JP6164822B2 - ウェーハ貼着方法 - Google Patents

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Description

本発明は、反りのあるウェーハをシートに貼着するウェーハ貼着方法に関する。
半導体デバイスの製造に用いられるウェーハは、例えば、シリコンなどで構成される円柱状のインゴットをワイヤソーでスライスすることにより形成される。スライス後のウェーハ(アズスライスウェーハ)は、ワイヤソーの加工精度などに起因する反りを有している。この状態のウェーハに半導体デバイスを精度良く形成するのは難しいので、研削などの方法で反りを除去してウェーハを平坦にする必要がある。
ところが、研削装置のチャックテーブルにウェーハを吸着固定すると、吸着力による変形でウェーハの反りは一時的に失われ、研削しても反りを適切に除去できなくなる。そこで、反りを保った状態のウェーハをフィルム(シート)に貼着固定する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この方法では、まず、光で硬化する液状の樹脂を塗布したウェーハを平坦なフィルムに押し付ける。フィルムへの押圧によってウェーハは変形し、ウェーハとフィルムとの接触領域全体に樹脂が行き渡る。その後、押圧を解除すると、ウェーハは反りのある状態へと戻る。この状態で光を照射すると、樹脂は硬化し、ウェーハは反りを保った状態でフィルムに固定される。このように、反りを保った状態のウェーハをフィルムに貼着固定させることにより、研削などの方法で反りを適切に除去できる。
特開2009−148866号公報
ところで、インゴットから切り出されるウェーハの反りの向きは、インゴットからの切り出し方向などに必ずしも依存しない。このため、上述の方法でフィルムに貼着されるウェーハの反りの向きは、ウェーハ毎に異なっている。このように、反りの向きがウェーハ毎に異なると、適切な貼着は難しくなって後の研削の際に欠けなどの加工不良を生じる恐れがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、反りのあるウェーハを適切に貼着可能なウェーハ貼着方法を提供することを目的とする。
本発明のウェーハ貼着方法は、樹脂貼着装置内のステージ上に載置されたシートの上面に供給された光硬化性の液状樹脂の上からウェーハを押圧しシートに液状樹脂を介してウェーハを貼着するウェーハ貼着方法であって、ウェーハ面形状を測定し凹側の面又は凸側の面を検出するウェーハ反り検出工程と、該樹脂貼着装置は、あらかじめウェーハの凹側の面又は凸側の面のどちらか一方の面にシートを貼着するのに適した貼着条件として、シートにウェーハの凹側の面を向かい合わせて貼着するのに適した凹面貼着条件またはシートにウェーハの凸側の面を向かい合わせて貼着するのに適した凸面貼着条件が設定されており、該ウェーハ反り検出工程の後に、該ステージ上に載置されたシート上に該液状樹脂を該貼着条件に基づいたウェーハの面形状に応じた該液状樹脂の供給量及び供給位置で供給し、該ウェーハ反り検出工程で検出されたウェーハの面を、該凹面貼着条件が設定されている場合は凹側の面がシート及び該液状樹脂に対面されるように、該凸面貼着条件が設定されている場合は凸側の面がシート及び該液状樹脂に対面されるように該液状樹脂に対面させてウェーハを該液状樹脂の上方に位置づけるウェーハ位置付け工程と、該ウェーハ位置付け工程の後に、該ウェーハを該液状樹脂に押圧し該液状樹脂をウェーハ全面に行き渡らせた後に、該押圧を解除するとともに該液状樹脂に光を照射し硬化して該ウェーハの該所定の面を該液状樹脂を介してシートに貼着するウェーハ貼着工程と、から構成されることを特徴とする。
この構成によれば、樹脂貼着装置にあらかじめ設定されている貼着条件及び検出された面形状に基づいて、貼着条件に対応する所定の面を液状樹脂に対面させるようにウェーハをシートに貼着するので、反りのあるウェーハを適切に貼着して固定できる。
本発明のウェーハ貼着方法において、該凹面貼着条件は、ウェーハの外周領域よりも中央領域において該液状樹脂の供給量が多くなるようにシートの上面に該液状樹脂が供給され、該凸面貼着条件は、ウェーハの中央領域よりも外周領域において該液状樹脂の供給量が多くなるようにシートの上面に該液状樹脂が供給されることが好ましい。この構成によれば、ウェーハの面形状に応じて適切に液状樹脂を供給することで、ウェーハの外周領域の浮き上がりを防ぐことができる。本発明のウェーハ貼着方法において、該ウェーハ反り検出工程では、ウェーハの反りによる凹側の面を検出し、該ウェーハ位置付け工程では、該シートの上に供給された該液状樹脂の上に、該ウェーハ反り検出工程で検出されたウェーハの該凹側の面を該液状樹脂に対面させてウェーハを該液状樹脂の上方に位置づけ、該ウェーハ貼着工程では、該ウェーハを該液状樹脂に押圧し該液状樹脂をウェーハ全面に行き渡らせた後に、該押圧を解除するとともに該液状樹脂に光を照射し硬化して該ウェーハの凹側の面を該液状樹脂を介してシートに貼着することが好ましい。この構成によれば、凹側の面を液状樹脂に対面させるようにウェーハを貼着するので、押圧を解除してもウェーハの外周部分が浮き上がらずに済み、反りの大きいウェーハでも適切に貼着して固定できる。
本発明によれば、反りのあるウェーハを適切に貼着可能なウェーハ貼着方法を提供できる。
本実施の形態のウェーハ反り検出工程においてウェーハの面形状が検出される様子を示す図である。 本実施の形態のウェーハ位置付け工程においてシート及び樹脂の上方にウェーハが位置付けられる様子を示す図である。 本実施の形態のウェーハ貼着工程においてウェーハが押圧される様子を示す図である。 本実施の形態のウェーハ貼着工程においてウェーハの押圧が解除される様子を示す図である。 本実施の形態のウェーハ貼着工程において樹脂を硬化させる様子を示す図である。 研削工程においてウェーハが研削される様子を示す図である。
本実施の形態のウェーハ貼着方法は、ウェーハ反り検出工程、ウェーハ位置付け工程、及びウェーハ貼着工程を含む。ウェーハ反り検出工程では、形状検出装置1でウェーハWの面形状を検出する(図1参照)。ウェーハ位置付け工程では、シートSに光硬化性の樹脂(液状樹脂)Rを塗布し、樹脂貼着装置2に設定されている貼着条件及び検出された面形状に基づいて、貼着条件に対応する所定の面をシートS及び樹脂Rに対面させるようにウェーハWを位置付ける(図2参照)。ウェーハ貼着工程では、樹脂貼着装置2のプレスユニット22でウェーハWを樹脂Rに押圧し、ウェーハWとシートSとが重なる領域全体に樹脂Rを行き渡らせた後(図3参照)、ウェーハWの押圧を解除し(図4参照)、光源23の光Lを照射して樹脂Rを硬化させることでウェーハWの所定の面をシートSに貼着する(図5参照)。
このように、本実施の形態のウェーハ貼着方法では、あらかじめ設定されている貼着条件及び検出された面形状に基づいて、貼着条件に対応する所定の面をシートS及び樹脂Rに対面させるようにウェーハWを位置付けるので、反りを有するウェーハWを適切に貼着して固定できる。以下、本実施の形態に係るウェーハ貼着方法の詳細について添付図面を参照して説明する。
本実施の形態のウェーハ貼着方法においては、まず、ウェーハWの面形状を検出するためのウェーハ反り検出工程が実施される。図1は、ウェーハ反り検出工程においてウェーハWの面形状が検出される様子を示す図である。本実施の形態に示すウェーハ貼着方法の対象となるウェーハWは、シリコンなどの半導体材料で構成される円柱状のインゴットからワイヤソーで切り出されたアズスライスウェーハであり、円板状の外形形状を有している。このウェーハWは、ワイヤソーの加工精度などに起因する反りを有している。図1では、上に凸の反りを有するウェーハWを示している。
図1に示すように、ウェーハ反り検出工程に用いられる形状検出装置1は、ウェーハWが載置されるステージ11を備えている。ステージ11の上方には、対象となるウェーハWとの間の静電容量を非接触で検出する静電容量式のセンサ12が配置されている。このセンサ12は、ステージ11の載置面11aに対して平行に移動される。形状検出装置1は、ステージ11に載置されたウェーハWと、移動されるセンサ12との間の静電容量の変化に基づいて、ウェーハWの面形状を検出する。
ステージ11上にウェーハWが載置されると、センサ12によるウェーハWの走査が開始される。センサ12は、ステージ11の載置面11aに対して平行に移動され、所定の移動距離ごとに静電容量を検出する。つまり、センサ12は、ウェーハWの径方向Dに沿って、所定間隔で静電容量を検出する。センサ12で検出された各位置での静電容量は、径方向Dにおける検出位置の座標と共に形状検出装置1に記憶される。これにより、径方向Dにおける静電容量の分布データが得られる。
検出される静電容量の大きさは、センサ12側(上側)に位置するウェーハWの表面W1とセンサ12との距離に対応する。そのため、検出された静電容量の大きさから、センサ12と表面W1との距離を算出できる。センサ12の移動軌跡は直線状になるので、上述のように取得された分布データ中の静電容量を、センサ12と表面W1との距離に変換すれば、表面W1の形状の概略を示す形状データが得られる。この形状データは、径方向Dにおける表面W1の高さ位置を示している。
形状データが取得されると、ウェーハWの面形状、及び反りの向きが判定される。この判定は、例えば、形状データによって示される表面W1の高さを平均化して求めた基準線B(図1参照)と、形状データによって示される表面W1の高さとを比較することで行われる。図1のように、ウェーハWの中央領域において形状データの示す高さが基準線Bより高くなる場合、表面W1は凸形状を有する凸側の面と判定され、裏面W2は凹形状を有する凹側の面と判定される。また、ウェーハWは上に凸の反りを有すると判定される。一方、ウェーハWの中央領域において形状データの示す高さが基準線Bより低くなる場合、表面W1は凹形状を有する凹側の面と判定され、裏面W2は凸形状を有する凸側の面と判定される。また、ウェーハWは下に凸の反りを有すると判定される。
上述したウェーハ反り検出工程の後には、ウェーハ位置付け工程が実施される。図2は、ウェーハ位置付け工程においてシートS及び樹脂Rの上方にウェーハWが位置付けられる様子を示す図である。このウェーハ位置付け工程は、樹脂貼着装置2を用いて実施される。図2に示すように、樹脂貼着装置2は、シートSが載置されるステージ21を備えている。ステージ21の上方には、ウェーハWを吸着する吸着面22aを備えるプレスユニット22が上下動可能に設けられている。ステージ21の下方には、樹脂Rを硬化させるための光Lを放射する光源23が設けられている(図5参照)。ステージ21は、この光源23からの光Lを透過するように構成されている。また、樹脂貼着装置2は、シートSに樹脂Rを滴下するためのノズル(不図示)を備えている。
まず、ステージ21の載置面21aに、ウェーハWの貼着されるシートSを載置する。シートSは、平坦な表面S1及び裏面S2を有する樹脂フィルムである。このシートSは、ウェーハWの全面に貼着させることができるように、ウェーハWより大面積に構成されている。また、シートSは、樹脂Rを硬化させる際に光源23から放射される光Lを透過する。
ステージ21にシートSが載置されると、上側の表面S1に樹脂Rが塗布される。この樹脂Rは、紫外光などで硬化する無溶剤の光硬化樹脂(光硬化性樹脂)である。樹脂貼着装置2には、シートSに対して所定の向きのウェーハWを適切に貼着できるように、ウェーハWの面形状(反りの向き)、樹脂Rの塗布位置及び塗布量などを規定する貼着条件があらかじめ設定されている。
具体的には、シートSにウェーハWの凹側の面を向かい合わせて貼着するのに適した貼着条件(以下、凹面貼着条件)、又はシートSにウェーハWの凸側の面を向かい合わせて貼着するのに適した貼着条件(以下、凸面貼着条件)が設定される。このような貼着条件をあらかじめ設定しておくのは、シートSと対面するウェーハWの面形状に応じて適切な貼着条件が異なるためである。樹脂Rは、設定されている貼着条件に基づいて、ノズルからシートSの表面S1に滴下される。凹面貼着条件は、例えば、ウェーハWの外周領域よりも中央領域において樹脂Rの供給量が多くなるように設定される。凸面貼着条件は、例えば、ウェーハWの中央領域よりも外周領域において樹脂Rの供給量が多くなるように設定される。また、凸面貼着条件が適用される場合には、ウェーハWの反りに対応する凹状のステージ21を用いるようにしても良い。この場合、樹脂Rの供給量はステージ21の形状に応じて適切に設定される。なお、本実施の形態では、樹脂貼着装置2に凹面貼着条件が設定されているものとして説明する。
その後、プレスユニット22の下部に設けられた吸着面22aでウェーハWを吸着保持し、シートS及び樹脂Rの上方にウェーハWを位置付ける。上述のように、樹脂貼着装置2には、所定の貼着条件(凹面貼着条件、又は凸面貼着条件)が設定されている。そのため、貼着条件を満たすウェーハWの所定の面をシートSに対面させるように、プレスユニット22の吸着面22aにウェーハWを吸着保持させる。
本実施の形態では、樹脂貼着装置2に凹面貼着条件が設定されているので、凸側の面である表面W1をプレスユニット22の吸着面22aに吸着させる。樹脂貼着装置2に凸面貼着条件が設定されている場合には、凹側の面である裏面W2をプレスユニット22の吸着面22aに吸着させる。なお、吸着させるべきウェーハWの面が吸着面22aと対面していない場合には、樹脂貼着装置2の備えるアーム(不図示)でウェーハWの向きを変え、プレスユニット22で適切な面を吸着できるようにする。プレスユニット22にウェーハWを吸着保持させると、吸着力によりウェーハWは変形し、反りは一時的に失われる。
上述のように、プレスユニット22の吸着面22aにウェーハWを吸着保持させた後、プレスユニット22をシートS及び樹脂Rの上方に移動させ、ウェーハWをシートS及び樹脂Rの上方に位置付ける。本実施の形態では、凸側の面である表面W1をプレスユニット22の吸着面22aに吸着させているので、凹側の面である裏面W2がシートS及び樹脂Rに対面される。凹側の面である裏面W2をプレスユニット22の吸着面22aに吸着させる場合には、凸側の面である表面W1がシートS及び樹脂Rに対面される。
ウェーハ位置付け工程の後には、ウェーハ貼着工程が実施される。図3は、ウェーハ貼着工程においてウェーハWが押圧される様子を示す図であり、図4は、ウェーハ貼着工程においてウェーハWの押圧が解除される様子を示す図であり、図5は、ウェーハ貼着工程において樹脂Rを硬化させる様子を示す図である。
図3に示すように、まず、樹脂貼着装置2のプレスユニット22を下降させてウェーハWを樹脂Rに押し付ける。ウェーハ位置付け工程の終了時には、ウェーハWの凹側の面である裏面W2とシートSとが対面されている。そのため、矢印A1で示すようにプレスユニット22を下降させてウェーハWを樹脂Rに押し付けると、シートSの表面S1とウェーハWの裏面W2とは近接される。プレスユニット22の押圧力により、ウェーハWとシートSとで挟まれた樹脂Rは、滴下された位置から放射状に広がる。プレスユニット22の押圧力は、ウェーハWとシートSとが重なる領域全体に樹脂Rを行き渡らせるように調整される。なお、ウェーハWの凸側の面である表面W1とシートSとが対面される場合も同様である。
ウェーハWとシートSとが重なる領域全体に樹脂Rを行き渡らせた後には、図4に示すように、ウェーハWの押圧を解除する。具体的には、プレスユニット22の吸着面22aによるウェーハWの吸着を解除した後、矢印A2で示すようにプレスユニット22を上昇させる。その結果、ウェーハWは、プレスユニット22の吸着力及び押圧力から解放されて反りのある状態へと戻る。
プレスユニット22による押圧を解除してウェーハWの反りが戻った後には、図5に示すように、光源23で光Lを照射して樹脂Rを硬化させる。樹脂貼着装置2のステージ21及びシートSは、光源23からの光Lを透過するように構成されている。そのため、光源23から放射された光Lは、ステージ21及びシートSを通じて樹脂Rに照射される。光Lを照射された樹脂Rは化学反応により硬化し、ウェーハWは反りを有する状態でシートSに貼着固定される。
このように、本実施の形態のウェーハ貼着方法では、樹脂貼着装置2にあらかじめ設定されている貼着条件及び検出された面形状に基づいて、貼着条件に対応する所定の面を樹脂Rに対面させるようにウェーハWをシートSに貼着するので、反りを有するウェーハWを適切に貼着固定できる。これにより、ウェーハWの研削工程における欠けなどの加工不良を抑制できる。
また、本実施の形態で示すように、樹脂貼着装置2に凹面貼着条件を設定して凹側の面を樹脂Rに対面させるようにウェーハWを貼着することで、プレスユニット22の押圧を解除してもウェーハWの外周部分は浮き上がらずに済む。よって、反りの大きいウェーハWを適切に貼着固定できる。なお、樹脂貼着装置2に凸面貼着条件を設定して凸側の面を樹脂Rに対面させるようにウェーハWを貼着する場合には、ウェーハWの外周部分に対応して樹脂Rを多めに塗布することで、外周部分の浮き上がりを防ぐことができる。同様に、ウェーハWの反りに対応する凹状のステージ21を用いることで、外周部分の浮き上がりを防ぐことができる。
上述のウェーハ貼着方法でウェーハWをシートSに貼着させた後には、ウェーハWを平坦化するための研削工程が実施される。図6は、研削工程においてウェーハWが研削される様子を示す図である。研削工程では、図6に示すように、シートSに貼着された面とは反対側の面(ここでは表面W1)を研削装置3で研削する。研削装置3は、ポーラスセラミック材による吸着面を有する保持テーブル31を備えている。保持テーブル31の下方には回転機構(不図示)が設けられており、保持テーブル31は回転軸C1の周りに回転される。ウェーハWは、硬化した樹脂R及びシートSを介して保持テーブル31に保持される。
保持テーブル31の上方には、研削ホイール32が上下動可能に設けられている。研削ホイール32は回転機構(不図示)と連結されており、回転軸C2の周りに回転される。研削ホイール32の下部には研削砥石33が配置されている。研削砥石33をウェーハWの表面W1に接触させた状態で保持テーブル31と研削ホイール32とを相対回転させることで、ウェーハWの表面W1は研削される。なお、研削ホイール32は、保持テーブル31より高速に回転される。
保持テーブル31の近傍にはセンサ(不図示)が設けられており、ウェーハWの厚み、反りなどを測定できるようになっている。このセンサでウェーハWの厚み、反りなどを測定しながら研削することで、ウェーハWを精度良く平坦化できる。上述のように、ウェーハWは反りのある状態で適切に貼着固定されているので、研削工程におけるウェーハWの欠けなどの不良を抑制できる。
なお、本発明は上記実施の形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、上記実施の形態では、ウェーハ貼着方法の対象としてシリコンウェーハを用いる例を示しているが、対象となるウェーハはこれに限られない。ガリウム砒素(GaAs)基板、シリコンカーバイド(SiC)基板、窒化ガリウム(GaN)基板などの半導体基板を対象としても良い。
また、上記実施の形態において、形状検出装置と樹脂貼着装置とは分離されているが、これらは一体でも良い。例えば、樹脂貼着装置に形状検出手段となるセンサを設け、全ての工程(ウェーハ反り検出工程、ウェーハ位置付け工程、及びウェーハ貼着工程)を樹脂貼着装置で行うようにしても良い。また、樹脂貼着装置は、ユーザが任意の貼着条件を設定できるように構成されていても良い。
また、上記実施の形態では、形状検出手段として静電容量式のセンサを用いる例を示しているが、レーザーセンサ(レーザー変位計)、接触式のセンサなどを用いても良い。静電容量式のセンサ、レーザーセンサなどの非接触式のセンサを用いる場合には、ウェーハ反り検出工程におけるウェーハの汚染や傷の発生を抑制できる。
また、上記実施の形態では、ウェーハの面形状などを判定するため、形状データの高さを平均化した基準線を用いているが、基準線は他の方法で算出されても良い。例えば、最小自乗、移動平均などの方法で基準線を算出することもできる。また、上記実施の形態では、ウェーハの中央領域の高さと基準線とを比較することで、ウェーハの面形状などを判定しているが、ウェーハの外周領域の高さと基準線とを比較しても良い。
その他、上記実施の形態に係る構成、方法などは、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
本発明のウェーハ貼着方法は、例えば、ウェーハの反りを除去する際に有用である。
1 形状検出装置
2 樹脂貼着装置
3 研削装置
11 ステージ
11a 載置面
12 センサ
21 ステージ
21a 載置面
22 プレスユニット
22a 吸着面
23 光源
31 保持テーブル
32 研削ホイール
33 研削砥石
A1,A2 矢印
B 基準線
C1,C2 回転軸
D 径方向
L 光
R 樹脂(液状樹脂)
S シート
S1,W1 表面
S2,W2 裏面
W ウェーハ

Claims (3)

  1. 樹脂貼着装置内のステージ上に載置されたシートの上面に供給された光硬化性の液状樹脂の上からウェーハを押圧しシートに液状樹脂を介してウェーハを貼着するウェーハ貼着方法であって、
    ウェーハ面形状を測定し凹側の面又は凸側の面を検出するウェーハ反り検出工程と、
    該樹脂貼着装置は、あらかじめウェーハの凹側の面又は凸側の面のどちらか一方の面にシートを貼着するのに適した貼着条件として、シートにウェーハの凹側の面を向かい合わせて貼着するのに適した凹面貼着条件またはシートにウェーハの凸側の面を向かい合わせて貼着するのに適した凸面貼着条件が設定されており、
    該ウェーハ反り検出工程の後に、該ステージ上に載置されたシート上に該液状樹脂を該貼着条件に基づいたウェーハの面形状に応じた該液状樹脂の供給量及び供給位置で供給し、該ウェーハ反り検出工程で検出されたウェーハの面を、該凹面貼着条件が設定されている場合は凹側の面がシート及び該液状樹脂に対面されるように、該凸面貼着条件が設定されている場合は凸側の面がシート及び該液状樹脂に対面されるように該液状樹脂に対面させてウェーハを該液状樹脂の上方に位置づけるウェーハ位置付け工程と、
    該ウェーハ位置付け工程の後に、該ウェーハを該液状樹脂に押圧し該液状樹脂をウェーハ全面に行き渡らせた後に、該押圧を解除するとともに該液状樹脂に光を照射し硬化して該ウェーハの該所定の面を該液状樹脂を介してシートに貼着するウェーハ貼着工程と、
    から構成されるウェーハ貼着方法。
  2. 該凹面貼着条件は、ウェーハの外周領域よりも中央領域において該液状樹脂の供給量が多くなるようにシートの上面に該液状樹脂が供給され、
    該凸面貼着条件は、ウェーハの中央領域よりも外周領域において該液状樹脂の供給量が多くなるようにシートの上面に該液状樹脂が供給される請求項1記載のウェーハ貼着方法。
  3. 該ウェーハ反り検出工程では、ウェーハの反りによる凹側の面を検出し、
    該ウェーハ位置付け工程では、該シートの上に供給された該液状樹脂の上に、該ウェーハ反り検出工程で検出されたウェーハの該凹側の面を該液状樹脂に対面させてウェーハを該液状樹脂の上方に位置づけ、
    該ウェーハ貼着工程では、該ウェーハを該液状樹脂に押圧し該液状樹脂をウェーハ全面に行き渡らせた後に、該押圧を解除するとともに該液状樹脂に光を照射し硬化して該ウェーハの凹側の面を該液状樹脂を介してシートに貼着すること、
    を特徴とする請求項1記載のウェーハ貼着方法。
JP2012251445A 2012-11-15 2012-11-15 ウェーハ貼着方法 Active JP6164822B2 (ja)

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