JP6149484B2 - コンベア装置 - Google Patents

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本発明は、コンベア装置に関する。
工場の生産ラインでは、ワークを搬送する手段として、コンベア装置が使用されている。コンベア装置は、例えば、ワークを下方から支えるローラを、ワークの搬送方向に沿って2列に配置している。各ローラの回転軸は、ワークの搬送方向と直交するように配置されており、ローラの回転や、コンベア装置の搬送ラインの傾斜を利用してワークを所望の方向に搬送している。
ここで、従来のコンベア装置では、搬送ラインを傾斜して配置し、2列のローラの一部の回転軸をワークの搬送方向に対して斜めに配置し、ワークの移動にブレーキをかけるように構成したものがある。
また、従来のコンベア装置では、メインの搬送ラインの途中に、搬送方向と直交する方向にワークを取り出す収納ラインを設け、メインの搬送ラインから収納ラインに供給されるワークをセンタリングする供給手段を有するものがある。供給手段は、左右2列のローラを有し、右側のローラ群と、左側のローラ群をそれぞれ所定の角度で一定の角度で傾斜させている。傾斜角度は、左右それぞれが供給手段の中心軸に対してα°(α°<90°)になっており、搬送中のワークをセンタリングすることによって、ワークが搬送ラインから飛び出すことを防止している。
また、ワークをセンタリングしながら搬送する他の例としては、2つのローラを1組とするローラ対を搬送方向に等間隔に配置したものがある。ローラ対は、上流側のローラが搬送方向に直交する軸に対して+θ°だけ傾斜している。下流側のローラは、搬送方向に直交する軸に対して−θ°だけ傾斜させている。
実開昭57−106608号公報 特開2003−63619号公報 特開2003−40408号公報
ここで、コンベア装置では、傾斜角度の異なる搬送ラインの間で、ワークを受け渡すことがある。この場合、受け取り側の搬送ラインにローラのみを配置すると、搬送方向で隣り合う2つのローラの隙間にワークの先端に入り込み、そこから次のローラにワークが乗り上げる動作が連続して発生するので、ワークに衝撃が加わる。また、ワークが複数のローラに乗り上げる過程でワークが停止することがあった。
また、搬送ラインの受け取り側の部分に、ガイド板をローラを覆うように取り付けると、ガイド板によってローラの隙間がなくなるので、ワークの受ける衝撃は低減される。しかしながら、ワークとガイド板の接触抵抗が大きいことから、磨耗粉が発生し易い。また、ワークとガイド板の接触抵抗が大きいので、途中でワークが停止し易い。
これらの問題は、ローラの数を単に増やしたり、ガイド板の面積を小さくしたりしても十分に解決することは困難である。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、傾斜角度の異なる搬送ラインでワークを受け渡すときの衝撃や、磨耗粉の発生を防止することを目的とする。
実施形態の一観点によれば、ワークの搬送方向に配列され、回転軸がワークの搬送方向に直交する方向に平行に設置された複数のサイドローラと、複数の前記サイドローラの上端で規定される前記ワークの搬送面と異なる傾斜角度で投入される前記ワークを受け入れる乗り継ぎ部分に設けられ、上端が前記搬送面と一致する高さに配置されたクロスローラと、を含み、前記クロスローラは、前記ワークの搬送面に平行に配置され、かつ前記ワークの搬送方向に対して傾斜させた回転軸を有する第1のローラと、前記ワークの搬送面に平行に配置され、かつ前記第1のローラと交差する角度に回転軸が設定され、前記第1のローラを挟んで一対配置された第2のローラとを含み、前記第1のローラは、前記ワークの搬送方向の上流側の端部から下流側の端部までの長さであって、前記ワーク搬送方向に平行な成分の長さが前記ワークの搬送方向に配列された前記サイドローラのうちの隣り合う2つの前記サイドローラの上端間の距離より長く、前記ワークの搬送方向の上流側の前記第2のローラの上流側の端部から、下流側の前記第2のローラの下流側の端部までの長さであって、前記ワークの搬送方向に平行な成分の長さが、前記ワークの搬送方向に配列された前記サイドローラのうちの隣り合う2つの前記サイドローラの上端間の距離より長いことを特徴とするコンベア装置が提供される。
クロスローラによってワークとサイドローラとの間で生じる衝撃を低減させると共に、クロスローラの回転によってワークとの間の摩擦を低減できる。
図1は、本発明の実施の形態に係るコンベア装置を含む検査装置の概略構成の一例を示す正面図である。 図2は、本発明の実施の形態に係るコンベア装置を含む検査装置の概略構成の一例を示し、移載部を傾斜させたときの拡大図である。 図3は、本発明の実施の形態に係るコンベア装置を含む検査装置の概略構成の一例を示し、乗継部を拡大して示す斜視図である。 図4は、本発明の実施の形態に係るコンベア装置を含む検査装置の概略構成の一例を示し、乗継部を拡大して示す平面図である。 図5は、本発明の実施の形態に係るコンベア装置を含む検査装置において、ワークを搭載したパレットを受け渡す工程の一例を説明する拡大図である(その1)。 図6は、本発明の実施の形態に係るコンベア装置を含む検査装置において、ワークを搭載したパレットを受け渡す工程の一例を説明する拡大図である(その2)。 図7は、本発明の実施の形態に係るコンベア装置を含む検査装置において、クロスローラの作用の一例を説明するための図である。
発明の目的及び利点は、請求の範囲に具体的に記載された構成要素及び組み合わせによって実現され達成される。
前述の一般的な説明及び以下の詳細な説明は、典型例及び説明のためのものであって、本発明を限定するためのものではない。
図1に、コンベア装置を有する検査装置の概略構成を示す。
検査装置1は、床面などに設置されるメインフレーム2を有し、メインフレーム2の上部の一端側に、ワークWを搬入する搬入部3と、ワークWを搬出する搬出部4とが順番に配置されている。さらに、メインフレーム2の上部の他端側には、ワークWを検査する検査部5が配置されている。また、メインフレーム2には、ワークWを搬入部3から検査部5を経て搬出部4まで搬送するコンベア装置10が固定されている。ワークWは、パレット6上に搭載されてコンベア装置10で搬送される。さらに、検査装置1には、ワークWの搬送や検査を制御する制御装置7と、コンベア装置10を駆動させる駆動装置8を有する。なお、ワークWは、検査部5における検査対象物であると共に、コンベア装置10における搬送対象物であり、例えば、携帯電話などの精密機械である。また、パレット6には、ワークWを位置決めして載置可能な凹部が1つ設けられている。
図1に示すように、コンベア装置10は、ワークWを載せたパレット6を搬送する搬送ラインとして、メインフレーム2の上部に平行に敷設された第1の搬送ライン11と、搬入部3に設けられた移載部12を有する。さらに、コンベア装置10は、第1の搬送ライン11の下方に傾斜させて敷設された第2の搬送ライン13と、第2の搬送ライン13の下端から第1の搬送ライン11にパレット6を上昇させる昇降装置14とを有する。
第1の搬送ライン11は、搬送方向に沿って延びる一対のフレーム20を有し、一対のフレーム20の間に、不図示のローラがパレット6及びワークWの搬送方向(以下、単に、パレット6の搬送方向という)に等間隔に複数配置されている。各ローラの回転軸は、パレット6の搬送方向に直交する向きに配置されている。また、各ローラは、フレーム20に不図示のベアリングで回転自在に支持されており、駆動装置8によって同じ方向に回転駆動が可能である。ここで、複数のローラは、搬送方向に沿って一列配置しても良いし、2列以上配列させても良い。
図1と、図2の傾斜させた図とに示すように、移載部12は、パレット6を搬送する搬送部21と、搬送部21を傾斜させる傾斜機構22とを有する。搬送部21は、第1の搬送ライン11と同様に一対のレール23と複数のローラ24を有する。移載部12のローラ24は、パレット6の搬送方向に沿って配列されているが、駆動装置8には連結されていない。搬送部21の一端部は、ピン23で回動自在にメインフレーム2に支持されている。さらに、搬送部21の底部には、傾斜機構22が接続されている。傾斜機構22は、メインフレーム2にピン24で回動自在に支持されたシリンダ25を有する。シリンダ25から延びるロッド25Aの先端部には、ピン26で支持プレート27が回動自在に連結されている。支持プレート27は、搬送部21の底部に固定されている。
また、第2の搬送ライン13は、移載部12側が上側に配置され、昇降装置14側が下側に配置されている。そして、移載部12側がワークWを受け取る乗継部(上流側)となり、昇降装置14側がワークWを受け渡す受渡部(下流側)になっている。第2の搬送ライン13は、底部及び側部を覆うフレーム31がパレット6の搬送方向d1に沿って延びている。さらに、フレーム31は、メインフレーム2に所定の傾斜角度で固定されている。
図1及び図2と、第2の搬送ライン13の上流側を拡大して示す図2とに示すように、第2の搬送ライン13では、フレーム31のそれぞれの側部31Bに沿ってローラ列34が1つずつ設けられている。ローラ列34は、搬送方向に延びる略U字形の支持部35と、支持部35に不図示のベアリング等を介して回転自在に取り付けられた複数のサイドローラ36とを有する。各サイドローラ36の回転軸は、パレット6の搬送方向d1に直交する幅方向d2に平行に配置されている。そして、図2に示すように、各サイドローラ36の上端を通る平面がパレット6の搬送面Hcになる。第2の搬送ライン13は、傾斜を利用してワークWを搬送するので、各サイドローラ36は駆動装置8に接続されていない。しかしながら、サイドローラ36を駆動装置8に接続し、制御装置7の指令に基づいて回転駆動させても良い。
ここで、図2に示すように、第2の搬送ライン13の傾斜角度は、移載部12を傾斜させた場合の傾斜角度より小さい角度になっている。例えば、移載部12の傾斜角度、即ち移載部12のローラ24の上端を通るパレット6の搬送面Hbの水平面に対する傾斜角度は、20°である。これに対して、第2の搬送ラインの傾斜角度、即ち搬送面Hcの水平面に対する傾斜角度は、7°に設定されている。なお、各搬送面Hb,Hcの傾斜角度は、この例に限定されない。
さらに、図3と、図4の平面図に示すように、第2の搬送ライン13の搬送方向d1の上流側で、移載部12との乗継部分には、クロスローラ41が設置されている。クロスローラ41は、2列のローラ列34、即ちパレット6の搬送方向d1に対して傾斜して配置される第1のローラ42と、第1のローラ42を挟んで配置される一対の第2のローラ43とを有する。第1及び第2のローラ42,43の上流側の端部は、2列のローラ列34の最も上流側のサイドローラ34と略同じ位置か、それより上流側に配置されている。
各ローラ42,43は、支持片44に埋め込まれた不図示のベアリングでフレーム31に対して回転自在に支持されている。さらに、第2のローラ43の長さは、第1のローラ42より短い。図4に示すように、第2のローラ43の回転軸と、第1のローラ42の回転軸の交差角度αは、90°以下になっており、第1及び第2のローラ42,43は、平面視でクロスに配置されている。これに伴って、搬送方向d1と2種類のローラ42,43とがなす角度β、γは、それぞれ45°以上になる。さらに、2種類のローラ42,43の回転軸が交差する点は、第2の搬送ライン13の幅方向d2の中心を通る線上に配置されている。
また、フレーム31からクロスローラ41の各ローラ42,43の上端までの高さは、フレーム31からローラ列34のサイドローラ36の上端までの高さと等しく、搬送面Hcと一致している。このために、第2の搬送ライン13上にパレット6を載せたとき、クロスローラ41の各ローラ42,43と、ローラ列34のサイドローラ36が共にパレット6の底面に接触する。なお、クロスローラ41の高さをサイドローラ36より高く設定しても良い。
さらに、クロスローラ41の搬送方向の幅Lcは、パレット6の搬送方向の長さLpに略等しい。より詳細には、第1のローラ42の搬送方向d1における長さは、ローラ列34の各サイドローラ36の搬送方向d1の長さs1、即ち隣り合う2つのサイドローラ36の上端間の距離より大きく、パレット6の搬送方向の長さLpに略等しい。各第2のローラ42の搬送方向d1における長さは、ローラ列34の各サイドローラ36の搬送方向d1の長さs1より大きい。さらに、上流側の第2のローラ42の上流側の端部と、下流側の第2のローラ42の下流側の端部の間の搬送方向d1の距離は、パレット6の搬送方向の長さLpに略等しい。なお、ワークWがパレット6に搭載されずにコンベア装置10で搬送される場合、長さLpは、ワークWの搬送方向の長さになる。
クロスローラ41の各ローラ42,43の搬送方向の長さをサイドローラ36の搬送方向の長さs1以上にすることよって、搬送方向d1で隣り合う2つのサイドローラ36の隙間36Aを埋めるようにローラ42,43を配置することが可能になるので、少なくとも1つの隙間36A部分において、サイドローラ36の上端で規定される搬送面Hcと、実際にパレット6が移動するラインとを一致させることが可能になる。さらに、クロスローラ41の搬送方向の幅Lcを、パレット6の搬送方向の長さLpの2/3以上にすれば、複数の隙間36Aにわたって搬送面Hcと、実際にパレット6が移動するラインとを一致させることが可能になるので、パレット6の受け渡し時の衝撃を低減できる。そして、クロスローラ41の搬送方向の幅Lcを、パレット6の搬送方向の長さLpに略等しくすることによって、パレット6が移載部12から第2の搬送路12への乗り継ぎが完了するまで搬送面Hcと、実際にパレット6が移動するラインとを一致させることが可能になるので、パレット6の受け渡し時の衝撃を大幅に低減できる。
また、図1に示す昇降装置14は、パレット6を載置する載置部51と、載置部51を昇降させる昇降機構52とを有する。載置部51は、第1の搬送ライン11と同様に、不図示のローラを有する。ローラは、駆動装置8に接続されており、回転駆動が可能である。
次に、検査装置1の動作について説明する。
ワークWを投入するときは、制御装置7が駆動装置8に駆動指令を出力し、第1の搬送ライン11のローラを回転駆動させ、空のパレット6を移載部12の搬入部3まで移動させる。この状態で、不図示のロボットアームなどの搬送装置を用いてワークWを搬入部3のパレット6の凹部に載せる。この後、制御装置7の指令に基づいて移載部12の傾斜機構22がロッド25Aを引き戻し、シリンダ25の全長を短くする。これによって、図2に示すように、シリンダ25がピン24回りに回動すると共に、ロッド25Aに連結された支持プレート27が下がる。載置部21は、支持プレート27に固定されているので、ピン23回りに回動して傾斜する。これによって、パレット6が重力によって移動を開始し、ワークWが第2の搬送ライン13に受け渡される。
このとき、図5に拡大して示すように、第2の搬送ライン13の2列のサイドローラ36上と、クロスローラ41上にパレット6が載る。第2の搬送ライン13が傾斜していることから、パレット6が第2の搬送ライン13上を移動する。このとき、パレット6は、底面がクロスローラ41に接触し、かつクロスローラ41上を滑るように移動する。従って、パレット6の先端部が側方のサイドローラ36の上面より下がることがなくなり、サイドローラ36の隙間36Aにパレット6の先端部が入り込むことを防止できる。このために、パレット6の先端部と側方のサイドローラ36とに突き当たることがなくなって、パレット6に加わる衝撃が低減される。ここで、この実施の形態では、クロスローラ41の長さLcは、パレット6の長さLpに略等しい長さを有する。従って、図6に示すように、パレット6が移載部12から第2の搬送ライン13に移送し終わるまで、パレット6と側方のサイドローラ36との突き当てを防止できる。
また、クロスローラ41の第1のローラ42と第2のローラ43のそれぞれが回転することによって、パレット6と第2の搬送ライン13の間で生じる摩擦を減少させる。例えば、クロスローラ41がフレーム31に対して固定された部材であった場合には、パレット6が固定された部材上を滑るときに摩擦が生じるが、クロスローラ41ではローラ42,43が回転することによって、パレット6との間の摩擦が低減するので、磨耗粉の発生が最小限に留められる。
ここで、図7にクロスローラ41の作用を模式的に示すように、パレット6の搬送は、矢印AR1及び矢印AR2に示すようにパレット6が2種類のローラ42及びローラ43上を滑ることによって生じる滑り成分と、矢印AR3及び矢印AR4に示すように2種類のローラ42及びローラ43の回転によってパレット6を搬送する回転成分とが生じる。ここで、例えば、ローラ42,43が回転しない場合には、矢印AR1,AR2に示す滑り成分が支配的になるので、ローラ42,43とパレット6の間に磨耗が生じ易い。これに対して、クロスローラ41は、ローラ42,43が回転することによって、矢印AR3,AR4に示す回転成分が生じることによって、相対的に矢印AR1,AR2に示す滑り成分が小さくなり、ローラ42,43とパレット6の間の摩擦を低減させている。
以上、説明したように、検査装置1に設けられたコンベア装置10では、傾斜を有する第2の搬送ライン13の乗継部分にクロスローラ41を設けたので、左右2列のサイドローラ36のみを有する構成に対して、パレット6との接触部分を大きくできるので、パレット6の受け渡しを安定させることができる。また、クロスローラ41の長さLcを、パレット6の長さLpの2/3以上、好ましくは略一致する長さにしたので、乗継箇所における凹凸がなくなり、パレット6が受ける衝撃を低減できる。さらに、クロスローラ41は、2つのローラ42,43がそれぞれ回転するので、パレット6とクロスローラ41の間の摩擦が低減され、磨耗粉の発生が大幅に低減できる。ここで、クロスローラ41の各ローラ42,43の回転軸を90°以下で交差させると、各ローラ42,43を搬送方向d1に垂直な位置に近づけて滑り成分を小さくすることが可能になるので、ローラ42,43による磨耗を抑制できる。また、クロスローラ41の2種類のローラ42,43の回転軸は、第2の搬送ライン13の中心に対して対称になるように配置したので、パレット6の蛇行を防止できる。
なお、コンベア装置10は、単独で構成しても良いし、検査装置1以外の他の装置に組み込まれても良い。また、パレット6を使用せずに、ワークWを搬送する場合には、ワークWとクロスローラ41の間の摩擦が低減され、ワークWに作用する衝撃が低減される。
ここで挙げた全ての例及び条件的表現は、発明者が技術促進に貢献した発明及び概念を読者が理解するのを助けるためのものであり、ここで具体的に挙げたそのような例及び条件に限定することなく解釈するものであり、また、明細書におけるそのような例の編成は本発明の優劣を示すこととは関係ない。本発明の実施形態を詳細に説明したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、それに対して種々の変更、置換及び変形を施すことができる。
1 検査装置
6 パレット
36 サイドローラ
41 クロスローラ
42 第1のローラ
43 第2のローラ
Hc 搬送面
Lc クロスローラの長さ
Lp パレットの長さ(ワークの搬送方向の長さ)
W ワーク

Claims (4)

  1. ワークの搬送方向に配列され、回転軸がワークの搬送方向に直交する方向に平行に設置された複数のサイドローラと、
    複数の前記サイドローラの上端で規定される前記ワークの搬送面と異なる傾斜角度で投入される前記ワークを受け入れる乗り継ぎ部分に設けられ、上端が前記搬送面と一致する高さに配置されたクロスローラと、
    を含み、
    前記クロスローラは、前記ワークの搬送面に平行に配置され、かつ前記ワークの搬送方向に対して傾斜させた回転軸を有する第1のローラと、
    前記ワークの搬送面に平行に配置され、かつ前記第1のローラと交差する角度に回転軸が設定され、前記第1のローラを挟んで一対配置された第2のローラとを含み、
    前記第1のローラは、前記ワークの搬送方向の上流側の端部から下流側の端部までの長さであって、前記ワーク搬送方向に平行な成分の長さが前記ワークの搬送方向に配列された前記サイドローラのうちの隣り合う2つの前記サイドローラの上端間の距離より長く、
    前記ワークの搬送方向の上流側の前記第2のローラの上流側の端部から、下流側の前記第2のローラの下流側の端部までの長さであって、前記ワークの搬送方向に平行な成分の長さが、前記ワークの搬送方向に配列された前記サイドローラのうちの隣り合う2つの前記サイドローラの上端間の距離より長いことを特徴とするコンベア装置。
  2. 前記第1のローラの回転軸と前記第2のローラの回転軸のそれぞれと、前記ワークの搬送方向に平行な仮想線がなす角度が45°以上であることを特徴とする請求項1に記載のコンベア装置。
  3. 前記ワークの搬送方向における前記第1のローラの上流側の端部から下流側の端部までの距離と、上流側の前記第2のローラの上流側の端部から下流側の前記第2のローラの下流側の端部までの距離のそれぞれが、搬送方向における前記ワークの長さに等しいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンベア装置。
  4. 前記ワークの搬送方向における第2のローラの上流側の端部と、前記第1のローラの上流側の端部とが等しく、
    前記ワークの搬送方向における第2のローラの下流側の端部と、前記第1のローラの下流側の端部とが等しいことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のコンベア装置。
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