JP5294123B2 - 金属化フィルムコンデンサ - Google Patents

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この発明は、誘電体フィルムに蒸着電極を形成した金属化フィルムを巻回又は積層してなる金属化フィルムコンデンサに関する。
保安機能を持たせた従来の金属化フィルムコンデンサの一例を、図5に示している(例えば、特許文献1参照)。このコンデンサは、一対となる第1及び第2金属化フィルム31A、31Bを重ね合わせた構造のものである。両金属化フィルム31A、31Bは、略同様のものであるため、ここでは便宜上、第1金属化フィルム31Aについて説明する。この第1金属化フィルム31Aには、その長手方向に沿う一側部に絶縁マージン32が形成されており、絶縁マージン32とは反対側の側部は、メタリコン電極が形成される接続部33となされている。
また、第1金属化フィルム31Aの接続部33の近傍には、絶縁スリット34が長手方向に断続的に設けられていて、絶縁スリット34、34間にヒューズ部35が形成されている。そして、この断続的に設けられた絶縁スリット34の中央部と絶縁マージン32とを結ぶようにフィルム幅方向に延びる分割マージン36を、長手方向に所定の間隔で並設することによって、第1金属化フィルム31Aに複数の分割電極37・・が形成されている。そして、このような構造の第1金属化フィルム31Aと第2金属化フィルム31Bとを、絶縁マージン32が互いに逆の側部に位置するように重ね合わせて、巻回又は積層することによって金属化フィルムコンデンサが形成されている。このとき、相対向する一対の分割電極37、37で単位コンデンサが構成される。
上記構造の金属化フィルムコンデンサにおいては、絶縁マージン32、分割マージン36、36及び絶縁スリット34、34で囲まれた分割電極37がヒューズ部35を介して、メタリコン電極と接続されているため、分割電極37に異常(絶縁破壊)が生じた場合、ヒューズ部35の蒸着金属が飛散消失して電気的な接続を絶ち、コンデンサのショートや発火を抑えることができる。
特開2000−12368号公報
上記構造の金属化フィルムコンデンサにおいては、蒸着金属を絶縁マージン32、分割マージン36、36、絶縁スリット34によって区切ることにより複数の分割電極37・・が形成されているが、この金属化フィルムコンデンサに対して、高温下で高電圧を印加し続けると、図6に示すように、絶縁マージン32の蒸着金属側端部(蒸着エッジ部)Eに電界集中が生じ、この蒸着エッジ部Eと対向する部分の分割電極37が消失してしまうことがある。その際、分割電極37の消失部分Dと分割マージン36又は分割マージン36の端部とが繋がると、分割電極37に異常が生じていないにも拘らず、絶縁マージン32と分割マージン36、36と分割電極37の消失部分Dとで囲まれた分割電極37が絶縁された状態となり、その結果、コンデンサの静電容量が急激に低下するという虞があった。
また、ヒューズ部35が接続部33付近に配置されているため、ヒューズ部35に大きな電流が流れることとなり、ヒューズ部35における発熱量が大きくなって、蒸着エッジ部Eの電界集中による問題を助長する高温状態を作り出していた。
そこで、この発明は、上記の不具合を解消して、良好な保安性を確保した金属化フィルムコンデンサを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の金属化フィルムコンデンサは、誘電体フィルムの一方の端部に絶縁マージン4を設け、他方の端部にメタリコン電極との接続部5を形成した第1蒸着電極3Aを誘電体フィルムの一方側に配置し、誘電体フィルムの他方の端部に絶縁マージン4を設け、一方の端部にメタリコン電極との接続部5を形成した第2蒸着電極3Bを誘電体フィルムの他方側に配置した金属化フィルムコンデンサであって、上記第1蒸着電極3A及び第2蒸着電極3Bの有効電極幅のほぼ中央部に絶縁スリット7を誘電体フィルムの長手方向に断続して設けてヒューズ部9を形成し、前記絶縁スリット7から前記絶縁マージン4に向かう側には長手方向に第1分割電極11を配置し、前記絶縁スリット7から前記接続部5に向かう側には長手方向に第2分割電極12を配置するとともに、上記第2分割電極12を区分するマージン6又はマージン6の端部Nが、対向する誘電体フィルムの絶縁マージン4の蒸着電極側端部Eと重ならないよう配置され、且つ、上記第2分割電極12は、その接続部5側の端部の全幅をそのまま接続部5に接続したことを特徴としている。
また、フィルム幅方向における絶縁マージン4の幅をM、第2分割電極12の電極幅をS、第2分割電極12を区分するマージン6の端部Nと接続部5との間の幅をCとしたとき、
M<C<(S×0.4)
であることを特徴としている。
さらに、上記第2分割電極12の幅が、上記第1分割電極11の幅より広いことを特徴としている。
この発明の金属化フィルムコンデンサにおいては、高温下で高電圧を印加し続けることにより、絶縁マージン4の蒸着電極側端部Eに対向する部分の分割電極が消失しても、マージン6又はマージン6の端部Nと分割電極の消失部分とが繋がることがないので、分割電極の絶縁による静電容量の低下を防止することができる。また、絶縁スリット7を第1及び第2蒸着電極3A、3Bの有効電極幅のほぼ中央部に、誘電体フィルムの長手方向に断続して設けてヒューズ部9を形成することで、メタリコン電極付近にヒューズ部9を設けた場合に比べ、ヒューズ部9に流れる電流を抑えることができ、その結果、ヒューズ部9の自己発熱を抑え、コンデンサの温度上昇を抑制することができる。さらに、第2分割電極12を、その接続部5側の端部の全幅をそのまま接続部5に接続しているので、接続部5を分割してメタリコン電極に接続する場合に比べて、ESR(等価直列抵抗)を小さくすることができるとともに、接続部5近傍で、蒸着電極側端部Eの電界集中による分割電極の消失が生じても、接続範囲が広いため、メタリコン電極との接続を安定した状態で保つことができる。
また、第2分割電極12を区分するマージン6の端部Nと接続部5との間の幅Cを、絶縁マージン4の幅Mより大きくすることで、対向する絶縁マージン4の蒸着電極側端部Eが幅C内に位置することとなり、絶縁マージン4の蒸着電極側端部Eに対向する部分の分割電極が消失しても、マージン6又はマージン6の端部Nと消失部分との繋がりを確実に防止でき、分割電極の絶縁による静電容量の低下を防止できる。また、幅Cを第2分割電極12のフィルム幅方向の電極幅Sの0.4倍より小さく形成することによって、マージン6を介して隣接する各第2分割電極12・・を区分し、絶縁スリット7、7の間に形成されたヒューズ部9を良好に動作させて、保安性を高めることができる。
さらに、メタリコン電極に近い部分には大きな電流が流れ、離れるほど電流は小さくなっていくものであるから、第2分割電極12の幅を第1分割電極11の幅より広く形成することで、大きな電流に対応可能となる。また、ヒューズ部9の動作を確実なものにして保安機能を向上できる。
この発明の一実施形態に係る金属化フィルムコンデンサの金属化フィルムを示した平面図である。 同じくその蒸着金属の消失状態を示す平面図である。 異なる実施形態の金属化フィルムを示した平面図である。 異なる実施形態の蒸着金属の消失状態を示す平面図である。 従来の金属化フィルムコンデンサの平面図である。 従来の金属化フィルムコンデンサの蒸着金属の消失状態を示す平面図である。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。この発明の第1の実施形態に係る金属化フィルムコンデンサは、図1に示すように、一対となる第1及び第2金属化フィルム1A、1Bを重ね合わせた構造のものである。両金属化フィルム1A、1Bは、第1及び第2誘電体フィルム2A、2Bにアルミや亜鉛等からなる第1及び第2蒸着電極3A、3Bを蒸着したもので、両者は略同様なものであるため、ここでは便宜上、第1金属化フィルム1Aについて説明する。
第1蒸着電極3Aは、容量を形成する有効電極部となる蒸着電極からなり、その長手方向に沿う一側部に、フィルム幅方向に対して幅Mの絶縁マージン4(蒸着金属の無い部分)を、また絶縁マージン4の反対側の他側部にメタリコン電極が接続される接続部5がそれぞれ形成されている。また、第1蒸着電極3Aには、上記有効電極部の略中央部に、絶縁スリット7(蒸着金属の無い部分)が、長手方向に所定の間隔を置いて断続的に設けられている。さらに、第1蒸着電極3Aには、フィルム幅方向に延びる分割マージン6(蒸着金属の無い部分)が長手方向に所定間隔で形成されている。分割マージン6は、一方の端部が絶縁マージン4に接続され、他方の端部Nが接続部5とは接続されず、他方の端部Nと接続部5との間に、絶縁マージン4の幅Mより広幅であり、且つ絶縁スリット7と接続部5とのフィルム幅方向の幅(後述する第2分割電極12のフィルム幅方向の幅)Sの0.4倍より狭幅となる幅Cを有した状態で形成されている。
絶縁スリット7は、その中央部が分割マージン6と交差している。そして、絶縁スリット7、7間にヒューズ部9が形成されている。なお、このような状態は、絶縁スリット7が連続的に形成され、絶縁スリット7の適所に蒸着金属によってヒューズ部9が形成されているとも言える。
上記構造を有する結果、絶縁スリット7から接続部5に向かう側には、分割マージン6によって区画された第2分割電極12が長手方向に配置され、絶縁スリット7から絶縁マージン4に向かう側には、分割マージン6によって区画された第1分割電極11が長手方向に配置された構造となる。すなわち、1個の第2分割電極12に対して、1個の第1分割電極11が配置され、第1分割電極11は、第2分割電極12にヒューズ部9を介して接続されることになる。
また、第2蒸着電極3Bは、第1蒸着電極3Aとは絶縁マージン4側と接続部5側とを互いに逆にして配置した構造であり、第1金属化フィルム1Aと第2金属化フィルム1Bとを重ね合わせると、第2金属化フィルム1Bの上面に位置する第1金属化フィルム1Aの分割マージン6もしくは分割マージン6の接続部5側の端部Nが、第1金属化フィルム1Aの下面に位置する第2金属化フィルム1Bの絶縁マージン4の第1分割電極11側の端部(蒸着エッジ部)Eに重なる(対向する)ことはなく、この状態において、第1金属化フィルム1Aと第2金属化フィルム1Bとを巻回、あるいは積層することによって金属化フィルムコンデンサが形成される。
上記の実施形態の金属化フィルムコンデンサにおいては、図2に示すように、高温下で高電圧を印加し続けることにより、万一、蒸着エッジ部Eに重なる(対向する)部分の第1蒸着電極3Aが消失しても、分割マージン6と第1蒸着電極3Aの消失部分Dとが繋がることがないので、第1分割電極11及び第2分割電極12の絶縁による静電容量の低下を防止することができる。また、蒸着電極の略中央部に絶縁スリット7を設けることで、ESR(等価直列抵抗)が低下し、耐電流性が向上するとともに、抵抗による発熱が抑えられることから、接続部5近傍の誘電体フィルム2A、2Bの膨張が抑えられて、耐熱衝撃性を向上させることができる。また、絶縁マージン4側にヒューズ部9及び第1分割電極11を配置しているため、ヒューズ部9の発熱を少なくでき、コンデンサの温度上昇を抑制できる。また、幅Cが幅Sの0.4倍より狭幅であるため、ヒューズ動作性の調整機能を有効に働かせることができる。
次に、第2の実施形態について詳細に説明する。この実施形態の金属化フィルムコンデンサは、図3に示すように、分割マージン6は、3個毎に、その中央部が絶縁スリット7と交差し、残り2個の絶縁スリット7、7の中央部と絶縁マージン4との間には、幅方向に延びる区画マージン8、8(蒸着金属の無い部分)が形成されている。
上記構造を有する結果、分割マージン6によって区画された領域をさらに区画マージン8、8によって3個に区画された第1分割電極11が長手方向に配置された構造となる。すなわち、広幅の1個の第2分割電極12に対して、狭幅の3個の第1分割電極11、11、11が配置され、各第1分割電極11は、第2分割電極12にヒューズ部9を介して接続されることになる。なお、分割マージン6及び区画マージン8を除くその他の形態は、第1の実施形態と同様であり、その説明を省略している。
上記第2の実施形態においても、図4に示すように、高温下で高電圧を印加し続けることにより、蒸着エッジ部Eに対向する第1蒸着電極3Aが消失しても、分割マージン6と第1蒸着電極3Aの消失部分Dとが繋がることがないので、第1分割電極11及び第2分割電極12の絶縁による静電容量の低下を防止することができる。また、第1分割電極11より第2分割電極12の面積を広くなるように形成しているので、ESR(等価直列抵抗)が低下し、耐電流性が向上するとともに、抵抗による発熱が抑えられることから、接続部5近傍の誘電体フィルム2A、2Bの膨張が抑えられて、耐熱衝撃性を向上させることができる。さらに、1個の第2分割電極12に対して3個の第1分割電極11、11、11を対応して配置しているので、細分化された各第1分割電極11において、各ヒューズ部9の動作が確実に行われ、保安機能を確実なものにでき、また、急激な静電容量の低下を抑制できる。
以上にこの発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することが可能である。例えば、上記実施例においては、第1誘電体フィルム2Aに第1蒸着電極3Aを、第2誘電体フィルム2Bに第2蒸着電極3Bをそれぞれ形成して、これらを重ね合わせて巻回又は積層してコンデンサを形成していたが、これに限らず、誘電体フィルムの両面に第1蒸着電極3A及び第2蒸着電極3Bを形成した両面金属化フィルムと、金属の蒸着されていない誘電体フィルムとを重ね合わせて巻回又は積層することによってコンデンサを形成しても良い。また、第1蒸着電極3A及び第2蒸着電極3Bは、アルミや亜鉛の他にも種々の金属を用いて形成しても良い。また、一段と良好なヒューズ動作性を確保するため、さらに第1分割電極11の幅方向(絶縁マージン4及び絶縁スリット7と平行)にもヒューズ部9を介して分割しても良い。さらに、ヒューズ部9は、分割マージン6や区画マージン8の適所に必要な個数だけ配置するようにしても良い。また、蒸着電極の蒸着パターンは種々あり適宜変更である。例えば、上記第2の実施形態においては、区画マージン8で分割することによって、1つの第2分割電極12に対して3つの第1分割電極11、11、11が対応する構造となっていたが、区画マージン8で区画することなく、1つの第2分割電極12に対して1つの第1分割電極11とし、絶縁スリット7を有効電極部の略中央部から絶縁マージン4方向にずらして配置することで、第2分割電極12の面積を第1分割電極11の面積より大となるように形成しても良い。このように、第2分割電極12の面積を第1分割電極11の面積より広く形成することで、大きな電流に対応可能となるとともに、ヒューズ部9の動作を確実なものにして保安機能を向上できる。
3A・・第1蒸着電極、3B・・第2蒸着電極、4・・絶縁マージン、5・・接続部、6・・分割マージン、7・・絶縁スリット、9・・ヒューズ部、11・・第1分割電極、12・・第2分割電極、C、M、S・・幅、E・・蒸着電極側端部、N・・分割マージン端部

Claims (3)

  1. 誘電体フィルムの一方の端部に絶縁マージン(4)を設け、他方の端部にメタリコン電極との接続部(5)を形成した第1蒸着電極(3A)を誘電体フィルムの一方側に配置し、誘電体フィルムの他方の端部に絶縁マージン(4)を設け、一方の端部にメタリコン電極との接続部(5)を形成した第2蒸着電極(3B)を誘電体フィルムの他方側に配置した金属化フィルムコンデンサであって、上記第1蒸着電極(3A)及び第2蒸着電極(3B)の有効電極幅のほぼ中央部に絶縁スリット(7)を誘電体フィルムの長手方向に断続して設けてヒューズ部(9)を形成し、前記絶縁スリット(7)から前記絶縁マージン(4)に向かう側には長手方向に第1分割電極(11)を配置し、前記絶縁スリット(7)から前記接続部(5)に向かう側には長手方向に第2分割電極(12)を配置するとともに、上記第2分割電極(12)を区分するマージン(6)又はこのマージン(6)の端部(N)が対向する誘電体フィルムの絶縁マージン(4)の蒸着電極側端部(E)と重ならないよう配置され、且つ、上記第2分割電極(12)は、その接続部(5)側の端部の全幅をそのまま接続部(5)に接続したことを特徴とする金属化フィルムコンデンサ。
  2. フィルム幅方向における絶縁マージン(4)の幅をM、第2分割電極(12)の電極幅をS、第2分割電極(12)を区分するマージン(6)の端部(N)と接続部(5)との間の距離をCとしたとき、
    M<C<(S×0.4)
    であることを特徴とする請求項1記載の金属化フィルムコンデンサ。
  3. 上記第2分割電極(12)の幅が、上記第1分割電極(11)の幅より広いことを特徴とする請求項1又は2に記載の金属化フィルムコンデンサ。
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