JP5118976B2 - 耐熱老化性ポリアミド - Google Patents

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Description

本発明は、
A)少なくとも1つの熱可塑性ポリアミド10〜99質量%、
B)少なくとも1つのポリエチレンイミンホモ−または−コポリマー0.1〜5質量%、
C)少なくとも1つの潤滑剤0.05〜3質量%、
D)銅含有安定剤または立体障害フェノールまたはそれらの混合物0.05〜3質量%、
E)さらに他の添加剤0〜60質量%、
(その際、成分A)〜E)の質量百分率の合計は100%である)を含有する熱可塑性成形材料に関する。
さらに本発明は、全ての種類の繊維、シートおよび成形品を製造するための本発明による成形材料の使用、ならびにこの際に得られる成形品に関する。
PA6およびPA66のような熱可塑性ポリアミドは、頻繁にガラス繊維強化成形材料の形で、その存続期間中に高温にさらされる構造部材のための建築材料として使用され、その際、熱酸化による損傷が生じる。公知の熱安定剤の添加により、熱酸化による損傷の発生はたしかに延期されうるがしかし持続的には妨げられえず、このことは例えば、機械的特性値の低下において示される。ポリアミドの耐熱老化性(WAB)の改善は大変望ましく、それというのも、それにより熱負荷を受けた構造部材の比較的長い存続時間が達成されうるか、もしくは破損のリスクが減少されうるからである。他の選択肢として、改善されたWABにより比較的高い温度での構造部材の使用も可能となりうる。
Kunststoff Handbuch 3.Technische Thermoplaste、4.Polyamide.1998 Carl Hanser出版社 Muenchen Wien、編者L.Bottenbruch、R.Binsackから、ポリアミドにおける種々の熱安定剤の使用が公知である。超分岐ポリエチレンイミンの熱可塑性ポリマー中での使用は、例えばDE10030553から公知である。例えば、そこではただ非強化ポリオキシメチレン成形材料に関してのみが挙げられており、その際、ディーゼル燃料安定性が改善される。
EP1065236から、ポリエチレンイミンとオリゴカルボン酸とが重合の間に使用される非強化ポリアミドが公知である。記載された成形材料は、改善された耐溶剤性を有するが、WABはしかしながら改善を要する。
それゆえ本発明の基礎をなす課題は、改善されたWBAおよび良好な流動性ならびに機械特性を有する熱可塑性ポリアミド成形材料を提供することであった。
それに応じて、冒頭で定義された成形材料が見つかった。有利な実施態様は、従属請求項から読み取ることができる。
成分A)として、本発明による成形材料は、少なくとも1つのポリアミド10〜99質量%、有利には20〜95質量%および殊に30〜80質量%を含有する。
一般的に、本発明による成形材料のポリアミドは、ISO307に従って25℃で96質量%の硫酸における0.5質量%の溶液中で測定された、90〜350ml/g、有利には110〜240ml/gの粘度数を有する。
例えばアメリカ合衆国特許明細書2071250、2071251、2130523、2130948、2241322、2312966、2512606および3393210の中で記載されるような、少なくとも5000の分子量(質量平均値)を有する半結晶性またはアモルファス樹脂が有利である。
このための例は、7〜13個の環員を有するラクタムから誘導されるポリアミド、例えばポリカプロラクタム、ポリカプリルラクタムおよびポリラウリンラクタムならびに、ジカルボン酸とジアミンとの反応により得られるポリアミドである。
ジカルボン酸として、6〜12個、殊に6〜10個の炭素原子を有するアルカンジカルボン酸および芳香族ジカルボン酸が使用されうる。ここでは、ただアジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン二酸およびテレフタル−および/またはイソフタル酸のみが酸として挙げられている。
ジアミンとして適しているのは、とりわけ、6〜12個、殊に6〜8個の炭素原子を有するアルカンジアミンならびにm−キシリレンジアミン、ジ−(4−アミノフェニル)メタン、ジ−(4−アミノシクロヘキシル)−メタン、2,2−ジ−(4−アミノフェニル)−プロパン、2,2−ジ−(4−アミノシクロヘキシル)−プロパンまたは1,5−ジアミノ−2−メチル−ペンタンである。
有利なポリアミドは、ポリヘキサメチレンアジピン酸アミド、ポリヘキサメチレンセバシン酸アミドおよびポリカプロラクタムならびに、殊にカプロラクタム単位の5〜95質量%の割合を有するコポリアミド6/66である。
さらに、適切なポリアミドは、例えばDE−A10313681、EP−A1198491およびEP922065の中で記載されるように、ω−アミノアルキルニトリル、例えばアミノカプロニトリル(PA6)およびヘキサメチレンジアミン(PA66)を有するアジポジニトリルから、水の存在におけるいわゆる直接重合により得られる。
そのうえ、例えば1,4−ジアミノブタンとアジピン酸との縮合により高温下で得られるポリアミド(ポリアミド4,6)もまたさらに言及されている。この構造のポリアミドのための製造法は、例えばEP−A38094、EP−A38582およびEP−A39524の中で記載されている。
そのうえ、前記モノマーの2つ以上の共重合により得られるポリアミド、または複数のポリアミドの混合物が適しており、その際、混合比は任意である。
さらに、そのトリアミン含有率が0.5質量%未満、有利には0.3質量%未満である部分芳香族コポリアミド、例えばPA6/6TおよびPA66/6Tがとりわけ有利であることが判明した(EP−A299444を参照のこと)。
低いトリアミン含有率を有する有利な部分芳香族コポリアミドの製造は、EP−A129195および129196の中で記載された方法に従って行われうる。
以下の包括的ではないリストは、記載されたポリアミドA)、ならびに本発明の意味におけるさらに他のポリアミドA)および含有されたモノマーを含む。
AB−ポリマー:
PA4 ピロリドン
PA6 ε−カプロラクタム
PA7 エタノラクタム(Ethanolactam)
PA8 カプリルラクタム
PA9 9−アミノペラルゴン酸
PA11 11−アミノウンデカン酸
PA12 ラウリンラクタム
AA/BB−ポリマー
PA46 テトラメチレンジアミン、アジピン酸
PA66 ヘキサメチレンジアミン、アジピン酸
PA69 ヘキサメチレンジアミン、アゼライン酸
PA610 ヘキサメチレンジアミン、セバシン酸
PA612 ヘキサメチレンジアミン、デカンジカルボン酸
PA613 ヘキサメチレンジアミン、ウンデカンジカルボン酸
PA1212 1,12−ドデカンジアミン、デカンジカルボン酸
PA1313 1,13−ジアミノトリデカン、ウンデカンジカルボン酸
PA6T ヘキサメチレンジアミン、テレフタル酸
PA MXD6 m−キシリレンジアミン、アジピン酸
AA/BB−ポリマー
PA6I ヘキサメチレンジアミン、イソフタル酸
PA6−3−T トリメチルヘキサメチレンジアミン、テレフタル酸
PA6/6T (PA6およびPA6Tを参照のこと)
PA6/66 (PA6およびPA66を参照のこと)
PA6/12 (PA6およびPA12を参照のこと)
PA66/6/610 (PA66、PA6およびPA610を参照のこと)
PA6I/6T (PA6IおよびPA6Tを参照のこと)
PA PACM 12 ジアミノジシクロヘキシルメタン、ラウリンラクタム
PA6I/6T/PACM 例えばPA6I/6T+ジアミノジシクロヘキシルメタン
PA12/MACMI ラウリンラクタム、ジメチル−ジアミノジシクロヘキシルメタン、イソフタル酸
PA12/MACMT ラウリンラクタム、ジメチル−ジアミノジシクロヘキシルメタン、テレフタル酸
PA PDA−T フェニレンジアミン、テレフタル酸。
熱可塑性成形材料は、成分B)として本発明により、少なくとも1つのポリエチレンイミン−ホモポリマーまたは−コポリマー0.1〜5質量%を含有する。有利には、B)の割合は、A)〜E)に対して0.3〜4質量%および殊に0.5〜3質量%である。
本発明の意味におけるポリエチレンイミンは、ホモ−のみならずまたコポリマーとも理解され、これらは例えば、見出し語"Aziridine"でのUllmann Electronic Releaseにおける方法またはWO−A94/12560に従って得られる。
一般的に、ホモポリマーは、酸を分解する化合物、酸またはルイス酸の存在における水溶液または有機溶液中でのエチレンイミン(アジリジン)の重合により得られる。この種のホモポリマーは、一般に第一級、第二級および第三級アミノ基を約30%:40%:30%の比において含有する分岐ポリマーである。一般的に、アミノ基の分布は13C−NMR分光法を用いて測定されうる。
有利には、コモノマーとして、少なくとも2個のアミノ官能基を有する化合物が使用される。適切なコモノマーとして、例えばアルキレン基中に2〜10個のC原子を有するアルキレンジアミンが挙げられ、その際、エチレンジアミンおよびプロピレンジアミンが有利である。さらに、適切なコモノマーは、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ジプロピレントリアミン、トリプロピレンテトラミン、ジヘキサメチレントリアミン、アミノプロピルエチレンジアミンおよびビスアミノプロピルエチレンジアミンである。
通常、ポリエチレンイミンは、100〜3000000、有利には800〜2000000の平均分子量(質量平均)を有する(光散乱を用いて測定)。
それだけではなく、ポリエチレンイミンと、官能基として少なくとも1つのハロゲンヒドリン−、グリシジル−、アジリジン−、イソシアネート単位またはハロゲン原子を有する二−または多官能性架橋剤との反応により得られる架橋性ポリエチレンイミンが適している。例として、ポリアルキレングリコールと、エチレンオキシド−および/またはプロピレンオキシド単位2〜100とのエピクロロヒドロリンまたはビスクロロヒドリンエーテルならびにDE−A19931720およびUS4144123の中で記載された化合物が挙げられる。架橋性ポリエチレンイミンの製造法は、なかでも上記の文献ならびにEP−A895521およびEP−A25515から公知である。
さらに、グラフト化ポリエチレンイミンが適しており、その際、グラフト剤としてポリエチレンイミンのアミノ基もしくはイミノ基と反応しうる全ての化合物が使用されうる。適切なグラフト剤およびグラフト化ポリエチレンイミンの製造法は、例えばEP−A675914から読み取ることができる。
本発明の意味において同様に適切なポリエチレンイミンは、通常、ポリエチレンイミンとカルボン酸、それらのエステルまたは無水物、カルボン酸アミドまたはカルボン酸ハロゲン化物との反応により得られるアミド化ポリマーである。ポリエチレンイミン鎖中のアミド化窒素原子の割合に応じて、アミド化ポリマーは、記載された架橋剤により後から架橋されうる。この際、有利には、引き続く架橋反応のためになお十分に第一級および/または第二級窒素原子を供給できるように、アミノ官能基の30%までがアミド化される。
そのうえ、例えばポリエチレンイミンとエチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドとの反応より得られるアルコキシル化ポリエチレンイミンが適している。この種のアルコキシル化ポリマーも引き続き架橋することができる。
さらに適切な本発明によるポリエチレンイミンとして、ヒドロキシル基含有ポリエチレンイミンおよび両性ポリエチレンイミン(アニオン性基の組み込み)ならびに、一般に、長鎖炭化水素基のポリマー鎖中への組み込みにより得られる親油性ポリエチレンイミンが挙げられる。この種のポリエチレンイミンの製造法は当業者に公知であり、そのためこれに関してさらに細かく立ち入る必要はない。
成分C)として、本発明による成形材料は、潤滑剤0.05〜3質量%、有利には0.1〜1.5質量%および殊に0.1〜1質量%を含有する。
有利なのは、10〜44個のC原子、有利には12〜40個のC原子を有する脂肪酸のAl塩、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩またはエステルまたはアミドである。
金属イオンは、有利にはアルカリ土類金属およびAlであり、その際、CaまたはMgがとりわけ有利である。
有利な金属塩は、ステアリン酸Caおよびモンタン酸Caならびにステアリン酸Alである。
また種々の塩の混合物も使用されえ、その際、混合比は任意である。
カルボン酸は1−または2価であってよい。例として、ペラルゴン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、マルガリン酸、ドデカン二酸、ベヘン酸およびとりわけ有利にはステアリン酸、カプリン酸ならびにモンタン酸(30〜40個のC原子を有する脂肪酸の混合物)が挙げられる。
脂肪族アルコールは1〜4価であってよい。アルコールのための例は、n−ブタノール、n−オクタノール、ステアリルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、ペンタエリトリトールであり、その際、グリセリンおよびペンタエリトリトールが有利である。
脂肪族アミンは1〜3価であってよい。このための例は、ステアリルアミン、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジ(6−アミノヘキシル)アミンであり、その際、エチレンジアミンおよびヘキサメチレンジアミンがとりわけ有利である。有利なエステルまたはアミドは、それに相応してジステアリン酸グリセリン、トリステアリン酸グリセリン、ジステアリン酸エチレンジアミン、モノパルミチン酸グリセリン、トリラウリン酸グリセリングリセリン、モノベヘン酸グリセリンおよびテトラステアリン酸ペンタエリトリトールである。
種々のエステルまたはアミドの混合物またはアミドとの組み合わせにおけるエステルも使用されえ、その際、混合比は任意である。
成分Dとして、本発明による成形材料は、Cu−安定剤、有利にはハロゲン化銅(I)、殊にハロゲン化アルカリ、有利にはKとの混合物において、殊に1:4の比において、または立体障害フェノールまたはそれらの混合物0.05〜3質量%、有利には0.1〜1.5質量%および殊に0.1〜1質量%を含有する。
1価の銅の塩として、有利には酢酸銅(I)、塩化銅(I)、臭化銅およびヨウ化銅が考慮に入れられる。それらはポリアミドに対して、銅5〜500ppm、有利には10〜250ppmの量で含有されている。
殊に、有利な特性は、銅がポリアミド中で分子配向して存在する場合に得られる。これは成形材料に、ポリアミド、1価の銅の塩およびハロゲン化アルカリを均質な固溶体の形で含有する濃縮物が添加される場合に達成される。典型的な濃縮物は、例えばポリアミド79〜95質量%と、ヨウ化銅または臭化銅およびヨウ化カリウムとからなる混合物21〜5質量%とからなる。銅の均質な固溶体の濃縮物は、溶液の全質量に対して、有利には0.3〜3質量%、殊に0.5〜2質量%であり、かつヨウ化銅(I)対ヨウ化カリウムのモル比は1〜11.5、有利には1〜5である。
濃縮物のための適切なポリアミドは、ホモポリアミドおよびコポリアミドであり、殊にポリアミド6およびポリアミド6.6である。
立体障害フェノールD)として、原則的に、フェノール環上に立体的に要求の多い基を有するフェノール構造を有する全ての化合物が適している。
有利には、例えば式
Figure 0005118976
の化合物が考慮に入れられ、式中:
およびRは、アルキル基、置換されたアルキル基または置換されたトリアゾール基であり、その際、基RおよびRは、同じであるかまたは異なっていてよくかつRは、アルキル基、置換されたアルキル基、アルコキシ基または置換されたアミノ基である。
記載された種類の酸化防止剤は、例えばDE−A2702661(US−A4360617)の中で記載される。
有利な立体障害フェノールのさらに他の基は、置換されたベンゼンカルボン酸、殊に置換されたベンゼンプロピオン酸から誘導される。
この部類からのとりわけ有利な化合物は、式
Figure 0005118976
[式中、R、R、RおよびRは、互いに無関係に、C〜C−アルキル基であり、該基はそれらの側で置換されていてよく(少なくともそれらの中の一つは立体的に要求の多い基である)かつRは、主鎖中にC−O−結合も有してよい、1〜10個のC原子を有する2価の脂肪族基である]
の化合物である。
この式に相応する有利な化合物は、
Figure 0005118976
(Ciba−Geigy社のIrganox(R)245)
Figure 0005118976
(Ciba−Geigy社のIrganox(R)259)
である。
例えば挙げられるのは、立体障害フェノールとして:
2,2'−メチレン−ビス−(4−メチル−6−tert.−ブチルフェノール)、1,6−ヘキサンジオール−ビス[3−(3,5−ジ−tert.−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−プロピオネート]、ペンタエリトリチル−テトラキス−[3−(3,5−ジ−tert.−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−プロピオネート]、ジステアリル−3,5−ジ−tert.−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネート、2,6,7−トリオキサ−1−ホスファビシクロ−[2.2.2]オクト−4−イル−メチル−3,5−ジ−tert.−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナメート、3,5−ジ−tert.−ブチル−4−ヒドロキシフェニル−3,5−ジステアリル−チオトリアジルアミン、2−(2'−ヒドロキシ−3'−ヒドロキシ−3',5'−ジ−tert.−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2,6−ジ−tert.−ブチル−4−ヒドロキシメチルフェノール、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス−(3,5−ジ−tert.−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−ベンゼン、4,4'−メチレン−ビス−(2,6−ジ−tert.−ブチルフェノール)、3,5−ジ−tert.−ブチル−4−ヒドロキシベンジル−ジメチルアミンの全てである。
2,2'−メチレン−ビス−(4−メチル−6−tert.−ブチルフェノール)、1,6−ヘキサンジオール−ビス−(3,5−ジ−tert.−ブチル−4−ヒドロキシフェニル]−プロピオネート(Irganox(R)259)、ペンタエリトリチル−テトラキス−[3−(3,5−ジ−tert.−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]ならびにN,N'−ヘキサメチレン−ビス−3,5−ジ−tert.−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナミド(Irganox(R)1098)および、とりわけ良好に適している、上で既に記載されたCiba Geigy社のIrganox(R)245がとりわけ効果的であると判明しかつそれゆえ有利には使用される。
個々にまたは混合物として使用されうる酸化防止剤(D)は、成形材料A)〜E)の全質量に対して、0.05〜3質量%、有利には0.1〜1.5質量%、殊に0.1〜1質量%の量で含有されている。
大抵の場合、フェノール性ヒドロキシ基に対するオルト位置において最大で1個の立体障害基を有する立体障害フェノールがとりわけ有利であることが判明した;殊に比較的長い期間にわたる散乱光における貯蔵に際しての色安定性の評価に際して。
成分E)として、本発明による成形材料は、さらに他の添加剤および加工助剤0〜60質量%、殊に50質量%までを含有してよい。
さらに他の通常の添加剤E)は、例えばゴム弾性ポリマー(しばしばまた耐衝撃性改良剤、エラストマーまたはゴムとも呼ばれる)40質量%まで、有利には30質量%までの量である。
極めて一般的に、それは有利には以下のモノマーの少なくとも2つから構成されているコポリマーである:エチレン、プロピレン、ブタジエン、イソブテン、イソプレン、クロロプレン、ビニルアセテート、スチレン、アクリロニトリルおよびアルコール成分中に1〜18個のC原子を有するアクリル−もしくはメタクリル酸エステル。
この種のポリマーは、例えばHouben−Weyl、Methoden der organischen Chemie、第14/1巻(Georg−Thieme−Verlag、Stuttgart、1961)、第392頁〜第406頁中に、およびC.B.Bucknall"Toughened Plastics"(Applied Science Publishers、London、1977)の研究論文中に記載される。
以下では、このようなエラストマーの幾つかの有利な種類が紹介される。
このようなエラストマーの有利な種類は、いわゆるエチレン−プロピレン(EPM)もしくはエチレン−プロピレン−ジエン−(EPDM)−ゴムである。
一般的に、EPM−ゴムは、実際には二重結合をもはや有さず、一方でEPDM−ゴムは二重結合1〜20/C原子100を有しうる。
EPDM−ゴムのためのジエン−モノマーとして、例えば、イソプレンおよびブタジエンのような共役ジエン、ペンタ−1,4−ジエン、ヘキサ−1,4−ジエン、ヘキサ−1,5−ジエン、2,5−ジメチルヘキサ−1,5−ジエンおよびオクタ−1,4−ジエンのような5〜25個のC原子を有する非共役ジエン、シクロペンタジエン、シクロヘキサンジエン、シクロオクタジエンおよびジシクロペンタジエンのような環状ジエンならびにアルケニルノルボルネン、例えば5−エチリデン−2−ノルボルネン、5−ブチリデン−2−ノルボルネン、2−メタリル−5−ノルボルネン、2−イソプロペニル−5−ノルボルネンおよび3−メチルトリシクロ(5.2.1.02.6)−3,8−デカジエンのようなトリシクロジエンまたはそれらの混合物が挙げられる。有利なのはヘキサ−1,5−ジエン、5−エチリデンノルボルネンおよびジシクロペンタジエンである。有利には、EPDM−ゴムのジエン含有率は、ゴムの全質量に対して0.5〜50質量%、殊に1〜8質量%である。
有利には、EPM−もしくはEPDM−ゴムは、反応性カルボン酸またはそれらの誘導体によってもグラフト化されていてよい。この場合、例えばアクリル酸、メタクリル酸およびそれらの誘導体、例えばグリシジル(メタ)アクリレート、ならびにマレイン酸無水物が挙げられる。
有利なゴムのさらに他の群は、エチレンとアクリル酸および/またはメタクリル酸および/またはこれらの酸のエステルとのコポリマーである。付加的にゴムは、さらにジカルボン酸、例えばマレイン酸およびフマル酸またはこれらの酸の誘導体、例えばエステルおよび無水物、および/またはエポキシ基を含有するモノマーを含有してよい。有利には、ジカルボン酸誘導体もしくはエポキシ基を含有するこれらのモノマーは、一般式IまたはIIまたはIIIまたはIV
Figure 0005118976
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Figure 0005118976
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の、ジカルボン酸もしくはエポキシ基を含有するモノマーのモノマー混合物への添加によりゴム中に組み込まれ、その際、R〜Rは、水素または1〜6個のC原子を有するアルキル基でありかつmは0〜20の整数であり、gは0〜10の整数でありかつpは0〜5の整数である。
有利には、R〜Rは水素であり、その際、mは0または1でありかつgは1である。それに相応する化合物は、マレイン酸、フマル酸、マレイン酸無水物、アリルグリシジルエーテルおよびビニルグリシジルエーテルである。
式I、IIおよびIVの有利な化合物は、マレイン酸、マレイン酸無水物およびエポキシ基を含有する、アクリル酸および/またはメタクリル酸のエステル、例えばグリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレートおよび第三級アルコールとのエステル、例えばt−ブチルアクリレートである。たしかに後者のものは遊離カルボキシル基を有さないが、しかしその挙動において遊離酸に近づきかつそれゆえ潜在性カルボキシル基を有するモノマーと呼ばれる。
有利には、コポリマーは、50〜98質量%のエチレン、0.1〜20質量%のエポキシ基を含有するモノマーおよび/またはメタクリル酸および/または酸無水物基を含有するモノマーならびに(メタ)アクリル酸エステルの残留する量とからなる。
とりわけ有利なのは、
エチレン50〜98質量%、殊に55〜95質量%、
グリシジルアクリレートおよび/またはグリシジルメタクリレート、(メタ)アクリル酸および/またはマレイン酸無水物0.1〜40質量%、殊に0.3〜20質量%、および
n−ブチルアクリレートおよび/または2−エチルヘキシルアクリレート1〜45質量%、殊に5〜40質量%
からなるコポリマーである。
さらに有利な、アクリル−および/またはメタクリル酸のエステルは、メチル−、エチル−、プロピル−およびイソブチル−もしくはt−ブチルエステルである。
その他に、ビニルエステルおよびビニルエーテルもコモノマーとして使用されうる。
上で既に記載されたエチレンコポリマーは、それ自体公知の方法に従って製造されえ、有利には、高い圧力および高温下でのランダム共重合により製造されうる。それに相応する方法は、一般的に公知である。
有利なエラストマーはまたエマルジョンポリマーであり、その製造は、例えばBlackleyによる研究論文"Emulsion Polymerization"の中で記載される。使用可能な乳化剤および触媒は、それ自体公知である。
原則的に、均質に構成されたエラストマーまたはしかしシェル構造を有するものも使用されうる。シェルタイプの構造は、個々のモノマーの添加順序により決定される;ポリマーの形態もまたこの添加順序の影響を受ける。
エラストマーのゴム部分を製造するためのモノマーとしてこの場合、単に代表物質として、アクリレート、例えばn−ブチルアクリレートおよび2−エチルヘキシルアクリレート、それに相応するメタクリレート、ブタジエンおよびイソプレンならびにそれらの混合物が挙げられる。これらのモノマーは、さらに他のモノマー、例えばスチレン、アクリロニトリル、ビニルエーテルおよびさらに他のアクリレートまたはメタクリレート、例えばメチルメタクリレート、メチルアクリレート、エチルアクリレートおよびプロピルアクリレートと共重合されうる。
エラストマーの(0℃以下のガラス転移温度を有する)ソフト−またはゴム相は、コア、外側の被覆(Huelle)または(2つ以上のシェル構造を有するエラストマーの場合)中間シェルであってよい;複数のシェル構造のエラストマーの場合、複数のシェルもまたゴム相からなってよい。
ゴム相の他に、さらに(20℃以上のガラス転移温度を有する)1つ以上のハード成分がエラストマーの構造に関与している場合、一般的にこれらは、スチレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、アクリル酸エステルおよびメタクリル酸エステル、例えばメチルアクリレート、エチルアクリレートおよびメチルメタクリレートを主要モノマーとして重合することにより製造される。その他に、この場合も、さらに他のコモノマーのわずかな割合が使用されうる。
幾つかの場合、表面上に反応性基を有するエマルジョンポリマーを使用することが有利であることがわかった。この種の基は、エポキシ−、カルボキシル−、潜在性カルボキシル−、アミノ−またはアミド基、ならびに一般式
Figure 0005118976
[式中、置換基は以下の意味を有してよい:
10は、水素またはC〜C−アルキル基であり、
11は、水素、C〜C−アルキル基またはアリール基、殊にフェニルであり、
12は、水素、C〜C10−アルキル−、C〜C12−アリール基または−OR13であり、
13は、C〜C−アルキル−またはC〜C12−アリール基であり、これらは場合によりO−またはN−含有基で置換されていてよく、
Xは、化学結合、C〜C10−アルキレン−またはC〜C12−アリーレン基または
Figure 0005118976
Yは、O−ZまたはNH−Zでありかつ
Zは、C〜C10−アルキレンまたはC〜C12−アリーレン基である]
のモノマーの併用により導入されうる官能基である。
EP−A208187の中で記載されたグラフトモノマーも、表面上に反応性基を導入するのに適している。
さらに他の例として、なおアクリルアミド、メタクリルアミド、およびアクリル酸またはメタクリル酸の置換されたエステル、例えば(N−t−ブチルアミノ)−エチルメタクリレート、(N,N−ジメチルアミノ)エチルアクリレート、(N,N−ジメチルアミノ)−メチルアクリレートおよび(N,N−ジエチルアミノ)エチルアクリレートが挙げられる。
さらに、ゴム相の粒子は架橋されていてもよい。架橋剤として作用するモノマーは、例えばブタ−1,3−ジエン、ジビニルベンゼン、ジアリルフタレートおよびジヒドロジシクロペンタジエニルアクリレートならびにEP−A50265で記載された化合物である。
さらになお、いわゆるグラフト架橋モノマー(グラフト結合モノマー(graft-linking monomers))、つまり、重合の際に異なった速度で反応する2つ以上の重合可能な二重結合を有するモノマーが使用されうる。有利には、少なくとも1個の反応性基は残りのモノマーとほぼ同じ速度で重合し、一方で他方の反応性基(または反応性基)は、例えば明らかによりゆっくりと重合するような化合物が使用される。この異なった重合速度は、不飽和二重結合の特定の割合をゴム中に生じさせる。引き続きそのようなゴム上にさらに別の相がグラフト化されると、ゴム中に存在する二重結合は、少なくとも部分的にグラフトモノマーと反応して化学結合を形成し、つまり、グラフト化相は少なくとも部分的に化学結合を介してグラフトベースと結合している。
そのようなグラフト架橋モノマーのための例は、アリル基を含有するモノマー、殊にエチレン性不飽和カルボン酸のアリルエステル、例えばアリルアクリレート、アリルメタクリレート、ジアリルマレエート、ジアリルフマレート、ジアリルイタコネートまたはこれらのジカルボン酸の相応するモノアリル化合物である。その他に、多数のさらに他の適切なグラフト架橋モノマーが存在する;さらなる詳細に関しては、この場合、例えばUS−PS4148846が指摘される。
一般的に、衝撃強さを改良するポリマーにおけるこれらの架橋モノマーの割合は、衝撃強さを改良するポリマーに対して5質量%まで、有利には3質量%未満である。
以下に幾つかの有利なエマルジョンポリマーが記載されている。まずここで、以下の構造を有する、コアおよび少なくとも1つの外側シェルを有するグラフトポリマーが挙げられるべきである:
Figure 0005118976
複数のシェル構造を有するグラフトポリマーの代わりに、均質な、つまりブタ−1,3−ジエン、イソプレンおよびn−ブチルアクリレートまたはそれらのコポリマーからなる単一シェルエラストマーも使用されうる。これらの生成物も、架橋性モノマーまたは反応性基を有するモノマーの併用により製造されうる。
有利なエマルジョンポリマーのための例は、n−ブチルアクリレート/(メタ)アクリル酸コポリマー、n−ブチルアクリレート/グリシジルアクリレート−またはn−ブチルアクリレート/グリシジルメタクリレート−コポリマー、n−ブチルアクリレートからのまたはブタジエンベースの内部コアと、上で既に記載されたコポリマーからなる外側の被覆とを有するグラフトポリマーおよびエチレンと、反応性基を提供するコモノマーとのコポリマーである。
記載されたエラストマーはまた他の通常の方法に従って、例えば懸濁重合により製造されうる。
DE−A3725576、EP−A235690、DE−A3800603およびEP−A319290の中で記載されるシリコーンゴムも同様に有利である。
当然のことながら、上で既に記載されたゴムタイプの混合物も使用されうる。
繊維−または粒子状のフィラーE)として、炭素繊維、ガラス繊維、ガラスビーズ、非晶質性シリカ、ケイ酸カルシウム、メタケイ酸カルシウム、カルボン酸マグネシウム、カオリン、チョーク、粉末石英、マイカ、硫酸バリウムおよび長石が挙げられ、これらは50質量%まで、殊に1〜40質量%、有利には10〜30質量%の量において使用される。
有利な繊維状フィラーとして、炭素繊維、アラミド繊維およびチタン酸カリウム繊維が挙げられ、その際、ガラス繊維はE−ガラスとしてとりわけ有利である。これらは市販の形においてロービングまたはチョップトガラス(Schnittglas)として使用されうる。
繊維状フィラーは、熱可塑性物質との相溶性を改善するためにシラン化合物により表面処理されていてもよい。
適切なシラン化合物は、一般式
Figure 0005118976
[式中、置換基は以下の意味を有する:
Xは、NH−、
Figure 0005118976
、HO−、
nは、2〜10、有利には3〜4の整数であり
mは、1〜5、有利には1〜2の整数であり
kは、1〜3、有利には1の整数である]
のものである。
有利なシラン化合物は、アミノプロピルトリメトキシシラン、アミノブチルトリメトキシシラン、アミノプロピルトリエトキシシラン、アミノブチルトリエトキシシラン、ならびに置換基Xとしてグリシジル基を含有するそれに相応するシランである。
一般的に、シラン化合物は、表面被覆のために(Cに対して)0.01〜2質量%、有利には0.025〜1.0質量%および殊に0.05〜0.5質量%の量において使用される。
適切なのはまた針状のミネラルフィラーである。
針状のミネラルフィラーは、本発明の意味において非常に顕著な針状特性を有するミネラルフィラーと理解される。例として、針状のウォラストナイトが挙げられる。有利には、L/D−(長さ/直径)−8:1〜35:1の、有利には8:1〜11:1の比を有する。ミネラルフィラーは、場合により上で既に記載されたシラン化合物により前処理されていてよい;しかしながら、前処理は絶対に必要というわけではない。
さらに他のフィラーとして、有利には0.1〜10%の量における、カオリン、か焼カオリン、ウォラストナイト、タルクおよびチョークならびに付加的にプレートレット(plaettchen)−または針状のナノフィラーが挙げられる。有利には、このためにベーマイト、ベントナイト、モンモリロナイト、バーミキュライト、ヘクトライトおよびラポナイトが使用される。プレートレット状のナノフィラーと有機バインダーとの良好な相容性を得るために、プレートレット状ナノフィラーは公知技術に従って有機変性される。本発明によるナノコンポジットへのプレートレット−または針状のナノフィラーの添加により、機械的強度がさらに上昇することになる。
成分E)として、本発明による熱可塑性成形材料は、通常の加工助剤、例えば安定剤、酸化抑制剤、紫外光による熱分解および分解に対する作用物質、潤滑剤および離型剤、着色剤、例えば染料および顔料、核剤、可塑剤、難燃剤等を含有してよい。
酸化抑制剤および熱安定剤のための例として、熱可塑性成形材料の質量に対して1質量%までの濃度における、立体障害フェノールおよび/またはホスフィットおよびアミン(例えばTAD)、ヒドロキノン、芳香族第二級アミン、例えばジフェニルアミン、種々の置換されたこれらの基の代表物質およびそれらの混合物が挙げられる。
一般的に成形材料に対して2質量%までの量において使用されるUV−安定剤として、種々の置換されたレゾルシン、サリチレート、ベンゾトリアゾールおよびベンゾフェノンが挙げられる。
無機顔料、例えば二酸化チタン、ウルトラマリンブルー、酸化鉄およびカーボンブラック、さらに、有機顔料、例えばフタロシアニン、キナクリドン、ペリレンならびに染料、例えばニグロシンおよびアントラキノンが着色剤として添加されうる。
核剤として、ナトリウムフェニルホスフィナート、酸化アルミニウム、二酸化ケイ素ならびに有利にはタルクが使用されうる。
本発明による熱可塑性成形材料は、出発成分を通常の混合装置、例えばスクリュー押出機、ブラベンダーミルまたはバンバリーミル中で混合しかつ引き続き押出すことによる、それ自体公知の方法に従って製造されうる。押出後、押出物は冷却されかつ破砕されうる。また個々の成分も前混合してよく、次いで残りの出発物質を個々におよび/または同様に混合して添加してもよい。混合温度は、一般に230〜320℃である。
さらに他の有利な処理方法に従って、成分B)〜D)ならびに場合によりE)をプレポリマーと混合し、調製しかつ顆粒状にしてよい。引き続き、得られた顆粒は固相で不活性ガス下において連続的または非連続的に成分A)の融点未満の温度で所望された粘度になるまで縮合される。
本発明による熱可塑性成形材料は、同時に良好な機械特性、ならびに明らかに改善された耐熱老化性での良好な流動性により特徴付けられる。
これらは、全ての種類の繊維、シートおよび成形品を製造するのに適している。以下に幾つかの例が挙げられる:シリンダーヘッドカバー、モーターサイクルカバー、インテークマニホールド、インタクーラーキャップ、プラグコネクタ、ギヤーホイール、クーリングファンホイール(Luefterraeder)、冷水容器(Kuehlwasserkaesten)。
電気および電子領域においては、流動性が改善されたポリアミドにより、プラグ、プラグ部材、プラグコネクタ、ケーブルハーネスコンポーネント、スイッチマウント(Schaltungstraeger)、スイッチマウントコンポーネント、三次元射出成形スイッチマウント、電気コネクタエレメント、メカトロニクスコンポーネントが製造されうる。
自動車室内では、ダッシュボード、ステアリングコラムスイッチ、シート部材、ヘッドレスト、センターコンソール、ギヤボックスコンポーネントおよびドアモジュールのための使用、自動車室外では、ドアハンドル、ドアミラーコンポーネント、ウインドウワイパコンポーネント、ウインドウワイパ保護ケーシング、グリル、ルーフレール、サンルーフフレーム、モーターカバー、シリンダーヘッドカバー、インテークマニホールド、ウインドウワイパならびにボディ外側部材のための使用が可能である。
台所−および家庭領域のために、流動性が改善されたポリアミドの使用により、台所用品のコンポーネント、例えばフライヤー、アイロン(Buegeleisen)、ボタンの製造、ならびに園芸−余暇領域における適用、例えば灌漑システムまたは園芸用品およびドアハンドルのためのコンポーネントの製造が可能である。

以下の成分を使用した:
成分A:
ISO307に従って25℃で96質量%の硫酸における0.5質量%の溶液中で測定された、150ml/gの粘度数を有するポリアミド6(ポリカプロラクタム)(BASF AGのUltramid(R)B3を使用した)。
B)ポリエチレンイミン
M=25000g/モル PEIホモポリマー、第一級アミノ基対第二級アミノ基対第三級アミノ基の比1:1.1:0.7(13C−NMRにより測定)(=BASF AGの市販製品LUPASOL(R)WF)
C)モンタン酸カルシウム
D1)比1:4におけるCu/K
D2)Ciba Spezialitaetenchemie GmbH社のIrganox(R)1098
Figure 0005118976
E)ガラス繊維
成形材料を、ZSK30において10kg/hのスループットおよび約260℃の均一な温度プロフィールで製造した。
以下の測定を実施した:
ISO527に従う引張試験、空気循環炉内における200℃での熱貯蔵前および熱貯蔵後の機械的特性値
VZ:96%の硫酸中においてc=5g/L、ISO307に従う
MVR:275℃、5kg、4分、ISO1133に従う
フロースパイラル(Fliessspirale):280℃/70℃。1000bar、2mm
成形材料の組成および測定の結果は、表から読み取ることができる。
Figure 0005118976
空気循環乾燥炉内における200℃での熱貯蔵前および熱貯蔵後の機械的特性値
Figure 0005118976

Claims (8)

  1. A)少なくとも1つの熱可塑性ポリアミド30〜95質量%、
    B)少なくとも1つのポリエチレンイミンホモポリマーまたはポリエチレンイミンコポリマー質量%、
    C)潤滑剤0.05〜3質量%、
    D)銅含有安定剤0.05〜3質量%、
    E)さらに他の添加剤0〜60質量%、
    (その際、成分A)〜E)の質量百分率の合計は100%である)を含有する熱可塑性成形材料。
  2. ポリエチレンイミンポリマーが、
    −エチレンイミンのホモポリマー、
    −エチレンイミンと、少なくとも2個のアミノ基を有するアミンとからのコポリマー、
    −架橋ポリエチレンイミン、
    −グラフト化ポリエチレンイミン、
    −ポリエチレンイミンと、カルボン酸またはカルボン酸エステル、カルボン酸無水物、カルボン酸アミドまたはカルボン酸ハロゲン化物との反応により得られるアミド化ポリマー、
    −アルコキシル化ポリエチレンイミン、
    −ヒドロキシル基含有ポリエチレンイミン、
    −両性ポリエチレンイミン、および
    −親油性ポリエチレンイミン
    から選択されている、請求項1記載の熱可塑性成形材料。
  3. 成分C)が、10〜44個のC原子を有する脂肪酸のAl塩またはアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩またはエステルまたはアミドから構成されている、請求項1または2記載の熱可塑性成形材料。
  4. 成分C)が、10〜44個のC原子を有する脂肪酸のカルシウム塩から構成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の熱可塑性成形材料。
  5. 銅含有安定剤D)がハロゲン化銅である、請求項1から4までのいずれか1項記載の熱可塑性成形材料。
  6. D)が、比1:4におけるCuI:KIから構成されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の熱可塑性成形材料。
  7. 全ての種類の繊維、シートまたは成形品を製造するための、請求項1から6までのいずれか1項記載の熱可塑性成形材料の使用。
  8. 請求項1から6までのいずれか1項記載の熱可塑性成形材料から得られる、全ての種類の繊維、シートまたは成形品。
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