JP5089370B2 - 樹脂被覆方法および装置 - Google Patents

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本発明は、ウェーハを平面に研削するにあたり、ウェーハの片面を樹脂で被覆し、研削する際の基準面を形成する方法に関する。
半導体や電子部品の材料となる半導体ウェーハ(以下、ウェーハと略称)は、例えばシリコンなどの単結晶材料からなるものや、複数の元素を有する化合物からなるものなどがある。これらウェーハは、円柱状のインゴットに成形されてからワイヤソーなどによって基板状にスライスされ、さらに、ラッピング、エッチング等を施すことによりスライス時に発生したうねりや反りが除去され平坦かつ薄く加工されている。
しかしながら、上記のようなエッチングを行うためには、ウェーハの周囲に反応ガスを供給、滞留させて、この反応ガスに高電圧を付加することでプラズマ化するといった大掛かりな設備が必要になる。また、ウェーハに用いられるシリコンをエッチングすることが可能なガスとして、例えばSFなどのフッ化ガスがある。このSFなどのフッ化ガスは、温暖化ガスであるとともに高価なものである。このように、エッチングを行うためには、大掛かりな設備と高価なガスを用いるため、多額の費用が掛かってしまう。また、非効率的な研削により多くのウェーハが廃棄されてしまうおそれがある。
そこで、ウェーハの片面に樹脂やワックス等を塗布し、この樹脂等を硬化させて被覆物を形成してからウェーハを研削することで、ウェーハのうねりや反りを除去する方法が提案されている(特許文献1、2参照)。これらの方法では、塗布された樹脂を硬化させて表面が平坦な被覆物を形成し、この被覆物の表面を基準面としてウェーハを研削することで、ウェーハのうねりや反りが除去され、ウェーハが平坦に加工される。
特開平8−66850号公報 特開2006−269761号公報
しかしながら、上記特許文献1の方法では、ウェーハの片面に形成された被覆物の厚さによって以下のような問題が生じることがある。例えば、ウェーハに塗布する被覆物の厚さが薄い場合では、被覆物によってうねりや反りを充分に吸収することができない。また、ウェーハに塗布する被覆物の厚さが厚い場合では、一般的な研削装置を用いて、回転させた研削砥石をウェーハに押し当ててウェーハを研削した時に、被覆物の弾性作用によって研削砥石からウェーハが逃げてしまい、うねりや反りが除去できてもウェーハを均一な厚さに研削することが難しいといった問題が生じる。
また、上記特許文献2の方法では被覆物を適切な膜厚に制御することができるため、うねりや反りを効果的に除去することができる。しかしながら、ウェーハに内部応力が残留した状態で樹脂等を硬化させているため、ウェーハの研削後に被覆物を除去するとウェーハ内に残留している内部応力によって再びうねりや反りが生じる場合があり(スプリングバック)、必ずしも満足し得るものではない。
よって本発明は、うねりや反りを含むウェーハを研削して平坦に加工するためにウェーハの片面に樹脂を被覆する樹脂被覆方法であって、ウェーハのうねりや反りを確実に除
去し、研削後のウェーハが平坦に形成されるようにウェーハ表面を樹脂で被覆する方法を提供することを目的としている。
本発明は、インゴットから切り出したうねりや反りを含むウェーハの一の面を研削して平坦に加工するためにウェーハの他の面に樹脂を被覆する樹脂被覆方法であって、ウェーハの他の面に紫外光硬化樹脂を塗布する樹脂塗布工程と、紫外光硬化樹脂が塗布されたウェーハを、略水平な保持面を有するステージの保持面にウェーハの一の面を露出するように保持するウェーハ保持工程と、ステージの保持面に保持されたウェーハを、押圧手段によってウェーハの一の面側からステージ方向へ押圧する押圧工程と、押圧手段をウェーハから離反した後に、紫外光照射手段によって紫外光硬化樹脂に紫外光を照射し、紫外光硬化樹脂を硬化させる樹脂硬化工程とを少なくとも備えることを特徴としている。
本発明によれば、押圧手段でウェーハを押圧することで、ウェーハの他の面に紫外光硬化樹脂が一様に供給される。押圧工程後、押圧手段をウェーハから離反させた後に紫外光硬化樹脂を硬化させる。これにより、ウェーハに内部応力を残留させずにウェーハの他の面を紫外光硬化樹脂によって被覆することができる。この結果、研削後に樹脂を除去してもスプリングバックが起こらず、ウェーハを精度良く平坦に加工できる。
ウェーハに被覆される紫外光硬化樹脂の厚さは、10μm〜200μmであることが好ましい。上記の厚さで紫外光硬化樹脂がウェーハの他の面に被覆されることで、被覆した樹脂によってうねりや反りを充分に吸収することができる。また、ウェーハの研削時にウェーハが研削砥石から逃げることはなく、ウェーハを均一な厚さに研削することができる。また、紫外光硬化樹脂としては、無溶剤反応硬化型樹脂が好適に用いられる。
本発明の樹脂被覆方法では、紫外光硬化樹脂とステージの間に、少なくともフィルムを配設することが好ましい。また、本発明の樹脂被覆方法では、樹脂硬化工程後に、フィルムを所望の形状に切り抜くフィルム切抜き工程を備えることが好ましい。
次に、本発明の樹脂被覆装置は、上記樹脂被覆方法を好適に実施することができる装置であり、他の面に紫外光硬化樹脂塗布がされたウェーハの、一の面を露出するように保持する略水平な保持面を有するステージと、ステージと対向して配設され、ステージに保持されたウェーハを一の面側からステージ方向に押圧する押圧手段と、ウェーハに塗布された紫外光硬化樹脂に紫外光を照射する紫外光照射手段とを少なくとも備え、前記ステージが紫外光透過部材で形成されるとともに、前記紫外光硬化樹脂と該ステージの前記保持面の間には少なくともフィルムが配設され、該保持面は、該フィルムを吸着固定する吸着領域を有し、該保持面の裏面側から該紫外光硬化樹脂に向けて紫外光を照射することを特徴とする。本発明の紫外光透過部材としては、ホウ珪酸ガラスもしくは石英ガラスが好適に用いられる。ホウ珪酸ガラスや石英ガラスは、比較的熱膨張率が低い。このため、紫外光の照射熱の影響が小さく、保持面の平坦度が維持される。このように照射熱の影響を考慮してステージを形成することで、保持面の裏面側から紫外光を照射することができる。また、押圧手段は、セラミックスからなることが好ましい。押圧手段に、なるべく熱膨張係数が低く温まりにくいセラミックスを使用することで、押圧手段の熱膨張による変形が抑えられ、押圧手段の押圧面の平坦度が維持できる。
フィルムで搬送されるウェーハを保持面に固定できなくなるおそれがある。また、ウェーハの押圧時に、ウェーハに対応するフィルムが固定されていないと、押圧手段の圧力でフィルムがずれてしまい、ウェーハの全面が均等に押圧されないおそれがある。しかしながら、本発明の樹脂塗布装置では保持面に吸着領域を有しているため、ウェーハを、フィルムを介してステージの保持面に吸着、固定し、押圧手段によって的確に押圧することができる。
また、押圧手段は、2つ以上の圧力調整領域を有し、それぞれの圧力調整領域において異なる圧力でウェーハを押圧可能であることが好ましい。圧力調整領域が1つであると、押圧面の箇所によって圧力に差が生じるおそれがある。そのため、圧力調整領域を複数備えることで、均等な圧力でウェーハを押圧することができる。また、樹脂の塗布状況に応じて圧力調整領域の圧力に差を生じさせることで、塗布された樹脂の厚さのばらつきを抑え、ウェーハの他の面に一様に供給することができる。
本発明の樹脂塗布装置の紫外光照射手段としては、クセノンフラッシュ型ランプ、メタハライド型ランプ、もしくは高圧水銀ランプの少なくともいずれか1つを備えている。また、紫外光照射手段は、紫外光硬化樹脂に照射される全ての波長の光の中で、紫外光硬化樹脂の硬化に寄与しない波長の光を遮断するフィルタを備えていることが好ましい。また、紫外光照射手段は、所望の時のみ紫外光硬化樹脂に照射される全ての波長の光を遮断する遮断手段を備えていることが好ましい。ステージが熱膨張すると、保持面の平坦度が維持できなくなり、ウェーハに被覆された樹脂の表面にうねりや反りが生じてしまう。しかしながらフィルタを備えることで、紫外線硬化樹脂が硬化するために最低限必要な光のみを照射させることができる。これにより、照射熱によるステージへの影響を抑えることができる。この結果、ステージの熱膨張が抑えられ、ステージの保持面の平坦度を維持することができる。また、遮断手段を備えることで、紫外光の照射を最小限に抑えることができる。
本発明の樹脂塗布装置としては、紫外光照射手段とステージとの間に存在する雰囲気を排気する排気手段を備える形態が挙げられる。ステージと紫外光照射手段が一体に形成されると、その間に存在する雰囲気が紫外光によって温まるおそれがある。雰囲気が温まることでステージも温まるため、上記のようにステージが熱膨張して保持面の平坦度が維持できなくおそれがある。よって、本発明のように排気手段を備えることで、温まった雰囲気を外部へ逃がし、ステージへの熱の影響を抑えることができる。
本発明の樹脂塗布装置としては、ウェーハに紫外線硬化樹脂を塗布する樹脂塗布手段を備えることが好ましい。この樹脂塗布手段としては、フィルムに紫外光硬化樹脂を塗布する樹脂塗布手段と、フィルムの紫外光硬化樹脂が塗布された面と、ウェーハの他の面とを張り合わせる張り合わせ手段とを少なくとも備える形態が挙げられる。張り合わせ手段は、ウェーハとフィルムを挟み込むニップロールを備えることが好ましい。
フィルムを所望の形状に切り抜くフィルム切抜き手段を備えることが好ましい。フィルム切り抜き手段を備えることで、ウェーハへの樹脂の被覆とフィルムの切抜きを一つの装置で行うことができる。
本発明によれば、押圧手段によって押圧した後に紫外光硬化樹脂を硬化させることで、ウェーハに内部応力を残留させずにウェーハの他の面を樹脂によって被覆することができる。また、ステージの保持面の平坦度が維持されるため、樹脂の表面を平坦に形成できる。これらの結果、研削後に樹脂を除去してもスプリングバックが起こらず、ウェーハを精度良く平坦に加工できるといった効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
[1]半導体ウェーハ
図1の符号1は、表面に電子回路を有する複数のデバイスからなるパターンが形成される前の素材の段階のウェーハである。ウェーハ1は、前述したように、材料インゴットを、ワイヤソーを用いた切断装置によって所定の厚さにスライスして得られたもので、うねりや反りが生じている。このうねりや反りは、例えば、切断時に発生する切断抵抗によって必ずしもワイヤソーが直進しないことにより発生する。うねりや反りを除去するためにウェーハ1には、前述したように、ウェーハ1の片面(裏面1b)に樹脂が塗布され、この樹脂を硬化することによって平坦な基準面が形成される。基準面が形成された後、ウェーハ1は、所望の厚さを研削することによって、うねりや反りが除去される。なお、一実施形態では、ウェーハ1の樹脂が塗布される面を裏面1bとする。図2は、一実施形態の樹脂塗布方法を実施するのに好適な樹脂塗布装置を示している。以下、樹脂塗布装置10の構成および動作を説明する。
[2]樹脂塗布装置の構成
図2に示す一実施形態の樹脂被服装置10は、ウェーハ1を搬送する帯状のフィルム11と、ウェーハ1の裏面1bに樹脂を供給する樹脂塗布ユニット20と、供給された樹脂を硬化させる樹脂硬化ユニット30と、フィルム11をウェーハ1の形状に切抜くフィルム切抜きユニット50とにより構成されている。
ロール状に形成されたフィルム11は、一端がモータなどの回転手段(図示省略)に装着されている。その回転手段を一方向に回転させることで、フィルム11が回転手段に巻回され、進行方向(図の手前側から奥側)へ供給される。フィルム11は、例えばポリオレフィン等の柔らかい材質のものが用いられる。
樹脂塗布ユニット20は、液状の樹脂をフィルム11上に塗布するスリットコーターなどの樹脂供給手段21と、供給されるウェーハ1とフィルム11を挟み込み、フィルム11上にウェーハ1を位置付けする上下一対のローラ22とを備えている。樹脂供給手段21から供給される樹脂は、500〜50000mPaの粘度を有し、無溶剤である硬化樹脂が好適に用いられる。また、一実施形態では紫外光が用いられるため紫外光硬化樹脂が用いられるが、装置の仕様によってX線や電子線の照射によって硬化する樹脂や感光性の樹脂などが使用可能であり、装置の仕様によって樹脂の種類が適宜選択される。フィルム11上に供給された樹脂の表面には、ウェーハ1が供給される。ウェーハ1と樹脂がフィルム11上に供給されると、ウェーハ1と樹脂はローラ22間に挟み込まれ、ウェーハ1がフィルム11上に位置付けされる。
樹脂硬化ユニット30は、上面31aに側壁32を有する基台31を備えている。基台31の上面31aには、略水平な保持面33aを有するステージ33が配設されている。ステージ33は、紫外光を透過するホウ珪酸ガラスもしくは石英ガラスによって形成されている。また、樹脂硬化ユニット30は、ステージ33の保持面33aに供給されたウェーハ1に対応するフィルム11を吸着し、ウェーハ1を保持面33aに固定する吸着手段(図示省略)を備えている。図3に示すように、基台31内部の下部には、ステージ33に向かって紫外光を照射するUVランプ34が配設されている。UVランプ34の上部には、開閉する遮断手段35が配設されている。この遮断手段35を閉じると、UVランプ34から発せられる全ての光が遮断される。また、遮断手段35の上部には、紫外光以外の光を遮断するフィルタ36が基台31内部を2つに分離するように配設されている。基台31の側面31bには、基台31内部の雰囲気を外部へ排出する排気手段37が配設されている。基台31内部の雰囲気は、UVランプ34から照射される紫外光によって気温が上昇する。雰囲気の気温が上昇することで、雰囲気と接触しているステージ33が熱膨張してしまうおそれがある。そのため、基台31内部の雰囲気を外部に排出することで、ステージ33の温度上昇が抑えられ、ステージ33の平坦度が維持される。
基台31の上面31aに形成された側壁32の上面には、ステージ33の方向に延びる庇部32aが形成されている。この庇部32aの中央には、保持面33aに保持されたウェーハ1を押圧する押圧手段38が配設されている。この押圧手段38は、主軸39と主軸39の周囲に等間隔をおいて配設される複数のロッド40(図では4つ)を上下方向に進退させるモータ(図示省略)と、主軸39と各ロッド40の先端に配設され、セラミックスからなる押圧パッド41とを備えている。モータは、主軸39と各ロッド40を独立させて上下動させることができ、押圧パッド41を押す押圧力を主軸39および各ロッド40ごとに調整することができる。
フィルム切抜きユニット50は、樹脂硬化ユニット30と同様に上面51aに側壁52を備えた基台51を有している。基台51の上面51aには、略水平なテーブル53を有しており、このテーブル53上に樹脂が硬化したウェーハ1が載置される。側壁52の上面には、テーブル53方向に延びる庇部52aが形成されている。この庇部52aの中央には、切抜き手段54が配設されている。この切り抜き手段54は、ロッド55を上下方向に進退させるシリンダ(図示省略)と、このロッド55の先端に配設され、ウェーハ1の直径より大きいリング状の刃部を備えたカッター56とを備えている。テーブル53上にウェーハ1が載置されると、切抜き手段54のカッター56が待機位置からシリンダによって下降し、フィルム11を切断する。
[3]樹脂塗布方法および樹脂塗布装置の動作
次に、一実施形態の樹脂塗布方法および樹脂被服装置の動作を説明する。
まず最初に、樹脂塗布ユニット20の樹脂塗布手段21によってフィルム11に樹脂が塗布される(樹脂塗布工程)。次いで、樹脂上にウェーハ1が供給され、ローラ22によってウェーハ1と樹脂が挟み込まれ、ウェーハ1がフィルム11上に位置付けされる。このとき、ウェーハ1は、表面1aを露出するように供給される。次いで、ウェーハ1が樹脂硬化ユニット30に供給され、図3(a)に示すようにウェーハ1がステージ33の保持面33aにフィルム11を介して吸着、固定される(ウェーハ保持工程)。保持面33aにウェーハ1が固定されると、図3(b)に示すように、押圧手段38の押圧パッド41が待機位置から下降し、保持面33aに固定されたウェーハ1は、押圧パッド41によって表面1a側からステージ33側へ押圧される(押圧工程)。ウェーハ1が押圧されると、ウェーハ1の裏面1bに塗布された樹脂2は、ウェーハ1の裏面1b全面に均一に広がる。ウェーハ1の裏面1b全面に樹脂2が広がったら、図3(c)に示すように押圧パッド41は、待機位置に戻される。次いで、図3(d)に示すように遮断手段35が開き、UVランプ34から発せられる紫外光がフィルタ36を通して樹脂2に照射される(樹脂硬化工程)。紫外光が照射された樹脂2は硬化し、ウェーハ1の裏面1bに樹脂膜3が形成される。ここで、樹脂被服装置10の保持面33aが略水平に形成されているため、樹脂膜3の表面3aは平坦に形成される。
この後、ウェーハ1はフィルム切抜きユニット50に供給され、ウェーハ1に対応するフィルム11がカッター56によって所望の形状に切り抜かれる。次いで、ウェーハ1は進行方向に進み、カセットなどに収容される。この後、ウェーハ1は研削装置に搬送され、ウェーハ1の表面1aが平坦に研削される。次いで、ウェーハ1は、樹脂膜3が除去され、裏面1bが研削されて平坦に加工される。切り抜きユニット50によって切り抜かれ、切断穴11aが形成されたフィルム11は、回転手段によって再びロール状に巻かれる。
次に、本発明の効果を実証する実施例を説明する。
[実施例1]
実施例1では、被覆される樹脂膜の厚さの違いによる研削への影響について検証した。実施例1では、硬化性樹脂として無溶剤紫外光硬化樹脂を使用し、スリットコーターを用いてフィルムに塗布し、インゴットからスライスしたばかりの状態のアズスライスウェーハ(以下、ウェーハと略称)に貼り付けた。その後、精密プレス機で加圧して、ウェーハを押圧する押圧面をウェーハから離反させた後に紫外線によって樹脂を硬化させて、平坦面を形成した。その後、研削装置を用いてウェーハを研削した。研削装置としては、ウェーハの保持手段である真空吸引式のチャックテーブルの保持面に裏面側を露出させてウェーハを吸着、保持し、チャックテーブルに対向配置させた研削手段の砥石を高速回転させながら裏面に押し付けて研削する構成のものを用いた。このときの研削条件として、研削手段の砥石回転数を1700rpm、チャックテーブル回転数を300rpm、研削送り速度を0.2μm/secに設定し、ウェーハの表面および裏面をそれぞれ30μmずつ研削した。そして、ウェーハの研削条件を一定にし、硬化性樹脂のみの樹脂の厚さを50μmずつ変化させ、研削したウェーハのうねり、反りの状態と、ウェーハが平坦に研削されたか否かについて検証した。ここでの平坦度は、1μm以下が望ましいこととする。
なお、樹脂硬化時に使用した精密プレス機および樹脂硬化手段の仕様としては、下記示すものを用いた。
・精密プレス機の荷重軸数:4軸
・精密プレス機の荷重:7000N
・樹脂加工手段のステージの素材:石英ガラス
・樹脂加工手段のUVランプの種類:クセノンフラッシュ型ランプ(フィルタ付)
検証の結果を表1および図4に示す。
ここで、表1は、硬化性樹脂の厚さを変化させてウェーハに塗布した後に研削したウェーハのうねり、反りの状態、平坦度、および樹脂を塗布したときのステージの温度を測定した結果を示す表である。表1のうねり、反りの状態は、ウェーハのうねり、反りが除去できていれば可とする。また、図4は硬化性樹脂の厚さを変化させて塗布し、研削したウェーハを魔鏡により撮影した写真図である。図4(a)は、硬化性樹脂を塗布せずに研削をしたウェーハを示している。また、図4(b)は、塗布された硬化性樹脂の厚さが10〜200μmのウェーハを示している。
Figure 0005089370
塗布された硬化性樹脂の厚さが5μm未満のとき、反りを十分に吸収することができずに表1に示すようにウェーハの研削面にうねり、反りが転写されてしまう。その結果、うねり、反りを除去することができなかった。また、図4(a)では、うねりを示す横方向に延びるライン状の模様が認められた。しかしながら、平坦度は維持されている。一方、塗布された硬化性樹脂の厚さが5〜200μmのときには、反りが加工面へ転写することが防がれた。このため、表1に示すように、うねり、反りを除去でき、ウェーハを平坦に加工することができた。このときのウェーハには、図4(b)に示すように、うねりを示すライン状の模様は認められなかった。さらに、塗布された硬化性樹脂の厚さが250μm以上のときには、硬化性樹脂が弾性変形を起こすため変形が残留し、平坦度が維持できなかった。
以上の結果から、研削においてウェーハの表面のうねり及び反りを除去し、高平坦度を維持することが可能な硬化性樹脂の厚さは10μm〜200μmであることがわかる。よって、ウェーハに塗布する硬化性樹脂の厚さは、10μm〜200μmにする必要がある。
[実施例2]
実施例2では、押圧手段に用いられる軸数について検証した。紫外光硬化型樹脂が塗布されたフィルムが貼り付けられたウェーハを1軸、4軸の精密プレス装置によってそれぞれ成形、硬化して樹脂膜を形成し、樹脂膜の表面を基準面として両面を研削したウェーハの平坦度をそれぞれ測定した。ここでの平坦度は、上記実施例と同様に1μm以下が望ましい。検証の結果を表2に示す。
Figure 0005089370
表2に示すように、1軸では圧力分布ができてしまい樹脂膜の表面の平坦度が1μm以上となった。しかしながら、4軸では、樹脂膜の表面の平坦度が1μm以下になり、高平坦度の基準面を有するウェーハを得ることができた。
[実施例3]
実施例3では、押圧手段のステージの種類について検証した。紫外光硬化型樹脂が塗布されたフィルムが貼り付けられたウェーハを、各種類のステージを備えた4軸の精密プレス装置によってそれぞれ成形し、紫外線によって硬化し、それぞれの樹脂膜の表面を基準面として両面を研削したウェーハの平坦度をそれぞれ測定した。ここでの平坦度は、上記実施例と同様に1μm以下が望ましい。また、紫外線(365nm)を照射した時の各ステージの紫外線透過率を測定した。ステージの素材としては、ソーダ石灰ガラス、石英ガラス、ホウ珪酸ガラスを用いた。ステージの紫外線透過率90%以上を◎、70%以上90%未満を○とした。検証の結果を表3に示す。
Figure 0005089370
表3に示すように、ステージを石英ガラスで形成することで高平坦度のウェーハを得ることができた。石英ガラスは、ソーダ石灰ガラス、ホウ珪酸ガラスに比べ熱膨張率が非常に小さく紫外線の透過率が良いため、紫外線の照射熱による熱の影響をあまり受けなかった。そのため、樹脂膜の表面を基準面として両面を研削したウェーハは、高平坦度が維持できた。また、ホウ珪酸ガラスでも、高平坦度の基準面を有するウェーハを得ることができた。これら石英ガラスおよびホウ珪酸ガラスでは、紫外線(365nm)の透過率も高く、紫外線照射効率が良く、生産性を高めることができる。
[実施例4]
実施例4では、フィルタおよび遮光手段の有無の影響について検証した。紫外光硬化型樹脂が塗布されたフィルムが貼り付けられたウェーハをステージの保持面に保持し、ステージの保持面の裏面側から樹脂に紫外線を照射した時のステージの温度変化を測定した。ステージには、石英ガラスを用いた。また、紫外光源にはクセノンフラッシュ型ランプ、メタルハライド型ランプおよび高圧水銀ランプをそれぞれ使用した。検証の結果を表4に示す。
Figure 0005089370
表4より、クセノンフラッシュ型ランプにフィルタを備えることによって、照射熱によるステージの温度上昇を抑えることができた。そのため、ステージの熱膨張率が小さくなり、ステージを平坦に維持できた。この結果、樹脂膜の表面を基準面として両面を研削すると、高平坦度のウェーハを得ることができた。また、メタルハライド型ランプおよび高圧水銀ランプでは、フィルタのみに比べ、遮断手段を追加して備えることでステージの温度上昇をさらに抑えることができた。よって、フィルタおよび遮断手段を備えることで、ステージの温度上昇を抑え、高平坦度のウェーハを得ることができる。
本発明の一実施形態の樹脂被覆方法で片面が樹脂で被覆されるウェーハを示す断面図である。 図1に示すウェーハの片面に樹脂を被覆する樹脂被覆装置を示す斜視図である。 図2に示す樹脂被覆装置が備える樹脂硬化ユニットによってウェーハに樹脂を被覆する様子を示す断面図である。 一実施形態の樹脂被覆方法で塗布する樹脂の厚さを変化させてウェーハの片面を樹脂膜で被覆し、その後、研削装置で研削した各ウェーハの表面の様子を示す写真図である。
符号の説明
1…ウェーハ
1a…ウェーハの表面(一の面)
1b…ウェーハの裏面(他の面)
2…樹脂
33a…保持面
33…ステージ
38…押圧手段
34…UVランプ

Claims (16)

  1. インゴットから切り出したうねりや反りを含むウェーハの一の面を研削して平坦に加工するために該ウェーハの他の面に樹脂を被覆する樹脂被覆方法であって、
    前記ウェーハの他の面に紫外光硬化樹脂を塗布する樹脂塗布工程と、
    前記紫外光硬化樹脂が塗布された前記ウェーハを、略水平な保持面を有するステージの該保持面にウェーハの一の面を露出するように保持するウェーハ保持工程と、
    前記ステージの保持面に保持された前記ウェーハを、押圧手段によってウェーハの一の面側から前記ステージ方向へ押圧する押圧工程と、
    前記押圧手段を前記ウェーハから離反した後に、紫外光照射手段によって前記紫外光硬化樹脂に紫外光を照射し、紫外光硬化樹脂を硬化させる樹脂硬化工程とを少なくとも備えることを特徴とする樹脂被覆方法。
  2. 前記ウェーハに被覆される前記紫外光硬化樹脂の厚さが10μm〜200μmであることを特徴とする請求項1に記載の樹脂被覆方法。
  3. 前記紫外光硬化樹脂は、無溶剤反応硬化型樹脂であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の樹脂被覆方法。
  4. 前記紫外光硬化樹脂と前記ステージの間に、少なくともフィルムを配設することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の樹脂被覆方法。
  5. 前記樹脂硬化工程後に、前記フィルムを所望の形状に切り抜くフィルム切抜き工程を備えることを特徴とする請求項4に記載の樹脂被覆方法。
  6. インゴットから切り出したうねりや反りを含むウェーハの一の面を研削して平坦に加工するために該ウェーハの他の面に樹脂を被覆する樹脂被覆装置であって、
    該装置は、
    前記他の面に紫外光硬化樹脂塗布がされた前記ウェーハの、一の面を露出するように保持する略水平な保持面を有するステージと、
    該ステージと対向して配設され、ステージに保持された前記ウェーハを一の面側からステージ方向に押圧する押圧手段と、
    前記ウェーハに塗布された紫外光硬化樹脂に紫外光を照射する紫外光照射手段とを少なくとも備え
    前記ステージが紫外光透過部材で形成されるとともに、前記紫外光硬化樹脂と該ステージの前記保持面の間には少なくともフィルムが配設され、該保持面は、該フィルムを吸着固定する吸着領域を有し、該保持面の裏面側から該紫外光硬化樹脂に向けて紫外光を照射することを特徴とする樹脂被覆装置。
  7. 前記紫外光透過部材は、ホウ珪酸ガラスもしくは石英ガラスからなり、
    前記押圧手段は、セラミックスからなることを特徴とする請求項6に記載の樹脂被覆装置。
  8. 前記押圧手段は、2つ以上の圧力調整領域を有し、それぞれの圧力調整領域において異なる圧力でウェーハを押圧可能であることを特徴とする請求項6または7に記載の樹脂被覆装置。
  9. 前記紫外光照射手段は、クセノンフラッシュ型ランプ、メタハライド型ランプ、もしくは高圧水銀ランプの少なくともいずれか1つを備えていることを特徴とする請求項6〜のいずれかに記載の樹脂被覆装置。
  10. 前記紫外光照射手段は、前記紫外光硬化樹脂に照射される全ての波長の光の中で、紫外光硬化樹脂の硬化に寄与しない波長の光を遮断するフィルタを備えていることを特徴とする請求項6〜のいずれかに記載の樹脂被覆装置。
  11. 前記紫外光照射手段は、所望の時のみ前記紫外光硬化樹脂に照射される全ての波長の光を遮断する遮断手段を備えていることを特徴とする請求項6〜10のいずれかに記載の樹脂被覆装置。
  12. 前記紫外光照射手段と前記ステージとの間に存在する雰囲気を排気する排気手段を備えることを特徴とする請求項6〜11のいずれかに記載の樹脂被覆装置。
  13. 前記ウェーハに前記紫外線硬化樹脂を塗布する樹脂塗布手段を備えることを特徴とする請求項6〜12のいずれかに記載の樹脂被覆装置。
  14. 前記樹脂塗布手段は、
    前記フィルムに前記紫外光硬化樹脂を塗布する樹脂塗布手段と、
    前記フィルムの前記紫外光硬化樹脂が塗布された面と、前記ウェーハの他の面とを張り合わせる張り合わせ手段とを少なくとも備えることを特徴とする請求項13に記載の樹脂被覆装置。
  15. 前記フィルムを所望の形状に切り抜くフィルム切抜き手段を備えることを特徴とする請求項6〜14のいずれかに記載の樹脂被覆装置。
  16. 前記張り合わせ手段は、前記ウェーハと前記フィルムを挟み込むニップロールを備えることを特徴とする請求項14に記載の樹脂形成方装置。
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