JP6474674B2 - おにぎり予備成型装置及びおにぎり成型装置 - Google Patents

おにぎり予備成型装置及びおにぎり成型装置 Download PDF

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Description

本発明は、例えばおにぎり成形円盤の成型孔等に飯塊を挿入しておにぎりを成型する際、上記成型孔に挿入する前段の飯塊の形状を、上記成型孔の形状に近い形状に予備的に成形するためのおにぎり予備成型装置及びおにぎり成型装置に関するものである。
従来、おにぎりの成形は、略三角形(おにぎり型)の成型孔が上面に複数形成された成型円盤の上記成型孔内に、上方から飯塊を挿入し、その後飯押圧具を上記成型孔内に挿入することで、当該飯塊をおにぎり形状に成型していた。
このとき、上記成型孔に挿入される飯塊は、まずベルトコンベア上に板状飯を供給し、該板状飯上に具を載置し、その後、板状飯を搬送するコンベアベルトの両サイドを上方に折り曲げると共に、飯上面に押圧ローラを押し当てることにより、略円筒状に成型し、この円筒状に成型された飯塊を上記成型孔に挿入する構成であった(特許文献1)。
特開2010−187564号公報
ところで、上記従来の装置は、成型孔に挿入する前の形状が略円筒形状であるため、成形円盤の三角形状(おにぎり型)の上記成型孔に挿入して飯押圧具にて押圧するとき、飯塊の形状が、略円筒形状から略三角形状(おにぎり型)に変化するため、飯塊内部の具の位置にずれが生ずることがあった。よって、成型された各おにぎりの具の位置のずれをより少なくすることが望まれている。また、成型されたおにぎりの中の中央位置に具を位置させることが望まれている。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、おにぎりの成型円盤に飯塊を挿入しても、具の位置のずれを極力少なくすることのできるおにぎり予備成型装置を提供することを目的とする。
また本発明は、具の種類、性状等によって、具をおにぎり内にどのように配置するかを予め定めることができるおにぎり予備成型装置を提供することを目的とする。
また本発明は、上記おにぎり予備成型装置を用いたおにぎり成型装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、板状飯の4つのコーナー部を内側方向に圧縮して左右対称の略菱形状の前成型板状飯に成型する一対の押圧部材と、上記一対の押圧部材が上記板状飯を圧縮して略菱形状の上記前成型板状飯に挟持した状態において、上記前成型板状飯の略菱形状の左半部上面又は右半部上面に具挿入用凹部を押圧形成する押圧具と、上記具挿入用凹部が形成された上記前成型板状飯の上記具挿入用凹部内に具を供給する具供給部と、上記具を供給された上記前成形板状飯をその左右対称の中心線より2つ折りにして、上記具を包み込んだ略三角形状の予備成形飯を形成する折畳部材とから構成され、上記一対の押圧部材は、板状飯を搬送するコンベアの搬送方向に対して直交する方向に位置し、所定間隔を以って前後に位置する一対の押圧部材から構成されており、上記板状飯を挟持する両対向面には、上記板状飯の前方側の2つのコーナー部に当接する2つの傾斜面と、上記板状飯の後方側の2つのコーナー部に当接する2つの傾斜面とを有しており、上記押圧具は、上記前成形板状飯の左半部上面又は右半部上面の各傾斜面から、押圧成形された上記具挿入用凹部の各内側傾斜面までの距離が常に略一定となるように配置され、これにより上記具挿入用凹部は常に上記前成形板状飯の一定位置に同一の向きで成型されるものであり、上記予備成型飯の形状は、おにぎり成型部におけるおにぎり成型孔の形状であるおにぎり型に近似する所定厚の略三角形状であることを特徴とするおにぎり予備成型装置により構成される。
上記一対の押圧部材は、例えば前側のサイドストッパー(13)と後側のサイドストッパー(14)により構成することができる。上記具供給部は、例えば第3のコンベア(24)を具備する具供給エリア(3a)により構成することができる。上記折畳部材は例えば折畳部(4)の固定板(31)、中間板(32)及び押圧板(34)等により構成することができる。上記所定厚の略三角形状は、所定厚の台形状も含む概念である。このように構成すると、おにぎり成型孔に挿入する前の段階において、板状飯を略菱形状の前成型板状飯に成型し、その後、具挿入用凹部を形成し、当該具挿入用凹部に具を供給した後、2つ折りにして具を包み込んだ略三角形状のおにぎり型の予備成型飯に成型することができるため、当該予備成型飯をおにぎり成型孔に挿入した場合の飯の変形を少なくすることができ、その結果、具の位置のずれを極力少なくすることができる。このように構成すると、押圧部材にて板状飯を挟持することにより、前後に4つの傾斜面(7a’,7b’、7c’,7d’)を有する略菱形状の前成型板状飯を迅速に形成することができる。
第2に、上記折畳部材は、開状態において水平な平坦上面を構成する固定板と中間板と押圧板とから構成され、上記中間板を中心として上記固定板と上記押圧板の上面に、上記具の挿入された上記前成型板状飯が均等に載置されるように、上記前成型板状飯を移送する移行具を有しており、上記固定板に対して上記中間板と上記押圧板を同一方向に回動し、上記固定板の上面側に上記押圧板の上面側が到来する方向に上記中間板と上記押圧板とを折り畳むことにより上記予備成型飯を成型するものである上記第1記載のおにぎり予備成型装置により構成される。
このように構成すると、前成型板状飯の具挿入用凹部の形成された側(例えば左半部)が上記固定板上に位置するように折畳部材上に前成型板状飯を載置し、当該折畳部材にて前成型板状飯を折り畳むことにより、具の位置を保持したまま2つ折りにして予備成型飯を形成することができるため、最終的におにぎり成型孔内に挿入しておにぎりを成型した後も、具の位置がずれることがないため、具の種類、性状等によって、具をおにぎり内にどの位置に配置するかを予め定めることができる。
第3に、上記折畳部材において、上記前成型板状飯の固定端側に対向して、当該前成型板状飯の上記固定端の位置ずれを防止するための昇降位置規制部材を設けたものであることを特徴とする上記第1又は2記載のおにぎり予備成型装置により構成される。
上記昇降位置規制部材は、例えば位置規制ブロック(35)により構成することができる。このように構成すると、折畳部材において前成型板状飯を2つ折りにする際、固定端側の位置決めを行うことができるため、前成型板状飯をより正確に2つ折りにすることができ、具のずれをより少なくすることができる。
に、上記予備成形飯を上記おにぎり成型部に移行する移行手段と、上記おにぎり成型部に移送された上記予備成型飯を上記おにぎり成型孔内に挿入して予備成型飯をおにぎりに成型する押圧具と、上記おにぎり成型孔内で成型されたおにぎりを上記おにぎり成型孔内から取り卸す取卸部を有するものである上記第1〜の何れかに記載のおにぎり予備成型装置を具備したおにぎり成型装置により構成される。
上記移行手段は例えばコンベア(56)、上記おにぎり成型部は例えば回転円盤(9)、上記おにぎり成型孔は成型孔(10)、上記取卸部は例えば上記回転円盤(9)の開口(60a)及びコンベア(66)により構成することができる。このように構成すると、おにぎりを成型するに当たり、具の種類、性状等が異なっても、具をおにぎりの中心部に確実に位置させることができる。
本発明によれば、予備成型飯をおにぎり成型孔に挿入した場合の飯(予備成型飯)の変形を少なくすることができ、その結果、おにぎり成型時の具の位置のずれを極力少なくすることができ、具のはみだし等も確実に防止できる。
また、前成型板状飯における具の位置を保持したまま2つ折りにして予備成型飯を形成するため、最終的におにぎり成型孔内に挿入しておにぎりを成型した後も、具の位置がずれることがないため、具の種類、性状等によって、具をおにぎり内にどの位置に配置するかを予め定めることができる。
また、折畳部材において前成型板状飯を2つ折りにする際、前成型飯の固定端側の位置決めを行うことができるため、前成型板状飯をより正確に2つ折りにすることができ、具のずれをより少なくすることができる。
また、おにぎりを成型するに当たり、具の種類、性状等が異なっても、具をおにぎりの中心部に確実に位置させることができる。
本発明に係るおにぎり予備成型装置を使用したおにぎり成型装置の平面図である。 同上装置の前成型部の斜視図である。 同上装置の前成型部の平面図である。 (a)〜(c)は、同上装置の前成型工程を示す前成型板状部の平面図であり、(d)は同上前成型部によって前成型された前成型飯の斜視図である。 同上装置の前成型部の駆動機構を示す当該前成型部の概略側面図である。 (a)(b)は同上装置の第1の移行部から折畳部への前成型板状飯の移行の工程を示す当該箇所の平面図である。 同上装置の移行具を示すものであり、図6(a)のX−X線断面図である。 同上装置の移行具の駆動機構を示す当該移行具の概略平面図である。 同上装置の折畳部の平面図である。 同上装置の折畳部の斜視図である。 (a)〜(c)は同上装置の折畳部の折り畳み動作を示す当該折畳部の側面図である。 (a)〜(c)は同上装置の折畳部の折り畳み動作を示す当該折畳部の側面図、(d)は折り畳み後の予備成型飯の斜視図である。 同上装置の折畳部の駆動機構を示す当該折畳部の概略側面図である。
以下、本発明に係るおにぎり予備成型装置及びおにぎり成型装置について詳細に説明する。
図1は、本発明に係るおにぎり予備成型装置を使用したおにぎり成型装置1の全体構成を示すものであり、当該装置1は、矩形板状に成形された板状飯7(図2参照)の4つのコーナー部7a,7b,7c,7dを内側方向に押圧(圧縮)して略菱形状の前成型板状飯7’(図2参照)を成形する前成型部2と、上記前成型板状飯7’の上面に具を供給する具供給エリア3aと、具を供給されたか否か検出すると共に、上記前成型板状飯7’を次段の折畳部4に移行する第1の移行部3bと、上記具Gを供給された上記前成型板状飯7’をその中央部より2つ折りにして、上記具Gを包み込んだ略三角形状の予備成型飯7”(図12(d)参照)を成形する折畳部4と、上記予備成型飯7”をおにぎり成型円盤9に移行する第2の移行部6aと、上記おにぎり成型円盤9のおにぎり成型孔10内に上記予備成型飯7”を挿入する挿入部6bとを有する。
尚、以下の説明において、図1におけるコンベア上の板状飯の進行方向(矢印A方向)を基準として、コンベアの搬送方向を「下流」又は「前方」、コンベアの搬送方向とは反対側を「上流」又は「後方」、「下流」を向いた場合の左右方向を「左右」、「幅方向」、「左右」方向に対しての上下方向を「上下」と定義して説明する。尚、上記板状飯7は上記コンベアの下流側に搬送され、上記第2の移行部6aにおいて、それまでの進行方向とは直角方向(矢印E方向)に移行し、成型円盤9により移送されて再び、矢印A方向のコンベア66にて搬送されるが、搬送の方向が変わっても「下流」又は「前方」、「上流」又は「後方」の定義は変わらないものとする。また、以下に説明するコンベアは無端のコンベアベルトを用いた周知のコンベアであり、各コンベアの駆動モータ、駆動機構の図示は省略する。
即ち、第2の移行部6aでは、搬送方向が矢印A方向から矢印E方向に変更されるが、矢印E方向に搬送するときも、コンベア56の搬送方向(矢印E方向)を「下流」、「前方」、反対方向を「上流」、「後方」とする。
(前成形部2について)
図2に示すような矩形板状に予め成型された板状飯7は、第1のコンベア11上を矢印A方向に搬送され、第2のコンベア12に乗り移り、該第2のコンベア12の間歇動作によって該コンベア12の略中央部にて一旦停止される(図4(a)参照)。
上記第2のコンベア12の上方位置には、該コンベア12の進行方向に直交し、コンベア12幅方向において、上記板状飯7の幅方向長さと略同一長さ又は若干長い前後のサイドストッパー13,14が、上記板状飯7の前後方向長さS1以上の間隔T1を以って平行に配置されている。
この前側のサイドストッパー13の上記後側サイドストッパー14との対向面は、中央部が水平面13aとなっており、該水平面13aの左側には、当該水平面13aから連続して、該ストッパー13の左端部に向けての後方向きの傾斜面13bが形成されると共に、上記水平面13aの右側には、当該水平面13aから連続して、該ストッパー13の右端部に向けての後方向きの傾斜面13cが形成されている。
また、上記右側のサイドストッパー14の上記左側サイドストッパー13との対向面は、上記ストッパー13の上記対向面と線対称の形状となっている。即ち、この右側のサイドストッパー14の上記対向面は、中央部が水平面14aとなっており、該水平面14aの左側には、当該水平面14aから連続して、該ストッパー14の左端部に向けての前方向きの傾斜面14bが形成されると共に、上記水平面14aの右側には、当該水平面14aから連続して、該ストッパー14の右端部に向けての前方向きの傾斜面14cが形成されている。
上記サイドストッパー13は、その右端部に水平方向の接続杆15aを介して駆動用アーム15が垂直上方に接続されており、図5に示すように、当該駆動用アーム15の上端部15bは、駆動軸16の下端部16aに連結されている。上記駆動軸16の上端部16bは駆動モータM1の回転軸に接続された回転盤58の外周面の一端に回転可能に軸支されており、上記駆動モータM1の回転により上記回転盤58が矢印方向に回転することにより、クランク作用によって上記駆動軸16及び上記下端部16aを介して上記サイドストッパー13を上下方向(矢印C,D方向)に昇降し得るように構成されている。
よって、上記左側のサイドストッパー13は、上記コンベア12のコンベアベルト上面12aに接していない上方位置(図5二点鎖線位置N2)と、当該上方位置から下降してその下面が上記コンベアベルト12a上に接する下降位置(図5の実線位置N1)の2位置を交互に昇降し得るように構成されている。尚、板状飯7が搬送される前は、当該サイドストッパー13は上昇位置(図5二点鎖線位置N2)に位置している。
上記サイドストッパー14は、その右端部に水平方向の接続杆17aを介して駆動用アーム17が垂直上方に接続されており、図5に示すように、当該駆動用アーム17の上端部17bは、駆動軸18の下端部18aに連結されている。上記駆動軸18の上端部18bは駆動モータM3の回転軸に接続された回転盤59の外周面の一端に回転可能に軸支されており、上記駆動モータM3の回転により上記回転盤59が矢印方向に回転することにより、クランク作用によって上記駆動軸18及び上記下端部18aを介して上記サイドストッパー14を上下方向(矢印C,D方向)に昇降し得るように構成されている。
また、上記駆動アーム17の上部は、前後方向の水平レール20に前後方向に摺動可能に係合しており、上記駆動アーム17は、水平方向駆動シリンダー19の駆動によって上記レール20に沿って前後方向(矢印A,B方向)にも摺動可能となっている。
上記駆動用アーム17の後側の側面17’の後方には、上記水平方向駆動シリンダー19が設置されており、その伸縮ロッド19aの先端が上記駆動アーム17の上記側面17’に接続されている。よって、上記水平方向駆動シリンダー19の伸縮ロッド19aを伸縮することにより、上記サイドストッパー14は上記水平レール20に沿って前後方向にも移動可能となっている。この駆動シリンダー19と上記水平レール20は上記駆動用アーム17の支持筐体(図示せず)に一体に支持されており、上記駆動用アーム17と一緒に上下昇降するように構成されている。
従って、上記左側のサイドストッパー14は、上記コンベア12のコンベアベルト上面12aに接していない上昇位置(図5二点鎖線位置R2)と、当該上方位置から下降してその下面が上記コンベアベルト上面12a上に接する下降位置(図5の実線位置R1)の2位置を交互に昇降し得ると共に、上記伸縮ロッド19aの伸長により上記実線位置R1と、該実線位置R1から前方に水平移動した前進位置(図5の二点鎖線位置R3)との間を交互に前後摺動し得るように構成されている。尚、板状飯7が搬送される前は、当該サイドストッパー14は上昇位置R2(図5二点鎖線位置R2)に位置している。
さらに、この前成形部2には、上記左右のサイドストッパー13,14の間に、板状飯7を押圧する押圧具21が設けられている(図2、図3参照)。この押圧具21は、平面視において略菱形状をなしており、左端部には上記傾斜面13bと上記傾斜面14bに各々対向し、上記傾斜面13bと同一傾斜角度で後方向けて傾斜する傾斜面21a、及び上記傾斜面14bと同一傾斜角度で前方向けて傾斜する傾斜面21bが形成されている。さらに、同押圧具21の右端部には、上記傾斜面13cと上記傾斜面14cに各々対向し、上記傾斜面13cと同一傾斜角度で後方向けて傾斜する傾斜面21c、及び上記傾斜面14cと同一傾斜角度で前方向けて傾斜する傾斜面21dが形成されている。また、上記前後の水平面を水平部21e,21fという。
さらにこの押圧具21は、その下面は全体に平面状であるが、左端部側(左半部側)の下面には、平面視において、略三角形状(台形状)の下向きの突出部22が形成されている(図3参照)。この突出部22は、前後方向に、上記傾斜面21aと上記傾斜面21bに各々平行であって、台形の2辺を形成する傾斜面22a,22b、左右方向に形成された上底面22c及び下底面22dから構成されており、板状飯7上に具挿入用の略三角形状の具挿入用凹部23を形成するものである(図2参照)。
この押圧具21は、その上端部に垂直方向の接続杆68aを介して駆動用アーム68が垂直上方に接続されており、図5に示すように、当該駆動用アーム68の上端部68bは、駆動軸67の下端部67aに連結されている。上記駆動軸67の上端部67bは駆動モータM2の回転軸に接続された回転盤69の外周面の一端に回転可能に軸支されており、上記駆動モータM2の回転により上記回転盤69が矢印方向に回転することにより、クランク作用によって上記駆動軸67及び上記下端部67aを介して上記押圧具21を上下方向(矢印C,D方向)に昇降し得るように構成されている。
よって、上記押圧具21は、上記コンベア12のコンベアベルト上面12a上の板状飯7の上面に接していない上方位置K2(図5二点鎖線位置K2)と、当該上方位置K2から下降してその下面が上記コンベアベルト12a上の板状飯7の上面に接する下降位置K1(図5の実線位置K1)の2位置を交互に昇降し得るように構成されている。尚、板状飯7が搬送される前は、当該押圧具21は上昇位置K2(図5二点鎖線位置K2)に位置している。
従って、上記間歇コンベア12を間歇駆動して、上記板状飯7を該コンベア12上の上記サイドストッパー13,14の間に停止し(図4(a)参照)、その後上記駆動モータM1を駆動して上記左側のサイドストッパー13を下降位置N1に駆動し、該サイドストッパー13の下面が上記コンベア12のコンベアベルト上面12aに接する位置まで下降する。
その後、上記駆動モータM3を駆動して上記サイドストッパー14を下降位置M1に駆動し、該サイドストッパー14の下面がコンベアベルト上面12aに接する位置まで下降する。
このとき、コンベアベルト上面12aの上記板状飯7は、上記左右のサイドストッパー13,14の間に位置しており、上記板状飯7の前側の辺は上記サイドストッパー13の水平面13a及び傾斜面13b,13cに対向して位置しており、当該板状飯7の後側の辺は上記サイドストッパー14の水平面14a及び傾斜面14b,14cに対向して位置している(図4(a)参照)。
次に、上記水平方向駆動シリンダー19の伸縮ロッド19aを伸長して上記左側のサイドストッパー14を前進位置R3まで前進させる(図4(b)から図4(c)参照)。このとき、上記駆動アーム17が上記水平レール20に沿って前進し、上記サイドストッパー14は上記前進位置R3にて停止する(図4(c)の位置)。
このとき、上記板状飯7は、上記コンベアベルト12上面12aにおいて、前後方向から上記サイドストッパー13,14によって押圧(圧縮)され、図4(c)に示す略菱形状に成型される。即ち、上記左右のサイドストッパー13,14は、その当初の間隔T1は、板状飯7の前後方向幅S1より大(T1>S1)であるが、上記サイドストッパー14の上記前進位置(図4(c))においては、両サイドストッパー13,14の間隔T2は上記板状飯7の前後方向幅S1より小(T2<S1)となるので、上記板状飯7は上記左右のサイドストッパー13,14の水平面13a,14aによって前後方向(内側方向)に圧縮されると共に、板状飯7の4つのコーナー部7a,7b,7c,7dには各々傾斜面14c,14b,13c,13bが当接してこれらの傾斜面で内側方向に圧縮されるので、当該板状飯7は平面視において、略菱形状に前後方向から圧縮される(図4(c)、図4(d)参照)。
即ち、上記板状飯7は、全体的に前後方向に圧縮されると共に、前方側には傾斜面7c’,7d’が形成され、後方側には傾斜面7a’,7b’が形成され、全体として略菱形状に成型される。尚、前成型板状飯7’は、前後方向の中央側面は上記水平面13a,14aにより水平面7e’,7f’が形成される。
その後、駆動モータM2を駆動して、上記押圧具21を下降位置K1に下降する。すると、上記押圧具21の下面は前後方向に圧縮された上記板状飯7の上面に接し、下方向けて押圧するので、板状飯7はコンベア上面12aと上記押圧具21下面によって、上下方向にも圧縮され、図2、図4(d)に示す所定厚の略菱形状の前成型板状飯7’に成型される。
上記押圧具21が下降したとき、上記押圧具21下面の上記台形状の突出部22も上記板状飯7の上面に押圧されるので、上記前成型板状飯7’の上面の左半部の上面には、略三角形状の具挿入用凹部23が凹状に成型される。
その後、上記駆動モータM2を駆動して、上記押圧具21を上記上昇位置K2まで上昇させる。これにより当該押圧具21は上記板状飯7の上面から上方に離間する。その後は、上記駆動モータM1を駆動して上記左側サイドストッパー13を上記上昇位置N2まで上昇させ、かつ上記水平方向駆動シリンダー19の伸縮ロッド19aを縮小して上記右側のサイドストッパー14を上記後退位置R1まで後退させ、その後、上記駆動モータM3を駆動して当該サイドストッパー14を上記上昇位置R2まで上昇させる。
これらの動作によって、上記前成型板状飯7’から上記各部材が上方に離間するので、次に、第2のコンベア12を間歇駆動して、当該前成型板状飯7’を次段の具供給エリア3aに搬送する。以後、同一の動作が繰り返される。
上記前成型板状飯7’は、図4(d)に示すように、一定厚を有する平面視略菱形状であり、中心線Pで具が内部に位置するように折り畳むと(図12(d)参照)、略三角形状の擬似的なおにぎり型となるように構成されている。尚、上記中心線Pは、上記略菱形状の上記前成型板状飯7’の左右方向の中心位置を前後方向に引いた線をいう。
また、上記板状飯7の停止位置に対する、上記前後サイドストッパー13,14の位置、及び、押圧具21の位置は、常時一定であるため、常に、同一形状の前成型板状飯7’を連続的に成型することができる。
しかも、上記左右のサイドストッパー13,14にて板状飯7を挟持した状態で、押圧具21を降下させる構成なので、具挿入用凹部23は、中心線Pの一方側(左半部側)の一定位置に、その内側傾斜面23a,23b及び水平面23cによって略三角形状に形成される(図4(d)参照)。
即ち、具挿入用凹部23は、常に前成型板状飯7’の上面の一定位置(左半部上)に一定形状で形成される。よって、具挿入用凹部23において、前成型板状飯7’の傾斜面7d’から上記具挿入用凹部23の内側傾斜面23aまでの距離qは常に略一定であり(図4(d)参照)、上記前成型飯7’の傾斜面7b’から上記具投入用凹部23の内側傾斜面23bまでの距離qも常に略一定であり、従って、当該前成型飯7’の略菱形状の左半部の一定位置に、常に、同一の向きで具挿入用凹部23を成型することができるものである。このことは、常におにぎり70の内部の一定位置に具を保持することができることにつながる。
尚、上記具挿入用凹部23は、上記実施形態では前成型板状飯7’の左半部上に形成したが、当該前成型飯7’の右半部上に形成しても良い。この場合は、後述の折畳部4の折り畳み方向を逆にして、具の投入された右半部を固定端として、左半部側を折り畳んで、右半部側の具を前成型板状飯7’の左半部で包み込むように構成することが好ましい。
(具供給エリア3aについて)
具供給エリア3aは、第3のコンベア24が配置されており、上記前成形部2から上記前成形板状飯7’が搬送されてくる。この第3のコンベア24も間欠駆動であり、上記前成型板状飯7’は第3のコンベア24のコンベアベルト上面24aを下流側に向けて間欠搬送される(図2参照)。
この第3のコンベア24は、図1では一部省略しているが、実際は前後方向に長く形成されると共に、上記第3のコンベア24の長手方向に沿って作業員が配置され、搬送されてくる前成型板状飯7’の上記具挿入用凹部23内に具Gを投入していく。
(第1の移行部3bについて)
具Gの投入された前成型板状飯7’は、第1の移行部3bの第4のコンベア25に移行される。第4のコンベア25上にはカメラ26が配置されており、当該カメラ26にて、上記具挿入用凹部23内に具Gが挿入されているか否か確認が行われる。具挿入用凹部23内に具Gが挿入されている場合は、第4のコンベア25によりそのまま次段の移行具27の下方位置P1に間歇移送され、当該位置P1にて一旦停止する(図6(a)参照)。尚、具Gが挿入されていない場合は、アラーム等を発すると共に、第4のコンベア25を一旦停止して、作業者に注意を促す等の動作を行う。
上記動作が連続的に行われ、図6(a)に示すように、移行具27の下の位置P1に上記前成型板状飯7’が移行した時点で、当該移行具27による以下の移行動作が行われる。
(移行具27について)
この移行具27は、第4のコンベア25の一方側(右側)の側面に、当該コンベア25の搬送方向に平行に可動シャフト28が設けられており、当該シャフト28の先端部に該シャフト28に直交してコンベア25上面に延びる方向に一対の移動用アーム27a,27bが、上記前成型板状飯7’の前後方向幅より大の間隔を以って固定されている。上記移動用アーム27a,27bの下側には、上記コンベアの幅方向に延びる同一形状の板状体27a’,27b’が設けられている(図7参照)。
上記シャフト28の後端部は、図8に示すように、正逆駆動モータM4の駆動軸に接続されており、この駆動モータM4を正逆駆動することで、図7に示すように、上記移動用アーム27a,27bを、上記板状体27a’,27b’が共に上記コンベアベルト上面25aから上方に離間した上方位置F1と、当該上方位置から上記駆動モータM4を回転して上記板状体27a’,27b’の下縁が上記コンベアベルト上面25a上に接触又は近接した下降位置F2の二位置を矢印H,I方向に、交互に回動し得るように構成されている。
さらに当該移行具27は上記シャフト28の後端の上記駆動モータM4の支持板30にはシリンダー29の伸縮ロッド29aが接続されており、当該シリンダー29の伸縮ロッド29aを伸長することで、当該移行具27を、図6(a)の後退位置H1から図6(b)の前進位置H2までコンベア搬送方向に沿って矢印A,B方向に移動し得るように構成されている。
よって、上記移行具27は、当初は図7の上方位置F1に位置しており、上記前成型板状飯7’が上記位置P1(第4のコンベア25の前端位置、図6(a)の位置)に到来したタイミングで上記駆動モータM4を駆動して上記移行具27を上方位置F1から下降位置F2に回動する(矢印I方向)。このとき、上記移行具27の板状体27a’,27b’の下縁は上記第4のコンベア25のコンベアベルト上面25aに接し、上記板状体27a’と板状体27b’の間に上記前成型板状飯7’が位置している状態となる(図6(a)の状態)。
この状態から上記シリンダー29の伸縮ロッド29aを伸長すると、上記移行具27は図6(a)の後退位置H1から下流側に移動し、図6(b)の前進位置H2まで移動する。
すると、上記前成型板状飯7’は上記上流側の上記板状体27a’によって下流側の位置P2に移行され、当該前成型板状飯7’は次段の折畳部4上に載置される(図6(b)の状態)。
その後、上記駆動モータM4を逆転駆動することにより、当該移行具27を上昇回動させ上記板状体27a,27bを図7の上方位置F1に戻し、さらに上記シリンダー29の伸縮ロッド29aを縮小駆動することで、当該移行具27を図6(a)の後退位置H1に復帰させる。
その後は、上記折畳部4において、上記前成型飯7’が折り畳まれて、略おにぎり状の予備成型飯7”となり、上記移行具27が、再び同様に、上方位置F1から下降位置F2への回動、後退位置H1から前進位置H2への平行移動を行い、これにより、上記板状体27a’が第4のコンベア25上の次の前成型板状飯7’を上記折畳部4に移行すると同時に、上記板状体27b’が折畳部4上の予備成型飯7”を次段の第2の移行部6aに移行する動作を行う(図6(b)参照)。以後は、上記前成型板状飯7’の間歇移動に合わせて、上記動作を繰り返し行い、当該前成型板状飯7’及び予備成型飯7”を順次、折畳部上4、及び第2の移行部6a上に移行させる動作を行う。
(折畳部4)
当該折畳部4は、図9に示すように、前段の第1の移行部3bと後段の第2の移行部6aとの間に位置している。
この折畳部4は、固定板31と、該固定板31の右端の凸部31aに凹部32aを以って嵌合し、上記凸部31aと上記凹部32a間に挿入された前後方向軸33(図10参照)を以って、該固定板31に対して回動自在に設けられた中間板32と、該中間板32の右端の凸部32bに凹部34aを以って嵌合し、上記凸部32bと上記凹部34a間に挿入された前後方向軸71(図10参照)を以って、該中間板32に対して回動自在に設けられた押圧板34を有している。
また、上記固定板31は、上記前成型板状飯7’の左半部に沿う台形状をなしている。即ち、当該固定板31の前方側の面は、上記前成型板状飯7’の前方側の傾斜面7d’に沿う傾斜角度を有する傾斜面31cとなっており、当該固定板31の後方側の面は、上記前成型板状飯7’の後方側の傾斜面7b’に沿う傾斜角度を有する傾斜面31dにより構成され、上記傾斜面31c,31dの左側は水平面31eにより構成されており、当該固定板31は、上記前成型板状飯7’の左半部の台形と略相似形状の略台形状に形成されている。
上記固定板31、上記中間板32及び上記押圧板34の各上面31b,32c,34bは各々平坦面であり、図9、図11(a)(b)に示すように、これらの板を水平に開いた状態では、上記固定板31の上面31b、上記中間板32の上面32c、上記押圧板34の上面34bは面一の水平面を構成しており、これらの水平面は、上記第4コンベア25の上面25aとも面一の面を構成するようになっている。
また、上記固定板31の前後方向の上記傾斜面31c,31d及び水平面31eを囲うように、位置規制ブロック35が設けられている。この位置規制ブロック35は、図10に示すように、上記固定板31の上記傾斜面31cに沿って設けられた略三角形状の側面ブロック35aと、上記固定板31の上記傾斜面31dに沿って設けられた略三角形状の側面ブロック35bと、上記ブロック35a,35bの左端部間を連結する水平ブロック35cにより構成されている。
上記側面ブロック35aの上記傾斜面31cに沿う側面は、上記傾斜面31cと同一傾斜角度の垂直傾斜面36a、該垂直傾斜面36aに連接し、前方向けて傾斜した傾斜面37a、該傾斜面37aに連接し、水平な平面からなる直角三角形状の上面38aから構成されている。
上記側面ブロック35bの上記傾斜面31dに沿う側面は、上記傾斜面31dと同一傾斜角度の垂直傾斜面36b、該垂直傾斜面36bに連接し、後方向けて傾斜した傾斜面37b、該傾斜面37bに連接し、水平な平面からなる直角三角形状の上面38bから構成されている。さらに上記水平ブロック35cの上記側面ブロック35a,35bとの接続面は、水平面35c’が形成されている。
この位置規制ブロック35は、上記各側面ブロック35a,35bの各下面に各々スプリング39,39が設けられており(図9参照)、該スプリング39,39の下端は駆動ブロック40に接続されている。
この駆動ブロック40の下面には駆動シャフト41が接続されており、当該シャフト41は後述の駆動機構(図13参照)により矢印C,D方向に昇降し得るように構成されている(図13参照)。当該位置規制ブロック35は、通常は、その上面38a,38bが図11(a)(b)に示すように、上記固定板31の上面31bと同一高さに位置している。即ち、上記側面ブロック35aと上記側面ブロック35bの上面38a,38bの高さが上記固定板31の上面31bと同一高さとなる下降位置(図11(b)の位置)に位置している。
よって、このように、上記固定板31、中間板32、押圧板34が開いた状態では、固定板31の上面31b、中間板32の上面32c、押圧板34の上面34bは、面一の平坦面を構成しており、さらに、上記位置規制ブロック35の上記側面ブロック35a,35bの各上面38a,38bも上記上面31bと面一の平坦面を構成しており、当該折畳部4の上面全体が平坦面を構成し得るようになっている(図11(b)参照)。
その後、上記移行具27によって上記前成型板状飯7’が当該折畳部4の上面に移行されると、当該平坦な折畳部4の上面に上記前成型板状飯7’が位置するように構成されている(図6(b)、図11(a)参照)。
このとき、前成型板状飯7’は、図11(a)に示すように、その左半部の傾斜面7d’,7b’は、上記固定板31の傾斜面31c,31dに略一致するように位置し、前成型板状飯7’の中央部が上記中間板32の上面に位置し、前成型板状飯7’の右半部の略台形部分が上記押圧板34上に位置するように構成される。また、上記前成型板状飯7’の左半部の具挿入用凹部23は、略固定板31上に位置し、後述の折り畳み動作が行われる場合においても、当該具挿入用凹部23の位置は変わらない。
このとき、上記中間板32を中心として上記固定板31と上記押圧板34の上面に、上記具Gの挿入された上記前成型板状飯7’が均等に載置されるように、上記移行具27によって、上記第1の移行部3bから上記前成型板状飯7’を移送され、上記固定板31に対して上記中間板32と上記押圧板34を同一方向(矢印J方向)に回動し、上記固定板31の上面側に上記押圧板34の上面側が到来する方向に上記中間板32と上記押圧板34とを折り畳むことにより、上記予備成型飯7”を成型する。
上記押圧板34の側面において、該側面の中間部より若干右寄りの位置には、前後方向の軸43が前後方向に貫通して固設されている。そして、上記軸43には、半円形状の円弧形駆動アーム44の円弧の一方の先端部44aが回転自在に軸着されている。また、当該円弧形駆動アーム44の他方の先端部44bは、上記中間板32の側面の円弧溝32dに着脱自在に嵌合した状態となっている。尚、この円弧形駆動アーム44は、上記中間板32及び上記押圧板34の両側面(前後側面)に対称に設けられている。
上記円弧形駆動アーム44の円弧を中央で左右に二分する中心線n2(図11(b)参照)よりも若干左側にずれた位置に前後方向の駆動軸45が回転自在に設けられており、該駆動軸45には、当該駆動軸45を矢印C,D方向に昇降駆動するための駆動軸46が接続されている。
上記駆動シャフト41及び上記駆動軸46の昇降駆動は、図13に示すように、水平駆動シャフト47の周りに、駆動用カム盤48を設け、当該カム盤48のカム溝に係合したシャフト50,51に駆動軸49、駆動軸52を各々軸着し、上記駆動軸49を連結軸53を介して上記駆動シャフト41に連結し、かつ、上記駆動軸52を上記連結軸54を介して上記駆動軸46に水平回動軸55を介して接続する。
そして上記駆動モータM5を回転駆動して上記水平駆動シャフト47を一方向に回転させることにより、上記駆動用カム盤48を矢印方向に回転させ、カム溝の作用によって上記連結軸53、上記駆動シャフト41を介して上記駆動ブロック40、即ち上記位置規制ブロック35を所定のタイミングで昇降(矢印C,D方向)し得るように構成している。
また、上記駆動モータM5の回転駆動による上記駆動用カム盤48の回転により、カム溝の作用によって、上記連結軸54、上記水平回動軸55及び駆動軸46を昇降(矢印C,D方向)することにより、以下の折り畳み動作を実現するものである。
即ち、上記図11(a)に示すように、当該折畳部4上に前成型板状飯7’が載置されると、まず、上記駆動シャフト41が上昇駆動され、上記位置規制ブロック35が図11(c)の位置まで上昇する。このときの状態を図10に示す。
この状態においては、上記固定板31の上記傾斜面31c、上記傾斜面31d及び水平面31eに沿って上記側面ブロック35a、上記側面ブロック35b、及び水平ブロック35cが上方に突出した状態となるので、上記前成型板状飯7’の左半部の傾斜面7d’,7b’及び、水平面7hが上記位置規制ブロック35の各水平面36a,36b,傾斜面37a,37b及び水平面35c’にて囲まれた位置規制状態となる(図11(c)参照)。
これにより、この後の折り畳み行程において、前成型板状飯7’の折畳部4上の位置決めがなされる。即ち、前成型板状飯7’の左半部が固定端となり、折り畳まれる。
その後は、上記連結軸54を介して上記水平回動軸55に上向きの力が作用するので、上記駆動軸46が上昇し、図12(a)に示すように、上記駆動軸46が上水平回転軸55を支点に右方向に回動しながら上昇する。これにより、上記押圧板34が上記軸43の部分から上方に押されていくため、上記中間板32は上記前後方向軸33を支点として上方に回動し(矢印J方向)、上記押圧板34も上記軸71を中心に、上記中間板32に対して上方に回動し(図12(a)参照)、さらに上記連結軸54が上昇することにより、上記押圧板34が上方に押されて行く。
ここで、説明の便宜上、折畳部4上の上記前成型板状飯7’の中間部を符号「a」、左半部を符号「c」、右半部を符号「b」にて表す。このとき、上記前成型板状飯7’は、上記中間板32及び上記押圧板34の左方向(矢印J方向)の回動により、同板状飯7’の中間部aが立ち上がり、右半部bが左方向(矢印J方向)に上昇回動して折り畳まれて行く(図12(b)参照)。このとき、前成型板状飯7’の左半部cの左端には、位置規制ブロック35の水平面35c’が位置しているので、上記折り畳み行程において、前成型板状飯7’の位置がずれることはない。
また、このとき上記円弧形駆動アーム44の中間板32側の先端部44bは、上記円弧溝32dから離脱して、中間板32の右端部に接触した状態となる。
そして、上記中間板32及び押圧板34はさらに左方向(矢印J方向)に回動し、図12(b)の状態を経て、駆動軸54の上昇が停止した状態、即ち、最終的に図12(c)の状態となる。この状態においては、中間板32は上記固定板31に対して直角位置まで回動し、さらに上記押圧板34は上記中間板32に対して直角位置まで回動する。即ち、上記固定板31と上記押圧板34は平行な状態となる。
従って、かかる状態では、前成型板状飯7’は、図12(c)に示すように、上記左半部cの上に上記右半部bが、2つ折りに折り畳まれた状態、即ち、図12(d)に示す略おにぎり型の予備成型飯7”に予備成型される。このとき、予備成型飯7”の左半部cは、固定端として上記位置規制ブロック35によって位置規制されているので、当該左半部c上にある具挿入用凹部23に挿入された具Gが位置ずれを起こすことはない。
その後は、上記駆動軸54が下降することにより、上記説明とは逆方向の動き、即ち、図12(c)、図12(b)、図12(a)の順に、上記固定板31に対して上記中間板32及び上記押圧板34が右方向に回動して開いて行き、図11(c)の状態、即ち、上記固定板31、上記中間板32及び上記押圧板34が水平の状態に復帰する。さらに、この状態から上記駆動シャフト41が下降することにより、上記位置規制ブロック35が下降して、図11(b)の状態、即ち、固定板31、中間板32及び押圧板34が面一となり、かつ、位置規制ブロック35も上記固定板31と面一となった平坦状態に復帰する。
このとき、上記固定板31上には、図12(d)の予備成型飯7”が載置された状態となっている(図6(a)の予備成型飯7”参照)。この予備成型飯7”は、上述のように、略おにぎり型であって、後述の成型円盤9の成型孔10と同様の三角形状となるように予備成型されている。
また、この予備成型飯7”は、左半部cの上に右半部bが重なるように、2つ折りに折り畳まれており、この折り畳み動作は、具挿入用凹部23の位置及び形状、さらには具挿入用凹部23に挿入された具Gの位置、形状には影響を及ぼさないので、予備成型飯7”の形成時において、具挿入用凹部23の形状が変形することもなく、具Gの位置が移動したり、具Gの形状が大きく変わることがない。よって、予備成型を終えても、具Gを予め決められた位置に保持することができる。
上記予備成型飯7”が上記固定板31上に載置され、折畳部4が開いた状態になると(図6(a)の状態)、上記移行具27の前方位置H2への上記移行動作によって(後退位置H1から前方位置H2への移動)、上記予備成型飯7”は、上記板状板27b’によって次段の第2の移行部6aの第5のコンベア56上に移行される(図6(b)、図1参照)。
(第2の移行部6a)
当該移行部6aにおいては、上記第4のコンベア25の進行方向(矢印A方向)に対して直角右方向(矢印E方向)に進路変更する第5のコンベア56が設置されており、当該コンベア56の上面56a上に上記予備成型飯7”が載置される(図1、図6(b)参照)。
図1に示すように、上記コンベア56の上面56aの上記予備成型飯7”が移動してくる対向面には、受部材57が設けられており、上記移行具27の前進によって、当該コンベア56上に移行された上記予備成型飯7”は、上記受部材57に当接して当該コンベア56上の略中央部に停止する。
上記受部材57の後方面は、上記予備成型飯7”の前方側の傾斜面7d’,7c’(図12(d)参照)と同一角度で後方側に傾斜した傾斜面57aが形成されており、上記予備成型飯7”は、その前方側の傾斜面7d’,7c’が上記傾斜面57aに当接した状態で停止する。
このとき、予備成型飯7”は、前方側(矢印E方向)が最も広い底面dを形成し、左右に傾斜面e,fを有し、後方側が短い上面gからなる略三角形状(台形状又はおにぎり形状)を構成しており、このような形状は、次段の成型円盤9の成型孔10の形状に近似した形状、即ち前方側が底面d’、左右方向が傾斜面b’,c’となる三角形状のおにぎり型となるように構成されている。
その後、上記コンベア56が矢印E方向に前進し、当該予備成型飯7”は成型円盤9の成型孔10の上面まで移送される。
上記成型円盤9は、その回転中心Lを中心として矢印F方向に間歇回転するものであり、その上面におにぎり型の成型孔10が6か所に均等間隔で貫通形成されている。この成型円盤9の下面には、おにぎり排出位置Q2に対応する成型孔10’の位置のみ開口部60aが形成され、それ以外の成形孔10は閉鎖する固定底盤60が設けられており、上記回転円盤9は上記固定底盤60上を矢印F方向に間歇回転する。
この回転円盤9の間歇回転のタイミングは、上記第2の移送部6aから予備成型飯7”が送られてくる位置Q1に上記成型孔10が停止するタイミングである。この成型円盤9が停止したタイミングにおいて、上記成型孔10は、回転中心L方向に底面d’が位置し、左右に傾斜面b’、c’を有する略三角形状のおにぎり型をなし、上記コンベア56にて送られてくる上記予備成型飯7”と略近似した形状となっている。
よって、上記コンベア56上に予備成型飯7”が送られてくると、上記コンベア56を前方に一定量駆動して、当該予備成型飯7”を上記回転円盤9の上記成型孔10上に移送する。
このとき上記回転円盤9の上記成型孔10の前方にはコ字状の受具61が固設されており、上記予備成型飯7”の底面dの位置を規制して、当該予備成型飯7”が上記成型孔10上に位置決めされるように構成されている。
さらに、上記回転円盤9の上記位置Q1における上記成型孔10の上方位置には、下降することで、上記成型孔10内に挿入可能な略三角形状の押圧具62が設けられている。この押圧具62は、水平アーム62aの先端に固定されており、当該水平アーム62aの他端は上下方向昇降軸64に接続されており、当該水平アーム62aは、例えば上下方向垂直駆動シリンダーによって、上記押圧具62が上記成型孔10内に挿入された下降位置と、上記成型孔10の上方に上昇した上昇位置の二位置間を昇降可能に構成されている。
よって、上記コンベア56によって上記予備成型飯7”が前方に移動され、上記停止中の回転円盤9の上記成型孔10の上方位置に位置すると、その後のタイミングで、上記垂直駆動シリンダーを駆動して上記水平アーム62aを下方に駆動する。
すると上記押圧具62によって上記予備成型飯7”が上記成型孔10内に挿入される。このとき、予備成型飯7”は、上記成型孔10に近似する所定厚の略三角形状のおにぎり型に予備成型されているので、円滑に上記成型孔10内に挿入され、おにぎり型に成型することができる。
また、予備成型飯7”は予め略三角形状のおにぎり型に予備成型されているので、上記成型孔10内に挿入され、押圧具62にて押圧されても、大きな形状変化は生じることはなく、予備成型飯7”の各コーナー部等が上記成型孔10内においておにぎり型に整えられることになる。
よって、上記予備成型飯7”を上記成型孔10内に挿入しても、具Gの位置がずれること、或いは、具Gがつぶれる、又ははみ出す等ということがなく、当初の具Gの位置を維持した状態のまま、上記成型孔10内において、おにぎり型に成型することができる。
(その後の工程)
その後は、上記成型円盤9が矢印F方向に1ピッチずつ間歇駆動され、1ピッチ回転したところで、次の押圧具65が成型孔10内に下降することによって、再度押圧成型され、さらに回転円盤9の回動によって、上記位置Q2に到来すると、成形されたおにぎり70は、開口60aから下方のコンベア66に落下し、上記成型円盤9から取り卸される。
当該コンベア66は矢印A方向に移動するので、成形されたおにぎり70は次段の包装等の工程に順次移送される。
本発明は上述のように構成されるものであるから、当該予備成型飯7”をおにぎり成型孔10に挿入した場合の飯(予備成型飯7”)の変形を少なくすることができ、その結果、おにぎり成型時の具Gの位置のずれを極力少なくすることができる。
また、前成型板状飯7’における具Gの位置を保持したまま2つ折りにして予備成型飯7”を形成するため、最終的におにぎり成型孔10内に挿入しておにぎりを成型した後も、具Gの位置がずれることがなく、具Gの種類、性状等によって、具Gをおにぎり内のどの位置に配置するかを予め定めることができる。
また、折畳部4において前成型板状飯7’を2つ折りにする際、前成型板状飯7’の固定端側(実施形態では左半部)の位置決めを行うことができるため、前成型板状飯7’をより正確に2つ折りにすることができ、具Gのずれをより少なくすることができる。
また、おにぎりを成型するに当たり、具Gの種類、性状等が異なっても、具Gをおにぎり70の中心部に確実に位置させることができる。
尚、図6(a)(b)における72は第1の移行部3bと上記折畳部4との間の移動用ガイド板、73は上記折畳部4と第2の移行部6aとの間の移動用ガイド板である。
本発明に係るおにぎり予備成型装置によれば、おにぎりにおける具Gをおにぎりの中心部に位置させることができ、具のずれ或いははみ出し等を防止することができるため、広く利用可能なものである。
3a 具供給エリア
4 折畳部
6b 挿入部
7 板状飯
7’ 前成型板状飯
7” 予備成型飯
7a,7b,7c,7d コーナー部
10 おにぎり成型孔
13 前側サイドストッパー
13b,13c 傾斜面
14 後側サイドストッパー
14b,14c 傾斜面
21 押圧具
23 具挿入用凹部
27 移行具
31 固定板
31b 上面
32 中間板
34 押圧板
34b 上面
35 位置規制ブロック
56 コンベア

Claims (4)

  1. 板状飯の4つのコーナー部を内側方向に圧縮して左右対称の略菱形状の前成型板状飯に成型する一対の押圧部材と、
    上記一対の押圧部材が上記板状飯を圧縮して略菱形状の上記前成型板状飯に挟持した状態において、上記前成型板状飯の略菱形状の左半部上面又は右半部上面に具挿入用凹部を押圧形成する押圧具と、
    上記具挿入用凹部が形成された上記前成型板状飯の上記具挿入用凹部内に具を供給する具供給部と、
    上記具を供給された上記前成形板状飯をその左右対称の中心線より2つ折りにして、上記具を包み込んだ略三角形状の予備成形飯を形成する折畳部材とから構成され、
    上記一対の押圧部材は、板状飯を搬送するコンベアの搬送方向に対して直交する方向に位置し、所定間隔を以って前後に位置する一対の押圧部材から構成されており、
    上記板状飯を挟持する両対向面には、上記板状飯の前方側の2つのコーナー部に当接する2つの傾斜面と、上記板状飯の後方側の2つのコーナー部に当接する2つの傾斜面とを有しており、
    上記押圧具は、上記前成形板状飯の左半部上面又は右半部上面の前方側及び後方側の上記各傾斜面から、押圧成形された上記具挿入用凹部の各内側傾斜面までの距離が常に略一定となるように配置され、これにより上記具挿入用凹部は常に上記前成形板状飯の一定位置に同一の向きで成型されるものであり、
    上記予備成型飯の形状は、おにぎり成型部におけるおにぎり成型孔の形状であるおにぎり型に近似する所定厚の略三角形状であることを特徴とするおにぎり予備成型装置。
  2. 上記折畳部材は、開状態において水平な平坦上面を構成する固定板と中間板と押圧板とから構成され、
    上記中間板を中心として上記固定板と上記押圧板の上面に、上記具の挿入された上記前成型板状飯が均等に載置されるように、上記前成型板状飯を移送する移行具を有しており、
    上記固定板に対して上記中間板と上記押圧板を同一方向に回動し、上記固定板の上面側に上記押圧板の上面側が到来する方向に上記中間板と上記押圧板とを折り畳むことにより上記予備成型飯を成型するものである請求項1記載のおにぎり予備成型装置。
  3. 上記折畳部材において、上記前成型板状飯の固定端側に対向して、当該前成型板状飯の上記固定端の位置ずれを防止するための昇降位置規制部材を設けたものであることを特徴とする請求項1又は2記載のおにぎり予備成型装置。
  4. 上記予備成形飯を上記おにぎり成型部に移行する移行手段と、
    上記おにぎり成型部に移送された上記予備成型飯を上記おにぎり成型孔内に挿入して予備成型飯をおにぎりに成型する押圧具と、
    上記おにぎり成型孔内で成型されたおにぎりを上記おにぎり成型孔内から取り卸す取卸部を有するものである請求項1〜3の何れかに記載のおにぎり予備成型装置を具備したおにぎり成型装置
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