。特に、縦棒51と第2の非金属部50との間
の幅を広くしてヒューズ部にはしていない。そして横棒
52の間の短い部分の幅を狭くしてヒューズ部53を形
成している。また、横棒52と第2の非金属部50との
間の長い部分を高抵抗部54としている。すなわち、こ
のヒューズ部53と高抵抗部54とにより、フィルムコ
ンデンサの発煙・発火を防止できる。
【0031】図7も本発明の他の実施例に用いる金属化
フィルム55を示す。この実施例では、非金属部56
を、フィルム57の長手方向に設けた第1の横棒58
と、この第1の横棒58の一端に接続してフィルム57
の幅方向にマージン部59まで延長して設けた縦棒60
と、この縦棒60の第1の横棒58に近い位置から第1
の横棒58と平行にかつ反対方向に引き出した第2の横
棒61とからなる構成を単位として、フィルム57の長
手方向に所定の間隔に設けて形成している。そして第1
の横棒58の間の短い部分の幅を狭くしてヒューズ部6
2としている。また、第1の横棒58と第2の横棒61
との間の長い部分を高抵抗部63としている。そしてこ
のヒューズ部62と高抵抗部63とによりフィルムコン
デンサの発煙・発火を防止できる。
フィルム55を示す。この実施例では、非金属部56
を、フィルム57の長手方向に設けた第1の横棒58
と、この第1の横棒58の一端に接続してフィルム57
の幅方向にマージン部59まで延長して設けた縦棒60
と、この縦棒60の第1の横棒58に近い位置から第1
の横棒58と平行にかつ反対方向に引き出した第2の横
棒61とからなる構成を単位として、フィルム57の長
手方向に所定の間隔に設けて形成している。そして第1
の横棒58の間の短い部分の幅を狭くしてヒューズ部6
2としている。また、第1の横棒58と第2の横棒61
との間の長い部分を高抵抗部63としている。そしてこ
のヒューズ部62と高抵抗部63とによりフィルムコン
デンサの発煙・発火を防止できる。
【0032】図8も本発明の他の実施例に用いる金属化
フィルム64を示す。この実施例では、非金属部65
を、フィルム66の長手方向に設けた横棒67と、この
横棒67の一端の近傍から引き出しフィルム66の幅方
向に金属層68の途中まで延長して設けた第1の縦棒6
9と、横棒67の他端から引き出しフィルムの幅方向に
マージン部70まで延長して設けた第2の縦棒71とか
らなる構成を単位とし、これをフィルム66の長手方向
に所定の間隔に設けて形成している。この場合、横棒6
7の間の短い部分の幅を狭くしてヒューズ部72とす
る。そして第1の縦棒69と第2の縦棒71との間の長
い部分を高抵抗部73とする。すなわち、ヒューズ部7
2と高抵抗部73とによりフィルムコンデンサの発煙・
発火を防止できる。
フィルム64を示す。この実施例では、非金属部65
を、フィルム66の長手方向に設けた横棒67と、この
横棒67の一端の近傍から引き出しフィルム66の幅方
向に金属層68の途中まで延長して設けた第1の縦棒6
9と、横棒67の他端から引き出しフィルムの幅方向に
マージン部70まで延長して設けた第2の縦棒71とか
らなる構成を単位とし、これをフィルム66の長手方向
に所定の間隔に設けて形成している。この場合、横棒6
7の間の短い部分の幅を狭くしてヒューズ部72とす
る。そして第1の縦棒69と第2の縦棒71との間の長
い部分を高抵抗部73とする。すなわち、ヒューズ部7
2と高抵抗部73とによりフィルムコンデンサの発煙・
発火を防止できる。
【0033】次に、一方に図1、図4及び図5に示した
実施例の金属化フィルム12,30及び41と、図9に
示した従来例の金属化フィルムと、図1において高抵抗
部の箇所もヒューズ部にした比較例としての金属化フィ
ルムとを用いて図2に示す通りにコンデンサ素子を形成
したフィルムコンデンサについて、初期特性を測定する
とともに各種評価試験を行った。
実施例の金属化フィルム12,30及び41と、図9に
示した従来例の金属化フィルムと、図1において高抵抗
部の箇所もヒューズ部にした比較例としての金属化フィ
ルムとを用いて図2に示す通りにコンデンサ素子を形成
したフィルムコンデンサについて、初期特性を測定する
とともに各種評価試験を行った。
【0034】フィルムコンデンサの定格は20μF,2
00VACとする。また、初期特性は、1KHz時の静
電容量、100VDC時の絶縁抵抗、50Hz,200
VAC時の tanδを測定する。そして評価試験は次の3
種類について行った。すなわち、1)定格電圧の3倍の
電圧を10分間印加した後に、静電容量が5%以下減少
した試料数を全試料数に対する割合で表わす(以下評価
1という)。2)JIS C 4908の耐用性の試験
方法により連続して1000Hr試験をした後、静電容
量が5%以上減少した試料数を全試料数に対する割合と
して表わす(以下評価2という)。3)JIS C 4
908の保安性(I)と(II)の試験を行い、コンデ
ンサの変形や発煙・発火がなく、ケースや充填した樹脂
から、端子やメタリコン、金属化フィルムが露出しない
試料数を全試料数に対する割合で表わす(以下評価3と
いう)。
00VACとする。また、初期特性は、1KHz時の静
電容量、100VDC時の絶縁抵抗、50Hz,200
VAC時の tanδを測定する。そして評価試験は次の3
種類について行った。すなわち、1)定格電圧の3倍の
電圧を10分間印加した後に、静電容量が5%以下減少
した試料数を全試料数に対する割合で表わす(以下評価
1という)。2)JIS C 4908の耐用性の試験
方法により連続して1000Hr試験をした後、静電容
量が5%以上減少した試料数を全試料数に対する割合と
して表わす(以下評価2という)。3)JIS C 4
908の保安性(I)と(II)の試験を行い、コンデ
ンサの変形や発煙・発火がなく、ケースや充填した樹脂
から、端子やメタリコン、金属化フィルムが露出しない
試料数を全試料数に対する割合で表わす(以下評価3と
いう)。
【0035】なお、フィルムコンデンサの試料数は、実
施例1〜実施例36が5個で、その他は10個とする。
また、金属層は金属の種類によらず4Ω/□の抵抗を有
するものとする。
施例1〜実施例36が5個で、その他は10個とする。
また、金属層は金属の種類によらず4Ω/□の抵抗を有
するものとする。
【0036】そしてフィルムコンデンサの初期特性及び
評価試験結果とともに、金属化フィルムのヒューズ部と
高抵抗部の寸法及び抵抗、蒸着金属の種類、含浸剤の有
無を表1〜表3に示した。
評価試験結果とともに、金属化フィルムのヒューズ部と
高抵抗部の寸法及び抵抗、蒸着金属の種類、含浸剤の有
無を表1〜表3に示した。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
【表3】
【0040】表1〜表3から明らかな通り、図1の金属
化フィルムを用いた実施例1〜実施例36は、評価1及
び評価2とも0%であり、静電容量が5%以上減少した
ものは無かった。また、評価3−I,IIが100%で
あり、全数とも保安機能が良好に働いている。
化フィルムを用いた実施例1〜実施例36は、評価1及
び評価2とも0%であり、静電容量が5%以上減少した
ものは無かった。また、評価3−I,IIが100%で
あり、全数とも保安機能が良好に働いている。
【0041】そして図4の金属化フィルムを用いた実施
例37〜実施例40は、評価1及び評価2が0%であ
り、評価3が100%である。
例37〜実施例40は、評価1及び評価2が0%であ
り、評価3が100%である。
【0042】図5の金属化フィルムを用いた実施例41
〜実施例46は、評価1及び評価2とも0%であり、評
価3−Iが70〜100%、評価3−IIが90〜10
0%である。
〜実施例46は、評価1及び評価2とも0%であり、評
価3−Iが70〜100%、評価3−IIが90〜10
0%である。
【0043】図9の金属化フィルムを用いた従来例1〜
従来例10は、評価1及び評価2が0〜100%であ
り、評価3−Iが30〜10%、評価3−IIが10〜
100%である。
従来例10は、評価1及び評価2が0〜100%であ
り、評価3−Iが30〜10%、評価3−IIが10〜
100%である。
【0044】さらに、図1において高抵抗部を形成しな
い比較例1及び2は評価1が0%、評価2が10〜80
%、そして評価3−Iが80〜90%、評価3−IIが
100%である。
い比較例1及び2は評価1が0%、評価2が10〜80
%、そして評価3−Iが80〜90%、評価3−IIが
100%である。
【0045】これらの結果から明らかな通り、本発明の
実施例1〜実施例46によれば、評価1及び評価2が全
て0個であり、ヒューズ部しか設けていない従来例1〜
従来例10や比較例1及び比較例2に比べて、容量が安
定していることは明らかである。
実施例1〜実施例46によれば、評価1及び評価2が全
て0個であり、ヒューズ部しか設けていない従来例1〜
従来例10や比較例1及び比較例2に比べて、容量が安
定していることは明らかである。
【0045】また、評価3の保安性についても、実施例
1〜実施例46によれば70%以上の試料について発煙
・発火等がないのに対して、従来例1〜従来例10には
10%しか発煙・発火等を防止できないものもあり、は
るかに前者の方が優れている。
1〜実施例46によれば70%以上の試料について発煙
・発火等がないのに対して、従来例1〜従来例10には
10%しか発煙・発火等を防止できないものもあり、は
るかに前者の方が優れている。
【0046】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、金属化フ
ィルムに金属層の幅の狭いヒューズ部と、これに続けて
高抵抗部を設けているために、容量減少による不良を防
止できるとともに、発煙・発火を防止できるフィルムコ
ンデンサが得られる。また、これらの効果は、金属層の
金属材料によらずに得られ、欠陥部が少なく耐電圧の高
いフィルムを選択する必要等もないので、製造が容易
で、製造コストの安いフィルムコンデンサが得られる。
ィルムに金属層の幅の狭いヒューズ部と、これに続けて
高抵抗部を設けているために、容量減少による不良を防
止できるとともに、発煙・発火を防止できるフィルムコ
ンデンサが得られる。また、これらの効果は、金属層の
金属材料によらずに得られ、欠陥部が少なく耐電圧の高
いフィルムを選択する必要等もないので、製造が容易
で、製造コストの安いフィルムコンデンサが得られる。
【図1】本発明の実施例に用いる金属化フィルムの平面
図を示す。
図を示す。
【図2】本発明の実施例のコンデンサ素子の一部を展開
した斜視図を示す。
した斜視図を示す。
【図3】本発明の他の実施例に用いる金属化フィルムの
平面図を示す。
平面図を示す。
【図4】本発明の他の実施例に用いる金属化フィルムの
平面図を示す。
平面図を示す。
【図5】本発明の他の実施例に用いる金属化フィルムの
平面図を示す。
平面図を示す。
【図6】本発明の他の実施例に用いる金属化フィルムの
平面図を示す。
平面図を示す。
【図7】本発明の他の実施例に用いる金属化フィルムの
平面図を示す。
平面図を示す。
【図8】本発明の他の実施例に用いる金属化フィルムの
平面図を示す。
平面図を示す。
【図9】従来の金属化フィルムの平面図を示す。
1,15,21,31,57,66…フィルム、 2,
17,68…金属層、3,20,42,49…第1の非
金属部、6,25,43,50…第2の非金属部、 3
7…第1のヒューズ部、8,29,40,47,54,
63,73…高抵抗部、38…第2のヒューズ部、 1
2…第1の金属化フィルム、13…第2の金属化フィル
ム、 14…コンデンサ素子、19,30,41,4
8,55,64…金属化フィルム、10,27,46,
53,62,72…ヒューズ部、34,56,65…非
金属部。
17,68…金属層、3,20,42,49…第1の非
金属部、6,25,43,50…第2の非金属部、 3
7…第1のヒューズ部、8,29,40,47,54,
63,73…高抵抗部、38…第2のヒューズ部、 1
2…第1の金属化フィルム、13…第2の金属化フィル
ム、 14…コンデンサ素子、19,30,41,4
8,55,64…金属化フィルム、10,27,46,
53,62,72…ヒューズ部、34,56,65…非
金属部。
Claims (1)
- 【請求項1】 フィルムに金属層を積層し、この金属層
を前記フィルムの少なくとも幅方向に設けた非金属部に
より長手方向の側端部を残して分割して形成した金属化
フィルムを有し、端面にメタリコン部を形成したフィル
ムコンデンサにおいて、金属層に設けられ非金属部によ
り挟まれた長さが短く幅の狭い部分と、この部分に続け
て前記金属層に設けられ非金属部により挟まれた長さの
長い高抵抗の部分とを有することを特徴とするフィルム
コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5108849A JP2973777B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | フィルムコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5108849A JP2973777B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | フィルムコンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06302468A JPH06302468A (ja) | 1994-10-28 |
JP2973777B2 true JP2973777B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=14495154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5108849A Expired - Lifetime JP2973777B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | フィルムコンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2973777B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4698474B2 (ja) | 2006-04-28 | 2011-06-08 | 双信電機株式会社 | フィルムコンデンサ |
CN101473390B (zh) | 2006-05-31 | 2012-06-13 | 双信电机株式会社 | 薄膜电容器 |
JP5012515B2 (ja) * | 2008-01-07 | 2012-08-29 | パナソニック株式会社 | 金属化フィルムコンデンサ |
JP2013254816A (ja) * | 2012-06-06 | 2013-12-19 | Wacom Co Ltd | コンデンサ |
JP6200347B2 (ja) * | 2014-02-18 | 2017-09-20 | 小島プレス工業株式会社 | 積層型フィルムコンデンサ |
WO2022091710A1 (ja) * | 2020-10-29 | 2022-05-05 | 京セラ株式会社 | フィルムコンデンサ、連結型コンデンサ、インバータおよび電動車輌 |
WO2023047993A1 (ja) * | 2021-09-22 | 2023-03-30 | 京セラ株式会社 | フィルムコンデンサ、連結型コンデンサ、インバータおよび電動車輌 |
-
1993
- 1993-04-12 JP JP5108849A patent/JP2973777B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06302468A (ja) | 1994-10-28 |
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