JP5103326B2 - 米飯成形方法 - Google Patents

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Description

本発明は、巻き寿司を製造する米飯成形装置に関し、さらに詳しく言えば、すし飯を外側に向けて巻き上げた裏巻きの巻き寿司を製造する米飯成形装置に関する。
巻き寿司を機械的に生産するため、例えば特許文献1に示すような米飯成形装置が提供されている。この米飯成形装置は、ホッパーから供給されるすし飯を圧延部で板状に圧延ながら巻き簀プレートの上に敷かれた海苔シートの上に敷き並べたのち、巻き簀プレートを筒状に変形させて、すし飯を海苔で巻いて棒状に成形している。
特許文献1において、巻き簀プレートは4枚のプレートメンバー同士を回動可能に連結することにより、各プレートメンバーを水平に展開した状態から、その両端を互いに近接させることで筒状に変形させるようになっている。
ところで、巻き寿司の種類には幾つがあるが、そのうちの1つに「裏巻き」と呼ばれる巻き寿司がある。裏巻きとは、一般的に海苔シートに対してすし飯が外側を向くように巻かれた巻き寿司をいい、海苔が表面に出ないため、海外などではカリフォルニアロールなどとして特に人気のある巻物である。なお、海苔シートを用いずに裏巻きする方法もある。
そこで、上述した米飯成形装置にて、裏巻きの巻き寿司を製造するに当たっては、最初に巻き簀プレートの上にすし飯を敷き並べたのち、その上に海苔シートを乗せ、具材とともに巻き簀プレートで巻き付ければよい。
特開2002−45129号公報(図5)
しかしながら、従来の米飯成形装置を用いて裏巻きの巻き寿司を製造した場合には、次のような問題があった。すなわち、従来の巻き簀プレートは、4枚のプレートメンバーがほぼ同じ幅であり、両端を互いに近接させてゆくことで、内部にすし飯を巻き上げるための筒状の空間が形成されていた。
したがって、従来の巻き簀プレートの上にすし飯を敷き並べ、海苔シートを置いて、その上に具材を置いて巻いてゆくと、海苔シートの外側にすし飯が配置されているため、すし飯同士を固定する力が弱く、手で持ったりするだけで簡単に崩れてしまった。
また、具材を包むように海苔シートが配置されているため、具材が動きやすく、握った拍子に具材が動いてしまうことがあった。そこで、裏巻きを崩れないように作るためには、すし飯を海苔シートとともに渦巻き状に巻く必要があった。
そこで、本発明は上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、すし飯が表側を向くように配置される裏巻きを効率的に製造することができる米飯成形装置を提供することにある。
上述した目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、複数枚の板状片を回動可能に連結してなる巻き簀プレートを含み、上記巻き簀プレートの両端を互いに近接させることにより、上記巻き簀プレートの上に敷き並べた米飯を海苔や具材とともに棒状に成形する米飯成形方法において、上記巻き簀プレートは、ベースプレートと、各々の一端が上記ベースプレートの両端に回動可能に連結される第1および第2回動プレートと、上記第1回動プレートの他端に回動可能に連結されるとともに、その幅が上記ベースプレートの幅よりも短く形成された第3回動プレートとを含み、上記巻き簀プレートを水平に展開した状態で、上記巻き簀プレートの上に米飯を板状に敷き並べたのち、上記米飯の上に海苔シートと具材を置く供給工程と、第1回動プレートと第2回動プレートとを互いに近接する方向に折り曲げて、上記ベースプレートの両端からほぼ直角に起立させる第1プレス工程と、上記第3回動プレートを上記ベースプレート側に折り曲げる第2プレス工程と、上記巻き簀プレートを水平状態に展開したのち、上記第2プレス工程で成形された上記米飯を上記巻き簀プレートの上でほぼ90°回転して位置を変える位置変え工程と、上記位置変え工程ののち、上記第1プレス工程および上記第2プレス工程を再び行う第3プレス工程をさらに備えることを特徴としている。
本発明によれば、巻き簀プレートの突き合わせ部に米飯の一部を外に引き出すことが可能な隙間を設けたことにより、隙間からすし飯を逃がすことによって、すし飯が切断されず、裏巻きを確実に作ることができる。
また、第3回動プレートの幅をベースプレートの幅よりも短く形成することにより、巻き簀プレートの突き合わせ部に隙間を形成することができ、その隙間からすし飯を引き出すことができる。
さらに、第2回動プレートの幅を第1回動プレートの幅よりも長く形成することにより、第2回動プレートの先端が隙間から引き出されたすし飯を保持することができる。
そして、本発明によれば、すし飯を渦巻き状に巻き付けることによって、崩れにくい裏巻きを機械的に量産することができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る米飯成形装置の斜視図であり、図2は、米飯成形装置の内部構造を表す断面図である。図3は巻き簀プレートの斜視図であり、図4(a)は巻き簀プレートの横断面図であり、図4(b)巻き簀プレートを折り畳んだ状態の断面図である。図5(a)〜(f)は、本発明の米飯成形装置による巻き寿司の成形ステップを表す模式図。
なお、図1においては、内部構造が分かりやすいように前面パネルを外してあるが、実際には、前面パネルが取り付けられており、圧延部3などは見えないようになっている。
図1および図2に示すように、この米飯成形装置1は、すし飯が投入されるホッパー2と、同ホッパー2から供給されるすし飯を板状に圧延する圧延部3と、板状に圧延されたすし飯を棒状に成形する成形部4とを備えている。
米飯成形装置1の前面には、米飯成形装置1を操作するための操作パネルPが設けられている。この例において、操作パネルPは、前面の両側に別々に設けられており、正面向かって左には、すし飯の量目や巻き寿司の成形数などを設定する各種設定ボタンや表示部が設けられており、右側には、電源スイッチや緊急停止スイッチなどが配置されている。本発明において、操作パネルPの構成は任意的事項である。
ホッパー2は、装置本体の上部に向かって開放され、内部にすし飯が貯留される貯留部21と、同貯留部21内のすし飯を攪拌しながら下流側へ押し流す攪拌部22とを備えており、米飯成形装置1の上部には、ホッパー2にすし飯を供給する保存容器23が着脱自在に設けられている。
貯留部21は、装置本体の上から下に向かうにつれて容積が小さくなる漏斗状に形成されており、下流側が後述する圧延部3に向かって開放されている。攪拌部22は、図示しない駆動手段を介して、回転駆動される2本の攪拌アーム24を有し、各攪拌アーム24には、所定間隔で複数の攪拌ロッド25が取り付けられている。図2において、攪拌アーム24は、左回り(反時計回り)に回転する。
圧延部3は、ホッパー2の出口側に配置され、ホッパー2から供給されるすし飯を圧延する上段圧延ローラ対31と、上段圧延ローラ対31の下流側(送出側)に配置され、上段圧延ローラ対31にて圧延されたすし飯をさらに圧延する下段圧延ローラ対32とを有する2段圧延部である。上段圧延ローラ対31と下段圧延ローラ対32は、互いに平行に配置されている。
下段圧延ローラ対32の下流には、圧延されたすし飯を所定長さで切断するための切断部34が設けられている。切断部34は、下段圧延ローラ対32の出口に隣接して設けられたガイド板341と、図示しない駆動手段を介してガイド板341に向けて進退する切断刃342とを備えている。
本発明において、ホッパー2および圧延部3の具体的な構成は任意的事項であり、その形状や配置などは仕様に応じて任意に変更可能である。
図1および図2を参照して、米飯成形部1には、圧延部3を経て圧延されたすし飯を棒状に成形する成型ステージ11を備えている。成型ステージ11は、米飯成型装置1の背面側から前面側に向かって装置本体内を貫通するように配置された水平なステージであり、その一部に成形部4が設けられている。
成形部4は、成形ステージ11に沿って前後にスライドさせるためのスライダ41が設けられており、スライダ41の上面に巻き簀プレート5が固定されている。スライダ41の移動手段は、ラックピニオン機構であってもよいし、リニア駆動方式であってよい。
図3および図4(a),(b)を参照して、巻き簀プレート5は、スライダ41に固定されるベースプレート51と、ベースプレート51の両端に回転軸511,512を介して回動自在に連結された第1回動プレート52および第2回動プレート53と、第1回動プレート52の端部に回転軸521を介して回動自在に連結された第3回動プレート54とを有している。
ベースプレート51は、表面がフッ素加工の施された金属製の板体からなり、長手方向(図4の紙面垂直方向)の両端には側板513,513が設けられている。ベースプレート51の表面の両端には、所定の間隔をもってガイド部514,514が設けられている。
ガイド部514,514は、海苔シートを敷く際にその位置合わせとなる目印である。各ガイド部514は、図示しないネジを緩めることにより、左右にスライド可能であり、海苔の大きさに合わせて位置を変えることができるようになっている。
ベースプレート51の裏面(図4では下面)には、スライダ41に設けられた図示しない係止孔に差し込まれる係止凸部515が、長手方向に沿って所定間隔で複数、この例では2カ所設けられている。
第1回動プレート52は、表面がフッ素加工の施された金属製の板体からなり、ベースプレート51とほぼ同じ大きさの矩形状に形成されている。第1回動プレート52の長手方向の一方の側面には、側板522が設けられており、側板522にリンクアーム55の一端が連結されている。
リンクアーム55の他端は、第2回動プレート53の側面に連結されており、これにより、第1回動プレート52の回動動作に追従して、第2回動プレート53が折り畳みまたは展開されるようになっている。
第2回動プレート53は、表面がフッ素加工の施された金属製の板体からなり、一端が回転軸512を介してベースプレート51に連結され、他端がリンクアーム55を介してほぼ垂直に持ち上げられる自由端である。
図4(b)に示すように、第2回動プレート53は、その幅がベースプレート51を挟んで対向する第1回動プレート52の幅よりも長く形成されており、垂直に持ち上げられた状態で、先端が第1回動プレート52よりも上に突出するようになっている。
第2回動プレート53の裏面には、後述する第2リフト板62によって押し上げられる第2カム部材57が一体的に形成されている。第2カム部材57の先端側には、第2リフト板62に沿って移動する2つのカムローラ572,573が設けられている。一方のカムローラ572は樹脂製ローラであり、第2カム部材57の先端側に設けられている。
他方のカムローラ573は、第2カム部材57の付け根部側に配置されており、第2リフト板62に設けられているマグネット72に磁着可能な磁性体からなる。この例において、第2カム部材57は、長手方向に所定間隔をもって2カ所配置されている。
第3回動プレート54は、表面がフッ素加工が施された金属製の板体からなり、一端が回転軸521を介して第1回動プレート52の先端に連結されており,他端がリンクアーム55を介してベースプレート51の上部側に折り畳まれるようになっている。
第3回動プレート54は、その幅が対向するベースプレート51の幅よりも短く形成されている。これにより、第3回動プレート54を折り畳んだ際に、第3回動プレート54と第2回動プレート53との間には、すし飯の一部を引き出すための空隙G(図5(d)参照)が形成される。
第3回動プレート54の裏面には、後述する第1リフト板61によって押し上げられる第1カム部材56が一体的に形成されている。第1カム部材56の先端側には、第1リフト板61に沿って移動するカムローラ562が設けられている。
図2に示すように、成形ステージ11の下方の装置本体内には、巻き簀プレート5を折り畳むためのプレート駆動手段6が設けられている。プレート駆動手段6は、それぞれ図示しない駆動モータを介して、成形ステージ11の下面から巻き簀プレート5に向かって垂直に上下動する第1リフト板61と第2リフト板62とを備えている。
第1リフト板61は、上述した第3回動プレート54の底部に対向するように配置されており、第1リフト板61が上下に昇降することによって、第3回動プレート54の第1カム部材56が駆動されるようになっている。
第2リフト板62は、上述した第2回動プレート53の裏面側に対向するように配置されており、第2リフト板62が上下に昇降することによって、第2回動プレート53の第2カム部材57が駆動されるようになっている。
この例において、巻き簀プレート5は、第1リフト板61と第2リフト板62とを介して平板状から筒状に変形されるようになっているが、巻き簀プレート5の変形手段は、本発明において任意的事項であり、仕様に応じて任意に選択されてよい。
次に、図5(a)〜(f)を参照して、この米飯成形装置1の使用手順の一例について説明する。まず、操作パネルPに設けられた電源スイッチをオンすることにより、ホッパー2内の攪拌ロッド24が回転を始める。そこにあらかじめ米飯を寿司酢と混ぜ合わせておいたすし飯Rを投入する。
ホッパー2に投入されたすし飯は、攪拌アーム24によって解されながら、圧延部3の上段圧延ローラ対31に供給される。次に、作業者は操作パネルPを操作して、巻き寿司の太さや数を設定したのち、開始ボタンを押す。
開始ボタンが操作されると、図示しない制御部は、圧延部3に指令を出し、上段圧延ローラ対31および下段圧延ローラ対32を送り出し方向に回転させる。圧延部3に導入されたすし飯Rは、まず、上段圧延ローラ対31によって大まかに圧延されたのち、次の下段圧延ローラ対32に送り込まれ、下段圧延ローラ対32によって高密度の板状に形成される。
制御部は同時に、成型ステージ11のスライダ41の駆動モータに指令を出し、スライダ41を圧延部3の下に巻き簀プレート5の第3回動プレート54が位置した状態で待機させる。
すし飯Rが圧延部3の下流から押し流されると、制御部は、すし飯Rの流れ速度に合わせて巻き簀プレート5を前方(図2では右方向)にスライドさせてゆき、巻き簀プレート5の上にすし飯Rを敷く。すし飯Rが所定の長さだけ繰り出されると、制御部は切断刃342を押し出して、すし飯Rを切断する。
巻き簀プレート5の上にすし飯Rが供給されると、米飯成型装置1は一旦待機状態となる。この待機中に、作業者はすし飯の上に海苔シートSや具材Fを並べる(供給工程)。具材の配置が完了すると、作業者は、操作パネルPの図示しない巻き工程開始ボタンを押す。なお、巻き工程開始ボタンの代わりに、圧延工程終了後、一定時間経過すると自動的に巻き工程に移行するタイマー制御にしてもよい。
巻き工程に入ると、制御手段は、まず、巻き簀プレート5がプレート駆動手段6上の所定位置にあるかを再度確認にしたのち、制御手段は、プレート駆動手段6の各駆動モータに指令を送る。
この指令に伴い、第1リフト板61と第2リフト板61とが互いに独立して押し上げられる。第1リフト板61が上昇してゆくと、第3回動プレート54の第1カム部材56が第1リフト板61の上面に当接して押し上げられ、第1回動プレート52と第3回動プレート54とが互いに水平状態を保ったまま持ち上げられる(第1プレス工程)。
第2リフト板62が上昇すると、まず、第2回動プレート53の第2カム部材57のカムローラ572が第2リフト板62の上面に当接して押し上げられ、第2回動プレート53が徐々に持ち上げられてゆく。これに伴い、図5(b)に示すように、すし飯Rは、ベースプレート51の両端を境目にして両端が上に持ち上げられてゆく。
第2リフト板62がさらに上昇してゆくと、第2リフト板62はカムローラ572を離れ、次のカムローラ573に接触しながら第2リフト板62が最上位置まで持ち上げられると、第2回動プレート53はベースプレート51に対して直立した状態となる。
これにより、図5(c)に示すように、すし飯Rは第1回動プレート52と第2回動プレート53の間に挟まれるようにして具材Fの両側に配置される。
さらに第1リフト板61が上昇を続けて最上位置まで持ち上がると、第3回動プレート54はベースプレート51、第1回動プレート52および第2回動プレート53によって形成された断面コ字状の空間内に向かって押し込まれるようにして折り畳まれる(第2プレス工程)。
これに伴い、図5(d)に示すように、巻き簀プレート5の上に載置されたすし飯Rは、第3回動プレート54によって上から押し付けられて棒状に成形される。また、第2回動プレート53側に配置されたすし飯Rは、第3回動プレート54との間に形成された隙間Gから外側に引き出される。
ここで、制御部は一旦、巻き簀プレート5を水平状態に戻す。展開された状態にて、作業者は、図5(e)に示すように、成形されたすし飯Rを90°、図5(e)では時計回りに回転させる(位置変え工程)。なお、すし飯Rの位置変え作業は手動ではなく、自動で行ってもよい。
最後に、上述した一連の動作を再び繰り返して巻き簀プレート5を筒状に変形させることにより、図5(f)に示すように、未成形のすし飯Rが折り畳まれ、渦巻き状に折り込まれる(第3プレス工程)。これにより、すし飯Rを表側にした裏巻きの巻き寿司が成形される。しかるのち、制御部は、巻き簀プレート5を展開して、初期位置に戻す。
以上、一連の動作を終えると米飯成形装置1は再び待機状態となる。最後に、作業者は巻き簀プレート5の上に棒状に成形された海苔巻きを回収することで、一連の作業工程が全て完了する。上述した工程を繰り返すことで、複数の巻き寿司を作ることができる。また、第2プレス工程ののち、巻き簀を使って手で最終成形を行ってもよい。
また、この例において、米飯成形装置1は、圧延部3ですし飯を圧延して、成形部4で棒状に成形しているが、具材の投入装置や、巻き上げたすし飯を自動的に回収する回収装置などをさらに備えていてもよく、本発明の基本構造を備えていれば、それら変形例も本発明に含まれる。また、巻き簀プレートの大きさは、巻き寿司の大きさや径に応じて任意に選択されてよい。
さらには、この例において、米飯成形装置は、米飯の供給から成形までの一連の工程を自動的に行う成形装置を例にとって説明しているが、本発明の巻き簀プレート構造を備えていれば、巻き簀プレート単体のみからなる構成であってもよく、巻き簀プレートの駆動方法は自動であっても、手動であってもよい。このような態様も本発明に含まれる。
本発明の一実施形態に係る米飯成形装置の斜視図。 上記実施形態の米飯成形装置の内部構造を示す要部断面図。 巻き簀プレートの斜視図。 (a)巻き簀プレートの要部断面図、(b)折り畳んだ状態の断面図。 (a)〜(f)巻き寿司の成形工程を説明する説明図。
符号の説明
1 米飯成形装置
2 ホッパー
3 圧延部
4 成形部
5 巻き簀プレート
51 ベースプレート
52 第1回動プレート
53 第2回動プレート
54 第3回動プレート
F 具材
G 隙間
R すし飯
S 海苔シート

Claims (1)

  1. 複数枚の板状片を回動可能に連結してなる巻き簀プレートを含み、上記巻き簀プレートの両端を互いに近接させることにより、上記巻き簀プレートの上に敷き並べた米飯を海苔や具材とともに棒状に成形する米飯成形方法において、
    上記巻き簀プレートは、ベースプレートと、各々の一端が上記ベースプレートの両端に回動可能に連結される第1および第2回動プレートと、上記第1回動プレートの他端に回動可能に連結されるとともに、その幅が上記ベースプレートの幅よりも短く形成された第3回動プレートとを含み、
    上記巻き簀プレートを水平に展開した状態で、上記巻き簀プレートの上に米飯を板状に敷き並べたのち、上記米飯の上に海苔シートと具材を置く供給工程と、
    第1回動プレートと第2回動プレートとを互いに近接する方向に折り曲げて、上記ベースプレートの両端からほぼ直角に起立させる第1プレス工程と、
    上記第3回動プレートを上記ベースプレート側に折り曲げる第2プレス工程と
    上記巻き簀プレートを水平状態に展開したのち、上記第2プレス工程で成形された上記米飯を上記巻き簀プレートの上でほぼ90°回転して位置を変える位置変え工程と、
    上記位置変え工程ののち、上記第1プレス工程および上記第2プレス工程を再び行う第3プレス工程をさらに備えることを特徴とする米飯成形方法。
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