JP5990914B2 - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5990914B2
JP5990914B2 JP2012019546A JP2012019546A JP5990914B2 JP 5990914 B2 JP5990914 B2 JP 5990914B2 JP 2012019546 A JP2012019546 A JP 2012019546A JP 2012019546 A JP2012019546 A JP 2012019546A JP 5990914 B2 JP5990914 B2 JP 5990914B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
transport
switching unit
conveying
switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012019546A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013159407A (ja
Inventor
鵬 王
鵬 王
研吾 松尾
研吾 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP2012019546A priority Critical patent/JP5990914B2/ja
Publication of JP2013159407A publication Critical patent/JP2013159407A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5990914B2 publication Critical patent/JP5990914B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、比較的薄い板ガラス等を搬送する搬送装置に関する。
従来、板ガラス等の薄板状のワークの搬送には、例えば、コンベアが用いられている。かかるコンベアにおいて、ワークの搬送方向を切り換える場合、複数のコンベアを搬送方向が直角に交わるように連設して配することがある。
ローラコンベアを用いる場合、搬送方向を直角に切り換えるために、専用の転換装置を設ける構成が提案されている(例えば、特許文献1)。この転換装置には、上面視が正方形であって、その四辺それぞれに沿ってローラコンベアが複数配されている。ワークは、対向する2辺に配されたローラコンベアによって転換装置上に搬入され、残り2辺に配されたローラコンベアによって搬入時の搬送方向と直角に交わる方向に搬出される。
また、ベルトコンベアを用いる場合、搬送方向を切り換えるために、ロボットアームを設ける構成が提案されている(例えば、特許文献2)。このロボットアームの一端にはワークを吸着保持可能なヘッドが配されており、ヘッドがワークの側面を吸着した状態で、ロボットアームがメインコンベア上のワークを、メインコンベアとは搬送方向が異なる分岐コンベアに移動させる。
特開2008−66661号公報 特開2009−23797号公報
ところで、ローラコンベアに比べ、ベルトコンベアを用いたほうが、搬送時のワークに生じる振動が小さい。しかし、ベルトコンベアを用いた場合、上述した特許文献2に記載の搬送装置のようにワークをヘッドが吸着保持する構成を用いなくてはならず、作業効率が低下し、コストが増大するといった問題があった。
そこで、例えば、上述した特許文献1のようなローラコンベア用の転換装置を、ベルトコンベアに転用することが考えられる。しかし、かかる転換装置を単に採用しただけでは、転換装置に搬入されたワークが、その搬入時の搬送方向と直交する向きに搬出するためのベルトコンベアと接触してしまい、ワークの表面を傷つけたり、ワークに不要に振動を与えてしまうおそれがある。
また、転換装置のベルトコンベアと、搬送装置のベルトコンベアとを連設すると、これら転換装置のベルトコンベアの間に、転換装置の一方のベルトコンベアが介在して隙間が生じてしまう。そのためワークが搬送時にこの隙間を跨ぐとき、ワークの先端部分が垂下してしまい、ベルトコンベアの側面に衝突してしまうおそれがある。
さらに、搬送方向の切り換えに限らず、例えば、ワークを保管する保管装置に、搬送装置からワークを搬入する場合においても、搬送装置のベルトコンベアから、保管装置のワークの載置面を形成する、例えばローラまでの距離が離れすぎている場合、ワークの先端部分がローラに衝突し、その衝撃によって、ワークが損傷するおそれがある。
本発明の目的は、ワークの搬送方向の切り換えや、ワークの保管装置への搬入において、衝突によるワークの損傷を回避可能な搬送装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の搬送装置は、可撓性を有するワークを第1搬送方向に搬送する第1搬送ユニットと、第1搬送方向と直角となる第2搬送方向にワークを搬送する第2搬送ユニットと、第1搬送ユニットに連設され、第1搬送方向の上下流に配された複数の端部回転体と、複数の端部回転体と第1搬送方向の位置を異にして配された中間回転体と、端部回転体および中間回転体によって無端状に張架され、ワークを搬送する、第1搬送方向に平行に対向配置された複数の搬送部と、搬送部毎に、端部回転体のいずれか一方の第1搬送方向の位置を移動させる第1移動機構と、搬送部毎に、中間回転体の少なくとも第1搬送方向に対する垂直方向の位置を移動させ、搬送部の張力を維持する第2移動機構と、を有する第1切換部と、第2搬送ユニットに連設され、第2搬送方向にワークを搬送する第2切換部と、を有し、第1切換部を、第1搬送ユニットの搬送面と第1切換部の搬送面とが面一となる位置、および、予め定められた待機位置との間で駆動させ、第2切換部を、第2搬送ユニットの搬送面と第2切換部の搬送面とが面一となる位置、および、予め定められた待機位置との間で駆動させる切換ユニットと、を備えることを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明の他の搬送装置は、可撓性を有するワークを第1搬送方向に搬送する第1搬送ユニットと、第1搬送方向と直角となる第2搬送方向にワークを搬送する第2搬送ユニットと、第1搬送ユニットに連設され、第1搬送方向の上下流に配された複数の端部回転体と、複数の端部回転体と第1搬送方向の位置を異にして配された中間回転体と、端部回転体および中間回転体によって無端状に張架され、ワークを搬送する、第1搬送方向に平行に対向配置された複数の搬送部と、搬送部毎に、端部回転体のいずれか一方の第1搬送方向の位置を移動させる第1移動機構と、搬送部毎に、中間回転体の少なくとも第1搬送方向に対する垂直方向の位置を移動させ、搬送部の張力を維持する第2移動機構と、を有する第1切換部と、第2搬送ユニットに連設され、第2搬送方向にワークを搬送する第2切換部と、を有する切換ユニットと、第1時点で、第2切換部を予め定められた待機位置に位置させ、第1搬送ユニットの搬送面と第1切換部の搬送面とが面一となるよう、第1切換部を第1搬送方向に位置させ、第1移動機構および第2移動機構を駆動させ第1切換部の搬送部を第1搬送ユニットに近づけ、第1時点より後である第2時点で、第1移動機構および第2移動機構を駆動させ第1切換部の搬送部を第1搬送ユニットから遠ざけ、第2搬送ユニットの搬送面と第2切換部の搬送面とが面一となるよう、第2切換部を第2搬送方向に位置させ、第1切換部を予め定められた待機位置に位置させる制御部と、を備えることを特徴とする。

上記課題を解決するために、本発明の他の搬送装置は、可撓性を有するワークを第1搬送方向に搬送する第1搬送ユニットと、第1搬送方向と直角となる第2搬送方向にワークを搬送する第2搬送ユニットと、第2搬送ユニットに連設され、第搬送方向の上下流に配された複数の端部回転体と、複数の端部回転体と第2搬送方向の位置を異にして配された中間回転体と、端部回転体および中間回転体によって無端状に張架され、ワークを搬送する、第2搬送方向に平行に対向配置された複数の搬送部と、搬送部毎に、端部回転体のいずれか一方の第2搬送方向の位置を移動させる第1移動機構と、搬送部毎に、中間回転体の移動に連動して中間回転体の少なくとも第2搬送方向に対する垂直方向の位置を移動させる第2移動機構と、を有する第1切換部と、第1搬送ユニットに連設され、第1搬送方向にワークを搬送する第2切換部と、を有する切換ユニットと、第1時点で、第1切換部を予め定められた待機位置に位置させ、第1搬送ユニットの搬送面と第2切換部の搬送面とが面一となるよう、第2切換部を第1搬送方向に位置させ、第1時点より後である第2時点で、第2搬送ユニットの搬送面と第1切換部の搬送面とが面一となるよう、第1切換部を第2搬送方向に位置させ、第2切換部を予め定められた待機位置に位置させ、第1移動機構および第2移動機構を駆動させ第1切換部の搬送部を第2搬送ユニットに近づける制御部と、を備えることを特徴とする。

本発明によれば、ワークの搬送方向の切り換えや、ワークの保管装置への搬入において、衝突によるワークの損傷を回避できる。
第1の実施形態における搬送装置の構造を説明するための説明図である。 第1変形例から第4変形例を説明するための説明図である。 第2の実施形態における搬送装置を説明するための説明図である。 制御部の制御処理を説明するための説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
以下の実施形態の搬送装置は、薄板状のワークを搬送するものであり、ここでは、可撓性を有するガラス板をワークとして搬送する搬送装置について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態における搬送装置の構造を説明するための説明図である。特に、図1(a)は、搬送装置100の上面図を示し、図1(b)は、搬送装置100の正面図を示し、図1(c)は、搬送装置100の側面図を示す。
図1(a)〜(c)に示すように、搬送装置100は、端部回転体110a、110bと、中間回転体112と、搬送部114と、浮上部116と、第1移動機構118と、第2移動機構120と、制御部122と、補助回転体124とを含んで構成される。
端部回転体110a、110bは、搬送方向の上流および下流に配されたプーリ(回転体)である。中間回転体112は、端部回転体110a、110bと搬送方向の位置を異にして、端部回転体110aより下流側かつ端部回転体110bより上流側に配されたプーリである。
また、端部回転体110a、110b、および中間回転体112は、それぞれ、水平かつ搬送方向に垂直な方向に対向して複数(本実施形態では2つ)配置される。そして、端部回転体110a、110b、および中間回転体112は、それぞれ、シャフト128a、128b、128cと一体となって回転する。したがって、端部回転体110a、110b、および中間回転体112の回転軸は、水平かつ搬送方向に垂直となる。
端部回転体110a、110bのうち、いずれか一方、本実施形態において、搬送方向の上流側の端部回転体110aは、モータ等の駆動装置130の駆動力をシャフト128aから伝達される。
詳細には、駆動装置130のシャフトの一端が、軸継手132を介してシャフト134の一端と連結されている。シャフト134は、第1支持脚136の貫通孔の内周面に設けられたベアリングを介して回転自在に軸支される。第1支持脚136は、端部回転体110aの対向方向に平行に2つ対向しており、それぞれベース138に直立して固定される。ベース138は、搬送装置100の土台である。
シャフト134のうち、対向する2つの第1支持脚136の内側には、2つのプーリ140が取り付けられている。プーリ140は、シャフト134と一体となって回転する。それぞれのプーリ140の鉛直上方には、プーリ142が設置される。プーリ142は、シャフト128aの一端と固定され、シャフト128aと一体となって回転する。シャフト128aは、第1支持脚136の貫通孔の内周面に設けられたベアリングを介して回転自在に軸支される。
プーリ140とプーリ142には、ベルト144が無端状に張架される。ベルト144は、プーリ140の回転力をプーリ142に伝達する。シャフト128aの他端には、端部回転体110aが固定され、端部回転体110aはシャフト128aと一体となって回転する。
端部回転体110aは、このような機構によって駆動装置130の回転力が伝達されて回転する。ここでは、1つの駆動装置130が端部回転体110aを回転させる構成を例に挙げたが、例えば、複数の駆動装置130が同期して複数の端部回転体110aを回転させるとしてもよい。また、ここでは、プーリ140、142が、端部回転体110aの対向方向の内側に配される構成を例に挙げたが、端部回転体110aの対向方向の外側に配されてもよい。
搬送部114は、例えばベルトで構成され、端部回転体110a、110bおよび中間回転体112によって無端状に張架される。図1(a)に示すように、搬送部114は、搬送方向に平行に複数(本実施形態では2つ)、対向配置される。
そして、搬送部114の搬送面は、端部回転体110aの回転に伴って、図1(c)に示す矢印Yの方向に移動し、ワークを矢印Xの方向に搬送する。
浮上部116は、例えば、圧縮空気を噴出する噴出装置等で構成され、搬送方向に平行に配置された複数の搬送部114間のベース138上に載置されている。浮上部116は、鉛直上方への気体の流れを生じさせ、ワークの一部を浮上させる。
具体的には、搬送部114がワークを接触支持し、浮上部116が気体(圧縮空気)を噴出して鉛直上方への気体の流れを生じさせると、浮上部116とワークの間の空気の圧力が高まる。ワークは、搬送中、この空気の圧力による鉛直上方への力と、ワークの自重に対する搬送部114からの反力で支持されることとなる。
このとき、浮上部116は、ワークを支持する空気の圧力として、圧縮空気の噴出方向の動圧ではなく、ワークの下方の空間が狭く四方に分散しようとする空気の動きが抑制された結果生じる静圧を利用するため、少ない動力でワークを支持可能となる。
第1移動機構118は、ガイド孔150、電動シリンダ154、およびロッド154aを含んで構成される。第1移動機構118は、対向する複数の搬送部114毎に、端部回転体110a、110bのいずれか一方、本実施形態においては、搬送方向の下流側の端部回転体110bの搬送方向の位置を移動させる。
詳細には、第1支持脚136それぞれの搬送方向の下流側には、第2支持脚148がベース138に直立に固定される。第2支持脚148の上部には、搬送部114の対向方向に貫通し、搬送方向に延在する孔であるガイド孔150が設けられている。
端部回転体110bには、シャフト128bの一端が固定され、シャフト128bと一体となって回転する。シャフト128bの他端はガイド孔150に、搬送方向に移動自在となるように挿入される。電動シリンダ154は、伸縮方向を搬送方向に平行に配され、ロッド154aの先端が不図示の回転リングに固定される。回転リングは、シャフト128bに当該シャフト128bと相対回転自在に固定される。そして、電動シリンダ154は、後述する制御部122の制御に応じ、回転リングを介してシャフト128bを搬送方向に移動させる。
第1移動機構118は、端部回転体110bを搬送方向に移動可能な構成であれば既存の様々な技術を採用でき、上述した構成に限らないことはいうまでもない。
第2移動機構120は、ガイド孔158、電動シリンダ160、ロッド160aを含んで構成される。第2移動機構120は、対向する複数の搬送部114毎に、端部回転体110a、110bの移動に連動して中間回転体112の少なくとも搬送方向に対する垂直方向の位置を移動させ、搬送部114の張力を維持する。
詳細には、第1支持脚136と第2支持脚148それぞれの間には、第3支持脚156がベース138に直立に固定される。第3支持脚156の上部には、搬送部114の対向方向に貫通し、鉛直方向に延在する孔であるガイド孔158が設けられている。
中間回転体112には、シャフト128cの一端が固定され、シャフト128cと一体となって回転する。シャフト128cの他端はガイド孔158に、搬送方向に対する垂直方向に移動自在となるように挿入される。電動シリンダ160は、伸縮方向を鉛直方向に沿って配され、ロッド160aの先端が不図示の回転リングに固定される。回転リングは、シャフト128cに当該シャフト128cと相対回転自在に固定される。そして、電動シリンダ160は、制御部122の制御に応じ、回転リングを介してシャフト128cを鉛直方向に移動させる。
第2移動機構120は、中間回転体112を鉛直方向に移動可能な構成であれば既存の様々な技術を採用でき、上述した構成に限らないことはいうまでもない。
制御部122は、搬送部114を搬送方向の下流側に延伸させて、ワークを下流側の装置に搬出する際、第1移動機構118によって端部回転体110bを搬送方向の下流側に移動させつつ、端部回転体110bの移動に連動し、第2移動機構120によって中間回転体112を鉛直方向の上方に移動させる。
また、制御部122は、ワークを搬送方向の下流側の装置に搬出後、搬送部114を上流側に短縮させて元の位置に戻す際、第1移動機構118によって端部回転体110bを搬送方向の上流側に移動させつつ、端部回転体110bの移動に連動し、第2移動機構120によって中間回転体112を鉛直方向の下方に移動させる。
本実施形態の搬送装置100は、第2移動機構120が搬送部114の張力を維持しつつ、第1移動機構118が搬送部114の搬送方向の長さ(搬送面の長さ)を可変とする。そのため、ワークの乗り継ぎなどにおいて、搬送装置100に連設された、他の搬送装置の搬送部に、搬送装置100の搬送部114を近づけることができ、他の搬送装置の搬送部とワークの搬送方向の先端部分との衝突による衝撃を極力抑え、ワークへの損傷を回避可能となる。
また、ワークを搬送装置100に連設された保管装置に搬入する場合、保管装置におけるワークの載置面に、搬送装置100の搬送部114を近づけることができ、当該載置面とワークの搬送方向の先端部分との衝突による衝撃を極力抑え、ワークへの損傷を回避可能となる。
補助回転体124は、それぞれ、シャフト128d、128eの一端と固定され、シャフト128d、128eと一体となって回転する。シャフト128d、128eは、第4支持脚162の貫通孔の内周面に設けられたベアリングを介して回転自在に軸支される。第4支持脚162は、第3支持脚156の搬送方向の上流側および下流側にベース138に直立に固定される。
そして、補助回転体124は、搬送部114の外側に配され、搬送部114の移動方向を、搬送方向から中間回転体112の移動方向、本実施形態においては鉛直方向に転換するテンションローラとして機能する。
補助回転体124を備える構成により、制御部122は、端部回転体110aの移動量と、中間回転体112の移動量とを等しくすることができ、搬送部114の張力を維持する制御を容易な線形制御で行うことが可能となる。
(第1変形例)
図2は、第1変形例から第4変形例を説明するための説明図であって、図1(c)に対応する側面図である。特に、図2(a)は、第1変形例を示し、図2(b)は、第2変形例を示し、図2(c)は、第3変形例を示し、図2(d)は、第4変形例を示す。
図2(a)に示すように、第1変形例においては、搬送装置100は、さらに、張力維持部222を備える。張力維持部222は、例えば、バネなどの弾性部材であって、一端が不図示の回転リングに固定される。回転リングは、シャフト128aに当該シャフト128aと相対回転自在に固定される。張力維持部222の他端は、第1支持脚236に固定され、伸縮方向が搬送方向に平行となるように配され、端部回転体110a、110bの他方(ここでは、端部回転体110a)を搬送部114の外側に付勢する。
第1支持脚236は、第2支持脚148と同様、上部には、搬送部114の対向方向に貫通し、搬送方向に延在する孔であるガイド孔236aが設けられ、シャフト128aは、ガイド孔236aを搬送方向に移動自在となるように挿入される。
そして、張力維持部222は、シャフト128aを介し、端部回転体110aを搬送方向の上流側に付勢する。そして、張力維持部222は、中間回転体112の移動による搬送部114の張力の変化を吸収する。例えば、端部回転体110bと中間回転体112の移動タイミングや移動量に誤差が生じ、搬送部114が弛んだ場合に、張力維持部222によって端部回転体110aが付勢されるため、搬送部114の張力は、張力維持部222の付勢力によって維持される。
このように、張力維持部222を備える構成により、搬送装置100は、搬送部114の張力を安定的に維持できる。また、搬送装置100は、例えば、バネなどの簡易な構成で、搬送部114の張力を安定化でき、安価に製造することが可能となる。
(第2変形例)
図2(b)に示すように、第2変形例においては、張力維持部322は、補助回転体124に対して、搬送部114から補助回転体124に作用する張力の合力に反する方向に付勢する。
張力維持部322は、例えば、バネなどの弾性部材であって、一端が不図示の回転リングに固定される。回転リングは、シャフト128d、128eに当該シャフト128d、128eと相対回転自在に固定される。張力維持部322の他端は第4支持脚366に固定される。
第4支持脚366は、第2支持脚148と同様、上部には、搬送部114の対向方向に貫通し、合力方向に延在する孔である不図示のガイド孔が設けられ、シャフト128d、128eは、ガイド孔を合力方向に移動自在となるように挿入される。
そして、張力維持部322は、補助回転体124に対して、搬送部114から補助回転体124に作用する張力の合力に反する方向に付勢する。
かかる構成により、搬送部114の内側に張力維持部222を配する空間がない場合であっても、張力維持部322が搬送部114の外側から補助回転体124に付勢力を作用させることができ、張力維持部322は、中間回転体112の移動による搬送部114の張力の変化を吸収する。
(第3変形例と第4変形例)
図2(c)に示すように、第3変形例においては、第1変形例に対して、第1移動機構118の電動シリンダ154と第2移動機構120の電動シリンダ160が一体に形成された電動シリンダ400を備える点が異なる。
また、図2(d)に示すように、第4変形例においては、第2変形例に対して、第1移動機構118の電動シリンダ154と第2移動機構120の電動シリンダ160が一体に形成された電動シリンダ400を備える点が異なる。
電動シリンダ400は、搬送方向に伸縮するロッド400aと、鉛直方向に伸縮するロッド400bとを含んで構成され、シャフト128aを搬送方向に移動させ、シャフト128cを鉛直方向に移動させる。また、ロッド400aとロッド400bとは、伸縮タイミングおよび伸縮量が同期する構造となっている。
このように、電動シリンダ154と電動シリンダ160を一体形成させ、ロッド400a、400bが同期して伸縮する電動シリンダ400を用いる構成により、搬送装置100は、ロッド400a、400bの伸縮の同期ずれに起因する搬送部114の張力の意図しない変動を抑制することが可能となる。
(第2の実施形態)
図3は、第2の実施形態における搬送装置500を説明するための説明図である。図3に示すように、搬送装置500は、第1搬送ユニット510と、第2搬送ユニット512と、切換ユニット514と、制御部516とを含んで構成される。
第1搬送ユニット510は、ワークを、第1搬送方向(図3に矢印X1で示す)に搬送する。第2搬送ユニット512は、第1搬送方向と直角となる第2搬送方向(図3に矢印X2で示す)にワークを搬送する。
また、第2の実施形態では、上述した第1の実施形態において説明した搬送装置100と同じ構成要素を含む切換ユニット514が用いられる。すなわち、切換ユニット514は、端部回転体110a、110bと、中間回転体112と、浮上部116と、第1移動機構118と、第2移動機構120と、制御部122と、補助回転体124とを含んで構成される。
ただし、搬送装置100の搬送部114に関しては、第1切換部520に置き換わり、第1切換部520は、第1移動機構118および第2移動機構120によって、第1搬送方向の上流側に延伸可能となる。
かかる構成における各部の機能は、第1の実施形態における構成要素として既に述べた各部の機能と実質的に等しいので、ここでは同一の符号を付して重複説明を省略する。また、理解を容易とするため、図3以降の図において切換ユニット514の詳細な構成は図示を省略する。
切換ユニット514は、さらに、上記の第1切換部520と、第2切換部522とを含んで構成される。第1切換部520は、第1搬送ユニット510に連設され、第1搬送ユニット510と等しい搬送方向である第1搬送方向にワークを搬送する。第2切換部522は、第2搬送ユニット512に連設され、第2搬送ユニット512と同じ搬送方向である第2搬送方向にワークを搬送する。
図4は、制御部516の制御処理を説明するための説明図であり、ワークWの搬送方向の切り換えにおける図3の切換ユニット514のIV矢視図を、図4(a)〜図4(e)まで時系列に示す。
制御部516は、第1時点で、第2切換部522を予め定められた待機位置(図4(a)に示す第2切換部522の位置)に位置させる。また、制御部516は、第1搬送ユニット510の搬送面と第1切換部520の搬送面とが面一となるよう、第1切換部520を第1搬送ユニット510の第1搬送方向に位置させる。
そして、制御部516は、第2移動機構120および第1移動機構118を駆動させ、図4(b)に示すように、第1切換部520の搬送部114を第1搬送ユニット510に近づける。この状態で、ワークWが第1搬送ユニット510から第1切換部520に乗り継ぐ。
続いて、第1時点より後である第2時点(ワークWの乗り継ぎが終了した後)で、制御部516は、第1切換部520の移動を止める。そして、制御部516は、図4(c)に示すように、第2移動機構120および第1移動機構118を駆動させ第1切換部520を第1搬送ユニット510から遠ざける。
そして、制御部516は、図4(d)に示すように、電動シリンダ522aを駆動させて第2切換部522を上昇させ、第2搬送ユニット512の搬送面と第2切換部522の搬送面とが面一なるよう、第2切換部522を第2搬送ユニット512の搬送方向に位置させる。このとき、第1搬送ユニット510側の第2切換部522は、第1搬送ユニット510と第1切換部520の間に位置することとなる。
続いて、制御部516は、電動シリンダ520aを駆動させて第1切換部520を下降させ待機位置(図4(e)に示す第1切換部520の位置)に移動させ、第1切換部520とワークWとを離隔させる。ワークWは、第2切換部522によって、第2搬送ユニット512に向けて搬送される。
このように、本実施形態の搬送装置500は、制御部516が第1切換部520および第2切換部522の高さを、ワークWを搬送する搬送ユニットの搬送面に合わせて移動させる。そのため、搬送装置500は、搬送時のワークWの高さを変えずにワークWの搬送方向を切り換えることが可能となる。
また、搬送装置500の第1搬送ユニット510は、第2移動機構120が搬送部114の張力を維持しつつ、第1移動機構118が搬送部114の搬送方向の長さを可変とするため、ワークWが乗り継ぐときのみ、第1切換部520に搬送部114を近づけ、第2切換部522が上昇するときには搬送部114を退避させることができる。こうして、搬送装置500は、ワークWの搬送方向の切り換えにおいて、切換ユニット514とワークWの搬送方向の先端部分との衝突による衝撃を極力抑え、ワークWへの損傷を回避可能となる。
上述した第2の実施形態の切換ユニット514では、第1切換部520が第1搬送ユニット510の第1搬送方向に位置し、第1搬送方向に延伸する構成を例に挙げた。しかし、切換ユニット514は、第1切換部520が第2搬送ユニット512の第2搬送方向に位置し、第2搬送方向に延伸する構成であってもよい。このとき、制御部516は、第1時点で、第1切換部520を予め定められた待機位置に位置させ、第1搬送ユニット510の搬送面と第2切換部522の搬送面とが面一となるよう、第2切換部522を第1搬送方向に位置させ、第1時点より後である第2時点で、第2搬送ユニット512の搬送面と第1切換部520の搬送面とが面一となるよう、第1切換部520を第2搬送方向に位置させ、第2切換部522を予め定められた待機位置に位置させ、第1移動機構および第2移動機構を駆動させ第1切換部520の搬送部114を第2搬送ユニット512に近づける。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、第2の実施形態において、切換ユニット514は、第1切換部520と第2切換部522の両方を昇降可能な構成を例に挙げた。しかし、第1搬送ユニット510の搬送面より第2搬送ユニット512の搬送面を低く設置し、第2切換部522の搬送面を第2搬送ユニット512の搬送面と同じ高さに固定してもよい。そして、第1搬送ユニット510の搬送面と同じ高さに搬送面を位置させた第1切換部520にワークWが載置された後、第1切換部520の搬送面が第2切換部522の搬送面より低い位置まで降下すると、ワークWは、第1切換部520から第2切換部522へ乗り継ぎ、搬送面が低くなった状態で第2切換部から第2搬送ユニット512に乗り継ぐこととなる。
本発明は、比較的薄い板ガラス等を搬送する搬送装置に利用することができる。
100、500 …搬送装置
110a、110b …端部回転体
112 …中間回転体
114 …搬送部
118 …第1移動機構
120 …第2移動機構
124 …補助回転体
222、322 …張力維持部
510 …第1搬送ユニット
512 …第2搬送ユニット
514 …切換ユニット
516 …制御部
520 …第1切換部
522 …第2切換部
W …ワーク

Claims (3)

  1. 可撓性を有するワークを第1搬送方向に搬送する第1搬送ユニットと、
    前記第1搬送方向と直角となる第2搬送方向にワークを搬送する第2搬送ユニットと、
    前記第1搬送ユニットに連設され、前記第1搬送方向の上下流に配された複数の端部回転体と、該複数の端部回転体と該第1搬送方向の位置を異にして配された中間回転体と、該端部回転体および該中間回転体によって無端状に張架され、ワークを搬送する、該第1搬送方向に平行に対向配置された複数の搬送部と、該搬送部毎に、該端部回転体のいずれか一方の該第1搬送方向の位置を移動させる第1移動機構と、該搬送部毎に、該中間回転体の少なくとも該第1搬送方向に対する垂直方向の位置を移動させ、該搬送部の張力を維持する第2移動機構と、を有する第1切換部と、前記第2搬送ユニットに連設され、前記第2搬送方向にワークを搬送する第2切換部と、を有し、該第1切換部を、該第1搬送ユニットの搬送面と該第1切換部の搬送面とが面一となる位置、および、予め定められた待機位置との間で駆動させ、該第2切換部を、該第2搬送ユニットの搬送面と該第2切換部の搬送面とが面一となる位置、および、予め定められた待機位置との間で駆動させる切換ユニットと、
    を備えることを特徴とする搬送装置。
  2. 可撓性を有するワークを第1搬送方向に搬送する第1搬送ユニットと、
    前記第1搬送方向と直角となる第2搬送方向にワークを搬送する第2搬送ユニットと、
    前記第1搬送ユニットに連設され、前記第1搬送方向の上下流に配された複数の端部回転体と、該複数の端部回転体と該第1搬送方向の位置を異にして配された中間回転体と、該端部回転体および該中間回転体によって無端状に張架され、ワークを搬送する、該第1搬送方向に平行に対向配置された複数の搬送部と、該搬送部毎に、該端部回転体のいずれか一方の該第1搬送方向の位置を移動させる第1移動機構と、該搬送部毎に、該中間回転体の少なくとも該第1搬送方向に対する垂直方向の位置を移動させ、該搬送部の張力を維持する第2移動機構と、を有する第1切換部と、前記第2搬送ユニットに連設され、前記第2搬送方向にワークを搬送する第2切換部と、を有する切換ユニットと、
    第1時点で、前記第2切換部を予め定められた待機位置に位置させ、前記第1搬送ユニットの搬送面と前記第1切換部の搬送面とが面一となるよう、該第1切換部を前記第1搬送方向に位置させ、前記第1移動機構および前記第2移動機構を駆動させ前記第1切換部の搬送部を該第1搬送ユニットに近づけ、該第1時点より後である第2時点で、該第1移動機構および該第2移動機構を駆動させ該第1切換部の搬送部を該第1搬送ユニットから遠ざけ、該第2搬送ユニットの搬送面と該第2切換部の搬送面とが面一となるよう、該第2切換部を該第2搬送方向に位置させ、前記第1切換部を予め定められた待機位置に位置させる制御部と、
    を備えることを特徴とする搬送装置。
  3. 可撓性を有するワークを第1搬送方向に搬送する第1搬送ユニットと、
    前記第1搬送方向と直角となる第2搬送方向にワークを搬送する第2搬送ユニットと、
    前記第2搬送ユニットに連設され、前記第2搬送方向の上下流に配された複数の端部回転体と、該複数の端部回転体と該第2搬送方向の位置を異にして配された中間回転体と、該端部回転体および該中間回転体によって無端状に張架され、ワークを搬送する、該第2搬送方向に平行に対向配置された複数の搬送部と、該搬送部毎に、該端部回転体のいずれか一方の該第2搬送方向の位置を移動させる第1移動機構と、該搬送部毎に、該中間回転体の移動に連動して該中間回転体の少なくとも該第2搬送方向に対する垂直方向の位置を移動させる第2移動機構と、を有する第1切換部と、前記第1搬送ユニットに連設され、前記第1搬送方向にワークを搬送する第2切換部と、を有する切換ユニットと、
    第1時点で、前記第1切換部を予め定められた待機位置に位置させ、前記第1搬送ユニットの搬送面と前記第2切換部の搬送面とが面一となるよう、該第2切換部を前記第1搬送方向に位置させ、該第1時点より後である第2時点で、該第2搬送ユニットの搬送面と該第1切換部の搬送面とが面一となるよう、該第1切換部を該第2搬送方向に位置させ、前記第2切換部を予め定められた待機位置に位置させ、前記第1移動機構および前記第2移動機構を駆動させ前記第1切換部の搬送部を該第2搬送ユニットに近づける制御部と、
    を備えることを特徴とする搬送装置。
JP2012019546A 2012-02-01 2012-02-01 搬送装置 Active JP5990914B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012019546A JP5990914B2 (ja) 2012-02-01 2012-02-01 搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012019546A JP5990914B2 (ja) 2012-02-01 2012-02-01 搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013159407A JP2013159407A (ja) 2013-08-19
JP5990914B2 true JP5990914B2 (ja) 2016-09-14

Family

ID=49171987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012019546A Active JP5990914B2 (ja) 2012-02-01 2012-02-01 搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5990914B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106103315B (zh) * 2014-07-09 2017-10-31 细田工业株式会社 输送装置
CN104986558B (zh) * 2015-07-10 2017-03-29 东莞市科隆威自动化设备有限公司 双线印刷机中间交叉移载产品的交叉移载装置
JP6853520B2 (ja) * 2018-09-20 2021-03-31 株式会社Nsc 浮上搬送装置
CN112478586B (zh) * 2020-12-09 2022-04-19 成都联星技术股份有限公司 一种物料自动换驳输送装置及其控制方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57160811A (en) * 1981-03-25 1982-10-04 Fujitsu Ltd Belt transport apparatus
JP2003040415A (ja) * 2001-07-26 2003-02-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 基板搬送装置
JP4286253B2 (ja) * 2003-04-30 2009-06-24 富士機械製造株式会社 伸縮可能な搬送コンベア

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013159407A (ja) 2013-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4629731B2 (ja) ワーク搬送システム
JP5990914B2 (ja) 搬送装置
JP2011176053A (ja) 移載装置及びワーク載置装置
JP5028919B2 (ja) 基板搬送装置及び基板搬送方法
US8459435B2 (en) Operation platform for loading and unloading workpieces
JP2018043853A (ja) 搬送装置および搬送方法
JP5006411B2 (ja) 基板搬送装置
JP6702065B2 (ja) ガラス板の製造方法およびガラス板製造装置
JP2008066661A (ja) 基板搬送装置及び基板搬送方法
KR102048627B1 (ko) 기판 이송 장치 및 그 방법
KR20120088286A (ko) 개별적으로 구동되는 핸드를 갖는 기판 이송 장치 및 그 제어 방법
WO2018180651A1 (ja) ガラス板の製造方法及びその製造装置
JP5165718B2 (ja) 基板処理装置
JP2014065092A (ja) ワーク搬送ロボット
JP5890611B2 (ja) 生産装置
KR101793021B1 (ko) 기판 반송 장치
KR102353206B1 (ko) 스크라이빙 장치
KR20140061279A (ko) 기판 반송용 핸드 및 기판 반송 방법
KR101216250B1 (ko) 핸들러의 구동장치
JP6086073B2 (ja) 搬送装置
KR101535068B1 (ko) 틀어짐을 보정하는 8축 이송로봇
KR101394482B1 (ko) 기판 처리장치
KR101338857B1 (ko) 4개의 기판 지지부 갖는 기판 이송 장치
JP2008036785A (ja) 組立装置、及び組立製造方法、並びに組立ライン
JP2018111604A (ja) リフト装置及びリフト装置を備えた搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160301

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160719

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160801

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5990914

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250