JP5118715B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、固体撮像装置に関する。
近年、固体撮像装置に対する小型化および多画素化の要求に基づき、画素サイズの微細化が急激に進んでいる。特に、カメラモジュールの小型化と多画素化の要求を両立する必要から、カメラ機能付き携帯電話向け撮像素子において画素微細化への要求が強く、その画素サイズは1.7μmから1.4μmへと移行しつつあり、さらには1.1μmピッチの画素開発が進められている。
しかし、画素微細化に伴いSN比が低下する傾向は避けられない。特に、可視光に対する単結晶シリコンの吸収係数が低いために、光電変換を行うためのフォトダイオードの深さとして3μm以上を維持する必要がある。このことから、画素サイズの微細化に伴い、画素断面構造におけるフォトダイオードのアスペクト比が増大することは避けられない。その結果として、斜め入射光に起因するクロストーク雑音が増加してしまう。このクロストーク雑音を抑制することは、画素微細化のトレンドにおける重要な課題となっている。このように、画素微細化におけるSN比の低下を抑制するためには、クロストーク雑音を抑制することが重要である。
クロストーク雑音を抑制する際には、フォトダイオードの雑音を増加させないことも重要である。固体撮像装置のフォトダイオード雑音については、SiとSiO膜との界面準位における発生電流がフォトダイオードに流入することを防止するために、SiとSiO膜との界面近傍に高濃度のp不純物領域を形成する、いわゆる埋め込みフォトダイオード構造が極めて有効であり、固体撮像装置における標準技術となっている。
しかし、埋め込みフォトダイオード構造を形成するために、界面近傍において高濃度のp不純物領域を極薄く形成することは困難であり、その厚さは100nm以上となることが一般的である。
一方、クロストーク雑音を抑制するためには、フォトダイオードにおける光吸収効率を高めることで、フォトダイオードを薄層化することが有効である。これは、斜め入射光の侵入長を短くすることで、斜め入射光が隣接画素に侵入することを防止することができるからである。
光吸収係数が低い単結晶シリコンからなるフォトダイオードを薄層化するために、表面プラズモン共鳴により局在化した強電場を形成することが有効であることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−38352号公報
しかしながら、強電場が局在する領域は、表面プラズモン共鳴構造の極近傍であり、前述の埋め込みフォトダイオード構造における界面近傍における高濃度のp不純物領域に含まれてしまう。この界面近傍における高濃度のp不純物領域において光電変換された信号電子は、フォトダイオードに流入しないために、光感度に寄与することなく失われてしまい、感度は向上しない。
一方、感度向上のために、界面近傍において高濃度のp不純物領域を形成しなければ、感度は向上するものの、SiとSiO膜との界面準位からの発生電流もフォトダイオードに流入してしまうので雑音が増加し、SN比が悪化し、結果的には高感度特性を得ることができない。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであって、微細化しても高いSN比を得ることのできる固体撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様による固体撮像装置は、第1導電型の半導体基板上に設けられた複数の画素であって、それぞれが前記半導体基板の第1面側から入射する光を信号電荷に変換し蓄積する第2導電型の半導体領域を有する複数の画素と、前記半導体基板の前記第1面と反対の第2面側に設けられ、前記画素に蓄積された信号電荷を読み出すための読み出し回路と、前記半導体領域の前記光が入射する側の面上に周期的に設けられた微細金属構造と、微細金属構造と前記半導体領域との間に設けられた絶縁膜と、を備えていることを特徴とする。
また、本発明の第2の態様による固体撮像装置は、第1導電型の半導体基板上に設けられた複数の画素であって、それぞれが前記半導体基板の第1面側から入射する光を信号電荷に変換し蓄積する第2導電型の半導体領域を有する複数の画素と、前記半導体基板の前記第1面側に設けられ、前記画素に蓄積された信号電荷を読み出すための読み出し回路と、前記半導体領域の前記光が入射する側の面上に周期的に設けられた微細金属構造と、前記微細金属構造と前記半導体領域との間に設けられた絶縁膜と、を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、微細化しても高いSN比を得ることの可能な固体撮像装置を提供することができる。
第1実施形態による固体撮像装置を示す平面図。 第1実施形態による固体撮像装置の画素の回路図。 第1実施形態の固体撮像装置を示す断面図。 微細金属構造による強電場領域の局在化を説明する図。 シリコンと絶縁膜との界面近傍における正孔の濃度の分布を示す図。 シリコンと絶縁膜との界面近傍における正孔の濃度の分布を示す図。 微細金属構造とシリコンとの間に設けられるSiO膜の厚さを変えた場合における近接場強度のスペクトルを示す図。 微細金属構造とシリコンとの間にSiO膜とHfO膜との積層構造を用いた場合における近接場強度のスペクトルを示す図。 微細金属構造と近接場スペクトルのピーク波長との関係を示す図。 微細金属構造のピッチを変えた場合における近接場強度のスペクトルを示す図。 微細金属構造の配置を正方格子および三角格子とした場合における近接場強度のスペクトルを示す図。 単板カラー素子の画素部における微細金属構造のピッチが各色により異なることを説明する図。 単板カラー素子の画素部において、青色を検出する画素にのみ微細金属構造を設けない場合を説明する図。 単板カラー素子の画素部における微細金属構造のピッチが各色により異なることを説明する図。 Auからなる微細金属構造の透過率のスペクトルを示す図。 図16(a)、16(b)は、Near−FieldおよびFar−Fieldのスペクトルを示す図。 図17(a)、17(b)は微細金属構造に残部が存在しない場合および存在する場合を説明する断面図。 図18(a)は微細金属構造に残部が存在しない場合および存在する場合における近接場のスペクトルを示す図、図18(b)は微細金属構造に残部が存在しない場合および存在する場合における透過率のスペクトルを示す図。 第2実施形態による固体撮像装置の断面図。 固定電荷膜により誘起される正孔誘起層における正孔密度に関する深さ依存性を示す図。 固定電荷膜により誘起される正孔誘起層における正孔密度に関する深さ依存性を示す図。 第3実施形態による固体撮像装置の断面図。 第4実施形態による固体撮像装置の断面図。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いながら説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による固体撮像装置を図1に示す。本実施形態の固体撮像装置100は、撮像領域101に、マトリクス状に配列された、光電変換画素200が設けられている。光電変換画素200は光電変換により入射光信号を電気信号に変換する。また、この撮像領域101の周囲には、負荷トランジスタ部102、CDS回路部103、V選択回路104、H選択回路105、AGC(自動ゲイン制御回路)106、ADC(A/D変換器)107、デジタルアンプ108、TG(タイミングジェネレータ)回路109等が配置されている。ADC107は、CDS回路103と一体構成され、カラム型のCDS−ADC回路構成とすることも可能である。あるいは、TG109、AGC106、ADC107、デジタルアンプ108等を別チップにしても構わない。
撮像領域101を構成する、画素200内部の回路構成を図2に示す。図2において、下側の実線で囲まれた部分が、画素200の回路構成である。光電変換を行うフォトダイオード201は、転送トランジスタ202を介してフローティングディフュージョン203に接続され、フローティングディフュージョン203は、例えば、高濃度n型不純物領域からなっており、フローティングディフュージョン203をリセットするためのリセットトランジスタ204を介してVddに接続される。フローティングディフュージョン203は、増幅トランジスタ205のゲートに接続され、増幅トランジスタ205のドレインは駆動電圧Vddに接続され、増幅トランジスタ205のソースは選択トランジスタ206を介して垂直信号線207に接続される。垂直信号線207の一端は、図2の上側破線で囲まれた、撮像領域外部の負荷トランジスタ208を介してグラウンドに接続され、もう一端は撮像領域101の外部のCDS回路103(図1参照)に接続される。垂直信号線207を介して直列に接続される負荷トランジスタ208、増幅トランジスタ205はソースフォロア回路を構成し、フローティングディフュージョン203に発生する信号電圧をCDS回路103に出力する。
図2においては、単位画素200内部に光電変換、信号電荷蓄積、電荷/電圧変換、ソースフォロア回路形成のための機能を全て持たせているが、必要に応じて、複数のフォトダイオード201、転送トランジスタ202を一つのフローティングディフュージョン203に接続することで、その他の構成物であるフローティングディフュージョン203、リセットトランジスタ204、増幅トランジスタ205、選択トランジスタ206という画素内の回路を共有することが可能である。すなわち、2画素1セル構成、および4画素1セル構成等をとることにより、画素200の微細化への対応が容易になる。なお、図2において、増幅トランジスタ205と選択トランジスタ206との配置を入れ替えても良い。
次に、第1実施形態による固体撮像装置の断面構造を図3に示す。この実施形態の固体撮像装置は、裏面照射型の固体撮像装置であって、フォトダイオードを構成するn型不純物領域であるPD_n領域201aと、色フィルタ237との間の絶縁膜236内に、光の電場成分と共振する自由電子を有しかつ1μm以下の微細構造を持つ金属構造としての微細金属構造250が配置された構成となっている。この微細金属構造250は、それぞれがナノメートルのサイズ(例えば、20nm〜200nm)を有し、メッシュ状に周期的に配置された構成となっている。
このように、この第1実施形態の固体撮像装置は、p型シリコン基板(半導体基板)150の内部に、フォトダイオード201を構成するn型不純物領域(以下、PD_n領域ともいう)201aが形成されている。このPD_n領域201aとp型半導体基板150とからなるpn接合を有するフォトダイオード201(図2参照)において光電変換によって発生した信号電子はPD_n領域201aに蓄積される。そして、シリコン基板150の表面に形成された転送トランジスタ202をオンすることで、シリコン基板150の表面下に形成されたフォローティングデイフュージョン203に転送され、フローティングディフュージョン203とそのゲートとが電気的に接続された増幅トランジスタ205(図2参照)を変調することで、入射光量に応じた信号が読み出される。転送トランジスタ202、フォローティングデイフュージョン203、リセットトランジスタ204、増幅トランジスタ205、および選択トランジスタ206等が読み出し回路を構成する。
なお、本実施形態においては、フローティングディフュージョン203は、隣接する複数(本実施形態では2つ)の画素に共通に設けられている。これらの転送トランジスタ202および増幅トランジスタ205は層間絶縁膜230によって覆われており、この層間絶縁膜230中には、これらのトランジスタまたはフローティングディフュージョン203に接続される金属配線235が設けられている。また、層間絶縁膜230上には、支持基板300が設けられている。
PD_n領域201aは、低雑音化のためにシリコン基板150の内部に完全に埋め込まれた、いわゆる埋め込みフォトダイオード構造となっており、隣接画素との素子分離のための画素分離構造として高濃度のp不純物領域220、221が設けられている。p不純物領域220は、フローティングディフュージョン203の下面からp型シリコン基板150の裏面に貫通するように設けられている。また、p不純物領域221は、フローティングディフュージョン203を共有しない隣接する画素間に、p型シリコン基板150の表面から裏面に貫通するように設けられている。なお、PD_n領域201aと層間絶縁膜230との間の半導体基板150には、暗電流がPD_n領域201aに流れ込むのを防止するために、p領域210が設けられている。このp領域210には一定の電位(例えば、0V)が印加される。
本実施形態においては、フローティングディフュージョン203を共有する隣接する画素が存在するので、画素回路共有方式に対応している。すなわち、本実施形態による固体撮像装置の画素レイアウトは、フローティングディフュージョン203を共有する二つのフォトダイオードは、配線側のシリコン基板150の表面においては、フォトダイオード201/転送トランジスタ202/フローティングディフュージョン203/転送トランジスタ202/フォトダイオード201という順に並んで形成されている。そして、シリコン基板150の内部においては、フォトダイオード201/p不純物領域220/フォトダイオード201という順に並んで形成されている。
シリコン基板150の裏面側には、例えばSiOからなる絶縁膜236が設けられ、この絶縁膜236中に、撮像領域101内にメッシュ状に周期的に配置された微細金属構造250が設けられている。なお、絶縁膜236は、n型不純物領域であるPD_n領域201aと、微細金属構造250との間に設けられた絶縁膜236aと、微細金属構造250を覆う絶縁膜236bとを備えている。これらの微細金属構造250は、p型シリコン基板150に近接するように絶縁膜236中に設けられている。また、絶縁膜236(236b)中には、p不純物領域220、221と重なるように、光シールド240が設けられている。この絶縁膜236の、シリコン基板150とは反対側の面にカラーフィルタ237が設けられている。カラーフィルタ237は、PD_n領域201aに対応して設けられる。各カラーフィルタ237の、絶縁膜236と反対側の面にはマイクロレンズ239が設けられている。
本実施形態のように、メッシュ状に周期的に微細金属構造250が配置されている場合には、図4に示すように、微細金属構造250に光が照射されると、微細金属構造250の表面における自由電子が光の電場により集団的に振動し微細金属構造250の表面で分極状態になる。そして、この自由電子の集団振動は微細金属の末端部においては電子の運動が制限されるため、電子が溜まる状態になる。この結果、微細金属構造の末端部ではこの自由電子の密度が極端に高くなり、非常に強い電場が発生する。この結果、微細金属構造250の表面近傍で電場が大きく増幅される。すなわち、この微細金属構造の電場の動きは、Maxwellの式に従い、微細金属構造の近傍に強い「増強電場」を生じる。この電場は、伝播方向(本実施形態では、PD_n領域201aに向かう方向)に局所的に増強される。この増強された光の強さ(電場の強度)は、微細金属構造250からの距離が短い(深さが浅い)ほど、微細金属構造が配置されない場合の伝播光の強さよりも強く、微細金属構造250からの深さが深くなるにつれて急激に減少する。このように、表面プラズモン共鳴により局在化した強電場はシリコン(PD_n領域201a)中に伝播しないため、斜めに入射された光が隣接画素に侵入することは無くなり、その結果として、クロストーク雑音を大幅に低減することが可能となる。なお、図4においては、微細金属構造の材料として、Alを用いた。また、微細金属構造の材料としては、Al以外にAu、Agを用いても同じ効果を得ることができる。これは、プラズマ周波数より低い金属により構成された微細金属構造に、紫外、可視、赤外、マイクロ波を問わず、電磁波が照射された際に、共通しておこる現象である。このため、ほぼ全ての金属でプラズマ周波数以下であれば、本発明の一実施形態の微細金属構造として採用することが可能である。
また、本実施形態の微細金属構造が金属部分が連続である場合は、電気的な導通が取れるため、電極として使用することが可能である。この際の導電性は、構造的に一般の金属からなるため、抵抗値が高くないのが特徴である。たとえば、Alで本発明の一実施形態である金属部分が連続した微細金属構造を作成したときは、一般的なITOに比べ、1/10から1/100の低効率であるという特徴を持つ。
また、本発明の一実施形態として微細金属構造の金属部分が連続していない場合でも、上記で示した「増強電場」の原理により、強い電場は発生するため、本発明の効果を得ることができる。
また、本実施形態において、微細金属構造250に負電圧を印加することで、PD_n領域201aのSiとSiO膜236との界面近傍には、図3に示すように正孔誘起領域260が形成される。この正孔誘起領域260が形成されることで、SiとSiO膜236との界面準位での発生電流がPD_n領域201aに流入することを防止することが可能となり、低暗電流特性を維持することができる。このときの、負バイアス電圧は、絶縁膜の材料、厚さにより最適化することが重要であるが、低暗電流の特性を実現するための目安としては、界面近傍の正孔誘起領域260における正孔の体積密度として1×1018cm−3以上となるようにすれば良い。この低暗電流特性を実現するため、SiO膜の膜厚と負バイアス電圧の条件についてシミュレーションを行った結果を図5、図6に示す。
図5は、微細金属構造250と、PD_n領域201aとの間のSiO膜の膜厚を2nmとし、微細金属構造250に負電圧として−1V、−2V、−5V、−10Vをそれぞれ印加したときの、SiO膜との界面近傍のPD_n領域201aに誘起される正孔の濃度(cm−3)と、SiO膜との界面からの深さとの関係を示すグラフである。図5からわかるように、負電圧として−2V、−5V、−10Vを印加した場合は、ほぼ同じ特性を示す。このことから、微細金属構造250と、PD_n領域201aとの間のSiO膜の膜厚を2nmとした場合、微細金属構造に印加する負電圧は−2V〜−10Vであればよい。
図6は、微細金属構造250に負電圧として−2Vを印加し、微細金属構造250と、PD_n領域201aとの間のSiO膜の膜厚を、2nm、5nm、10nm、20nmと変化させた場合における、SiO膜との界面近傍のPD_n領域201aに誘起される正孔の濃度(cm−3)と、SiO膜との界面からの深さとの関係を示すグラフである。図6からわかるように、微細金属構造250に負電圧として−2Vを印加した場合、SiO膜の膜厚が2nm〜10nmであればよい。
さらに、微細金属構造を設けない、従来の固体撮像装置においては、可視光の中でも長波長である赤色光の光電変換効率を十分に得るために必要な5μm以上の厚さのPD_n領域を実現できないために、赤色光の感度を十分に高めることができなかった。しかし、本実施形態の固体撮像装置においては、入射光の表面プラズモン共鳴により、強電場が表面近傍に局在化し、その局在化した領域において光電変換が行われるので、赤色光に対する吸収係数が低い単結晶シリコンからなるPD_n領域においても十分に高い光電変換効率を得ることができるので、薄いPD_n領域でも高感度特性を得ることが可能となる。
また、一般的な低暗電流化構造を有する従来の固体撮像装置においては、PD_n領域との間のSiO膜との間の界面には高濃度のp不純物領域が設けられており、このp不純物領域の深さは0.1μm以上と厚いために、吸収係数の高い青色光の大部分がp不純物領域で吸収されてしまい、青色感度が低下してしまうという課題があった。しかし、本実施形態においては、界面近傍に誘起される正孔誘起領域260の深さは、10nm以下にまで薄く形成することが可能であるので、上記の微細金属構造により局所的に増強された強電場エネルギーを有効に吸収することになり、したがって、青色についても高感度にすることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、フォトダイオードの低暗電流特性を維持しながら、クロストーク雑音を大幅に抑制可能であり、さらに青色感度、赤色感度の向上効果もあるために、SN比の高い高感度の固体撮像装置を実現することが可能となる。
さらに、PD_n領域を浅く形成しても高感度特性を実現できる。このため、従来では光吸収特性を維持するために基板深さ方向に対して微細化ができず、画素微細化におけるスケーリングが非等方的であったのに対して、本実施形態によれば、等方的なスケーリングが可能となる。したがって、深いPD_n領域や深い素子分離を形成するという、固体撮像装置固有の設計、プロセスの必要性が薄まるため、デバイスの開発の難易度を大幅に低減することが可能であり、デバイスの開発期間の短縮、デバイスの開発コストの低下、という効果も得られる。
次に、本実施形態のように、シリコン基板と微細金属構造との間に、絶縁膜が存在する場合の電場強度(近接場強度)に関する波長依存性を、図7(a)乃至図9を参照して説明する。この絶縁膜としては、SiO膜あるいはSiO膜とHfO膜との積層構造を有している。
まず、図7(a)に示すように、シリコン基板上に膜厚が2nm、4nmのSiO膜が形成され、SiO膜上に電極材料としてAlを用いた微細金属構造が形成されたそれぞれの試料を用意する。また、シリコン基板上にSiO膜を形成しないで、シリコン基板上に直接、Alからなる微細金属構造を形成した試料も用意する。これらの微細金属構造は160nmの周期(ピッチ)で正方格子状に配置され、電極ギャップ開口幅が80nm(周期の1/2)、厚さが30nmとなっている。ここで、電極ギャップ開口幅とは、電極ギャップ開口の平面形状が三角形であれば最大の辺の長さ、多角形であれば最大の対角線の長さ、楕円形であれば長軸の長さ等を意味する。これらの試料の微細金属構造に光を照射した場合における電場強度に関する波長依存性(プラズモン共鳴によるスペクトル)を図7(b)に示す。図7(b)からわかるように、SiO膜が形成されない場合における電場強度がピークとなる波長(ピーク位置)は720nm程度であるが、膜厚が2nmまたは4nmのSiO膜を形成することにより、100nm程度短波長側にピーク位置がシフトする。また、膜厚が4nmSiO膜を形成した場合は、膜厚が2nmのSiO膜を形成した場合に比べて、ピーク位置における電場強度は半分以下に低下する。なお、SiO膜が形成されない場合の、電場強度がピーク位置における電場強度が他の場合に比べて低いのは、720nm近辺の波長域にAlのバルク吸収が存在するためである。したがって、本実施形態のように、シリコン基板と微細金属構造との間に、単層のSiO膜を形成する場合には、その膜厚は2nm以下であることが好ましい。
次に、図8(a)に示すように、シリコン基板上に膜厚が2nmのSiO膜が形成され、SiO膜上に膜厚が2nmのHfO膜が形成され、このHfO膜上に電極材料としてAlを用いた微細金属構造が形成された試料を用意する。また、シリコン基板上にSiO膜を形成しないで、シリコン基板上に直接、Alからなる微細金属構造が形成された試料と、シリコン基板上に膜厚が2nmのSiO膜が形成され、SiO膜上にAlからなる微細金属構造が形成された試料も用意する。これらの微細金属構造は160nmの周期で正方格子状に配置され、電極ギャップ開口幅が80nm(周期の1/2)、厚さが30nmとなっている。これらの試料の微細金属構造に光を照射した場合における電場強度に関する波長依存性を図8(b)に示す。図8(b)からわかるように、SiO膜が形成されない場合に比べて、膜厚が2nmのSiO膜および膜厚が2nmのHfO膜の積層構造を形成することにより、ピーク位置が100nm程度短波長側にシフトする。また、膜厚が2nmのSiO膜および膜厚が2nmのHfO膜の積層構造を形成した場合は、膜厚が2nmのSiO膜を形成した場合に比べて、ピーク位置における電場強度はわずかに低下するのみである。したがって、SiO膜上に誘電率の高い材料の絶縁膜を形成することにより、図7に示した厚いSiO膜を形成した場合と比較して、ピーク位置における電場強度の低下を抑制することができることがわかる。したがって、本実施形態のように、シリコン基板と微細金属構造との間に、厚いSiO膜を形成する場合には、SiO膜上に高誘電率膜を形成することが好ましい。また、後述する実施形態におけるHfO膜とSiO膜の積層構造を絶縁膜として配置した場合においても、十分な電場強度を維持することが可能であると言える。
次に、微細金属構造のピッチ(周期)を60nm〜200nmの範囲で変化させた場合におけるピーク位置の変化を図9に示す。このとき、微細金属構造の電極ギャップ開口幅は微細金属構造のピッチの半分とし、厚さは30nmとしている。図9からわかるように、ピーク位置は、微細金属構造のピッチにほぼ比例している。しかし、波長が700nmから900nmの範囲(図9の一点鎖線で示す領域)では、Alのバルク吸収があるため、微細金属構造の見かけの誘電率が大きく変化するので、微細金属構造のピッチが160nmより大きく180nm未満の範囲では、それ以外の範囲とは特性が異なっている。これはあくまでもAl特有の現象であり、Agなどで同じ構造を作成すると、この吸収はみられない。
次に、微細金属構造のピッチ(周期)を60nm〜200nmの範囲で変化させた場合における電場強度に関する波長依存性(プラズモン共鳴によるスペクトル)を図10に示す。このとき、微細金属構造のギャップ開口幅はギャップ開口部のピッチの半分とし、厚さは30nmとしている。図10からわかるように、Alのバルク吸収がある波長域(図10の一点鎖線で示す領域)を除き、微細金属構造のピッチが減少するにつれてピーク位置における電場(近接場)の強さも減少している。しかし、微細金属構造のピッチが60nm〜160nmの範囲であれば、可視領域、すなわち波長が400nm〜700nmの領域では、プラズモン共鳴を利用することができることがわかる。なお、微細金属構造の材料にAl以外のAuまたはAgを用いた場合でも可視領域では、プラズモン共鳴を利用することができる。
次に、微細金属構造を正方格子状に配列した場合と、三角格子状に配列した場合における、電場強度に関する波長依存性(プラズモン共鳴によるスペクトル)を図11に示す。なお、微細金属構造は、材料はAlで形成され、ピッチが10nmで、電極ギャップ開口幅がピッチの半分(50nm)であり、厚さが30nmである。図11からわかるように、正方格子状に配列した場合は三角格子状に配列した場合に比べてピーク位置が少し高い位置となっており、ピーク位置における強度も強くなっている。したがって、各々の配列に対して電極ピッチと電極ギャップ開口幅を最適設計することで所望のスペクトルを得ることが可能であることがわかる。
三板カラー素子、すなわち、R(赤)、G(緑)、B(青)の三原色に対して、固体撮像素子(固体撮像装置の撮像領域に形成された部分)を三個用いる場合においては、各固体撮像素子に対して、所望の光波長に対して、材料、ピッチ等が最適な微細金属構造を形成すればよい。0.7μm〜1.1μmの近赤外線領域を撮像する固体撮像装置の場合も、同様に、所望の光波長に対して、材料、ピッチ等が最適な微細金属構造を形成すればよい。
一方、単板カラー素子においては、RGBの三原色に対応する画素ごとに、所望の光波長に対して、材料、ピッチ等が最適な微細金属構造を形成すればよい。例えば、単板カラー素子において、図12(a)に示すようにカラーフィルタがBayer配列で、図12(b)に示すようにR、G、Bすべての画素に微細金属構造が形成される場合には、R、G、Bの各画素に対して、最適なピッチで形成すればよい。この場合、光波長の中心値として、R画素は630nm、G画素は550nm、そして、B画素は450nmを所望の共鳴波長とした場合、Alからなる微細金属構造のピッチは、図9からわかるように、R、G、B各画素において、各々、130nm、100nm、50nmとする。
また、単板カラー素子において、図13(a)に示すようにカラーフィルタがBayer配列で、図13(b)に示すようにR、Gの画素のみに微細金属構造を形成することも可能であり、その場合には、R、Gの各画素に対して、最適なピッチで形成すればよい。このとき、光波長の中心値として、R画素は630nm、G画素は550nmを所望の共鳴波長とした場合、Alからなる微細金属構造のピッチは、図9からわかるように、R、Gの各画素において、各々、130nm、100nmとする。この場合、B画素には微細金属構造が形成されていないので、プラズモン共鳴は起こらないが、青色光は短波長であり、単結晶シリコンの吸収係数が高く、フォトダイオードの表面近傍で大部分が吸収されるので、微細金属構造が形成されていなくとも青色感度は低下しない。
また、単板カラー素子において、図14(a)に示すようにカラーフィルタがBayer配列で、図14(b)に示すようにR、G、Bのすべての画素に、Au(金)からなる微細金属構造が形成される場合には、R、G、Bの各画素に対して、同一のピッチで形成すればよい。この場合、微細金属構造の材料にAuが選択されているので、青色光との共鳴が起こらず、非共鳴の伝播光のままフォトダイオードに吸収されるが、青色光は短波長であり、単結晶シリコンの吸収係数が高く、フォトダイオードの表面近傍で大部分が吸収されるので、問題ない。また、Auからなる微細金属構造はブロードな共鳴スペクトルを有するため、G、R画素における微細金属構造の構造(ピッチ、厚さ等)が同一であってもかまわない。この場合、画素ごとにピッチを変える必要が無いので、高コストのフォトリソグラフィー工程に替わって、自己組織化等の低コストの製造工程により製造可能である。
図14のように、R、G、Bの全画素に同一ピッチの微細金属構造を形成した場合でも、B色が微細金属構造を透過することと、微細金属構造ピッチが同一でもR光、G光が同様に共鳴することを説明する。
微細金属構造をAu(金)で形成し、微細金属構造のピッチを200nm、100nm、60nmとした場合における、微細金属構造の透過率に関する波長依存性(透過率スペクトル)を図15に示す。なお、微細金属構造は、電極ギャップ開口幅がピッチの半分であり、厚さが20nmであって、正方格子状に配置されている。図15からわかるように、透過率スペクトルは、可視領域(波長が400nm〜700nmの領域)では、ほぼ同じ特性となるとともに、青色近辺では透過スペクトルは変化せず、透過率も高い。
第1実施形態および後述の第2乃至第4実施形態においても、微細金属構造は、撮像領域101内に周期的に配置されているが、この微細金属構造のそれぞれの厚さが10nm〜200nmであることが好ましい。また、微細金属構造のピッチおよびサイズは、透過する色の波長に応じて適宜選択することが好ましい。
また、第1実施形態と同様に後述の第2乃至第4実施形態においては、微細金属構造を撮像領域内の画素に対して形成することにより生じる表面プラズモン共鳴を用いているので、フォトダイオードの低暗電流特性を維持しながら、クロストーク雑音を大幅に抑制し、SN比の高い高感度の固体撮像装置を得ることが可能となる。
これに対して、特許文献1においては、光電変換領域を構成する半導体自身の表面に微細な2次元周期構造を形成し、プラズモン共鳴を利用することが開示されている。そして、このプラズモン共鳴を利用して、単板カラー素子の色フィルタアレイを削除することが可能であるが開示されている。しかし、表面プラズモン共鳴による局在化した電場(Near Field(近接場))のスペクトルは、図16(a)に示すようにブロードであるので、所望の色分離を行うことができないだけでなく、クロストークが発生する。すなわち、混色成分が多く、雑音が増加してしまい、感度が低下する。なお、図16(b)に示すように、Far−fieldのスペクトルは、特定の波長を透過するが、その半値幅は狭く、また、文字通り、Far−Fieldスペクトルを得るためには微細金属構造から数ミクロンの距離を要するため、斜め入射光の侵入長を短縮することによるクロストーク低減の効果を得ることはできない。
また、微細金属構造を形成する際に、微細金属構造間には金属材料が残存していない方がよく、金属材料が残存している場合(残部が存在する場合)には、電場強度および透過率に悪影響を及ぼす。例えば、図17(a)に示すようにAlからなる微細金属構造間の底部にシリコンが露出している場合と、図17(b)に示すようにAlからなる微細金属構造間の底部にAlの残部が存在している場合の電場強度および透過率のスペクトルを図18(a)、18(b)に示す。なお、どちらの場合も、Alからなる微細金属構造は100nmのピッチで、直径が50nmである。また、微細金属構造の厚さは30nmとしているが、Alの残部が存在する場合は、微細金属構造の厚さと残部の厚さとの和を30nmとしている。Alの残部が存在する場合は、その厚さが5nmと、10nmとのついてのスペクトルを表示している。図18(a)からわかるように、残存部が存在しない場合には、存在する場合に比べて電場強度も大きくなっている。また、透過率も波長が450nm〜520nmの領域を除き、高くなっている。
以上説明したように、本実施形態によれば、微細化しても高いSN比を得ることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態による固体撮像装置を、図19(a)、19(b)を参照して説明する。図19(a)は第2実施形態による固体撮像装置の断面図であり、図19(b)は図19(a)に示す破線で囲んだ部分の拡大断面図である。この第2実施形態の固体撮像装置は、図3に示す第1実施形態の固体撮像装置において、微細金属構造250と絶縁膜236aとの間に固定電荷が保持される固定電荷膜280を設けた構成となっている。本実施形態においては、信号電荷が電子であるので、SiO膜とシリコン半導体基板との界面近傍に正孔を誘起する目的で、固定電荷膜280には負の電荷が保持される。これにより、PD_n領域201aの固定電荷膜280に対向する領域に正孔蓄積領域262が形成される。このため、第2実施形態では、第1実施形態と異なり、微細金属構造250には、負電圧のバイアスを行わなくても、フォトダイオードの低暗電流特性を維持することが可能となる。
また、固定電荷膜280としては、例えば、ハフニウム(Hf)、ジルコニウム(Zr)、およびチタン(Ti)のうちの少なくとも1つの元素を含む酸化物誘電体膜を用いることが好ましい。例えば、ハフニウム酸化物を用いる場合には、原料としてTDEAH(Tetrakis-DiEthylAmido-Hafnium)を用いたALD(Atomic Layer Deposition)法による膜形成が可能である。具体的には、ALD法により酸化ハフニウム膜を形成したのち、塩酸ガス雰囲気中でアニールすることで、酸化ハフニウムと酸化シリコンの界面に存在するハフニウム原子のダングリングボンドを塩素原子により終端することで、負の固定電荷を形成し、保持させることが可能である。
なお、低暗電流の特性を実現するためには、正孔蓄積領域262における正孔の体積密度として1×1018cm−3以上となるようにすれば良い。この低暗電流特性を実現するため、SiO膜の膜厚と固定電荷密度の条件についてシミュレーションを行った結果を図20、図21に示す。
図20は、微細金属構造250と、PD_n領域201aとの間のSiO膜236aの膜厚を2nmとし、固定電荷膜262の固定電荷の面密度として、5×1011cm−2、1×1012cm−2、2×1012cm−2、5×1012cm−2としたときの、SiO膜との界面近傍のPD_n領域201aに誘起される正孔の濃度(cm−3)と、SiO膜との界面からの深さとの関係を示すグラフである。図20からわかるように、微細金属構造250と、PD_n領域201aとの間のSiO膜236aの膜厚を2nmとした場合、固定電荷膜262の固定電荷の面密度としては、2×1012cm−2以上であることが好ましい。
図21は、固定電荷膜の固定電荷の面密度を1×1012cm−2とし、微細金属構造250と、PD_n領域201aとの間のSiO膜236aの膜厚を、2nm、5nm、10nm、20nmと変化させた場合における、SiO膜236aとの界面近傍のPD_n領域201aに誘起される正孔の濃度(cm−3)と、SiO膜236aとの界面からの深さとの関係を示すグラフである。図21からわかるように、SiO膜の膜厚が2nm、5nm、10nm、20nmである場合は、同一の特性を示す。
図20および図21からわかるように、固定電荷膜280の面密度は、1×1012cm−2以上とすることで、界面近傍には十分な正孔蓄積層262が形成され、暗電流が抑制される。また、固定電荷の面密度として、1×1013cm−2以上とすることで、暗電流の抑制効果をより安定的に得ることが可能であり、より好ましい。
本実施形形態も第1実施形態と同様に、フォトダイオードの低暗電流特性を維持しながら、クロストーク雑音を大幅に抑制可能であり、さらに青色感度、赤色感度の向上効果もあるために、SN比の高い高感度の固体撮像装置を実現することが可能となる。
さらに、PD_n領域を浅く形成しても高感度特性を実現できる。このため、従来では光吸収特性を維持するために基板深さ方向に対して微細化ができず、画素微細化におけるスケーリングが非等方的であったのに対して、本実施形態によれば、等方的なスケーリングが可能となる。したがって、深いPD_n領域や深い素子分離を形成するという、固体撮像装置固有の設計、プロセスの必要性が薄まるため、デバイスの開発の難易度を大幅に低減することが可能であり、デバイスの開発期間の短縮、デバイスの開発コストの低下、という効果も得られる。また、微細化しても高いSN比を得ることができる。さらに、第1実施形態と異なり、微細金属構造へのバイアス電圧印加が不要となるので、デバイス構造を簡略化し、デバイス面積の縮小等の効果も得られる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態による固体撮像装置の断面を図22に示す。この第3実施形態の固体撮像装置は、表面照射型の固体撮像装置である。p型シリコン基板150の内部には、フォトダイオード201を構成するPD_n領域201aが形成されている。このPD_n領域201aとp型半導体基板150とからなるpn接合を有するフォトダイオード201において光電変換によって発生した信号電子はPD_n領域201aに蓄積される。そして、シリコン基板150に形成された転送トランジスタ202をオンすることで、フォローティングデイフュージョン203に転送され、フローティングディフュージョン203とそのゲートとが電気的に接続された増幅トランジスタ205(図2参照)を変調することで、入射光量に応じた信号が読み出される。これらの転送トランジスタ202および増幅トランジスタ205は層間絶縁膜230によって覆われており、この層間絶縁膜230中には、これらのトランジスタまたはフローティングディフュージョン203に接続される金属配線235が設けられている。また、層間絶縁膜230上には、カラーフィルタ237が設けられ、このカラーフィルタ237上にはマイクロレンズ239が設けられている。この層間絶縁膜230は、絶縁膜230aと、絶縁膜230bとを有している。本実施形態においては、絶縁膜230a上には、第1乃至第2実施形態で説明した微細金属構造250が形成され、この微細金属構造250を覆うように絶縁膜230bが形成されている。微細金属構造250は、第1乃至第2実施形態で説明したと同様に、それぞれがナノメートルのサイズを有し、メッシュ状に周期的に配置された構成となっている。更に、本実施形態においては、第1実施形態と同様に、例えば−2V〜−10Vの負電圧がバイアスされる。このため、第1実施形態と同様に、微細金属構造250に対向するPD_n領域201aの表面には、正孔誘起領域260が形成される。第1実施形態と同様に、この正孔誘起領域260が形成されることにより、暗電流がPD_n領域201aに流れ込むのを防止することができる。
PD_n領域201aは、低雑音化のためにシリコン基板150の内部に完全に埋め込まれた、いわゆる埋め込みフォトダイオード構造となっており、隣接画素との素子分離のための画素分離構造として高濃度のp不純物領域220、221が設けられている。p不純物領域220は、フローティングディフュージョン203の下面からPD_n領域201aの下面を超えて、p型シリコン基板150に達するように設けられている。また、p不純物領域221は、フローティングディフュージョン203を共有しない隣接する画素間に、p型シリコン基板150の表面からPD_n領域201aの下面を超えて、p型シリコン基板150に達するように設けられている。
本実施形態においては、フローティングディフュージョン203を共有する隣接する画素が存在するので、画素回路共有方式に対応している。すなわち、本実施形態による固体撮像装置の画素レイアウトは、フローティングディフュージョン203を共有する二つのフォトダイオードは、配線側のシリコン基板150の表面においては、フォトダイオード201/転送トランジスタ202/フローティングディフュージョン203/転送トランジスタ202/フォトダイオード201という順に並んで形成されている。そして、シリコン基板150の内部においては、フォトダイオード201/p不純物領域220/フォトダイオード201という順に並んで形成されている。
本実施形態も第1実施形態と同様に、フォトダイオードの低暗電流特性を維持しながら、クロストーク雑音を大幅に抑制可能であり、さらに青色感度、赤色感度の向上効果もあるために、SN比の高い高感度の固体撮像装置を実現することが可能となる。
さらに、PD_n領域を浅く形成しても高感度特性を実現できる。このため、従来では光吸収特性を維持するために基板深さ方向に対して微細化ができず、画素微細化におけるスケーリングが非等方的であったのに対して、本実施形態によれば、等方的なスケーリングが可能となる。したがって、深いPD_n領域や深い素子分離を形成するという、固体撮像装置固有の設計、プロセスの必要性が薄まるため、デバイスの開発の難易度を大幅に低減することが可能であり、デバイスの開発期間の短縮、デバイスの開発コストの低下、という効果も得られる。また、微細化しても高いSN比を得ることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態による固体撮像装置を、図23(a)、239(b)を参照して説明する。図23(a)は第2実施形態による固体撮像装置の断面図であり、図23(b)は図23(a)に示す破線で囲んだ部分の拡大断面図である。この第4実施形態の固体撮像装置は、図22に示す第3実施形態の固体撮像装置において、微細金属構造250と絶縁膜236aとの間に固定電荷が保持される固定電荷膜280を設けた構成となっている。本実施形態においては、信号電荷が電子であるので、固定電荷膜280には負の電荷が保持される。これにより、PD_n領域201aの固定電荷膜280に対向する領域に正孔蓄積領域262が形成される。このため、第4実施形態では、第2実施形態と同様に、微細金属構造250には、負電圧のバイアスを行わなくても、フォトダイオードの低暗電流特性を維持することが可能となる。また、本実施形態においては、絶縁膜236aは、例えば数原子層程度の極めて薄い酸化シリコン膜であることが好ましい。
また、本実施形態においては、PD_n領域201a上には薄い絶縁膜230aを介して固定電荷膜280を形成される。また、固定電荷膜280は、PD_n領域201aと、p型シリコン基板150との境界部分では、p型シリコン基板150の上面から層間絶縁膜230の上面に向かって延在するように形成される。このため、PD_n領域201a上の微細金属構造250は埋め込み絶縁膜290によって覆われる。なお、第4実施形態においては、第2実施形態と同様に、絶縁膜236aは、例えば数原子層程度の極めて薄い酸化シリコン膜であることが好ましい。
また、第2実施形態と同様に、固定電荷膜280としては、例えば、ハフニウム(Hf)、ジルコニウム(Zr)、およびチタン(Ti)のうちの少なくとも1つの元素を含む酸化物誘電体膜を用いることが好ましい。例えば、ハフニウム酸化物を用いる場合には、原料としてTDEAH(Tetrakis-DiEthylAmido-Hafnium)を用いたALD(Atomic Layer Deposition)法による膜形成が可能である。具体的には、ALD法により酸化ハフニウム膜を形成したのち、塩酸ガス雰囲気中でアニールすることで、酸化ハフニウムと酸化シリコンの界面に存在するハフニウム原子のダングリングボンドを塩素原子により終端することで、負の固定電荷を形成し、保持させることが可能である。
なお、低暗電流の特性を実現するためには、正孔蓄積領域262における正孔の体積密度として1×1018cm−3以上となるようにすれば良い。
また、第4実施形態においては、第2実施形態と同様に、固定電荷膜280の面密度は、1×1012cm−2以上とすることで、界面近傍には十分な正孔蓄積層262が形成され、暗電流が抑制される。また、固定電荷の面密度として、1×1013cm−2以上とすることで、暗電流の抑制効果をより安定的に得ることが可能であり、より好ましい。
本実施形形態も第1実施形態と同様に、フォトダイオードの低暗電流特性を維持しながら、クロストーク雑音を大幅に抑制可能であり、さらに青色感度、赤色感度の向上効果もあるために、SN比の高い高感度の固体撮像装置を実現することが可能となる。
さらに、PD_n領域を浅く形成しても高感度特性を実現できる。このため、従来では光吸収特性を維持するために基板深さ方向に対して微細化ができず、画素微細化におけるスケーリングが非等方的であったのに対して、本実施形態によれば、等方的なスケーリングが可能となる。したがって、深いPD_n領域や深い素子分離を形成するという、固体撮像装置固有の設計、プロセスの必要性が薄まるため、デバイスの開発の難易度を大幅に低減することが可能であり、デバイスの開発期間の短縮、デバイスの開発コストの低下、という効果も得られる。また、微細化しても高いSN比を得ることができる。さらに、第3実施形態と異なり、微細金属構造へのバイアス電圧印加が不要となるので、デバイス構造を簡略化し、デバイス面積の縮小等の効果も得られる。
以上の説明においては、光生成キャリアとして、電子を蓄積し読み出すものとしたが、光生成キャリアとして正孔を読み出す場合にも同様に適用することが可能である。その場合には、半導体基板、不純物領域の導電型を逆導電型として、微細金属構造に印加するバイアス電圧、および固定電荷の極性を反転させることで、同様の効果を得ることが可能である。
100 固体撮像装置
101 撮像領域
102 負荷トランジスタ
103 CDS回路
104 V選択回路
105 H選択回路
106 AGC回路
107 A/D変換器
108 デジタルアンプ
109 TG回路
150 シリコン基板
200 画素
201 フォトダイオード
201a n型不純物領域(PD_n領域)
202 転送トランジスタ
203 フローティングディフュージョン(FD)
205 増幅トランジスタ
206 選択トランジスタ
210 p領域
220 p不純物領域(画素分離構造)
221 p不純物領域(画素分離構造)
230 層間絶縁膜
235 金属配線
236 絶縁膜
237 カラーフィルタ
239 マイクロレンズ
240 光シールド
250 微細金属構造
260 正孔誘起領域
262 正孔蓄積領域
280 固定電荷膜
290 埋め込み絶縁膜

Claims (6)

  1. 第1導電型の半導体基板上に設けられた複数の画素であって、それぞれが前記半導体基板の第1面側から入射する光を信号電荷に変換し蓄積する第2導電型の半導体領域を有する複数の画素と、
    前記半導体基板の前記第1面と反対の第2面側に設けられ、前記画素に蓄積された信号電荷を読み出すための読み出し回路と、
    前記半導体領域の前記光が入射する側の面上にメッシュ状に周期的に設けられた微細金属構造と、
    前記微細金属構造と前記半導体領域との間に設けられた絶縁膜と、
    を備え、
    前記微細金属構造に負電圧が印加されることにより、前記半導体領域の前記微細金属構造に対向する面に正孔が誘起される正孔誘起領域が形成されることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 第1導電型の半導体基板上に設けられた複数の画素であって、それぞれが前記半導体基板の第1面側から入射する光を信号電荷に変換し蓄積する第2導電型の半導体領域を有する複数の画素と、
    前記半導体基板の前記第1面と反対の第2面側に設けられ、前記画素に蓄積された信号電荷を読み出すための読み出し回路と、
    前記半導体領域の前記光が入射する側の面上にメッシュ状に周期的に設けられた微細金属構造と、
    前記微細金属構造と前記半導体領域との間に設けられた絶縁膜と、
    前記微細金属構造と前記絶縁膜との間に設けられ、負の固定電荷を保持する固定電荷膜と、
    前記微細金属構造を設けるとともに前記固定電荷膜を設けたことにより、前記半導体領域の、前記固定電荷膜に対向する面側に誘起され、正孔が蓄積される正孔蓄積領域と
    を備えていることを特徴とする固体撮像装置。
  3. 前記半導体基板はシリコン基板であり、前記絶縁膜はシリコン酸化膜であり、前記固定電荷膜は、ハフニウム(Hf)ジルコニウム(Zr)、及びチタン(Ti)のうちの少なくとも1つを含む酸化物誘電体膜であることを特徴とする請求項記載の固体撮像装置。
  4. 前記絶縁体層における固定電荷数の面密度が、1×1012(cm−2)以上であることを特徴とする請求項記載の固体撮像装置。
  5. 前記光が入射する側と反対側の前記半導体領域に、前記半導体基板よりも高濃度の第1導電型の不純物領域が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の固体撮像装置。
  6. 前記微細金属構造は、各画素によって信号電荷に変換される光の波長に応じた周期で配置されることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の固体撮像装置。
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