JP2015170695A - 積層型フィルムコンデンサ、コンデンサモジュール、および電力変換システム - Google Patents

積層型フィルムコンデンサ、コンデンサモジュール、および電力変換システム Download PDF

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西山 茂紀
Shigenori Nishiyama
茂紀 西山
小林 真一
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真一 小林
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Abstract

【課題】メタリコン部と内部電極との電気的な接続を十分に確保でき、信頼性の高い積層型フィルムコンデンサを提供する。【解決手段】積層型フィルムコンデンサ100は、積層体30と、第1のメッキ部4と、第2のメッキ部5と、第1のメタリコン部6と、第2のメタリコン部7と、を備える。積層体30は、フィルム10とフィルム20とを互いにX方向にbだけずらして交互に複数層積層し圧着したものである。第1のメッキ部4は、積層体30のX方向の一方の側面において、積層方向に延在する金属層である。第2のメッキ部5は、積層体30のX方向の他方の側面において、積層方向に延在する金属層である。第1のメタリコン部6は、積層方向に延在する第1のメッキ部4と接続するように積層方向に延在して形成される。第2のメタリコン部7は、積層方向に延在する第2のメッキ部5と接続するように積層方向に延在して形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、積層型フィルムコンデンサ、コンデンサモジュール、および電力変換システムに関する。
コンデンサの一種として、積層型フィルムコンデンサがある。積層型フィルムコンデンサは、各層の内部電極を外部に引き出すために、内部電極と接触するように積層体の両側面に形成されたメタリコン部を備える。
メタリコン部は、溶射材である亜鉛(Zn)などの金属を基材である積層体の両側面に溶射して形成される。しかし、メタリコン部形成のために、積層体の両側面に溶射される金属粒子の粒径は数μm〜数十μm程度と粗大である。一方で、内部電極は、数十nm程度と極めて薄く形成されるので、メタリコン部と内部電極との接触面積は小さく、電気的な接続状態は良好とは言い難い。そのため、メタリコン部と内部電極との接続部には大きな接触抵抗が生じる。この接続部にリップル電流が流れるとジュール熱が発生し、コンデンサ内の温度が上昇する。温度が上昇すると、誘電体フィルムの絶縁性が低下するので、内部電極間で短絡が発生し易くなる。内部電極間で短絡が発生し易くなると、コンデンサの信頼性が低下する。このような状況を避けるには、メタリコン部と内部電極との間の電気的な接続状態を改善する必要がある。
上記課題を解決するため、特許文献1では、メタリコン部と接続される内部電極の側端部を該内部電極の他の領域よりも厚く形成して、メタリコン部と内部電極との接触面積を大きくすることにより、電気的な接続状態を改善している。
しかしながら、内部電極の側端部の厚さを厚くすることには限界がある。
そのため、特許文献2では、メタリコン部と、内部電極及び該内部電極の形成された誘電体フィルムのメタリコン部と対向する各側面と、の間に、メタリコン部を構成する金属粒子よりも粒径の小さな亜鉛粒子からなる蒸着膜を形成して、その蒸着膜に接触するようにメタリコン部を形成している。これにより、メタリコン部と内部電極との間の電気的な接続状態を改善している。
特開2013−21002号公報 特開平11−168021号公報
しかしながら、特許文献2では、亜鉛粒子からなる蒸着膜は、誘電体フィルムの側面及び内部電極の側面に形成されただけであるため、その面積は小さい。メタリコン部の粒径が小さいため、このように小さい面積では、この亜鉛粒子からなる蒸着膜と、メタリコン部との接続は十分とは言えない。したがって、メタリコン部と内部電極との間の電気的な接続を十分に確保できているとは言えない。
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、メタリコン部と内部電極との電気的な接続を十分に確保でき、信頼性の高い積層型フィルムコンデンサを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る積層型フィルムコンデンサは、誘電体フィルムの一主面上に第1の内部電極を形成したフィルムと、誘電体フィルムの一主面上に第2の内部電極を形成したフィルムとが、交互に複数層積層されて形成された積層体と、前記第1の内部電極と接続されて、積層方向に延在する第1のメッキ部と、前記第2の内部電極と接続されて、積層方向に延在する第2のメッキ部と、前記第1のメッキ部と接続されて、積層方向に延在する第1のメタリコン部と、前記第2のメッキ部と接続されて、積層方向に延在する第2のメタリコン部と、を備える、ことを特徴とする。
前記第1のメタリコン部は、前記第1のメッキ部と対向する面の全体が前記第1のメッキ部と接続され、前記第2のメタリコン部は、前記第2のメッキ部と対向する面の全体が前記第2のメッキ部と接続されてもよい。
本発明の第2の観点に係るコンデンサモジュールは、第1の観点に係る1個以上の積層型フィルムコンデンサと、前記1個以上の積層型フィルムコンデンサを収納する容器と、前記第1のメタリコン部と接触され、その一部が前記容器外に引き出された第1の外部電極と、前記第2のメタリコン部と接触され、その一部が前記容器外に引き出された第2の外部電極と、前記容器内に充填され、前記積層型フィルムコンデンサを封止する封止材と、を備える、ことを特徴とする。
本発明の第3の観点に係る電力変換システムは、直流電力と交流電力の一方を他方に変換する電力変換システムであって、直流電圧に重畳するサージを低減するための平滑用コンデンサとして、第1の観点に係る積層型フィルムコンデンサ、または第2の観点に係るコンデンサモジュールの少なくとも一方が用いられる、ことを特徴とする。
本発明によれば、メタリコン部と内部電極との電気的な接続を十分に確保でき、信頼性の高い積層型フィルムコンデンサを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る積層型フィルムコンデンサを示す断面図である。 内部電極層形成工程で形成される内部電極層を示す平面図である。 内部電極層の形成された誘電体フィルムの切断位置を示す平面図である。 切断されたフィルム示す斜視図である。 積層工程、メッキ処理工程、およびメタリコン処理工程を示す断面図である。 本発明の変形例に係る積層型フィルムコンデンサを示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る積層型フィルムコンデンサを示す断面図である。 (a)、(b)は、第2の実施形態に係る積層型フィルムコンデンサの内部電極層の例を示す平面図である。 (a)、(b)は、第2の実施形態に係る積層型フィルムコンデンサの切断されたフィルムを示す平面図である。 第3の実施形態に係るコンデンサモジュールを示す図であり、(a)は、外部電極を取り付けた積層型フィルムコンデンサの斜視図である。(b)は、(a)に示す積層型フィルムコンデンサを使用したコンデンサモジュールの断面図である。 第3の実施形態に係るコンデンサモジュールの変形例を示す図であり、(a)は、外部電極を取り付けた3個の積層型フィルムコンデンサの斜視図である。(b)は、(a)に示す積層型フィルムコンデンサを使用したコンデンサモジュールの断面図である。 第4の実施形態に係る積層型フィルムコンデンサを用いた電力変換システムを示す回路ブロック図である。
以下、本発明の実施形態に係る積層型フィルムコンデンサ、コンデンサモジュール、及び電力変換システムについて、図面を参照しながら説明する。なお、理解を容易にするため、各図において、積層型フィルムコンデンサ100の誘電体フィルム1の厚さ方向をZ軸、Z軸に直交する一方の軸をX軸、Z軸に直交する他方の軸をY軸とする直交座標を設定し、適宜参照する。
(第1の実施形態)
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る積層型フィルムコンデンサ100は、積層体30と、第1のメッキ部4と、第2のメッキ部5と、第1のメタリコン部6と、第2のメタリコン部7と、を備える。なお、図1は、図面を見易くするために、第1のメタリコン部6と第2のメタリコン部7について、ハッチング処理を省略している。
積層体30は、フィルム10とフィルム20とを互いにX方向にbだけずらして交互に複数層積層し圧着したものである。
フィルム10は、誘電体フィルム1と、その上に蒸着金属膜で形成された第1の内部電極2と、を備える。
フィルム20は、誘電体フィルム1と、その上に蒸着金属膜で形成された第2の内部電極3と、を備える。
第1のメッキ部4は、積層体30のX方向の一方の側面において、積層方向に延在する金属層である。第1のメッキ部4は、積層された誘電体フィルムのX方向の一方の側面上に沿って積層方向に延在するとともに、積層体30のX方向の一方の側面の側に露出している第1の内部電極2の端部(外端面2a)及び、X方向の側面と接続される。
第2のメッキ部5は、積層体30のX方向の他方の側面において、積層方向に延在する金属層である。第2のメッキ部5は、積層された誘電体フィルムのX方向の他方の側面上に沿って積層方向に延在するとともに、積層体30のX方向の他方の側面の側に露出している第2の内部電極3の端部(外端面3a)及び、X方向の側面と接続される。
第1のメタリコン部6は、積層方向に延在する第1のメッキ部4と接続するように積層方向に延在して形成される。第1のメタリコン部6は、第1のメッキ部4と対向する面の全体が第1のメッキ部4と接続される。
第2のメタリコン部7は、積層方向に延在する第2のメッキ部5と接続するように積層方向に延在して形成される。第2のメタリコン部7は、第2のメッキ部5と対向する面の全体が第2のメッキ部5と接続される。
誘電体フィルム1は、ポリエチレンテレフタレート(polyethylene terephthalate、PET)、ポリプロピレン(polypropylene、PP)、ポリフェニレンサルファイド(polyphenylene sulfide、PPS)、ポリエチレンナフタレート(polyethylene naphthalate、PEN)、マイカ、ポリスチレン(polystyrene、PS)、ポリカーボネート(polycarbonate、PC)などの誘電体材料のいずれかで形成される。
第1の内部電極2及び第2の内部電極3は、アルミニウム(Al)、亜鉛(Zn)などの金属材料で形成される。第1の内部電極2及び第2の内部電極3は真空蒸着で形成され、厚さは数十nm程度である。
第1のメッキ部4及び第2のメッキ部5は、アルミニウム(Al)、亜鉛(Zn)など、粒径が数nm〜数十nm程度の微細な粒子からなる層である。
第1のメタリコン部6及び第2のメタリコン部7は、粒径が数μm〜数十μm程度の粗大な粒子からなる層として形成される。第1のメタリコン部6は、第1のメッキ部4を介して、第1の内部電極2と電気的に接続され、第2のメタリコン部7は、第2のメッキ部5を介して、第2の内部電極3と電気的に接続される。
次に、第1の実施形態に係る積層型フィルムコンデンサ100を製造する方法について、図2〜図5を参照して説明する。
積層型フィルムコンデンサの製造工程は、内部電極層形成工程と、切断工程と、積層工程と、メッキ処理工程と、メタリコン処理工程と、を有する。
(内部電極層形成工程)
内部電極層形成工程では、図2に示すように、誘電体フィルム1の表面に複数の内部電極層Aを行方向及び列方向に形成する。誘電体フィルム1の厚さは数μm、幅は数十mmである。内部電極層Aは、例えば、誘電体フィルム1に金属膜を蒸着し、これをパターニングすることにより形成される。内部電極層Aは、例えば、誘電体フィルム1の長手方向(行方向)に一定の間隔毎に形成され、誘電体フィルム1の短手方向(列方向)に2個配置される。内部電極層Aは、第1の内部電極2及び第2の内部電極3として機能する層である。
(切断工程)
次に、誘電体フィルム1を切断する切断工程を行う。切断工程では、一枚の誘電体フィルム1を図3に示す破線で示す切断線Pに沿ってカッタ等で切断して複数のシート1Aに分け、シート1Aを2個のグループに分ける(図4参照)。第2のグループに含まれるシート1Aは、第1のグループに含まれるシート1AをZ軸回りに180°回転させて配置したものである。第1のグループに含まれるシート1Aは、フィルム10に相当し、第2のグループに含まれるシート1Aは、フィルム20に相当する。各シート1Aは、内部電極層Aを1個ずつ備える。以下では、第1のグループに含まれるシート1Aをフィルム10と呼び、第2のグループに含まれるシート1Aをフィルム20と呼ぶ。フィルム10とフィルム20とは同じ大きさである。なお、図3に示した切断線Pは、切断する位置を見易くするために描いた仮想的な線である。
(積層工程)
次に、図5(a)に示すように、フィルム10とフィルム20とを、交互にZ方向に積層する。その後、これらを圧着処理して積層体30を形成する。
このとき、フィルム10とフィルム20とは、図5(a)に示すように、Y方向のそれぞれの両端を揃え、図5(b)に示すように、X方向については互いにオフセットb分だけずらして積層する。また、最上層には内部電極の絶縁および保護のために、金属膜が未形成の、フィルム10、20と同じ大きさの誘電体フィルム1を積層する。なお、切断前のシートを積層した後、切断処理を行う様に工夫することもできる。
(メッキ処理工程)
次に、積層体30の一側面に、メッキ処理により第1のメッキ部4を形成する(図5(c)参照)。第1のメッキ部4は、積層方向(Z方向)に延在して形成される。このメッキ処理は、真空蒸着やスパッタなどの乾式メッキ、電解メッキや無電解メッキなどの湿式メッキのいずれかの方法で行われる。
続いて、積層体30の他の側面に、メッキ処理により第2のメッキ部5を形成する(図5(d)参照)。第2のメッキ部5も、第1のメッキ部4と同様に、積層方向(Z方向)に延在して形成される。メッキ処理は、第1のメッキ部4を形成したときと同様の処理で行われる。第1のメッキ部4及び第2のメッキ部5により、第1の内部電極2及び第2の内部電極3との電気的な接続が良好になる。
このとき、第1の面40と第2の面50との間隔、及び第3の面60と第4の面70との間隔は圧着処理により実質的には存在しないので、第1の面40と第2の面50との間には、第1のメッキ部4は形成されず、第3の面60と第4の面70との間には、第2のメッキ部5は形成されない。したがって、第1のメッキ部4は第1の内部電極2とだけ、第2のメッキ部5は第2の内部電極3とだけ接触する。
(メタリコン処理工程)
その後、第1のメッキ部4に、メタリコン処理によって溶射材を吹きつけ、第1のメタリコン部6を形成する(図5(e)参照)。第1のメタリコン部6は、積層方向(Z方向)に延在して形成され、第1のメッキ部4と対向する面の全体が第1のメッキ部4と接続されている。
続いて、第2のメッキ部5に、メタリコン処理によって溶射材を吹きつけ、第2のメタリコン部7を形成する(図5(f)参照)。第2のメタリコン部7は、積層方向(Z方向)に延在して形成され、第2のメッキ部5と対向する面の全体が第2のメッキ部5と接続されている。
このようにして、第1の実施形態に係る積層型フィルムコンデンサ100が形成される。
ここで、第1のメッキ部4及び第2のメッキ部5を構成する金属粒子は、第1のメタリコン部6及び第2のメタリコン部7を構成する金属粒子と比べて極めて小さい。また、第1のメッキ部4及び第2のメッキ部5は、積層体30端面のそれぞれに延在して形成される。そして、第1のメタリコン部6は、第1のメッキ部4の積層方向に沿った面に接続されて積層方向に延在し、第2のメタリコン部7は、第2のメッキ部5の積層方向に沿った面に接続されて積層方向に延在する。したがって、第1のメッキ部4と第1のメタリコン部6、及び第2のメッキ部5と第2のメタリコン部7との間には十分な大きさの接触面積を確保することができるので、両者間の接触抵抗は小さくなる。その結果、第1の内部電極2と第1のメタリコン部6、及び第2の内部電極3と第2のメタリコン部7との電気的な接続は十分に確保される。
次に、第1の実施形態の変形例に係る積層型フィルムコンデンサ100について、図6を参照して説明する。変形例では、フィルム10とフィルム20は、X方向のそれぞれの両端を揃えて積層される。第1のメッキ部4は、第1のメタリコン部6側において、第1の内部電極2及び誘電体フィルム1の積層方向に沿った面と接続され、第2のメッキ部5は、第2のメタリコン部7側において、第2の内部電極3及び誘電体フィルム1の積層方向に沿った面と接続される。そのため、第1の内部電極2及び第2の内部電極3は、積層方向に沿った面だけが第1のメッキ部4及び第2のメッキ部5と接続していても、第1のメッキ部4及び第2のメッキ部5を構成する金属粒子の粒径は、第1の内部電極2及び第2の内部電極3の厚さと同程度、またはそれより小さいので、接続状態は良好である。
この例でも、第1のメッキ部4と第2のメッキ部5は積層方向に延在する。そして、第1のメタリコン部6が、第1のメッキ部4の積層方向に沿った面に接続されて積層方向に延在し、第2のメタリコン部7が、第2のメッキ部5の積層方向に沿った面に接続されて積層方向に延在する。そのため、第1の内部電極2と第1のメタリコン部6、及び第2の内部電極3と第2のメタリコン部7との電気的な接続は十分に確保される。
図6に示すような構成が可能になることにより、フィルム10とフィルム20とを、X方向において互いにオフセットb分だけずらす必要がなくなるので、フィルム10とフィルム20とを積層する工程が簡単になる。なお、図6も図1と同様に、図面を見易くするために、第1のメタリコン部6と第2のメタリコン部7について、ハッチング処理を省略している。
(第2の実施形態)
図7(a)、(b)に、本発明の第2の実施形態に係る積層型フィルムコンデンサ100を示す。図7(b)は、図7(a)のb−b線に沿った断面図である。第2の実施形態は、第1のメッキ部4及び第2のメッキ部5、並びに第1のメタリコン部6及び第2のメタリコン部7が、積層体30の片側面に形成されている点が第1の実施形態と異なる。このような構成が取れるのは、フィルム10に含まれる第1の内部電極2と、フィルム20に含まれる第2の内部電極の形状とに起因する。詳細に言えば、図7(a)に示すように、第1の内部電極2は、主領域22と、主領域22からX軸方向に突出した引き出し領域21とを含む形状を有し、第2の内部電極3は、主領域32と主領域32からX軸方向に突出した引き出し領域31とを含み、第1の内部電極2をX軸回りに180°回転させた形状を有するので、フィルム10とフィルム20とを積層したときに、積層方向(Z方向)に沿った面において、第1の内部電極2と第2の内部電極3とを互いに重ならない位置に配置できるからである。以下、第2の実施形態に係る積層型フィルムコンデンサ100について、図面を参照して説明する。
本製造方法は、第1の実施形態に係る積層型フィルムコンデンサ100を製造する方法の場合と同様に、内部電極層形成工程と、切断工程と、積層工程と、メッキ処理工程と、メタリコン処理工程と、を有する。
(内部電極層形成工程)
内部電極層形成工程では、図8(a)に示すように、誘電体フィルム1の表面に複数の内部電極層Aを行方向と列方向に形成する。また、図8(b)に示すように、内部電極層Aが形成された誘電体フィルム1とは別の誘電体フィルム1の表面に、複数の内部電極層Bを行方向と列方向に形成する。内部電極層A、Bは、それぞれ誘電体フィルム1に金属膜を蒸着することにより形成される。内部電極層A、Bの形状(電極パターン)は異なり、内部電極層Bは、内部電極層AをX軸に対して折り返した形状を有する。内部電極層A、Bは、それぞれ、誘電体フィルム1の長手方向(行方向)に一定の間隔毎に形成され、誘電体フィルム1の短手方向(列方向)に2個配置される。ここでは、内部電極層Aは第1の内部電極2に、内部電極層Bは第2の内部電極3に相当する。
内部電極層Aは、引き出し領域21と、主領域22とを備える。引き出し領域21は主領域22から内部電極層Aの長手方向に突出した領域を有した領域である。つまり、内部電極層Aの引き出し領域21を有する長手方向の長さは、内部電極層Aの引き出し領域21を有しない長手方向の長さよりも長い。
内部電極層Bは、引き出し領域31と、主領域32とを備える。引き出し領域31は主領域32から内部電極層3の長手方向に突出した領域を有した領域である。つまり、内部電極層Bの引き出し領域31を有する長手方向の長さは、内部電極層Bの引き出し領域31を有しない長手方向の長さよりも長い。
内部電極層Aの引き出し領域21と内部電極層Bの引き出し領域31とは、それぞれ積層型フィルムコンデンサ100の積層方向で重ならない位置に設けられている。
(切断工程)
次に、誘電体フィルム1を切断する切断工程を行う。切断工程では、一枚の誘電体フィルム1を、予め決められた切断線に沿ってカッタ等で切断して複数のシートに分ける(図9(a)、(b)参照)。複数のシートはそれぞれ同じ大きさに形成される。前述したように、内部電極層Aは第1の内部電極2に相当し、内部電極層Bは第2の内部電極3に相当するので、内部電極層Aを含むシートはフィルム10に相当し、内部電極層Bを含むシートはフィルム20に相当することになる。
(積層工程)
次に、図5(a)、(b)に示すのと同様に、フィルム10とフィルム20とを、交互にZ方向に積層する。その後、これらを圧着処理して積層体30を形成する。
このとき、フィルム10とフィルム20とは、X方向及びY方向において、それぞれの両端を揃えて積層する。また、最上層には内部電極の絶縁および保護のために、金属膜が未形成の、フィルム10、20と同じ大きさの誘電体フィルム1を積層する。なお、切断前のシートを積層した後、切断処理をする様に工夫することもできる。
(メッキ処理工程)
メッキ処理工程では、前処理として、第2のメッキ部5を形成する領域の、フィルム20の端面に表面処理を行う。これにより、メッキ処理工程で形成される第2のメッキ部5とフィルム20の第2の内部電極層3とのコンタクト性を向上させる。
メッキ処理では、引き出し領域21のZ方向に沿った面と接続されるように、第1のメッキ部4を形成し、引き出し領域31のZ方向に沿った面と接続されるように、第2のメッキ部5を形成する(図7(a)、(b)参照)。第1のメッキ部4と第2のメッキ部5は、積層方向(Z方向)に延在して形成される。
メッキ処理は、第1のメッキ部4と、第2のメッキ部5とが接続されて、両内部電極間で短絡が生じないように、片方ずつ行う。例えば、まず、第1のメッキ部4を形成する以外のZ方向に沿った面をメクラ板で覆ってメッキ処理を行って、第1のメッキ部4を形成する。次に、第2のメッキ部5を形成する以外のZ方向に沿った面をメクラ板で覆ってメッキ処理を行って、第2のメッキ部5を形成する。メッキ処理は、真空蒸着やスパッタなどの乾式メッキ、電解メッキや無電解メッキなどの湿式メッキのいずれかの方法で行われる。第1のメッキ部4及び第2のメッキ部5により、第1の内部電極2及び第2の内部電極との電気的な接続が良好になる。
(メタリコン処理工程)
その後、第1のメッキ部4と第2のメッキ部5に溶射材を溶射して、第1のメッキ部4側に第1のメタリコン部6を形成し、第2のメッキ部5側に第2のメタリコン部7を形成する(図7(a)、(b)参照)。第1のメタリコン部6と第2のメタリコン部7とが接続されて、第1の内部電極2と第2の内部電極3との間に短絡が生じないように、メタリコン処理もメッキ処理と同様に片方ずつ行う。第1のメタリコン部6は、積層方向(Z方向)に延在して形成され、第1のメッキ部4と対向する面の全体が第1のメッキ部4と接続されている。また、第2のメタリコン部7は、積層方向(Z方向)に延在して形成され、第2のメッキ部5と対向する面の全体が第2のメッキ部5と接続されている。
このようにして、第2の実施形態に係る積層型フィルムコンデンサ100が形成される。この場合も、第1の実施形態の場合と同様に、第1のメッキ部4と第1の内部電極2との接続、及び第2のメッキ部5と第2の内部電極3との接続を十分に確保でき、また、第1のメッキ部4と第1のメタリコン部6の接続、及び第2のメッキ部5と第2のメタリコン部7との接続を十分に確保できるので、コンデンサとしての信頼性は高い。
(第3の実施形態)
図10に、積層型フィルムコンデンサ100を使って形成されたコンデンサモジュール200を示す。図10(a)は、第1の外部電極8と第2の外部電極9とが、積層型フィルムコンデンサ100のそれぞれメタリコン部4と5(メタリコン部5については図の下面に隠れていて描かれていない)とに接触するように取り付けられた積層型フィルムコンデンサ100の斜視図である。第1の外部電極8は一方の先端部に第1の外部電極端子8aを備え、第2の外部電極9は一方の先端部に第2の外部電極端子9aを備える。第1の外部電極端子8a及び第2の外部電極端子9aは、それぞれ、バスバーなどへの取り付け穴を有する。第1の外部電極8と第2の外部電極9とは積層型フィルムコンデンサ100に、例えば圧着、又は図示を省略したメッキ部を介して圧着されている。なお、図10(a)で、積層型フィルムコンデンサ100のフィルムの積層方向は矢印で示す方向である。E−E断面上にフィルム10aの第1の内部電極2が位置するとして、図10(a)では、E−E断面上に位置する第1の内部電極2のみを破線で示した。第1の内部電極2は第1のメタリコン部4と接続され、第2のメタリコン部5とは離れている。第2の内部電極3は図示した第1の内部電極2と並行に誘電体フィルム1を介して積層方向に配置され、第2のメタリコン部5と接続され、第1のメタリコン部4とは離れている。図10(a)では、このように第1の内部電極2と第2の内部電極3とが誘電体フィルム1を介して積層方向に交互に配置されている。
図10(b)は、コンデンサモジュール200の断面図を示す。断面位置は、図10(a)のE−Eに対応する。コンデンサモジュール200は、第1の外部電極8と第2の外部電極9とが取り付けられた積層型フィルムコンデンサ100と、これを収納する容器110と、容器110内を封止する封止材120とを備える。図10(a)で説明したように、E−E断面には第1の内部電極2が位置しており、第1のメタリコン部4と接続している。なお、図10(b)では、積層型フィルムコンデンサ100、第1の外部電極8、第2の外部電極9及び容器110については見やすくするためにハッチングを付していない。また、第1のメタリコン部4および第2のメタリコン部5についてはハッチングに代え黒く塗りつぶした。
容器110は、各種樹脂などの電気絶縁材で構成され、第1の外部電極8と第2の外部電極9とが取り付けられた積層型フィルムコンデンサ100を収納するための、取り外し可能な蓋部(図示略)と、第1の外部電極端子8aと第2の外部電極端子9aのそれぞれの先端部を外部に露出させるためのスリット状の穴(図示略)とを備える。
封止材120は、容器110内に充填し、第1の外部電極8と第2の外部電極9とが取り付けられた積層型フィルムコンデンサ100を容器110内で固定する。封止材120は、外部から容器110へ衝撃が加わったときの積層型フィルムコンデンサ100に対する緩衝材としても機能する。
図11(a)には、3個の積層型フィルムコンデンサ100a〜100cと、これらに、第1の外部電極8及び第2の外部電極9を設けた場合の例を示す。これを図11(b)に示すように容器110に入れて、第1の外部電極端子8a〜8c及び第2の外部電極端子9a〜9cの先端部を容器110の外に露出させて、封止材120を容器110に充填して封止することにより、コンデンサモジュール200を形成してもよい。なお、図11(b)では、積層型フィルムコンデンサ100b、第1の外部電極8、第2の外部電極9及び容器110については見やすくするためにハッチングを付していない。また、第1のメタリコン部4および第2のメタリコン部5についてはハッチングに代え黒く塗りつぶした。
積層型フィルムコンデンサ100をこのようなコンデンサモジュール200にして使用することにより、積層型フィルムコンデンサ100に関する上記効果に加え、積層型フィルムコンデンサ100を外部に対して保護することができる。更に、取り付け穴を有する外部端子を備えることにより、積層型フィルムコンデンサ100を回路に容易に取り付けることができるようになる。
(第4の実施形態)
図12に、第1または第2の実施形態に係る積層型フィルムコンデンサ100を利用した電力変換システム300の例を示す。図12に示す電力変換システム300は、直流電源400からの直流電力を三相交流電力に変換し、三相電力供給線340を介してモータ500に供給する。また、電力変換システム300は、三相交流電力を三相インバータ340で直流電力に変換し、DC/DCコンバータ320を介して、直流電力を直流電源310に供給して、直流電源310を充電する。
電力変換システム300は、直流電源310と、DC/DCコンバータ320と、DCリンクコンデンサ330と、三相インバータ340と、を備える。また、DC/DCコンバータ320は、入力コンデンサ321と、電圧変換回路322と、を備える。
直流電源310は、例えばバッテリ(二次電池)である。
DC/DCコンバータ320は、直流電源310から直流電力が供給されている場合、入力コンデンサ321を介して直流電圧を入力し、電圧変換回路322で昇圧して出力する。入力コンデンサ321は、直流電源310から供給された直流電圧に重畳するサージを低減するための平滑化コンデンサであり、コンデンサモジュール200から構成されている。
DC/DCコンバータ320の出力である昇圧された直流電圧は、DCリンクコンデンサ330を介して三相インバータ340に印加される。DCリンクコンデンサ330は、DC/DCコンバータ320から出力された直流電源310から供給された直流電圧に重畳するサージを低減するための平滑化コンデンサであり、コンデンサモジュール200から構成されている。三相インバータ340は入力された直流電力を三相交流電力に変換して出力する。出力された三相交流電力は、三相電力供給線350を介してモータ360に供給される。
一方、三相インバータ340は、モータ360の回転に伴って発電された三相交流電力を入力した場合、入力された三相交流電力を直流電力に変換してDCリンクコンデンサ330に出力する。DCリンクコンデンサ330は、三相インバータ340から出力された直流電圧のリップル成分を除去する。
そして、DC/DCコンバータ320は、DCリンクコンデンサ330から出力された直流電圧を電圧変換回路322で降圧して、その降圧した直流電圧を入力コンデンサ321で平滑化する。そして、DC/DCコンバータ320は、直流電力を、直流電源310に供給して、バッテリである直流電源310を充電する。
第1または第2の実施形態に係る積層型フィルムコンデンサ100は既に説明したとおり、従来品に比べて高い信頼性を有する。そのため、入力コンデンサ321及びDCリンクコンデンサ330に、実施形態1に係る積層型フィルムコンデンサ100を含むコンデンサモジュール200を使用することにより、電力変換システム300の信頼性を向上させることが出来る。
本明細書の実施形態は、本発明の具体的実施態様の例示であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明は、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範囲において、自在に変形、応用あるいは改良して実施できる。
1 誘電体フィルム
1A シート
2 第1の内部電極
2a 外端面
3 第2の内部電極
3a 外端面
4 第1のメッキ部
5 第2のメッキ部
6 第1のメタリコン部
7 第2のメタリコン部
8 第1の外部電極
9 第2の外部電極
8a、8b、8c 第1の外部電極端子
9a、9b、9c 第2の外部電極端子
10、20 フィルム
21 引き出し領域
22 主領域
30 積層体
31 引き出し領域
32 主領域
40 第1の面
50 第2の面
60 第3の面
70 第4の面
100 積層型フィルムコンデンサ
110 容器
120 封止材
200 コンデンサモジュール
300 電力変換システム
310 直流電源
320 DC/DCコンバータ
321 入力コンデンサ
322 電圧変換回路
330 DCリンクコンデンサ
340 三相インバータ
350 三相電力供給線
360 モータ
A、B 内部電極層
P 切断線

Claims (4)

  1. 誘電体フィルムの一主面上に第1の内部電極を形成したフィルムと、誘電体フィルムの一主面上に第2の内部電極を形成したフィルムとが、交互に複数層積層されて形成された積層体と、
    前記第1の内部電極と接続されて、積層方向に延在する第1のメッキ部と、
    前記第2の内部電極と接続されて、積層方向に延在する第2のメッキ部と、
    前記第1のメッキ部と接続されて、積層方向に延在する第1のメタリコン部と、
    前記第2のメッキ部と接続されて、積層方向に延在する第2のメタリコン部と、を備える、
    ことを特徴とする積層型フィルムコンデンサ。
  2. 前記第1のメタリコン部は、前記第1のメッキ部と対向する面の全体が前記第1のメッキ部と接続され、
    前記第2のメタリコン部は、前記第2のメッキ部と対向する面の全体が前記第2のメッキ部と接続される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の積層型フィルムコンデンサ。
  3. 請求項1または2に記載の1個以上の積層型フィルムコンデンサと、
    前記1個以上の積層型フィルムコンデンサを収納する容器と、
    前記第1のメタリコン部と接触され、その一部が前記容器外に引き出された第1の外部電極と、
    前記第2のメタリコン部と接触され、その一部が前記容器外に引き出された第2の外部電極と、
    前記容器内に充填され、前記積層型フィルムコンデンサを封止する封止材と、を備える、
    ことを特徴とするコンデンサモジュール。
  4. 直流電力と交流電力の一方を他方に変換する電力変換システムであって、
    直流電圧に重畳するサージを低減するための平滑用コンデンサとして、請求項1または2に記載の積層型フィルムコンデンサ、または請求項3に記載のコンデンサモジュールの少なくとも一方が用いられる、
    ことを特徴する電力変換システム。

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